“丸暗記”か「応用展開」か
2021.09.16
以下は、「奥義講座」のプレ予告です。
「宝瓶宮占星学 奥義講座」は、準備が整い次第、近日中に告知とご案内をはじめさせていただく予定です。
「占星学」の学び“丸暗記”か「応用展開」か
―「数理法則」による奥義講座 ―
西洋占星術は、象意を“丸暗記”するしかなかったというお話からはじめます。
西洋占星術を学びはじめた初学のころの記憶です。
西洋占星術は象意を“丸暗記”するしかありませんでした。
水星が双子宮にあるときの象意は〇〇とか、蟹宮にあるときは△△だとか、丸暗記して覚えるしかなかったのです。
ところが、それを自分自身のホロスコープに当てはめてみると、当たっているのか、当たっていないのか、当てはまるのか、当てはまらないのか、二者択一で判断するしかありません。
また、誰かのホロスコープ(出生天球図)を、実際にそれで読んでみると、そんな単純な画一的な象意解釈では、うまく説明がつかないといった体験をしました。
皆さまはいかがでしょうか。
少なくとも自分はそうだったので、自分は占星術には向いていないと思ったのです。
今にして思えば、“丸暗記”では、それぞれのホロスコープに応じた「応用展開」ができないので、当然だといえます。
なぜ、既存の西洋占星術がそうならざるを得なかったのかというと、今ならわかりますが、理論がないからです。
なので、世界に2つと同じものがないホロスコープ(出生天球図)は、象意の「応用展開」が絶対的に必要で、“丸暗記”するしかない西洋占星術の教材や講座では、役に立たないと後日になって理解しました。
象意の画一的な“丸暗記”では、多種多様なホロスコープ(出生天球図)を読むのは無理だったのです。
古代ギリシャの「古典占星術」からの伝統ある象意解釈をいくら押し付けられても、将来への応用展開がきかず、役に立たないことがハッキリとわかりました。
自分の頭で考えられないので、“吉凶解釈”のロボットになるしかなかったのです。
そうではなく、自由に自分の頭でなぜ? と考えたいのです。
なぜ? どうしてそういう解釈になるの?
この疑問こそ、人間であることの証差です。
結局、長いこと西洋占星術を学ぶのを諦めていました。
ところが、不思議な縁です。
なぜ、12サイン(宮)はそのような象意になるのかを考えて、ネットにアップせざるをえなくなったのです。
こうなると頭を絞って考えざるをえません。
そうやって自分なりに考えて、論理的に編み出したのが、宇宙この世界をつらぬく「数理法則」でした。
「数理法則」といっても、こむずかしい理論や数式ではなく、ごく単純なしぜん数(整数)の12数理だけです。
たとえば、私たちの三次元世界は、タテ×ヨコ×高さ(奥行)の3数から成り立っています。
これをつきめていくと、宇宙この世界は最小12数であることにいきつきました。
ホロスコープの12サイン(宮)や12ハウス(室)にもちいられている12数は、「宇宙森羅の最小象徴数」だと気づいたのです。
こうして宇宙この世界をつらぬく「数理法則」と「ホロスコープ」が結びつきました。
宇宙太陽系の星の配置を忠実に写しとったホロスコープは、偶然か人類の英知か、「12数」から成り立っています。
のちにアスペクトとプラネット(星)も、12数で構成されていることに気づきました。
それゆえ、宝瓶宮占星学がリーディングをするさいは、12アスペクトや12プラネットをもちいます。
もはや、過去の古典占星学や西洋占星術の解釈はどうでもよくなりました。
「数理法則」に基づいた象意探究やホロスコープの解明にのりだしたのです。
すると、占星学の根本命題、「なぜ空の星から地上のことがわかるのか」という古来からの解答がみえてきました。
それは、「数理法則」による完璧ともいえる解答だったのです。
