安倍元首相を追悼する
2022.07.14
[友愛精神の体現者] ― 完璧なホラリー・ホロスコープ ―



当ページでリーディング解説は行ないません




世界の平和と安定に貢献した偉大な人物を亡くしました。

事件から4日後、市役所の1Fロビーに設けられた「弔問記帳所」にて、個人的に献花と記帳をして参りました。

安倍氏が首相だったころ、トランプ大統領と習近平主席の間を取りもち、またドイツのメンケル首相とのいさかいに「シンゾーが言うなら」とトランプも納得するなど、日本のプレゼンスを世界的に知らしめた人物です。

そんな世界的にも高い評価を受ける安倍元首相が、なぜ凶弾に倒れなければならなかったのか…。







≪人知を超えた背後≫

事件当日の夕方、委細を調べて、犯行時刻を割り出し、ホラリー・ホロスコープを作成しました。

事件の隠された背景を知りたかったからです。

「基本三数」によってホラリー・ホロスコープをリーディングすると、真相がみえてきました。




完璧といえるホラリー・ホロスコープになっていたのです。

事件の仔細は象われていたのですが、人知を超えたものが背後にあることを悟りました。


【One Point】 もう少し落ち着いてからリーディングの詳細は、機会があれば示唆することがあるかもしれません。

ですが、現在は時期尚早なのでご了承ください。

宝瓶宮時代への流れが進んでからのほうが、ご理解いただけるでしょう。




≪隠れた獅子宮の象意≫

一般公開はできませんが、相応ながらもお届けしておかなければならないのも事実です。

そういった事由がありまして、今回は「水星編-獅子宮」でご紹介することにしました。

なぜなら、安倍氏は出生時間を設定しないソーラーチャートにおいても「獅子宮」の象意をお持ちになるからです。

ちなみに、出生時間は“2時35分”という旧2chのデータがありますが、ガセのようです。

それだと、ASC=上昇点「獅子宮」なので、一応の説得力はありますが、ホロスコープ全体としては、宰相たるにはあまりにも弱く、外交の安倍といわれる象意さえ出てきません。

占星術では占断できなくても、「基本三数」を根本理論とする宝瓶宮占星学からはリーディングできます。

そういった安倍氏のバース・チャート(出生天球図)と同時に、今般の事件は宝瓶宮時代に向かう「星のディレクション」とも関連していますので、「新時代 Vol.6」でお届けすることが適切だと考えます。


【One Point】 深い意味がある事件のホラリー・ホロスコープでした。

人智を超えたものさえリーディングできました。

宝瓶宮時代を生きるサジェスチョンも認められました。

そういった事由から、リーディング解説とともにお届けさせていただきます。




≪完璧なホラリー・ホロスコープ≫

初めて聞くかたがいらっしゃるかもしれませんが、「基本三数」というのは、宇宙この世界をつらぬく根幹法則です。

宝瓶宮時代のアストロロジーにおいて、ホロスコープの根本理論とするもので、この法則によらないものは、何一つありません。

宇宙この世界も、太陽系の星々も、その配置を忠実に写したホロスコープも、リーディングもそうです。

地上の社会や個々人も同様です。

そのため「基本三数」によってホロスコープを作成し、解釈し、地上に適応することによって、宇宙の秘密を解き明かす実際的で現実に即したリーディングが可能になります。

銃撃事件の真意もそこからみえてきました。

一見、上掲のホロスコープはどこにでもあるもののようですが、これまで見たことがない完璧なホラリー・ホロスコープになっています。


【One Point】 多くのかたが心を痛め、何かをお感じになっておられます。

いったい何が起きたのか…。

心の深層で何か感じておられても、言語化することがむずかしく、模索されたり、モヤモヤしたものを抱えておられるのではないでしょうか。




≪目標として慕われていた≫

深層の「精神意識の変革」のデレクションは、すでに昨年12月からはじまっています。

そこにもかかわる出来事です。

安倍元首相は、宝瓶宮時代の「友愛精神」(和、絆、民度)を世界レベルで体現されておられた先覚者です。

そのため、新時代を先駆けた傑出した人物ゆえに、旧時代の激しい抵抗に遭い、波頭を一身に受けてきました。

その一方で、宝瓶宮時代の深層の精神意識に啓発された方々からはヒーロー同然で、どこまでご自覚されておられるかはともかく、尊敬し、目標とし、密かな憧憬を抱いておられたのだと存じます。


【One Point】 自覚しにくい深層の精神意識(霊性、深層心理)です。

そのぶん、すぐに変わることはできません。

ただ今後は、少しずつでも意識し、知識を持たれて、ご認識を深めつつ、体感体得されていかれるディレクションの時代がはじまっています。




≪今日の三大ディレクション≫

現在は、錯綜した「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の末期です。

当サイトをご高覧の皆さまであれば、すでに意識に留めておられると存じます。

土星外惑星(トランス・サタニアン)がもたらす歴史的なディレクションです。

天王星は、水瓶宮に下方矩=90度の「牡牛宮」をトランシットしています。

海王星は、双魚宮時代に共鳴する「魚宮」をトランシットしています。

冥王星は、山羊宮25度を越えて、自らの共鳴サイン(宮)の下方矩=90度にあたる「水瓶宮」の影響圏をトランシットしています。

これら土星外惑星は、一方で混乱をもたらすとともに宝瓶宮時代に向けた進捗をうながしています。


【One Point】 ということで、今年2022年は混乱の歴史の交差点にあたります。

今後、進みゆく宝瓶宮時代をどのように生き抜いていくのか。

曲がるのか直進するのか、ご判断はご自由ですが、天運を抱く日本また私たち日本人がメイン・ターゲットになっています。



最後に、2つの言葉を記して追悼の意とさせていただきます。

「一粒の麦 地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん。もし死なば多くの実を結ぶべし。」

「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」 (吉田松陰 『留魂録』)









