“情報鎖国”の現代日本
2020.09.19
 
しかし、国体「水瓶宮」、現体制「牡牛宮」の日本は、いまだに“鎖国”が続いているのをご存じでしょうか。

ここでいう“鎖国”というのは、マスコミによる「情報鎖国」のことです。


というか、民族性「魚宮」と戦前の現体制「射手宮」の日本は、広く海外と情報交流をしていました。

明治以降は、現体制「射手宮」だったからです。

当時は、江戸時代以前から欧米による「アジア蚕食」(植民地化)の時代だったので、かならずしも悪いとはいえず、むしろ「日本」を守るためにも必要だったのですが、「神国日本」をもってアジア進出、すなわち「八紘一宇」を進めました。

占星学に詳しいかたなら、簡単にご理解できるはずです。

民族性「魚宮」は、古来よりの「神国日本」を意味します。

さきの戦争が終わるまで、明治以降の現体制「射手宮」は、日本人の「和魂洋才」また「脱亜入欧」や、その後の海外進出すなわち「大東亜共栄圏構想」や「八紘一宇」を象わします。


魚宮が、“宗教”や“信仰”また“形而上世界”を象わし、射手宮が“精神”や“海外”また“拡大”を、それぞれに象意とすることを知っていれば、ほぼ“鎖国状態”だった江戸時代以降、大政奉還が成った明治新政府の西欧に学ぶ「文明開化」にはじまる戦前(終戦)までの日本の“メインストリーム”が見えてくるはずです。

ですが、“終戦”(敗戦)によって、新憲法のもと、日本の現体制は「牡牛宮」に変わりました。

“海外”を志向する射手宮から、“国内”の安全と快適性を求める現体制に変わったのです。

それが、戦後日本の“高度経済成長”につながります。

さらには、1960年の池田内閣による“所得倍増計画”などによって、豊かで快適な暮らしを目指し、家電“三種の神器”をはじめとしたさまざまな電化製品などによって、世界一といえる便利で快適で清潔な国民生活を手に入れてきた、占星学的な理由になっています。


その一方、戦後の現体制「牡牛宮」は、古来よりの国体「水瓶宮」との歪みを少なからず生み続けました。

牡牛宮生まれ(太陽)の「昭和天皇」は、その象徴(シンボル)でした。

もっとも「天皇」自体が、日本の国体「水瓶宮」にかかわりますので、そのジレンマを超克した偉大なご生涯だったのは事実です。


ところが、1989年に人知れず“宝瓶宮時代のビックバン”が起きます。

これによって、約2,160年続いた双魚宮時代が終わり、新たな「宝瓶宮時代」が正式にはじまりました。

詳しくは、「宝瓶宮占星学」サイトをご高覧ください。

ここでのご説明は省略させていただきます。

このことは、国体を「水瓶宮」にもつ日本との共鳴関係によって、その共鳴星「天王星」は日本の国体を象徴する「天皇制」にも共鳴し、新たな「平成」の御世をもたらすことになりました。

同時に、現体制「牡牛宮」が優位だったそれまでの戦後日本に、少なからず変化が生じはじめたのです。

現体制「牡牛宮」はそのまま継続ながら、同時に国体「水瓶宮」が漸次、“復興”するというか勢いを増していきます。

その傾向の一つが、反日の左翼や隣国などからは、俗称“ネトウヨ”などと呼ばれますが、それこそが良識的な日本人の復活で、“民度”の高い“美しい日本”を愛する若者たちをはじめとした国民意識につながっていきます。

これは、大きな歴史の流れなので、いくら左翼がわめいても、そこに時代の流れと共にある「天運」がともなっている以上、とめられません。

逆に、反日の左翼や隣国のほうが、次第に“運勢”を落としていくことが起こります。

ちなみに、2010年以降の約14年間ほどは、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション(運勢変化)の期間中です。

なので、「宝瓶宮時代」のはじまり、すなわち「双魚宮時代」の終わりとともに崩壊したソ連共産主義の流れをくむ中国共産主義が一時的に“勢力”をもつこと(共産主義のリバイバル)が起こります。

それも、もはや「星のディレクション」からみても長くは続きません。


それはそれとして、日本国内にお話を戻します。

日本の現体制が、古来よりの日本の国体「水瓶宮」と少々スタンス(象意)を意にする「牡牛宮」に変わったことで、為政(政治)をはじめとした現体制とのあいだに齟齬が生じはじめました。

その代表が、民族性を「射手宮」とするアメリカの“占領軍”ことGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による“日本人洗脳工作”といわれる「WGIP」(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)です。

その残滓を、大半の「反日マスコミ」は、今も引き継いでいます。

要は、反日勢力の情報は“報道しない権利”などといって隠蔽し、日本を貶めたり、日本が“不利”になる海外情報はピックアップして流すなど、“インフォメーション操作”をして今も日本国民を“洗脳”し続けているのです。

結局、マスコミは、日本国民に正しい情報を伝えていません。

世界が今、反日国家「中共独裁政権」や共産主義国家にしようともくろむ「文独裁志向政権」に対する動きはいっさい報道しないのです。

つまり、過去に“第4権力”といわれた「マスコミ」による“情報鎖国”に日本国民は陥っています。


ご安心あれ。

玉石混交ながらネットには、くず情報に混じって、キラリと光る“玉”のような情報もときおりアップされます。

もはや、偏向した情報を伝え、“異国のプロパガンダ”(政治宣伝)の道具に成り下がった「反日マスコミ」は、平成に続く令和が進むほどに信用されなくなります。

“令和おじさん”こと菅新内閣の閣僚人事を正しく見抜けないマスコミなどを信じると、ご判断を誤まるためです。

たとえば、「蓋を開けてみれば菅内閣は高齢議員が多く、しかも女性閣僚も少なかった。また、留任・再任の閣僚ばかりで新鮮味に欠け、サプライズともいえる大胆な抜擢はなかった。」などはその一例です。

ワイドショーの“市民コメンテイター”ばりの、政治に詳しくないド・シロウト・ライターとしかいいようがない記事です。

当ブログの「新総理「菅義偉」を読む」にも書きましたが、新鮮味に欠けるどころか“玄人好み”の菅義偉氏そのものの“質実剛健内閣”です。

菅新首相ご自身が、官房長官時代に官僚をコントロールし熟知していることから、各省庁のTOPに立つ大臣の取りまとめる内閣総理大臣、菅義偉氏が組閣した内閣に甘さは隙はほぼないといえます。

官僚に苦しめられている経済界などは、雑誌「プレジデント」などをみてもわかるのですが、今のところ菅新総理を持ち上げにもちあげ、官僚へのコントロール(行革)を期待していることがわかります。

わかる人にはわかるのです。


いずれにしても、もはや「マスコミ」とは名ばかりで、インタラクティブ(双方向)でもあり“超コミ”のネットの時代、マスコミによる“情報鎖国”に甘んじると生き方を誤まります。

上述の組閣記事などもそうですが、今、アメリカをはじめとした世界が習近平の中共に対して、どのように包囲網を着々と敷いて動いているのか、いっさい報道しません。

このまま中国(中共支配)と関係をもったり中国製品を使い続けていると、今の流れからいえば、ある日、突然使えなくなって支障をきたすのは、政財界も国民も同じです。

そういった重大な動きを、マスコミは“国民の知る権利”などといって取材するのですが、その知る権利を情報操作によって奪い、いかにも“国民の代表”ぶっている記者やライター、マスコミは、自分たちの危うい現状にさえ気づかず、自ら“鎖国状態”に陥っているかのようです。










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