多くの西洋占星術は、いまだに旧態依然とした過去からの象意の“丸暗記”を押し付けています。
しかし、「数理法則」の論理的な象意解釈は、いくつかの講座で一部を公表いたしましたので、昨今では、学ばれた西洋占星術師によって解釈のスタンスが若干、変わってきているかもしれません。
「数理法則」を知らずして、今後、宝瓶宮時代の「占星学」の発展はありえないのです。
“丸暗記”するしかなった過去とは異なり、ホロスコープ自体はもちろん、個々の占星要素は、なぜそのような象意になっているのか、「数理法則」から理論的にみえてくるからです。
そのため、自分の頭で自由に考えられるようになったのです。
「数理法則」による、個別の占星要素の“原意”や本意(ほんとうの象意)に基づいて、ご自身の直感や実力や経験などによって、実際のさまざまな象意へと「応用展開」をしていくことが可能になりました。
これによって、宝瓶宮時代の自由な意志と個性と才能に応じた臨機応変な「ホロスコープ・リーディング」ができる占星学の“新しい地平”が開けたのです。
今にして考えれば、世界に2つと同じものがないホロスコープ(出生天球図)ゆえに、“丸暗記”での解読は誰であっても不可能です。
臨機応変に「応用展開」ができる解釈が可能な「基礎理論」がないと、現実的には不可能なのです。
占星術を長くやっていれば気づいているかたも多いのではないでしょうか。
では、「応用展開」ができる「基礎理論」の教材や講座はどこにあるのでしょうか?
もはや、疑似科学(迷信)となった古代ギリシャの世界観「四大元素説」では無理な現代です。
その理論を150年ほど前に捨てて、完全にオカルトチック(神秘的)な「占い」となってしまった現代の西洋占星術では、なおさら無理です。
しかし、唯一、「数理法則」を基礎理論とする新しい「占星学」が登場しました。
そんな、「宝瓶宮占星学の奥義講座」がまもなくはじまります。
約2,000年ぶりのこの新たな価値をご理解されるかたにのみ、奥義講座を公開し、近日、ご受講の募集をはじめる予定です。
2001総裁選どうなる?
2021.09.14
次期総理を決める「総裁選」が今月29日(水)に投開票を迎えます。
まだ、告示の17日(金)には至っていないので、現時点での3候補のほかに立候補者があらわれるのか未定です。
ですが、立候補には20名の国会議員の推薦が必要なことなどを考えると、さっさと出馬を表明した岸田文雄前政調会長(64)の先月26日、高市早苗前総務相(60)の今月8日、河野太郎行政・規制改革相(58)の今月10日といった3人が有力なのかもしれません。
そこで、いずれも出生時間が不明なので、だれが運勢的に有力なのか、出生時の「太陽」をASC(上昇点)の位置におく「ソーラーチャート」を出して、なにか象われているのかどうかみてみました。
結論は、特筆すべきソーラーチャートの持ち主はいなかったので、ソーラーチャートの掲載は控えます。
とはいえ、ふだん画面上でみる御三方のイメージとは異なる側面が、ソーラーチャートからリーディングできましたので、ご紹介しておきます。
内容は、三者三様でした。
個人的主観ながら、どこかおっとりした感のある岸田氏でしたが、ソーラーチャートによる内面性は、ソフトな面は象われているものの、案外と「信念」があり「保守」と「改革」の両面をはじめ、「パワフル」な側面をお持ちでした。
一方、その反対ともいえる印象でパワフルなやり手かのように見えた河野氏でしたが、ソーラーチャートによる内面性は、パワフルな「激情面」はありますが、一歩間違うと“ヤバイぞコイツ”といった要注意人物でした。
両者の中間が高市氏です。
