「星講座」パイロット版
2021.12.30
宝瓶宮時代を生きる星講座
― パイロット版:水星編-水瓶宮 ―
◆「次元上昇した宝瓶宮時代の生き方と星の新解釈」
「宝瓶宮時代を生きる星講座」のご案内です。
水星の「水瓶宮」入宮にともなうタイムリーな「星講座」の「パイロット版」をアップいたします。
単発の講座です。
「宝瓶宮時代を生き抜くため」の貴重なアドバイスや次元上昇した象意の解説など、他にない内容がメインになります。
≪当記事は「パイロット版」です≫
「宝瓶宮時代を生きる星講座」は、「水星編-水瓶宮」を2月1日前後にお届けいたします。
トランシット(運行)の「水星」が、各サイン(宮)に入宮するさいの講座で、ホロスコープを一回りした1年後は、次の「金星編」を開催予定です。
「水星」は、2022年1月2日に「水瓶宮」に入宮します。
その後、逆行によって山羊宮に戻ったあと、再入(正式入宮)は、2月15日です。
そこで、「パイロット版」として「星講座」水星-水瓶宮のご紹介を行ないます。
1月2日に「水瓶宮」に入宮し、26日に山羊宮に戻り、2月15日に再び「水瓶宮」に入宮する水星のトランシット(運行)ゆえに、「水星編-水瓶宮」のご受講お申込みは26日午前中までになります。
その後、2月1日前後にメールにてごお申込みのかたに配信いたします。
≪なぜ「水星編」と「金星編」か≫
「宝瓶宮時代を生きる星講座」は、「水星編」の12サイン(宮)の各講座と、それらをベースにした「金星編」の12サイン(宮)の各講座を予定しています。
単発でのご受講お申し込みとメール配信です。
なぜ「水星」と「金星」なのか、次の2つの理由からです。
一つは、地球の「内惑星」だからです。
内惑星の「金星」「水星」「太陽」は、個人の内面性を象わすためです。
すでに、今年2021年12月に正式に影響圏入りした重要なデレクション「深層の精神意識」にかかわる内面的な象意をもつからです。
もう一つの理由は、深層の「精神意識の変革のデレクション」がもたらす「宝瓶宮時代の実際的なスタート」が、「水瓶宮」にかかわるためです。
「水星」と「金星」は、水瓶宮と同じ「友愛サイン(宮)「双子宮」と「天秤宮」の共鳴星だからです。
「友愛サイン(宮)」は、占星術でいう“風グループ”になります。
「共鳴星」は“支配星”のことで、「双子宮」と「天秤宮」は「水瓶宮」とスムーズな象意の関係性を結ぶサイン(宮)になっています。
≪フレキシブルな単発講座≫
「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星編)は、平均して月1回の割合で12回の開催です。
単発なので、希望のサイン(宮)をチョイスしてご受講できます。
開催時期は、地球から見た「水星」の動きによって異なり、時期や間隔が異なります。
水星の動きが早いときは、次のサイン(宮)への間隔が短く、半月程度の場合がある一方で、逆行があれば、次のサイン(宮)への間隔は長くなり、2か月以上開くときがあります。
講座開催の時期やお申込みの締め切りは、「今週の運勢」ページなどでもお知らせしていく予定です。
いずれにしても、単発の講座なので、お好きなときにフレキシブルに自由にお申し込みいただけます。
ちなみに、来年20212年は3回の逆行があります。
その際は70日間ほど間隔が開きます。
たとえば、1月2日に「水瓶宮」に入宮した水星は、逆行に転じるために、次「魚宮」への入宮は、3月10日になります。
「水星編-魚宮」はこの前後の開催予定です。
≪「水星編」の主な内容≫
「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星編)は、次のような内容で行ないます。
【1、「水瓶宮」に「水星」を持つ場合の解釈】
既存の“占星術”の吉凶解釈ではなく、次元上昇した「ホロスコープ」の解釈をお届けいたします。
【2、「水瓶宮」における「水星のデレクションの解説】
来年2022年「水瓶宮」をトランシットする「水星」がもたらす「星のデレクション」(運勢変化)をお届けいたします。
水星の場合、若い人を除いて、さほど強いデレクションとはなりません。
【3、宝瓶宮時代を生き抜く「知識」や「認識」また「とらえ方」水星編-水瓶宮】
「水星」は、個人的な“関係性”をもたらす星です。
トランシットするサイン(宮)に応じて、宝瓶宮時代を生き抜く「知識」や「認識」また「考え方」などをご紹介してまいります。
【4、「宝瓶宮時代を生きる星講座」独自のアドバイス】
