クオリアル生活-深層心理編
2022.03.30
 
クオリアル生活-深層心理編
― 信仰生活から友愛生活へ ―



◆「深層の意識波動と宇宙波動との共鳴関係」



ここでいう「クオリアル生活」は、宝瓶宮時代を視野に入れた「試論」です。

これまでの双魚宮時代の「生活」と、「クオリアル生活」とはどこが異なるのでしょうか。

双魚宮時代の特徴を代表的にいえば、“祈りの生活”や“信仰生活”でした。

といっても現代人、とくに若いかたにはピンとこないと思います。



≪双魚宮時代の信仰生活≫

約2,000年前、具体的には「仏陀」生誕の約400年後、そして「イエス」生誕の約170年ほど前に、双魚宮時代そうぎょきゅう じだい)は正式にはじまりました。

それ以降、中世まで人類史をけん引してきた西欧の日常は“信仰生活”といってもいいものでした。

かつて西欧の中心だったローマ帝国において313年「ミラノ勅令」によって、キリスト教が国教と定められたからです。

それ以来、西欧社会はローマン・カトリックの支配下にありました。

ローマ皇帝といえども、神やイエスを否定できずぬかづくしかなかったのです。

事実、17世紀初頭になって、近代科学をひらいたガリレオ・ガリレイ(1564-1642)は、キリスト教の教えに反して「地球が太陽の周りを回っている」(地動説)を主張し、翻意しなかったために宗教裁判(異端審問)にかけられて、終身刑を言い渡されました。

しかし、宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)が正式にはじまる6年前の1983年、当時のローマ法王ヨハネ・パウロ二世は、ガリレオに対する1633年の第2回異端審問の誤りを認め謝罪しました。

ガリレオの破門を解いて、彼の科学的功績をたたえるミサを2009年に行なっています。

近代科学による合理思考はガリレオ以降、急速に発達しました。

1630年頃から宝瓶宮時代の影響圏に入ったことも、その理由の一つです。

それでも宗教支配から人々が脱して信教の自由をはじめ自由の権利を着実に得るには、数々の市民革命を経つつ、定着には20世紀まで待たなければなりませんでした。



≪宗教の時代の終わり≫

現代では宗教支配の面影はありません。

今から33年前の1989年に宇宙波動が変わり、宝瓶宮時代が正式にはじまったからです。

有名なオウム真理教(現在は解散)による地下鉄サリン事件(1995)や、その前後、多くの洗脳事件が社会を騒がせたのも、宗教の時代ではなくなったからです。

もっとも、現在は「双魚宮時代のリバイバル」のデレクション中です。

そのため“善/悪”や“支配/被支配”といった双魚宮時代の歴史パラダイム「対立二元論」が一時的にぶり返しています。

といったことがありまして、今はまだ宝瓶宮時代というよりは、その過渡期にあります。

ですが、「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションは、もはや長くはありません。

当該デレクションを本質的にみれば、双魚宮時代の霊性を“再認識”していくことにあります。

そのご認識を前提に、「海王星」は来年2023年3月から「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のデレクションを投げかけはじめます。



≪意識波動の芽吹き≫

宝瓶宮時代は、1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」によって正式にはじまりました。

人知れず“宇宙波動”が変化したのです。

以降、人々の深層の精神意識に宝瓶宮時代の「意識波動」が、われ知らずとも芽吹きはじめました。

どこまでご自覚されておられるかは人それぞれなのですが、日本人の言動をみればまぎれもない事実です。

“民族性”を「魚宮」とし、古来より大自然を崇拝する「日本的霊性」をもち、“国体”を水瓶宮とする日本および日本人に顕著にはたらくディレクションが、当該「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションの本質だからです。

ちなみに、深層の「精神意識の変革のデレクション」も、日本および日本人に最も強くうながすものになっています。

日本人の「精神意識」が高く、最先端だからです。

それが、どのような「意識波動」によるものなのかというと、宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」や「友愛精神」(和、絆、民度:人類愛)に基づきます。

このような宇宙波動は、時代的な恵沢なので多くの場合、無意識に受けます。

人によっては意識を奪われて発揮できなかったり、いずれ消えていくこともあります。

そのため、ご自分で意識されつつ定立していくことが必要です。



≪宇宙波動との共鳴≫

今回の「クオリアル生活」は、そのような見えない意識波動がテーマです。

内面性をクオリアルに保つのは自分自身しかできません。

ブランド品のように金銭や他人の製作に依存して、「よろしく」とはいかないのです。

肉体をもって「オギャーッ!」と生まれたときから、古い言葉でいえば人は“霊性”をともないます。

見ることも、自覚することも、難しい深層の精神意識ですが、人生経験によるさまざまな感情や言動などとともに、いずれにも育っていくのが深層の精神意識こと“霊性”や“深層心理”です。

それらが宝瓶宮時代の宇宙波動と共鳴するほど、時代の流れとともにある運勢すなわち「天運」を受けていくようになります。

「天運」というのは、時代の流れとともにあるからです。



≪自分自身の課題≫

かといって焦る必要はありません。

今後の「クオリアル生活」のポイントの一つをご紹介しているのです。

宇宙波動との共鳴は、自分自身が意識して行動していくしかありません。

ご自身の“想い”を探りながら、「イヤだな、気持ち良くないな」と感じることは、ご自身のレベルに照らしてご判断されつつ、極力避けるほうがよいといえます。

なんとなくでも、ご自分の心が「喜んでいる」と思えたり、「嬉しい」と感じたりしているといったようなことがあれば、ご自身のレベルや周囲の状況を吟味されつつ、行なわれてみてはいかがでしょうか。