中ロ朝の体制変化を問う
2022.07.12
[時代は動く] ― 双魚宮時代のリバイバルの終焉 ―



◆「急激な体制変革よりもソフトランディングがベスト




いつの世も時代は予測できずに動いていきます。

昨今は複雑に時代の流れが交錯する歴史の分岐点に差しかかっていますので、とくにそうなります。

ロシアのウクライナ侵攻など現在を混乱に導いた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、まもなく終わりを迎えようとしています。

その親玉といえる約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代(DC171頃-1989)が断末魔を迎えた20世紀のようにです。

「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からリーディングするとそういえます。



≪星のディレクションとは≫

いくつかご説明が必要だと存じます。

「星のディレクション」というのは、ホロスコープを宇宙波動エネルギーを見据えて現実的に解釈しリーディングしたもので、残念ながら占星術にはありません。

宇宙の根幹法則「基本三数」(数理法則)と宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」をベースとするリーディングです。

そういった「星のディレクション」からみたとき、海王星が自らの共鳴サイン(宮)の魚宮を、その象意に基づいて幻想や混迷をもたらしつつトランシット(運行)していった2009~2022年の現在は、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション中で、もはやその末期です。

古代ギリシャのアストロロジーの時代から、次の占星学的な時代とされていたのが宝瓶宮時代(Ege of Aquarius)で、ついに33年前の1989年に正式にはじまりました。

その歴史の大河に逆流する支配/被支配の「対立二元論」を再び招来しているのが、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションです。

深い意味がある歴史の一時的な逆行現象なのですが、スイングバイ(かすめ飛行)のように、その反作用によって宝瓶宮時代への動きを加速させていくことになります。

海王星が来年2023年3月に魚宮25度を通過していくことによって、リバイバルのディレクションは漸次、一段落をしはじめます。


【One Point】 「星のディレクション」によって何を課題とし、どのような方向に変化がもたらされていくのかがわかります。

個人においても社会や人類歴史においても同様で、天気予報の雨雲レーダーみたいな役割です。




≪ソフトランディングがベスト≫

プライベートなお話を少しします。

以前、飛行機であちこち行くことがありました。

ドスンとタッチダウンして、すぐに逆噴射がはじまるときもあれば、なかなか着地せずに飛び続け、滑走路を飛び出すのではないかと冷やひやしたときもありました。

たった1度だけですが、なんの衝撃もなく着陸したことがあります。

見事なもので、車輪が接地するドスンという音もなく、気づかずに停機したのです。

たまたまなのかベテランのパイロットだったのか、昨今、断末魔を迎えつつあるロシアや北朝鮮また中国も、そのようなソフトランディングをしていくことが世界にとっても望ましいのです。


【One Point】 国家体制の問題なので、乗客という国民よりも専制国家という飛行機がいつまで飛び続けて、いつ安全に着陸するのかが重要です。

共産主義国家の成れの果ての専制国家は、すでに高度を下げつつあり、羽田沖墜落事故のように逆噴射をしないことを願っています。




3≪共産主義と現代占星術のはじまり≫

宝瓶宮時代のアストロロジー通称:宝瓶宮占星学によるディレクション・リーディングから、共産主義の流れをご説明させていただきます。




双魚宮時代の断末魔、20世紀を揺り動かした壮大な歴史実験といわれる共産主義は、1848年のマルクスらによる『共産党宣言』の出版からはじまりました。

その2年前の1846年に発見された海王星にかかわる出来事です。

天王星、海王星、冥王星といった土星外惑星(トランス・サタニアン)は、発見された時代の世相と共鳴する象意を持つために、共産主義は海王星の初期の象意どおりに「まだ見ぬ理想」といった本質を有します。

マルクスが描いた理想的共産主義がそうでした。

現代占星術の萌芽も同じく1848年のフォックス姉妹のポルターガイスト現象に端を発した世界的な心霊ブーム(近代スピリチュアリズム)に由来し、海王星の「まだ見ぬ理想」といった象意をもちます。


【One Point】 マルクスの共産主義とアラン・レオの現代占星術は、政治思想と神秘的な占いといった正反対に異なるカテゴリーに属しますが、「まだ見ぬ理想」を象意とする点で一致しています。