「冥王星」が水瓶宮の影響圏をトランシットしはじめたことによる、今後、個々人が避けては通れない重要なディレクションの深層の「精神意識(霊性、深層心理)の変革」について、毎回、貴重なアドバイスをお届けいたします。
以上は、予定している主な内容です。
皆さまのご意見やご感想を反映しつつ、内容が変わっていく場合があります。
今後、漸次、現実化していく「深層の精神意識」の変革のデレクション(宇宙波動エネルギーの変化)を超えて、よりよく生き残れる方向でお届けする予定です。
≪参加方法とお申し込み≫
「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星編-水瓶宮)は、正式入宮の半月ほど前、2月1日前後にメール配信の予定です。
「水星」は、1月2日にいったん水瓶宮に入宮したあと、14日に水瓶宮10度で逆行に転じて26日に山羊宮に戻ったあと、2月15日に再入宮します。
第2回「水星編-魚宮」は、魚宮入宮の翌3月10日前後です。
いずれも、各サイン(宮)への入宮の7日~5日ほど前が締切り予定です。
「講座お申込みフォーム」」から、それまでにお申し込みいただけます。
ご受講は1回7,500円(税込)です。
ご入金をもって正式のお申し込みとさせていただきます。
「宝瓶宮時代」が進んだ将来になるほど、有益で役立つ講座内容になっています。
※メールなので何度でも読み返しが可能です。
後日「バックナンバー」をご希望の場合、個人向けに再作業が必要なために申し訳ありませんが1サイン(宮)1万円(税込)で承らせていただきます。
宝瓶宮時代を生きる星講座
2021.12.29
単発講座
「宝瓶宮時代を生きる星講座」
― メール配信 近日予定 ―
◆トランシットの「冥王星」と「水星」によるタイムリーなプレゼンツ
急ですが、星の動きから重要な「星講座」のお知らせです。
今後、実際的にスタートし、定着に向かって進む「宝瓶宮時代」を“生き抜く”ための「アドバイス」と次元上昇した「星の解釈」による単発講座です。
近々に開始し、「水星」からの“メッセージ”をお届けいたします。
≪水星の水瓶宮入宮≫
トランシット(運行)の「冥王星」による「精神意識の変革のデレクション」が、この12月に正式に影響圏入りしました。
歴史的に重要な当該デレクションの概要は、一連の過去記事をご高覧ください。
1、重要なデレクション ※これのみ「宝瓶宮占星学」サイトです。
2、魚宮25度のレジームチェンジ
3、冥王星のデレクション
4、歴史の曲がり角
5,国家存在の変革
その他、「ホロスコープ随感」
※宝瓶宮占星学サイトの「ホロスコープ随感」TOPページ。
加えて、1月2日にはトランシットの「水星」が、タイムリーに「水瓶宮」に入宮します。
この「水星」は、直前の30日に「冥王星」とジャストの合(コンジャクション=0度)をとり、そのまま「水瓶宮」に至ります。
これをチャンスとして、「水星」の“希望のメッセージ”を活かしましょう。
「冥王星」による当該デレクションは、歴史的かつ運命的ゆえに、だれも逃れることができません。
過去とは異なり「個人デレクション」がメインだからです。
一人ひとりの「深層の精神意識」(霊性、深層心理)の次元上昇が重要になってまいります。
トランシットの「水星」は今後、そのことを示唆(しさ)し、私たちに情報を与え“希望のメッセージ”を投げかけていきます。
≪予想外のバージョン・アップ≫
「冥王星」は、上述の歴史的かつ運命的なデレクションを個々人にもたらし、漸次、強めていきます。
「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の実際的なスタートと定着に向かうためです。
宝瓶宮時代や水瓶宮は、「天王星」を共鳴星とするため、その内容や方向性は過去の常識や概念を超えた意外なものになります。
予想外のバージョン・アップが漸次、必要になるでしょう。
これまでとギャップが大きいため、水星がもたらす次元上昇した象意によって今から「意識」や「知識」また「認識」を少しずつでも準備しておかないと間に合わないといえるためです。
幸い「水瓶宮」をトランシットする今回の「水星」は、直前と逆行と再入宮に際して、3度も「冥王星」と合=0度をとって“メッセンジャー”の役割を担っていきます。
このチャンスをリーディングによって、ご受講希望者の皆さまに「単発講座」でお届けいたします。
≪次元上昇した「水星」の象意≫
ここで、次元上昇した「水星」についてです。
本質的に「水星」は、個々人の内面の「関係性」をうながします。
象徴的には、広義の“生命エネルギー”を意識の内面や生体に伝達する「メッセンジャー」の役割です。