魚宮の「太陽」が、共鳴星の「海王星」と「月」を上三分(120度)とし、「ドラゴン・テール」を頂点に「月」と「火星」の大三角(120度×3)が「冥王星&ドラゴン・ヘッド」の合(0度)を尻尾として、トライン・カイト(60・60・120・120)を形成するあたり、女性的ながらなかなかの「男勝り」の気性をもつことを象わしていました。
そんなこんなで、「ソーラーチャート」をみるかぎり突出して優勢といった候補者はいませんでした。
もっとも、出生時間が不明なので、それによっては内面性は変わらなくても、実際的な運勢面が加わって、多少は変わってくることがあります。
なのですが、不明なものは仕方ありません。
結論は保留です。
次に、自民党国会議員票383票、全国党員票383票のフルスペックで行なわれる9月29日(水)の投開票日の星の動きをみてみました。
これまた詳しい時間が発表されていないので、動きの早い月の位置が不確定ですが、天秤宮6度の太陽は火星と合(0度)でドラゴン・ヘッドと三分(120度)。
太陽&火星は、蟹宮の月を上方矩(90度)とする1日です。
これだと、“女性首相”の芽がなくはありません。
しかし、当日の太陽は、土星を下三分(120度)としていますので、こちらは岸田氏のソーラーチャートに共鳴します。
ただ当日の土星は、火星とケレスとの大三角(120度×3)を形成する時期にあることから、一か八か,のるかそるか、大きく動くか消えてしまうか、両極の可能性があって、TOTALでみれば岸田氏の党員票の弱さを示しているようです。
また、当日の蠍宮の金星と魚宮の海王星の三分(120度)は、出生時の「月&海王星」の合(0度)を蠍宮にもち、魚宮の「太陽」を三分(120度)とする高市氏に共鳴し、国会議員票はともかく、逆に党員票の人気が出るかもしれません。
一方、河野氏にとっては、マイナスです。
なぜなら、出生時の「金星」と「海王星」の両方を軸とするT矩(Tスクエア=90・90・180)をお持ちなので、投開票日当日の金星と魚宮の海王星の三分(120度)がタッグを組んで邪魔しないかが気になるところです。
もっとも、マスコミは安倍元首相嫌いなので、安倍氏が推す高市氏よりも、安倍氏の盟友麻生氏の派閥に属しながらも今般、なんと麻生氏のライバルの石破氏に応援を依頼した河野氏を異様に持ち上げて応援しているようです。
反日で、親中親韓の日本のマスコミの面目躍如といったところでしょうか。
「駆け落ち婚」の行方
2021.09.12
退院して驚きました。
まず、宝瓶宮占星学「奥義講座」の実際編L「リーディングの実際」の8例のうち、最初に記載した、やんごとなきおかたのホロスコープ・リーディングの抜粋をお届けいたします。
次の一文をご参照ください。
*
最近、マスコミで話題になった「Aさん」(女性)をサンプルに「リーディングの実際1」をご紹介いたします。
まずは、ソーラーチャートの特徴をピックアップしてみます。

このかたは、出生時の「太陽」周りに特徴がありますので、ソーラーチャートだけでリーディング解説はことたりるでしょう。
出生時の「太陽」は天秤宮29度です。
25度以降は、次のサイン(宮)の影響圏に入りますので、ほぼ“蠍宮の太陽”といっていいほど、その影響を強く受けています。
要は、情動が深く“情愛を強く求める”などです。
この「太陽」周りの特徴は、「太陽&火星」の合=0度が、牡牛宮1度の「月」と衝=180度で、これに対して水瓶宮0度の「土星」が軸となってT矩(Tスクエア=90/90/180)を形成していることです。
Aさんの場合、乙女宮の「金星&木星」が合=0度ですし、「太陽」と「月」の衝=180度を含め、一見、女性らしさを象わし、どこか受け身そうで、たおやかにみえます。
ですが、Aさんにかぎらず、実は逆です。
「太陽」と「月」の衝=180度は、たしかに一見、女性的で受け身の側面をもちますが、あんがいと男性的で能動的な一面を隠しもっているからです。
