「共鳴関係論」解題
2022.01.19
 
「共鳴関係論」解題
―過去の常識ではご理解不能―


◆「歴史パラダイムを知れば時代の方向性が見えてくる」



わかるようでわかりにくいのが「共鳴関係論」です。

今後の宝瓶宮時代の「歴史パラダイム」(枠組み)のことです。

そこで「共鳴関係論」の一端をお届けいたします。



≪占星学的な時代区分≫

まずは基礎の内容からです。

これまでの約2,160年(計算値)間は「占星学的な時代区分」でいえば、「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)でした。

代表的には、宗教による「対立二元論」を「歴史パラダイム」として営まれてきた人類歴史の時代です。

一方、現代は、今後、約2,160年(計算値)続く「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)です。

まだはじまったばかりで、“歴史波動”は宝瓶宮時代に変わったものの、実際的なスタートはこれからです。

なぜかといえば、その理由の一つに挙げられるのが、影響圏を含め2010年頃以降の「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションが、今も末期ながらも続いているためです。

そういった事由などがありまして、波動エネルギー的には宝瓶宮時代が訪れたものの実感しにくく、実際に定着に向かうのは今後まもなくのことです。

というか、昨年2021年12月から深層の「精神意識の変革のデレクション」が正式に影響圏入りしたために、すでに定着に向かう流れははじまっています。

今は「双魚宮時代のリバイバル」と宝瓶宮時代を実際的にスタートしていくための「深層の精神意識の変革」の両デレクションが併行している複雑な現状です。


※【ご参考】

ここでいう「デレクション」というのは、星の動きをリーディングした、個々人の「運勢変化」や人類歴史の「状況変化」また「時代変化」の指し示しのことです。

次元上昇していく宝瓶宮時代の新しい「基礎理論」から明らかになった波動変化です。

わかりやすくいえばそういうことなのですが、占いレベルではなく、実際のことだという実状を、個々人の運勢リーディングや社会状況また人類歴史が変化していく現実から検証済みです。

そのような変化の方向性をリーディングしたものです。




≪歴史パラダイム≫

人類歴史は「占星学的な時代区分」による「歴史パラダイム」に規定されて営まれ発展してきました。

これまでの双魚宮時代は“善悪”や“吉凶”などの「対立二元論」を「歴史パラダイム」として営まれ発展してきたきた時代でした。

そのような歴史の大きな枠組みの中で、人類は物事をとらえ、それを当然としてきた約2,160年(計算値)間だったのです。

ですが、「占星学的な時代区分」が双魚宮時代から宝瓶宮時代に変わったために、その「歴史パラダイム」も大きく変わってきています。

今後の宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」によって営まれ、発展していく約2,160年(計算値)間となります。

双魚宮時代の「対立二元論」は、代表的に申し上げますと「宗教」による“善と悪”や“神とサタン”また“天国と地獄”といったものでした。

といっても、若いかたにはピンとこないかもしれません。

なぜなら、双魚宮時代ながら宝瓶宮時代の影響圏に入った1630年頃以降、近代化が進んだことによって「合理的思考」が進み、また宗教的な強制に反発し個人の自由と権利を尊ぶ「自由民主主義」が次第に世の中の風潮として常識に変わってきたからです。



≪「共鳴関係論」とは≫

今後は、「対立二元論」から「共鳴関係論」へと歴史パラダイムが変化します。

この変化は多分、皆さまが想像されている以上に大きいものです。

それが今回の記事の軸となるテーマです。

私たち人類が、これまで当然としてきたのが、「対立二元論」の考え方なので、それがどのようなものなのかは、すぐにご理解できます。

無意識のうちに、そのようなとらえ方をしているのです。

たとえば、人間の本性は性善説か性悪説かといった“善か悪か”、また“正しいか正しくないか”といった思考や、また単純に“〇か×か”などです。

そのすべてを否定するわけではありませんが、そう単純に二元論で割り切れない事象が多いのも社会の現実です。

すべてを、神(仏)かサタン(悪魔)か、善か悪といった二元論によって対立させては、とらえにくい時代になりつつあります。

もはや昔の双魚宮時代の社会状況とは異なるからです。

ですが、過去の双魚宮時代は「対立二元論」が全盛期だったのです。

その思考の残滓(ざんし)が、まだ残っている現在です。その一方で、宝瓶宮時代の新しい「共鳴関係論」に向かう動きも出はじめています。

代表的で分かりやすいのは、「人種差別」の問題などです。



≪多様性と共鳴関係≫

では、どのようにしたら「共鳴関係論」による時代の一端をつかめるのでしょうか。

これまでとは、まったく異なる「革新的な時代」が訪れようとしています。

そのヒントとなるものです。

逆説的にいえば、「対立二元論」にあります。

逆説的に「対立二元論」ではない社会を考えてみればいいのです。

ものごとを二元論に分けて対立的にとらえるのではなく、「多様性」など多元的に分けたり、「共鳴関係」でとらえてみることです。

なぜかといえば、知性や理性には分析が含まれます。

なので分けてとらえ、「個別化」を図ることは必要です。

それがAかBかや○か×かの二元論にとどまるのではなく、世界に2つと同じものがない各自の「個性」や「ホロスコープ」(出生天球図)などのように、多様性をもってとらえてご認識されることが、今後は重要なのです。

さらにいえば、ご自分のスタンスと異なるから「対立」や「敵対」するというのではなく、見えざる世界をふくめて、実際には「関係」しているという視点が重要になってまいります。

最先端の物理科学「量子論」(量子力学)の分野においても「量子もつれ」といった見えない共鳴関係現象が科学実験によって証明されています。

2つの量子の間に、時空をこえて瞬時に相互的な作用が働くという関係性が確かめられています。




≪驚天動地の展開≫

上述には重要なサジェスチョン(示唆)がふくまれています。

「共鳴関係論」は奥が深く、かつての双魚宮時代の概念で安易にとらえると、ご理解が難しいでしょう。

そんな「共鳴関係論」を、歴史パラダイムとして営み、今後、展開発展していくのが宝瓶宮時代なのです。

私たちが常識としてきた過去の双魚宮時代の既成概念からは、たぶん「驚天動地の革新的な展開」になることが予測されます。

そういった事由もありまして、その方向性を漸次、シェアすべく、「宝瓶宮時代を生きる星講座」を急遽、開催する運びになりました。

まずは意識化です。

次に情報を得て知識化を図ります。

そうして認識を深めていくところから、はじめられていけばよいでしょう。

でないと、すぐに体感体得して、宝瓶宮時代を生き抜く自分自身になるには、多くの場合、難しいかもしれません。

もっとも、周囲が変われば、共鳴関係によって早いのも宝瓶宮時代なので、そのような「場」をどれだけ大きくつくれるかも重要になっています。

「量子論」の現場で起きていることは、過去の「ニュートン力学」からは驚くべきものです。

古い科学常識からは説明できないのと同じ状況が、今後の「共鳴関係論」の社会になっていくのです。

宝瓶宮時代と共鳴する「水瓶宮」や「天王星」には、そのような象意がふくまれます。


※【ご参考】
「共鳴関係論」につきましては、次回の「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星-魚宮)を今回ご好評であれば開催し、「宝瓶宮時代を生き抜くアドバイス」として、さらに詳しく取り上げる予定です。









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