“宿痾”と友愛精神の絆
2021.10.09
 
さてさて、不思議といえば不思議ですが、当たり前といえば当たり前のお話です。


眞子様をはじめ、芸能人の結婚また離婚がマスコミ沙汰になっています。

芸能人といえば一般に“美男美女”が多く、また周囲からもチヤホヤされることもあって、人間であればどうしても“わがまま”や“自己本意”になりがちではないでしょうか。

そんな芸能人が結婚すると、夫また妻が自分の思いどおりにならず、また思い描いたようにはいかないため、やがて「離婚」に至ることが多いのです。

なのですが、離婚したカップルから次のような声が聞かれることがあります。


「結婚しているときよりも、お互いがオープンになれている感じ」

「離婚して何かがいきなり変わった」

「もっとこうやって楽に考えればよかったねみたいな」


といったように、離婚することによって、かえってフランクにお互いに接することができるようになったというケースです。

上述は、DVなどを告白し、芸能人の夫と離婚した元AKB48で“不動のセンター”といわれた前田敦子(30)の告白です。

離婚したほかの芸能人も似たようなことを語っていました。

離婚してわだかまりがなくなり、ふつうに接することができるようになったと。


たぶん、話題の眞子様も同様だと思います。

今は、“反対されるほど恋は燃え上がる”といった状態です。

きっと過度な期待を相手に抱いていることでしょう。

ですが、もしご結婚されればその反動もあって、“破局”また“離婚”の二文字がソーラーチャートからリーディングできます。

結局、結婚また夫婦という関係は、過去の“宿痾”(しゅくあ)もあって、どうしても「夫は自分のもの」「妻は自分のもの」といった“所有観念”や“支配/被支配”の想いが無意識に起きやすいのです。

結果、時代がら、自分の思いどおりにならない夫また妻に不平不満を抱くことになります。

いさかいや挙句はDVへ昂じると、我慢の限界をこえて「離婚」に至りやすくなります。


そんな夫婦も、離婚してしまうと、もとの“他人”に戻ります。

そうなると、縛る必要がなくなるため、つまり“自分のもの”といった所有観念がなくなり、ふつうに一人の(好みだった)異性として接することができるようになるようです。

それが、上述の前田敦子をはじめ離婚した人がいう「離婚して何かがいきなり変わった」という心理状態でしょう。


当方のお客様で、「夫婦カウンセリング」を営むかたも言っていました。

職業上、知りえた秘密にあたりますので、詳細は書けませんが、夫婦といえども“あかの他人”とは申しませんが、ふつうに一般の(好ましい)異性として接したほうがよいようです。

要は、古い双魚宮時代の「対立二元論」によって、“好き/嫌い”の感情や“支配/被支配”といった古くからの“宿痾”(しゅくあ)で接する時代ではないのです。

宝瓶宮時代の新たな「共鳴関係論」によって、お互いに自由な意志を持った一人(個性体)として、夫婦や結婚関係を営むほうが、時代の流れにそって、天運(運勢)がともないやすくなるためです。

眞子様も束縛しない「友愛精神」(和、絆、民度)でもって、接することが必要ではないでしょうか。

絶対とはいいませんが、宝瓶宮占星学からはそういえます。








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