不思議系のお話/四題
2023.01.30
[クオリチュアル] ― 深層の精神意識との関係 ―


神/宇宙人/霊言/輪廻転生とクオリアルの関係



「エネルギー宇宙」にかかわる事象の真偽についてです。

一例を挙げますと、俗称「神さま」や「宇宙人」また「霊言」や「生まれ変わり」(輪廻転生、前世)など事実確認が難しいお話です。

クオリアルな「エネルギー宇宙」から真相を明らかにしてお届けいたします。

これらは非科学的と考えられていますが、物理科学の範疇に収まらないというだけで、時空を超越した未開の「宇宙エネルギー科学」の分野に属します。

上述の四題は、当サイトでいう「宇宙波動エネルギー」にかかわっています。





≪双魚宮時代の遺物≫

プラトン年(グレート・イヤー)を12等分したプラトン月(グレート・マンス)こと「アストロロジカル・エイジ」(占星学的な時代区分)からみていくと、面白いことがみえてきます。

私たちが最先端と思っている現代物理科学は、何のことはない双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の遺物です。

古来からの二元論によって、人間を「心(霊)と身体(肉)」や「精神と肉体」とに分けられるのは事実ですが、それらを対立する概念としてとらえてきたのが、西洋における双魚宮時代の宗教で近年では共産主義思想でした。

今後の宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしていきますので、大和心や和の精神でとらえたほうがふつうです。

結局、見えざるエネルギー宇宙の真相を除外して、物理宇宙のみを研究対象にしても限界を迎えざるをえません。


【One Point】 「物理科学」を絶対だと勘違いすると、共鳴関係をもたらす宇宙波動エネルギー世界を捨象することになります。

「井の中の蛙」状態を避けて、本物の科学者のように物理科学には限界があることを知ればいいのです。



【ご参考:クオリアル・ワールド】

聞きなれない言葉だと存じますが、宝瓶宮時代は「クオリアル・ワールド」の社会です。

本質的な「エネルギー宇宙」と「物理宇宙」の共鳴関係によって、この宇宙はクオリアルに成り立っているためです。

「数理法則」による宝瓶宮時代の新しい宇宙観です。

見えざる超越エネルギー世界を含むクオリアルな本質的な実在宇宙のことで、宇宙の根幹法則「基本三数」とその展開の「数理法則」から明らかになりました。

宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学が成り立つ、本来の宇宙の姿です。





≪結論はこうです≫

前口上はこれくらいに前出の四題について、クオリアルな観点から簡潔に結論のみを申し述べさせていただきます。

1、「神さま」は、白羊宮時代(はくようきゅう じだい)までは生きて働かれましたが、双魚宮時代以降は人の責任時代になりましたので、もはや直接的に働くことはなくなりました。

2、「宇宙人」は、少なくとも現在の地球人類と同時代に、観測交流できる宇宙空間には存在せず、物理的な交流は起こりません。

3、「霊言」は、生きた人間も含めてありえますが、その内容やレベルが重要ですので、翻訳でいう誤訳や勘違いが生じやすく、ご注意が必要です。また、神の霊言や神との対話といった人間的な観点は矛盾します。

4、「生まれ変わり」は、輪廻転生にみえる“前世現象”は起こりえますが、両者はまったくの別の人格で現世人側が成長すれば、現象は解消されます。

信じるか信じないかはあなた次第?


【One Point】 これらは物理宇宙を超えた「エネルギー宇宙」にかかわる事象です。

波動共鳴が根因で、私たち常識人にしてみれば、非日常的な現象なので、何かスゴイことのように感じますが“正体みたり枯れ尾花”のたぐいです。



≪「神」の時代から人の時代へ≫

ここからは、一つひとつ簡単にご説明をさせていただきます。

紀元前2世紀までの白羊宮時代は、誤解されることを承知でいえば「神さま」による時代でした。

直接的ではないのですが、俗にいう「神の使い」や「神の代理者」によって陰に陽に人類歴史の発展がもたらされてきた時代です。

ところが、紀元前2世紀から双魚宮時代に入ると、人間自身による人類歴史の進展と個々人の成長責任の時代に入っていきました。

ご家庭でもそうでしょ。

誕生前の胎内期間は大自然の営みに基づいて成長しますが、出産後はお母さんやご家族の責任で育児をし、自我意識が芽生える反抗期頃からは、次第に自分自身のご判断による成長責任の人生へと移行していきます。


【One Point】 白羊宮時代の末期、紀元前6世紀に「ブッダ」が遣わされ、双魚宮時代がはじまった直後の紀元0年頃に「イエス」が誕生しています。

信仰上のイエス像と実際の人間イエスは異なりますが、いずれも後世のモデルとなった聖人です。



≪「宇宙人」の有無について≫

地球上に生命が誕生した35億年前からみると、現生人の先祖となる発祥は最古の化石で確認されているケースでは約30万年前です。

さらに高度な科学技術が可能になっていく文明文化の発祥からみると、わずか5千年程度の人類歴史にすぎません。

138億年の歴史を持つ宇宙からみると、瞬きのような一瞬です。

このようなタイムスパンのなかで、人類のような宇宙生命体が同時期に宇宙に発祥存在する確率は、何十兆もの銀河が存在するとはいえ、まずありえません。

なぜなら、生命にとって超過酷な大宇宙の中で、太陽光や宇宙線からも守られた地球生命体のようなガイア環境が偶然に生成するには、気が遠くなるほどの条件が重なることが必要で想像以上に困難だからです。

さらには、地球から観測交流できる宇宙のはるか先まで、物理的に高度な文明をもった宇宙人が存在することは、確率的に難しいことが計算されています。

ただし、物理的ではなくエネルギー的宇宙人がいれば、時空を超えたコンタクトは不可能ではないため、否定はいたしません。


【One Point】 「UFO」は、未確認飛行物体のことなので、確認できない飛行体に見えるものは案外と多くあります。

それが物質的な“宇宙人の乗り物”で、地球に飛来するということはありえず、エネルギー現象なら否定まではできないということです。



≪玉石混交の誤訳「霊言」≫

次に「霊言」です。

霊視、霊言、霊聴などは、時空を超越した波動エネルギーの共鳴関係をベースとします。

生まれながらに、霊が見える、他人の心の声が聞こえるといった方がいるように、深層の精神意識は宇宙波動エネルギーの受容体なので当然、起こりえます。

そういった人々を一般的にいえば“霊心質”(霊媒体質)といえますが、深層の精神意識を持つ以上、程度の差はあれ、誰でも無自覚のうちに波動エネルギーを送受信しています。