もっとも前者は、武力革命を肯定する「マルクス・レーニン主義」に変質していきました。




≪海王星のホロスコープ1周≫

まだ見ぬ理想こと、夢や幻想を象意とする海王星によって、共産主義運動は20世紀に隆盛を極め、現代占星術はホロスコープ占いに変容しつつはぐくまれていきました。

共産主義が一段落していったのは、1989年に人知れず起きた「宝瓶宮時代のビックバン」によって、宝瓶宮時代が正式にはじまったときで、米ソ首脳によって同年12月に東西冷戦の終結宣言がなされたときです。

これによってソ連は2年後の1991年に崩壊し、新ロシアへと変わりました。

ところが、わずか20年後の2009年に過去の双魚宮時代末期の混乱をぶり返す「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがはじまったのです。

海王星がホロスコープを1周し、発見されたもとの位置、魚宮の影響圏がはじまる水瓶宮25度に戻ったからです。

ここから世界は、ロシアと中国の蠢動によって、再び20世紀のような混乱に陥っていったのです。


【One Point】 宝瓶宮時代へと進む歴史の大河の流れは変わりません。

逆流は今年2022年が最後のピークで、20世紀を混迷に陥れた共産主義国家の成れの果ての専制国家も、かつてのソ連に類似して、近々終末期を迎えていかざるをえないようです。




≪中ロの世界覇権への蠢動≫

ご参考に、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの当初のようすをご紹介しておきます。

当時のオバマ米大統領は、「アメリカは世界の警察官ではないとの考えに同意する」といった不用意な発言(2013年)によって、ソ連崩壊後、眠っていたロシアと中国の野望を再び目覚めさせました。

「アメリカに戦う意志なし」とみた両国は、ご存じのとおり、世界覇権への野望をむき出しにしはじめたのです。

ロシアは翌2014年のクリミア侵攻&併合にはじまり、今年2022年のウクライナ侵攻を引き起こしました。

その狙いは、黒海を経て地中海へと侵出し、軍事拠点を築くことでNATO(欧州)を北と南から揺さぶり、意のままに支配してアメリカに対抗することです。

一方、中国もオバマ発言後、南シナ海の占有と軍事拠点化を着々と進め、一帯一路やアフリカをはじめとした発展途上国に勢力を広げて、多数決による国連支配を強め、世界を牛耳ろうとしてきました。


【One Point】 日本では、2009年に旧民主党による鳩山政権が誕生しています。

ですが、逆流は最後は歴史の大河に呑み込まれていく運命です。

かつての双魚宮時代の末期、戦争の世紀と呼ばれた20世紀と類似した動きが、今年2022年「双魚宮時代のリバイバル」の末期に起きているようです。









想定外の歴史の交差点
2022.07.09
[新時代 水星編-獅子宮]― 対宮が示す新しい方向性 ―


◆「転換ポイントの新時代:「水星編-獅子宮」からはじまる



現代は抗うことのできない歴史の交差点に差しかかっています。

感じられておられるかたは少なくはないのではないでしょうか。

ただし、明白にご認識されていて、どのような方向に変わっていくのか、どの道を選択すればいいのか、確信を得ておられるかたは多くはないように存じます。

ですが、心の奥底では、何か分かっておられるのです。

深層の精神意識の変革のディレクションがはじまっているからです。






≪新時代のはじまり≫

歴史の大河は、すでに約30年ほど前から大きく流れを変え動きはじめています。

人知れず起きた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」によって、前人未到の宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)がいよいよ本格化していくからです。

ちなみに、宝瓶宮時代というのは、紀元前2世紀頃からの名称で、古代ギリシャの天文学者ピッパルコス(BC190頃-BC129頃)が発見した「春分点歳差」に基づいたプラトン年(グレート・イヤー)によるプラトン月の一つです。

“風の時代”といった曖昧模糊とした名称などではなく、プロの西洋占術師であれば知らない人はいない重要な概念を伴なった名称です。

今後の宝瓶宮時代は、これまでの人類歴史とは根本から異なった社会規範の時代になっていきます。


【One Point】 戦後の西洋占星術ブームのとき、専門的に「ホロスコープ」なるものを日本に広めた故ルル・ラブア(1945-1999)師の古典的名著『占星学の見方』や『ホロスコープ入門』(1972初版、1977改訂新版)のなかに宝瓶宮時代のごく簡単な紹介がみられます。




≪双魚宮時代のリバイバル≫

さて、皆さまがどこまでお気づきかはともかく、歴史の大河の変化はなかなか気づくことができません。

周囲も一緒に流れ、社会全体がゆるやかに変化していくためです。

ところが、「あれ? 何か以前と景色が違ってるな」と思ったときには、相当に変化していて、もう後戻りはできません。

今年2022年までは、まだ「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション中なので過去の考えや社会通念でいけます。

ですが、来年3月を過ぎていくと、日常の生活や仕事に忙殺されているうちに、知らずしらずのうちに景色が少しずつ早送りされていくかのように変わっていくことが、漸次ながらも起こりはじめるでしょう。

なぜなら、来年2023年3月に「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくとともに、前人未到の宝瓶宮時代の歴史の大河の流れは、確実に進んでいくからです。

