「仲秋の火星」が見れる
2020.10.07
計算上では、昨日10月6日に地球に最接近した「火星」です。

ですが、見ごろは太陽と火星が衝(オポジション=180度)をとるこれからになります。

牡羊宮23度を逆行中の「火星」と、本日7日に天秤宮13度に至った「太陽」は、宝瓶宮占星学がとる許容度数(オーブ)10度では、いよいよ今日からが衝(180度)に入ります。

いわば、火星の“満月”です。


最接近の昨今うえ満月状態なので、夜中の12時ごろだと天頂付近にひときわ輝く“赤い星”が、太陽の光を反射してよく見えるようになります。

ちなみに、ジャストの衝(180度)は、10月14日~15日頃です。

火星は自らの共鳴サイン(宮)の牡羊宮22~21度で、太陽は天秤宮21~22度をトランシット(運行)中です。

といっても、月とは異なり動きは遅いので、10月中旬前後で天候が良い日であればおすすめです。


今月1日は「仲秋の名月」だったように、空気も澄んできれいな日が多い秋の昨今なので、「仲秋の火星」を愛でるのもよいかもしれません。


もっとも、占星学からいえば、そうノンビリもしていられないかもしれません。

天秤宮の「太陽」と牡羊宮の「火星」の衝(180度)に対して、山羊宮の「木星&冥王星&土星」のそうそうたる星が軸となって「T矩」(Tスクエア=90・90・180)をとる昨今ともなるからです。

なかなかの“TOP争い”や“対立”が、日本のみならず世界でも繰り広げられる星の配置です。

とくに、17日の「新月」の前後1週間~10日は、個人的にもご注意しましょう。

これにかかわるホロスコープ(出生天球図)をもたれている場合は、上述のT矩(90・90・180)に「月」が加わるからです。

「太陽&月」の合(0度)と「火星」との衝(180度)に、上述の「木星&冥王星&土星」を軸に影響力のあるT矩(90・90・180)T矩(90・90・180)が形成されます。

なので、“事件”や“事故”にも注意が必要な10月中旬です。

田舎道では動物たちが道に飛び出すなど、交通事故を起こしやすくなります。


といったこともあって、比較的、気分にゆとりをもって「仲秋の火星」とシャレ込めるのは、人によっては今だけかもしれません。














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