明日を生き抜く[判断]
2022.02.20
[星講座] 明日を生き抜く[判断]
― 未来の方向性を知る ―
◆「星講座で学べる最大のポイント=[天運]を掴む」
「星講座」で学べる最大のメリットのお話です。
それは何かといえば、今、そこにある未来へのチャンス、すなわち明日を生き抜くための「ご判断」です。
人生を生き抜くには、今、何を選択するか、すべて「ご判断」にかかっています。
未来が分かる“天気予報”や人生の“道路標識”があれば、「ご判断」の助けになるのです。
≪真っ直ぐ進んだら≫
それをお教えします。
まず最初に、このまま真っ直ぐ進んだら崖(ガケ、谷底)というお話をします。
もちろん、たとえ話です。
ですが、案外と今の時代に当てはまるお話です。
私たちは今、「歴史の大きな曲がり角」に立っています。
このまま曲がらずに真っ直ぐ進んで行って、その先も平坦で広い道が続いていればいいのですが、残念ですね。
ここが運命の分岐点です。
人生の“交差点”はすぐそこにあります。
ですが、世の中は相変わらずの霧の中という現状にあります。
昨今の状況をたとえてみました。
「私は関係がない」と断言できるかたは、以下の文章を読まれる必要はありません。
自己責任のご時世です。
ですが、今後もできるだけ人生のドライブを楽しみたいというかたは、以下ご一読ください。
≪双魚宮時代のリバイバル≫
少し、なぞ解きをいたします。
「このまま真っ直ぐに進めればいい」というのは、私たちがこれまで生きてきた双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)を象わします。
約2,160年(計算値)つづいた双魚宮時代は、30年ほど前の1989年に終わったのです。
ですが、その社会風潮や慣習が根強く残っていることはもちろん、現在、「双魚宮時代のリバイバル」のデレクション(運勢変化、時代変化)が継続中です。
かつて、民主党が政権を奪取し、頭がお花畑と揶揄された当時のH首相が「これは革命です」と言ってのけた2009年から、海王星が魚宮の影響圏をトランシット(運行)しはじめたことによって、「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションがはじまりました。
そういったことがありまして、私たちは現在、宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)のハナ(端)を生きているものの、かつての双魚宮時代の影響も今なお受けているといった状況です。
ただし、当該デレクションはまもなく終わります。
そのため、「歴史の曲がり角」はすぐそこに迫っているのです。
トランシット(運行)の海王星は、来年2023年3月に、次の牡羊宮の影響圏に進みます。
そして、新たに「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のデレクションをうながしはじめます。
すると、冥王星と海王星のダブル・ディレクションを受けていくことになります。
たいへんですね。
ということを、まずはご理解いただきたいと存じます。
ですが、今の世の中は相変わらずの濃霧の中にある状況です。
これをドライブにたとえれば、交差点どころか信号機も道路標識も見えず、真っ直ぐに進んでいる状況です。
≪予感は時空を超える≫
でも、大丈夫ですよ。
現世に生きている私たちには、時空を超える霊性や霊感、もとい「深層の精神意識」があります。
ちょっとした知識やアドバイス、またサジェスチョン(示唆)があれば、未来を予見したり、正しくご理解「ご判断」されることは可能だからです。
たとえば、「魚宮」に太陽や月また水星などの星を生まれもつ場合、精神状態や環境条件が穏やかであれば、理論理屈を超えて未来を予感したり、真実をつく直感や霊感がはたらくことがあります。
そんなかたはもちろん、そうでなくても大丈夫です。
「星講座」Vol.2があるので、お教えいたします。
「深層の精神意識」(霊性、深層心理)は、だれでもお持ちです。
当サイトの記事を読まれているかたは、ご自身でどこまでご自覚されておられるのかはともかく、未来感度が高かったり、精神意識のバイブレーションが敏感だったり、優れているかたでしょう。
≪宇宙波動を読む≫
よく、次のような言葉を見聞きすることがあります。
「人生一寸先は闇」、「人生は霧の中」。
そうですね。
そういう側面が一部にあるのは事実です。
それは結局、「人間、明日のことは分からない」また「未来は見えない」ということですが、本当でしょうか。
