中国ミサイルEEZ内に落下
2022.08.07
[ペロシ訪台] ― 万事休す「ミサイルでも打つか」? ―
◆ ホラリー・ホロスコープに象わされた中国の意図
中国が本土から、日本と台湾に向けてミサイルを発射したようです。
アメリカのナンバー3、ナンシー・ペロシ下院議長の訪台と訪日にともなうもので、8月4日に日本のEEZ(排他的経済水域)内にミサイル5発が落下したということです。
過剰に騒いだり恐怖におびえるのは、中国の思うつぼなので、ホラリー・ホロスコープを作成して、どんなものなのか、適当にリーディングをしてみました。
わざわざリーディングしなくても狙いは分かるので、どちらでもいいのですが、想定外の意図や何か特別なヒントがあればと考えたからです。
ありませんでした。
≪中国ミサイル発射のホロスコープ≫
手短にまいりたいと存じます。
下図が、中国が日台に向けてミサイルを発射した時間のホロスコープです。
8月4日午後3時です。
ご丁寧に、中国本土に住む“民間人”が同ミサイル発射と思われる動画をアップしていたり、車載の移動式ミサイルの発射の画像がネットや新聞に掲載されていました。
軍事機密が公表されるとは思えませんので、明らかにプロパガンダ(政治宣伝)の一環です。
【One Point】 結論は出ています。
ですが、早計に決めつけず、本当なのかどうかホラリー・ホロスコープからもみてまいりましょう。
「ホロスコープごときに何が分かる」とおっしゃるかたもいらっしゃると存じますが、宇宙の根幹法則「基本三数」によるリーディングはちょっと違います。
≪アメリカが目標だが本気ではない≫
ミサイル発射の意志や動機を象わすASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)は、射手宮6度で、しかも射手宮の共鳴星木星が下三分(ロウアー・トライン=120度)でした。
安易ながら射手宮を「民族性」とするアメリカを意識して発射されたものに間違いありません。
その木星が、さらに太陽やケレスを下三分=120度とし、ASC=上昇点を交えて大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成しているのが、当該ホラリー・ホロスコープのミソです。
木星を含む大三角=120度×3による“大吉座相”などではなく、実際には次のようにリーディングします。
習近平主席の意志ではあっても、本気ではない。
かなり焦っているようです。
【One Point】 バイデン大統領との電話会談で、習近平主席が「火遊びをすれば必ず焼け死ぬ」と念押ししたにもかかわらず、ペロシ下院議長が訪台したことは、アメリカが本気であることを示します。
結局、打つ手がなくなり、ミサイル発射と台湾包囲の軍事演習で面目を保とうとしているようです。
≪見果てぬ大望から現実へ≫
双子宮生まれ(太陽)の習近平氏は、昨今、トランシットの海王星の上方矩(アッパースクエア=90度)のディレクションを受けており、“見果てぬ大望”を抱く人生期にあります。
“世界覇権”の幻想で、一帯一路構想やAIIB(アジアインフラ開発銀行)などによりますが、最終的には海王星の“まだ見ぬ夢”には現実が伴なわないのが相場です。
上掲の中国ミサイル発射のホラリー・ホロスコープは、その海王星が深層心理など無意識世界を象わすIC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) にジャストの合(コンジャクション=0度)をとっています。
「ミサイルを打てば何とかなる」と幻想を抱かれているのか、まだ夢の続きを見られておられるようです。
もっとも、海王星には金星が下三分=120度で、金星とMC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)を底辺に、土星を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60)が形成されています。
結果的には否応なく夢から覚めて、現実をご認識されていくことがリーディングできます。
【One Point】 現在、海王星は逆行中です。
今年12月4日に順行に戻ったあと、来年2023年3月に魚宮25度を越えて正式に牡羊宮の影響圏に入っていきます。
習近平主席のみではなく、全体的にも夢から覚めて、現実をご認識される歴史的な時代転換のはじまりを迎えます。
≪ミサイル技術はハイレベル≫
一方、DES(Desendant:ディセンダント=下降点)は双子宮で、MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)は乙女宮です。
双子宮も乙女宮も、いずれも「水星」を共鳴星とします。
水星は乙女宮ジャスト0度に位置しており、第9ハウス(室)にあります。
MC=南中点は、冥王星を下三分=120度とし、火星を上三分(アッパー・トライン=120度)として、激しい怒りの対外的な表現が、今回のミサイル発射であったことを象わしています。
台湾を囲むように行なわれている軍事演習も同様でしょう。
それはそれとして、このアストロロジカル・ポイントの配置は、ミサイルの軍事技術がなかなかのハイレベルにあることを示しています。
※毎日新聞(ネット)より引用。
台湾のすぐそば、日本のEEZ内ギリギリに着弾したミサイルは、狙いどおりの緻密さで計算されたとおり沖縄から80km離れた目標ポイントを確実にとらえたようです。
【One Point】 ウクライナを侵攻しているロシアのミサイルよりも精度は高いかもしれません。
日本のイプシロン・ロケットもそうですが、小惑星探査機「はやぶさ」の技術は世界を驚かせました。
ですが大国ロシアのものは、老朽化というか、ボロボロなのかもしれません。
≪木星の大三角に要注意≫
星の動きからいえば、上述のように火星と冥王星が三分=120度をとりはじめていますので、核関連で気を抜くことはできません。
しばらく、注視しておく必要はあるでしょう。
ただし、火星は土星と矩(スクエア=90度)で、冥王星は土星を共鳴星とする山羊宮に位置していますので、それなりの抑制は効いています。
その一方で、木星を含む大三角=120度×3によって今回のミサイル発射が行なわれたことを示すのが上掲のホロスコープです。
事件や事故などのホラリー・ホロスコープでは、よく出くわす木星の巡り合わせです。
木星を“大吉星”、土星を“大凶星”と解釈すること自体が間違いであることがよく分かります。
ペロシ訪台によってメンツが潰された怒りのミサイル発射後、台湾を囲むように6か所で行われている4日間にわたる中国の軍事演習は、7日午後1時までの予定です。
その後の動きが、次の情勢を見極めるステップになるでしょう。
【One Point】 ホラリー・ホロスコープは実際の出来事をリーディングするものなので、単純な吉凶解釈は通用しません。
ネイタル・ホロスコープ(出生天球図)も同様です。
マスコミは不安幻想をあおるのが商売ですが、夢や幻想の双魚宮時代はリバイバルも末期なので、そろそろ終わりです。
◆ ホラリー・ホロスコープに象わされた中国の意図
中国が本土から、日本と台湾に向けてミサイルを発射したようです。
アメリカのナンバー3、ナンシー・ペロシ下院議長の訪台と訪日にともなうもので、8月4日に日本のEEZ(排他的経済水域)内にミサイル5発が落下したということです。
過剰に騒いだり恐怖におびえるのは、中国の思うつぼなので、ホラリー・ホロスコープを作成して、どんなものなのか、適当にリーディングをしてみました。
わざわざリーディングしなくても狙いは分かるので、どちらでもいいのですが、想定外の意図や何か特別なヒントがあればと考えたからです。
ありませんでした。
≪中国ミサイル発射のホロスコープ≫
手短にまいりたいと存じます。
下図が、中国が日台に向けてミサイルを発射した時間のホロスコープです。
8月4日午後3時です。
ご丁寧に、中国本土に住む“民間人”が同ミサイル発射と思われる動画をアップしていたり、車載の移動式ミサイルの発射の画像がネットや新聞に掲載されていました。
軍事機密が公表されるとは思えませんので、明らかにプロパガンダ(政治宣伝)の一環です。
【One Point】 結論は出ています。