それをご自身の意志でもって相応にコントロールできる技能者を「霊能者」と呼びます。

お話を霊言に戻しますと、重要なのは俗に“霊格”といった波長のレベルです。

自分よりも高振動の“霊波長”との同調(共鳴)はできないのがエネルギー宇宙の原則なので、推して知るべしです。

地上人である以上、神レベルの霊言はありえませんし、もし神レベルの“霊格”をお持ちなら、ご自身の言葉で語ればこと足りるお話です。


【One Point】 宇宙波動エネルギーからみればそういうことです。

ただし、古来から死者の口寄せを行なう「いたこ」のようなケースは“ご本人の霊”かどうかの真贋を別にすれば充分に起こりえます。



≪「生まれ変わり」の真相≫

“前世を語る子供”といった現象が起こるのは、生まれ変わりではなく、単なるエネルギー憑依です。

自我意識が確立されていない子供に多く、前世現象そのものは否定できませんが、両者は別の人格で、時空を超越したいわゆる心霊エネルギーの共鳴作用にすぎません。

その証拠に、主体的な自我意識や深層の精神意識が確立されて、大人へと成長していくとパタリと止まることが見られます。

過去生(前世)の人物の関与を受けなくなって、宇宙の真理であるご自分本来の人生を自分の意志で歩むようになっていくためです。

以上をまとめますと、個々人の深層の精神意識は、「宇宙波動エネルギー」の受容体になっていて、時空を超越したエネルギー宇宙や他のエネルギー体との共鳴関係が可能です。

「宇宙波動エネルギー」は、宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なうもので、量子論で「量子は“粒”と“波”とからできている」というときの“波”のような実在です。


【One Point】 深層の精神意識は自覚が難しい世界です。

宇宙波動エネルギーの受容体になっているだけでなく、われ知らずとも発信体ともなっていますので、十分なコントロールが必要です。









双魚宮時代を終わらせた!
2023.01.28
[欺瞞の逆説] ― 海王星が果たした役割 ―


二重スパイのような秘密の天命を持っていた「海王星」



そろそろ書いてもいい頃です。

というか真相をお伝えしておきます。

海王星の歴史的な使命は「双魚宮時代」を終わらせることでした。

自らの“勘違い”や“欺瞞”の象意によって、20世紀に「対立二元論」を燃え上がらせ、ついには自滅的に爆死させる“二重スパイ”(工作員)のような役割です。

このことによって新時代を迎える緒に着きました。



≪海王星がもたらした“逆行天運”≫

カラクリは次のとおりです。

双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の末期、1846年に発見された海王星の象意を伴なって「共産主義運動」と心霊ブームこと「近代スピリチュアリズム」が立ち上がりました。

両者は、新たに“支配星”となった海王星の波動によって天運を伴ない、20世紀に一大ムーブメントを巻き起こします。

とはいえ、当時の海王星の象意“まだ見ぬ理想”に基づいて、実現不可能な幻想世界の到来を夢みて信じたのです。

海王星の“勘違い”や“事実誤認”また“欺瞞”といった古い象意に基づいて、それが必然だと信じた壮大な社会実験でした。

今、話題のColabo問題に代表される“公金チューチュー疑惑”にたとえれば、21世紀は“逆行天運”に守られてオモテに出ることはなかったのです。

出ても大きく問題視されることはなく、もみ消されることが起こります。


【One Point】 「天運」とはそういうものです。

しかし“逆行天運”をもたらしてきた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、昨年2022年を最後のピークに、今年2023年には一段落していきます。




≪秘密裏の活動復活≫

波動的とはいえ、1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」によって歴史の大河は流れはじめています。

そこに逆流する渦巻きのように生じたのが、2009年から始まった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションです。

歴史の大河のなかでの逆流なので、限度があるのですが、左巻きの共産主義的な活動がカタチを変えて“秘密裏”に復活していったのです。

同様に心霊ブームも、ヒーリングやパワースポットなどに姿を変えて復活しています。

政界においては2009年の選挙で自民党が大敗し、旧民主党による左翼政権が誕生しています。

しかし、政権運営の経験がないことから、結局は左巻きの官僚の暗躍によって行政も歪められていきました。


【One Point】 その後、分裂した旧民主党の流れを最も強く受け継ぐのが、立憲民主党であることはご存じのとおりです。

それはともかく、宝瓶宮時代が波動的とはいえ正式に始まることによって、オモテ向きの活動が難しくなった彼らは地下茎のように潜行していったといえます。




≪守られたゆえの“欺瞞”≫

右でも左でも何であっても、天運が伴えば、その時期は多少の不正があってもオモテに出にくく守られることが起こります。

事実、2009年以降のこの時期は、左巻きグループや組織にかかわる疑惑や怪しげな活動は、お仲間のマスコミによってスルーされたばかりか、逆に素晴らしい活動かのように報道されるなど、善意の国民は欺むかれてきたのです。

ただし、逆説的に述べますと、このことは「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの一環として必要だったのです。

なぜなら、マスコミのお墨付きをもらった彼らは、何をしても許されると“勘違い”をして、いっそう“事実誤認”を深めて“欺瞞”のかぎりを尽くしていくようになったからです。

何のことかというと、宝瓶宮時代の歴史の大河の流れの中にありながら、そのことで逆流する渦巻の中で踊り狂い良識ある大衆の疑念を深めていったことを、やがて知ることになるからです。


【One Point】 渦中にいると、近視眼的に身の周りしか見えなります。

ですが、天から俯瞰するように宇宙の根幹法則から見ていくと、歴史の大河の全体の流れも、またどこに流れていくのか地平線までも見えてきます。

彼らは“逆行天運”を失ったとき、すべてが暴露されることに思いもよりませんでした。





≪近代スピリチュアリズムも類似≫

もし、木星が双魚宮時代の“支配星”のままであれば、精神的かつ学術的な木星の象意によって、“勘違い”や“事実誤認”また“欺瞞”に至らず双魚宮時代の社会体制は続いていたでしょう。

ですが、それだと人類歴史の発展が止まってしまいます。

宇宙プログラムに沿って海王星が発見され、双魚宮時代末期の“支配星”に変わったのです。

海王星は、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」の軌道計算によって外側に第8惑星の存在が推測され、実際に観測することで発見されました。

これは、宝瓶宮時代をもたらすための「海王星」だったことを意味します。

当時の「海王星」の古い象意“まだ見ぬ理想”を思い描き踊らされたのが「共産主義思想」や「近代スピリチュアリズム」だったのです。

時代の天運に乗って20世紀を駆け抜けたものの、結局は海王星の象意“欺瞞”に自らも取り込まれ、歴史的な役目をいずれ終えていくことになります。


【One Point】 もっとも、海王星自体は消滅することはありません。

今後は「春分点」(牡羊宮)の影響圏へと進んでいき、新しい象意の海王星へと生まれ変わっていきます。

このことは機会をみて取り上げます。




≪新興宗教とホロスコープ占い≫

最後に、ポルターガイスト現象による“心霊ブーム”こと美称「近代スピリチュアリズム」に触れておきます。

対立二元論に基づいて「共産主義」から完全否定される「スピリチュアリズム」ですが、“まだ見ぬ理想”(世界)を思い描いた点で両者は同じ側面をともなっています。

後者は見えない世界ゆえに問題は表層化しにくいのですが、今後は「深層の精神意識の変革」のデレクションが本格化し、同時に「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションへと移行していくほどに、心霊世界の“勘違い”や“欺瞞”がただされていくことになります。

もう一つ、新興宗教も海王星の霊界的な象意によって誕生したものです。

“神を科学する”という不可能な名目で、霊媒師マダム・ブラヴァッキーらによって設立された19世紀の神智学協会ですが、その占星術ロッジから普及したのが、昨今の“ホロスコープ占い”です。

