こちら講座総合案内所
2023.05.04
[各種講座のご案内]
◆ 現代に活かす量子論的ホロスコープ・リーディングを学ぶ
時代を先駆ける宝瓶宮時代の新しい宇宙観による「アストロロジー」(星学)を学べる各種講座の概要紹介です。
既存の古典アストロロジーや“ホロスコープ占い”の現代占星術にはない、宇宙この世界に通底する根幹法則「基本三数」をベースとした量子論的な「宇宙波動エネルギー」を視野に入れた宝瓶宮時代の最先端アストロロジーを論理的に学べる数々の講座になっています。
既存の星占いや占星術をご存じの方からすると、「えっ! 本来のホロスコープってこれほど合理的で、宇宙法則に基づいてリーディングができるものなの!」と目を丸くして驚かれる方も多いでしょう。
地上の人間と時空を超越して共鳴関係を結ぶ「宇宙波動エネルギー」を視野に論理的な「共鳴リーディング」を行うので当然のことです。
《 新時代のナビゲーター 》
「基本三数」は“世界で最も美しい方程式”と呼ばれる「E=mc2」のようにシンプルながら、物理宇宙に留まらず精神宇宙を含めたこの世界を貫く根幹法則です。
当然、ホロスコープ理論ともなっています。
「ホロスコープ基本三数講座」は、そのベースとなるもので、最先端のホロスコープの構造また構成要素の原意と、リーディングの概要を“宇宙根源”における成り立ちからご紹介いたします。
「ホロスコープ・マスター奥義講座」は、古来からの「天体観測」にはじまる「アストロロジー」の全体像を今日の「基本三数」解釈に及んで網羅するもので、さらには個別により深くリーディングの修得ができるように各種講座もご用意いたしております。
ホロスコープ・リーディングを先鋭化する要諦は「アスペクト完璧講座」です。
また、静止したネイタル・ホロスコープ(出生天球図)にとどまらず、時々刻々と変化していくダイナミックな星の動きに伴なう「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の鑑定とリーディング・ノウハウが習得できる「マイ・ディレクション講座」など、当サイトでしか学べない秀逸なものばかりです。
“ホロスコープ占い”にはない宇宙この世界の深層に触れ、実学となりうる各種講座です。
【One Point】 宇宙哲理「基本三数」によって新しい未来を切り開くことが可能になるでしょう。
“事実誤認”や“勘違い”が多かったかつての双魚宮時代から、斬新な生き方が必要になる宝瓶宮時代のナビゲーターとしてお役立てください。
《 アスペクト完璧講座 》
リーディングの先鋭化に役立つ必修の最新「アスペクト完璧講座」です。
今年2023年5月25日から毎月1回、お好きなアスペクトをチョイスしてご受講も可能なメール講座です。
「数理法則」に基づいて12種類の主要な個別アスペクトと複合アスペクト(アスペクト・パターン)を毎月1年間にわたって下記のように詳細かつ網羅的にお届けいたします。
ホロスコープ・リーディングの本質は、“星読み”ではなく“アスペクト・リーディング”にあったことが明確にご理解でき、ご体験をいただけるでしょう。
豊富な実践リーディングの経験からお届けする講座ですので、ご受講されて損はない内容を得られます。
【こんな方におススメ】
…ホロスコープのご理解を究極的に深めて、先鋭化したリーディングができるようになりたい方に必須です。
※12種類の主要なアスペクトを「数理法則」に基づいた解釈理論から応用、実践展開まで網羅的にお届けするものです。
1、講座形式:イラスト付のHTMLメール講座です。
2、講座サイクル:月1回(25日~月末までに送信):全12講座。
3、主な内容:12種類のアスペクトの「理論、解釈、応用、実践例」。
4、ご受講料金:1講座ごと各1万円(税込)、全12講座セット10万円(税込)。
※「奥義講座」をご受講された方は、内容が一部重複する箇所がありますので40%OFFの料金で承らせていただきます。
【One Point】 詳細は「アスペクト完璧講座 Info_top」や「アスペクトのお話」また「今週の運勢」の見方」、毎月の「アスペクト完璧講座」のご案内をご参照ください。第1回講座は「合(コンジャンクション=0度)」です。
《 ホロスコープ基本三数講座 》
ホロスコープ解釈の基本となる宇宙の根幹法則「基本三数」の根本を、成り立ちからさらに「数理法則」の宇宙森羅の最小象徴数=12数の本意展開にいたるベースまで学べる講座です。
「光の三原色」などに展開されているように宇宙この世界に通底する根幹法則が「基本三数」なので、ホロスコープの解釈またリーディングのベースとなるキー・ポイントです。
当然ながら、ホロスコープにかぎらず日常生活や社会、宇宙この世界のすべての分野に応用展開が可能なので、学んでソンはない一生ものです。
最初に、通称「伝授講座」こと基本三数による宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」(WEB版)を予習としてご高覧いただきます。
“伝授講座”を含めてのご受講料金ですので「一粒で二度美味しい」(by Glico)といえる通称:宝瓶宮占星学の真髄を学べるお得な講座です。
【こんな方におススメ】
…ホロスコープはもちろんアストロロジーが成り立つ「宇宙この世界」の創生プロセスや根本様相また共鳴関係世界などの真実を知りたい方にもおススメです。
※当然、宇宙の真実とホロスコープは切っても切り離すことができない一体不可分の関係ですので、ホロスコープの象意構造や構成要素の本意(基本の象意、ほんとうの象意)をご理解や人生生活全般に役立つ宇宙哲理を学べます。
1、講座形式:音声とWEB資料によるスカイプ講座(2~3回ほど)。
2、講座テキスト:「数理法則とクオリアル・ワールド」(WEB版)+WEB資料。
3、主な内容:「基本三数」の成り立ちと12数理「数理法則」への象意展開。
4、ご受講料金:12万円(税込)。
※「奥義講座」をご受講された方は、一部重複箇所が生じるために9万4千円(税込)の割引料金で承らせていただきます。
【One Point】 社会の見方や見識が深まる「クオリアル・シンキング」(基本三数思考)を併せてお届けいたします。
双魚宮時代の「対立二元論」から宝瓶宮時代の「共鳴関係論」への思惟転換が可能になってまいります。
【ご参考:占星術の“未来予測”との違い】
「星のディレクション」は、現代占星術の“未来予測”と同じとお感じになられるかもしれません。
一見、似ているのですが“占術と学術”ほどの違いがあります。
“未来予測”には、なぜそう解釈できるのかといった根拠がありません。
そのため、過去の“占断”を経験則的にご参考にするしかなく、延々と「当たっている? 当たっていない?」と試行錯誤を繰り返し続けるしかありません。
一方「星のディレクション」は、宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」を論理的にリーディングをするものです。
そのため、次第に確度を高めていけるものになっているという大きな違いがあります。
《 マイ・ディレクション講座 》
過去と未来を併せて約30年間のご自身の運勢変化を鑑定またリーディングしつつ「星のディレクション」(運勢変化)のリーディングを学ぶ講座です。
運勢的に影響力が大きい土星外惑星(トランス・サタニアン)の冥王星、海王星、天王星をはじめ、土星、木星の5つのソーシャル・プラネットからディレクション・リーディングを体得します。
ご受講者の「ホロスコープ」(出生天球図)が生きたテキストになります。
最初に約30年間のソーシャル・プラネットの動きを記したご受講者のホロスコープを、拡大してもキレイなPDFファイルにてお送りいたします。
過去に受けた「星のディレクション」の内容や出来事をご参考に踏まえつつ、将来の「星のディレクション」のリーディングを学んでまいります。
【こんな方におススメ】
…約30年間のご自身の運勢変化をお知りになりたい方、「星のディレクション」(運勢変化)のリーディングをお知りになり、ご自分でも行なってみたい方が対象です。
※基本は両方をお伝えする講座になっていますが、ご要望がありましたらメインを選ぶこともできます。
1、講座形式:WEB資料を交えた音声のみのスカイプ講座(2~3回)。
2、講座テキスト:約30年間のトランシット・ホロスコープ+プレ・コメント+WEB資料。
※プレ・コメントは、「ソーシャル・プラネット」のディレクションの概説と過去に受けたディレクションの時期を記したものです。
3、主な内容:約30年間の運勢鑑定、ソーシャル・プラネットのディレクション・リーディングと対応など。
4、ご受講料金:8.5万円(税込)
※「奥義講座」をご受講された方は、一部重複箇所があるために7万円(税込)で承らせていただきます。
【One Point】 生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)の運勢だけでなく、時々刻々と変化していくダイナミックな運勢変化を「基本三数」をベースに、ご自身のホロスコープから体験的に学ぶものです。
《 ホロスコープ・マスター奥義講座 》
白羊宮時代のアストロロジー「天体観測」にはじまる最先端の宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学の理論と実践を総合的に学べます。
「基本三数」をホロスコープ解読の“マスター・キー”とすれば「ホロスコープ・リーディング」の集大成としていくことが可能です。
古代カルデア人からのアストロロジーの歴史をはじめ、宇宙の根幹法則「基本三数」から見事に“シンプル・イズ・ベスト”で解き明かせるホロスコープの象意とその構造をご納得のゆくまでご堪能ください。
実践的な知識やノウハウを幅広く学べるホロスコープ・マスターへの講座で、ご自分の頭脳で象意を解明しイメージできる講座になっています。
どこまで正しいのか確認できない過去の象意解釈ではなく、宇宙に基づいた「基本三数」また「数理法則」の本意(基本の象意、ほんとうの象意)によって、ご自身で論理的にリーディングをし、イメージできる画期的な奥義講座です。
【こんな方におススメ】
…旧来の“ホロスコープ占い”に行き詰りを感じておられる方、物足りなさを感じている方、“適性がない”と挫折された方におススメです。
※優れた感性や論理的な判断力また現実に根付いたお考えをお持ちなので、“まだ見ぬ理想”ではなく実際の「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」を視野に入れた論理的なリーディングがマッチします。
1、講座形体:次の2種類から選べます。
A:講座テキストとWEB資料による独学系の「テキスト受講」
B:講座テキストとWEB資料をベースにした音声のみの「スカイプ受講」(13回)。
2、講座テキスト:紙媒体の「講座テキスト+基礎資料」+WEB資料。
3、主な内容:「基本三数」と「数理法則」によるホロスコープの秘密の解明とリーディングの修得。
※宇宙森羅の最小象徴数=12数に含まれないアラビックパーツやサビアンシンボルなどは対象外です。
4、ご受講料金:ご受講形式により異なります。
A:テキスト受講…21万円(税込)電気料金高騰のおり割引特価でのご奉仕です。
B:スカイプ受講…28万円(税込)電気料金高騰のおり割引特価でのご奉仕です。
【One Point】 現代占星術の真偽不明の不確かな象意解釈の数々も、逆に「基本三数」また「数理法則」による本意に照らし合わせていくと、どれが正しいのかみえてくるようになります。
※詳細は「ホロスコープ・マスター奥義講座」のページをご参照ください。「伝授講座」もしくは「実技講座」をご受講された方、また前述の「アスペクト完璧講座」や「ホロスコープ基本三数講座」また「マイ・ディレクション講座」のいずれかをご受講された方は、一部重複する内容が見られるために4万円を割引した料金になります。
《 西洋占星術と宝瓶宮占星学による入門講座 》
西洋占星術をふまえつつも“占い”とは異なる解釈の宝瓶宮時代のアストロロジーをご紹介するものです。
「書籍案内」のページは、2009年の改訂版のままなので古くなっています。
信頼できる西洋占星術本を副読本としておすすめするもので、「基本三数」に基づいたホロスコープ解説をご紹介しています。
※「基本三数」そのものには触れていません。
【こんな方におススメ】
…過去の西洋占星術にはない現実的な視点からみたアストロロジー(ホロスコープ解釈)をお知りになりたい方、またその基礎と概要をお知りになりたい方。
※『入門講座』を理論面と実践面からフォローする「レクチャールーム」を閲覧できるID&パスワード付きです。
1、講座形式:PDF本の形式(序:はじめに、破:基礎編、急:実践編の三部作)
2、ご購入者のオリジナル・ホロスコープ2種を作成添付します。
3、料金:1万5千円(税込)
4、詳細ページ:「『入門講座』(PDF版)のご案内」ほか。
【One Point】 初期の価格2万1千円から値引きしています。
本来のアストロロジーは現実宇宙に基づいた解釈になっていることをご理解いただけます。
※現代占星術には、アスペクトはもちろんハウス(室)のご理解が充分ではありません。『入門講座』では12ハウス(室)を4つに分割した「クワドランド」(象限、象階)を「基本三数」に基づいて解釈ご紹介しています。
※お申込み → 「講座お申込みフォーム」。
◆ 現代に活かす量子論的ホロスコープ・リーディングを学ぶ
時代を先駆ける宝瓶宮時代の新しい宇宙観による「アストロロジー」(星学)を学べる各種講座の概要紹介です。
既存の古典アストロロジーや“ホロスコープ占い”の現代占星術にはない、宇宙この世界に通底する根幹法則「基本三数」をベースとした量子論的な「宇宙波動エネルギー」を視野に入れた宝瓶宮時代の最先端アストロロジーを論理的に学べる数々の講座になっています。
既存の星占いや占星術をご存じの方からすると、「えっ! 本来のホロスコープってこれほど合理的で、宇宙法則に基づいてリーディングができるものなの!」と目を丸くして驚かれる方も多いでしょう。
地上の人間と時空を超越して共鳴関係を結ぶ「宇宙波動エネルギー」を視野に論理的な「共鳴リーディング」を行うので当然のことです。
《 新時代のナビゲーター 》
「基本三数」は“世界で最も美しい方程式”と呼ばれる「E=mc2」のようにシンプルながら、物理宇宙に留まらず精神宇宙を含めたこの世界を貫く根幹法則です。
当然、ホロスコープ理論ともなっています。
「ホロスコープ基本三数講座」は、そのベースとなるもので、最先端のホロスコープの構造また構成要素の原意と、リーディングの概要を“宇宙根源”における成り立ちからご紹介いたします。
「ホロスコープ・マスター奥義講座」は、古来からの「天体観測」にはじまる「アストロロジー」の全体像を今日の「基本三数」解釈に及んで網羅するもので、さらには個別により深くリーディングの修得ができるように各種講座もご用意いたしております。
