大詰めトランプの崇高戦略
2021.01.15
 
大詰めをむかえた「アメリカ大統領戦」の“覚書”です。


いちおう「大詰めトランプの崇高戦略」と題しました。

トランプ大統領の“願い”といってかまいません。


以前、選挙不正によって、“敗北”に追い詰められたトランプ大統領に対して、リンウッド弁護士やフリン元将軍またパウエル弁護士などが「戒厳令を出すべき」といった進言をしたことがありました。

しかし、当ブログでは、「トランプは戒厳令を出さない」と書きました。

理由は、2つあります。


1、トランプは、アメリカが“分断”したり、“争う”ことを望まない。

2、国民も軍隊もアンティファやBLMも、トランプは人が“犠牲”になることを望まない。


トランプは、平和が“好き”なのです。

たぶん、『聖書』に書かれたイエスの「汝の敵を愛せよ」といった言葉を実践しようとしているのかもしれません。

ワシントンの沼に潜む“ワニ”たち「敵側」にさえ、何度もメッセージを発して、“国家反逆罪”に問われないように、忍耐強く時間をかけて、“改心”の機会を与え、うながしてきたことからもそういえます。

そのように時間をかけることは、隠れた“ワニ”たちをあぶりだすことにもなるので、ギリギリまで追い込まれることも必要です。


結局は、次のようにいえるでしょう。

次期大統領にトランプがなっても、アメリカが“分裂”したのでは意味がない。

それは、愛国者の“民兵”(militia:ミリシア)や、左翼過激派の“アンティファ”や“BLM”などの人々が、“暴動”によって、死ぬようなことを避けたいトランプ大統領の“願い”だからです。

かといって、今のまま“バイデン政権”が誕生すれば、結果的にさらなる犠牲者が出ることになりますので、それも避けなければなりません。

結局、トランプは必然的に、“二律背反”的な戦略をとらざるをえないことになります。

大詰めの昨今、それはますます顕著になりそうです。


ということで、このまま“バイデン政権”が1月20日に“誕生”するということにしたほうが、「戦略的」には“ベター”だといえます。

なぜなら、脅迫や殺人など手段を問わない左翼過激派グループが“暴動”を起こすことを、ひとまず避けられるからです。

一方で、トランプ大統領は、愛国者の民兵組織や一般国民に対して、先日のアラモ砦での演説もそうですが、「暴力を避ける」ように何度もメッセージしています。

いずれにも抑制をかけているわけです。


さらに、次の戦略もとりはじめました。

トランプ側と考えられているアメリカ軍統合参謀本部(訂正:米国防総省ではない)が、“バイデン政権”を認定する声明を発表することによって、“暴動”も抑え込もうとしています。

同時に、ワシントンDCを警護による閉鎖(ロックダウン)の“正当性”がたちます。

それは、相手側すなわち“ワニ”側を“安心”させると同時に、もしかしたら“ハリス副大統領候補”の上院議員辞任を引き出す狙いがあるかもしれません。


いずれにしても、平和裏に“スムーズ”に政権移行されることがトランプ側の“願い”だからです。

その後、ギリギリの時間での「宣誓」でいいのです。

そのときまで“暴動”が起きないように抑制し、また「宣誓」後の“暴動”を避けるためにも、この間、手を打ちます。


昨今もそうですが、とくに17日~18日前後にかけては、表面化しなくても、順次、手を打っている“現状”があるといえる星回りがあるからです。

そういった「大詰め」の段階にある昨今です。


結論的にいえば、“スネ”にキズがあるバイデン候補は、どう転んでも大統領にはなれません。

その「証拠」は、しっかりとつかんでいます。

なのでトランプ大統領もトランプ陣営も“余裕”がみてとれます。

心配は不要でしょう。

“お茶”でも飲んで、前向きに日々やるべきことをやっていれば、その“時”は訪れるのではないでしょうか。













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