秘境占星術による「現代占星術」がそうで狭義の「西洋占星術」を意味します。


【One Point】 「天網恢恢 疎にして漏らさず」。

宇宙の計らいは人知を超え秀逸です。

「クオリアル・シンキング」(基本三数思考)によって時代の流れは相応ながら見えてくることになります。









荻生田光一のホロチャート
2023.01.25
[人情番長の正体]― 政治を抜きに個人を読む ―


一見こわもての意外に用心深く慎重な感受性



安倍氏亡き後の「清和会」を誰が引き継ぐのか。

候補の一人に挙がっているのが現岸田内閣の政調会長萩生田光一氏です。

ただし、安倍氏の後ろ盾がなくなった以上、予断は許しません。

今般の防衛費増税をめぐる自民党の特命委員会の委員長に政調会長自らが就いて注目を集めています。

どんなタイプなのか「ソーラーチャート」からリーディングをしてみました。



≪荻生田氏のソーラーチャート≫

出生時間が不明なのでソーラーチャートです。

出生時の「太陽」をASC=上昇点の位置においた日の出の時刻で作成しています。

下図が荻生田光一氏のソーラーチャートです。



サイン(宮)もハウス(室)も30度ずつのイコールハウス(ハウスホイール)で、出生時の「月」のみ1日に動く度数を記しています。


【One Point】 当サイトの講座をご受講の方、またリーディングのご依頼をくださった方はご存じのとおりのチャートの仕様です。

どんな人物なのか、出生時間が不明でも見ることができるので便利です。




≪ソーラーチャートの本質≫

いかが読まれますでしょうか。

慣れなていないと、ワケの分からない記号(サインや星のマーク)や線が引かれた「暗号図形」のように見えることでしょう。

“ホロスコープ占い”(占星術)を学ばれていても、「ソーラーチャート」の本質を理解していなければ、深いリーディングはむずかしいかもしれません。

「ホロスコープは出生時間が分からなければムリだよ」(分かっていても難しいのに…)と思われているかもしれません。(w)

でも、「基本三数」(宇宙の根幹法則)によって、ソーラーチャートの何たるかを知れば、オモテには出にくい隠れた本質面をリーディングできます。

それでは上掲のソーラー・チャートに“マスターキー”(基本三数)を差し込んで、秘密の扉を開けてまいりましょう。


【One Point】 「ホロスコープ・マスター奥義講座」をご受講された方は、ご存じのとおりです。

以下のリーディング解説で「何でそうなの?」という部分がありましたら、“マスター・キー”となる「基本三数」また12数の「数理法則」による共鳴関係を視野にご照合いただければと存じます。





≪乙女宮&牡羊宮&山羊宮≫

荻生田氏の内面性の特徴を12サイン(宮)で象わしますと、代表的には「乙女宮」と「牡羊宮」と「山羊宮」になります。

そう書くと、乙女宮生まれ(太陽)だから「乙女宮」は首肯できるとしても、なぜ「牡羊宮」と「山羊宮」が含まれのか、山羊宮は「月」が位置するので許容できるとしても、「牡羊宮」はまったく意味不明とお考えになるかもしれません。

荻生田氏が持つ「牡羊宮」の象意の側面は、戦闘的またリーダー的な開拓者精神など、“漢(おとこ)荻生田”といった一面を持つことです。

その反面、山羊宮の側面も持つために、案外と慎重で用心深く四方八方を配慮されるクールな感性面や感受性を持つことになります。

そのどちらもが荻生田氏です。

なので、平時は冷静でクールに周囲の状況に気を配る萩生田氏ですが、「太陽&金星&天王星&冥王星」の四重合(クワドラプル・コンジャクション=0度)によって、優しさを伴なった激しい情動と信念といった熱血的な本質面を持たれ、学生の頃“人情番長”と呼ばれていたことはうなづけます。

果敢な牡羊宮と逆に現実をみて用心深い山羊宮のどちらが出るのかは、相手との関係性やその時々の状況に応じて、ケース・バイ・ケースです。


【One Point】 山羊宮は“社会秩序”を重んじるサイン(宮)です。

かつてのボス安倍氏に情恩をもって忠誠心を発揮されます。

一方で、牡羊宮の象意を持つため、それが発露されると上司に対抗する側面が生じ、山羊宮とは対照的になります。



【ご参考:「大十字」は凶座相とはかぎらず】

「太陽&金星&天王星&冥王星」の四重合=0度の一方で、萩生田氏は「月&ドラゴンヘッド」の合=0度を1角とした大十字(グランドクロス=90度×4)を持っています。

ドラゴンテールを除いても、「月」を軸として「火星」と「木星」とのT矩(Tスクエア=90/90/180度)を持つことになります。

これらを単純に“吉凶”で解釈すると本質を見失います。

もし、本当に大十字=90度×4やT矩=180/90/90度が凶座相で凶運なら、現在のように政権与党の政調会長といった政策の要職に抜擢されることはありません。

若いころはともかく、さまざまな人生体験を通じて見識を深め、人格や実力また見識を高めていくことで、むしろ次代のリーダーやトップが可能な氏のソーラーチャートになっています。




≪運勢ディレクションを読む≫

荻生田氏のソーラーチャートからは、トップ運やリーダー運を持つことが読みとれます。

その一方で、相手の意志を尊重する情愛なども読みとれます。

さらには、社会改革などの信念や対抗意識も強くお持ちです。

身長180cmの巨漢からそのパワーは想像できるでしょう。

慎重で用心深い感性面を備えつつ、オモテ向きソフトで、周囲の状況を推し量る“内剛外柔”タイプだともいえます。

いずれにしても、出生時の運勢を読むだけでは片手落ちで、今後の運勢変化のリーディングは必須です。

現在、出生時の「太陽」に強い「星のディレクション」(運勢変化)は受けていませんが、今年2023年2月以降、5月前後を最初のピークとしていっそう政治活動に邁進していく活動の転換期がはじまります。

社会で果たすべき使命や責任を内心に思い描かれて“立志”また“方向転換”の人生期を迎えていくのです。


【One Point】 そして再来年、2025年以降は“改革”に向かう自己発現のディレクション(運勢変化)を受けていきます。

そのため、今年はその準備やスタートのときにされて、実績や基盤づくりを進めておかれるとよいでしょう。




≪心性による意志決定≫

今年1月23日に天王星が順行に戻って、歴史が前へ進みはじめました。

岸田首相も「太陽&天王星」の合=0度をお持ちですが、荻生田氏は岸田氏のように世襲議員ではなく、生え抜きなので、まだ庶民感覚に近いでしょう。

そのような時代にそった改革力を発揮されれば「天運」が伴いやすくなります。

逆に、古い権力構造や社会通念によって、一般大衆を無視した自利優先や省益優先の政策は、次第に運勢を落としやすくなっていきます。

なぜなら、天王星が順行に戻り、海王星が3月に魚宮25度を超えていくためです。

理由は、既存の記事に書いたとおりで、今後の記事においても述べることがあると存じます。

もっとも、個人の場合は自由なご判断や意志決定に任されていますので、自分次第です。

ただし、最終的に社会全体の流れは「星のディレクション」の方向へと動いていきます。

それゆえ「天運」が伴なうかどうかは時代変化と無関係ではありません。


【One Point】 新成人の頃、「新人類」と呼ばれた1960年代生まれの多くの方々は、独自のスキルや知識によって時代に変革をもたらすことが可能です。

荻生田氏もその一人で、次代の自民党の命運ともかかわっていくでしょう。









天王星の順行転換を読む
2023.01.23
[1月23日 Part3] ― 常識はタテからヨコへ ―


権力構造から一般個人の共鳴関係への変化の時代



歴史が変わる面白い時代です。

昨年2022年は新旧が交錯する不安定な大混乱の時代でした。

今年2023年は一転、分水嶺を超えて坂道を下るように新しい宝瓶宮時代へと突入していきます。

私たち現代人は、約2,160年(計算値)に一度の歴史変化の舞台にナマ出演しています。

変化を恐れずに楽しんみましょう。




≪常識は常識でなくなる≫

今年2023年1月23日に天王星が牡牛宮14度で順行に戻りました。

現代物理科学の常識にどっぷりと浸っておられるかたは、次のようにおっしゃるかもしれません。

「それがどうした? はるか遠くの天王星が見た目、逆行から順行に戻ったからといって地上とは無関係でしょ!」

はい、これまでは“正解”ですね。

神秘的な宗教や物理科学によって常識とされた模範解答です。

ただ、そういった過去の常識が、今後、次第に通用しなくなっていく社会へと変化していくとしたらどうでしょう?

