元出席番号40番 生稲晃子
2022.07.18
[解説ホロスコープ] ― 初当選した最後の安倍チルドレン ―



◆「なめたらあかん! やるときゃやりますよ




先の参院選2022で初当選した生稲晃子氏。

最多の34人が立候補した東京選挙区で6人しか改選枠はありませんでした。

同年齢の蓮舫氏に続く5位で初当選し、最後の“安倍チルドレン”と言われています。

生稲議員の意外なホロスコープ(出生天球図)をご紹介いたします。




≪生稲晃子のホロスコープ≫

下図は生稲晃子氏のホロスコープです。




元おニャン子クラブ会員番号40番、俗にいうタレント議員ですが、予想外のホロスコープ(出生天球図)をお持ちでした。

こんなアスペクト・パターンのホロスコープが実際にあるんですね。


【One Point】 ふつうのホロスコープに思えるかもしれません。

宝瓶宮時代のアストロロジーが根本理論とする「基本三数」に基づいてハンドメイドで作成しています。

各ハウス(室)を30度ずつ均等に区分したハウスホイールです。




≪内面性と運勢のギャップ≫

牡牛宮に「太陽&水星&月」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)をお持ちです。

同じく牡牛宮の「火星」を連続合(ローリング・コンジャクション=0/0度)としています。

さらに、「火星」は牡羊宮の「金星」と交歓(ミューチュアル・レセプション)です。

ご本人は「自分に自信がない」といった内面性を一部持つことになりますが、どうしてどうして負けず嫌いですし、逆境ほどファイトを燃やす一面もお持ちで、そんなヤワなタイプや生き方とはなりません。

なぜなら、ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)に「天王星&冥王星」が三重合=0/0/0度)で上昇星となっていて、「火星」が上三分(アッパー・トライン=120度)をとっているからです。

既存の考えや体制に染まらずに、新しい時代や生き方を切りひらきます。


【One Point】 生稲氏にかぎらず、1960年代に生まれたほとんどのかたが、乙女宮に天王星と冥王星の合=0度をお持ちです。

過去の在り方や社会通念また生き方を吹き飛ばす「新人類」の先駆けとなった年代です。




≪新しい生き方と働き方≫

同じ1960年代のお生まれでも、ホロスコープ(出生天球図)のどこに乙女宮の「天王星&冥王星」の合=0度を、どのようなアスペクトとともにもたれるかで状況は異なってきます。

生稲氏の場合は、自分自身の行動や人生の方向性において、波乱万丈ながら過去にこだわらずに生き方を新しく切りひらいていかれる運勢タイプになります。

今や腐敗臭が漂いかねない古い一部の政治の在り方ではなく、安倍氏の遺志を受け継いで、宝瓶宮時代の新しい政治や議員としての在り方を漸次ひらいていくようになるのではないでしょうか。

「金星」を象徴星(共鳴星)として生まれもちますので、一見、控えめで大人しそうに見えるからと言ってなめたらあきません。

対抗的な「火星」が交歓(ミューチュアル・レセプション)で並行して作用していますし、下三分(ロウアートライン=120度)の「天王星&冥王星」が上昇星だからです。

何でもナナメに見るくせのある池上さん、気いつけなあきませんで。


【One Point】 ご本人がご自分に自信がなくて何も出来なさそうでも、ホロスコープ(出生天球図)に象わされたポテンシャル(潜在力)は異なります。

生稲氏にはたらく昨今の「星のディレクション」(運勢変化)をみても、今後、数年でリーダーとしての運勢期を迎えていきます。




≪複合したアスペクト・パターン≫

引き続き、かんたんにご説明いたします。

生稲晃子氏のホロスコープには次のような複合したアスペクト・パターンがあります。

1、「金星」「木星」「IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) 」の大三角(グランド・トライン=120度×3)。これは一見、ふつうですね。

2、ところが、その「金星」を含めて、2つの神秘長方形(ミスティック・レクタングル=120/60/120/60度)があります。

「金星」「MC=南中点」「ケレス」「IC=北中点」がとるそれと、「火星」「天王星&冥王星&ASC=上昇点」「海王星」「DES=下降点」の神秘長方形です。

3、さらに、その「金星」や「海王星」また「DES(Desendant:ディセンダント=下降点)」を頂点(Apex)とする3つのYOD(ヨッド=150/150/60度)があります。

「金星」を頂点とする「天王星&冥王星&ASC=上昇点」と「海王星」、また「海王星」を頂点とする「金星」と「MC=南中点」、そして「DES=下降点」を頂点とする「木星」「ケレス」のYODです。

4、それだけではなく、これらすべてが尻尾となる星をもち、カイト(凧)を形成しています。

「ケレス」を尻尾とした大三角凧(トライン・カイト)とYOD凧(ヨッド・カイト)、「火星」また「天王星&冥王星&ASC=上昇点」を尻尾としたそれぞれのYOD凧です。


【One Point】 大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)とヨッド・カイト=150/150/30/30度です。

生稲晃子氏の象徴星の「金星」は両方の頂点になっています。

さらに、「火星」と交歓(ミューチュアル・レセプション)で、いずれも「ケレス」を尻尾としていますので、見かけとは異なり、イザとなったら侮れません。




≪TOPクラスの運勢期へ≫

上述のように、すべての星や4つの基本点(ASC、IC、DES、MC)が関係し、ホロスコープ(出生天球図)全体が一つの大きなアスペクト・パターンを形成しています。

3つのYODがあって、それぞれにカイト(凧)を形成していることからも、ご本人が望まなくても運命が放っておかないのです。

時代の流れとともに、今回の参院選当選のような出来事が適時、生じていくことが起こります。

昨今、影響力の大きな「星のディレクション」を受けていることからもそういえます。

新しい自分自身になられて個性(キャラ)を発揮されたり、活動範囲が広がったり、否応なく交友範囲を広めていかれると同時に、社会的な地位が上昇していく運勢期(ディレクション)にあります。

さらに、今後は相応の組織や部署のTOPクラスに立っていく「星のディレクション」(運勢変化)を数年を経ずして受けていくようになりますので、謙虚さを保たれておかれるとよいでしょう。

見た目、温和で物腰が柔らかく情愛もこまやかで大人しそうに見えるかもしれませんが、同時に上掲のホロスコープ(出生天球図)には、リーダー運やTOP運などパワーやポテンシャルを秘めておられることがリーディングできます。




【One Point】 人生の前半と後半とでは運勢がガラリと変わっていくタイプのホロスコープ(出生天球図)でもあります。

故安倍元首相肝入りの「働き方改革実現会議」のメンバーに抜擢され、見出されて参議院議員に当選したこともあって、しばし潜伏ののち、ますます運勢が加速していくことになりそうです。









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