ホロスコープ・リーディングを先鋭化する要諦は「アスペクト完璧講座」です。
また、静止したネイタル・ホロスコープ(出生天球図)にとどまらず、時々刻々と変化していくダイナミックな星の動きに伴なう「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の鑑定とリーディング・ノウハウが習得できる「マイ・ディレクション講座」など、当サイトでしか学べない秀逸なものばかりです。
“ホロスコープ占い”にはない宇宙この世界の深層に触れ、実学となりうる各種講座です。
【One Point】 宇宙哲理「基本三数」によって新しい未来を切り開くことが可能になるでしょう。
“事実誤認”や“勘違い”が多かったかつての双魚宮時代から、斬新な生き方が必要になる宝瓶宮時代のナビゲーターとしてお役立てください。
《 アスペクト完璧講座 》
リーディングの先鋭化に役立つ必修の最新「アスペクト完璧講座」です。
今年2023年5月25日から毎月1回、お好きなアスペクトをチョイスしてご受講も可能なメール講座です。
「数理法則」に基づいて12種類の主要な個別アスペクトと複合アスペクト(アスペクト・パターン)を毎月1年間にわたって下記のように詳細かつ網羅的にお届けいたします。
ホロスコープ・リーディングの本質は、“星読み”ではなく“アスペクト・リーディング”にあったことが明確にご理解でき、ご体験をいただけるでしょう。
豊富な実践リーディングの経験からお届けする講座ですので、ご受講されて損はない内容を得られます。
【こんな方におススメ】
…ホロスコープのご理解を究極的に深めて、先鋭化したリーディングができるようになりたい方に必須です。
※12種類の主要なアスペクトを「数理法則」に基づいた解釈理論から応用、実践展開まで網羅的にお届けするものです。
1、講座形式:イラスト付のHTMLメール講座です。
2、講座サイクル:月1回(25日~月末までに送信):全12講座。
3、主な内容:12種類のアスペクトの「理論、解釈、応用、実践例」。
4、ご受講料金:1講座ごと各1万円(税込)、全12講座セット10万円(税込)。
※「奥義講座」をご受講された方は、内容が一部重複する箇所がありますので40%OFFの料金で承らせていただきます。
【One Point】 詳細は「アスペクト完璧講座 Info_top」や「アスペクトのお話」また「今週の運勢」の見方」、毎月の「アスペクト完璧講座」のご案内をご参照ください。第1回講座は「合(コンジャンクション=0度)」です。
《 ホロスコープ基本三数講座 》
ホロスコープ解釈の基本となる宇宙の根幹法則「基本三数」の根本を、成り立ちからさらに「数理法則」の宇宙森羅の最小象徴数=12数の本意展開にいたるベースまで学べる講座です。
「光の三原色」などに展開されているように宇宙この世界に通底する根幹法則が「基本三数」なので、ホロスコープの解釈またリーディングのベースとなるキー・ポイントです。
当然ながら、ホロスコープにかぎらず日常生活や社会、宇宙この世界のすべての分野に応用展開が可能なので、学んでソンはない一生ものです。
最初に、通称「伝授講座」こと基本三数による宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」(WEB版)を予習としてご高覧いただきます。
“伝授講座”を含めてのご受講料金ですので「一粒で二度美味しい」(by Glico)といえる通称:宝瓶宮占星学の真髄を学べるお得な講座です。
【こんな方におススメ】
…ホロスコープはもちろんアストロロジーが成り立つ「宇宙この世界」の創生プロセスや根本様相また共鳴関係世界などの真実を知りたい方にもおススメです。
※当然、宇宙の真実とホロスコープは切っても切り離すことができない一体不可分の関係ですので、ホロスコープの象意構造や構成要素の本意(基本の象意、ほんとうの象意)をご理解や人生生活全般に役立つ宇宙哲理を学べます。
1、講座形式:音声とWEB資料によるスカイプ講座(2~3回ほど)。
2、講座テキスト:「数理法則とクオリアル・ワールド」(WEB版)+WEB資料。
3、主な内容:「基本三数」の成り立ちと12数理「数理法則」への象意展開。
4、ご受講料金:12万円(税込)。
※「奥義講座」をご受講された方は、一部重複箇所が生じるために9万4千円(税込)の割引料金で承らせていただきます。
【One Point】 社会の見方や見識が深まる「クオリアル・シンキング」(基本三数思考)を併せてお届けいたします。
双魚宮時代の「対立二元論」から宝瓶宮時代の「共鳴関係論」への思惟転換が可能になってまいります。
【ご参考:占星術の“未来予測”との違い】
「星のディレクション」は、現代占星術の“未来予測”と同じとお感じになられるかもしれません。
一見、似ているのですが“占術と学術”ほどの違いがあります。
“未来予測”には、なぜそう解釈できるのかといった根拠がありません。
そのため、過去の“占断”を経験則的にご参考にするしかなく、延々と「当たっている? 当たっていない?」と試行錯誤を繰り返し続けるしかありません。
一方「星のディレクション」は、宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」を論理的にリーディングをするものです。
そのため、次第に確度を高めていけるものになっているという大きな違いがあります。
《 マイ・ディレクション講座 》
過去と未来を併せて約30年間のご自身の運勢変化を鑑定またリーディングしつつ「星のディレクション」(運勢変化)のリーディングを学ぶ講座です。
運勢的に影響力が大きい土星外惑星(トランス・サタニアン)の冥王星、海王星、天王星をはじめ、土星、木星の5つのソーシャル・プラネットからディレクション・リーディングを体得します。
ご受講者の「ホロスコープ」(出生天球図)が生きたテキストになります。
最初に約30年間のソーシャル・プラネットの動きを記したご受講者のホロスコープを、拡大してもキレイなPDFファイルにてお送りいたします。
過去に受けた「星のディレクション」の内容や出来事をご参考に踏まえつつ、将来の「星のディレクション」のリーディングを学んでまいります。
【こんな方におススメ】
…約30年間のご自身の運勢変化をお知りになりたい方、「星のディレクション」(運勢変化)のリーディングをお知りになり、ご自分でも行なってみたい方が対象です。
※基本は両方をお伝えする講座になっていますが、ご要望がありましたらメインを選ぶこともできます。
1、講座形式:WEB資料を交えた音声のみのスカイプ講座(2~3回)。
2、講座テキスト:約30年間のトランシット・ホロスコープ+プレ・コメント+WEB資料。
※プレ・コメントは、「ソーシャル・プラネット」のディレクションの概説と過去に受けたディレクションの時期を記したものです。
3、主な内容:約30年間の運勢鑑定、ソーシャル・プラネットのディレクション・リーディングと対応など。
4、ご受講料金:8.5万円(税込)
※「奥義講座」をご受講された方は、一部重複箇所があるために7万円(税込)で承らせていただきます。
【One Point】 生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)の運勢だけでなく、時々刻々と変化していくダイナミックな運勢変化を「基本三数」をベースに、ご自身のホロスコープから体験的に学ぶものです。
《 ホロスコープ・マスター奥義講座 》
白羊宮時代のアストロロジー「天体観測」にはじまる最先端の宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学の理論と実践を総合的に学べます。
「基本三数」をホロスコープ解読の“マスター・キー”とすれば「ホロスコープ・リーディング」の集大成としていくことが可能です。
古代カルデア人からのアストロロジーの歴史をはじめ、宇宙の根幹法則「基本三数」から見事に“シンプル・イズ・ベスト”で解き明かせるホロスコープの象意とその構造をご納得のゆくまでご堪能ください。
実践的な知識やノウハウを幅広く学べるホロスコープ・マスターへの講座で、ご自分の頭脳で象意を解明しイメージできる講座になっています。
どこまで正しいのか確認できない過去の象意解釈ではなく、宇宙に基づいた「基本三数」また「数理法則」の本意(基本の象意、ほんとうの象意)によって、ご自身で論理的にリーディングをし、イメージできる画期的な奥義講座です。
【こんな方におススメ】
…旧来の“ホロスコープ占い”に行き詰りを感じておられる方、物足りなさを感じている方、“適性がない”と挫折された方におススメです。
※優れた感性や論理的な判断力また現実に根付いたお考えをお持ちなので、“まだ見ぬ理想”ではなく実際の「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」を視野に入れた論理的なリーディングがマッチします。
1、講座形体:次の2種類から選べます。
A:講座テキストとWEB資料による独学系の「テキスト受講」
B:講座テキストとWEB資料をベースにした音声のみの「スカイプ受講」(13回)。
2、講座テキスト:紙媒体の「講座テキスト+基礎資料」+WEB資料。
3、主な内容:「基本三数」と「数理法則」によるホロスコープの秘密の解明とリーディングの修得。
※宇宙森羅の最小象徴数=12数に含まれないアラビックパーツやサビアンシンボルなどは対象外です。
4、ご受講料金:ご受講形式により異なります。
A:テキスト受講…21万円(税込)電気料金高騰のおり割引特価でのご奉仕です。
B:スカイプ受講…28万円(税込)電気料金高騰のおり割引特価でのご奉仕です。
【One Point】 現代占星術の真偽不明の不確かな象意解釈の数々も、逆に「基本三数」また「数理法則」による本意に照らし合わせていくと、どれが正しいのかみえてくるようになります。
※詳細は「ホロスコープ・マスター奥義講座」のページをご参照ください。「伝授講座」もしくは「実技講座」をご受講された方、また前述の「アスペクト完璧講座」や「ホロスコープ基本三数講座」また「マイ・ディレクション講座」のいずれかをご受講された方は、一部重複する内容が見られるために4万円を割引した料金になります。
《 西洋占星術と宝瓶宮占星学による入門講座 》
西洋占星術をふまえつつも“占い”とは異なる解釈の宝瓶宮時代のアストロロジーをご紹介するものです。
「書籍案内」のページは、2009年の改訂版のままなので古くなっています。
信頼できる西洋占星術本を副読本としておすすめするもので、「基本三数」に基づいたホロスコープ解説をご紹介しています。
※「基本三数」そのものには触れていません。
【こんな方におススメ】
…過去の西洋占星術にはない現実的な視点からみたアストロロジー(ホロスコープ解釈)をお知りになりたい方、またその基礎と概要をお知りになりたい方。
※『入門講座』を理論面と実践面からフォローする「レクチャールーム」を閲覧できるID&パスワード付きです。
1、講座形式:PDF本の形式(序:はじめに、破:基礎編、急:実践編の三部作)
2、ご購入者のオリジナル・ホロスコープ2種を作成添付します。
3、料金:1万5千円(税込)
4、詳細ページ:「『入門講座』(PDF版)のご案内」ほか。
【One Point】 初期の価格2万1千円から値引きしています。
本来のアストロロジーは現実宇宙に基づいた解釈になっていることをご理解いただけます。
※現代占星術には、アスペクトはもちろんハウス(室)のご理解が充分ではありません。『入門講座』では12ハウス(室)を4つに分割した「クワドランド」(象限、象階)を「基本三数」に基づいて解釈ご紹介しています。
※お申込み → 「講座お申込みフォーム」。
消された倭の五王の正体
2023.05.03
[半島の倭国] ― 乙巳の変が意味するもの ―
◆ 日本書紀史観に陥ると見えなくなるよ「倭の五王」
「空白の4世紀」だそうです。
その前の3世紀は、通称「魏志倭人伝」(『三国志』魏書)に記される倭の女王「卑弥呼」の時代でした。
一方、5世紀は、大陸の宋(420-479 劉宋:南朝)の歴史を記した『宋書』(513年頃成立)に官位を求めて朝貢(ちょうこう)した「倭の五王」(讃、珍、済、興、武)が記されています。
この「倭の五王」がどの歴代天皇に当たるのか、仁徳天皇だの雄略天皇だのと推論がなされているのはご存じのとおりでしょう。
ですが「日本書紀史観」から真相が見えてくることはありません。
≪統一独立国家と万世一系≫
以下の記述は『日本書紀』と大陸の正史『隋書』や新旧『唐書』をふまえて“史実”を明らかにしたものです。
『日本書紀』の記録が“事実”だと信じる「日本書紀史観」に基づいて、どの天皇が「倭の五王」なのかという詮索とは異なり、にわかには首肯できないかもしれません。
ですが、客観的な事実は、3世紀の倭の女王「卑弥呼」も、5世紀の「倭の五王」も、6世紀末~7世紀初頭の倭王「阿毎多利思北孤」(あめの たりしひこ)も、『日本書紀』に記されることは決してないために正体が明かされることはないのです。
なぜなら、『日本書紀』は統一独立国家「大和」と「万世一系」を主軸に編纂されているためです。
この編纂方針に反する史実はすべて闇に葬ったのが、『日本書紀』の日本書紀たる所以です。
【One Point】 畿内大和国「日本」以外に国家の存在が記されることは決してありません。
それゆえ「天皇」以外の倭王の存在も、また正体も記されることは絶対にありません。
【ご参考:『後漢書』抜粋:倭国王「帥升」】
【原文】
建武中元二年 倭奴國奉貢朝賀 使人自稱大夫 倭國極南海也 光武賜以印綬 安帝永初元年 安帝永初元年 倭國王帥升等獻生口百六十人 願請見
【読み下し】
建武中元2年(577年)、倭の奴国、貢ぎを奉げて朝賀す。使人は自ら大夫と称する。(奴国は)倭の極南海なり。光武帝は賜うに印綬を以ってす。
安帝の永初元年(107年)、倭国王の帥升等、生口180人を献じ、願いて見えんことを講う。
≪葬られた倭の歴代王≫
『日本書紀』を仔細に読めばわかりますよ。
「アレ? 何かヘンだな?」という箇所が案外と散見できるのです。
一方、大陸や半島の記録が正しいとはかぎりませんが、『日本書紀』と照らし合わせて辻褄合わせをしていくと、案外と史実が見えてきます。
1世紀の奴国王「帥升」(すいしょう)、3世紀の倭の女王「卑弥呼」(ひみこ)、5世紀の倭の五王「讃、珍、済、興、武」、6世紀末~7世紀初頭の倭王「阿毎多利思北孤」(あめ の たりしひこ)。
大陸の正史に倭王らが「朝貢」した記録はあっても、統一独立国家「大和」(日本)の正統性を記した『日本書紀』に、当然ですが九州倭国の倭王らが朝貢した記録が残されることは、いっさいありません。
なぜでしょうか?