そういった日常の些細なことのなかに、案外と深層の精神意識を育てる「クオリアル生活」の一端があったりします。

それはともかく「クオリアル生活」は、意識波動のみならず、現実の社会生活をふくみます。

両立させることによって成り立ちます。

宇宙波動と共鳴して、自らの意志で人生をエンジョイしていく日常の生活だからです。

双魚宮時代のように、誰かから「〇〇しなければならない」といった強制や社会通念ではなく、自分自身が課題としていくのが「クオリアル生活」です。









クオリアル生活-試論
2022.03.27
 
クオリアル生活-試論
― 個性的で満足な日常の暮らし ―


◆「自分に合ったよいものこそ毎日使うものに」



「クオリアル生活」、広告のキャッチコピーみたいですね。

かつてのパルコ、西武百貨店のコピー、物質的充足のみならず、精神的にも文化的にも満足のいく生活を提案した「おいしい生活」(1982)のような。

いろんな生活があってもいいのですが、宝瓶宮時代のクオリティーで現実的な生活を少しイメージしてみました。

お遊びの息抜き記事とお考えください。



≪個性や状況に応じて≫

ご自身の生活や人生です。

他人とは異なるご自分に応じた生活様式になると存じます。

いずれにしても、今の時代や、ご自身の周囲の状況、また地域や社会に根付いた現実的な生活になるのは当然でしょう。

そこで、宝瓶宮時代の「クオリアル生活」の一例をイメージしてみました。

個性や状況に応じたアレンジは必要です。

まったく違う生活でもかまいません。

「クオリアル生活」ですから。

10人いれば10種類の「クオリアル生活」、千人いれば千通りの「クオリアル生活」があって当然です。

逆に、宝瓶宮時代は「こうしなければならない」といった押し付けはありません。

「共鳴関係論」と「友愛精神」(和、絆、民度:人類愛)がベースにあるのが「クオリアル生活」です。



≪大阪あるある≫

「これ、なんぼやと思う? 300円やで、お買い得やろ?」

なんて、引き合いに出して申し訳ありませんが、トラ柄の服を自慢したりします。

いいんですよ。

自分の着たいものを、お値打ち価格で買えるなら、それも「クオリアル生活」です。

使わないと分かっているものを安いからというだけで購入する人はいないですよね。

ですが、よく使うかどうかわからないのに、安売りしていたので購入する人がまれにいたりします。

それで結果的に満足できるものであればいいのです。

ただ一般的に、「安売り」には安く売らなければならない理由があったりします。

現代日本にはさすがになくなったと思いますが、1回使っただけで壊れるものだったり、1回洗っただけで縮んだり色落ちして着られなくなる粗悪品などです。



≪高品質な“粗悪品”≫

次に、ご参考に逆パターンをみてみましょう。

仮に、友人の結婚式などに着ていくために、奮発して高価な服を買ったとします。

当然、ご自分によく似合ういい服で満足なのですが、高価なので1回着ただけでずーっと箪笥の肥やしになっているケースです。

着崩したくないので、ふだんは着ないでとっておいて、そのまま、いつしかご自身の体形が変わってしまったり、年齢とともに着れなくなったりしたとします。

これも、1回使っただけなので、上述の粗悪品と同じです。

それって「クオリアル生活」ですか?

着ないけど持っているという「満足感」や「安心感」はあります。

しかし現実にそっているとはいえません。

いずれ着なくなるのなら、似合ういい服なので、買ったときに多く着こなしたほうがいいと思いません。

そのほうが「クオリアル生活」です。



≪ブランドという他人の価値≫

さらに逆のパターンです。

ブランド品にこだわって購入するというのはどうでしょう?

価値観は人それぞれですから、ステイタスだというのならそれも否定はいたしません。

それがあるうちは“心に余裕”ができたり、“自慢できたり”しますものね。

ただし、極論すれば、他人による“持ち物の価値”なので、本質的にみて、自分自身の価値が上がったわけではありません。

物や高価や安価をとわず「価格」に踊らされてしまえば、やはり上述の「大阪あるある」と同じパターンになります。

むしろ高価な“ブランド”という他人の価値に依存したぶんだけ、「クオリアル生活」とは真逆ではないでしょうか?

ブランド品を身につけて褒められるのと、トラ柄の服を見せながら「これ安かったんやで」というのとは同じようなものです。

高い安いは両極ですが、「価格」に価値をおいている点で同じレベルだからです。



≪常用のクオリティ-≫

どのパターンが良いとか悪いとか言っているのではありません。

お好きにされていいのですが、いくつかのパターンをご紹介してみました。

最後にもう一つ。

毎日のように使うものだから、ご自分の個性やセンスに合って、品質やデザインも満足できて、安全で体や健康を害さないものを買って常用にしよう。

お値段は高すぎれば手が出せませんが、高くても買えればそれでよし。

まれに安いお値打ち価格のものもあったりします。

それなら、なおさら結果的にいいかも。

クオリティーだし、実際的だし、個性にも合って、満足できる普段使い。

このパターンはどうでしょう?

相応のクオリティ-があって、日常生活に使えて、独自の個性にも合う。

日々満足できませんか?