そのため、2022年に「水瓶宮」に入宮した「水星」は、上記デレクションの「意識化」をうながしはじめ、必要な「知識」や「認識」を適時、深めていく方向で働いていくことになります。
そういった「水星」の2022年の「水瓶宮トランシット」によるデレクションをリーディングして、「深層の精神意識」の変革と、その後の「宝瓶宮時代」を生き抜くご参考をお届けしていく今回の講座です。
「宝瓶宮時代を生きる星講座」は、そういった点で重要です。
新しいアストロロジー「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)こと通称「宝瓶宮占星学」以外ではご受講できません。
今後、重要になっていく“次元上昇”した「友愛精神」(和、絆、民度、人類愛)の方向性を随時、お届けする唯一無二の講座です。。
≪ご受講要項の予定≫
そういったことがありまして、この機会を逃さずに活かして、「宝瓶宮時代を生きる星講座」をお届けいたします。
ご受講は、「「講座お申込みフォーム」にご記入いただき、その後、ご確認メールに記載の口座にご受講料をお振り込みください。
多彩な内容でご受講料金は、7,500円(税込)です。
WEBネーム(匿名)でのお申し込みも可能で、正しいメールアドレスと生年月日のご記入が必要です。
その後、2月1日前後までにメールで「星講座」をお届けいたします。
パソコンやタブレットはもちろんスマホでも閲覧できる「WEBページ」でのご提供も考えています。
ご受講者の皆さまにURLをお届けいたします。
古来より「天運」をいだく日本また日本人に、重要な“ファースト・インプレッション”(最初の印象)を与えるでしょう。
ぜひ「星講座」(水星編-水瓶宮)をエンジョイ(お楽しみ)ください。
※※「星講座」の詳細は、近日中に「パイロット版」をお届けいたします。
本来の「アストロロジー」
2021.12.28
◆「現代占星術」と新しい「アストロロジー」の根本的差異
アストロロジー(Astrology)は、ご存じのように“占星術”と訳されます。
一般的にはそうなのですが、正しいのでしょうか?
通例としては間違っていませんが、正しい和訳ともいえません。
≪アストロロジーの訳語≫
「占い」(占星術)は、厳密にいえばアストロロジーの範疇ではありません。
欧米で「ホロスコープ」をもちいて星をリーディングする「占い」をアストロロジー(Astrology)と称していますので、日本では「占星術」(学)と通例的に訳されています。
そういった事由があるため、やむをえません。
ですが、本来のアストロロジーは、「天体学」や「星の科学」(学問)であって、占い(Fortune-telling)といった意味はいっさいありません。
どうでもいいお話です。
ですが、ここには重大な問題が潜んでいます。
学問や科学と占いは根本的にスタンスが異なるためです。
内容はもちろん、ジャンルも、思惟(しい)思考や、とらえ方も180度変わってきます。
≪「天体学」や「星の科学」≫
もう少し続けます。
アストロロジー(Astrology)を直訳してみましょう。
「アストロ」(Astro)は、「星」や「天体」のことです。
英語では「star」(スター)ですね。
「~ロジ―」(-logy)は、「~学」や「~科学」などです。
なので、アストロロジー(Astrology)というとき、直訳すれば「天体学」や「星の科学」のことであり、「占い」という意味はどこにもないのです。
アストロロジーが占星術と訳されるようになったのは、前項のような事由からです。
しかし、アストロロジーの歴史をひもときますと、四角いながら「ホロスコープ」をもちいたアストロロジーが生まれた古代ギリシャでは、少なくとも当時は占いではなく、間違いなく「科学」(学問)だったのです。
≪占いに変化した経緯≫
当時は、最先端科学だったのですが、近代科学の発達とともに、今では「疑似科学」と定義されています。
さはさりながら古代ギリシャで発祥した「アストロロジー」は、今でこそ古典占星学と呼ばれるものの「占い」ではありませんでした。
現代において「占」の字が使われるのはやむをえないとして、当時はれっきとした学問すなわち「科学」として発祥発展したのです。
ですが、17世紀前後の近代科学の発展によって、科学として通用しなくなり、その特徴を活かした占いへと様相を変えていきました。
さらに、18世紀の「天王星」の発見によって、古代ギリシャの「ホロスコープ理論」(アストロロジー理論、基礎理論)は、完全に崩壊していきます。
もはや、「占い」として生き残るしか道はなくなっていったのが古典占星術(学)です。
ここで、ひとつクエスチョンがあります。