7世紀以降の統一大和「日本」こそが、日本列島古来からの唯一の国家とする日本書紀史観によって、古(いにしえ)の九州倭国や丹後王国また国譲りにかかわる四国阿波王国由来の史実は、完全に消されているからです。
【One Point】 だって困りますもん。
『日本書紀』に「天皇」以外の大王の正当性を記せば「壬申の乱」(672)のような内乱が起きかねません。
また中大兄による「白村江の戦い」(663)に勝利した「唐」や「新羅」が内乱に乗じて攻めてくれば、日本が滅びかねないためです。
【ご参考:『魏書』抜粋:倭の女王「卑弥呼」】
【原文】
其國本亦以男子為王 往七八十年 倭國亂 相攻伐歴年 乃共立一女子為王 名曰卑彌呼 事鬼道 能惑衆
【読み下し】
その国、もとまた男子を以って王となす。とどまること7、80年、倭国乱れて、相攻伐すること年を経たり。
すなわち共に一女子を立てて王となす。名づけて卑弥呼という。鬼道につかえ、よく衆を惑わす。
≪倭王「阿毎多利思北孤」≫
もう少し書いておきます。
『日本書紀』で倭王の存在が決して語られることがないのは、ご理解いただけたと存じます。
日本書紀史観に陥ると史実が見えなくなるのですが、一方、大陸の歴史には「倭王」の存在が残されています。
たとえば、「漢委奴国王」の金印で知られ『後漢書』に記される1世紀の奴国王「帥升であり、3世紀に「親魏倭王」の金印を仮綬されたと「魏志倭人伝」(『魏書』)に記される「卑弥呼であり、『宋書』に記される5世紀の倭の五王「讃、珍、済、興、武」であり、『隋書』に記される6世紀末~7世紀初頭の倭王「阿毎多利思北孤」です。
彼らは大陸国の皇帝に「朝貢」してきた九州倭国の王たちです。
ただし、最後の「阿毎多利思北孤」のみ様相が異なります。
『隋書』によると1回めの朝貢では「夜が明けると政務を弟に譲る」と仁義をきり、畿内大和国「日本」との合併後と思われる2回めの記録では「日出ずる処の天子」と自らを名乗り、ときの隋王煬帝(ようだい)に“対等だよ”と宣言しているのです。
当然、煬帝は「蛮夷の書、無礼なる者あり。二度と奏上するな!」と激怒しています。
真相は『隋書』にも『日本書紀』にも残されることはありませんが、九州倭国は大陸の冊封下から離れて、畿内国「日本」に吸収合併される体(てい)で、統一国家大和として独立したからです。
【One Point】 倭王「阿毎多利思北孤」の作戦勝ちです。
隋の国力が衰えていたことを見抜いて、自らの九州倭国を小国の弟国「日本」に吸収合併させるかたちで、隋の冊封下から離れ、独立を果たした見事な外交戦略です。
【ご参考:『随書』抜粋:「阿毎多利思北孤」】
【原文】
開皇二十年 倭王姓阿毎 字多利思北孤 號阿輩雞彌 遣使詣闕 (中略) 使者言 倭王以天為兄 以日為弟 天未明時出聽政跏趺坐 日出便停理務 云委我弟
【読み下し】
開皇20年、倭王の姓は阿毎(あめ)、あざなは多利思北孤、号して大王というもの、使いを遣わして王宮の門にいたらしむ。(中略)
使者は言う、「倭王は天を以って兄となし、日を以って弟となす、天がいまだ明けざる時、出でて政を聴き、跏趺して坐す、日出ずれば、すなわち理務を停め、我が弟に委ねんという」と。
≪クーデター「乙巳の変」≫
結局、統一独立国家「大和」(日本)は、7世紀初頭に九州倭国自らによる捨て身の合併によって誕生しています。
それまでの「九州倭国」の歴史を記したのが本来の“古事記”(ふることのふみ)です。
その証拠に『古事記』は、合併時の第33代「推古女帝」で終わっています。
もちろん、現在残っている『古事記』は、『日本書紀』に準じて後日、書き直された改訂版です。
それゆえ、『日本書紀』よりも新しい記述があるなど、“偽書説”が唱えられるのはそのためです。
では、九州倭国の歴史記録はどこに消えたのでしょうか。
『日本書紀』によれば、中大兄と中臣鎌足が起こした政権奪取のクーデター「乙巳の変」(645年:いっしのへん)の翌日7月11日、蘇我本宗家の滅亡とともに『天皇記』(帝記)と『国記』を残して蘇我氏が所有していたすべての記録は焼かれたと記されています。
ウソですよ。そんなに都合よく『日本書紀』の編纂に必要な『天皇記』と『国記』のみ炎の中から拾い上げられて残ることはありません。
【One Point】 蘇我入鹿(そがの いるか)の父蝦夷(えみし)も弑逆(しいぎゃく)され、九州倭国の歴史記録は“焼失”という隠滅が行なわれたようです。
蘇我本宗家は半島にも領土を広げた九州倭国王の出自で、畿内国「日本」との合併後は事実上の大王だったといえます。
≪古来より朝鮮半島は倭国≫
最後に、朝鮮半島は6世紀まで全土ではありませんが「倭国」でした。
『後漢書』に、奴国は「倭の極南海なり」(原文:倭國之極南界也)という記述があります。
また「魏志倭人伝」(『魏書』)には、倭の「北岸狗邪韓国に到る」(原文:到其北岸狗邪韓國)と記されています。
両書の意味は同じで九州北部と朝鮮半島に「倭国」はまたがっていて、その南端=南岸(極南界)が「奴国」(なこく:福岡市周辺)で、北岸が半島南端の「狗邪韓国」(くやかんこく:倭国の領土)だという記述です。
1世紀の「奴国」の時代も、3世紀の「邪馬台国」(倭)の時代も、また4世紀末~5世紀初頭の出来事を記した「好太王碑」(広開土王碑:現中国の吉林省)にも見られるように半島北部にまで九州倭国の勢力は及んでいました。
「倭の五王」は、半島をほぼ勢力下においたために、“朝鮮半島の王”として支配権を認めるよう「宋帝」に上申したのですが、結局、王権は認められず「安東大将軍」に封じられるに留まっています。
【One Point】 というわけで「倭の五王」が『日本書紀』に記されることはありません。
唯一の例外は、半島から関東まで勢力を広げた倭王「武」こと、大泊瀬幼武天皇(おおはつせ わかたけ の すめらみこと:雄略天皇)のみは『日本書紀』も「天皇」として記さざるをえなかったようです。
【ご参考:『新唐書』抜粋:筑紫城に居す】
【原文】
其王姓阿毎氏 自言初主號天御中主 至彦瀲 凡三十二丗 皆以尊爲號 居筑紫城 彦瀲子神武立 更以天皇爲號 徙治大和州
【読み下し】
其の王の姓は阿毎(あめ)氏。
自ら言う、初めの主は天御中主と号し、彦瀲(ひこなぎさ)に至るまでおよそ三十二世、皆「尊」(みこと)を以って号となし、筑紫城に居す。
彦瀲の子、神武立ち、あらためて天皇を以って号となし、治を大和州にうつす。
※解説
この記述は、神武東征の出発地が、本来の「日向」こと“筑紫城”があった九州北部の筑紫(福岡県また筑紫平野界隈)だったことを表わしています。
しかし、それだと機内「大和国」の天皇の出自が、九州倭国だったことが知られてしまいます。
720年の『日本書紀』完成後、同8世紀の大和朝廷は、現在の宮崎県を「日向」に地名を変更しています。
そのため8世紀以降は、日向といえば南九州と思われてきました。
◆ 日本書紀史観に陥ると見えなくなるよ「倭の五王」
「空白の4世紀」だそうです。
その前の3世紀は、通称「魏志倭人伝」(『三国志』魏書)に記される倭の女王「卑弥呼」の時代でした。
一方、5世紀は、大陸の宋(420-479 劉宋:南朝)の歴史を記した『宋書』(513年頃成立)に官位を求めて朝貢(ちょうこう)した「倭の五王」(讃、珍、済、興、武)が記されています。
この「倭の五王」がどの歴代天皇に当たるのか、仁徳天皇だの雄略天皇だのと推論がなされているのはご存じのとおりでしょう。
ですが「日本書紀史観」から真相が見えてくることはありません。
≪統一独立国家と万世一系≫
以下の記述は『日本書紀』と大陸の正史『隋書』や新旧『唐書』をふまえて“史実”を明らかにしたものです。
『日本書紀』の記録が“事実”だと信じる「日本書紀史観」に基づいて、どの天皇が「倭の五王」なのかという詮索とは異なり、にわかには首肯できないかもしれません。
ですが、客観的な事実は、3世紀の倭の女王「卑弥呼」も、5世紀の「倭の五王」も、6世紀末~7世紀初頭の倭王「阿毎多利思北孤」(あめの たりしひこ)も、『日本書紀』に記されることは決してないために正体が明かされることはないのです。
なぜなら、『日本書紀』は統一独立国家「大和」と「万世一系」を主軸に編纂されているためです。
この編纂方針に反する史実はすべて闇に葬ったのが、『日本書紀』の日本書紀たる所以です。
【One Point】 畿内大和国「日本」以外に国家の存在が記されることは決してありません。
それゆえ「天皇」以外の倭王の存在も、また正体も記されることは絶対にありません。
【ご参考:『後漢書』抜粋:倭国王「帥升」】
【原文】
建武中元二年 倭奴國奉貢朝賀 使人自稱大夫 倭國極南海也 光武賜以印綬 安帝永初元年 安帝永初元年 倭國王帥升等獻生口百六十人 願請見
【読み下し】
建武中元2年(577年)、倭の奴国、貢ぎを奉げて朝賀す。使人は自ら大夫と称する。(奴国は)倭の極南海なり。光武帝は賜うに印綬を以ってす。
安帝の永初元年(107年)、倭国王の帥升等、生口180人を献じ、願いて見えんことを講う。
≪葬られた倭の歴代王≫
『日本書紀』を仔細に読めばわかりますよ。
「アレ? 何かヘンだな?」という箇所が案外と散見できるのです。
一方、大陸や半島の記録が正しいとはかぎりませんが、『日本書紀』と照らし合わせて辻褄合わせをしていくと、案外と史実が見えてきます。
1世紀の奴国王「帥升」(すいしょう)、3世紀の倭の女王「卑弥呼」(ひみこ)、5世紀の倭の五王「讃、珍、済、興、武」、6世紀末~7世紀初頭の倭王「阿毎多利思北孤」(あめ の たりしひこ)。
大陸の正史に倭王らが「朝貢」した記録はあっても、統一独立国家「大和」(日本)の正統性を記した『日本書紀』に、当然ですが九州倭国の倭王らが朝貢した記録が残されることは、いっさいありません。
なぜでしょうか?
7世紀以降の統一大和「日本」こそが、日本列島古来からの唯一の国家とする日本書紀史観によって、古(いにしえ)の九州倭国や丹後王国また国譲りにかかわる四国阿波王国由来の史実は、完全に消されているからです。
【One Point】 だって困りますもん。
『日本書紀』に「天皇」以外の大王の正当性を記せば「壬申の乱」(672)のような内乱が起きかねません。
また中大兄による「白村江の戦い」(663)に勝利した「唐」や「新羅」が内乱に乗じて攻めてくれば、日本が滅びかねないためです。
【ご参考:『魏書』抜粋:倭の女王「卑弥呼」】
【原文】
其國本亦以男子為王 往七八十年 倭國亂 相攻伐歴年 乃共立一女子為王 名曰卑彌呼 事鬼道 能惑衆
【読み下し】
その国、もとまた男子を以って王となす。とどまること7、80年、倭国乱れて、相攻伐すること年を経たり。
すなわち共に一女子を立てて王となす。名づけて卑弥呼という。鬼道につかえ、よく衆を惑わす。
≪倭王「阿毎多利思北孤」≫
もう少し書いておきます。
『日本書紀』で倭王の存在が決して語られることがないのは、ご理解いただけたと存じます。
日本書紀史観に陥ると史実が見えなくなるのですが、一方、大陸の歴史には「倭王」の存在が残されています。
たとえば、「漢委奴国王」の金印で知られ『後漢書』に記される1世紀の奴国王「帥升であり、3世紀に「親魏倭王」の金印を仮綬されたと「魏志倭人伝」(『魏書』)に記される「卑弥呼であり、『宋書』に記される5世紀の倭の五王「讃、珍、済、興、武」であり、『隋書』に記される6世紀末~7世紀初頭の倭王「阿毎多利思北孤」です。
彼らは大陸国の皇帝に「朝貢」してきた九州倭国の王たちです。
ただし、最後の「阿毎多利思北孤」のみ様相が異なります。
『隋書』によると1回めの朝貢では「夜が明けると政務を弟に譲る」と仁義をきり、畿内大和国「日本」との合併後と思われる2回めの記録では「日出ずる処の天子」と自らを名乗り、ときの隋王煬帝(ようだい)に“対等だよ”と宣言しているのです。
当然、煬帝は「蛮夷の書、無礼なる者あり。二度と奏上するな!」と激怒しています。
真相は『隋書』にも『日本書紀』にも残されることはありませんが、九州倭国は大陸の冊封下から離れて、畿内国「日本」に吸収合併される体(てい)で、統一国家大和として独立したからです。
【One Point】 倭王「阿毎多利思北孤」の作戦勝ちです。
隋の国力が衰えていたことを見抜いて、自らの九州倭国を小国の弟国「日本」に吸収合併させるかたちで、隋の冊封下から離れ、独立を果たした見事な外交戦略です。
【ご参考:『随書』抜粋:「阿毎多利思北孤」】
【原文】
開皇二十年 倭王姓阿毎 字多利思北孤 號阿輩雞彌 遣使詣闕 (中略) 使者言 倭王以天為兄 以日為弟 天未明時出聽政跏趺坐 日出便停理務 云委我弟
【読み下し】
開皇20年、倭王の姓は阿毎(あめ)、あざなは多利思北孤、号して大王というもの、使いを遣わして王宮の門にいたらしむ。(中略)
使者は言う、「倭王は天を以って兄となし、日を以って弟となす、天がいまだ明けざる時、出でて政を聴き、跏趺して坐す、日出ずれば、すなわち理務を停め、我が弟に委ねんという」と。
≪クーデター「乙巳の変」≫
結局、統一独立国家「大和」(日本)は、7世紀初頭に九州倭国自らによる捨て身の合併によって誕生しています。
それまでの「九州倭国」の歴史を記したのが本来の“古事記”(ふることのふみ)です。
その証拠に『古事記』は、合併時の第33代「推古女帝」で終わっています。
もちろん、現在残っている『古事記』は、『日本書紀』に準じて後日、書き直された改訂版です。
それゆえ、『日本書紀』よりも新しい記述があるなど、“偽書説”が唱えられるのはそのためです。
では、九州倭国の歴史記録はどこに消えたのでしょうか。
『日本書紀』によれば、中大兄と中臣鎌足が起こした政権奪取のクーデター「乙巳の変」(645年:いっしのへん)の翌日7月11日、蘇我本宗家の滅亡とともに『天皇記』(帝記)と『国記』を残して蘇我氏が所有していたすべての記録は焼かれたと記されています。
ウソですよ。そんなに都合よく『日本書紀』の編纂に必要な『天皇記』と『国記』のみ炎の中から拾い上げられて残ることはありません。
【One Point】 蘇我入鹿(そがの いるか)の父蝦夷(えみし)も弑逆(しいぎゃく)され、九州倭国の歴史記録は“焼失”という隠滅が行なわれたようです。
蘇我本宗家は半島にも領土を広げた九州倭国王の出自で、畿内国「日本」との合併後は事実上の大王だったといえます。
≪古来より朝鮮半島は倭国≫
最後に、朝鮮半島は6世紀まで全土ではありませんが「倭国」でした。
『後漢書』に、奴国は「倭の極南海なり」(原文:倭國之極南界也)という記述があります。
また「魏志倭人伝」(『魏書』)には、倭の「北岸狗邪韓国に到る」(原文:到其北岸狗邪韓國)と記されています。
両書の意味は同じで九州北部と朝鮮半島に「倭国」はまたがっていて、その南端=南岸(極南界)が「奴国」(なこく:福岡市周辺)で、北岸が半島南端の「狗邪韓国」(くやかんこく:倭国の領土)だという記述です。
1世紀の「奴国」の時代も、3世紀の「邪馬台国」(倭)の時代も、また4世紀末~5世紀初頭の出来事を記した「好太王碑」(広開土王碑:現中国の吉林省)にも見られるように半島北部にまで九州倭国の勢力は及んでいました。
「倭の五王」は、半島をほぼ勢力下においたために、“朝鮮半島の王”として支配権を認めるよう「宋帝」に上申したのですが、結局、王権は認められず「安東大将軍」に封じられるに留まっています。
【One Point】 というわけで「倭の五王」が『日本書紀』に記されることはありません。
唯一の例外は、半島から関東まで勢力を広げた倭王「武」こと、大泊瀬幼武天皇(おおはつせ わかたけ の すめらみこと:雄略天皇)のみは『日本書紀』も「天皇」として記さざるをえなかったようです。
【ご参考:『新唐書』抜粋:筑紫城に居す】
【原文】
其王姓阿毎氏 自言初主號天御中主 至彦瀲 凡三十二丗 皆以尊爲號 居筑紫城 彦瀲子神武立 更以天皇爲號 徙治大和州
【読み下し】
其の王の姓は阿毎(あめ)氏。
自ら言う、初めの主は天御中主と号し、彦瀲(ひこなぎさ)に至るまでおよそ三十二世、皆「尊」(みこと)を以って号となし、筑紫城に居す。
彦瀲の子、神武立ち、あらためて天皇を以って号となし、治を大和州にうつす。
※解説
この記述は、神武東征の出発地が、本来の「日向」こと“筑紫城”があった九州北部の筑紫(福岡県また筑紫平野界隈)だったことを表わしています。
しかし、それだと機内「大和国」の天皇の出自が、九州倭国だったことが知られてしまいます。
720年の『日本書紀』完成後、同8世紀の大和朝廷は、現在の宮崎県を「日向」に地名を変更しています。
そのため8世紀以降は、日向といえば南九州と思われてきました。
「今週の運勢」の見方
2023.05.02
[事情と背景] ― 私の「運勢サイン(宮)」は何? ―
◆ 12サイン(宮)で行なうのは“無謀”合点承知の助です
「今週の運勢」の事情についてです。
12サイン(宮)別にお届けしている「今週の運勢」は“無謀”を承知ではじめたものです。
不特定多数の方々に向けてお届けしていますので、ホロスコープの性質上、不確実性は避けられません。
念のために書いておきますと、ホロスコープ(出生天球図)は個々人の個性と同じように世界に2つと同じものがないために、12サイン(宮)ごとの“運勢”に分けてお届けするのはムリがあります。
そのあたりの事情や背景と、「今週の運勢」の見方を今年2023年5月で丸16年になるのを機に要点のみですが触れておきます。
≪星に運命を“支配”されたくない!≫
「星占い」(12星座占い)と異なり、「ホロスコープ」は単純に12サイン(宮)で分けることはできません。