さらにいえば、ご自身のライフスタイルによって、周囲の人々を相応にでも楽しくできたり、勇気づけることができれば、なおよいでしょう。

かってな推測ですが。


※「クオリアル生活:試論」でした。

初回は分かりやすいように、“物品”にたとえてみました。

次回は、打って変わって「深層心理編」です。









宝瓶宮占星学サイト・ガイド
2022.03.24
 
「宝瓶宮占星学」サイトの閲覧ガイド
― どこにどんな記事があるのか ―


◆「膨大になりすぎた記事の反省をふまえて」



つれづれなるまま、無計画に記事をアップしてまいりました。

古くて現在に合わない記事もあれば、いまだに斬新な記事もあります。

いずれにしましても膨大になりすぎたと「反省」しています。

どこからどう読んだらいいのか分かりにくいと思うからです。

とりあえずは最新記事のチェックをおすすめいたします。

※当ページリンクは、「宝瓶宮占星学」サイトに別画面で開きます。


≪新旧ピンキリの記事≫

記事が多すぎます。

古くからのビジターのかたはともかくとして、最近、当サイトにアクセスされたかたは、どこからどう読んだらいいのかわかりにくいと存じます。

自分でも思います。

「あれ? どこに書いた内容だったかな?」ということがあるからです。

もともと記憶力がよくないので、内容は覚えていても、どの記事に書いたのかは記憶していないことがあるのです。

うがった見方をすれば、もしかしたら自分でそう思っているだけで、実際はアップしていないのかもしれません。

人間、そんなものです。

HDを備えたコンピューターではないのですから。パソコンでも無意識に「保存」をクリックすると、分からなくなることがありますよね。

どちらでもいいのですが、あまりに古いものにこだわりすぎると、新しい時代の流れが感じられにくくなったり、時代に取り残されたりすることが起こりかねないためです。



≪当サイトの閲覧ガイド≫

以下、「宝瓶宮占星学サイト」の歩き方ならぬ、閲覧ガイドをご紹介してみたいと思います。

次をご参考にされてください。


A、とりあえずは、「最新記事」をチェック

→ホームページの「更新情報」からどうぞ。

→更新情報の最下部にある「過去の更新をみる」には、2005年からの更新情報がずらずらと記載されています。


B、ベースの「宝瓶宮占星学」や「宝瓶宮時代」を紹介する記事をまずチェック

→ホームページ右上の占星学研究「宝瓶宮時代と占星学」、また「宝瓶宮占星学-1.プロローグ」は必須でしょう。(初期の古い記事ですが…)

→ついでに一般向け「近未来予測 基礎編」は、最初に「星のデレクション」(運勢変化、時代変化)をご紹介した記事なので、チェックされておかれるとよいでしょう。
(※ほかの近未来予測は今では古くなったものがあります)


C、以上を踏まえて、ご自身のご関心に合わせてご自由にお読みください

これだと、ガイドにならないですね。。

なぜ今、宝瓶宮占星学なのか、またほかでは読めない「星のデレクション」をリーディングした「近未来予測 基礎編」などは、最新記事と併せて必見です。

希少価値が高い記事だからです。



≪ご関心ごとにご紹介≫

次に、ニーズ別にご紹介しておきます。


C-1、占星学(術)またホロスコープを知りたい

→占星学研究「基礎から学ぶホロスコープ」と「ホロスコープ随感」また一般向け「リーディング・サンプル&メモ」をどうぞ。

「リーディング・サンプル&メモ」は、日向坂46メンバー(2021年現在)のソーラーチャートをリーディングして実践例として解説したものです。


C-2、宝瓶宮占星学の一般的な見解を知りたい

→一般向け「社会風潮を読み解く」、「政治情勢を読み解く Part3」、「恋愛と結婚の相性 Part2」、さらには「西洋占星術との付き合い方」などをどうぞ。

Part1など初期の記事は「サイトマップ」からご覧いただけます。

それらには古くなっているものもありますが、基礎を押さえているものもあります。

一方、鋭い切り口なのが古代史に関する一連の記事です。

ホームページ上部左側にリンクを貼っている「特別連載」です。

賛否はあると存じますが力作ぞろいです。

また、「宝瓶宮占星学 -9.雑考編」の歴史に関する記事、とくに同トップの記事「日本は何座宮?」は宝瓶宮占星学を読むベースともなっていますので、必見の要チェック記事です。



≪特別コンテンツ≫

次に、スペシャル・コンテンツをご紹介いたします。

今週の運勢」は、ご紹介する必要はないですね。

→「今週の運勢1/牡羊宮~乙女宮」と「今週の運勢2/天秤宮~魚宮」を交互に隔週で掲載しています。


上述のオープン記事では読めない、奥深い特別な内容の有料コンテンツもご用意しています。

有料なのは当然ですね。

今日的でかつ未来的な価値がある、ほかにない特別なコンテンツでお届けしているからです。

どれもお値段以上のスペシャルな内容です。

以下、順番にご紹介してまいります。


1、運勢鑑定(HTMLメールでの鑑定)
現代占星術とは一味異なるご自分の性質や運勢また相性などについて知りたい。

→「鑑定メニューのご案内」から、ご希望のコースをお選びください。

ご依頼の鑑定は、すべて誤魔化しのきかない文章(HTMLメール)でお届けしています。

また宝瓶宮占星学オリジナルの「ホロスコープ」(出生天球図)を添付しています。

拡大してもきれいなベクター形式のPDF形式です。

文章を読みやすく行間を設定したHTMLメールでお届けしていますので、お好きなときに何度でも読み返してご確認や再認識ができます。



≪各種講座の内容≫

一般、初心者、初学者、アマ、プロを問わず各種講座をご紹介いたします。


2、入門講座
(PDF版のダウンロード)