学問や科学としては否定されたものの“当たるも八卦、当たらぬも八卦”の占いとして通用する側面が残っていたということです。
それは古代ギリシャの世界観「四大元素説」は、もはや現代には通用しませんが、“宇宙の真実”につうじる一端があったということを意味するからです。
≪オカルトチックな新興宗教≫
さらに、19世紀になると「神智学協会」に所属していたアラン・レオらは、古代ギリシャの古い「ホロスコープ理論」(基礎理論)を完全に捨てました。
表層的な“当たる/当たらない”の占いに特化させたのです。
これが「現代占星術」(西洋占星術、星占い)の発端です。
それも、当然だといえます。
なぜなら、19世紀の「神智学協会」は、“神を科学する”という名目ながら著名な霊媒師マダム・ブラバツキー率いるオカルトチック(神秘的)な「新興宗教組織」にほかならなかったのですから…。
「海王星」発見直後の19世紀後半は、世界はそういったスピリチュアリズム(心霊主義)の趨勢(すうせい)のなかにありました。
私たちが現在、深層の「精神意識の変革のデレクション」の影響圏にあって、「宝瓶宮時代」の実際的なスタートに向かう時代の趨勢のなかに我知らずともあるのと、内容や方向は180度異なりますが、逃れられない状態は同じです。
≪「宝瓶星学」と宝瓶宮占星学≫
その後、20世紀の「現代占星術」は、わけあって古代ギリシャの世界観「四大元素説」の単語のみを復活させました。
“火”“地”“風”“水”のグループといった四大区分は、その代表例です。
ただし、奥深い内容までは伴っていないことは、「理論」を捨てましたので当然の状況です。
そのような状況ゆえに、今後、次元上昇していく「宝瓶宮時代」に過去の隆盛を維持したまま、将来的に生き残っていくことは漸次、むずかしくなっていくはずです。
双魚宮時代末期の“神秘波動”と、宝瓶宮時代の社会現実をともなった“友愛波動”は根本から異なるからです。
双魚宮時代の歴史パラダイム「対立二元論」や「過去の常識」は、宝瓶宮時代が定着していくと通用しなくなっていくからです。
過去の「古典占星学」はもちろん「現代占星学」も例外ではありません。
今後は、次元上昇した「ホロスコープ理論」(基礎理論)による新しいアストロロジー「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)へと、いずれ移行していきます。
“占星学的時代区分”でもある「プラトン月」(グレート・マンス)が、新たに「宝瓶宮時代」に正式に変わったのでしかたありません。
宝瓶宮時代の「ホロスコープ理論」(基礎例論)となるが、宇宙この世界をつらぬく根本法則の「基本三数」3(4)数であり「数理法則」の12数です。
上述はご自由にご判断ください。宝瓶宮占星学が「実学」を標榜(ひょうぼう)してきた理由はここにあります。
本来のアストロロジー「宝瓶星学」へと漸次、進んでいくためです。
ちなみに、現代占星術が完全になくなることはありません。
違いを許容する宝瓶宮時代なので、古い占いとして細々と信じられることになるでしょう。それも皆さまのご自由な選択如何です。
【ご参考】「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)への流れ
アストロロジーは、4,000年以上前の白羊宮時代(はくようきゅう じだい)の天体観測(ホロスコポス)がべースです。
紀元前6世紀頃に双魚宮時代の影響圏に入ると、ホロスコポスは古代ギリシャ時代において四角いホロスコープによる「アストロロジー」(Astrology:天体学、星の科学)に変わりました。
ところが、双魚宮時代の末期、理論を捨てた占星術に変容したのです。
それは、リリーフともいえる“仮の姿”にほかなりません。
「宝瓶宮時代」が今後、定着していくと本来の姿である次元上昇した「アストロロジー」(天体学、星の科学)が誕生し、新たな次元に発展していきます。
プラトン月(グレート・マンス、“占星学的時代区分”)は、常に次元上昇してもたらされますので、そうならざるをえません。
実際、そのようなアストロロジー「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)は、すでにはじまっています。
宇宙この世界の「根本法則」に基づいた「ホロスコープ理論」(基礎理論)によって解釈が進んでいる、通称「宝瓶宮占星学」がその前身です。
随感5:“星読み”のツボ
2021.12.27
◆ホロスコープ随感 その5「リーディング(星読み)のツボ」
「西洋占星術の“星読み”を極めたいかたへ」
みなさまは「ホロスコープ」を読めますか?