今回の天王星の順行への転換は、そのような時代へ方向転換していくことを象わします。





【One Point】 物理科学は物質的な現象しか解明できません。

精神エネルギー世界はアンタッチャブルだからです。

ですが、今後は物理科学を超えた見えない宇宙波動エネルギーの共鳴作用といった「超科学」的な分野をテーマとしていかないともはや限界を迎えていきます。




≪クオリアル宇宙の実在≫

今後の社会の方向性は、天王星の象意を正しく知ればご理解が可能です。

天王星を共鳴星とする宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)へと進んでいるからです。

昨年10月の冥王星の順行転換にはじまり、土星→木星→海王星と次々に順行に戻っていきました。

宝瓶宮時代のアストロロジーでいう歴史的に大きな影響力を象わす「ソーシャル・プラネット」のすべてが、この4か月間に次々と順行に戻って「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の進展が象わされているからです。

もちろん星が物理的な影響力を地上にもたらすわけではありません。

星は、時空を超越した宇宙波動エネルギーの変化を象わすにすぎないからです。

それを宇宙の根幹法則「基本三数」によって「ホロスコープ」からリーディングすることによって、宇宙この世界がどのような方向に時代の共鳴波動といった運勢をもたらしていくのか、案外と明確に知ることができます。

宝瓶宮時代のアストロロジーの共鳴リーディングの一環です。


【One Point】 宇宙は、エネルギー宇宙と法則宇宙といった見えない「本質宇宙」と、俗称宇宙と呼ばれる「物理宇宙」から成り立ちます。

クオリアル宇宙(クオリアル・ワールド)です。

物理科学では片手落ちなのです。現在は量子論によって、ようやく「宇宙波動」の扉の前に立ったところです。




≪友愛精神(和、絆、民度)≫

天王星の代表的な象意をご紹介いたします。

ご存じの方が多いのは、天王星発見当時のアメリカ独立戦争の「独立」(自立)といった象意や、フランス革命のスローガン「自由、平等、博愛」、またこれらの流れを総称した「改革」でしょう。

ですが、これらは古い双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の象意です。

宝瓶宮時代の象意は、個々人では、「自由」「個性」(才能)「友愛精神」(和、絆、民度)がメインです。

バラバラではなく一体不可分であることにご留意ください。

また、双魚宮時代の「友愛」と、宝瓶宮時代の「友愛精神」(和、絆、民度)とは、180度ほどにも内容が異なる一面があります。


【One Point】 頭がお花畑と揶揄されたどこかの国の元首相がおっしゃる「友愛」は、敵対的な意味を持つ仲間内の連帯(同胞愛)を意味しています。

そうではなく日本古来の伝統精神(日本的霊性)に通じる「和」や「絆」また現代日本人の「民度」が今後の友愛精神です。




≪天王星の自転軸とリング≫

全体的な特質としての天王星は「タテ」のものを「ヨコ」にするような象意をもちます。

代表的には、権力的なタテ社会や序列による“支配/被支配”といった「対立二元論」の社会から、個々人の波動的な「共鳴関係論」によるヨコ構造のつながりです。

詳しくは、いずれご説明することになると存じますが、ほぼ全分野でまったく異なるものになってまいります。

これまでの概念を用いて分かりやすいように表現すると、タテに対するヨコという言葉を用いてご説明を差し上げたもので、本来はタテではなくヨコでもない、いわばフリー状態です。

物質的にみたときに、それが手相や人相のように「相」(そう、すがた)として現われたのが、天王星のみ太陽系惑星の中で横倒しになった奇妙な自転軸です。

もう一つ揚げますと薄いながら土星のようなリングがあって、それまた垂直方向になっていることです。

ほかの太陽系惑星は公転軸も自転軸もともに天の北極方向を向いて並行していますが、天王星のみ98度も傾いていて公転面に並行した自転軸になっていることです。


【One Point】 「異端児」や「変人」また「改革者」といった標準とは異なる象意を持つ天王星です。

今後の宝瓶宮時代も類似で、これまでの双魚宮時代の社会常識とは根本が異なる社会になってまいります。




≪日本がモデルとなる世界≫

天王星の象意を「基本三数」またその展開である12数(数理法則)から垣間見ると時代の方向性も見えてきます。

一例を挙げますと、タテ型の権力構造による“支配/被支配”や、「マスコミ」(マス・コミュニケーション)といったトップダウン方式による一律的な偏向報道や情報提供の仕方は、時代遅れになっていきます。

宝瓶宮時代は、国民お一人ひとりが自立的に個性や才能を発揮されつつ友愛精神(和、絆、民度)によって社会を築いていくようになります。

なぜなら、その方向に時代の「天運」が働き、宇宙波動エネルギーの共鳴作用が伴なうからです。

象徴的なインフラ(社会基盤)は、インタラクティブ(双方向)なネット社会のあり方です。

アンチ・マスコミといえるパソコミ(パーソナル・コミュニケーション)による情報発信や、友愛社会を形成していく社会改革の方向性です。

そこでの「深層の精神意識」の変革によって、あるべき未来社会を自覚し体得していけば、事実上の宝瓶宮時代の世界が日本をモデルに「共鳴関係論」を伴ない広がっていくようになっています。