そういった未体験の社会の到来に向けて、それなりに意識化し、知識化され、またご認識を徐々にでも深めてご準備されておくのが「宝瓶宮時代を生きる」です。

各サイン(宮)に応じた単発のメール講座です。

名づけて「新時代」です。


【One Point】 宝瓶宮時代は知る人ぞ知る水瓶宮の共鳴星「天王星」の象意に伴なって前人未到の「新時代」がはじまります。

これまでの双魚宮時代は、観念的な夢見る社会でしたが、宝瓶宮時代はシビアな現実に一歩、近づいてまいります。




≪宇宙波動エネルギー≫

なぜ、上述のようなことが言えるのでしょうか。

宇宙の根幹法則「基本三数」と、宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」によって、宇宙波動エネルギーをリーディングした「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)から案外と明確にみえてくるものです。

一般的に知られている占星術からいえば「未来予測」でしょうが、次元が異なります。

まして、風の時代などとチャチャを入れているレベルからは、たぶんご理解はもちろん、想像さえもできないでしょう。

実際に、宇宙この世界をつらぬく根幹法則「基本三数」(宇宙的な哲理、基本原則)によって、個々人や人類社会を現実的にリーディングできるものだからです。

基本三数による法理的なホロスコープ解釈によって、それらがリーディングできるのです。

宇宙波動エネルギーに基づいて、相応の紆余曲折を経つつ歴史は動いているためです。


【One Point】 宇宙波動エネルギーをリーディングしてお伝えするのが「星のディレクション」だということができます。人類歴史の変遷は、宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座でもお届けしているとおりだからです。




≪宝瓶宮時代を生きる≫

さて、ごく簡単に身近に迫りつつある宝瓶宮時代は、前人未到の社会となっていくことをお伝えいたします。

これまでの社会通念とはまったく異なったものになっていきます。

今すぐということはありませんが、社会の規範や常識とされたものが漸次、通用しない方向に進んでいくことになります。

ご判断はご自由です。

ですが、何の想定もできず、予備知識もないままに、そのような認識外となる歴史の大河の流れに抗えば、最悪の場合ですが溺れてしまうことが起きかねません。

それは避けたいのです。

深層の「精神意識の変革」のディレクションをもたらしている「冥王星」と合(コンジャクション=0度)をとったまま、今年2022年に「水瓶宮」に入宮し、以降、各サイン(宮)を順次、通過していく「水星」による新時代へのディレクション・メッセージをメインとしたものが「宝瓶宮時代を生きる」です。

フレキシブルに選べる単発のメール講座になっています。


【One Point】 先の「水星編-蟹宮」は、蟹宮や第4ハウス(室)の象意に基づいて深層の精神意識(霊性、深層心理)や宝瓶宮時代を生き抜く家庭観をお伝えいたました。今回の「水星編-獅子宮」は、水瓶宮の対宮であることから、最重要のサイン(宮)となる内容です。




≪「水星編-獅子宮」≫

「水星編-蟹宮」もそうですが、「水星編-獅子宮」からは基礎編ではなく、実際的な内容になっています。

いつでもお読みになることができます。

7月8日に痛ましい衝撃の安倍元首相銃撃事件が起きました。

心からのご冥福をお祈りいたします。

ホラリー・ホロスコープを作成すると、初めてみる星の構成で、個々人にとって、日本にとって、いえ世界や人類歴史にとっても、深い意味があることがリーディングできました。

今回は関連することもあって、その解説と背景の一端や真因などを「水星編-獅子宮」で取り上げたいと存じます。

一般的には心が落ち着いてから、機会があればリーディングの一部をお伝えすることがあるかもしれません。

今は書けませんので、誰よりも美しい日本を心から愛し、世界の平和と安定を願った安倍元首相を悼みたいと存じます。

表層的な時代の逆流に呑み込まれず、見えざる歴史の大河を見定めて、流れに乗り、少しでも天運を手にされたいかたなどに宝瓶宮時代の獅子宮にかかわる内容で一部のかただけにご紹介させていただきます。

先の「宝瓶宮時代を生き抜く家庭観」に続けて、宝瓶宮時代をお知りになられて意識化し、生き抜くヒントを獅子宮の象意に基づきつつお届けさせていただきます。

意識化され、知識化し、自らのご認識を深めつつ、時や状況が至れば、いつでも体感や体得ができるように備えておかれるご参考にされていただきたいと存じます。


【One Point】 「水星編-獅子宮」は、水星が獅子宮に入宮する7月19日までに、閲覧端末を選ばないレスポンシブなHTMLメールでお送りする予定です。

また送信のご案内メールに記載されたURLからも、ネット上でご閲覧いただけます。

深層の「精神意識の変革」のディレクションは、すでに実質的にはじまっています。



→ 「講座お申込みフォーム







2022.07.09 22:43 | 固定リンク | | コメント (0)
KDDI通信障害を読む
2022.07.06
[日本の混乱] ― サイバー攻撃テストの可能性 ―