これ事実(真実)です。
それを敢えて12サイン(宮)に分けてお届けしているのは、部分的なご参考に留まるのが「今週の運勢」のいいところでもあるからです。
誰であっても星に運命を“支配”されたら生きている意味がありません。
なぜなら、ご自分のフリーな意志でもってご判断をして言動をしていくところに、深層の精神意識(深層心理、霊性)の成長を伴なうからです。
人々は無意識でもそのことを感し、実際にも宇宙は、個々人を“支配”することなどありません。
かといって、まったく無関係ではないという事実があるのも、アストロロジー「星学」の面白いところです。
【One Point】 “ホロスコープ占い”と「アストロロジー」は明確に異なります。
同じようにホロスコープを用いますが“当たる/当たらない”は関係がありません。
宇宙が象わす運勢変化や方向性を知って、前向きにご参考にされればいいものです。
≪構成要素の組み合わせ≫
さて、少し小難しいお話をしなければなりません。
本来の「ホロスコープ」は宇宙森羅の最小象徴数=12数に基づきます。
12数のサイン(宮)、ハウス(室)、プラネット(星)、基本のアスペクト(位相、座相、位置関係)が組み合わさって、世界に2つと同じものがないホロスコープが形成されています。
「春分点」を始点にした12サイン(宮)、「ASC=上昇点」を始点にした不動の12ハウス(室)、両者のベーシックな組み合わせだけだと、わずか144通りにしかなりません。
それに十大惑星(メイン・プラネット)ではなく、12個のプラネット(星)が加わったとしても1,728通りです。
世界人口に比べれば、あまりにも寡少です。
【One Point】 “星読み”を実際に行なってみれば分かります。
「牡羊宮」に「火星」がある場合は云々といったところで、深い内実は見えてきません。
人によっては牡羊宮に星がなく該当しないケースもあって、早晩、行き詰まってしまうのです。
≪リーディングの要諦≫
では、世界に2つと同じものがない「ホロスコープ」はどのように成り立っているのでしょうか。
無形有形の“存在的”な構成要素:サイン(宮)やハウス(室)やプラネット(星)ではなく、“関係的”な構成要素:アスペクト(位相、座相)によって多種多様に成り立っています。
たとえば「太陽」の三分(トライン=120度)を一例にみてみましょう。
まず、「太陽」と残り11個の星との三分=120度が単独とはかぎらず、複数の星や基本点ととっているケースがあります。
「太陽」にかぎらず、ほかの11個の星が同様に多彩にとる三分=120度のケースを含めて計算すると、何とざっと約5億通り。
加えてホロスコープのどの位置で三分=120度なのか、仮に広めに許容度数(オーブ)10度をとって360度を分けたとしても、アバウトで上の36倍の計算になります。
さらに、三分=120度だけでなく、6種類の主要な単独アスペクトが同様の数ほどあって、そのうえ単独アスペクトが種々に組み合わさった複合アスペクトがケース・バイ・ケースで形成されていくことを考えると、天文学的な数の象意が生じていくことになります。
【One Point】 この意味は「アスペクト」が個々のホロスコープの象意の大概をもたらしていて、その象意を知れば90%以上はホロスコープ・リーディングが可能になることを意味します。
逆に申し上げますと、アスペクトの正しい象意を知らなければ、表層に留まり不可能です。
【ご参考:初期のアスペクト体験談】
西洋占星術を学びはじめた初学の頃、12サイン(宮)に星がある場合は云々といった狭義の“星読み”に行き詰まりを感じました。
そこで、小惑星やアラビックパーツにまで数を広げてみましたが、そもそも象意があやふやで定まっておらず、かえって混乱を深めるなど、効果はありませんでした。
次に、当時は充分だとはいえませんでしたが、出生時間が不明でも相応に可能なアスペクト(位相、座相)に目をつけたのです。
すると、解釈の幅が広がり、判断の信ぴょう性も高まっていきました。
実際にアスペクトを用いて、友人や知人の恋愛や結婚の相性また相性変化などを鑑定してあげると、後日、多くのカップルから当たっていると評価を賜わりました。
当時はそんなレベルだったのです。
もはや「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする宝瓶宮時代になりました。
関係性を象意とするアスペクトは、今後ますますホロスコープ・リーディングン要諦になっていくでしょう。
≪太陽サイン(宮)とはかぎらない≫
「太陽」や「水星」などのプラネット(星)が象わすのは、実際的な象意というより、ありていに申し上げますと、個々人の特定の分野です。
「太陽」であれば、性質や性格など“個性の核”といった中心分野で、「水星」であれば、神経系統や脳内シナプスなど“関係性”の分野で、具体的に知性やコミュニケーションを象わすと言い換えてもかまいません。
重要なのは、それがどのような“状態”や“運勢”などを伴なって現われるのかで、サイン(宮)やハウス(室)や他のプラネット(星)を交えたアスペクト(位相、座相)すなわち位置関係によって決まっていきます。
「太陽」が「牡羊宮」にあるという場合は、太陽と牡羊宮の「合」(コンジャクション=0度)という意味です。
なので、「今週の運勢」も同様に、少々分かりづらい表現になるかもしれませんが、サイン(宮)やハウス(室)やプラネット(星)たちの象意ではなく、アスペクト(位相、座相)を含めた全体をみて、代表的に「12サイン(宮)」の名称でもって運勢をお伝えしているということです。
【One Point】 たとえば、必ずしも「太陽サイン(宮)」がご本人の性質や運勢を代表しているとはかぎらず、まれに他の「サイン(宮)」のほうが強いケースさえあります。
もっとも「星占い」や「占星術」に強くご興味を持たれた方はそのようなケースはありません。
【ご参考:そんなことあり?】
どのサイン(宮)でもいいのですが、仮に「双子宮生まれ」(太陽)だとしましょう。
その場合ても、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)によっては、「双子宮」の象意が相対的ながら弱いケースや時期があります。
象意がないということはありえず、相応にお持ちになるのですが、他の「サイン(宮)」の象意のほうが強いケースです。
その場合、当然、「双子宮の運勢」を読まれても、該当しにくいことが起こります。
逆に、例えば「牡羊宮」に「太陽」を持っていなくても、ホロスコープ全体でみて、牡羊宮に共鳴する象意が強い場合は、ときに「牡羊宮の運勢」のほうが該当するケースがあるということです。
≪「運勢サイン(宮)」について≫
一般的に申し上げますと「太陽」がプラネット(星)たちの中心なので、やはり「太陽サイン(宮)」が他のサイン(宮)に比べて平均的に影響力が大きくなります。
次に、一般的なホロスコープの始点である東の地平線上「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)が位置する「上昇サイン(宮)」です。
ただし、それが絶対だと言っているのではなく、ホロスコープによっては相対的ながら影響力が小さいケースがあるために、その場合は他の「運勢サイン(宮)」の影響力が強まるケースがありますよということです。
レア・ケースですが、女性や若い方に比較的に多いのが「月サイン(宮)」です。
次に可能性として挙げられるのは、「上昇星」(Ascending Planet)の「共鳴サイン(宮)」のケースで、たとえば「太陽」が上昇星であれば「獅子宮」です。
さらに強いて挙げますと、太陽サイン(宮)の共鳴星が位置する名づけて「(個性共鳴)サイン(宮)」や、上昇サイン(宮)の共鳴星が位置する「(人生共鳴)サイン(宮)」が予備的ながら、ときに「運勢サイン(宮)」になるケースも見受けられます。
【One Point】 「???」とお感じの方は、通称:宝瓶宮占星学の「共鳴リーディング」をご理解いただけれますと相応にご納得いただけるでしょう。
「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」の共鳴作用がそのようになっているためです。
◆ 12サイン(宮)で行なうのは“無謀”合点承知の助です
「今週の運勢」の事情についてです。
12サイン(宮)別にお届けしている「今週の運勢」は“無謀”を承知ではじめたものです。
不特定多数の方々に向けてお届けしていますので、ホロスコープの性質上、不確実性は避けられません。
念のために書いておきますと、ホロスコープ(出生天球図)は個々人の個性と同じように世界に2つと同じものがないために、12サイン(宮)ごとの“運勢”に分けてお届けするのはムリがあります。
そのあたりの事情や背景と、「今週の運勢」の見方を今年2023年5月で丸16年になるのを機に要点のみですが触れておきます。
≪星に運命を“支配”されたくない!≫
「星占い」(12星座占い)と異なり、「ホロスコープ」は単純に12サイン(宮)で分けることはできません。
これ事実(真実)です。
それを敢えて12サイン(宮)に分けてお届けしているのは、部分的なご参考に留まるのが「今週の運勢」のいいところでもあるからです。
誰であっても星に運命を“支配”されたら生きている意味がありません。
なぜなら、ご自分のフリーな意志でもってご判断をして言動をしていくところに、深層の精神意識(深層心理、霊性)の成長を伴なうからです。
人々は無意識でもそのことを感し、実際にも宇宙は、個々人を“支配”することなどありません。
かといって、まったく無関係ではないという事実があるのも、アストロロジー「星学」の面白いところです。
【One Point】 “ホロスコープ占い”と「アストロロジー」は明確に異なります。
同じようにホロスコープを用いますが“当たる/当たらない”は関係がありません。
宇宙が象わす運勢変化や方向性を知って、前向きにご参考にされればいいものです。
≪構成要素の組み合わせ≫
さて、少し小難しいお話をしなければなりません。
本来の「ホロスコープ」は宇宙森羅の最小象徴数=12数に基づきます。
12数のサイン(宮)、ハウス(室)、プラネット(星)、基本のアスペクト(位相、座相、位置関係)が組み合わさって、世界に2つと同じものがないホロスコープが形成されています。
「春分点」を始点にした12サイン(宮)、「ASC=上昇点」を始点にした不動の12ハウス(室)、両者のベーシックな組み合わせだけだと、わずか144通りにしかなりません。
それに十大惑星(メイン・プラネット)ではなく、12個のプラネット(星)が加わったとしても1,728通りです。
世界人口に比べれば、あまりにも寡少です。
【One Point】 “星読み”を実際に行なってみれば分かります。
「牡羊宮」に「火星」がある場合は云々といったところで、深い内実は見えてきません。
人によっては牡羊宮に星がなく該当しないケースもあって、早晩、行き詰まってしまうのです。
≪リーディングの要諦≫
では、世界に2つと同じものがない「ホロスコープ」はどのように成り立っているのでしょうか。
無形有形の“存在的”な構成要素:サイン(宮)やハウス(室)やプラネット(星)ではなく、“関係的”な構成要素:アスペクト(位相、座相)によって多種多様に成り立っています。
たとえば「太陽」の三分(トライン=120度)を一例にみてみましょう。
まず、「太陽」と残り11個の星との三分=120度が単独とはかぎらず、複数の星や基本点ととっているケースがあります。
「太陽」にかぎらず、ほかの11個の星が同様に多彩にとる三分=120度のケースを含めて計算すると、何とざっと約5億通り。
加えてホロスコープのどの位置で三分=120度なのか、仮に広めに許容度数(オーブ)10度をとって360度を分けたとしても、アバウトで上の36倍の計算になります。
さらに、三分=120度だけでなく、6種類の主要な単独アスペクトが同様の数ほどあって、そのうえ単独アスペクトが種々に組み合わさった複合アスペクトがケース・バイ・ケースで形成されていくことを考えると、天文学的な数の象意が生じていくことになります。
【One Point】 この意味は「アスペクト」が個々のホロスコープの象意の大概をもたらしていて、その象意を知れば90%以上はホロスコープ・リーディングが可能になることを意味します。
逆に申し上げますと、アスペクトの正しい象意を知らなければ、表層に留まり不可能です。
【ご参考:初期のアスペクト体験談】
西洋占星術を学びはじめた初学の頃、12サイン(宮)に星がある場合は云々といった狭義の“星読み”に行き詰まりを感じました。
そこで、小惑星やアラビックパーツにまで数を広げてみましたが、そもそも象意があやふやで定まっておらず、かえって混乱を深めるなど、効果はありませんでした。
次に、当時は充分だとはいえませんでしたが、出生時間が不明でも相応に可能なアスペクト(位相、座相)に目をつけたのです。
すると、解釈の幅が広がり、判断の信ぴょう性も高まっていきました。
実際にアスペクトを用いて、友人や知人の恋愛や結婚の相性また相性変化などを鑑定してあげると、後日、多くのカップルから当たっていると評価を賜わりました。
当時はそんなレベルだったのです。
もはや「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする宝瓶宮時代になりました。
関係性を象意とするアスペクトは、今後ますますホロスコープ・リーディングン要諦になっていくでしょう。
≪太陽サイン(宮)とはかぎらない≫
「太陽」や「水星」などのプラネット(星)が象わすのは、実際的な象意というより、ありていに申し上げますと、個々人の特定の分野です。
「太陽」であれば、性質や性格など“個性の核”といった中心分野で、「水星」であれば、神経系統や脳内シナプスなど“関係性”の分野で、具体的に知性やコミュニケーションを象わすと言い換えてもかまいません。
重要なのは、それがどのような“状態”や“運勢”などを伴なって現われるのかで、サイン(宮)やハウス(室)や他のプラネット(星)を交えたアスペクト(位相、座相)すなわち位置関係によって決まっていきます。
「太陽」が「牡羊宮」にあるという場合は、太陽と牡羊宮の「合」(コンジャクション=0度)という意味です。
なので、「今週の運勢」も同様に、少々分かりづらい表現になるかもしれませんが、サイン(宮)やハウス(室)やプラネット(星)たちの象意ではなく、アスペクト(位相、座相)を含めた全体をみて、代表的に「12サイン(宮)」の名称でもって運勢をお伝えしているということです。
【One Point】 たとえば、必ずしも「太陽サイン(宮)」がご本人の性質や運勢を代表しているとはかぎらず、まれに他の「サイン(宮)」のほうが強いケースさえあります。
もっとも「星占い」や「占星術」に強くご興味を持たれた方はそのようなケースはありません。
【ご参考:そんなことあり?】
どのサイン(宮)でもいいのですが、仮に「双子宮生まれ」(太陽)だとしましょう。
その場合ても、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)によっては、「双子宮」の象意が相対的ながら弱いケースや時期があります。
象意がないということはありえず、相応にお持ちになるのですが、他の「サイン(宮)」の象意のほうが強いケースです。
その場合、当然、「双子宮の運勢」を読まれても、該当しにくいことが起こります。
逆に、例えば「牡羊宮」に「太陽」を持っていなくても、ホロスコープ全体でみて、牡羊宮に共鳴する象意が強い場合は、ときに「牡羊宮の運勢」のほうが該当するケースがあるということです。
≪「運勢サイン(宮)」について≫
一般的に申し上げますと「太陽」がプラネット(星)たちの中心なので、やはり「太陽サイン(宮)」が他のサイン(宮)に比べて平均的に影響力が大きくなります。
次に、一般的なホロスコープの始点である東の地平線上「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)が位置する「上昇サイン(宮)」です。
ただし、それが絶対だと言っているのではなく、ホロスコープによっては相対的ながら影響力が小さいケースがあるために、その場合は他の「運勢サイン(宮)」の影響力が強まるケースがありますよということです。
レア・ケースですが、女性や若い方に比較的に多いのが「月サイン(宮)」です。
次に可能性として挙げられるのは、「上昇星」(Ascending Planet)の「共鳴サイン(宮)」のケースで、たとえば「太陽」が上昇星であれば「獅子宮」です。
さらに強いて挙げますと、太陽サイン(宮)の共鳴星が位置する名づけて「(個性共鳴)サイン(宮)」や、上昇サイン(宮)の共鳴星が位置する「(人生共鳴)サイン(宮)」が予備的ながら、ときに「運勢サイン(宮)」になるケースも見受けられます。
【One Point】 「???」とお感じの方は、通称:宝瓶宮占星学の「共鳴リーディング」をご理解いただけれますと相応にご納得いただけるでしょう。
「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」の共鳴作用がそのようになっているためです。
引き寄せの法則と共鳴関係
2023.04.27
[真相] ― 宇宙波動エネルギーの秘密 ―
◆ 「引き寄せよう」と思わないことが法則の真相?