ですが、早計に決めつけず、本当なのかどうかホラリー・ホロスコープからもみてまいりましょう。
「ホロスコープごときに何が分かる」とおっしゃるかたもいらっしゃると存じますが、宇宙の根幹法則「基本三数」によるリーディングはちょっと違います。
≪アメリカが目標だが本気ではない≫
ミサイル発射の意志や動機を象わすASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)は、射手宮6度で、しかも射手宮の共鳴星木星が下三分(ロウアー・トライン=120度)でした。
安易ながら射手宮を「民族性」とするアメリカを意識して発射されたものに間違いありません。
その木星が、さらに太陽やケレスを下三分=120度とし、ASC=上昇点を交えて大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成しているのが、当該ホラリー・ホロスコープのミソです。
木星を含む大三角=120度×3による“大吉座相”などではなく、実際には次のようにリーディングします。
習近平主席の意志ではあっても、本気ではない。
かなり焦っているようです。
【One Point】 バイデン大統領との電話会談で、習近平主席が「火遊びをすれば必ず焼け死ぬ」と念押ししたにもかかわらず、ペロシ下院議長が訪台したことは、アメリカが本気であることを示します。
結局、打つ手がなくなり、ミサイル発射と台湾包囲の軍事演習で面目を保とうとしているようです。
≪見果てぬ大望から現実へ≫
双子宮生まれ(太陽)の習近平氏は、昨今、トランシットの海王星の上方矩(アッパースクエア=90度)のディレクションを受けており、“見果てぬ大望”を抱く人生期にあります。
“世界覇権”の幻想で、一帯一路構想やAIIB(アジアインフラ開発銀行)などによりますが、最終的には海王星の“まだ見ぬ夢”には現実が伴なわないのが相場です。
上掲の中国ミサイル発射のホラリー・ホロスコープは、その海王星が深層心理など無意識世界を象わすIC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) にジャストの合(コンジャクション=0度)をとっています。
「ミサイルを打てば何とかなる」と幻想を抱かれているのか、まだ夢の続きを見られておられるようです。
もっとも、海王星には金星が下三分=120度で、金星とMC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)を底辺に、土星を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60)が形成されています。
結果的には否応なく夢から覚めて、現実をご認識されていくことがリーディングできます。
【One Point】 現在、海王星は逆行中です。
今年12月4日に順行に戻ったあと、来年2023年3月に魚宮25度を越えて正式に牡羊宮の影響圏に入っていきます。
習近平主席のみではなく、全体的にも夢から覚めて、現実をご認識される歴史的な時代転換のはじまりを迎えます。
≪ミサイル技術はハイレベル≫
一方、DES(Desendant:ディセンダント=下降点)は双子宮で、MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)は乙女宮です。
双子宮も乙女宮も、いずれも「水星」を共鳴星とします。
水星は乙女宮ジャスト0度に位置しており、第9ハウス(室)にあります。
MC=南中点は、冥王星を下三分=120度とし、火星を上三分(アッパー・トライン=120度)として、激しい怒りの対外的な表現が、今回のミサイル発射であったことを象わしています。
台湾を囲むように行なわれている軍事演習も同様でしょう。
それはそれとして、このアストロロジカル・ポイントの配置は、ミサイルの軍事技術がなかなかのハイレベルにあることを示しています。
※毎日新聞(ネット)より引用。
台湾のすぐそば、日本のEEZ内ギリギリに着弾したミサイルは、狙いどおりの緻密さで計算されたとおり沖縄から80km離れた目標ポイントを確実にとらえたようです。
【One Point】 ウクライナを侵攻しているロシアのミサイルよりも精度は高いかもしれません。
日本のイプシロン・ロケットもそうですが、小惑星探査機「はやぶさ」の技術は世界を驚かせました。
ですが大国ロシアのものは、老朽化というか、ボロボロなのかもしれません。
≪木星の大三角に要注意≫
星の動きからいえば、上述のように火星と冥王星が三分=120度をとりはじめていますので、核関連で気を抜くことはできません。
しばらく、注視しておく必要はあるでしょう。
ただし、火星は土星と矩(スクエア=90度)で、冥王星は土星を共鳴星とする山羊宮に位置していますので、それなりの抑制は効いています。
その一方で、木星を含む大三角=120度×3によって今回のミサイル発射が行なわれたことを示すのが上掲のホロスコープです。
事件や事故などのホラリー・ホロスコープでは、よく出くわす木星の巡り合わせです。
木星を“大吉星”、土星を“大凶星”と解釈すること自体が間違いであることがよく分かります。
ペロシ訪台によってメンツが潰された怒りのミサイル発射後、台湾を囲むように6か所で行われている4日間にわたる中国の軍事演習は、7日午後1時までの予定です。
その後の動きが、次の情勢を見極めるステップになるでしょう。
【One Point】 ホラリー・ホロスコープは実際の出来事をリーディングするものなので、単純な吉凶解釈は通用しません。
ネイタル・ホロスコープ(出生天球図)も同様です。
マスコミは不安幻想をあおるのが商売ですが、夢や幻想の双魚宮時代はリバイバルも末期なので、そろそろ終わりです。
最強の水星トランシット
2022.08.06
[水星編-天秤宮]― 単発メール講座のご案内 ―
◆ 天秤宮から読み解く「共鳴関係論」と「友愛精神」
天秤宮をトランシットする今年の水星のメッセージは最強でしょう。
ホロスコープにおける天秤宮のスタンスと象意からそういえるからです。
「宝瓶宮時代を生きる」(新時代 水星編)にかかわる天秤宮がもつ意味内容からも、またホロスコープを上下半球に二分する先回の乙女宮との位置関係からもそういえます。
時代の逆流をもたらしている「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、今年、混迷のピークを迎えていることからも同様です。
来年2023年のエポック・メイキングにむけて、未来に備えた重要度が増しています。
≪“負の戦争”の活発化≫
時代は急ぎ足で動いています。
深層が見える人、見えない人、実際を感じる人、感じない人、いろいろいるでしょう。
人それぞれなので、ご自身の分野で何らかのメッセージを投げかけることも必要です。
マスコミやネットの一部は、旧態依然の双魚宮時代の社会通念から、容易には抜け出れないようです。
それなりの意味はあるのですが、“負の戦争”に振り回され過ぎると、昨今の真相はもちろん、新しい時代の方向性や動きが見えなくなります。
逆にいえば、反面教師として役立ちますので、裏もしくは裏のウラ読みをすれば、案外と実状が浮かび上がってみえたりします。
【One Point】 歴史の大河の流れには大なり小なりの逆流が生じます。
現在2022年は最大の逆流が生じています。
お気づきのかたも多いと存じます。
ご理解しにくいかもしれませんが、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、最期の悪あがきとなるピークをもたらしていることが一因しています。
≪乙女宮と天秤宮はワンセット≫
そういったとき、水星は8月26日から天秤宮に入宮します。
Null(ヌル)のホロスコープからみたとき、新時代Vol.7「水星編-乙女宮」でお届けいたしましたように、乙女宮と天秤宮はワンセットともいえる対照的な内容をもちます。
ご参考に先のコンテンツを掲載しておきます。
1、はじめに…「最小個体数」と共鳴する乙女宮
2、乙女宮の本来スタンスと転換サイン(宮)
【6数=最小個体数をひもとく】
【主体的な個人から完璧なスキルへ】
【個体と全体また内面性と対外面】