【One Point】 昨年2022年にイーロン・マスク氏がツイッター改革を行ないました。

とくに日本において古い権力サイドやマスコミなどに「おかしければオカシイのでは?」などと声を上げてみれば、自浄的なチェック機能ととともに社会が動いていきます。












現実を見抜くホロスコープ
2023.01.20
[原点回帰] ― 新しいアストロロジー[宝瓶星学] ―


不思議な宇宙この世界をリーディングする方途



これまでの生き方や社会通念が通用しなくなりつつあります。

私たちが生きている世界が現在、流れを大きく変えようとしているからです。

時代が大きく変化していることは、昨今の世情から見抜いておられるかたがいますし、また直覚的に感知されておられるかたもいます。

新しい時代の方向性を知ることは、これからの社会を生き抜くうえで重要なので、宇宙の現実を見抜く本来の「ホロスコープ」(天球図)をご参考にされるのも一つの方途です。




≪「宇宙波動エネルギー」って何?≫

無意識ながら、昨今の時代変化に気づいておられるかたは案外と多くいらっしゃいます。

どこまで現実的にご認識されておられるのかはともかくとしてです。

どういうことかというと、昨年2022年から、「宇宙波動エネルギー」が変わったからです。

当サイトで述べてきた「深層の精神意識の変革」のディレクション(運勢変化、時代変化)がはじまったことが一つの要因です。

気づきにくいかたがいらっしゃるかもしれませんが、多くのかたが新しい時代の流れに対峙しはじめている昨今です。

当該ディレクションは、世界に先駆けて日本人のメンタリティーに共鳴し作用しやすいからです。



【One Point】 ご参考に「日本は何座宮?」(宝瓶宮占星学サイト)をご一瞥いただきたく存じます。

日本人の民族性はホロスコープでいう「魚宮」の霊性的な象意を持ち、国体は「水瓶宮」の友愛精神(和、絆、民度)などによって象徴されています。

そのため、双魚宮時代から宝瓶宮時代への時代変化は感知しやすくなっています。




【ご参考:科学万能主義時代の終わり】

「対立二元論」を歴史パラダイムとする双魚宮時代は、20世紀(1989年)を最後に終わりました。

19世紀中頃に海王星の象意を伴なって誕生した「共産主義思想」は、同じく海王星の象意を伴なった「近代スピリチュアリズム」の心霊世界や精神意識を完全否定してきました。

共産主義思想は、自らを科学的とする唯物的弁証論によります。

いまだ発展途上にある科学を万能かのように誤認し、妄信的に傾倒しているのです。

そういった「科学万能主義」の遺物によって、現代科学では証明できないスピリチュアルや心霊(深層心理)などを“非科学的”として排斥してきたのです。

むしろ、そのほうが非科学的な対応であることの自己矛盾や欺瞞にはお気づきになれないようです。




≪クオリアル・ワールド≫

新しい宝瓶宮時代の方向性の一つは、聞きなれない言葉だと存じますが「クオリアル」な時代になっていくことです。

宇宙の本質に通じるクオリティーと地上のリアルな現実との共鳴関係が進む時代です。

図式的にいえば、形而上的な象意の「魚宮」と形而下的な「山羊宮」の中間に位置するサイン(宮)が、宝瓶宮時代に共鳴する「水瓶宮」だからです。

宝瓶宮時代が1989年にはじまる直前の「戦争の世紀」と呼ばれた20世紀は、唯物的な共産主義思想が台頭し、精神的なスピリチュアルや心霊は否定されてきました。

19世紀中頃にはじまった共産主義思想は、直前に発見された海王星の象意“事実誤認”や“勘違い”を内包していてよくいえば純粋ですが、単純な「対立二元論」を観念的な弁証論によって妄想し正当化したものになっています。



【One Point】 すべてを「資本家vs労働者」や「国家権力vs市民組織」といった対立と闘争的観点からとらえます。

ですが、1989年に人知れず起きた「宝瓶宮時代のビックバン」によって、共産主義は衰退しはじめました。

同年12月の「東西冷戦の終結宣言」はその一例です。




≪アストロロジカル・エイジ≫

「宝瓶宮時代のビッグバン」というのは、時空を超越して人知れず地上に影響をもたらされている「宇宙波動エネルギー」の変化によるものです。

これによって「アストロロジカル・エイジ」(占星学的な時代区分)が大きく歴史的に「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)から「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)に変わっていきました。

これに伴って「アストロロジー」もまた、当該時代の象意に基づいて、新たに生まれ変わっていきます。

“ホロスコープ占い”の「現代占星術」は、双魚宮時代の末期、共産主義思想の直後となる19世紀後半に誕生しました。

それゆえ、古い海王星の象意“勘違い”や“事実誤認”また“欺瞞”をわれ知らずとも伴なっています。

一例を挙げますと、サイン(宮)を“星座”と呼称したり、ホロスコープの南中点(天頂側)と北中点(天底側)の軸が右に左にブレて垂直でなかったり、4,000年もの伝統があるかのように偽ったりしていることもそうです。

お好きにご選択されてかまわないのですが、宝瓶宮時代への進展とともに古い海王星の象意による事象は、衰退していくことが「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からリーディングできます。


【One Point】 古代ギリシャの天文学者ピッパルコス(BC190頃-BC120頃)は、当時、双魚宮時代のはじまりの時期に、すでに「宝瓶宮時代」の到来について言及していました。

また、現代日本にホロスコープを広めたルル・ラブア師は、その著書の中で「宝瓶宮時代への突入」に触れています。




【ご参考:ピッパルコスと「春分点歳差」】

「アストロロジカル・エイジ」(占星学的な時代区分)は「プラトン年」(グレート・イヤー)に基づきます。

約25,920年(計算値)の宇宙的周期をもつプラトン年を12等分した「プラトン月」(グレート・マンス)がアストロロジカル・エイジです。

古典アストロロジー(通称:古典占星学)が発祥した古代ギリシャ時代の偉大な天文学者で数学者のヒッパルコス(BC190頃-BC120頃)が発見した「春分点歳差」による宇宙的周期のことです。

ホロスコープでいえば、12サイン(宮)の始点=牡羊宮0度の「春分点」が、約72年に1度ずつ逆方向に移動していき、ホロスコープを1周する期間をプラトン年と呼びます。
ピッパルコスの名前は、古典アストロロジーをまとめた『テトラビブロス』の中で、最も多く出てきます。




≪クオリアルな共鳴関係≫

新しい時代変化に伴ない、発見当時の古い海王星の影響はまもなく終了していきます。

“支配/被支配”など「対立二元論」を歴史パラダイムとしてきた双魚宮時代は、波動的とは言え宝瓶宮時代がはじまった1989年の時点で終わっており、2009年以降の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションも今年2023年に一段落していくためです。

だからといって、海王星がなくなるわけではなく、今後は「春分点」の影響圏へと進んでいくことから、宝瓶宮時代の新しい海王星の象意へと生まれ変わっていくことになります。

宝瓶宮時代というのは、共鳴星の「天王星」による「自由と個性(才能)と友愛精神」(和、絆、民度)を一体不可分に伴ない、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして、やがて新しい「海王星」による美しいビジョンがもたらされていくことになります。

これらの方向性へと進んでいくことを意識に留めておかれると、今後の時代の流れとともにある「天運」が伴いやすくなります。

少し小難しいご説明をいたしますと、宝瓶宮時代のアストロロジー[星学]は、宇宙の根幹法則「基本三数」などの本質をふまえて、現実的な地上の歴史社会や個人との共鳴関係をリーディングします。

宝瓶宮時代の宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」に基づくために、エネルギー波動世界や根幹法則といった「本質宇宙」に基づいて、歴史的にも、社会的にも、個人的にも、実際的なリーディングが可能です。


【One Point】 たとえば「光」は宇宙の根幹にかかわる実在です。

このことは、アインシュタインの「E=mc2」(エネルギー=質量×光の速さの2乗)からもみえてきます。

その光が「三原色」から成り立っていることの意味は、宇宙この世界が「基本三数」を根幹法則として成り立っていることの一例になっています。




≪本質的なエネルギー宇宙≫

結論的に申し上げます。

本来の「ホロスコープ」の本体構造は、宇宙の構造を模した「基本三数」の象意構造を伴っています。

信じる信じないはご自由ですが、それに基づいてリーディングと検証をしてきた結果からもそういえます。

そのため、誰もが抱くように「ホロスコープはなぜそのような象意になっているのか?」という疑問に客観性をもって答えることができます。

要は、宇宙を模したホロスコープなので、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」やその展開の「数理法則」の12数を本意(基本の象意、ほんとうの象意)として、ひも解いていけば見えてくるというお話です。