「引き寄せの法則」を知って、何かを引き寄せようとすると、矛盾が生じて引き寄せられないことが起こります。
宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」なら分かりますが、引き寄せの法則は詳しくは存じ上げませんので、アレですが(どれや!)…。
「引き寄せの法則」によれば、“引き寄せよう”とする思いや言動は、逆にそのものを“持たない”から引き寄せたいと想うことになりかねません。
であれば、結局、引き寄せの法則が正しいと仮定すればのお話ですが、“引き寄せよう”と思うほど、逆の効果を生むことになってしまいます。
≪“引き寄せ”られない法則?≫
上述の道理はご理解いただけますでしょうか。
であれば“引き寄せよう”と思わないことが正解になってしまいます。
そういった「法則」があるというお話で、お門違いのお花畑スピリチュアリズムに陥りかねません。
実際、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」による共鳴関係論から申し上げますと「何だかなぁ」という部分が残ります。
間違っているとは言いませんが、現実化の歯車が一つ二つ抜けているのです。
【One Point】 いいんですよ、ご自由に解釈されて。
現実化の“歯車”を最初から持たれている方なら「引き寄せの法則」という名の共鳴現象が働くことは充分にありえるからです。
≪なぜ空の星から地上が…≫
なぜ、こんなお話をするのかと言えば、ホロスコープの仕組みに一脈通じる内実が含まれているからです。
「なぜ、空の星から地上のことがわかるのか?」
ホロスコープの根本命題です。
にもかかわらず、長いこと学んできましたが現代占星術が、正しくご説明されているのを寡聞にして聞いたり読んだりしたことはありません。
理論がなく、過去の象意解釈の検証が不可能のまま、経験則的に個々人が主観でもって「ああでもない、こうでもない」とご判断して、不確実解釈を重ねています。
個人の真偽不明の主観による象意解釈を、また次の世代の占術師がさらに主観でもって真偽不明のまま解釈をして、屋上屋を重ねるという不滅の連鎖です。
【One Point】 現代占星術の父とされる19世紀の後半のアラン・レオ以降、理論なき秘境占星術の“ホロスコープ占い”は主観による解釈を繰り返していかざるをえません。
延々と紆余曲折を続け、“いつかは当たるようになる”という“幻想”を抱いているようです。
≪12ハウス(室)がベース≫
ホロスコープの構成要素(占星要素)の背後には、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」が実在します。
時間経過による構成要素の位置関係の変化をもたらして、宇宙的な象意にもかかわっています。
出生地など「イベント・ポイント」からみた不動の12ハウス(室)をベースにホロスコープは成り立っていて、12サイン(宮)や星ではなく、重要なのは多彩な位置関係による象意また象意変化です。
12ハウス(室)の空間の中で、時間経過とともに刻々と動いて織りなされる12サイン(宮)や星たち、またそれ自体の位置関係(アスペクト)によって、個々人のホロスコープの象意は千姿万態に定まっています。
12星座占いの「星占い」のように、太陽がどのサイン(宮)にあるのかを読む“星読み”がホロスコープ・リーディングではないのです。
【One Point】 それはともかく「基本三数」からホロスコープの事実を知ると驚くと同時に呆れるでしょう。
まず「数理法則」の12数理の本意(基本の象意、ほんとうの象意)の万能性に驚かれます。
次に数々の“欺瞞”や“事実誤認”また“勘違い”が現代占星術に多いことに呆れます。
【ご参考:勘違いや事実誤認の一例】
現代占星術が放置している“勘違い”や“事実誤認”の一例です。
“〇〇座”といった星座(constellation)ではなく、〇〇サイン(sign=宮)なのは関係者であれば知らない人はいないでしょう。
プラシーダスにせよコッホにせよ、ハウスシステムによるホロスコープは、12ハウス(室)が30度ずつに等分されたものです。
ですが、ホロスコープ作成ソフトのデフォルトでは、12サイン(宮)のほうを30度ずつに固定して、出力する根本的なミスが標準となっています。
「アストロロジー」(Astrology)は、日本では「占星術」と訳されますが、古代ギリシャの古典アストロロジーは“占い”ではなく当時の最先端学問でした。
であるにもかかわらず最大の“欺瞞”は、アラン・レオ以降の現代占星術は同じものかのように“勘違い”し“誤魔化”して、喧伝していることです。
アストロロジーも占星術も同じように「ホロスコープ」を用いますが、“学”と“術”ほど似て非なる別物といって過言ではありません。
ほかにも多々ありますが、ご自身で「あれ? おかしいな?」とお気づきになられることが重要なので、以下は省略させていただきます。
≪宇宙波動エネルギー≫
ホロスコープや宇宙この世界の背後に通底している「宇宙波動エネルギー」は、「基本三数」に伴なう時空を超越した実在の波動エネルギーです。
ただし、アインシュタインのE=mc2(エネルギー=質量×光速の2乗)で表わされる物理的な光や電波といったエネルギーとは異なります。
「宇宙波動エネルギーだって! そんなものがあるの?」 と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
最先端の量子論で、時空を超越した“共鳴関係”の“実在”は実験で確認されているのですが、なぜそうなるのか説明できないでいる「量子もつれ」(quantum entanglement=クオンタム・エンタングルメント)をご確認いただきたく存じます。
一対の量子の間には、光の速さを超えた相互作用があることが証明されていて、光の早さを超える物資は存在しないために現代物理科学では解明できないでいるのです。
物理科学を超えた「宇宙波動エネルギー」も同様です。
ホロスコープの根底にある宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」は、物理科学では解明できない実在のエネルギーですといったら、多少は首肯していただけますでしょうか。
このことを「基本三数」からご理解できると、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」、通称:宝瓶宮占星学の真髄に触れることができます。
【One Point】 「奥義講座」を除けば本邦初公開です。
人類史上初めてです。
世界は広いので、どこかで誰かが似たようなことを述べているかもしれませんが、論理的かつ法則的つまり宇宙哲理的に解明してお伝えするのは初めてでしょう。
≪リーディング自体は簡単≫
「数理法則」は小難しい理論ではありません。
1数~12数までの本意を簡潔に述べたもので、足し算、引き算、掛け算、割り算よりも簡単な象意の根本原則です。
ただし、人間の個性や運勢など心理的かつ社会現実にかかわる本意(象意)ですので、算数ほど単純には割り切れない側面を有するのはやむをえません。
そのため、ホロスコープ・リーディング自体は「数理法則」の本意から簡単にご自身でイメージできますが、それを第三者に正しくお伝えできるかどうかは、また別の問題になってまいります。
何でもそうですが、イメージした内容を相手に正しく伝えられるかどうかは、語彙力や表現力などコミュニケーション能力、また一般的な常識的な判断力が必要とされるからです。
さはさりながら、「基本三数」と「数理法則」の本意からホロスコープ・リーディングは簡単にできるのです。
【One Point】 結局のところ、「宇宙波動エネルギー」と個々人の「深層の精神意識」との共鳴関係がホロスコープ・リーディングの根本にあります。
お花畑スピリチュアリズムでいう「引き寄せの法則」とは似て非なるものです。
◆ 「引き寄せよう」と思わないことが法則の真相?
「引き寄せの法則」を知って、何かを引き寄せようとすると、矛盾が生じて引き寄せられないことが起こります。
宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」なら分かりますが、引き寄せの法則は詳しくは存じ上げませんので、アレですが(どれや!)…。
「引き寄せの法則」によれば、“引き寄せよう”とする思いや言動は、逆にそのものを“持たない”から引き寄せたいと想うことになりかねません。
であれば、結局、引き寄せの法則が正しいと仮定すればのお話ですが、“引き寄せよう”と思うほど、逆の効果を生むことになってしまいます。
≪“引き寄せ”られない法則?≫
上述の道理はご理解いただけますでしょうか。
であれば“引き寄せよう”と思わないことが正解になってしまいます。
そういった「法則」があるというお話で、お門違いのお花畑スピリチュアリズムに陥りかねません。
実際、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」による共鳴関係論から申し上げますと「何だかなぁ」という部分が残ります。
間違っているとは言いませんが、現実化の歯車が一つ二つ抜けているのです。
【One Point】 いいんですよ、ご自由に解釈されて。
現実化の“歯車”を最初から持たれている方なら「引き寄せの法則」という名の共鳴現象が働くことは充分にありえるからです。
≪なぜ空の星から地上が…≫
なぜ、こんなお話をするのかと言えば、ホロスコープの仕組みに一脈通じる内実が含まれているからです。
「なぜ、空の星から地上のことがわかるのか?」
ホロスコープの根本命題です。
にもかかわらず、長いこと学んできましたが現代占星術が、正しくご説明されているのを寡聞にして聞いたり読んだりしたことはありません。
理論がなく、過去の象意解釈の検証が不可能のまま、経験則的に個々人が主観でもって「ああでもない、こうでもない」とご判断して、不確実解釈を重ねています。
個人の真偽不明の主観による象意解釈を、また次の世代の占術師がさらに主観でもって真偽不明のまま解釈をして、屋上屋を重ねるという不滅の連鎖です。
【One Point】 現代占星術の父とされる19世紀の後半のアラン・レオ以降、理論なき秘境占星術の“ホロスコープ占い”は主観による解釈を繰り返していかざるをえません。
延々と紆余曲折を続け、“いつかは当たるようになる”という“幻想”を抱いているようです。
≪12ハウス(室)がベース≫
ホロスコープの構成要素(占星要素)の背後には、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」が実在します。
時間経過による構成要素の位置関係の変化をもたらして、宇宙的な象意にもかかわっています。
出生地など「イベント・ポイント」からみた不動の12ハウス(室)をベースにホロスコープは成り立っていて、12サイン(宮)や星ではなく、重要なのは多彩な位置関係による象意また象意変化です。
12ハウス(室)の空間の中で、時間経過とともに刻々と動いて織りなされる12サイン(宮)や星たち、またそれ自体の位置関係(アスペクト)によって、個々人のホロスコープの象意は千姿万態に定まっています。
12星座占いの「星占い」のように、太陽がどのサイン(宮)にあるのかを読む“星読み”がホロスコープ・リーディングではないのです。
【One Point】 それはともかく「基本三数」からホロスコープの事実を知ると驚くと同時に呆れるでしょう。
まず「数理法則」の12数理の本意(基本の象意、ほんとうの象意)の万能性に驚かれます。
次に数々の“欺瞞”や“事実誤認”また“勘違い”が現代占星術に多いことに呆れます。
【ご参考:勘違いや事実誤認の一例】
現代占星術が放置している“勘違い”や“事実誤認”の一例です。
“〇〇座”といった星座(constellation)ではなく、〇〇サイン(sign=宮)なのは関係者であれば知らない人はいないでしょう。
プラシーダスにせよコッホにせよ、ハウスシステムによるホロスコープは、12ハウス(室)が30度ずつに等分されたものです。
ですが、ホロスコープ作成ソフトのデフォルトでは、12サイン(宮)のほうを30度ずつに固定して、出力する根本的なミスが標準となっています。
「アストロロジー」(Astrology)は、日本では「占星術」と訳されますが、古代ギリシャの古典アストロロジーは“占い”ではなく当時の最先端学問でした。
であるにもかかわらず最大の“欺瞞”は、アラン・レオ以降の現代占星術は同じものかのように“勘違い”し“誤魔化”して、喧伝していることです。
アストロロジーも占星術も同じように「ホロスコープ」を用いますが、“学”と“術”ほど似て非なる別物といって過言ではありません。
ほかにも多々ありますが、ご自身で「あれ? おかしいな?」とお気づきになられることが重要なので、以下は省略させていただきます。
≪宇宙波動エネルギー≫
ホロスコープや宇宙この世界の背後に通底している「宇宙波動エネルギー」は、「基本三数」に伴なう時空を超越した実在の波動エネルギーです。
ただし、アインシュタインのE=mc2(エネルギー=質量×光速の2乗)で表わされる物理的な光や電波といったエネルギーとは異なります。
「宇宙波動エネルギーだって! そんなものがあるの?」 と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
最先端の量子論で、時空を超越した“共鳴関係”の“実在”は実験で確認されているのですが、なぜそうなるのか説明できないでいる「量子もつれ」(quantum entanglement=クオンタム・エンタングルメント)をご確認いただきたく存じます。
一対の量子の間には、光の速さを超えた相互作用があることが証明されていて、光の早さを超える物資は存在しないために現代物理科学では解明できないでいるのです。
物理科学を超えた「宇宙波動エネルギー」も同様です。
ホロスコープの根底にある宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」は、物理科学では解明できない実在のエネルギーですといったら、多少は首肯していただけますでしょうか。
このことを「基本三数」からご理解できると、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」、通称:宝瓶宮占星学の真髄に触れることができます。
【One Point】 「奥義講座」を除けば本邦初公開です。
人類史上初めてです。
世界は広いので、どこかで誰かが似たようなことを述べているかもしれませんが、論理的かつ法則的つまり宇宙哲理的に解明してお伝えするのは初めてでしょう。
≪リーディング自体は簡単≫
「数理法則」は小難しい理論ではありません。
1数~12数までの本意を簡潔に述べたもので、足し算、引き算、掛け算、割り算よりも簡単な象意の根本原則です。
ただし、人間の個性や運勢など心理的かつ社会現実にかかわる本意(象意)ですので、算数ほど単純には割り切れない側面を有するのはやむをえません。
そのため、ホロスコープ・リーディング自体は「数理法則」の本意から簡単にご自身でイメージできますが、それを第三者に正しくお伝えできるかどうかは、また別の問題になってまいります。
何でもそうですが、イメージした内容を相手に正しく伝えられるかどうかは、語彙力や表現力などコミュニケーション能力、また一般的な常識的な判断力が必要とされるからです。
さはさりながら、「基本三数」と「数理法則」の本意からホロスコープ・リーディングは簡単にできるのです。
【One Point】 結局のところ、「宇宙波動エネルギー」と個々人の「深層の精神意識」との共鳴関係がホロスコープ・リーディングの根本にあります。
お花畑スピリチュアリズムでいう「引き寄せの法則」とは似て非なるものです。
成功は成功ではなくなる
2023.04.25
[天運の行方] ― 心の断捨離はいかが? ―
◆ 手っ取り早く新時代にワープしていく一つの方法
「成功法則」はこれからの時代も通用するのでしょうか?