3、乙女宮(第6ハウス:室、水星)の完璧性と潔癖性
【宝瓶宮時代の個人が否応なく目指す】
【唯一のスペシャリストと多様性の時代】
【ご受講者さんの乙女宮の示唆の一例】
(4、以下は、定例の内容なので掲載を省略いたします)
【One Point】 乙女宮と天秤宮の対照的な関係性は、「個体と全体また内面性と対外面」でご紹介しています。
乙女宮が示唆する個人的な完璧なスキルを、対外的に発揮しはじめていくプロセスが天秤宮になっているためです。
≪逆流が交錯する末期≫
今年の水星にとって、天秤宮は、水瓶宮と双子宮に次いで逆行するサイン(宮)です。
それだけ、重要性を伴なっています。
ただ星は、実際には逆行せず、地球から見たときに相対的にそう見えるだけなので、逆行そのものに深い意味象意はなく、どの位置やタイミングなのかが重要です。
今年2022年の水星の動きは、とくにそうなります。
宝瓶宮時代を進んでいく歴史の大河の流れと、双魚宮時代の逆流が交錯する末期にあるからです。
意味を伴なった水星の水瓶宮の入宮にはじまった今年2022年は、水瓶宮と双子宮と天秤宮に逆行の期間を含めて、各2か月ずつ合計半年間ほど留まります。
そのため、ほかの8つのサイン(宮)は各20日間ほどずつで急ぎ足で通り抜けていきます。
そういったことも一つありまして、今年天秤宮をトランシットする水星は重要な意味をもつことになります。
【One Point】 ご参考に、「来年2023年を乗り切る」をはじめ、「2023年のライン・ホロスコープ」、また「来年の運勢リーディング」などをご興味がありましたらご高覧ください。
「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくこともあって、歴史的なエポックメイキングのはじまりに触れています。
≪天秤宮以降は社会現実≫
今年1月に「水星編-水瓶宮」からはじまった、フレキシブルにご受講できる単発メール講座「新時代」(旧星講座)は今年2022年限定です。
トランシットの水星の動きに応じて、各サイン(宮)にかかわる状況と宝瓶宮時代を生きるメッセージを、宇宙の根幹法則「基本三数」を交えつつお届けしています。
「基本三数」そのものではありませんが、リーディングのご理解に役立つでしょう。
水瓶宮から双子宮までは「基礎編」で、蟹宮からは「実際編」に移りました。
天秤宮からは実践編ともいえる「現実編」になっていきます。
水星なので知識的で実利志向ではあっても、意識化や知識化されて、ご認識を深め体感や体得また実践されていくのはご本人次第だといえます。
【One Point】 Null(ヌル)のホロスコープでは、天秤宮から上半球のサイン(宮)に移ります。
その後、山羊宮で頂点へと進み、社会現実化をもたらしていきます。
そこでは個々人が生まれもつホロスコープ(出生天球図)に応じた課題やテーマとなっていきます。
≪変わりゆく世界を先駆ける≫
今後は徐々にながら、社会通念が大きく異なっていくのは間違いありません。
かつての双魚宮時代はもちろん、双魚宮時代のリバイバルがもたらされる来年2023年3月頃までと、新しい宝瓶宮時代とでは「歴史パラダイム」が異なるために当然です。
分かりやすくいえば、一部とはいえ常識となるものが大きく異なりはじめます。
そのような動きは宝瓶宮時代の影響圏がはじまって以降、すでに歴史的に動いており、人知れず起きた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」以降は、宇宙波動エネルギーからみてもとくに加速しています。
ただし、過去の歴史パラダイム「対立二元論」が、2009年以降はぶり返してきて、不穏な世情をもたらしていますので、複雑な思いを抱かれておられるかたも多いでしょう。
が、しかし、その想いが重要なエネルギー(原動力)になっていきます。
宇宙波動エネルギーは、すでに宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」を深層の精神意識(霊性、深層心理)にもたらしています。
「深層の精神意識の変革」のデレクションは、昨年2021年12月に山羊宮25度を越えて、冥王星が正式に水瓶宮の影響圏をトランシットしはじめることによって、実質的にはじまっているからです。
【One Point】 十把一絡げに「右向け右!」の時代ではなく、「まだ見ぬ理想」を想い描く時代でもありません。
宝瓶宮時代に向けて必要なのは、天秤宮のスタンスや象意に通じる「共鳴関係論」と「友愛精神」(和、絆、民度)の深層の精神意識になってまいります。
◆ 天秤宮から読み解く「共鳴関係論」と「友愛精神」
天秤宮をトランシットする今年の水星のメッセージは最強でしょう。
ホロスコープにおける天秤宮のスタンスと象意からそういえるからです。
「宝瓶宮時代を生きる」(新時代 水星編)にかかわる天秤宮がもつ意味内容からも、またホロスコープを上下半球に二分する先回の乙女宮との位置関係からもそういえます。
時代の逆流をもたらしている「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、今年、混迷のピークを迎えていることからも同様です。
来年2023年のエポック・メイキングにむけて、未来に備えた重要度が増しています。
≪“負の戦争”の活発化≫
時代は急ぎ足で動いています。
深層が見える人、見えない人、実際を感じる人、感じない人、いろいろいるでしょう。
人それぞれなので、ご自身の分野で何らかのメッセージを投げかけることも必要です。
マスコミやネットの一部は、旧態依然の双魚宮時代の社会通念から、容易には抜け出れないようです。
それなりの意味はあるのですが、“負の戦争”に振り回され過ぎると、昨今の真相はもちろん、新しい時代の方向性や動きが見えなくなります。
逆にいえば、反面教師として役立ちますので、裏もしくは裏のウラ読みをすれば、案外と実状が浮かび上がってみえたりします。
【One Point】 歴史の大河の流れには大なり小なりの逆流が生じます。
現在2022年は最大の逆流が生じています。
お気づきのかたも多いと存じます。
ご理解しにくいかもしれませんが、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、最期の悪あがきとなるピークをもたらしていることが一因しています。
≪乙女宮と天秤宮はワンセット≫
そういったとき、水星は8月26日から天秤宮に入宮します。
Null(ヌル)のホロスコープからみたとき、新時代Vol.7「水星編-乙女宮」でお届けいたしましたように、乙女宮と天秤宮はワンセットともいえる対照的な内容をもちます。
ご参考に先のコンテンツを掲載しておきます。
1、はじめに…「最小個体数」と共鳴する乙女宮
2、乙女宮の本来スタンスと転換サイン(宮)
【6数=最小個体数をひもとく】
【主体的な個人から完璧なスキルへ】
【個体と全体また内面性と対外面】
3、乙女宮(第6ハウス:室、水星)の完璧性と潔癖性
【宝瓶宮時代の個人が否応なく目指す】
【唯一のスペシャリストと多様性の時代】
【ご受講者さんの乙女宮の示唆の一例】
(4、以下は、定例の内容なので掲載を省略いたします)
【One Point】 乙女宮と天秤宮の対照的な関係性は、「個体と全体また内面性と対外面」でご紹介しています。
乙女宮が示唆する個人的な完璧なスキルを、対外的に発揮しはじめていくプロセスが天秤宮になっているためです。
≪逆流が交錯する末期≫
今年の水星にとって、天秤宮は、水瓶宮と双子宮に次いで逆行するサイン(宮)です。
それだけ、重要性を伴なっています。
ただ星は、実際には逆行せず、地球から見たときに相対的にそう見えるだけなので、逆行そのものに深い意味象意はなく、どの位置やタイミングなのかが重要です。
今年2022年の水星の動きは、とくにそうなります。
宝瓶宮時代を進んでいく歴史の大河の流れと、双魚宮時代の逆流が交錯する末期にあるからです。
意味を伴なった水星の水瓶宮の入宮にはじまった今年2022年は、水瓶宮と双子宮と天秤宮に逆行の期間を含めて、各2か月ずつ合計半年間ほど留まります。
そのため、ほかの8つのサイン(宮)は各20日間ほどずつで急ぎ足で通り抜けていきます。