私は学生のときに西洋占星術を学んで、結局、挫折しました。
それから数十年が経って、宝瓶宮時代の幕開けとともに幸いにして「ホロスコープ理論」(基礎理論)を見出すことができ、今日にいたります。
≪理論を捨てた「現代占星術」≫
そういったホロスコープ遍歴から、次のように言えます。
「ホロスコープという山は高いので、いきなり頂上には登れない」
とある西洋占星術者も似たようなことを語っていました。
“星読み”や“占断”という「ホロスコープ・リーディング」の頂(いただき)をいきなり目指して、極めようとするのは、だれであっても難しいのです。
アマチュアであっても“特殊な霊感”などの才能がなければ、“マスター”(占星術師)になるのは無理があることが、かつての体験と「基礎理論」を見出した立場から、論理的にわかります。
現代占星術は、「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)末期の19世紀に、従来の「理論」を捨てました。
“当たる/当たらない”の神秘的(オカルトチック)な占いに特化したのです。
現代占星術が、従来の「理論」を捨てたのは、理由がありました。
「古典占星学(術)」を体系化してきたそれまでの古代ギリシャの世界観「四大元素説」(基礎理論)」が、近代科学の発展と「天王星」の発見によって通用しなくなったからです。
≪占いに特化した占星術≫
紀元前5~2世紀頃の双魚宮時代の影響圏において、古典占星学(アストロロジー:天体学、星の科学)は、「四大元素説」をベースに理論体系化されました。
古代ギリシャ時代のお話です。
「アストロロジー」(通称、古典占星学)には、古いながら「四大元素説」をベースにした「ホロスコープ理論」(占星学理論、基礎理論)があったのです。
しかし、その「基礎理論」は、近代科学の発展によって四大元素説は「疑似科学」(迷信)とされたために、通用しなくなりました。
さらに、追い打ちをかけたのがアメリカ独立戦争の最中に発見された「天王星」です。
これによって、土星まで7つの星で理論体系化されていた古典占星学の理論は完全に崩壊していったのです。
そういった事情がありまして、霊媒師マダム・ブラツキーが率いる「神智学協会」に所属していたアラン・レオは、「理論」を捨てて“当たる/当たらない”の占いに特化し、「現代占星術」を生みだしたのです。
占星術界隈では有名なお話です。
しかし、現代占星術の関係者は、詳細を語りたがらないようです。
古い「基礎理論」が通用しなくなったことや、「現代占星術」がはじまったのは、“神を科学する”という新興宗教組織「神智学協会」の占星術支部ゆえに、神秘主義(オカルティズム)だと知られたくないのでしょう。
≪海王星は“神秘的”な象意≫
お話を“星読み”に戻します。
19世紀中ごろに発見された「海王星」を、魚宮また双魚宮時代の共鳴星(支配星)とするようになって、本来のアストロロジーは占いへと変わります。
それ以前に双魚宮(魚宮)の“支配星”だった「木星」と異なり、新たに“支配星”となった「海王星」は、木星のように“学問”ではなく、良し悪しに関係はありませんが、地に足が着いていない“神秘的”(オカルトチック)な象意をもつためです。
「海王星」は、“まだ見ぬ理想”なども象わします。
“まだ見ぬ理想”というのは、実現可能とはかぎらず、観念的な空想上の理想などを意味します。
そんな「海王星」の象意によって、現代占星術は、いきなり“星読み”をマスターするといった“まだ見ぬ理想”を目指すようになったといえるのです。
たとえば、エベレストや富士山でもそうですが、山頂よりも高い“ホロスコープの頂(いただき)”、すなわち神秘世界のマスターを目指しても実現不可能です。
まして、登山の初心者が、地上の1合目からいきなり山頂を目指しても、労力が大きく、時間がかかるし、極めるのは相応に困難なのです。
≪新しい「基礎理論」≫
では、どうしたらよいのでしょうか。
特別に、よい方法をお教えします。
初学者やアマチュアが、いきなり“星読み”の頂(いただき)を目指すのは、ハードルが高すぎるのです。
であれば、まずは車などの交通機関で、「登山ルート」が整備された5合目あたりまで行けばよいのです。
そうすれば、初学者でもずいぶんと登りやすくなると思いませんか?
そんなものが、あるのかって?