個々人によって「成功」という概念は今後ますます異なってきます。
成功という定義や状態が、人によって異なってくるために十把一絡げ的な「成功法則」が通用しなくなるのが宝瓶宮時代です。
双魚宮時代の“支配/被支配”に伴なうタテの序列社会や身分また階級など“立身出世”が成功とはかぎらなくなるためです。
新時代の成功について、ご関心のある方はご一読ください。
≪社会も時代も変わる≫
現代マンガ界を切り開いた巨匠、手塚治虫氏の四コマか何かに次のような風刺がありました。
「三つ目がとおる」ならぬ一つ目の人々が住む世界を発見した人が、一つ目の人間を見世物にするために捕まえようとしたところ、逆に目が二つの人間のほうが珍しがられてオリに閉じ込められ見世物になったというお話です。
双魚宮時代から宝瓶宮時代の社会変化も同じようなことが起こりえます。
古いタテ社会を常識としてきた社会通念をいつまでも正しいと信じて、新しいヨコのフラットな生き方や考えや態度を非礼だとか非常識だと感じて、上から目線でお説教を垂れていると、“逆切れ老人”などと非難されたり、いつのまにか物珍しがられることになりかねません。
終戦直後に生まれた「団塊の世代」の全員ではありませんが、学生の頃のように鉄パイプや棒切れを振り回して“共産主義暴力革命”を気取って「安保反対!」といった左巻きの思想を社会正義だと勘違いしていると、多様な価値観や考えや意見に満ちたネットはもちろん、社会から総スカンを食らうことが起こります。
【One Point】 敗戦直後の団塊の世代と、宝瓶宮時代の“波動”を受けた平成以降の世代とでは、育ってきた時代背景が違いすぎます。
加えて双魚宮時代の「対立二元論」から宝瓶宮時代の「共鳴関係論」へと歴史パラダイムの大転換が起きている現代です。
【ご参考:双魚宮時代の終焉】
過去約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代は、波動的ながら1989年に宝瓶宮時代が正式にはじまることによって終わりました。
新時代の風が吹きはじめたのですが、約20年後の2009年頃から「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが始まったことによって、新しい宝瓶宮時代の息吹を感じにくくなったのも事実です。
それもようやく、一段落したのが今年2023年3月頃です。
ここから新時代の実際的な社会体制への移行と、状況によっては混乱がはじまります。
過去の常識や考えが通用しにくくなっていくことがあちこちで起きていくでしょう。
古い考えや固定観念また生活スタイルや価値観のままだと、後年「ハッ」と気づいたときには“白い煙”に包まれて浦島太郎状態になりかねません。
≪時代の流れと「天運」≫
具体例は多々あるのですが、ここでは当サイトらしくホロスコープ・リーディングの根底をなす「宇宙波動エネルギー」を視野にした最先端のアストロロジー「星学」から今後の成功について一つの見解を述べてみたいと存じます。
新時代の方向性から次のことが見えてきます。
今後の宝瓶宮時代に共鳴する「第11サイン」(宮)こと水瓶宮と共鳴星「天王星」の正しい象意にヒントがあります。
“正しい象意”というのは、宇宙の現実にもとづいたナチュラルな象意で、宇宙の根幹法則「基本三数」による本意です。
それらの事象から注意深く昨今の動きや状況変化を見ていくと、時代の方向性が見えてきます。
時代の流れとともにある「天運」の方向性です。
【One Point】 より確実なのは、当サイトで実証済みの「基本三数」に伴なう時空を超越した「宇宙波動エネルギー」を視野に入れた「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)のリーディングです。
≪“ウソ”に満ちていた社会≫
で、「そんなことは知らへん!」という方のために一般的な方法を述べておきます。
まず、大前提をご確認ください。
これまで私たちが生きてきた双魚宮時代の末期すなわち19世紀後半以降の現代社会は、いわば「海王星」の古い“まだ見ぬ理想”や“事実誤認”また“勘違い”といった“欺瞞”などの象意に案外とどっぷりと浸ってきた社会でした。
それが当たり前となっていて美化されてきた状態がノーマル(平常)ゆえに誰も気づかなかった時代です。
今もその残滓は、ここかしこに散見できます。
平たく申し上げますと、われ知らずとも夢の中にいるように“ウソ”に満ちた世界を現実として受け入れ、疑うことなく信じ込んできて人生を営んできた時代でした。
【One Point】 一方、徐々にながらすでに事実が明らかになっていく宝瓶宮時代の歴史の大河の中にある今日です。
波動的ながら人知れず1989年に「宝瓶宮時代のビックバン」が起きて、すでに正式はじまっているためです。
【ご参考:新しい霊性意識の覚醒(目覚め)】
海王星が魚宮25度に達した今年2023年3月13日※注1)、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、この前後一段落しはじめました。
※注1)使用する「エフェメリス」(天体暦)によって、日時は微細に異なることがあります。
例えば、昨今の新型コロナに関する出来事などは、“欺瞞”の一例で、昨年2022年はその最後のピークのときでした。
トランシットの海王星は、今後は逆行しても魚宮25度以前に戻ることなく、2~3年後の牡羊宮への正式入宮へと進んでいきます。
この間は「双魚宮時代のリバイバル」の完全終了と「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションとが交差していく時代です。
≪今後の成功とは?≫
逆説的なお話をいたします。
終わったはずの過去の“欺瞞”の双魚宮時代は、2009年以降、今日まで約23年間にわたってぶり返されてきました。
海王星が、発見後ホロスコープを一周して、発見時の魚宮の影響圏を含め魚宮をトランシットすることによってもたらされてきた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがそれです。
では、このような時代の逆流ディレクションは、何のために生じていくのでしょうか。
最大の理由は、時代を進めるためです。
第一には、宝瓶宮時代の新しい価値観や感性波動を受けはじめて、多くの人々がわれ知らずとも体感しはじめているために、もう二度と“支配/被支配”といった「対立二元論」の欺瞞に満ちた双魚宮時代の過去に戻りたくないと無意識に感じるためです。
第二には、そうやって、なるはやで時代を前に進めていく“反面教師”の役割があります。
気づく気づかないにかかわらず、そういった宝瓶宮時代の宇宙波動を受けて、共鳴関係を結んで啓発されていく人々が増えてきていますので、結果的に否応なくそうなっていきます。
【One Point】 古い考えや動きは、過去の栄華にこだわってあがけばあがくほど、今後は泥沼やドツボにはまっていきます。
“公金チューチュー”と揶揄されたColabo問題や立民の小西議員などはその分かりやすい実例です。
≪観念や心の断捨離≫
では、どのように心掛けていけば、新時代の「天運」を伴ない、個々人の“成功”に近づいていけるのでしょうか。
過去の考えや価値観はご参考にしても、基本的にはあてにしないことです。
新聞やテレビなどオールド・メディアの報道やワイドショーなどの報道関連はとくにそうで、タテのものをヨコにしていくような見方やとらえ方の大転換が必要になっている今日です。
アストロロジカルにみましても、宝瓶宮時代に共鳴する「第11サイン(宮)」や「天王星」は、そのような過去の常識や通念が通用しにくくなる象意を特徴として有します。
近現代の物理科学的な思考や価値観、また古い心霊主義に由来するお花畑スピリチュアリズムに偏せず、ポジティブな意味での“斜め上”を行く発想が時代の波動に合っていくようになっています。
一時期、「断捨離」がブームになりましたが、モノの断捨離にとどまらず、“心の断捨離”はいかがでしょうか。
過去の科学や物質的な側面に固執した考えや成功概念といった刹那的な想いやこだわりを完全に否定までは致しませんが、いったん断ち切ってみられるのも一つの方法で、新時代の流れの中にご自分の深層の精神意識の主軸を新しく見出していくことです。
【One Point】 生きている以上、身体(実)は重要ですが、こだわり過ぎると、次の古歌の“栃殻”(とちから)にたとえることができる心ともども川底に沈んでしまいます。
「山川の 末に流れる 栃殻も 身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」
歴史の大河の流れに乗ってみることです。
【ご参考】
昨年2022年に「水星」が12サイン(宮)に入宮する度にお届けしてまいりました新時代を生き抜くための「新時代講座」(旧星講座)をご購読されたかたは、併せてご参照いただけましたらいっそう今後の生き方が見えてくると存じます。
なお、今後の「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)のメインストリームは、個々人の心の内奥にかかわる「深層の精神意識の変革」と「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)になっています。
これまでにない観点からの“次元拡張”(上昇)の時代がはじまっているのです。
◆ 手っ取り早く新時代にワープしていく一つの方法
「成功法則」はこれからの時代も通用するのでしょうか?