そういったことも一つありまして、今年天秤宮をトランシットする水星は重要な意味をもつことになります。
【One Point】 ご参考に、「来年2023年を乗り切る」をはじめ、「2023年のライン・ホロスコープ」、また「来年の運勢リーディング」などをご興味がありましたらご高覧ください。
「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくこともあって、歴史的なエポックメイキングのはじまりに触れています。
≪天秤宮以降は社会現実≫
今年1月に「水星編-水瓶宮」からはじまった、フレキシブルにご受講できる単発メール講座「新時代」(旧星講座)は今年2022年限定です。
トランシットの水星の動きに応じて、各サイン(宮)にかかわる状況と宝瓶宮時代を生きるメッセージを、宇宙の根幹法則「基本三数」を交えつつお届けしています。
「基本三数」そのものではありませんが、リーディングのご理解に役立つでしょう。
水瓶宮から双子宮までは「基礎編」で、蟹宮からは「実際編」に移りました。
天秤宮からは実践編ともいえる「現実編」になっていきます。
水星なので知識的で実利志向ではあっても、意識化や知識化されて、ご認識を深め体感や体得また実践されていくのはご本人次第だといえます。
【One Point】 Null(ヌル)のホロスコープでは、天秤宮から上半球のサイン(宮)に移ります。
その後、山羊宮で頂点へと進み、社会現実化をもたらしていきます。
そこでは個々人が生まれもつホロスコープ(出生天球図)に応じた課題やテーマとなっていきます。
≪変わりゆく世界を先駆ける≫
今後は徐々にながら、社会通念が大きく異なっていくのは間違いありません。
かつての双魚宮時代はもちろん、双魚宮時代のリバイバルがもたらされる来年2023年3月頃までと、新しい宝瓶宮時代とでは「歴史パラダイム」が異なるために当然です。
分かりやすくいえば、一部とはいえ常識となるものが大きく異なりはじめます。
そのような動きは宝瓶宮時代の影響圏がはじまって以降、すでに歴史的に動いており、人知れず起きた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」以降は、宇宙波動エネルギーからみてもとくに加速しています。
ただし、過去の歴史パラダイム「対立二元論」が、2009年以降はぶり返してきて、不穏な世情をもたらしていますので、複雑な思いを抱かれておられるかたも多いでしょう。
が、しかし、その想いが重要なエネルギー(原動力)になっていきます。
宇宙波動エネルギーは、すでに宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」を深層の精神意識(霊性、深層心理)にもたらしています。
「深層の精神意識の変革」のデレクションは、昨年2021年12月に山羊宮25度を越えて、冥王星が正式に水瓶宮の影響圏をトランシットしはじめることによって、実質的にはじまっているからです。
【One Point】 十把一絡げに「右向け右!」の時代ではなく、「まだ見ぬ理想」を想い描く時代でもありません。
宝瓶宮時代に向けて必要なのは、天秤宮のスタンスや象意に通じる「共鳴関係論」と「友愛精神」(和、絆、民度)の深層の精神意識になってまいります。
構成要素のすべてが重要
2022.08.04
[基本の基#02] ― 星と12サイン(宮)だけでなく ―
◆ 12ハウス(室)や12アスペクトも含めたご理解
「奥義講座のための基本の基(き)」の第2回めです。
「あなたは〇〇座生まれね」と言うときは、「12サイン(宮)」と「太陽」をみたものです。
それだけで、ホロスコープ・リーディングは完璧でしょうか。
もちろん違いますよね。
「12ハウス(室)」はもちろん「アスペクト(座相)」を含めて、「太陽」以外の「プラネット(星)」も交えてリーディングをするためです。
≪フル・コンポーネントの本意≫
さて、「奥義講座のための基本の基(き)」の#01「誤解されるホロスコープ」で次のように述べました。
以上の内実というのは、すべての占星要素の象意を、「奥義講座」においては、お伝えしてまいりますよということです。
この意味は、「ホロスコープ作成ソフト」で出力されたホロスコープ自体が、片寄ってプログラミングされ出力設定になっているので、サイン(宮)に偏重した解釈になってしまうということです。
正しい理論がないので気づいておらず、「ホロスコープって、そういうものです」と思い込んでいます。
詳細は、基本の基#01をご参照ください。
【One Point】 重要なポイントです。
4種類の占星要素のすべてを用い、ご理解してリーディングしなければなりません。
「奥義講座」では、宇宙の根幹法則「基本三数」からフルスペックでの象意をお伝えしています。
≪4種類のコンポーネント≫
さて、たびたび出てくる「基本三数」とはなんでしょうか。
つまるところ「色の三原色」のように、宇宙この世界の最小単位の三要素の総称です。
パソコン・プリンターなどで、フルカラー印刷をしようとするとき、色の三原色に黒を加えた「3色+1色」の4つのインクを使わないと正しく再現することができません。
ホロスコープ・リーディングも同様です。
ホロスコープ・リーディングも同様です。
4種類の占星要素を、欠けることなく用いないと正しいリーディングにならないのです。
1、12サイン(宮)
2、12ハウス(室)
3、12アスペクト(位相、座相)
4、12プラネット(星)
【One Point】 4種類です。
これらの占星要素が、「奥義講座」ではすべて「12」になっているのは、宇宙森羅の最小象徴数だからです。
サイン(宮)とハウス(室)だけでなく、アスペクトとプラネットも12数である必要性があります。
≪現代占星術での体験談≫
お話は変わりますが、ホロスコープに興味を持って西洋占星術(現代占星術)を学んだことがあります。
学んでいくほどに困りました。
12サイン(宮)は、詳しくご紹介されているものの、12ハウス(室)を丁寧に解釈したものが見つかりませんでした。
アスペクトも同様で、詳しく書かれているものがなかったのです。
そのうち、吉座相や凶座相といった“吉凶解釈”は誤まっていることに気づきました。
気づいたのはいいのですが、その「解釈グセ」を直すのに“タテの頭をヨコ”にするような苦闘をしたことを覚えています。
【One Point】 とある先輩占術師が、「占星術はもう一度、一から再構築され直さなければならない」と言っていたとおりでした。
それを「基本三数」の発見によって、ホロスコープ理論から再構築し、「奥義講座」でお伝えしています。
≪ホロスコープ・マスター≫
4種類の占星要素をすべて用い、個別に12個全部を象意解釈できることが、基本を言えば必要になっているという結論です。
12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト、12プラネットの4種類です。
すべて、簡潔に基本象意を学べる「奥義講座」です。
それだけではなく、ホロスコープ自体も「基本三数」による象意構造を持っています。
それらをホロスコープに応じて自在に組み合わせられる応用展開した解釈ができなければ、どんなホロスコープに対してもリーディングできるということにはなりません。
「基本三数」とその展開の「数理法則」を知れば、簡単にご理解できるようになれます。
【One Point】 印刷においてもCMYKのうち2色しか使わなければ、フルカラーでの再現はできないのと同じです。
「基本三数」はCMYKで、「数理法則」は12色の色相環に例えられます。
≪歴史的な価値ある快挙≫
そうなると、膨大な象意を丸暗記する必要がありません。
「基本三数」と「数理法則」による基本の象意や本当の象意から、ご自身で応用展開して、唯一の解釈が見出せるようになるからです。
それを誰かに正しくお伝えしようとするとき、別途、表現力が必要になります。
その際に、過去の象意解釈の中から単語や語彙をご参考にチョイスされるのは有意義です。
いずれにしましても、ホロスコープが発祥して以来、約2,000年ぶりの歴史的快挙です。
時短モードでの修得が可能ですし、この価値をご理解される方はぜひともご受講ください。