世の男性は、そういったオモテ向きの女性らしさや受動的な側面にコロリとだまされてしまうことが多いようです。
そうでなくてもAさんの場合、「太陽&火星」の合=0度をおもちなので、端的にいえば、“男勝り”です。
「金星&木星」が合=0度ゆえに、確かに女性らしさ満開の象意をお持ちなのですが、その一方で、「太陽」と「月」の衝=180度によるオモテ向きの一見、女性らしさや受け身のイメージとは、実は内面には真逆の部分をもちます。
Aさんの課題は、「土星」を軸に、「太陽&火星」と「月」の衝=180度がT矩(Tスクエア=90・90・180)を形成している部分です。
(中略)
それゆえ、Aさんは、ご自身の「現実」とスタンスを異にし、現実を受け入れにくいばかりか、ご自身が置かれたお立場がみえにくいタイプになっています。
それは、「金星&木星」の合=0度の「木星」が、「海王星」と三分=120度を形成していることからも明らかです。
地に足が着いておらず、上っ調子なので、ほぼ確実にそうなります。
ちなみに、通常のホロスコープ(出生天球図)の特徴も、これらにつきます。
強いて挙げるとすれば、「太陽&火星」が、深層の精神意識を象わすIC(=北中点)と三重合=0/0/0度であるところです。
失礼ながら卑俗な表現をすれば、ご本人は無意識ながら、根本は“男なし”ではいられないタイプです。
一方、MC(=南中点)には「月」が合=0度をとっています。
「月」は、上述の深層の精神意識を象わすIC(=北中点)と共鳴関係にあるので、そこにおける上述の象意をご自身の“感情”、すなわち感性や感受性として対外的に表わしてしまうことです。
*
以上、「奥義講座」の実際編L「リーディングの実際」から、ごく一部を抜粋してみました。
この原稿を書いてのち、退院して初めて知って驚いたのは、「Aさん」とK君の“駆け落ち婚”でした。
なぜなら、個人の自由が保障される宝瓶宮時代で、日本の皇室も「天王星」に共鳴するゆえ、ご理解できなくはないのですが、いくら自由恋愛の時代とはいえ、社会にはルールがあります。
それを逸脱して、何でもかんでも個人の自由だというわけにはいきません
皇室といえども同様です。
たとえ明文化されていなくても、ルールがあったうえでの個人の自由や恋愛のはずなのですが、やっちゃったものはしかたありません。
もはや自己責任です。
上述のリーディングの実際例には、あえて書きませんでしたが、天秤宮生まれ(太陽)のK君は、Aさんのオモテ向きの女性らしさと男勝り引っ張ってくれるところに惹かれたのかもしれませんが、いずれ失望に変わるでしょう。
なぜなら、Aさんはご自身の内面に矛盾を抱えていて、恋愛関係は悪くはないのですが、夫婦関係は最低ともいえる破局含みの運勢で、ほぼ離婚運が確実に象わされているからです。
K君のホロスコープ(出生天球図)をみていないので、その断定や相性におけるご判断は、ここでは控えさせていただきました。
退院のお知らせ
2021.09.07
ようやく退院しました。
しばし休憩後、活動を再開いたします。
メールまたコメントに激励をくださったみなさまがたに、心から感謝を申し上げます。
ありがとうございました。前向きになれました。
星の動きは、入院前から個人的に‶再出発″をうながしていましたので、
新たな再スタートを図り、いっそうレベルアップをしてお役に立ちたいと存じます。
ご依頼に応えられず、多くの皆さまにご迷惑をおかけしたことを、衷心よりお詫び申しあげます。
また、占星学のすべてを惜しみなくお伝えする「奥義講座」も計画中で
9月中にでも漸次、内容のお知らせと、ご受講を募る予定で進めています。
sei☆jimito
+++++++
もうしばらくしましたら、活動を再開できるとのことです。
待っていてくださった皆様、ありがとうございました。
臨時の事務局