ホロスコープの根本や宝瓶宮占星学の基本の考え方やノウハウまたベースをまずは知りたい。

→『入門講座』をどうぞ。

PDF形式でお届けする『入門講座』は、「はじめに」「1、基礎編」「2、実際編」の三部作です。

10年以上前の制作で、副読本に信頼できる「西洋占星術本」をベースにおすすめしています。

ご購入者のオリジナル・ホロスコープ付きで、ネットからのダウンロードになります。

ご購入者には、任意のサービスで「レクチャールーム」のID&パスワードをお届けしていますので、さらに学ぶことができます。


3、伝授講座
(毎月2~3講座ほどのメール講座、WEB版あり)

→『伝授講座』は、「数理法則とクオリアル・ワールド」からご覧いただけます。

占星学関係者にかぎらず、どなたでも読める目からウロコの驚愕の内容です。

宇宙この世界の仕組みや謎を、根本法則の「基本三数」(数理法則)から解いて、ご納得の内容でお届けしています。

占星学にご興味のあるかたはもちろん、カウンセリングなど一般のかたも生涯をつうじて役立つ宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」を伝えする内容です。

「数理法則」の成り立ちをはじめ、その意味、さらにはその展開による「宇宙創成プロセス」や「宇宙この世界の根本様態」など、宇宙この世界の秘密が明らかになります。


4、実技講座
(PDF:圧縮フォルダによる6回ほどのメール講座)

→「実技講座」は、「基本三数」(数理法則)から解き明かした「ホロスコープ」の象意構造などが学べます。

→ホロスコープ・リーディングの実技のための基本となる講座です。

宝瓶宮占星学のホロスコープ解釈をお知りになりたいかたは、基礎理論(基本三数、数理法則)によるホロスコープの構造と見方を図説でお届けしている当「実技講座」は必須です。


5、奥義講座
(紙媒体の講座テキスト&基礎資料:ペーパー受講とスカイプ受講の選択可能)

→ホロスコープ・マスター「奥義講座」は、宝瓶宮占星学の「奥義」(おうぎ)を学べるベストアイテムです。

ホロスコープの秘密の扉を開く“マスター・キー”の「基礎理論」をベースに、宝瓶宮占星学のホロスコープ・リーディングを体得できる特別講座になっています。

「基礎編」と「実際編」からなっており、講座テキストのほかに基礎資料やWEB資料が閲覧できます。

ペーパー受講による学習も可能ですし、月2回のスカイプ受講(音声)も選択が可能です。


詳細は、各種当該講座のご説明ページをご参照されてください。


ほかにも特別に「宝瓶宮時代を生きる星講座」を現在(2022年)、単発のメール講座としてお届けしています。

タイムリーです。

期間限定で、明日をよりよく生き抜くために重要なメッセージをお届けする必読の内容となっています。









新「海王星」への次元上昇
2022.03.21
 
新「海王星」への次元上昇
― 新しい霊性意識の覚醒 ―


◆「現実理想を底支えしていく宝瓶宮時代の海王星」



意外なことに「海王星」は今後、重要になっていきます。

宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)は「天王星」を共鳴星としますが、「海王星」は双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)末期の“支配星”ながら、実は底支えする星になっていきます。

理由はいくつかあります。

一つは、“吉凶”のない美しい「海王星」に変容していくからです。



≪海王星の次元上昇≫

水星のメッセージ Vol.3 海王星編」などをお読みになられたかたは、ご存じでしょう。

次のようにお伝えいたしました。


●「水星のメッセージ Vol.3 海王星編」より抜粋――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ここにおよんで、「海王星」は宝瓶宮時代の「海王星」として新しく“衣替え”をはじめたのです。

もはや、古い「海王星」ではなくなります。

双魚宮時代の“支配星”だった「海王星」から、一時的かもしれませんが、宝瓶宮時代の“サブ共鳴星”としての「海王星」へと驚くべき次元上昇をしていきます。

「海王星」の本意(本当の象意)にもとづいて、宇宙の真実につうじる“理想のメッセージ”を、宝瓶宮時代の実際的なスタートと定着に向けて人類に投げかけていくようになります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「海王星」の発見とともに起きたのが、近代スピリチュアリズム(神秘主義、心霊主義)とマルキシズム(理想的共産主義)でした。