【One Point】 ちなみに「奥義講座」の基本の象意に照らし合わせると、過去の象意解釈のどれが正しいのか見抜くことができ、その表現をご参考にされるなど活用することができるようになります。
◆ 12ハウス(室)や12アスペクトも含めたご理解
「奥義講座のための基本の基(き)」の第2回めです。
「あなたは〇〇座生まれね」と言うときは、「12サイン(宮)」と「太陽」をみたものです。
それだけで、ホロスコープ・リーディングは完璧でしょうか。
もちろん違いますよね。
「12ハウス(室)」はもちろん「アスペクト(座相)」を含めて、「太陽」以外の「プラネット(星)」も交えてリーディングをするためです。
≪フル・コンポーネントの本意≫
さて、「奥義講座のための基本の基(き)」の#01「誤解されるホロスコープ」で次のように述べました。
「ホロスコープ・マスター奥義講座」では、「基本三数」による4大占星要素のご説明とともに、以上の内実をしっかりとお伝えしてまいります。
以上の内実というのは、すべての占星要素の象意を、「奥義講座」においては、お伝えしてまいりますよということです。
重要なことは、そんな12サイン(宮)に偏重したホロスコープを「無意識」に使い続けていくと、知らないうちにズレた解釈になっていきます。
12ハウス(室)が意識にのぼらなくなったり、アスペクトが部分的になるなど、サイン(宮)や星に偏ったホロスコープ解釈になってまいります。
この意味は、「ホロスコープ作成ソフト」で出力されたホロスコープ自体が、片寄ってプログラミングされ出力設定になっているので、サイン(宮)に偏重した解釈になってしまうということです。
正しい理論がないので気づいておらず、「ホロスコープって、そういうものです」と思い込んでいます。
詳細は、基本の基#01をご参照ください。
【One Point】 重要なポイントです。
4種類の占星要素のすべてを用い、ご理解してリーディングしなければなりません。
「奥義講座」では、宇宙の根幹法則「基本三数」からフルスペックでの象意をお伝えしています。
≪4種類のコンポーネント≫
さて、たびたび出てくる「基本三数」とはなんでしょうか。
つまるところ「色の三原色」のように、宇宙この世界の最小単位の三要素の総称です。
パソコン・プリンターなどで、フルカラー印刷をしようとするとき、色の三原色に黒を加えた「3色+1色」の4つのインクを使わないと正しく再現することができません。
ホロスコープ・リーディングも同様です。
ホロスコープ・リーディングも同様です。
4種類の占星要素を、欠けることなく用いないと正しいリーディングにならないのです。
1、12サイン(宮)
2、12ハウス(室)
3、12アスペクト(位相、座相)
4、12プラネット(星)
【One Point】 4種類です。
これらの占星要素が、「奥義講座」ではすべて「12」になっているのは、宇宙森羅の最小象徴数だからです。
サイン(宮)とハウス(室)だけでなく、アスペクトとプラネットも12数である必要性があります。
≪現代占星術での体験談≫
お話は変わりますが、ホロスコープに興味を持って西洋占星術(現代占星術)を学んだことがあります。
学んでいくほどに困りました。
12サイン(宮)は、詳しくご紹介されているものの、12ハウス(室)を丁寧に解釈したものが見つかりませんでした。
アスペクトも同様で、詳しく書かれているものがなかったのです。
そのうち、吉座相や凶座相といった“吉凶解釈”は誤まっていることに気づきました。
気づいたのはいいのですが、その「解釈グセ」を直すのに“タテの頭をヨコ”にするような苦闘をしたことを覚えています。
【One Point】 とある先輩占術師が、「占星術はもう一度、一から再構築され直さなければならない」と言っていたとおりでした。
それを「基本三数」の発見によって、ホロスコープ理論から再構築し、「奥義講座」でお伝えしています。
≪ホロスコープ・マスター≫
4種類の占星要素をすべて用い、個別に12個全部を象意解釈できることが、基本を言えば必要になっているという結論です。
12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト、12プラネットの4種類です。
すべて、簡潔に基本象意を学べる「奥義講座」です。
それだけではなく、ホロスコープ自体も「基本三数」による象意構造を持っています。
それらをホロスコープに応じて自在に組み合わせられる応用展開した解釈ができなければ、どんなホロスコープに対してもリーディングできるということにはなりません。
「基本三数」とその展開の「数理法則」を知れば、簡単にご理解できるようになれます。
【One Point】 印刷においてもCMYKのうち2色しか使わなければ、フルカラーでの再現はできないのと同じです。
「基本三数」はCMYKで、「数理法則」は12色の色相環に例えられます。
≪歴史的な価値ある快挙≫
そうなると、膨大な象意を丸暗記する必要がありません。
「基本三数」と「数理法則」による基本の象意や本当の象意から、ご自身で応用展開して、唯一の解釈が見出せるようになるからです。
それを誰かに正しくお伝えしようとするとき、別途、表現力が必要になります。
その際に、過去の象意解釈の中から単語や語彙をご参考にチョイスされるのは有意義です。
いずれにしましても、ホロスコープが発祥して以来、約2,000年ぶりの歴史的快挙です。
時短モードでの修得が可能ですし、この価値をご理解される方はぜひともご受講ください。
【One Point】 ちなみに「奥義講座」の基本の象意に照らし合わせると、過去の象意解釈のどれが正しいのか見抜くことができ、その表現をご参考にされるなど活用することができるようになります。
来年の運勢リーディング
2022.08.03
[2023年ver] ― 時代の変わり目にどう対処 ―
◆ 過去は過去、未来は未来、自分は自分だけど…
来年2023年は「星のディレクション」が大きく動きます。
これまでとは時代の潮目が変わってまいります。
ふつうと思っていたことが実は“時代の逆流”だったことに気づいたり、新たに目覚めていくことが起こるのです。
新しい時代の本流へ流れが変わっていく時代変化の年になっていきす。
では、個人的にはどうなるのでしょうか。
≪運勢変化を象わす「星のディレクション」≫
すでに時代の移り変わりを注視されておられるかたもいらっしゃるでしょう。
先の記事「来年2023年を乗り切る」や「2023年のライン・ホロスコープ」でも触れたとおりです。
主だった星たちが“号令一下”、来年2023年3月に過去の「星のディレクション」を変えていくからです。
このような歴史のターニング・ポイントの星の動きにはいつも驚かされます。
「星のディレクション」というのは、簡単にいえば「運勢変化」のことです。
時代変化や社会変化また状況変化といってもかまいません。
【One Point】 星の動きによって、宇宙波動エネルギーによる“運勢変化”をリーディングしたものが「星のディレクション」です。
徐々にながらですが、今までの社会通念が通用しなくなっていきはじめる、最初の1年になっていきます。
≪時期も内容も千差万別≫
「星のディレクション」が示唆する時代変化は、5つのソーシャル・プラネット(冥王星、海王星、天王星、土星、木星)からリーディングできます。
親指ゲームではありませんが、これらの大半が「いっせーのーせ!」で、時代変化を象わすのです。
個々人においても意識変革が必要となっていきます。
新しい時代の変化の方向やそれに準じる方向に意識を変えていく、もしくはその準備をして知識を得ておくなど、ご認識を深めておかれることが必要です。
個々人に対する「星のディレクション」(運勢変化)は、生まれた瞬間のホロスコープ(出生天球図)に応じて、時期も内容も強さも千差万別に異なります。
原則的には、「二大ディレクション・ポイント」の出生時の「太陽」と「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)がメインです。
では、来年2023年は、個々人にとってどんな運勢の1年になるのでしょうか。
【One Point】 「あなたは〇〇生まれね」というときの太陽サイン(宮)だけで運勢は決まりません。
