高祖神社ご参拝
2021.12.22
 
「高祖」と書いて“たかす”と読みます。

かつての伊都国こと、現在の福岡県糸島市にある「高祖神社」(高祖宮)にご参拝してきました。

裏山には「高祖山」(たかすやま 標高416m)が控え、その登山口にある古来由緒ある神社です。




田舎と思える山あいの小さな神社にかかわらず、天皇陛下もここからは馬を降りてご参拝しなければならない「下乗」の立て札が立っています。

実際、明治天皇ご夫妻やご家族のご親影(写真)が本殿内に飾られているなど、明治以降も歴代天皇が訪れているようです。




本殿脇の手水舎(ちょうずや)の屋根には、魔よけの「桃」が両脇に飾られているなど、『古事記』また『日本書紀』の神話に由来しています。

黄泉の国から帰るとき、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が投げたと記される桃だと想われます。




「高祖神社」のご由緒は、下の画像のとおりです。
お手数ですが、ご興味がありましたら、ご一読ください。

多少は読みやすくレタッチ(修正)を施してみました。




本殿にいたるには、木立に囲まれた古い石の階段を登っていく必要がありますが、登り口にフリーの「駐車場」があり、また神社横の「下乗」の立て札や登山者も利用できる小さな休憩小屋まで、直接、車で行くことも可能です。




ナビでも見ないと、若干、分かりにくい場所かもしれません。








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