もう一つ、神智学協会の占星術ロッジ(支部)から萌芽した現代占星術もそうです。

ほかに新興宗教(カルト宗教)などがあります。



≪海王星発見の時代≫

近代スピリチュアルブームは1848年に世に知られた「フォックス姉妹事件」によって起きました。

前年12月からはじまった「ポルターガイスト現象」がその発端です。

同じく1848年には、マルクスとエンゲルスの共著によって『共産党宣言』が出版されています。

先の20世紀を戦争の時代へと陥れた共産主義ムーブメントは、ここからはじまっています。

この両者、スピリチュアリズム(心霊主義)とマルキシズム(理想的共産主義)は正反対の分野ですが、象意的には類似点をもちます。

占星学からみると、いずれも“まだ見ぬ世界”にかかわる点で、「海王星」の“夢”や“まだ見ぬ理想”また“幻想”などの象意をもちます。

「海王星」は、1846年の発見から163年(※注)を経て、ホロスコープを一周し、水瓶宮25度Rの位置に戻りました。

その2009年からはじまったのが「双魚宮時代のリバイバル」の「星のデレクション」(運勢変化、時代変化)です。

当該デレクションによって、左派政党の旧民主党へと政権交代が行なわれ、このとき鳩山総理は「これは革命です!」と述べたのです。


【※注】海王星の公転周期

海王星の天体学による公転周期は、165年(164.79年)です。

では、ホロスコープを1周するのに、やはり同じように165年かかるのでしょうか。

ホロスコープの基礎中の基礎「春分点歳差」をご存じなら、すぐにお分かりでしょう。

答えは、2年ほど短く、約163年(162.5年)になります。

小難しいお話はともかく、天体の公転周期と、春分点の移動にともなうホロスコープを1周する当該惑星の期間は、公転周期の長い星ほど比較的ながら大きく異なってきます。



≪霊性と深層の精神意識≫

上述の「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションは今や末期に至りました。

「海王星」は、来年2023年3月に魚宮25度を越えて牡羊宮の影響圏に進むと、「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のデレクションをもたらしはじめます。

当該デレクションは「冥王星」が現在、深層の「精神意識の変革のデレクション」をうながしていることから、同じく「深層の精神意識」(霊性、深層心理)の覚醒(目覚め)をもたらしていくものになります。

なんのためでしょうか?

いずれも、宝瓶宮時代を実際的にスタートさせていくためです。

私たちに“魂”(深層の精神意識)の次元上昇(アセンション)を差し迫まっていくものになります。

逆もいえます。

個々人が“魂”を次元上昇させなければ、実際的にスタートしていく宝瓶宮時代の「天運」に乗りにくくなっていくからです。

宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしていますので、共鳴関係によってそうなります。



≪美しい象意をもった海王星≫

これ以降、「海王星」は牡羊宮0度の「春分点」へと進んでいきます。

春分点を通過して、「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のデレクションとともに、自ら変容させていくのです。

そして、美しい象意をもった星に生まれ変わっていきます。

現代占星術で「海王星」は“凶星”に区分されていますが、そうではなくなります。

はたして、現代占星術また占術師はこのことに気づけるのでしょうか。

いったん“吉凶解釈”の占断や鑑定にはまってしまうと、中毒や宗教的洗脳に似た状態にわれ知らずとも陥ってしまうからです。

そうなると、ちょっとやそっとでは抜け出せません。

かつて宝瓶宮時代のアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)を立ち上げるまでは私もそうでした。

長いこと現代占星術に慣れ親しんでいたからです。

そのため、“吉凶解釈”の考えや思念から抜け出すのにタテの頭をヨコをするような苦闘をしばらく続けました。



≪友愛社会理想を示唆≫

結論的に、宝瓶宮時代の「海王星」は、現代占星術でいう“凶星”ではなく美しい“夢”や“ビジョン”、またまだ見ぬ理想とはいえ“バラ色の未来”をもたらす本来の姿に変容していきます。

なぜ、そういえるのか?

宝瓶宮時代は、双魚宮時代のように“吉凶”や“善悪”、また“支配/被支配”といった「対立二元論」の時代ではなくなるからです。

「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしていく時代なので、“凶星”などではなく、本来の「海王星」になっていくからです。

さらに、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」は、“現実理想”(Reality Ideal)を象わします。

一方、次元上昇した「海王星」は、その現実理想に向かって“夢”や“ビジョン”をもたらし、宝瓶宮時代の現実的な友愛社会理想を示唆していくことになります。

宝瓶宮時代の「現実的な友愛社会」というのは、双魚宮時代の「対立」や「闘争」の対義となる古い概念の「友愛」(同胞愛)とは異なります。

「共鳴関係論」による「友愛精神」(和、絆、民度:人類愛)です。

詳細は、「宝瓶宮時代を生きる星講座」Vol.1~Vol.3(有料の単発メール講座)などをご参照いただければと存じます。









星講座 名実とものはじまり
2022.03.17
 
名実とものはじまり
「星講座 Vol.3」一部抜粋
― 水星編-牡羊宮&牡牛宮 ―


◆「意識化と現実対応のスタートを告げる3~4月」



「水星編-牡羊宮&牡牛宮」の一部を抜粋してご紹介いたします。

メインは「意識化」のはじまりを告げる内容になっています。

時代はあと数年を経ずして、大きく変わっていくためです。

「星講座」が目的としている明日に備えた準備や天運をえてまいりましょう。



≪リード文の一部抜粋≫

以下は、ご受講者にお届けする「星講座 Vol.3」リード文の一部抜粋です。



●「星講座 Vol.3」リード文より抜粋(1)――――――――――――――――――――――――――

「星講座 Vol.3」で今回お伝えするのは、「意識化」に向けた名実とものはじまりのときに至ったということです。

Vol.1「水星編-水瓶宮」、またVol.2「水星編-魚宮」は、プロローグともいえるご紹介で、はじめていくための重要な心構え、また事前準備でした。

Vol.3「水星編-牡羊宮&牡牛宮」でお伝えするのは、いよいよスタートです。

(中略)