代表的には、たしかに12サイン(宮)でいえば「太陽サイン(宮)」が強く、12ハウス(室)でいえば「ASC=上昇点」です。
ですが実際は、人によって相応に異なってまいります。
≪変化のアウトラインの再掲≫
来年2023年の「星のディレクション」の動きを再掲しておきます。
1、トランシット(運行)の冥王星は、昨年2021年12月末に、すでに山羊宮25度を越えて正式に水瓶宮の影響圏に入っており、来年2023年は一時的ながらついに水瓶宮に入宮します。
「深層の精神意識の変革」のデレクションの本格化です。
2、トランシットの海王星は、魚宮25度を越えて、来年2023年は正式に牡羊宮の影響圏に入ります。
14年前からの「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落し、「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションがスタートしていきます。
3、トランシットの土星は魚宮に入宮します。
われ知らず夢見ていた「幻想」から現実へ、社会認識の転換をうながしはじめます。
【One Point】 満を持したかのように、来年2023年3月に一斉に宇宙波動エネルギーが変わっていきます。
宇宙波動エネルギーが変われば、先覚者の気づきによって意識が変わりはじめ、次第に一般人にも波及していきます。
そして、いずれ社会全体が動いていくのです。
≪来年の運勢変化のタイプ≫
社会はそうだとして、お一人ひとりの運勢はどうなのでしょうか。
来年2023年は、どんな「星のディレクション」(運勢変化)を受けていくのでしょうか。
【冥王星のディレクションを受けるタイプ】
メイン:牡牛宮、蠍宮、水瓶宮に象意を持つタイプ。
ほかに「冥王星」がディレクション・ポイントや運勢サイン(宮)にかかわるタイプ。
サブ:双子宮、獅子宮、天秤宮に象意を持つタイプ。
ほかにこれらのサイン(宮)が共鳴するハウス(室)が活性化しているタイプ。
【海王星のディレクションを受けるタイプ】
メインは、牡羊宮、蟹宮、天秤宮、山羊宮に象意を持つタイプで、サブは、獅子宮、射手宮に象意を持つタイプです。
【天王星のディレクションを受けているタイプ】
牡牛宮、獅子宮、蠍宮、水瓶宮に象意を持つタイプが、ここのところ該当しますが、現代日本人は全員がなんらかのカタチでかかわっています。
【土星のディレクションを受けるタイプ】
主に射手宮、双子宮、乙女宮に象意を持つタイプで、ご参考に挙げれば、蟹宮と蠍宮に象意を持つタイプも含まれます。
【One Point】 木星は省略させていただきました。
上述のサイン(宮)は、最初や最後のほうに象意ポイントを持つ場合も含まれます。
また、出生時の「太陽」や「ASC=上昇点」のあるサイン(宮)のほかに、月や共鳴星のあるサイン(宮)やハウス(室)もそれなりに含まれます。
≪運勢リーディングのメリット≫
ホロスコープにとらわれず、次のようなかたもご注目ください。
すでに運勢変化の予兆が現われているかた、何か起こりそうな気がするかた、また何らかのイベントを予定されていて気になるかた。
ホロスコープ・リーディングは共鳴関係があって奥深いので、良し悪しにかかわらず、パッと見ではご自分がどんなサイン(宮)に象意を持つタイプか把握しにくいこともあります。
いずれにしても「星のディレクション」(運勢変化)による運勢変化の傾向を前もってご理解しておくと、心を取り乱して混乱したり、慌てることなく正しい判断をしやすくなります。
さて、リーディングは受付順にホロスコープの作成と文章化ののち10月頃から、ぼちぼちと順次お送りいたします。
「2023年のライン・ホロスコープ」にも書きましたように、個々人によって運勢差が大きいパーソナル・プラネットのディレクションを、ご自分でも読めるように「ライン・ホロスコープの見方」を添付しています。
【One Point】 行間を設定したHTMLメールで、何度でも読み返せます。
添付してお渡しする「2023年のライン・ホロスコープ」は、拡大しても細部までキレイなベクター形式のPDFです。
ご自身でもご確認とご利用ができます。
※→「鑑定&お問い合わせ」: 解説付き15,000円(税込)
◆ 過去は過去、未来は未来、自分は自分だけど…
来年2023年は「星のディレクション」が大きく動きます。
これまでとは時代の潮目が変わってまいります。
ふつうと思っていたことが実は“時代の逆流”だったことに気づいたり、新たに目覚めていくことが起こるのです。
新しい時代の本流へ流れが変わっていく時代変化の年になっていきす。
では、個人的にはどうなるのでしょうか。
≪運勢変化を象わす「星のディレクション」≫
すでに時代の移り変わりを注視されておられるかたもいらっしゃるでしょう。
先の記事「来年2023年を乗り切る」や「2023年のライン・ホロスコープ」でも触れたとおりです。
主だった星たちが“号令一下”、来年2023年3月に過去の「星のディレクション」を変えていくからです。
このような歴史のターニング・ポイントの星の動きにはいつも驚かされます。
「星のディレクション」というのは、簡単にいえば「運勢変化」のことです。
時代変化や社会変化また状況変化といってもかまいません。
【One Point】 星の動きによって、宇宙波動エネルギーによる“運勢変化”をリーディングしたものが「星のディレクション」です。
徐々にながらですが、今までの社会通念が通用しなくなっていきはじめる、最初の1年になっていきます。
≪時期も内容も千差万別≫
「星のディレクション」が示唆する時代変化は、5つのソーシャル・プラネット(冥王星、海王星、天王星、土星、木星)からリーディングできます。
親指ゲームではありませんが、これらの大半が「いっせーのーせ!」で、時代変化を象わすのです。
個々人においても意識変革が必要となっていきます。
新しい時代の変化の方向やそれに準じる方向に意識を変えていく、もしくはその準備をして知識を得ておくなど、ご認識を深めておかれることが必要です。
個々人に対する「星のディレクション」(運勢変化)は、生まれた瞬間のホロスコープ(出生天球図)に応じて、時期も内容も強さも千差万別に異なります。
原則的には、「二大ディレクション・ポイント」の出生時の「太陽」と「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)がメインです。
では、来年2023年は、個々人にとってどんな運勢の1年になるのでしょうか。
【One Point】 「あなたは〇〇生まれね」というときの太陽サイン(宮)だけで運勢は決まりません。
代表的には、たしかに12サイン(宮)でいえば「太陽サイン(宮)」が強く、12ハウス(室)でいえば「ASC=上昇点」です。
ですが実際は、人によって相応に異なってまいります。
≪変化のアウトラインの再掲≫
来年2023年の「星のディレクション」の動きを再掲しておきます。
1、トランシット(運行)の冥王星は、昨年2021年12月末に、すでに山羊宮25度を越えて正式に水瓶宮の影響圏に入っており、来年2023年は一時的ながらついに水瓶宮に入宮します。
「深層の精神意識の変革」のデレクションの本格化です。
2、トランシットの海王星は、魚宮25度を越えて、来年2023年は正式に牡羊宮の影響圏に入ります。
14年前からの「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落し、「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションがスタートしていきます。
3、トランシットの土星は魚宮に入宮します。
われ知らず夢見ていた「幻想」から現実へ、社会認識の転換をうながしはじめます。
【One Point】 満を持したかのように、来年2023年3月に一斉に宇宙波動エネルギーが変わっていきます。
宇宙波動エネルギーが変われば、先覚者の気づきによって意識が変わりはじめ、次第に一般人にも波及していきます。
そして、いずれ社会全体が動いていくのです。
≪来年の運勢変化のタイプ≫
社会はそうだとして、お一人ひとりの運勢はどうなのでしょうか。