個々人によって「成功」という概念は今後ますます異なってきます。
成功という定義や状態が、人によって異なってくるために十把一絡げ的な「成功法則」が通用しなくなるのが宝瓶宮時代です。
双魚宮時代の“支配/被支配”に伴なうタテの序列社会や身分また階級など“立身出世”が成功とはかぎらなくなるためです。
新時代の成功について、ご関心のある方はご一読ください。
≪社会も時代も変わる≫
現代マンガ界を切り開いた巨匠、手塚治虫氏の四コマか何かに次のような風刺がありました。
「三つ目がとおる」ならぬ一つ目の人々が住む世界を発見した人が、一つ目の人間を見世物にするために捕まえようとしたところ、逆に目が二つの人間のほうが珍しがられてオリに閉じ込められ見世物になったというお話です。
双魚宮時代から宝瓶宮時代の社会変化も同じようなことが起こりえます。
古いタテ社会を常識としてきた社会通念をいつまでも正しいと信じて、新しいヨコのフラットな生き方や考えや態度を非礼だとか非常識だと感じて、上から目線でお説教を垂れていると、“逆切れ老人”などと非難されたり、いつのまにか物珍しがられることになりかねません。
終戦直後に生まれた「団塊の世代」の全員ではありませんが、学生の頃のように鉄パイプや棒切れを振り回して“共産主義暴力革命”を気取って「安保反対!」といった左巻きの思想を社会正義だと勘違いしていると、多様な価値観や考えや意見に満ちたネットはもちろん、社会から総スカンを食らうことが起こります。
【One Point】 敗戦直後の団塊の世代と、宝瓶宮時代の“波動”を受けた平成以降の世代とでは、育ってきた時代背景が違いすぎます。
加えて双魚宮時代の「対立二元論」から宝瓶宮時代の「共鳴関係論」へと歴史パラダイムの大転換が起きている現代です。
【ご参考:双魚宮時代の終焉】
過去約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代は、波動的ながら1989年に宝瓶宮時代が正式にはじまることによって終わりました。
新時代の風が吹きはじめたのですが、約20年後の2009年頃から「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが始まったことによって、新しい宝瓶宮時代の息吹を感じにくくなったのも事実です。
それもようやく、一段落したのが今年2023年3月頃です。
ここから新時代の実際的な社会体制への移行と、状況によっては混乱がはじまります。
過去の常識や考えが通用しにくくなっていくことがあちこちで起きていくでしょう。
古い考えや固定観念また生活スタイルや価値観のままだと、後年「ハッ」と気づいたときには“白い煙”に包まれて浦島太郎状態になりかねません。
≪時代の流れと「天運」≫
具体例は多々あるのですが、ここでは当サイトらしくホロスコープ・リーディングの根底をなす「宇宙波動エネルギー」を視野にした最先端のアストロロジー「星学」から今後の成功について一つの見解を述べてみたいと存じます。
新時代の方向性から次のことが見えてきます。
今後の宝瓶宮時代に共鳴する「第11サイン」(宮)こと水瓶宮と共鳴星「天王星」の正しい象意にヒントがあります。
“正しい象意”というのは、宇宙の現実にもとづいたナチュラルな象意で、宇宙の根幹法則「基本三数」による本意です。
それらの事象から注意深く昨今の動きや状況変化を見ていくと、時代の方向性が見えてきます。
時代の流れとともにある「天運」の方向性です。
【One Point】 より確実なのは、当サイトで実証済みの「基本三数」に伴なう時空を超越した「宇宙波動エネルギー」を視野に入れた「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)のリーディングです。
≪“ウソ”に満ちていた社会≫
で、「そんなことは知らへん!」という方のために一般的な方法を述べておきます。
まず、大前提をご確認ください。
これまで私たちが生きてきた双魚宮時代の末期すなわち19世紀後半以降の現代社会は、いわば「海王星」の古い“まだ見ぬ理想”や“事実誤認”また“勘違い”といった“欺瞞”などの象意に案外とどっぷりと浸ってきた社会でした。
それが当たり前となっていて美化されてきた状態がノーマル(平常)ゆえに誰も気づかなかった時代です。
今もその残滓は、ここかしこに散見できます。
平たく申し上げますと、われ知らずとも夢の中にいるように“ウソ”に満ちた世界を現実として受け入れ、疑うことなく信じ込んできて人生を営んできた時代でした。
【One Point】 一方、徐々にながらすでに事実が明らかになっていく宝瓶宮時代の歴史の大河の中にある今日です。
波動的ながら人知れず1989年に「宝瓶宮時代のビックバン」が起きて、すでに正式はじまっているためです。
【ご参考:新しい霊性意識の覚醒(目覚め)】
海王星が魚宮25度に達した今年2023年3月13日※注1)、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、この前後一段落しはじめました。
※注1)使用する「エフェメリス」(天体暦)によって、日時は微細に異なることがあります。
例えば、昨今の新型コロナに関する出来事などは、“欺瞞”の一例で、昨年2022年はその最後のピークのときでした。
トランシットの海王星は、今後は逆行しても魚宮25度以前に戻ることなく、2~3年後の牡羊宮への正式入宮へと進んでいきます。
この間は「双魚宮時代のリバイバル」の完全終了と「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションとが交差していく時代です。
≪今後の成功とは?≫
逆説的なお話をいたします。
終わったはずの過去の“欺瞞”の双魚宮時代は、2009年以降、今日まで約23年間にわたってぶり返されてきました。
海王星が、発見後ホロスコープを一周して、発見時の魚宮の影響圏を含め魚宮をトランシットすることによってもたらされてきた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがそれです。
では、このような時代の逆流ディレクションは、何のために生じていくのでしょうか。
最大の理由は、時代を進めるためです。
第一には、宝瓶宮時代の新しい価値観や感性波動を受けはじめて、多くの人々がわれ知らずとも体感しはじめているために、もう二度と“支配/被支配”といった「対立二元論」の欺瞞に満ちた双魚宮時代の過去に戻りたくないと無意識に感じるためです。
第二には、そうやって、なるはやで時代を前に進めていく“反面教師”の役割があります。
気づく気づかないにかかわらず、そういった宝瓶宮時代の宇宙波動を受けて、共鳴関係を結んで啓発されていく人々が増えてきていますので、結果的に否応なくそうなっていきます。
【One Point】 古い考えや動きは、過去の栄華にこだわってあがけばあがくほど、今後は泥沼やドツボにはまっていきます。
“公金チューチュー”と揶揄されたColabo問題や立民の小西議員などはその分かりやすい実例です。
≪観念や心の断捨離≫
では、どのように心掛けていけば、新時代の「天運」を伴ない、個々人の“成功”に近づいていけるのでしょうか。
過去の考えや価値観はご参考にしても、基本的にはあてにしないことです。
新聞やテレビなどオールド・メディアの報道やワイドショーなどの報道関連はとくにそうで、タテのものをヨコにしていくような見方やとらえ方の大転換が必要になっている今日です。
アストロロジカルにみましても、宝瓶宮時代に共鳴する「第11サイン(宮)」や「天王星」は、そのような過去の常識や通念が通用しにくくなる象意を特徴として有します。
近現代の物理科学的な思考や価値観、また古い心霊主義に由来するお花畑スピリチュアリズムに偏せず、ポジティブな意味での“斜め上”を行く発想が時代の波動に合っていくようになっています。
一時期、「断捨離」がブームになりましたが、モノの断捨離にとどまらず、“心の断捨離”はいかがでしょうか。
過去の科学や物質的な側面に固執した考えや成功概念といった刹那的な想いやこだわりを完全に否定までは致しませんが、いったん断ち切ってみられるのも一つの方法で、新時代の流れの中にご自分の深層の精神意識の主軸を新しく見出していくことです。
【One Point】 生きている以上、身体(実)は重要ですが、こだわり過ぎると、次の古歌の“栃殻”(とちから)にたとえることができる心ともども川底に沈んでしまいます。
「山川の 末に流れる 栃殻も 身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」
歴史の大河の流れに乗ってみることです。
【ご参考】
昨年2022年に「水星」が12サイン(宮)に入宮する度にお届けしてまいりました新時代を生き抜くための「新時代講座」(旧星講座)をご購読されたかたは、併せてご参照いただけましたらいっそう今後の生き方が見えてくると存じます。
なお、今後の「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)のメインストリームは、個々人の心の内奥にかかわる「深層の精神意識の変革」と「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)になっています。
これまでにない観点からの“次元拡張”(上昇)の時代がはじまっているのです。
邪馬壹国ではなかった!
2023.04.20
[邪馬台国] ― 4.29「昭和の日」特別記念 ―
◆ 卑弥呼が都とした記事の真贋を見抜く1stステップ
俗称「魏志倭人伝」では女王「卑弥呼」が都とした“邪馬壹國”(やまいちこく:原文ママ)が記されています。
にもかかわらず、一般的には邪馬台国(やまたいこく:邪馬臺国)と呼ばれています。
“邪馬壹國”(邪馬壱国)という表記は「魏志倭人伝」どおりなので一見、正しいかのように思われがちです。
ですが事実は逆で、そのように表記した記事や動画は信ぴょう性に欠けるものにならざるをえません。
本日、牡羊宮29度、牡牛宮直前の日蝕&新月で、9日後の4月29日「昭和の日」の特別記念として上記の真相に触れておきます。
≪“邪馬壹国”ではなく邪馬台国≫
「昭和の日」は、かつては「天皇誕生日」と呼ばれ昭和天皇の誕生日でした。
3世紀末に成立した通称「魏志倭人伝」(『三国志』)の著者、晋の著作郎「陳寿」は、倭の女王「卑弥呼」が都としたところを“邪馬壱国”(やまいちこく、原文:邪馬壹國)と記しています。
で、歴史家や古代史研究者は、もとよりそんなことはご存じです。
にもかかわらず、なぜ「邪馬台国」(やまたいこく)と呼んできているのでしょうか?
歴史書の記述は、“文献批判”などといった言葉を用いるまでもなく、他の記録などと照合してどこまで正しいのか真偽を確認する作業が必要なのは基礎中の基礎だからです。
その結果「邪馬台国」が正しいと結論づけられ、事実、『梁書』(629年成立)倭の条や『北史』(659年成立)の倭国伝などでは邪馬台国と正しく記されています。
【One Point】 ということから、“邪馬壹国”(邪馬壱国)と表記する記事や動画は基礎的な確認作業が不十分なので、根拠の乏しい個人的な憶測や思い込みによって表わされています。
では、なぜ「邪馬台国」なのか根拠を述べておきます。
≪馬臺を以って都を建てる≫
かつて『邪馬台国はなかった』(1971、朝日新聞社)という書籍が出版されました。
高名な歴史研究家の著作で、ご本人は後日「あれは出版社(編集者)が勝手につけたものだ」と述べておられました。
その意味は、売らんかなのために、あえてセンセーショナルに奇をてらった題名にされたもので暗に間違い(極論)だと認めているのです。
事実、調べれば分かるのですが、陳寿が「魏志倭人伝」を記述するために参考にした記録や史書には「馬臺を以って都を建てる」と記されています。
古来は“馬臺”であった都を陳寿が“邪馬壹国”と記したのは、東夷(東の未開人の意)の倭人に“中央官庁”や“朝廷”を意味する「臺」(うてな:台)の字を用いて表記するのを厭ったからでしょう。
東夷の国ゆえ貶める意味で頭に「邪」の文字を付けて、「邪馬臺」とするにとどまらず、さらに臺(台)の字を似ている壹(壱)の字に変えて“邪馬壹國”(邪馬壱国)としたものです。
【One Point】 “邪馬壹国”が正しいと信じ込んでいる人々に多いのですが、卑弥呼に続く二代目女王も、台与(臺與:とよ)ではなく“壱与”(壹與:いよ)すなわち伊予(愛媛県)の関連だと妄想し「邪馬壹国四国説」を信じ込んでいるようです。
【ご参考:壹與(いよ)ではなく臺與(とよ)】
古来の史料には正しく「臺與」(とよ)と記されています。
陳寿は、本文に書いたような理由から「臺」の字を用いるのを厭い、邪馬臺国と同様に臺與を“壹與”に変えて「魏志倭人伝」に記しています。
「邪馬壹国四国説」を信じ込んでいる人は検証が浅く、日本古来の“四国阿波王国”と2~3世紀の卑弥呼や台与の邪馬台国を混同し、錯乱しているようです。
なぜなら、阿波徳島の古代国づくりのほうが古く由緒があり、日本独自の誇れるものになっているからです。
第一、時代が異なります。
大陸の冊封下にあった九州倭国(首都:伊都国、女王の都:邪馬台国)と、のちの大和に通じる四国に由来する古代阿波徳島を中心とした国づくりは別物です。
■忌部神社(御所神社:徳島県美馬郡つるぎ町)
≪7世紀に誕生した統一大和≫
古代日本の原点となる国づくりは、卑弥呼や台与の3世紀の邪馬台国よりも、“四国阿波王国”と呼べる阿波徳島の歴史のほうが古く由緒があります。
経緯は複雑なのですが、7世紀の統一大和の拠点となった畿内国の由縁は、忌部氏でも知られる阿波や四国にあって、卑弥呼を女王として共立した九州北部の倭国とは別の系統です。
当時、大陸の冊封下にあった奴国(博多周辺)や倭国(女王の都:邪馬台国)が、もし四国であれば、国譲りして建国された畿内大和国(日本)は、そのまま大陸の属国という口実を中国に与えることになりかねません。
そうではなく、九州倭国と畿内大和国(日本)は、6世紀まで別々で、大陸の正史『旧唐書』(くとうじょ:945年成立)には倭国伝と日本伝が別々に記されていることからもそれが分かります。
統一後の7世紀の『日本書紀』(720年奏上)の記述をうのみにして、日本は古代から単独の“統一独立国家”だったとする「日本書紀史観」を信じ込んでおられる方は、当記事の内容を“騙り”だとお感じになられるでしょう。
【One Point】 『日本書紀』は初めて「天皇」号を用いた7世紀の大和朝廷を、日本国統治の正統とする意図で編纂されたものです。
辻褄の合わない記述を客観的に種々照らし合わせていくと史実が見えてきます。
【ご参考】
九州から寺院や塔が大和に移転されたのも、九州倭国を大和畿内国に“吸収合併”という名目で、大和移転による乗っ取り併合に等しく、端緒は九州倭国王「阿毎多利思北孤」(あめのたりしひこ)の画策です。
【ご参考:】「阿毎多利思北孤」の正体
『隋書』には次のように記されています。
【原文】俀王姓阿毎字多利思北孤 號阿輩雞彌
【読み下し】倭王(俀)の姓は阿毎(あめ)、字は多利思北孤(たりしひこ:多利思比孤)、号は阿輩鷄彌(あほけみ、大王:おおきみ)という。
『隋書』開皇20年(600年)の遣隋使の記録です。
『日本書紀』では女帝推古天皇の時代に当たるため、男王と記される「阿毎多利思北孤」は“聖徳太子”のことだとするのが一般的な解釈ですが、太子は大王ではなく摂政なので、こじつけともいえる間違いです。
当時の倭国は、北部九州(と半島南端)で、畿内大和国は『旧唐書』では「日本」と記される別の国でした。
次の607年と608年は小野妹子で有名な遣隋使で「日出処の天子、書を日没処の天子に致す恙なきや…」という一文が有名で、これは九州倭国と統一大和の合併報告であり、大陸国の冊封下から離れた“独立宣言”でもあります。
『旧唐書』「日本伝」の冒頭には次のように記されています。
【原文】日本國者倭國之別種也以其國在日邊(以下略)
【読み下し】日本国は倭国の別種なり。その国は日辺にあるをもって(以下略)
意味は、九州倭国の東に日本国があり、同じ倭人の国だと記されています。
当初からの「統一独立国家大和」だったというのは『日本書紀』のプロパガンダで、史実は7世紀初頭に九州倭国と畿内大和国(日本)が合併して統一独立国家大和が誕生しています。
≪偽りの“大化の改新”≫
『日本書紀』の記述は、史実をベースにしつつも、意図的なプロパガンダ(政治宣伝)を兼ねた歴史書です。
当時は国内外ともに危機的な状況にあって、早急に諸国の豪族やその祖神を天皇と大和政権のもとにまとめ、受け入れつつ統合することで唐や新羅の侵攻に備える必要がありました。
そのため、壬申の乱(672年)に勝利した天武天皇(てんむ)の皇子:舎人親王(とねり しんのう)を日本書紀編纂の総裁に担いで、中臣鎌足の子:藤原不比等の天才的な知恵を交えて、統一独立国家「大和」の基盤形成と、第41代持統天皇から孫の文武天皇への「万世一系」の定着を主軸に歴史編纂がなされています。
美しい「日本書紀史観」を信じ込むことは悪いことではありませんが、史実は別というご認識は必要だというお話です。
史実は、九州倭国王「阿毎多利思北孤」こと蘇我氏が、当時は小国で“弟分”にあたる畿内大和国日本に九州倭国を吸収合併させるかたちで大陸の冊封下から離れ、仏教文化とともに統一大和の実質上の大王(天皇)として7世紀前半の政務を司っています。
【One Point】 畿内大和国から見れば、外様の“蘇我政権”を面白く思わなかったのは当然です。
“中大兄”(天智天皇)と“中臣鎌足”(藤原鎌足)は、大極殿で3代目蘇我大王入鹿を殺害し、政権奪取となる「乙巳の変」(645年)を起こしています。
■石舞台古墳(奈良県高市郡明日香村)
≪創られた“聖徳太子”信仰≫
蘇我氏三代が実質的な大王(天皇)で統一独立国家に数々の功績を残したことは、『日本書紀』には絶対に書くことができません。
藤原不比等にとって父鎌足の名誉を損ないかねないお話でもあることから、横暴があったのは事実でしょうが蘇我氏を徹底的に悪者に仕立て上げて乙巳の変の弑逆クーデターを正統化するしかありません。
その後の歴史は、およそご存じのとおりです。
重要なことは、カゲから『日本書紀』の編纂に携わった不比等は、蘇我氏による「仏教導入」を含めた「冠位12階」の制定など近代化の功績を、父鎌足が中大兄とともに弑逆した蘇我大王家の業績と記すわけにはいかず、架空の人物「聖徳太子」こと“厩戸豊聡耳皇子命”(うまやと の とよとみみ の みこ の みこと)の功績として『日本書紀』に記したことです。
事実、聖徳太子の本名とされる“厩戸皇子”の名は、古代の文献には見られず、なんと巷間、聖徳太子が定めたとされる「冠位12階」は、603年の『日本書紀』に記された制定よりも早く、九州倭国王阿毎多利思北孤が最初に隋に使いを送った600年の項にすでに記録が残されています。
ちなみに「万世一系」は、第40代天武天皇の発案(意志)で、その妃第41代持統天皇が定着実現(実体)に命をかけ、両天皇の皇子舎人親王と直臣藤原不比等による理論化(関係性)となる歴史書『日本書紀』によって今日まで存続しています。
【One Point】 なぜ万世一系が奇跡的に続いているのかというと、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」にのっとっているからです。
相応の紆余曲折はあっても「天運」を伴ないつつ継続しているのはそれゆえです。
【ご参考:『隋書』に記された冠位12階】
第1回遣唐使は開皇20年(600年)に九州倭国王「阿毎多利思北孤」が派遣したものです。
そこには『日本書紀』の制定よりも早く、冠位12階が次のように記されています。
【原文】 内官有十二等 一曰大徳 次小徳 次大仁 次小仁 次大義 次小義 次大禮 次小禮 次大智 次小智 次大信 次小信 員無定数
【読み下し】 内官に12等あり、(中略)、員に定数無し。
「徳仁義礼智信」の順番で、一方『日本書紀』は「徳仁礼信義智」の順です。
ですが、儒教の徳目を用いた冠位12階なのは同じで、九州倭国での内官制度を合併後の統一大和でもそのまま用いていたのです。
◆ 卑弥呼が都とした記事の真贋を見抜く1stステップ
俗称「魏志倭人伝」では女王「卑弥呼」が都とした“邪馬壹國”(やまいちこく:原文ママ)が記されています。
にもかかわらず、一般的には邪馬台国(やまたいこく:邪馬臺国)と呼ばれています。
“邪馬壹國”(邪馬壱国)という表記は「魏志倭人伝」どおりなので一見、正しいかのように思われがちです。
ですが事実は逆で、そのように表記した記事や動画は信ぴょう性に欠けるものにならざるをえません。
本日、牡羊宮29度、牡牛宮直前の日蝕&新月で、9日後の4月29日「昭和の日」の特別記念として上記の真相に触れておきます。
≪“邪馬壹国”ではなく邪馬台国≫
「昭和の日」は、かつては「天皇誕生日」と呼ばれ昭和天皇の誕生日でした。
3世紀末に成立した通称「魏志倭人伝」(『三国志』)の著者、晋の著作郎「陳寿」は、倭の女王「卑弥呼」が都としたところを“邪馬壱国”(やまいちこく、原文:邪馬壹國)と記しています。
で、歴史家や古代史研究者は、もとよりそんなことはご存じです。
にもかかわらず、なぜ「邪馬台国」(やまたいこく)と呼んできているのでしょうか?