水星は、今年2022年3月27日~4月11日まで牡羊宮をトランシットし、その後4月30日まで牡牛宮をトランシットします。

「牡羊宮」は、わずか15日間で、「牡牛宮」は19日間という短さです。

先を急ぐ「水星」です。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


上記抜粋は、最終的にはリライトしてお伝えいたします。

表現は変化する可能性がありますが、論旨は変わりません。

すでにお申込みのかたには、予定より早めにお届けいたします。

なので、お時間に余裕をもってご準備いただけるでしょう。

「星講座」は、これまでの時代とは異なる「明日」に備えた新しい内容が多いため、内容を吟味されつつ、休み休み目をとおされてください。



≪圧巻のデレクション・メッセージ≫

続けて、同じくリード文からの抜粋です。


●「星講座 Vol.3」リード文より抜粋(2)―――――――――――――――――――――――――

「春分点」を超えて、「牡羊宮」に入宮し、次の「牡牛宮」をトランシットしていく「水星」は、圧巻の「ディレクション・メッセージ」を投げかけていきます。

「冥王星」に下方矩=90度をとったまま「牡羊宮」に入宮し、「牡牛宮」では「天王星」と合=0度をとります。

さらには、水瓶宮をトランシット中の「土星」に下方矩=90度をとり、同時に「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール」とも合(0度)と衝(180度)をとっていきます。

「土星」を軸として、「ドラゴンヘッド&ドラゴンテール」が形成するジャストのT矩(Tスクエア=90・90・180)の一角を「水星」は通過して、はじまりのメッセージを告げていきます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


詳細は、「宝瓶宮時代を生き抜く星講座 Vol.3」(水星編-牡羊宮&牡牛宮)の第4項目“「牡羊宮&牡牛宮2022」と「水星デレクション」”でお伝えしています。

こちらも同じくリライトしてお伝えいたします。

この1月~5月は、「水星」による時代のはじまりを告げる「デレクション・メッセージ」のピークになっています。

Vol.3「水星編-牡羊宮&牡牛宮」は、「意識化」と「日常生活」また「現実化」を告げるメッセージになります。



≪単発のメール講座≫

次は、「講座メール」自体のご案内です。

「星講座」は、閲覧端末を選ばないレスポンシブHTMLメールでお送りしています。

画面幅に応じて行幅が可変いたしますので、読みやすい行幅に設定されて閲覧ください。

さらに通常、メールはベタ行間で表示されます。

ですが、当該講座は長文なので、適度に行間を設定しています。

そのため、お好きな行幅に可変していくことで、はるかに読みやすくできると存じます。

講座は「メール」でお送りいたしますが、ネットから同じ内容の閲覧が可能です。

「星講座」の送信をご案内いたしますメールに、当該「WEBページ」のURLを記載しています。

また「星講座 Vol.3」の中にもリンクを貼っていますので、「WEBページ」に飛んで閲覧することができます。



≪ページ内リンクの作動≫

コンテンツは、次の8項目です。

1■はじめに
2■水星のメッセージ Vol.7:火星編
3■「宝瓶宮時代」の位置づけ…天王星編
4■「牡羊宮&牡牛宮」2022と「水星デレクション」
 【トランシットの「冥王星」に下方矩=90度】
 【トランシットの「天王星」と合=0度】
 【トランシットの「土星」に下方矩=90度】
 ※ドラゴンヘッドに合=0度
5■「水星」が「牡羊宮」にある場合…新旧解釈例
6■「水星」が「牡牛宮」にある場合…新旧解釈例
7■宝瓶宮時代を生きるアドバイス…自由と個性編(友愛精神と共鳴関係論)
8■「水星」の12サイン(宮)入宮日…2022年

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なお、「星講座 Vol.3」の配信は、「水星」が「牡羊宮」に入宮する3月27日までにお送りいたします。

ご入金をもちまして正式お申込みとなります。

そののち講座メールを送信いたしますので、お早めにお申し込みください。

すでにお申込みをお済みのかたには、お知らせいたしました3月21日「春分の日」の以前から配信を開始いたします。










2022.03.17 19:07 | 固定リンク | | コメント (0)
星の象意と宇宙波動
2022.03.15
 
星の象意と宇宙波動
― 体内に秘めた天体センサー ―


◆「宇宙波動をキャッチする受容体のお話」



宝瓶宮占星学サイトの初期にアップした「自存波仮説」につうじる宇宙波動のお話です。

「自存波」というのは、すべての存在を個体ならしめ、存在させている宇宙波動の一つです。

ホロスコープからみても、宇宙波動によって人は太陽系天体と共鳴関係にあり、それを星の象意として受けています。

宇宙波動は目には見えませんし、感じとることもできないために、認識はもちろん、ご自覚もできないのですが、胎内に秘めた天体センサー「受容体」によってキャッチしています。

それによって、私たちは星の象意といった見えない宇宙波動の影響を受けつつ、常日頃、現状を視野にご判断をしているのです。




≪宇宙波動と天体センサー≫

アストロロジーまた占星学(術)には、古来より根本命題があります。

「空の星から、なぜ地上のことがわかるのか」といった、だれも納得のいく答えを出せないでいる根本の大疑問です。

ところが、意外なことに、次元上昇した宝瓶宮時代のアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)は、宇宙この世界をつらぬく根本法則を「基礎理論」としているために、簡単に答えを出すことができます。