◆「突如起きた大規模な通信障害のバックアップを問う




かなりの混乱が起きたようです。

過去の経緯があってKDDIとAUは使わないと決めていたので、個人的には被害はありませんでした。

ですが、これはセキュリティーの甘さを示すもので、急成長の企業にはよく見られるものです。

イザという場合に備え、代替システムが用意されていないことが露呈したのですから。



≪KDDI通信障害のホロスコープ≫

何が原因なのか、ホラリー・ホロスコープからみてみましょう。

下図が、今般のKDDIの大規模通信障害が起きた時間のホラリー・ホロスコープです。



【One Point】 例によって「ホロスコープ作成ソフト」のままではなく、宝瓶宮時代のアストロロジー理論にそって、もちいる星や許容度数(オーブ)を修正し、ハンドメイドで作成しています。

また、12ハウス(室)を30度ずつ均等にした正しいハウスシステムになっていることがお分かりだと存じます。

時間は通信障害が発生した夜中1時35分です。




≪サイバー攻撃の可能性?≫

一見して、YOD(ヨッド=150/150/60)が目に飛び込んできます。

「蠍宮25度」のDES(Desendant:ディセンダント=下降点)を頂点(Apex)に、双子宮に位置する当該サイン(宮)の共鳴星「水星」と、同じく牡羊宮に位置する同サイン(宮)の共鳴星「火星」を底辺としたYODです。

もはや、結論は出ました。

障害発生の時間が正確であれば、サイバー攻撃の可能性をリーディングできます。

ですが、単純ではなさそうです。

複数の部分で星が交錯しており、本番ではなく、様子見のテストのようになっているからです。

KDDI回線の通信障害が起きた場合、どの程度の混乱が起きるかといったようなことでレポートはこれからでしょう。


【One Point】 そういった星まわりが複数の箇所でみられます。

重要なことは、今回の通信障害を奇貨として、いつ何が起きてもいいように代替システムをKDDIが準備できるかです。

サイバー戦の昨今、全国的な通信事業に携わる者は今後、そういった意識が必要になってきます。




≪社会のTOPクラスの関与≫

細かなリーディングのご説明は省いて、要点のみをご説明させていただきます。

YODの頂点、DES=下降点「蠍宮」の共鳴星「冥王星」は、正反対に位置するASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)「牡牛宮」に上三分(アッパー・トライン=120度)をとっていることが、最大のポイントです。

単純にいえば、“自分”で意図し、それが目標となった今般の通信障害です。

一方で、この「冥王星」は、日本の実力者や中国(民族性)を象わすことも考慮に入れておかなければなりません。

その「冥王星」が、YODの底辺の一つ牡羊宮の「火星」を矩(スクエア=90度)とし、もう一方の底辺の双子宮の「水星」は「土星」を上三分=120度としていることから、攻撃的な大規模通信障害がリーディングできるものになっています。

そこに、社会のTOPクラスまた権力の関与が示唆されているホロスコープです。


【One Point】 ホラリー・リーディングの一つのご参考としてご高覧ください。

複数の星の配置が“自己完結型”になっていますので、KDDI自身の問題はもちろん、テストケースのサイバー攻撃のホラリー・ホロスコープになっているといえます。




≪不可解な自己完結型≫

宝瓶宮時代のアストロロジー通称:宝瓶宮占星学の新しいホラリー・リーディングでは、IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) を重要視します。

上掲のホロスコープでは、獅子宮のIC=北中点で、「月」がほぼジャストの合(コンジャクション=0度)をとり、蟹宮の「太陽」と交歓(ミューチュアル・レセプション)を形成している珍しいものになっています。

しかも、この「月」は、許容度数(オーブ)10度をとった場合、ギリギリながら上述のDES=下降点の共鳴星で、水瓶宮の影響圏にある山羊宮27度の「冥王星」と衝(オポジション=180度)をとって絡んでいるのです。

こうなると、ますます「なんじゃ、こりゃー!」(by 松田優作)といった自分であって自分のことではない、不可解な自己完結型の社会の「TOPクラス」また何らかの「権力」がかかわった大規模通信障害事件であることが垣間みえてきます。

このほかにも、錯綜した星の配置が複数あることは、自己完結型の通信障害である様相が強く、今すぐに何かが起きるといった可能性はみられません。


【One Point】 牡羊宮の「木星」は、IC=北中点に合=0度の「月」に上三分=120度です。

その一方で、「月」と交歓(M.R.)の「太陽」に矩=90度をとっていることは要チェックです。

「木星」は、海外など遠い世界を象わすことがあるからです。

また牡羊宮に位置することなどから、海外のサイバー攻撃部隊の関与は捨てきれません。





≪秘匿か大スキャンダル≫

困りました。

YODの頂点の「DES=下降点」やそれに合=0度の「ドラゴンテール」が、魚宮の「海王星」と蟹宮の「ケレス」を交えて、大三角(グランドトライン=120度×3)を形成しているためです。

双魚宮時代の古い解釈のまま、大三角(120度×3)を大吉座相などと誤まってとらえると、占断ミスを招くことになります。

ホロスコープの真相が見えてこなくなるのです。

さらに、当該大三角(120度×3)は、ASC=上昇点はもちろん、MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)の共鳴星「天王星」と「ドラゴンヘッド」を尻尾として、大三角凧となるトライン・カイト=120/120/60/60を形成していて、トラブル必至がリーディングできるからです。

