「米大統領選挙2020」を読む
2020.10.20
 
訂正10/22:
バイデン候補は「1942年11月20日」(蠍宮)生まれでした。
「天秤宮生まれ」(太陽)は、副大統領候補のカマラ・ハリス(1964年10月20日生)なので、20日にアップした当初の記事に[追記]するかたちで一部修正を加えています。




投票まであと2週間と迫った「アメリカ大統領選挙2020」。

郵便投票など課題はありますが、結果はどうなるのでしょうか?

ヘタをすると、アメリカのみならず人類の未来をも左右する重大な選挙でもあることから、「ホロスコープ」から選挙結果をリーディングしてみました。

まずは、そのホロスコープを掲載します。




上掲の「ホロスコープ」の作成データは、アメリカ東部時間(EST)で2020年11月3日、午後8時(20時)、「ホワイトハウス」があるコロンビア特別区こと「ワシントンD.C.」を占星地に作成したものです。

アメリカは広く、いちばん早く投票が締め切られる「東部」にはじまり、最も遅い「ハワイ」までの時間差は、5~6時間もの差があり、それぞれの州によって締切時間が異なります。

本来は、各州の締切時間ごとに「ホロスコープ」を作成してリーディングを行なうほうがいいのですが、それは手間隙もかかり面倒に過ぎます。

なので、アバウトながらここでは「ホワイトハウス」のある「ワシントンD.C.」の締切時間に代表させて、上掲の「ホロスコープ」を作成し、大統領選のリーディング結果をお伝えすることにいたします。


1、トランプ圧勝の可能性

ちまたの支持率をみると、ずっとトランプが劣勢で、民主党のジョー・バイデン候補がときに10ポイント近い大差で優勢なことが報道されつづけています。

ですが、上掲の「ホラリー・ホロスコープ」を読むかぎり、どの星を「トランプ」(双子宮、共和党)にあて、どの星を「バイデン」(蠍宮、民主党、[追記] 当初「天秤宮」としていましたが「蠍宮」に訂正します)にあてはめるのかで異なりますが、結果は明らかでした。

トランプの勝利です。

あくまでも「ワシントンD.C.」のみでのリーディングなのですが、「ホワイトハウス」がある以上、やはり全米を代表する“運勢”(星のディレクション)を少なからず象わしていると考えています。

そうすると、次のような解釈が成り立ちます。

投票者である「アメリカ国民」の“意志”が結果を象わします。

なので、宝瓶宮占星学の「新ホラリー占星学」からみますと、当該ホロスコープでは、蟹宮2度の「ASC」(Ascendant アセンダント=上昇点)がそれを象わします。

その場合、「ASC」(アメリカ国民)の“意志”が、トランプとバイデンのどちらを支持する(投票する)ことを象わしているのかということです。

ASC(上昇点)は、この場合、“国家の中心”「大統領」を象わす蠍宮12度「太陽」と“スムーズに関係”し支持することを象わす「下三分」(ロウアー・トライン=120度)をとっています。

宝瓶宮占星学では、太陽と月のみ許容度数(オーブ)10度を採用していますので、ギリギリながらそうなります。

[追記] このこと自体は変わりませんが、バイデン候補が「蠍宮生まれ」(太陽)である以上、蠍宮の太陽は“バイデン候補”も同時に象わすことになります。


また、当該「ホロスコープ」では、“選ばれる大統領”を象わす「DES」(Descendant ディセンダント=下降点)は、山羊宮2度になっています。

山羊宮は、“現状維持”を象わしますので、さらに「トランプ再選」の可能性を示しています。

念のために、山羊宮の共鳴星「土星」をみますと、やはり“権力側”を象わす「冥王星」と合(コンジャンクション=0度)で、トランプの「ホロスコープ」(出生天球図)でASC(上昇点)となっている射手宮の共鳴星「木星」をも交えて、三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)を形成しています。

これらの意味は、アメリカの現体制「蟹宮」でもあるアメリカ国民を象わすASC(上昇点)は、「現職」で「権力者」でもあるトランプ大統領を選ぶというリーディングが成り立ちます。

[追記] 同時に、バイデン候補をも象わす「蠍宮」が共鳴星とする「冥王星」が、“定着”などを象わす「土星」と合(コンジャンクション=0度)であることの意味は、バイデンは“候補者”のままを意味します。