来年2023年は、どんな「星のディレクション」(運勢変化)を受けていくのでしょうか。
【冥王星のディレクションを受けるタイプ】
メイン:牡牛宮、蠍宮、水瓶宮に象意を持つタイプ。
ほかに「冥王星」がディレクション・ポイントや運勢サイン(宮)にかかわるタイプ。
サブ:双子宮、獅子宮、天秤宮に象意を持つタイプ。
ほかにこれらのサイン(宮)が共鳴するハウス(室)が活性化しているタイプ。
【海王星のディレクションを受けるタイプ】
メインは、牡羊宮、蟹宮、天秤宮、山羊宮に象意を持つタイプで、サブは、獅子宮、射手宮に象意を持つタイプです。
【天王星のディレクションを受けているタイプ】
牡牛宮、獅子宮、蠍宮、水瓶宮に象意を持つタイプが、ここのところ該当しますが、現代日本人は全員がなんらかのカタチでかかわっています。
【土星のディレクションを受けるタイプ】
主に射手宮、双子宮、乙女宮に象意を持つタイプで、ご参考に挙げれば、蟹宮と蠍宮に象意を持つタイプも含まれます。
【One Point】 木星は省略させていただきました。
上述のサイン(宮)は、最初や最後のほうに象意ポイントを持つ場合も含まれます。
また、出生時の「太陽」や「ASC=上昇点」のあるサイン(宮)のほかに、月や共鳴星のあるサイン(宮)やハウス(室)もそれなりに含まれます。
≪運勢リーディングのメリット≫
ホロスコープにとらわれず、次のようなかたもご注目ください。
すでに運勢変化の予兆が現われているかた、何か起こりそうな気がするかた、また何らかのイベントを予定されていて気になるかた。
ホロスコープ・リーディングは共鳴関係があって奥深いので、良し悪しにかかわらず、パッと見ではご自分がどんなサイン(宮)に象意を持つタイプか把握しにくいこともあります。
いずれにしても「星のディレクション」(運勢変化)による運勢変化の傾向を前もってご理解しておくと、心を取り乱して混乱したり、慌てることなく正しい判断をしやすくなります。
さて、リーディングは受付順にホロスコープの作成と文章化ののち10月頃から、ぼちぼちと順次お送りいたします。
「2023年のライン・ホロスコープ」にも書きましたように、個々人によって運勢差が大きいパーソナル・プラネットのディレクションを、ご自分でも読めるように「ライン・ホロスコープの見方」を添付しています。
【One Point】 行間を設定したHTMLメールで、何度でも読み返せます。
添付してお渡しする「2023年のライン・ホロスコープ」は、拡大しても細部までキレイなベクター形式のPDFです。
ご自身でもご確認とご利用ができます。
※→「鑑定&お問い合わせ」: 解説付き15,000円(税込)
2023年のライン・ホロスコープ
2022.08.01
[運勢変化を読む] ― 来年の運勢リーディング ―
◆ 多様性に向けた新しい社会への転換期の訪れ
「2023年のラインホロスコープ」のご紹介です。
1年間の星の動きが一目でわかるので重宝します。
「来年の運勢リーディング」をご依頼されたかたに、運勢リーディングはもちろんご自身でも簡単な運勢リーディングができるように毎年お届けしているものです。
来年2023年は、どのような1年になるのでしょうか。
≪2023年のライン・ホロスコープ≫
下図は、「2023年のライン・ホロスコープ」の参考画像です。
星の動きをラインで表わしたオリジナルのライン・ホロスコープです。
「星のディレクション」(運勢変化)をリーディングする際に一目で分かり便利なので、毎年オリジナルで制作し、重要なディレクションの時期などを把握したり、運勢ディレクションのリーディングに用いています。
実物はA4サイズ(210×297mm)で、拡大しても細部まできれいなベクター形式のPDFです。
データサイズは、「太陽」と「ASC(Ascendant アセンダント=上昇点)」の2大ディレクション・ポイントと、その許容度数(オーブ)のディレクション・ゾーンを追記して280KBほどです。
【One Point】 「来年の運勢ディレクション」のリーディングをご依頼されたかたはご存じのとおりです。
個人差が大きいパーソナル・プラネットのディレクション・リーディングの見方を略記した「ライン・ホロスコープの見方」とともにお送りしています。
≪2023年の主な星の動き Part1≫
木星以遠のソーシャル・プラネット、つまり運勢的に影響力の大きな冥王星~木星まで5つの星の来年の動きをかいつまんでご説明いたします。
社会的な歴史変化の「星のディレクション」(運勢変化)をもたらし、個人に対しても運勢的な影響力の大きい星たちです。
まずは、冥王星、海王星、天王星の土星外惑星(トランス・サタニアン)からです。
冥王星…2023年1月1日の山羊宮27度にはじまり、水瓶宮0度まで、その後の逆行を含めてトランシット(運行)します。
海王星…魚宮22度にはじまり、次の牡羊宮の影響圏となる25度を越えて魚宮27度まで、同じくその後の逆行を交えてトランシットします。
天王星…来年1月に牡牛宮13度で順行に戻ると、そのまま牡牛宮23度までトランシットし、その後、逆行に転じます。
【One Point】 上述の土星外惑星(トランス・サタニアン)は、宝瓶宮時代の影響圏に入って発見された星たちです。
そのため、古典占星術では用いられておらず、そのぶん現代占星術でも象意研究の歴史が浅い星たちです。
≪2023年の主な星の動き Part2≫
次は、ポピュラーなソーシャル・プラネットの土星と木星です。
目がよく空気がキレイであれば、土星はギリギリ目視が可能なため、古代ギリシャのアストロロジーの当時から用いられていた星たちです。
アストロロジーが占いに転化した16世紀以降の古典占星術では、吉凶の代表とされるような木星と土星で、個人にとっては社会的な運勢をもたらす星たちです。
ただし、吉凶解釈はもはや誤りなのでご注意が必要です。
土星…来年2023年1月1日の水瓶宮22度にはじまり、魚宮7度までトランシット(運行)して、逆行に転じます。
木星…1月1日の牡羊宮1度にはじまり、5月17日に次の牡牛宮に入宮します。その後、牡牛宮15度までトランシットして逆行に転じます。
【One Point】 木星は、今年のお正月直前、2021年12月29日に魚宮に入宮しました。
その後、5月11日に早々と牡羊宮に入宮しました。
さらに牡羊宮8度まで進んで逆行に転じ、10月28日に魚宮に戻ったのち、12月21日に牡羊宮に再入宮します。
≪新しい時代のスタートの1年≫
上述のソーシャル・プラネットの動きから、来年2023年はどのような1年になることが分かるのでしょうか。
ズバリ申し上げますと「新しい時代の実質的なスタート」の1年になっていきます。
先の記事「来年2023年を乗り切る」でご紹介いたしましたように、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくためです。
ほかにも、今年2022年の魚宮トランシットと来年2023年の牡羊宮を急ぎ足でトランシットしていく木星の動きは、古い時代の終わりと新しい時代への移行を象徴しているといえます。
代わって土星が魚宮に入宮していくこともそうです。
天王星は2019年以来、「日常生活の変化」のディレクションをもたらし続けていますが、来年は終盤(20~29度)に入っていきます。
2009年以来「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションをもたらしてきた海王星は、魚宮25度を越えて正式に牡羊宮の影響圏に入り、「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のディレクションをもたらしはじめます。
冥王星もついに一時的ながら水瓶宮に入宮していくことから、大きな節目の1年になってまいります。
【One Point】 歴史的なエポックメイキングの1年です。
人知れず起きた1989年の宇宙波動エネルギーの変化「宝瓶宮時代のビッグバン」は、その20年後にはじまった「双魚宮時代のリバイバル」という逆流ディレクションによって、社会に混迷がもたらされはじめました。
それも来年2023年3月を境に一段落していきます。
≪逆流ディレクションの終わり≫
すでに来年に向けて、時代は動きはじめています。