それが皆無ではないにしても、人類の英知「星のデレクション」(運勢変化、時代変化)からは、未来の方向性がみえてきます。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)は、時代の流れの根底にある“宇宙波動エネルギー”をリーディングして、「星のデレクション」としてお伝えしています。
これまでも、多くの記事をアップしてまいりましたように、案外と未来予測は可能です。
宇宙この世界をつらぬく基本法則をベースとした「基礎理論」(ホロスコープ理論)があるからです。
宝瓶宮時代の新しい宇宙観によって、宇宙この世界をつらぬく根本法則を明らかにし、「宇宙創成プロセス」や「宇宙この世界の根本様態」などを「数理法則」とともに伝授できるからです。
それがリーディングのバックボーンともなっているためです。
【ご参考:基礎理論】
今では疑似科学(迷信)となったのが、古代ギリシャの世界観「四大元素説」です。
その「基礎理論」(占星学理論)を捨てて、19世紀後半に萌芽した現代占星術は、完全に「占い」に変容しました。
基礎理論がないということは、科学的な客観性がないことを意味します。
なので、実際のホロスコープにおける象意展開をご自身で見出すことに困難をともないます。
≪未来へのご判断≫
宝瓶宮占星学の基礎理論(ホロスコープ理論)は、けっしてむずかいものではありません。
根本法則だからです。
いずれにしましても、明日や将来また未来の方向性(行き先)が見えないために、道に迷われたり、ご判断ができないのです。
ですが、「星のデレクション」(運勢変化、時代変化)によって、人類歴史はもちろん個々人の未来や近未来の方向性がリーディングできます。
宝瓶宮時代の新しい宇宙観にもとづいた「数理法則」からそれが可能になりました。
でないと、宇宙太陽系の「星の動きや配置」を忠実に写しとった「ホロスコープ」から、地上の人類や個人の性質や運勢(星のデレクション)といった未来予測はできません。
信じられないかたがいらっしゃるとは存じますが事実です。
未来の方向性が見えればどうでしょうか。
どなたでもそうですが、現状の把握や、どのように進めばよいか「ご判断」の助けになります。
すると、時代の流れとともにある「天運」がともなっていくようになるのです。
当然です。
時代の流れと共鳴するようになるためです。
「星講座」からそれが学べるのですが、このことの意味をよくお考えいただきたく存じます。
【ご参考:星講座】
適宜、お届けしています「宝瓶宮時代を生きる星講座」の意味や価値は、ここにあります。
昨年2021年12月に水瓶宮の影響圏入りした冥王星による深層の「精神意識の変革のデレクション」の方向性が「水星編-水瓶宮」でした。
次に、来年2023年3月から牡羊宮の影響圏に入り、魚宮の共鳴星「海王星」によってはじまっていくのが「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)のデレクション」です。
冥王星と海王星のコンビによる両デレクションは、私たちの精神意識が「歴史の曲がり角」にあって逃れられないことを意味しています。
交差点に差しかかっているのです。
そういうことがありまして、現在、ターニング・ポイントにあることをお伝えしつつ、星の“英知のメッセージ”をシェアすべく、「星講座」をタイムリーに期間限定ではじめました。
「ご判断」に役立つサジェスチョン(示唆)に富んだ単発のメール講座です。
「真っ直ぐに進んだらキケン」という道路標識の役割でもあり、宝瓶宮時代の方向性を指し示す行き先表示の案内板ともなっています。
“メッセンジャー”の「水星」による“希望のメッセージ”です。
先回「水星編-水瓶宮」をご受講されたかたは、実際編となる「水星編-魚宮」を読まれることで、より深くご理解できるでしょう。
→「講座お申込みフォーム」
随感12 ノードの読み方
2022.02.20
ホロスコープ随感 その12:2つのノード[交点]の読み方
― ドラゴンヘッドとテール ―
◆「基礎理論から見えてくる正しい象意解釈」
現代占星術では、「ノード」(交点)という言葉を使います。
「ノースノード」(昇交点)、「サウスノード」(降交点)というようにです。
別の表現をいたしますと、「ドラゴンヘッド」(龍頭)と「ドラゴンテール」(龍尾)です。
後者はインド占星術(ジョーテッシュ)が用いているものです。
そのせいか、現代占星術では本家の西洋風に「ノード」(交点)という天文学用語をお使いなのかもしれません。が、そこには問題が含まれています。
≪ノード(交点)はいろいろある≫
ノード(交点)の問題点は、「どの天体(星)のノードなのか」ということです。
ノード(node:交点)は天文学用語ですが、太陽と地球以外のすべての天体(星)にあてはまります。
一方、ドラゴンヘッド&ドラゴンテールという場合、地球の衛星の「月」にかぎられます。