つまり、大統領にはなれないことを示唆することになります。



それだけではありません。

アメリカの“中心者”たる「トランプ大統領」を象わす「太陽」は、大統領選挙の“現場”を象わすことになる魚宮10度の「MC」(Medium Coeli メディウム・コエリ=天頂:南中点)に上三分(120度)をとって、これまた現職のトランプ大統領がアメリカの“TOP”に立つことが象わされています。

では、バイデンはどうなのでしょうか。


2、バイデンが当選する可能性

では、対立候補のバイデンが当選する可能性は、上掲の「ホロスコープ」では、どれくらいあるのでしょうか。

バイデンをどの星に当てはめるのかが重要ですが、当該「ホロスコープ」では、「太陽」に衝(オポジション=180度)の「天王星」、また天秤宮生まれ(太陽)のバイデンでもあることから、天秤宮に位置する共鳴星「金星」に当てはめることが可能だと考えられます。

[追記] そう書きましたが、バイデン候補は「蠍宮生まれ」(太陽)なので、このYOD(ヨッド=60・150・150)の頂点の「金星」は、バイデンそのものではなく、むしろ異性や金銭がらみの“否応ないスキャンダル”を象わすことになります。

一方で、蠍宮の「太陽」を大統領という“権力”を狙う」バイデンとし、トランプを“改革”を進めるトランプに当てはめた場合、ご説明は長くなるので結論のみを書きますと、否応ない“ハプニング”による勝利を意味することになります。

その一つの理由が次です。



その場合、「天王星」は、“選ばれる大統領”を象わす「DES」(下降点)に“スムーズに関係”する下三分(120度)をとっていますので、“当選”する可能性はなくはありません。

さらに、「天王星」と、現場アメリカを象わす「MC(南中点)」を底辺に、バイデンを象わすもう一方の星、天秤宮の「金星」を頂点に“運命的”な「YOD」(ヨッド=60・150・150)を形成するという特殊なアスペクト・パターンがみられます。

このYOD(60・150・150)は意味深で、“否応なく”バイデンが「当選」する可能性が出てくることを示唆しています。

ただし、YOD(60・150・150)に絡む「天王星」また頂点の「金星」なので尋常ではない出来事を示しており、ある意味、意図的に“操作”された当選のケースを示します。

[追記]< バイデンが「蠍宮」であることで、この「金星」はバイデンにあてはめることが不可能になり「“否応なく”バイデンが「当選」する可能性」という当初の記述は誤まりになりました。

むしろ、上述の追記のように「否応ないスキャンダル」によるトランプの勝利を象わすことが読みとれます。



そのような“不正操作”で当選する可能性はあるとして、アメリカ国民が実際にバイデンに投票するのかというと、可能性は低くなります。

なぜなら、アメリカ国民を象わす「ASC」(上昇点)は、バイデンを象わす可能性が高いYOD(60・150・150)の頂点の星「金星」と、立場を異にする矩(スクエア=90度)をとっているためです。

そのため、“好んで”バイデンに投票する人は少ないことが起こります。

これは、正規の投票では「金星」に相当するバイデンは選ばれず、これまで“サイレント・マジョリティー”だった生粋のアメリカ国民は、「太陽」によって象わされるトランプ大統領を、今回は声を上げて選ぶことになることを意味しているからです。

[追記] 複雑で申し訳ありません。

「金星」はバイデンではありませんので、これは否応ない金銭の“スキャンダル”(ハプニング)などに対して、国民が“NO”を突きつけることを象わすことになります。




3、差し引き「5対1」でトランプ優勢

ほかにも、リーディングできる星があります。

それは、“大衆”などを象わす「月」がそうですが、11月3日の投票日は、双子宮に位置しています。

トランプ大統領は、「双子宮生まれ」(太陽)なので、この日、“大衆”はマスコミ報道とは異なり、トランプ人気を示しており、投票日の3日はとくに“トランプ支持”の流れが読みとれます。