現在は、潮目の境にあたり、流れが止まっているようさえ思えるときです。
一時的に双魚宮時代を復活させた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション(運勢変化)が、かつての「対立二元論」の時代に戻らないようにする役目を終えつつあるのです。
今後は、深層の精神意識(霊性、深層心理)へのご認識を深めていき、宝瓶宮時代に向かう流れへと、劇的に転換していきます。
源平合戦のクライマックス「壇ノ浦の戦い」でいえば、まさに鎌倉方に有利に潮流が変わろうとする瞬間です。
のみならず、土星が3月に魚宮をトランシットしはじめることによって、まだ見ぬ夢や幻想をもたらしてきた“宗教”や“専制国家”また“アイドル”など古い双魚宮時代の象徴が、徐々にながら変わりはじめていきます。
後日、振り返ってみたとき、時代の転換期だったと思い起こすでしょう。
【One Point】 新しい宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」をどこまで実感していけるかは皆さま次第です。
ご認識は、個々に異なってくるのがふつうです。
いずれにしましても、「2023年のライン・ホロスコープ」や星の動きからは、これまで遭遇したことのない社会変化への動きが徐々にはじまっていくことがリーディングできます。
◆ 多様性に向けた新しい社会への転換期の訪れ
「2023年のラインホロスコープ」のご紹介です。
1年間の星の動きが一目でわかるので重宝します。
「来年の運勢リーディング」をご依頼されたかたに、運勢リーディングはもちろんご自身でも簡単な運勢リーディングができるように毎年お届けしているものです。
来年2023年は、どのような1年になるのでしょうか。
≪2023年のライン・ホロスコープ≫
下図は、「2023年のライン・ホロスコープ」の参考画像です。
星の動きをラインで表わしたオリジナルのライン・ホロスコープです。
「星のディレクション」(運勢変化)をリーディングする際に一目で分かり便利なので、毎年オリジナルで制作し、重要なディレクションの時期などを把握したり、運勢ディレクションのリーディングに用いています。
実物はA4サイズ(210×297mm)で、拡大しても細部まできれいなベクター形式のPDFです。
データサイズは、「太陽」と「ASC(Ascendant アセンダント=上昇点)」の2大ディレクション・ポイントと、その許容度数(オーブ)のディレクション・ゾーンを追記して280KBほどです。
【One Point】 「来年の運勢ディレクション」のリーディングをご依頼されたかたはご存じのとおりです。
個人差が大きいパーソナル・プラネットのディレクション・リーディングの見方を略記した「ライン・ホロスコープの見方」とともにお送りしています。
≪2023年の主な星の動き Part1≫
木星以遠のソーシャル・プラネット、つまり運勢的に影響力の大きな冥王星~木星まで5つの星の来年の動きをかいつまんでご説明いたします。
社会的な歴史変化の「星のディレクション」(運勢変化)をもたらし、個人に対しても運勢的な影響力の大きい星たちです。
まずは、冥王星、海王星、天王星の土星外惑星(トランス・サタニアン)からです。
冥王星…2023年1月1日の山羊宮27度にはじまり、水瓶宮0度まで、その後の逆行を含めてトランシット(運行)します。
海王星…魚宮22度にはじまり、次の牡羊宮の影響圏となる25度を越えて魚宮27度まで、同じくその後の逆行を交えてトランシットします。
天王星…来年1月に牡牛宮13度で順行に戻ると、そのまま牡牛宮23度までトランシットし、その後、逆行に転じます。
【One Point】 上述の土星外惑星(トランス・サタニアン)は、宝瓶宮時代の影響圏に入って発見された星たちです。
そのため、古典占星術では用いられておらず、そのぶん現代占星術でも象意研究の歴史が浅い星たちです。
≪2023年の主な星の動き Part2≫
次は、ポピュラーなソーシャル・プラネットの土星と木星です。
目がよく空気がキレイであれば、土星はギリギリ目視が可能なため、古代ギリシャのアストロロジーの当時から用いられていた星たちです。
アストロロジーが占いに転化した16世紀以降の古典占星術では、吉凶の代表とされるような木星と土星で、個人にとっては社会的な運勢をもたらす星たちです。
ただし、吉凶解釈はもはや誤りなのでご注意が必要です。
土星…来年2023年1月1日の水瓶宮22度にはじまり、魚宮7度までトランシット(運行)して、逆行に転じます。
木星…1月1日の牡羊宮1度にはじまり、5月17日に次の牡牛宮に入宮します。その後、牡牛宮15度までトランシットして逆行に転じます。
【One Point】 木星は、今年のお正月直前、2021年12月29日に魚宮に入宮しました。
その後、5月11日に早々と牡羊宮に入宮しました。
さらに牡羊宮8度まで進んで逆行に転じ、10月28日に魚宮に戻ったのち、12月21日に牡羊宮に再入宮します。
≪新しい時代のスタートの1年≫
上述のソーシャル・プラネットの動きから、来年2023年はどのような1年になることが分かるのでしょうか。
ズバリ申し上げますと「新しい時代の実質的なスタート」の1年になっていきます。
先の記事「来年2023年を乗り切る」でご紹介いたしましたように、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくためです。
ほかにも、今年2022年の魚宮トランシットと来年2023年の牡羊宮を急ぎ足でトランシットしていく木星の動きは、古い時代の終わりと新しい時代への移行を象徴しているといえます。
代わって土星が魚宮に入宮していくこともそうです。
天王星は2019年以来、「日常生活の変化」のディレクションをもたらし続けていますが、来年は終盤(20~29度)に入っていきます。
2009年以来「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションをもたらしてきた海王星は、魚宮25度を越えて正式に牡羊宮の影響圏に入り、「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のディレクションをもたらしはじめます。
冥王星もついに一時的ながら水瓶宮に入宮していくことから、大きな節目の1年になってまいります。
【One Point】 歴史的なエポックメイキングの1年です。
人知れず起きた1989年の宇宙波動エネルギーの変化「宝瓶宮時代のビッグバン」は、その20年後にはじまった「双魚宮時代のリバイバル」という逆流ディレクションによって、社会に混迷がもたらされはじめました。
それも来年2023年3月を境に一段落していきます。
≪逆流ディレクションの終わり≫
すでに来年に向けて、時代は動きはじめています。
現在は、潮目の境にあたり、流れが止まっているようさえ思えるときです。
一時的に双魚宮時代を復活させた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション(運勢変化)が、かつての「対立二元論」の時代に戻らないようにする役目を終えつつあるのです。
今後は、深層の精神意識(霊性、深層心理)へのご認識を深めていき、宝瓶宮時代に向かう流れへと、劇的に転換していきます。
源平合戦のクライマックス「壇ノ浦の戦い」でいえば、まさに鎌倉方に有利に潮流が変わろうとする瞬間です。
のみならず、土星が3月に魚宮をトランシットしはじめることによって、まだ見ぬ夢や幻想をもたらしてきた“宗教”や“専制国家”また“アイドル”など古い双魚宮時代の象徴が、徐々にながら変わりはじめていきます。
後日、振り返ってみたとき、時代の転換期だったと思い起こすでしょう。
【One Point】 新しい宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」をどこまで実感していけるかは皆さま次第です。
ご認識は、個々に異なってくるのがふつうです。
いずれにしましても、「2023年のライン・ホロスコープ」や星の動きからは、これまで遭遇したことのない社会変化への動きが徐々にはじまっていくことがリーディングできます。