さらに、「理由がわかりません」ということも起こりえます。

今般のKDDI通信障害の原因は、真相が隠されて不明になるか、勘違いを含めて適当な理由がでっち上げられ偽装されることを意味しています。

逆に、もし真相が白日のもとにさらされた場合、大スキャンダルに発展することを象わすホロスコープになっています。


【One Point】 国家機密やトップクラスが絡むと往々にして隠ぺい工作がなされることが起こりえます。

ライバルなどが暴露すればお話は別ですが、KDDI側も企業の保身を第一に考えることでしょう。

ですが、国家規模の通信事業にかかわる者の責任は今日、小さくはありません。









邪馬台国への行程ミス
2022.07.03
[魏志倭人伝の矛盾] ― 平和ボケした学者や研究者 ―



◆「合理的な解釈をすれば北部九州を出ない邪馬台国




『三国志』(魏書第30巻 烏丸鮮卑東夷伝倭人条)こと、通称「魏志倭人伝」に、記述ミスもしくは解釈ミスがあるのはご存じのかたも多いでしょう。

記述どおりに進むと、海の中に邪馬台国が位置することになるためです。

かといって、里程や日程また方角が間違っていると考えるのも的外れです。

そういった学者や研究者は、たぶん平和ボケしていて、当時の状況がつかめていないのではないでしょうか。


※画像は映画「レッドクリフ」より。



【観光旅行の記録ではない】

晋の史官、著作郎の陳寿(233?-297?)が記した「魏志倭人伝」は、一般人の倭国観光旅行記を資料にしたものではありません。

三国志の時代はもちろん、その前の後漢(東漢帝国 25-220)といえども、予断は許さない戦時中です。

これが意味するところは、陳寿が参考にした記録は、文化レベルも分からない海を渡った異国の軍事偵察を兼ねたものだということです。

しかも、倭国大乱をはさんだ時代であって無防備で旅をすることはありえません。

万一に備えて、軍隊や偵察測量のプロを伴なった一行の記録だと考えなければなりません。

里程や日程また方角をもし間違えたら、自分のクビが飛びかねない時代なのです。

そんな軍事偵察のプロが記した倭国偵察記をもとに著したのが、通称「魏志倭人伝」です。

里程や日程また方角を大きく間違うことは、ほぼありえません。




【複数あった偵察訪問の記録】

倭国を訪れた記録は1つだけではありません。

福岡の志賀島(しかのしま)で発見されたと伝わる金印の時代、1世紀に相互に訪問した記録が『後漢書』に記されています。

後漢や魏を訪れた倭国からの使者から聞き取った記録も残されているでしょう。

また、2世紀の倭国大乱や3世紀の卑弥呼共立後の記録など複数あることが、太宰府天満宮に残された国宝「翰苑」(かんえん)の逸文などからみえてきます。

結局、「魏志倭人伝」を著した陳寿は、複数の記録を参考にしつつ一つにまとめたのです。

卑弥呼の邪馬台国が記された記録は、その最後のものでしかありません。

もちろん手書きの時代ですし、書き間違いや写し間違いはチェックしたとしても起こりえるでしょう。

だからといって、里程や日程の数字にミスがあってはいけないので、慎重にチェックされます。

まして、東西南北の方角を写し間違えるなど、軍事偵察の記録にはあってはいけないことなので、大きなミスは考えられません。

これが「魏志倭人伝」をひもとく大前提になります。




【単位の違う行程を足し算しても】

こう書いても信用されないかたがいらっしゃるのではないでしょうか。

「いやいや、それだと邪馬台国は海の中に…」

ありません。

北部九州内にきれいに収まります。

なぜなら、ポイントは「投馬国」(つまこく)にあるからです。

謎解きをしましょう。

帯方郡(半島の付け根付近)から、倭(当時は九州)の「不弥国」(ふみこく)までは、里程(短里)で記されています。

ところが、次の投馬国や邪馬台国は、日程で記されているのです。

これをつなげて邪馬台国は海の中になるとか、方角の間違いで畿内だなどと解釈しているのです。

そういった歴史学者や研究者は、もう一度小学校にいって算数を習いなおされたほうがよいでしょう。

もちろんジョークですが、単位が異なる里程と日程の足し算は成り立たないのは常識です。

「魏志倭人伝」も同じです。

不弥国までの行程(里程)の記録と、直後に記される投馬国や邪馬台国までの行程(日程)の記録は、分けてとらえるべきで、出発点が同じだと考えなければなりません。




【原文をよく読んでみよう】

不弥国までは、詳しく里程によって記されていることもあって、場所は福岡市の東方面に比定されることで、ほぼ合意がなされています。

ところが、そのあとに記される南に水行20日の「投馬国」(つまこく)の比定地は、不弥国の南には海がなく、どこなのか比定地はてんでバラバラです。