今回は、アストロロジーの根本命題と関連して、星の象意をもたらしている宇宙波動をキャッチする天体センサー「受容体」が人にはあるというお話です。

「受容体」は、目に見えません。

棒状や平面状またお椀状などさまざまな形のアンテナ、また古くは真空管や昨今ではICチップなどで構成された受信装置を肉眼で見ることができます。

だとしても、多様な電波の存在や受信の仕組みを知らなければ、何なのかご理解できないのと同じです。



≪新旧バージョン≫

天体センサー「受容体」とは何でしょうか。

たとえていえば、電波をキャッチして、音声化や映像化して楽しませてくれるラジオやテレビのアンテナや受信装置のようなものだとお考えください。

人には、宇宙波動をキャッチする天体センサー「受容体」が秘められているのです。

その感度や性能は、個々人によってさまざまです。

バージョンも新旧あります。

たとえば、古いAM放送のアンテナや受信装置では、高音質のFM放送を受信したり、聴くことはできません。

同じように、かつてのアナログテレビでは、昨今の高画質のデジタル放送を受信も視聴もできないのと同じです。

星の象意を伝える宇宙波動をうける「受容体」も同様です。

古いバージョンの「受容体」で、次元上昇した宝瓶宮時代の星の象意すなわち宇宙波動を正しくキャッチすることはできません。

旧バージョンの「受容体」では、そのことに気づくことさえできないのです。

きっと「何をバカなことを言っているんだ?」と反発されたり、感情的に否定するしかできないでしょう。



≪執行猶予の期間だった≫

旧バージョンの「受容体」では、次元上昇した宝瓶宮時代の新しい象意の存在に気づくことさえできません。

たとえば、1989年に「宝瓶宮時代のビッグバン」が人知れず起きました。

宇宙波動が宝瓶宮時代に変わったのです。

現代占星術は、自らが依って立つ「占星学的な時代区分」の宇宙波動が、発展的に変化したことにまだ気づいていないようです。

もっとも、その20年後の2009年から「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションがはじまりました。

そうことがありまして、実際的なスタートはこれからという「執行猶予」の期間が、これまで続いていました。

「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションは、もはや終盤です。

旧態依然の「受容体」からのバージョンアップが必要な時代が差し迫っています。

新しい宇宙波動は、いわゆるアナログ放送からデジタル放送へ、3Gから4G、4Gから5Gといったように変わっていきます。



≪宇宙波動と受容体≫

もし、古いままの「受容体」で、むりやり新しい宇宙波動をキャッチしようとすると、「誤変換」や「勘違い」を起こしかねません。

たとえば、“風の時代”といった「誤変換」はその代表です。

さらには、鑑定においても、開運を願ってご依頼されたはずなのに、古い“吉凶解釈”によって、わざわざ運勢を落とす占断を知らないうちに下していることも同様です。

星の象意に“吉凶”はなく、次元上昇した宝瓶宮時代の美しい象意をキャッチできないためです。

バージョンアップされた「受容体」によってのみ、キャッチが可能になっていきます。

ただし、相応の感性を人間は持っています。

なので、なかには「おかしいな?」と思うかたもいらっしゃるでしょう。

その小さな気づきの瞬間がチャンスです。

ただ、多くの場合、「占星術信仰」にどっぷりと浸かっていることが多いので、そうなると抜け出しにくいのもまた事実です。



≪「受容体」のバージョンアップ≫

結局、「受容体」のバージョンアップは、気づきの瞬間に動くなり、早いほうがいいのです。

今のうちなら、性能や感度は人それぞれでかまいません。

最初から完璧を求める必要はありません。

また「受容体」は、ご自身の個性や才能また使命に応じて相応に異なってきます。

結局、人は宇宙波動をキャッチする天体センサー「受容体」を有しているからこそ、宇宙太陽系の星の配置を忠実に写しとった「ホロスコープ」(出生天球図)から、リーディングが可能になっています。

「受容体」のバージョンアップは、ホロスコープ・リーディングにかぎれば、宇宙この世界の根本法則にもとづいた「基礎理論」によって、徐々に可能です。

いくつかの方法があります。

「受容体」のバージョンアップは、「深層の精神意識」の変革のデレクションが一般的になります。

占星学の分野では、宝瓶宮時代のアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)の「基礎理論」によって、理論的にバージョンアップしていくことが可能です。

ほかにご自身に応じたそれぞれの方法やステップ・バイ・ステップでのご対応があります。









星たちが教える2022年3月
2022.03.12
 
星たちが教える2022年3月
― 新時代へ意識化のはじまり ―


◆「そろって一つのデレクションを差し示す星たち」



今後の生き方にかかわる今年2022年1月~5月の「星のデレクション」の特徴をお伝えいたします。

重要な意識化のスタートがもたらされるからです。

動きの定まっている星なのに、予知していたとしか考えられません。


≪現在の星の動き≫

最初に、現在の星の動き(トランシット:運行)をご紹介いたします。

運勢的に影響力の大きいソーシャル・プラネットの「冥王星/海王星/天王星/土星/木星」の5つの星です。

【冥王星】…現在、「水瓶宮」の影響圏である山羊宮28度をトランシット中です。

【海王星】…自らの共鳴サイン(宮)「魚宮」の終盤をトランシット中です。

【天王星】…自らの共鳴サイン(宮)「水瓶宮」の下方矩(ロウアー・スクエア=90度)をトランシット中です。

まず「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の現在をご紹介いたしました。

運勢的に影響力の大きな星たちだからです。

「冥王星」は、昨年2021年12月以降「深層の精神意識」(霊性、深層心理)の変革をうながしはじめました。

昨今、「水瓶宮」の下方矩=90度をトランシットしている「天王星」も同様です。

それは「魚宮」の「海王星」も類似です。

「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションの本質は、「霊性意識の再認識」にあるからです。



≪新旧“支配星”のそろいぶみ≫

次に、ポピュラーなソーシャル・プラネットの「土星」と「木星」ご紹介いたします。

【土星】…現在、「水瓶宮」をトランシット中です。

【木星】…今年2022年1月から「魚宮」をトランシット中です。

この動きには、どのような意味があるのでしょうか。

「古典占星学」に詳しいかたなら、お気づきかもしれません。

「土星」は、かつての「水瓶宮」の“支配星”でした。

一方、「木星」は、「魚宮」また「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)のかつての“支配星”です。

