宝瓶宮時代の「三数思考」
2021.02.25
 
これからの時代の思考法についてです。

新しい宝瓶宮時代は、過去とは思考形式を変えなければなりません。

時代のシステムが、具体的に異なっていくためです。


占星学から申し上げますと、“対立二元論”を歴史パラダイムとした「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)から、“共鳴関係論”による「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)へとすでに宇宙波動は変わっています。

それが実体的になっていく時代(社会)へと突入したためです。

今年2021年1月下旬から「精神意識の変革(覚醒)」のディレクションの影響圏に入ったので、今後はだれでも徐々にその“精神意識”(心理、霊性)ここでいう「思考形式」を変えていく必要が生じるためです。

ご興味があったり、ご納得されるかたのみ、以下ご高覧ください。


“対立二元論”というのは、これまで約2,160年間(計算値)の「双魚宮時代」を規定してきた歴史パラダイムです。

要は、“心と体”や“魂と肉体”、“来世と現世”また“天国と地獄”といった「二元論」によって世界やものごとは分類され、“宗教と科学”によって判断され、社会は動いてきました。

たとえば、約2,000年前にはじまり、その後の人類歴史に大きな影響を与えた「キリスト教」などの宗教もそうです。

ものごとを“神とサタン”や“善と悪”また“信仰と不信仰”など「二元対立」によって価値判断をしてきたのです。

さらに申し上げますと、政治体制では、たとえば“神”によって選ばれたとする「専制君主」などによって、“支配/被支配”の身分制度をはじめとした上下関係で運営することが常識だった時代です。

これは、ピラミッド型組織の典型である「カトリック」(旧教)などもそうです。

これらは、「宝瓶宮時代」の影響圏に入る1630年前後(ガリレオなどの時代)まではそうでした。


しかし、これ以降、「双魚宮時代」にありつつも徐々に「宝瓶宮時代」の影響が浸透してきます。

宗教世界では、「カトリック」(旧教)に対して、「プロテスタント」(新教)が生じます。

ピラミッド型支配体制や押し付けられた教義からのがれて、直接、“神”や“イエス”につながろうとする“信教の自由”を掲げます。

それによって、イギリスからのがれて建国されたのが、当初、「ピューリタン」(清教徒:プロテスタント)によって建国理念を掲げた「アメリカ」です。


一方、政治的には、「専制王権」による圧制や不平等から、個人の権利や自由を求めた「市民革命」が、イギリスやフランスで生じます。

これらはやがて紆余曲折を経つつも、今日の「自由民主主義体制」を形成していきます。


それはそうなのですが、人々の思考型式は、いぜん“善か悪か”や、“○か×か”、また“吉か凶か”といった「対立二元論」のままなのです。

なぜなら、学校教育やマスコミなどの社会が古い体制のまま続いているからです。

もっとも、その要因は、“資本家 vs 労働者”といった「階級闘争」を“必然”の道理としてあおる「共産主義思想」(マルキシズム)が、人知れず大衆に“不満”を抱かせ、“社会不安”をあおり、あわよくば“共産主義革命”をいまだに志向しているからです。

すくなくとも、一部「野党」の議席を必死で維持しようとしています。


そのほかにも、「儒教思想」によって、いつまでも“身分”にこだわり、たとえば半島の隣国が盛んなのですが、“ランク付け”や“順位付け”をして「マウント」をとろうとする古い文化もその一つです。

とくに隣国の影響が大きい、いまや落ち目の某アイドル・グループや、テレビ局など一部マスコミに巣食うそれらの人々によって、その影響や傾向は、案外と今なお色濃くみられます。


しかし、人知れず起きた1989年の“宝瓶宮時代のビッグバン”によって、宇宙波動は“共鳴関係論”の歴史パラダイムに変わりました。

その宇宙波動は、“十月十日”(とつきとおか)の期間を経て、いよいよ出産のための“陣痛”の時期に入ったのが、今年2021年1月下旬からです。

そのため、今後は2~3年の“誕生”にむけて、実際の「共鳴関係論」に進んでいきます。

そうなるほど、私たちの思考形式も遅くないうちに、“対立二元論”から「共鳴関係論」へと変わっていかなければなりません。

でないと、いつまでも“善か悪か”や、“○か×か”や、“吉か凶か”といった単純な“二元対立”でご判断していると、新しい時代の「事実」や世界の「真実」を見抜けなくなります。

そればかりか、“出産”が近づくにつれて時代の流れにとり残され“バカ”になるならまだしも、時代の「運勢」を失っていくことが起こりかねません。

急には変われないまでも、既存の“学校教育”や“マスコミ報道”また“バラエティー番組”などの善悪やランク付け発想は“サブ”にしていくことをおすすめいたします。


ということで、本題です。

まずは、“対立二元論”の発想や思考からの脱却についてです。

ここでは「共鳴関係論」の考え方の入口となる「三数思考」(クオリアル・シンキング)を入門編としてご紹介いたします。

詳細は、今後の時代をみすえて、すでに2012年からお届けしています「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)により、「基本三数」(数理法則)による宇宙この世界の創成プロセスと存在様相また共鳴関係をご紹介しています。

まずは、次のようにとらえることからはじめられるとよいでしょう。

「クオリアル・シンキング」(Quareal Thinking)の入門となる「三数思考」の概容です。


たとえば、ここに1つの選択肢があるとします。

それを、“A”か“B”か、また“採用”か“不採用”かといった二者択一で単純にご判断するのが「対立二元論」の思考法です。

もはや過去のものとなった観念的な思考型式です。

今後の「共鳴関係論」では、まず次のようにとらえます。

入門なので単純に書きます。

まず、“A”か“B”かではなく「三数思考」3(4)数によって、第三の“C”の選択肢が必ず「ある」ととらえます。

“採用”か“不採用”かではなく、たとえば“留保”や“試用”またそれ以外に“採用も不採用もしない”といった選択肢が「ある」ことを念頭におきます。

白か黒かではなく、“あいまい”な幅広いグレーゾーンといった選択肢があります。

また、モノクロ以外の多様な“色彩”や“模様”が「ある」といった発想をします。


前者の「対立二元論」は、“0”か“1”か「ON/OFF」で計算していくこれまでのコンピューターと同じです。

後者の「共鳴関係論」は、“あいまい”な部分を残して計算していく今後の量子コンピューターに似ています。

さらには、「宝瓶宮時代」が進んでいくと、量子を超えた“波動コンピューター”が出現すると考えています。

宇宙この世界や人類をつらぬく“共鳴波動”によって、瞬時に“答え”ならぬ“道”が導かれるようになっていく可能性があります。


いずれにしても、まずは既存の「対立二元論」の思考や考えから脱却されることです。

それが必要で、ほかの思考形式でもかまいません。

ここでは「基本三数」によって、“第3の道”やいずれでもない“第4の選択肢”を考慮していくことを手はじめにおすすめいたします。

このような「三数思考」(クオリアル・シングング)に慣れていくと、“悩み”も少なくなり“可能性”が大きく広がります。

さらには“自由”な発想ができるようになり、新しい時代のとらえ方が漸次、見えてくるでしょう。

答えは1つではなく、波動共鳴によって“無限”に生じていきます。

そこに至るまでに、まずは“二者択一”の発想ではなく、複数のお答え、すなわち第3の選択肢があり、第4の道もあることが考えてみましょう。

さらには、課題や問題そのものにとらわれず、そこから離れた“解決法”さえも広がる時代になっていきます。












※後日、入力ミスをはじめ、言い回しや表現を見直します。

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