そして、投馬国のあとに記されるのが邪馬台国(やまたいこく)です。

なので、投馬国の比定がポイントです。

「魏志倭人伝」から邪馬台国の位置を割り出す要諦になっています。

どうとらえればいいのか、すでにお答えは上述しておきました。

出発点の帯方郡から、不弥国までの里程とは別に、もう一度、出発点に戻って、再度、日程によって記されたのが投馬国を経た邪馬台国までの行程です。

距離で記された里程と、日数で記された行程は別ものです。

道らしい道はなく地図もないので、距離で記しても何日かかるか分かりません。

軍事行動にとって日数は、食料など兵站にかかわる重要データです。




【行程問題となる箇所の原文】

出発点の帯方郡から、南に水行20日が投馬国で、そこから水行10日陸行1か月が邪馬台国です。

原文では次のように記されています。

「東行至不彌國百里 官曰多模 副曰卑奴母離 有千餘家
南至投馬國水行二十日 官日彌彌 副日彌彌那利 可五萬餘戸」

読み下しますと、次のようになります。

「東行すること不弥国に至る百里なり。官は多摸といい副は卑奴母離という。千余家有り。
南に投馬国に至る水行二十日なり。官は弥弥といい副は弥弥那利という。五万余戸ばかり。

この後に「南至邪馬壹國 女王之所都 水行十日陸行一月」、すなわち「南に邪馬壱国に至る。女王の都とする所なり。水行十日陸行一月」と続きます。

邪馬台国の行程問題で課題となる箇所はここだけなのです。

たったこれだけです。

平和ボケしていると、現代の視点から解釈を繰り広げます。

全部の方角が90度ほど違っているなら「南は東の間違い」はありえますが、都合のいい部分だけを方角の間違いとするのは曲解です。

※ちなみに夏時間の場合、最大で23.4度ほど全体的に方角が異なることも考えられます。




【写し間違いか昔の名称:投馬国】

原文の違いにお気づきいただけますでしょうか。

微妙ながら不弥国までの里程表現と、投馬国や邪馬台国までの日程表現の書き方が違います。

「行至」と「至」の違いですが、たぶん日本人には難しくても、漢文にこなれた学ある中国人なら、里程と日程の違いなどもあって、ダメ押し的に念を入れてもう一度併記し直したものだと一発で気づくのではないでしょうか。

現代中国人にとっては、昔のことで他国のことですし、一文の得にもなりませんので、関心のないことだと存じます。

単位が異なる里程と日程を非常識にも足し算したために、邪馬台国の比定に混乱が生じています。

陳寿は、複数の記録を参考に、卑弥呼が都とする場所を里程と日程の両方で記したのです。

間違えないように念を入れて、邪馬台国までの行程を里程と日程の両方で記しておいたものを、読む側が知らずに一つにつなげたら、倍の距離に邪馬台国が位置することになります。

ちなみに、邪馬台国に至る行程を記した最後は、次のように明記されています。

「自郡至女王國 萬二千餘里」

読み下しますと、「自郡(帯方郡)から女王国に至るは1万2千余里」。

福岡市東辺部に位置することでコンセンサスがとれている不弥国からだと、帯方郡から1万2千余里はいくばくも残っていません。

結局、北部九州を出ることのない奈辺に邪馬台国はあったことが確定できます。






【投馬国は対馬だった】

出発点の帯方郡から、1万2千余里のところにある邪馬台国に至るには、日程でいえば「水行20日」で投馬国まで行くことができ、そこから「水行10日陸行1か月」ほど、すなわち軍隊をもってして2か月ほどで邪馬台国まで行けるという記述です。

最後にタネ明かしを書いておきます。

投馬国というのは、対馬(つしま)のことです。

使節の出発点から、記述どおり朝鮮半島を西海岸沿いに南に下り、大昔のことなので天候や風待ちをしながら、水行20日ほどで投馬国こと対馬に着きます。

そこから南北70kmほどの対馬をさらに南下しつつ、海を渡って九州北岸に着き、そのまま松浦川などを溯上して行けるところまでが水行10日ほどです。

その後は、食料の調達や道なき道を確認しながら、筑紫平野(つくしへいや=佐賀平野+筑後平野)の北端の山際を東へ進んで、陸行すること1か月ほどで卑弥呼が都とした古(いにしえ)の邪馬台国に行けるという過去の記述です。

もはや、どうでもいいお話です。


「南は東の間違いだ」などとおっしゃって、ありえない強弁をもって意図的に近畿にもっていきたい御仁がいらっしゃるようで、邪馬台国論争に拍車をかけています。

それによって、本が売れたり視聴率が稼げるので、マスコミは半ば分かっていても劣勢の畿内説を取り上げて、あおっているようにも思えます。

知らんけど。









IPEFの真の狙いは?
2022.07.02
[発足式をリーディング] ― インド太平洋経済枠組み ―



◆「バイデン大統領はなぜ日本で発足式を行なったのか?