ここで、ご留意すべきことがあります。

私たちが「宇宙」と呼ぶとき、科学者自身が、まだ5パーセントしか解明されていないと認めている「物理宇宙」を思い浮かべることです。

そこに留まらないのが本来の宇宙です。

物理宇宙の根底には「本質宇宙」があって、時空を超越した「エネルギー宇宙」や「法則宇宙」によって物理宇宙が138億年間も存在し、その一員の太陽系や地上との共鳴関係が、時空を越えてもたらされていることです。

そこに「ホロスコープ」の本意が潜んでいます。

であるために、「基本三数」やその展開の「数理法則」(12数)また星たちの「配列法則」によって現実的なリーディングが可能です。


【One Point】 宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」が象わす空間域は「宇宙」です。

物理宇宙にとどまらず、エネルギー宇宙や根幹法則など「本質宇宙」が重要になります。。

「現実を見抜くホロスコープ」は、そこから可能になってまいります。









天王星の順行と今後について
2023.01.15
[1月23日 Part2] ― 分水嶺を超え復生へ ―


古い「海王星」の終わりと新しい「天王星&海王星」



今後の天王星の順行転換は、どのような社会変化をもたらすのでしょうか。

18世紀末の天王星の発見は、それまでの宗教による精神支配や、専制君主による大衆支配の世の中に今日に通じる個人の「自由」と「独立」(自立)へと向かう歴史変化の道筋を象徴しました。

当時は、すでに「春分点」が双魚宮の25度を超えていたために、1630年から宝瓶宮時代の影響圏に入っていたのですが、まだ双魚宮時代であることに変わりはありません。

時代の宇宙波動エネルギーは、宝瓶宮時代ではなく、全面的な展開にはいたっていなかったのです。

しかし、今年の天王星の順行転換は、日本の自立とネット版大衆革命など、全面的な展開すなわち社会への定着化をうながしていくことになります。




≪海王星の「まだ見ぬ理想」≫

当記事は1週間ほど前にアップいたしました「天王星の順行転換と新時代」のPart2です。



かいつまんでご説明しますと、天王星が発見されたのは「アメリカ独立戦争」(1775-1783)の最中で、その直後に「フランス革命」(1789-1795)が起きています。

この時代の「独立」(自立)また「自由/平等/博愛」といった新しい歴史的な動きは、天王星の象意によるものです。

続く1801年に最初の小惑星「ケレス」(準惑星)が発見され、さらには天王星の軌道計算によって、1846年に「海王星」が発見されました。

天王星や海王星といった「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の発見によって、人類歴史は大きく変わっていくことになります。


【One Point】 それまで魚宮や双魚宮時代の支配星は「木星」でした。

しかし、天王星に続く海王星の発見によって「海王星」へと変わります。

その後の時代は、天王星や海王星そして1930年に発見された冥王星の象意に基づいて、変化や混迷また混乱がもたらされていくことになります。



【ご参考:「宝瓶宮時代のビッグバン」】

詳しいお話はともかく、日本では元号が平成に変わった1989年、人知れず「宝瓶宮時代のビッグバン」が起きました。

新しい「宝瓶宮時代」が正式にはじまっていったのです。

この意味は「春分点」が、古代ギリシャ時代当時の「宝瓶宮」(水瓶宮)の位置に移っていったことをあらわします。

これによって時代の宇宙波動が変わり、宝瓶宮時代の宇宙波動へと変化していきました。

それが地上の現実変化となっていくのは、人々の深層の精神意識の変化を待たなければなりません。

また、2009年から「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがはじまったことで、実際的に動き出していくのは今年2023年からになっています。




≪正しいホロスコープ解釈≫

余談ながら重要なサジェスチョンを書いておきます。

「空の星が地上に影響をもたらすことなどありえない!」

唯物的な科学的思考による戦後の学校教育や、偏向した新聞テレビなどマスコミの論調にどっぷりとつかった方は、そうおっしゃるかもしれません。

確かに星が直接、物理的な影響を地上にもたらすことはありません。

ただし、時計の針自体が「時間」をもたらすものではなく、時間を示したものに過ぎないように、ホロスコープ(天球図)の中の星たちは、地上に直接の影響はもたらしませんが、見えないながら「時間」に類似して時空を超越した「宇宙波動エネルギー」(運勢作用)を象わします。

誰もご説明していませんが、現実宇宙の根幹法則「基本三数」によってホロスコープを正しく解釈していくことで、個々人の性質や運勢また人類歴史の未来を相応にリーディングしていくことが可能なのです。


【One Point】 過去の常識や社会通念が通用しなくなっていくのが今後の宝瓶宮時代です。

現代は約2,160年(計算値)ぶりに歴史的な大転換期を迎えていて、昨年2022年を新旧交錯の混迷のピークの1年として、今年2023年は分水嶺を超えていくことになります。



【ご参考:「天王星」と「海王星」の象意と影響】

天王星は「市民革命」など、個々人の自由と権利(平等)を象わします。

これを“共産革命”の前触れと見るのは間違いで、正しくは新しい友愛精神(和、絆、民度)による宝瓶宮時代に向かう必然的な歴史の流れをもたらします。

一方、海王星は、まだ見ぬ理想(まだ見ぬ世界)を象わします。

そのため見果てぬ夢(幻想)による勘違いや事実誤認を伴ない、世界は混乱を深めていくことになります。

“夢”や“ビジョン”また“妄想”(幻想)や“現実錯誤”さらには“欺瞞”は、古い海王星の象意なのです。

このことを知れば、19世紀中頃以降、海王星の象意を色濃く受けた思想や新興宗教また組織や国家、さらには事象などには、善意か偽善かはともかくご注意が必要なことが分かります。




≪双魚宮時代の完全終了≫

お話を天王星の順行転換に戻します。

20世紀は、海王星が“妄想”(幻想)をもたらし、冥王星が獅子宮をトランシット(運行)していくことで、1938年以降は“世界覇権”をめぐる争いによる大混乱が人類にもたらされました。

世界的な「対立二元論」の現われで双魚宮時代を締めくくる最後の戦いです。

「第1次世界大戦」(1914-1918)、冥王星発見直後の「第2次世界大戦」(1939-1945)、さらには戦後の第3次世界大戦となった「東西冷戦」(1945-1989)と、3次にわたる世界的な対立二元論によって「戦争の世紀」と呼ばれた20世紀がそれです。

さらには、共産主義革命思想による「壮大な社会実験」とも呼ばれた時代です。

結局のところ、海王星の発見は心霊ブーム(近代スピリチュアリズム)や理論なきホロスコープ占い(現代占星術)といった神秘主義のみならず、武力革命を世界的に繰り広げた共産主義(マルクス・レーニン主義)といった“まだ見ぬ理想”をもたらしたのです。