現代占星術には、通用しなくなった古い「基礎理論」を捨てたのでありません。
ですが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーには、新しい「基礎理論」があるのです。
宝瓶宮時代の次元上昇した「ホロスコープ理論」がそれです。
宇宙この世界をつらぬく根本法則の「基本三数」と「数理法則」は、ホロスコープを構成する基礎となる理論になっています。
そのため、この「基礎理論」という“マスター・キー”をホロスコープに差し込めば、ホロスコープの象意構造や占星要素の象意といった根本の謎がすべて開かれるのです。
≪ホロスコープの扉を開く“マスター・キー”≫
次元上昇した宝瓶宮時代の新しい「基礎理論」によって「ホロスコープ」を読むと、現代戦性術のどの象意解釈が正鵠を射ているのか、真贋がみえてきます。
ひらたく申し上げますと、核心を突いている正しい象意解釈はどれなのか。
逆に、本筋から外れて“拡大解釈”や“誇大解釈”に流れている象意解釈はどれなのか。
「ホロスコープの真実」が見事なまでに見えてきます。
ホロスコープのすべての扉を開く“マスター・キー”ともなっている「基礎理論」なので、それも当然です。
そのような「基礎理論」によって、“5合目”まですぐに行けます。
さらには、頂上までの“登山ルート”が見えてきて、実践となる“星読み”や“占断”またリーディングの道が見えてきます。
あいまいな“神秘世界”を手探りで進むよりも、ご自身の頭で考えて、リーディング(星読み)のご判断が出きるようになりますので、より早く正しいルートを確実につかんで進むことができるのです。
●ホロスコープの「基礎理論」
“5合目”まで行けきれば、あとは実践のみなので、スムーズに頂きに向かって登れます。
高等数学をマスターするさいには、基礎の算数をまず知らかなければならないのと同じです。
ホロスコープも「基礎理論」がわかると、マスター(西洋占星術師)を目指しても、以降の“登山”が楽になります。
なので、結局は、時間も経費はもちろん、人生の浪費が少なくてすむようになります。
随感4:ホロスコープ究極論
2021.12.25
◆ホロスコープ随感 その4「ホロスコープ究極論」
― 西洋の「神観」による“信仰” ―
「ホロスコープ・リーディングの根幹問題」
少々、堅くるしいのですが、「ホロスコープ究極論」をお届けいたします。
「アストロロジー」また“占星術”には根本命題があります。
「空の星から、なぜ地上のことがわかるのか」といことです。
つきつめると、それは「ホロスコープとは何か?」ということになります。
宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)の新しいアストロロジー「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)からみた「究極的ホロスコープ論」です。
一方、ホロスコープ・リーディングのノウハウは、宝瓶宮時代の新しい「基礎理論」をベースにした「奥義講座」でお届けしています。
≪ホロスコープとは何か?≫
「ホロスコープ」とは何でしょうか。
一緒にお考えください。
技術的なハウツーはさておき、「宇宙」(太陽系)と「地上」をつなぐ星図(アストロ・チャート)です。
当然ですね。
宇宙太陽系の「星」(アストロ)の動きや配置から、地上の「人間」や「人類社会」の動きを読みとる「図」(チャート)、また「学」(ロジー)ですから。
そのリーディングが、どこまで可能かはともかくツールの星図です。
ここには重要な示唆(しさ)があります。
地上(地球)もまた「太陽系惑星」の一つだからです。
同様に「人間」や「人類社会」も、宇宙に発祥した稀有(けう)な存在だということです。
≪宇宙波動エネルギー≫
これがわかれば、「ホロスコープとは何か」の大局がみえてきます。
かつての双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の「対立二元論」で、「宇宙」(太陽系)と「地上」(人間)を対立する別個の存在と分けてとらえると、本質がみえなくなります。
新しい「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の「共鳴関係論」でとらえると、“真実”がみえてくるのです。
「星」と「人間」(人類社会)は、見えない世界において、ワンクッションおきつつ共鳴する“関係性”にあるためです。
つまり、物理的には別個体ですが、すべては宇宙の一員だという点で、“波動エネルギー”の共通項をもます。
そのため、直接か間接かをとわず“共鳴関係”にあります。
現代科学では、「量子力学」の考えが近いといえます。
結局、「奥義講座」実際編J「占星要素の共鳴関係論」で述べているとおり、“宇宙波動エネルギー”が関係しているのです。
≪宇宙をつらぬく基本法則≫
お気づきでしょうか?