そんなこんなから、まとめますとトランプ大統領が勝利する可能性は次の5点です。


1、ASC(上昇点)に「太陽」が下三分(120度)であること。

2、“社会のTOP”を象わすMC(南中点)に「太陽」が上三分(120度)をとっていること。

3、“現状維持”(再選)を象わす「山羊宮」がDES(下降点)になっていること。

4、同じく“権力”が動かないことを象わす「土星&冥王星&木星」の三重合(0度)であること。

5、双子宮の「月」が“トランプ人気”を象わしていること。


これに対して、対立候補のバイデンが勝利する可能性は次の2点です。

6、DES(下降点)に太陽と衝(180度)の「天王星」が下三分(120度)。

7、「金星」を頂点としたYOD(60・150・150)。

ただし、このYOD(60・150・150)は、不正操作による“ハプニング”による勝利を示すと同時に、“逆転負け”の可能性をも示唆しています。

なぜなら、次のようなアスペクトもあるからです。

8、アメリカ国民を象わす「ASC」(上昇点)とバイデン候補を象わす「金星」が、立場か異なる矩(スクエア=90度)をとっている。

こては、“敗北”(不支持)を意味し、マイナス1ポイントです。

[追記] 8、の一文は、削除してもいいのですがマイナス1ポイントはかわりません。

なぜなら、「金星」はバイデン候補を象わしませんが、「天王星」を底辺の星とし「金星」を頂点とするYOD(60・150・150)は、否応ない“ハプニング”や“スキャンダル”を象わすためです。



以上のことから、ホロスコープが示す「勝敗」は明らかです。

単純に差し引きしますと、バイデンの“運命的な勝利”(不正操作)の可能性はあるものの、「5ポイント対1ポイント(2-1)」で、現職のトランプ大統領の再選を示す「ホロスコープ」になっています。

詳細なリーディングは、ほかの州の締切時間の「ホロスコープ」も併せて検討し、それらがどう示しているのかにもよりますが、よほどのホロスコープになっていないかぎり、「トランプ勝利」はひるがえらないといえる上掲のワシントンD.C.の「ホラリー・ホロスコープ」になっています。



4、ご参考:実際の現状

以下、実際の現状からも考察をお届けしてみます。


【参考1:支持率と投票行動】

日本で報道される大統領選の支持率は、バイデン優勢です。

しかし、実際に投票するという支持率とはかぎりません。

今回の選挙は、トランプ対バイデンというよりも、「トランプかトランプ以外か」という選挙といえますので、実際に投票に行くのは、熱狂的なトランプ支持者のほうが高いとみています。

上掲のホロスコープからも、YODの頂点の「金星」は、“支持”は表明するものの日和(ひよ)って投票行動までには至りにくい(迷う)ことを象わす可能性が高いためです。


【参考2:選挙の勢い】

戦争もそうですが、選挙は“クール”さ以上に、“勢い”があるものが勝ちます。

その点、“武漢ウイルス”(中共ウイルス)から復活したトランプのその後の“勢い”は、はるかに熱量が異なります。

日本人の目から表層のみをみれば、トランプはバイデンなど相手の“批判”ばかりしているようにお人好しにもとらえる向きがありますが、それは親中的な“反トランプ側”のやり口がヒドすぎるためです。

日本のマスコミは、親中的な“反トランプ側”のヒドいやり口や不正はほとんど報道しませんので、それを“口撃”するトランプが、さも“悪人”かのように印象操作をしていることに気づきにくいのです。

実際のトランプは、アメリカ国民が好む“強いアメリカ”を象徴しており、トランプや共和党自身、歴史的に絶対に負けられない戦いをしていることから、“ヒーロー”好きの生粋のアメリカ国民の共感をえやすくなっています。


【参考3:副大統領候補】

一方、バイデン陣営は、ウイルス感染を気にして“勢い”がありません。

それどころか、バイデン陣営は、バイデンが当選しても副大統領候補のカマラ・ハリスをじきに大統領に昇格させる考えなので、今一つ迫力に欠けるのが命取りになっています。


【参考4:スキャンダル】

さらには、バイデンの息子ハンター・バイデンともどもウクライナや中国企業に絡んだ“収賄”の証拠となるメールがでてきています。

このことがアメリカ国民に次第に浸透すれば、確定的にバイデンが不利なので、投票締切とどちらが先なのか残す2週間は時間勝負になっています。


結局、トランプが“不利”というマスコミ報道は、悪いことではありませんが正確さに欠けます。

これによって逆にバイデン側が油断し、トランプ側が団結するために「結果」はわかりません。

実際、投票に行くかどうかまではわかならい「支持率」をつくり上げて、中国寄りのマスコミが“勝ち馬”に乗らせようとあおっているだけにしか見えません。

選挙は「ゲタ」を履くまでわかないといいますが、「ホロスコープ」は“トランプ勝利”であることから、支持率だけで安易に「結果」を決めつけられない状況です。

マスコミに惑わされずに実態を見たとき、トランプの“勢い”がはるかに勝っていることからも「天運」が働くトランプの勝利の可能性が、最終的には高いといえます。












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