ドラゴンヘッド&ドラゴンテールは、太陽の軌道である黄道と、月の軌道の白道が交わる2点で、そこに太陽と月が同時に重なるとき日蝕や月蝕が観測されます。
占い好きでオカルトチックなインド人が、それをドラゴン(龍)が太陽や月を食ったと考えたためです。
太陽と地球以外のすべての天体(星)にあてはまるノード(交点)という表現と、月にしかあはまらないドラゴンヘッド&ドラゴンテールという表現のどちらが適切だと思われますか。
以下の文章を読まれて、お好きにご判断ください。
≪昇交点と降交点≫
天文学的なご説明を少ししておきます。
なぜ、それぞれの星にノード(交点)が生じるのかについてです。
太陽系天体(星)は、軌道傾斜角をもちます。
たとえば、太陽の通り道とされる黄道を水平としたとき、それぞれの惑星はいくばくかの角度をとって公転しています。
その惑星の公転面(軌道)が、黄道と2か所の位置で交わるのがノード(交点)です。
惑星や衛星などの天体が、南半球から北半球に抜ける交点は、ノースノード(昇交点)と呼ばれます。
その正反対に、北半球から南半球に通り抜ける交点は、サウスノード(降交点)です。
現代占星学は天文学の用語を流用して、衛星である月の2つの交点をノードと呼称しています。
近年の用語なので、当然、古代ギリシャのアストロロジー(通称:古典占星学)にはなかった言葉です。
要は、インド占星術もそうですが現代占星術の用語です。
≪地球の公転が太陽の黄道≫
さて、もう一つのクエスチョンです。
惑星のノード(交点)と、それぞれの惑星を回る衛星のノード(交点)は、基本となる軌道が異なるといえます。
ただし、地球の衛星の月に関しては、地球が太陽の周りを公転している軌道が、そのままいわゆる太陽の通り道とされる黄道なので同じです。
つまり、黄道というのは、地球からみた太陽の通り道であって、実際は地球のほうが太陽の周りを回っていますので、その公転面を水平とした言葉です。
そのため、月の通り道である白道の軌道傾斜角5度は、そのまま黄道に対する傾きをあらわします。
ホロスコープで、太陽系惑星と同列に月が扱われる事由の一つだといえます。
面倒くさいかたは、ご理解しようとされずスルーしてかまいません。
現代占星術的はどちらでもいいんだと存じます。
しかし、実学を標榜する宝瓶宮時代の新しいアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)では、宇宙この世界の現実に根差すために、一応はおさえておかなければならないポイントです。
≪定まっていない象意≫
結局、ノード(交点)という呼称は、どの天体(星)のノード(交点)なのかあいまいさが残るので、宝瓶宮占星学ではもちいません。
月にしか当てはまらない「ドラゴンヘッド」と「ドラゴンテール」をもちいます。
ただし、その解釈はインド占星術とは異なります。
また、象意が定まっていない現代占星術とも異なります。
宝瓶宮占星学の「基礎理論」(ホロスコープ理論)から導き出された、ドラゴンヘッドとドラゴンテールそれぞれの解釈(象意)になっています。
なので「宿業」(カルマ)を象わすとか、「人間関係の結合」を象わすといった、何にでも当てはまりそうな神秘系(オカルト系)や不思議系の解釈にはなりません。
古典占星学にはなかった占星点(Astrological Point)なので、古代ギリシャからの伝統と歴史のあるアストロロジー(通称:古典占星学)が用いた「太陽」~「土星」まで7つの星とは異なり、19世紀後後半に萌芽した現代占星術においては、象意がまだ定まっていないのです。
≪正反対の象意≫
宝瓶宮時代のアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)の象意解釈を、ここで詳しく述べる余地はありません。
なぜなら、「基礎理論」(ホロスコープ理論)からドラゴンヘッド&ドラゴンテールの象意は案外と簡単に導き出すことができますが、ご理解をいただくには、ご説明が長くなりすぎるためです。
なので以下、「実技講座」や「奥義講座」などをご受講されておられるかたは分かると存じますが、ポイントのみを挙げておきます。
1、「月」と「太陽」との象意がかかわっています。
当然ですよね。
太陽の黄道と、月の白道との2つの軌道の交点ですから。
2、同じく「南半球」と「北半球」とがかかわっています。
これも当然です。
結論のみを書けば、北半球に向かうのが「ドラゴンヘッド」の象意で、南半球に向かうのが「ドラゴンテール」の象意です。
ホロスコープでは「南」が上ですが、天文学では地図と同じように「北」が上です。
なので、北半球に向かうのがノースノード(昇交点)でドラゴンヘッドです。
逆に、南半球に向かうのがサウスノード(降交点)でドラゴンテールになっています。
それぞれ北半球と南半球に共鳴する象意をもちます。