厳密には“誤訳”といえる「占星学」をふくめてもいいのですが“占星術”と日本語訳される「アストロロジー」(Astrology:天体学、星の科学)で用いられる「ホロスコープ」に、秘密が隠されています。
結局、「大宇宙と人間」(宇宙この世界)がみえれば、ホロスコープの謎もとけてくるのです。
宝瓶宮時代の新しい宇宙観=「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)をご受講されている皆さまは、すでにお気づきかもしれません。
宇宙この世界は、「基本三数」(ホロスコープでは「数理法則」)によってつらぬかれています。
そのため、宇宙太陽系の星の配置を忠実に写しとった「ホロスコープ」も、「基本三数」3(4)数ならびに「数理法則」12数によって構成されています。
そのような“マスター・キー”の「基礎理論」によって、「ホロスコープ」のすべての“秘密の扉”が開かれます。
「基本三数」と「数理法則」の関係は、“基礎”と“展開”という点で同じです。
この法則によって「宇宙」はもちろん「地球」も、地上の「人間」や「人類社会」も、また「ホロスコープ」もつらぬかれているという点が、根本的に重要なのです。
≪双魚宮時代の神観≫
さて、お話は大詰めに入ります。
双魚宮時代(およそBC191~1989)を築いた西洋文明は、「神が宇宙や人間=創造物を創った」と教えらきました。
代表的にはキリスト教なのですが、『聖書』(旧約聖書)にそう書いているからです。
一方、東洋の仏教や大自然を崇拝する神道の日本においては、「神」(The GOD=創造神)という概念はありません。
「神」(創造神)は、馴染みがうすいのです。
ですが欧米では主流です。
現在は「信教の自由」なので、どちらでもいいでしょう。
ただ、双魚宮時代の「神観」は、“唯一にして絶対なる創造神”(超越神)ゆえ、人間(人類)は近づくことさえできず、崇めることしかできないとされています。
双魚宮時代の歴史パラダイムは「対立二元論」なので、神は“絶対善”であり、人間は“罪人”(つみびと)と別存在とされたのです。
宇宙を創られた「神」は、“雲の上の存在”として分離対立してとらえられてきました。
≪宝瓶宮時代の“神観”≫
上述の西洋社会の「神観」や「宗教観」のため、双魚宮時代に奈辺で発達した「ホロスコープ」の解釈も、結論的に次のようになりました。
「ホロスコープは、唯一にして絶対かつ万能の神を冒涜するもの」ととらえられたのが第1点。
第2点は、逆に、無意識のうちに「信教の自由によって、ホロスコープそのものを神秘的な立場において“信仰”する」という立場です。
しかし、そのような「対立二元論」の双魚宮時代は、もはや終わったのです。
「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする新しい「宝瓶宮時代」がはじまり、実際的なスタートや定着に向けて、漸次、進展しつつあります。
そのため、「ホロスコープ」を無意識ながら“神”や“信仰”の対象とした占星術はいかがでしょう?
宝瓶宮時代の新しい「共鳴関係論」による自由、対等かつ友愛精神(和、絆、民度)による、次元上昇した「ホロスコープ解釈」の時代がはじまっています。
宝瓶宮時代の“神観”というと、信仰や宗教の時代ではないので語弊(ごへい)が生じますが、「宇宙この世界」はどのように創成されたのか、“宇宙根源”かつ“宇宙集合体”をみれば、すべてのナゾが解けてくるのです。
宇宙太陽系の星を写しとった「ホロスコープ」の根幹もみえてきます。
上述の宇宙この世界の「根本法則」が、「ホロスコープ理論」と重なっているためにそういえます。
高祖神社ご参拝
2021.12.22
「高祖」と書いて“たかす”と読みます。
かつての伊都国こと、現在の福岡県糸島市にある「高祖神社」(高祖宮)にご参拝してきました。
裏山には「高祖山」(たかすやま 標高416m)が控え、その登山口にある古来由緒ある神社です。

田舎と思える山あいの小さな神社にかかわらず、天皇陛下もここからは馬を降りてご参拝しなければならない「下乗」の立て札が立っています。
実際、明治天皇ご夫妻やご家族のご親影(写真)が本殿内に飾られているなど、明治以降も歴代天皇が訪れているようです。

本殿脇の手水舎(ちょうずや)の屋根には、魔よけの「桃」が両脇に飾られているなど、『古事記』また『日本書紀』の神話に由来しています。
黄泉の国から帰るとき、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が投げたと記される桃だと想われます。

「高祖神社」のご由緒は、下の画像のとおりです。
お手数ですが、ご興味がありましたら、ご一読ください。
多少は読みやすくレタッチ(修正)を施してみました。

本殿にいたるには、木立に囲まれた古い石の階段を登っていく必要がありますが、登り口にフリーの「駐車場」があり、また神社横の「下乗」の立て札や登山者も利用できる小さな休憩小屋まで、直接、車で行くことも可能です。

ナビでも見ないと、若干、分かりにくい場所かもしれません。
「国家存在の変革」
2021.12.21
で、日本 米国 中国への影響は?
