「木星&土星」の水瓶宮入宮
2020.11.26
 
「アメリカ大統領戦」にからめて、近々の「星のディレクション」をご紹介いたします。

一般に“グレート・コンジャンクション”(大合=0度)と呼ばれる約20年に1度の「木星」と「土星」の合(コンジャンクション=0度)が続いています。

許容度数(オーブ)6度の場合、先月2020年10月15日から、来月12月20日~24日頃をピークとして、来年2021年2月18日まで、4か月間ほど続きます。


ちなみに、“グレート・コンジャンクション”(大合)というのは、「太陽」~「土星」まで7つの星をもちいていた「古典占星学」での用語です。

現在は7つにとどまらず、近年に発見された「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の「天王星」「海王星」「冥王星」を加えて、十大惑星(メイン・プラネット)として西洋占星術はもちいています。

なので、厳密にいうところの「グレート・コンジャンクション」は、もはや「木星&土星」ではなく、「土星外惑星」による次の3つになります。

1、
“共産主義”華やかりしころの1960年代に起きた「冥王星&天王星」の合(0度)です。

この年代に生まれた方々が社会で就職する時期になると、それまでの考えや行動パターンとは異なることから“新人類”と呼ばれました。

2、
もう一つは、人知れず起きた“宝瓶宮時代のビッグバン”の1989年の12月に“東西冷戦”が終結した翌月1990年1月からはじまった「海王星&天王星」の合(0度)です。

翌1991年12月の“ソ連崩壊”をふくめ、天王星が「水瓶宮」に入宮した直後の1996年までの7年間がそうでした。

3、
最後は「冥王星&海王星」の合(0度)で、これがメインです。

ただし、1930年の「冥王星」の発見後にこの合(0度)はまだ起きていません。
起きるのは、350年以上先のお話で、約500年に1度の割合で起こります。

この3つが新しい「グレート・コンジャンクション」になります。


それはともかく、今般の「木星&土星」の合(0度)の特徴は、「水瓶宮」入宮に関連して起きることです。

土星は、今年2020年12月17日に「水瓶宮」に入宮します。

木星は、翌々日19日に「水瓶宮」に入宮します。

ここから、水瓶宮0度におけるジャストの合(0度)のピークが約5日間ほど続きます。




「水瓶宮」は、「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の共鳴サイン(宮)です。

1989年の“宝瓶宮時代のビッグバン”によって正式にはじまり、以後、約2,160年間(計算値)、次の磨羯宮時代(まかつきゅう じだい)が正式にはじまるまで続きます。

これは宇宙的な時代区分「グレート・マンス」(プラトン月)の一つで、宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとします。

さらに、「日本」と「アメリカ」の“国体”を象わすサイン(宮)でもあり、両国ともに“国体”は「水瓶宮」です。

そのため、「木星&土星」の合(0度)が“水瓶宮入宮”によって起こるディレクションは、日米にとって次のようになります。

「土星」をメインにみれば、“今、世界はどういう状況なのか”、“誤魔化すことのできない社会の現実”を認識しはじめ、漸次、目覚めていくことが、その後の約3年間で起こり、時代認識を深めていくことになります。

一方、「木星」をメインにみた場合、日本より「アメリカ国民」のほうに強く働きます。

なぜなら、アメリカの“民族性”は「射手宮」だからです。

その射手宮の共鳴星「木星」が、“国体”を象わす「水瓶宮」に正式に入宮することは、今回は「土星」の合(0度)をともなうために、現実的に“アメリカの原点”に立ち返ることを象わします。

どういうことかというと、ちょうど400年前、1620年にピルグリム・ファーザーズがメイフラワー号に乗って、“信教の自由”をもとめて新大陸「アメリカ」にわたったときのようにです。

これらは、「プロテスタンティズム」(WASP)による「アメリカ建国の精神」、すなわち“自由の国アメリカ”を木星の水瓶宮トランシットによって、とりもどす働きをもたらす「星のディレクション」になっていきます。


少し補足しておきます。

本来、「宝瓶宮時代」は、過去の双魚宮時代の“宗教”とは関係がありません。

宗教を凌駕して自由に“共鳴”していく、個性と友愛精神(和、絆、民度)の時代だからです。

ですが、現在は「海王星」が魚宮をトランシットしていることによって、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが起きています。

これは、2012年にはじまり、あと3年間ほど続きます。

そのため、双魚宮時代の歴史バラダイム「対立二元論」が再び繰り返されるディレクションともなっています。

いわゆる、最後の“善悪闘争”が行なわれていく時期なのです。

リバイバルした「対立二元論」(善悪闘争)は、国際的には“東西冷戦のリバイバル”として、ソ連に代わり海王星の魚宮入宮とともに台頭した「中共」(中国共産党一党独裁)と、自由民主主義陣営の対立です。

なぜなら、中共は“世界覇権”すなわち「世界共産主義化」の野望をもって、アメリカを潰し、日本や欧州を利用しようとしているからです。

その中共と組んだ「民主党」幹部や「アメリカ資本」また「政府機関」と、トランプ大統領や「共和党」またアメリカの「建国精神」(法のもとに公正な自由)によって民主主義を守ろうと人々とのあいだに、国家の命運のみならず世界の未来をかけた“戦い”が起きているわけです。

それが今回の「アメリカ大統領選挙」です。

まだ法的(正式)に大統領は決まっていません。


この戦いは、“神”によって建国された(と信じられている)アメリカにおいて、いわば「エリート独裁主義」vs「国民主権の自由民主主義」(ポピュリズム)との“戦い”でもあります。

ちなみに、トランシットの「木星」と「土星」が、いつから水瓶宮の「影響圏」を運行しはじめたのかを書いておきます。

トランシットの「土星」の水瓶宮の影響は、今年2020年2月頃から出はじめています。

知る人ぞ知る、今般の“不正選挙”の動きに気づき、その全貌をつかむべく密かに“クラーケン”が動き出していたことを象わします。

トランシットの「木星」の水瓶宮の影響は、昨日11月25日から出はじることになります。


25日は、“クラーケンを解き放つ”と語ったシドニー・パウエル弁護士(牡牛宮、65歳)が、民主党や共和党RINO(名ばかりの共和党員)をとわず、今回の不正投票集計を暴き出すために、最初にジョージア州を“爆破”すべく提訴した日にあたります。

そのため、“自由の国アメリカ”をとりもどす「星のディレクション」が、いよいよ動きだしたことを意味します。















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