【One Point】 もう一つ、世界宗教の「仏教」や「キリスト教」などは木星にかかわりますが、そこから派生した「新興宗教」は海王星にかかわります。

事実上の新興宗教団体・神智学協会の占星術支部に所属したアラン・レオらから「現代占星術」が誕生したのもそれゆえです。



【ご参考:神秘主義と共産主義】

「海王星」の発見当時の代表的な象意は“まだ見ぬ理想”(まだ見ぬ世界)でした。

発見当時に起きた心霊ブームの美称「近代スピリチュアリズム」も、また『共産党宣言』による「マルキシズム」(理想的共産主義)も同様です。

後者は、20世紀に入ると観念的な理想論ではなく、武力(軍事力)によってしか共産革命は成しえないとする「マルクス・レーニン主義」(共産主義)に変わっていきます。

いずれも現実を超えて“幻想”や“妄想”また“事実誤認”や“欺瞞”を事実かのように正当化しやすい海王星の象意に基づくためにご注意が必要です。

もう一つ、神秘的な“ホロスコープ占い”として19世紀後半に誕生した「現代占星術」(秘境占星術、狭義の西洋占星術)も、また海王星の象意を色濃く内包したものになっていることをご留意ください。




≪海王星がもたらしたもの≫

「海王星」の発見による歴史的な動きを少し詳しくご説明いたします。

発見から2年後、1848年に起きたフォックス姉妹事件(ポルタ―ガイスト現象)によって、世界的な「近代スピリチュアリズム」(心霊ブーム)が沸き起こりました。

同年、マルクスらによる『共産党宣言』が上梓され、「共産主義運動」(マルキシズム)が全世界を巻き込んだ武力革命の嵐を引き起こしていくようになります。

前者は、唯心的な精神分野で後者は唯物的な現実分野といったように、一見、正反対にご理解できます。

確かに一般的にみればジャンルが異なりますが、海王星の象意に基づいて“まだ見ぬ理想”(まだ見ぬ世界)を想い描いた点で同じです。

「対立二元論」を歴史パラダイムとする双魚宮時代なので、海王星の発見は対立するカテゴリーと一見、思える両者を生み出したもので同じ穴のムジナです


【One Point】 共産主義思想の本質をここにみることができます。

後日、冥王星が絡んでくることで武力革命の政治思想になりましたが、その根底には“共産主義ユートピア社会”が必然的に訪れるという海王星の象意に基づいた“幻想”(妄信)が横たわっています。




≪新しい時代の流れ≫

結論的に、次のようになります。

今年2023年の天王星の順行転換は、双魚宮時代の社会態勢が完全終了に向かっていくことを象わします。

昨年は「冥王星」と「土星」が10月に順行に戻り、11月に「木星」が戻り、射手宮によって「民族性」が象徴されるアメリカの中間選挙(11月8日)において、トランプ共和党の勝利が下院(日本でいう衆議院)にもたらされました。

12月には「海王星」が順行に戻り、今年3月には魚宮25度を超えていくことで「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落し、新しい海王星へと生まれ変わっていきます。

天王星の順行転換によって歴史が進んでいくことになるわけです。

何ごとも相応の時間が現実化には必要ですが、一例を挙げますと「日本の自立」に向けた動きや、ネット版フランス革命といえる「大衆による革命」の動きが生じていくことになります。

海王星の象意による「共産主義」(左翼活動)やその「フロント市民組織」また「マスコミ」をはじめ、国際的には旧共産主義国「専制国家」などは、時代の運勢が漸次、伴わなくなるために衰退が避けられなくなっていきます。


【One Point】 古い海王星の終わりと新しい「天王星&海王星」の象意による新時代の幕開けです。

天王星は“逆転”や想定外の変化を象わすためです。

いずれにしましても、歴史の分水嶺を越えて古い海王星の象意からの転換がはじまります。



※ご参考

上述は「基本三数」をベースとした「宝瓶宮時代のアストロロジー」(宝瓶星学)による最新のホロスコープ解釈で「基本三数」に伴なう「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)すなわち時空を超越した宇宙波動エネルギーと人類歴史との共鳴関係をリーディングしたものです。

現実化には個々人の自由な意志判断によって相応のタイムラグが生じることがありますが、人類の総意としてみた場合、歴史はその方向に確実に動いていきます。









天王星の順行転換と新時代
2023.01.08
[1月23日] ― 通念を超えた変化と改革 ―


流れを変える天王星の発見と今後の世界 Part1



「天王星」は1月23日に順行に戻ります。

これによってすべてのソーシャル・プラネットが順行に戻り、流れが変わって時代が進んでいくことになります。

星の動きに詳しいかたなら、「そうはいっても、逆行は毎年のことなので、また戻るんじゃないの?」とおっしゃるかもしれません。

これまでは確かにそうでした。

惑星は毎年、見た目ながら逆行します。

ですが「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からみたとき、逆止弁(逆流防止弁)を超えたような昨今ですので、戻ることなく進んでいくことになります。





≪個々人が主人公≫

ご説明のため、恐縮ですが「天王星」の発見からお話を進めます。

土星外惑星(トランス・サタニアン)の最初の星「天王星」が発見されたのは18世紀も末の1781年です。

当時はどのような時代だったのか、大まかには中世から近代への転換期でした。

それまでの社会は、キリスト教や王様(専制君主)が主役で、宗教的には“神とサタン”“善と悪”といった宗教規範、また世俗的には“支配/被支配”といった「対立二元論」を歴史パラダイムとして運営されてきた社会でした。

当時の「双魚宮時代」において、王の権力や権威は神によって与えられたとする「王権神授説」によって支配の正当化が宗教によってもたられていたのです。

結局のところ、王や聖職者による専制支配のもと大衆は従うしかなかった時代です。

そういった時代に「自由」と「独立」(自立)の機運が高まってきたのが、天王星が発見される前夜の世情です。


【One Point】 歴史的には、当時7つの海にまたがる大英帝国からの独立を求めた「アメリカ独立戦争」や、その直後の自由/平等/博愛のスローガンのもと民衆が蜂起し「フランス革命」が起きた時代です。




【ご参考:混乱をもたらす古い「海王星」】

天王星の発見から20年後、小惑星番号1番が付与された「ケレス」が発見され、双魚宮時代の終わりが暗示されます。

さらに、その45年後に発見(1846年)されたのが「海王星」です。

海王星の発見は、心霊的な「近代スピリチュアリズム」と「共産主義思想」の台頭とういうまだ見ぬ理想をもたらしました。

後者は、反権力/反国家の革命思想を掲げて、二元対立を“正当化”し、必然的に独裁支配をもたらしていくことになります。




≪トップダウンからボトムアップへ≫

では、今年2023年1月23日に「天王星」が順行に戻っていく意味は何でしょうか。

すでに宝瓶宮時代は1989年に正式にはじまっており、2009年からはじまった時代の逆流をもたらしてきた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションも、ようやく一段落していきますので、天王星が発見された当時の時代背景と類似の社会状況がみてとれるようになる今後です。

一般大衆や個々人が、実質的に社会の“主人公”(深層の精神意識)に躍り出てくる時代です。

また、牡牛宮をトランシットする天王星のディレクション(運勢変化、時代変化)から申し上げますと、23日に14度で順行に戻り、直後に15度を超えていくために「日常生活の変化」のディレクションが方向転換をするかのように終盤へと向かっていくことになります。

その後「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落をしていくこともあって、“支配”や“欺瞞”から「自由」や「公正」(平等)へと、まるで「ゲームチェンジャー」のような役割をもたらしていくことになる今後の天王星です。

言論空間を一例に挙げますと、トップダウン式によって機能不全に陥ったオールド・メディア(新聞、テレビ)など第4権力の「マスコミ」から、ボトムアップ式に大衆や個々人の自由と個性(キャラ、才能)によるインタラクティブ・メディア「ネット」への移行です。