「冥王星」の水瓶宮トランシットがもたらす日米中の運命
昨今、「水瓶宮」の影響圏入りしたトランシットの「冥王星」は、日本、米国、中国に大きな変化をもたらします。
これまでお伝えしてまいりましたように、「精神意識の変革のデレクション」がメインなのですが、サブ・デレクションとしての社会への影響も見逃すことはできないためです。
「国家存在の変革」のデレクションがそれです。
GDP(国内総生産)トップ3の1位「米国」、2位「中国」、3位「日本」の3か国についてお届けいたします。
≪「星のデレクション」の3側面≫
「星のデレクション」には3つの側面があります。
詳細はいずれご紹介いたしますが、簡単には次の3分野になります。
1、メイン・デレクション
2、サブ・デレクション
3、サポート・デレクション
昨今の「冥王星のデレクション」も3つの側面があり、互いに関係しあって個人をふくめつつ人類歴史を「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の定着へと進めます。
メインは「精神意識の変革のデレクション」で、サブは国によって異なりますが「国家存在の変革のデレクション」です。
サポートは、「価値観の再スタート」のデレクションですが、今回は省略させていただきます。
3つのデレクションが統合されてもたらされるのが「宝瓶宮時代の定着へと進む実際的なスタートです。
“宝瓶宮時代のビッグバン”に続く、いわば“産声デレクション”です。
≪初期「宝瓶宮時代」の経緯≫
宝瓶宮時代は、1989年に正式にはじまりました。
人知れず起きた“宝瓶宮時代のビッグバン”がそれで、個人でいえば“受精”の瞬間です。
その後、約31年がたって2021年現在、“陣痛”がはじまった状態が昨今のトランシットの「冥王星」の水瓶宮への影響圏入りなのです。
そして、次に「オギャー」と産声をあげる誕生の瞬間が「水瓶宮」への正式入宮になります。
約2年後の2024年1月もそうですが、正式には11月になります。
宝瓶宮占星学でいう「正式入宮」は、もはや前のサイン(宮)に戻らず、当該サイン(宮)を運行することを指しています。
逆行しても「山羊宮」い戻ることなく、以降は「水瓶宮」をトランシットしはじめるときです。
≪中国人民の“自由”への咆哮≫
さて、前置きはこれくらいにいたします。
代表3か国の日米中が受けていく「冥王星」による「国家存在の変革のデレクション」を中国、米国、日本の順番でお届けいたします。
まずは中国からです。
この間、といっても冥王星の「水瓶宮」トランシットは最長で20年数間です。
その遅すぎない時期に、「中国人民」は“自由”に向かうでしょう。
中国版の「フランス革命」が起きるかもしれません。
「自由、平等、友愛」を中国人民が志向するようになるとリーディングできるからです。
なぜなら、中国の“民族性”は「蠍宮」で象わされます。
そのため、蠍宮の共鳴星の「冥王星」が下方矩(ロウアー・スクエア=90度)にあたる「水瓶宮」を通過していくことによって、そうリーディングできるためです。
「宝瓶宮時代」の象意は、“自由”“個性”(対等)“友愛精神”(和、絆、民度)です。
冥王星の「水瓶宮」トランシットは、実際は未定だといえますが、中国人民(民族)による自由への咆哮(ほうこう)となる可能性があるようです。
≪米国は再び世界の“頂点”へ?≫
次は、アメリカの「国家存在の変革のディレクション」についてお届けいたします。
日本もアメリカも「水瓶宮」で象わされる“国体”をもちます。
これは何を意味するのでしょうか。
アメリカの場合、“世界の自由民主主義体制を守る”という「天命」をもちます。
なので、それに如何で運勢は“両極端”に変わります。
アメリカが「天命」を果たせば、宝瓶宮時代の天運にのって、再び世界の“頂点”に立ちます。
正式に「宝瓶宮時代」がはじまったとき、ソ連が崩壊して“パクス・アメリカーナ”といわれた時期があったようにです。
しかし、果たせなければ、“どん底”が待っているでしょう。
ただ、上述のように中国人民が“自由”を求めて動き、立ち上がるために前者に動くとリーディングできます。
「宝瓶宮時代」というのは、自由民主主義体制の延長にあります。
そのため、アメリカ国民の“深層の精神意識”が覚醒され、アメリカ建国の自由の精神に立ち返るのではないでしょうか。
≪日本人の「精神意識の変革」≫
最後に、アメリカ、中国に次いでGDP3位の日本です。
「何だ、3位に落ちたのか」と考えないでください。
狭い国土と1億程度の人口で世界3位はスゴイことです。
というか、2位がトップに立つためには、3位を取り込む必要があり、1位がトップをキープするには、やはり3位と仲良くしておく必要があるのです。
うまく活かせる見識や器量があれば、3位の強みともなっています。
ごたくはともかく、“民族性”を「魚宮」とし、“現体制”を「牡牛宮」とする日本は、「国家存在の変革」のデレクションによって、世界的なプレゼンスを発揮するようになります。
細かなご説明はともかく、結論のみを申し上げますと、「水瓶宮」をトランシットする「冥王星」のデレクションは、日本が“ワンマン”や“傲慢不遜”にならなければ、政治的かつ経済的に「プレゼンス」(存在感)を発揮するディレクションになるからです。
世界に必要な日本の「存在」になっていきます。
そのためには、【重要】古来よりの“日本的霊性”を発揮し、宝瓶宮時代の「精神意識」でもある友愛精神(和、絆、民度)を今後、一人ひとりが身に付ける必要があるのです。