現在の「水瓶宮」の共鳴星「天王星」は、前述のように共鳴サイン(宮)の下方矩=90度をトランシット中です。

「魚宮」の現在の共鳴星「海王星」は、自らの共鳴意サイン(宮)「魚宮」をトランシット中です。

新旧“支配星”(共鳴星)が、そろって自らのサイン(宮)にかかわってトランシットをしている現在です。

結局、「冥王星」をふくめて、すべてのソーシャル・プラネットが、双魚宮時代から宝瓶宮時代の「深層の精神意識」にかかわるデレクションを投げかけている現在また昨今です。



≪星は支配せず共鳴するのみ≫

“支配星”という呼び名は、古い双魚宮時代の古典占星学や現代占星術の用語です。

もはや、“支配/被支配”といった「対立二元論」の時代ではなく、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする宝瓶宮時代ゆえに、「共鳴星」という呼び名がふさわしいのです。

実際に「星」がほかの占星要素を支配したり、個々人の性質や運勢また人間社会を支配することなどありえません。

もはや迷信を、事実かのように信じ込む時代ではないのです。

宝瓶宮時代は、主体的で責任ある意志判断が重要になります。

ほかの誰かに支配されるといった考えや、その発想自体が古いので、ホロスコープも“支配星”ではなく「共鳴星」が適切なのです。

ご自身を欺く言葉やウソは、書くことも、使うこともしないほうがよい時代です。

宝瓶宮時代は、ご自分の心や魂また霊性にウソをつかないことが重要です。

真実が明らかになっていく時代なので、自分自身からはじめていかなければならないからです。

もちろん、皆さまがどのようにご判断されても、それは自己責任ですしご自由です。



≪宇宙の叡智の一端≫

残り余白が少なくなったので、先を急ぎます。

なぜ、運勢的に影響力の強い「ソーシャル・プラネット」は今、この時期に「水瓶宮」と「魚宮」にかかわりつつ、そろって「深層の精神意識」をうながすデレクションを投げかけているのでしょうか。

宝瓶宮時代を意識し、心の準備をしていくにふさわしい「実際的なはじまり」の時期だからです。

変革を象わす「冥王星」や改革を象わす「天王星」が、自らの共鳴サイン(宮)の下方矩=90度をトランシットしていることがポイントです。

「海王星」もまた、自らの共鳴サイン(宮)の「魚宮」をトランシットし、「霊性意識」の再認識をうながしています。

「海王星」が、まだ見ぬ理想や、いわゆる霊界をはじめとした形而上世界(けいじじょうせかい)にかかわる神秘的(オカルトチック)な象意をもつことを知れば、「霊性意識」の象意があることは自ずと明らかです。

「ソーシャル・プラネット」のすべてがそろって、「深層の精神意識」や「霊性意識」にかかわるデレクションを投げかけている現在2022年3月という重要局面です。

これらは「宝瓶宮時代」を実際的にスタートさせていくためのデレクションです。

不思議なのは、太陽系が生じた太古から、動きの定まっている星たちです。

にもかかわらず、この時期に見計らったように、そろっ、同じデレクションを投げかけているのです。

計り知れない「宇宙の叡智」を、ここに垣間見ることができます。



≪星のデレクションそろい踏み≫

さて、結論を書きます。

今年2022年1月~5月は、影響力の大きなソーシャル・プラネット「冥王星/海王星/天王星/土星/木星」のすべてが、宝瓶宮時代の実際的なスタートをうながしています。

「深層の精神意識」の変革すなわち次元上昇(アセンション)や、霊性意識といった「深層意識の再認識」です。

「宝瓶宮時代」の実際的なはじまりに「待ったなし!」と軍配が翻ったときに至った現在2022年3月です。

そのことを星たちは、この1月から「水星」にメッセージを託して発し続け、特別に皆さまにうながし続けているのです。

古い双魚宮時代のままの観念や常識から、今後の宝瓶宮時代を生きぬくためにの意識化をうながしています。

はじまりの時がきたからです。

星は太古からこのことを知っていたかのように、今このときにそろって上述のようなデレクションを投げかけています。

皆さまが新しい時代とともにあり、歴史の大河に逆行したり、無視して沈んでしまうことがないように、時の流れとともにある「天運」をもたらそうとしています。


【星講座の開始と現時点】

これらは、今年2022年1月から「宝瓶宮時代を生きる星講座」を急遽開始した事由ともなっています。

星講座Vol.3「水星編-牡羊宮&牡牛宮」は、この3月に「春分点」を通過して意識化の実際的なスタートと、「牡牛宮」をトランシットして現実的な日常生活をメッセージしていく、名実とものはじまりをお伝えする内容になっています。









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