【One Point】 組織や国家のトップといった役割は必要ですが、支配的な権力や身びいきまた不正などは不要です。

立場に関係なく法のもとに平等に運営され「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする社会へと移行していくことになるためです。




【参考:「星のディレクション」の影響】

「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)を「基本三数」からみてみましょう。

両者は「宇宙波動エネルギー」を伴なって成り立ちます。

三者は表裏一体の関係で、車の両輪というに留まらずドライバーを含めて目的も動きも早さも同じ、切っても切り離せない関係です。

強制力はありませんが、時代の“空気”(ニューマ)がそうなっていく以上、次第にディレクションの方向に動いていくことになります。




≪混迷した昨年2022年≫

「ご納得できる/ご納得できない」「信じられる/信じられない」は、皆さまのご自由です。

昨年2022年がなぜ歴史に残る混迷の1年になったのか、星の動きからおさらいをしておきます。

2021年の12月直前に「冥王星」が水瓶宮の影響圏をトランシットしはじめることによって「深層の精神意識の変革」のデレクションがはじまりました。

一方、同12月末には「木星」が魚宮に入宮し、2009年から魚宮をトランシットする「海王星」によってもたらされている「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、パワ-をアップしていきました。

なぜなら、木星の象意もさることながら、両星は魚宮また双魚宮時代の新旧の支配星だからです。

古巣の魚宮で木星は最大級にパワーを発揮し、さらに海王星と合(コンジャクション=0度)をとりはじめた4月以降をメインに象威を増して最後のピークを迎えていったのです。

結局、宝瓶宮時代に向かう「深層の精神意識」の変革と、双魚宮時代へ逆流をもたらす「実際的な出来事」といった一見、相反するディレクションによって、心ある人々に葛藤がもたらされる1年になっていったのです。


【One Point】 加えて、すべてのソーシャル・プラネットが逆行に転じるに及んで、拍車がかかりました。

しかし、10月に入ってまず「冥王星」と「土星」が順行に戻っていくことで、年末にかけて時代が動き出していきます。




【ご参考:無力感を深めたマスコミ】

ロシアによるウクライナ侵攻は、日本のマスコミに“無力感”をもたらしました。

ふだんは戦争反対を叫びながらも手も足も出ず、情報さえままならなかったからです。

かつては戦地に取材に出向いたのです。

ですが昨今は、どのテレビ局も新聞社も記者を派遣することはありません。

なぜなら、人命が第一なのはもちろん、万が一被害に遭ったときの世論や経済的な補償が大きいからです。

スパイ衛星の情報にしても、その展開や精度は軍事機密であるために、明らかにされません。

それどころか、当事国や関係諸国は、自国を有利にするためにディス・インフォメーション(偽情報)を流すからです。

日本はそういった分野の情報センスに乏しいといえます。




≪逆流ゆえに新しい動き≫

以前の記事でも書いたとおり、歴史の“分水嶺”の秋(とき)を迎えた昨今です。

昨年は、いつもにも増してワイドショーや新聞などマスコミの偏ったコメントや恣意的な報道といった“欺瞞”が「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、最後のピークを迎えたことでとくに目立ちました。

そのため、テレビや新聞を見なくなったかたも多いようです。

良識ある日本国民は、偏向したマスコミ論調を苦々しく思いつつも、サイレント・マジョリティー(物言わぬ大衆)の立場によって、玉石混交ながら多彩な意見や情報があふれるネットをタグって真相をうかがっていたようです。

結果、マスコミ不信が増長され、テレビの視聴率は穴が空いたように下げ止まらず、新聞も購読者が大幅に減少していった2022年でした。

そして、11月に木星が順行に戻り、12月に海王星が順行に戻ると新しい動きが生じます。

一般社団法人「Colabo」(コラボ)の不正受給疑惑問題です。

東京都に住民監査請求を行ない、逐一、情報をネットにアップしてきた暇空茜氏(ハンドルネーム)に、良識あるネット市民らが賛同し、裁判費用として7千万円近い寄付が集まり、1月4日の住民監査請求報告のライブでは、70万円もの投げ銭が集まったといいます。

自主的に市民や個人が古い組織や社会の在り方に疑義を投げかけ、自由に個性(才能)を発揮していく動きは、友愛精神や共鳴関係を伴なう新しい時代の方向性を象徴します。


【One Point】 昨年は「Colabo問題」をスルーしていたマスコミでしたが、今年1月4日に「サンスポ」が先鞭を切ると、一部の一般紙も東京地方版ながら続きました。

ですが、Colabo問題は序の口にすぎません。本丸に向かっていくことになりますので、新時代の序章になっていきそうです。




【ご参考:偏向マスコミは工作機関】

「Colabo」(コラボ)の不正受給疑惑は、Youtubeやツイッターなどネットをタグっていただければ、バズリまくっています。

一般市民(暇空茜氏)による住民監査請求が珍しいことに認められて、東京都監査委が問題ありとの見解を示すなど、ニュースバリューは高いのですが“お仲間”だったりするのか、二の足を踏まざるをえないマスコミであることが明らかになりました。

国民の知る権利を脇において、報道しない自由を選択するのは、もはやマスコミではなく、どこぞの「工作宣伝機関」であることが明らかです。




≪民の声は“神”の声≫

天王星が順行に戻ることで、今後、宝瓶宮時代に向けた実質的な動きが加速していくことになります。

マスコミは、古い「海王星」の象意が強く、“幻想”や“欺瞞”、また冥王星の一方の象意である世俗の“権力”や“目的のためには手段を選ばない”といった傾向を有します。

そのような象意に身を染めた左巻きの価値観を持つエセインテリがマスコミには多いためです。

なぜなら、戦後の共産主義運動が華やかりし頃、左翼学生活動家としてならし、それゆえ大学を卒業しても著名企業に就職できなかった人々が、新聞や出版界など大挙してマスコミに流れ込み、その残滓によって、現在も反日/反国家の組織や某国などの関与が散見できるからです。

結局、政治がらみの報道は偏りやすく、事実が阻害されている実状があります。

昨年11月に矢継ぎ早のツイッター改革を行ない、言論の自由と公平をネットにもたらしたオーナー兼新CEOとなったイーロン・マスク氏の功績は、Colabo問題をみても大きいと言うしかありません。

彼がモットーとする「民の声は神の声」という比喩は「神」という表現はともかく、歴史の流れからみて的を射ています。


【One Point】 「天王星の順行転換 Part1」として小解説をさせていただきました。

「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくということの歴史的な意味を知れば、古い社会通念や常識を超えた予想外の動きのはじまりです。




【ご参考:宝瓶宮時代とポピュリズム】

宝瓶宮時代は、ポピュリズム(大衆主義)が重要な時代です。

古いエリート主義を掲げるマスコミ人のなかには、自分たちが一般人を指導するとばかりに、正しいポピュリズムまでも否定する人々がいます。

ですが、ご存じのとおりネットの発達によって、今やヘタなマスコミ人よりも、一般人に賢い人が多く、今後ますますそうなっていく時代です。

もはや一般人が自らの個性や才能を発揮して、友愛精神(和、絆、民度)や共鳴関係を伴ないつつ、社会の方向性を見出していく国民主権の時代だといえます。









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