バイデン大統領が初来日した5月22日の翌日、23日にアメリカ主導のIPEF(アイペフ)の発足式が行なわれました。

具体的な煮詰めはこれからですが、その狙いは何なのか発足式のホロスコープからホラリー・リーディングをしてみました。

中国やアジアは当然、視野に入っていますが、本当の狙いは「日本」で知的財産に関するもののようです。




≪発足式のホロスコープ≫

下図は、去る5月23日に東京で行われたIPEF(インド太平洋経済枠組み)発足式のホロスコープです。




発足式がはじまった16時30分で作成しています。

一見、どこにでもあるふつうのホロスコープに見えますが、宇宙の根幹法則「基本三数」によっていて以下の解釈も同様です。


【One Point】 用いる星や占星点またアスペクトや許容度数(オーブ)など「基本三数」による「数理法則」にもとづいています。

「ホロスコープ作成ソフト」のままでもいいのですが、そこは理論に基づいてハンドメイドのホラリー・ホロスコープを作成いたしました。




≪昨年バイデン大統領が提唱≫

すでに発足しているTPP11(環太平洋パートナーシップ協定)は日本主導でした。

ほかに、中国主導のRCEP(東アジア地域包括的経済連携)があります。

これらは関税を下げたり撤廃するなど、貿易流通を促進しようというものです。

そこに昨年2021年10月、「東アジア首脳会議」の場で、バイデン大統領によって提唱されたのがIPEFです。

具体的な内容は発足式後の閣僚級協議ののち、今年2022年7月から本格的な協議がはじまります。

TPP11の2番煎じや3番煎じを出し遅れの証文のようにアメリカが提唱するとは思えません。

深い意図が隠されているとみるべきでしょう。


【One Point】 IPEFの専門的な経済のお話は関係者にお任せいたします。

その真意や狙いを、ここでは発足式のホロスコープから宝瓶宮時代のアストロロジー、通称:宝瓶宮占星学によるホラリー・リーディングによってご紹介いたします。




≪IPEFの真の狙いは「日本」≫

以下、手短にご説明いたします。

ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)は、バイデン大統領の出生時の太陽サイン(宮)と同じ「蠍宮」です。

当然、その狙いやターゲットとなるDES(Desendant:ディセンダント=下降点)は「牡牛宮」で、日本です。

このような解釈は、西洋占星術にはない理論「基本三数」に基づくものなので、ご了承ください。

なぜ、牡牛宮が日本を象徴するのかというと、「日本は何座宮」(宝瓶宮占星学サイト)をご高覧いただけましたらお分かりのように、戦後日本の「現体制」は、牡牛宮で象わされるようになったためです。

さらに上掲のホロスコープからは、日本の知的財産権や技術的なスキルなどが目的としてかかわっていることがリーディングできます。

流出防止やその保護が隠された目的で真の狙いだと考えられます。


【One Point】 発足式の現場である日本を当該ホロスコープで象徴する「太陽」が「水星」と合=0度であり、これらに冥王星が上三分(アッパー・トライン=120度)をとっているためです。

牡牛宮の共鳴星「金星」も第6ハウス(室)にあって、冥王星と矩(スクエア=90度)をとっていることから、アメリカの憂慮が垣間みえます。




≪ダブル・ミーニングの象意が隠されている≫

細かなリーディングの解説は省略させていただき、次のポイントを挙げておきます。

IPEFが視野に入れているのは、中国であることは多くの識者が指摘しています。

それがどのように当該ホロスコープに秘められているのかも、ご参考に書いておきます。

蠍宮のASC=上昇点を頂点(apex)に、太陽と木星を底辺とするYOD(ヨッド=150/150/60度)が形成されているためです。

中国は「民族性」を蠍宮とし、「国体」は獅子宮で、オモテ向きの「現体制」は天秤宮で象わすことができます。→ 上掲「日本は何座宮」(宝瓶宮占星学サイト)ご参照。

星でいえば、冥王星と太陽と金星です。

上掲のホロスコープはややこしいことに、中国がお得意とするダブル・ミーニングが隠されていて、二重の解釈が必要なものになっています。

ここでは、「蠍宮」はバイデン大統領と中国に重なるサイン(宮)になっており、「太陽」と「金星」は日本と中国に重なる星になっているという例外的な特殊なホロスコープです。


【One Point】 いずれにしてもこの場合、蠍宮を頂点としたYODは、中国を視野に入れたIPEFであることを象わしています。

さらに底辺の太陽は、上掲のホロスコープでは発足式が行われた日本を象わします。

もう一方の星、木星は、アメリカの「民族性」を象徴する射手宮の共鳴星であることからそれが明らかにできます。




≪サイバー戦、情報戦、宣伝戦、心理戦≫

今後、IPEFの内容が、いつ、どこまで発表されるかは、具体的には協議次第で変わってきます。

発足式の現段階では、アバウト次の4点からなっています。

1、関税引き下げを除くデジタル経済を含めた貿易。
2、半導体などサプライチェーンの強化。
3、高品質なインフラや脱炭素化またクリーンエネルギー。
4、公平な経済を促進する税また腐敗対策。

TPP11やRCEPのように、関税撤廃や引き下げがメインではないようです。

国際情勢は、軍事力を背景としながらもサイバー戦や情報戦や宣伝戦また心理戦はもちろん、経済力がそのベースとして重要です。

上述いたしました冥王星と太陽の三分=120度が、火星&木星&海王星のほぼ三重合(トリプル・コンジャクション=0/0度)を頂点として、小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)を形成していることがそれを如実に象わしています。


【One Point】 細かなリーディング解説やノウハウのご説明は省略させていただきました。

当該リーディングは、過去の占いによらず、現実宇宙の根幹法則「基本三数」に基づいたほかにない宇宙哲理的な解釈になっています。

ご了承ください。









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