歴史書の記述は、“文献批判”などといった言葉を用いるまでもなく、他の記録などと照合してどこまで正しいのか真偽を確認する作業が必要なのは基礎中の基礎だからです。
その結果「邪馬台国」が正しいと結論づけられ、事実、『梁書』(629年成立)倭の条や『北史』(659年成立)の倭国伝などでは邪馬台国と正しく記されています。
【One Point】 ということから、“邪馬壹国”(邪馬壱国)と表記する記事や動画は基礎的な確認作業が不十分なので、根拠の乏しい個人的な憶測や思い込みによって表わされています。
では、なぜ「邪馬台国」なのか根拠を述べておきます。
≪馬臺を以って都を建てる≫
かつて『邪馬台国はなかった』(1971、朝日新聞社)という書籍が出版されました。
高名な歴史研究家の著作で、ご本人は後日「あれは出版社(編集者)が勝手につけたものだ」と述べておられました。
その意味は、売らんかなのために、あえてセンセーショナルに奇をてらった題名にされたもので暗に間違い(極論)だと認めているのです。
事実、調べれば分かるのですが、陳寿が「魏志倭人伝」を記述するために参考にした記録や史書には「馬臺を以って都を建てる」と記されています。
古来は“馬臺”であった都を陳寿が“邪馬壹国”と記したのは、東夷(東の未開人の意)の倭人に“中央官庁”や“朝廷”を意味する「臺」(うてな:台)の字を用いて表記するのを厭ったからでしょう。
東夷の国ゆえ貶める意味で頭に「邪」の文字を付けて、「邪馬臺」とするにとどまらず、さらに臺(台)の字を似ている壹(壱)の字に変えて“邪馬壹國”(邪馬壱国)としたものです。
【One Point】 “邪馬壹国”が正しいと信じ込んでいる人々に多いのですが、卑弥呼に続く二代目女王も、台与(臺與:とよ)ではなく“壱与”(壹與:いよ)すなわち伊予(愛媛県)の関連だと妄想し「邪馬壹国四国説」を信じ込んでいるようです。
【ご参考:壹與(いよ)ではなく臺與(とよ)】
古来の史料には正しく「臺與」(とよ)と記されています。
陳寿は、本文に書いたような理由から「臺」の字を用いるのを厭い、邪馬臺国と同様に臺與を“壹與”に変えて「魏志倭人伝」に記しています。
「邪馬壹国四国説」を信じ込んでいる人は検証が浅く、日本古来の“四国阿波王国”と2~3世紀の卑弥呼や台与の邪馬台国を混同し、錯乱しているようです。
なぜなら、阿波徳島の古代国づくりのほうが古く由緒があり、日本独自の誇れるものになっているからです。
第一、時代が異なります。
大陸の冊封下にあった九州倭国(首都:伊都国、女王の都:邪馬台国)と、のちの大和に通じる四国に由来する古代阿波徳島を中心とした国づくりは別物です。
■忌部神社(御所神社:徳島県美馬郡つるぎ町)
≪7世紀に誕生した統一大和≫
古代日本の原点となる国づくりは、卑弥呼や台与の3世紀の邪馬台国よりも、“四国阿波王国”と呼べる阿波徳島の歴史のほうが古く由緒があります。
経緯は複雑なのですが、7世紀の統一大和の拠点となった畿内国の由縁は、忌部氏でも知られる阿波や四国にあって、卑弥呼を女王として共立した九州北部の倭国とは別の系統です。
当時、大陸の冊封下にあった奴国(博多周辺)や倭国(女王の都:邪馬台国)が、もし四国であれば、国譲りして建国された畿内大和国(日本)は、そのまま大陸の属国という口実を中国に与えることになりかねません。
そうではなく、九州倭国と畿内大和国(日本)は、6世紀まで別々で、大陸の正史『旧唐書』(くとうじょ:945年成立)には倭国伝と日本伝が別々に記されていることからもそれが分かります。
統一後の7世紀の『日本書紀』(720年奏上)の記述をうのみにして、日本は古代から単独の“統一独立国家”だったとする「日本書紀史観」を信じ込んでおられる方は、当記事の内容を“騙り”だとお感じになられるでしょう。
【One Point】 『日本書紀』は初めて「天皇」号を用いた7世紀の大和朝廷を、日本国統治の正統とする意図で編纂されたものです。
辻褄の合わない記述を客観的に種々照らし合わせていくと史実が見えてきます。
【ご参考】
九州から寺院や塔が大和に移転されたのも、九州倭国を大和畿内国に“吸収合併”という名目で、大和移転による乗っ取り併合に等しく、端緒は九州倭国王「阿毎多利思北孤」(あめのたりしひこ)の画策です。
【ご参考:】「阿毎多利思北孤」の正体
『隋書』には次のように記されています。
【原文】俀王姓阿毎字多利思北孤 號阿輩雞彌
【読み下し】倭王(俀)の姓は阿毎(あめ)、字は多利思北孤(たりしひこ:多利思比孤)、号は阿輩鷄彌(あほけみ、大王:おおきみ)という。
『隋書』開皇20年(600年)の遣隋使の記録です。
『日本書紀』では女帝推古天皇の時代に当たるため、男王と記される「阿毎多利思北孤」は“聖徳太子”のことだとするのが一般的な解釈ですが、太子は大王ではなく摂政なので、こじつけともいえる間違いです。
当時の倭国は、北部九州(と半島南端)で、畿内大和国は『旧唐書』では「日本」と記される別の国でした。
次の607年と608年は小野妹子で有名な遣隋使で「日出処の天子、書を日没処の天子に致す恙なきや…」という一文が有名で、これは九州倭国と統一大和の合併報告であり、大陸国の冊封下から離れた“独立宣言”でもあります。
『旧唐書』「日本伝」の冒頭には次のように記されています。
【原文】日本國者倭國之別種也以其國在日邊(以下略)
【読み下し】日本国は倭国の別種なり。その国は日辺にあるをもって(以下略)
意味は、九州倭国の東に日本国があり、同じ倭人の国だと記されています。
当初からの「統一独立国家大和」だったというのは『日本書紀』のプロパガンダで、史実は7世紀初頭に九州倭国と畿内大和国(日本)が合併して統一独立国家大和が誕生しています。
≪偽りの“大化の改新”≫
『日本書紀』の記述は、史実をベースにしつつも、意図的なプロパガンダ(政治宣伝)を兼ねた歴史書です。
当時は国内外ともに危機的な状況にあって、早急に諸国の豪族やその祖神を天皇と大和政権のもとにまとめ、受け入れつつ統合することで唐や新羅の侵攻に備える必要がありました。
そのため、壬申の乱(672年)に勝利した天武天皇(てんむ)の皇子:舎人親王(とねり しんのう)を日本書紀編纂の総裁に担いで、中臣鎌足の子:藤原不比等の天才的な知恵を交えて、統一独立国家「大和」の基盤形成と、第41代持統天皇から孫の文武天皇への「万世一系」の定着を主軸に歴史編纂がなされています。
美しい「日本書紀史観」を信じ込むことは悪いことではありませんが、史実は別というご認識は必要だというお話です。
史実は、九州倭国王「阿毎多利思北孤」こと蘇我氏が、当時は小国で“弟分”にあたる畿内大和国日本に九州倭国を吸収合併させるかたちで大陸の冊封下から離れ、仏教文化とともに統一大和の実質上の大王(天皇)として7世紀前半の政務を司っています。
【One Point】 畿内大和国から見れば、外様の“蘇我政権”を面白く思わなかったのは当然です。
“中大兄”(天智天皇)と“中臣鎌足”(藤原鎌足)は、大極殿で3代目蘇我大王入鹿を殺害し、政権奪取となる「乙巳の変」(645年)を起こしています。
■石舞台古墳(奈良県高市郡明日香村)
≪創られた“聖徳太子”信仰≫
蘇我氏三代が実質的な大王(天皇)で統一独立国家に数々の功績を残したことは、『日本書紀』には絶対に書くことができません。
藤原不比等にとって父鎌足の名誉を損ないかねないお話でもあることから、横暴があったのは事実でしょうが蘇我氏を徹底的に悪者に仕立て上げて乙巳の変の弑逆クーデターを正統化するしかありません。
その後の歴史は、およそご存じのとおりです。
重要なことは、カゲから『日本書紀』の編纂に携わった不比等は、蘇我氏による「仏教導入」を含めた「冠位12階」の制定など近代化の功績を、父鎌足が中大兄とともに弑逆した蘇我大王家の業績と記すわけにはいかず、架空の人物「聖徳太子」こと“厩戸豊聡耳皇子命”(うまやと の とよとみみ の みこ の みこと)の功績として『日本書紀』に記したことです。
事実、聖徳太子の本名とされる“厩戸皇子”の名は、古代の文献には見られず、なんと巷間、聖徳太子が定めたとされる「冠位12階」は、603年の『日本書紀』に記された制定よりも早く、九州倭国王阿毎多利思北孤が最初に隋に使いを送った600年の項にすでに記録が残されています。
ちなみに「万世一系」は、第40代天武天皇の発案(意志)で、その妃第41代持統天皇が定着実現(実体)に命をかけ、両天皇の皇子舎人親王と直臣藤原不比等による理論化(関係性)となる歴史書『日本書紀』によって今日まで存続しています。
【One Point】 なぜ万世一系が奇跡的に続いているのかというと、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」にのっとっているからです。
相応の紆余曲折はあっても「天運」を伴ないつつ継続しているのはそれゆえです。
【ご参考:『隋書』に記された冠位12階】
第1回遣唐使は開皇20年(600年)に九州倭国王「阿毎多利思北孤」が派遣したものです。
そこには『日本書紀』の制定よりも早く、冠位12階が次のように記されています。
【原文】 内官有十二等 一曰大徳 次小徳 次大仁 次小仁 次大義 次小義 次大禮 次小禮 次大智 次小智 次大信 次小信 員無定数
【読み下し】 内官に12等あり、(中略)、員に定数無し。
「徳仁義礼智信」の順番で、一方『日本書紀』は「徳仁礼信義智」の順です。
ですが、儒教の徳目を用いた冠位12階なのは同じで、九州倭国での内官制度を合併後の統一大和でもそのまま用いていたのです。
北朝鮮ミサイル行方不明
2023.04.19
[4月13日]― 固体燃料の多段式ICBMか? ―
◆ Jアラート発出 レーダーから消えた火星-18の謎を解く
北朝鮮の平壌近くから発射されたミサイルがレーダーから消えて話題になっています。
打ち上げの初期の弾道計算から北海道への落下が懸念され、朝7時55分に北海道を中心に「Jアラート」(全国瞬時警報システム)が発出されました。
ところが、約50分後、北海道および周辺への落下の可能性がなくなったと確認され解除されました。
突如レーダーから消えた不可思議なミサイルに当初は、爆発したのではないかと考えられました。
ところが、北朝鮮の技術進歩は予想以上ですし、今回はいつでも発射可能な固体燃料の新型ミサイルで、これまでも途中で軌道を変えることがあったために、さらに改良が重ねられてレーダーで捕捉できずに見失ったのではないかという観測さえ出てきました。
≪「基本三数」によるホラリー・ホロスコープ≫
そうであれば大変なことです。
もし、軌道を途中で変更して目標に着弾できるミサイルであったり、レーダーから消えて補足できなくなる新型ミサイルであれば、従来の迎撃システムが使えないことになるからです。
早急に、敵基地反撃能力や報復可能な防衛システムを構築しなければならないのです。
実際のところはどうなのか、発射時のホラリー・ホロスコープからリーディングをしてみました。
宇宙の根幹法則「基本三数」にもとづいた新しいホロスコープ解釈ですので、既存の“ホロスコープ占い”では解釈できない、現実世界の深淵なリーディングが可能です。
そのため、既存のホロスコープに詳しい方ほど、「何でそういう解釈になるの?」といった箇所が出てくると存じますので、何卒よろしくご理解を賜りたく存じます。
【One Point】 時刻は当該ミサイルが発射された2023年4月13日朝7時22分(防衛省発表)です。
場所は北朝鮮で、「数理法則」12数理に基づいた新ホラリー・ホロスコープです。
≪画期的な技術革新のミサイル≫
リーディングのポイントをお伝えいたします。
ASCハウスシステムによるホロスコープの始まり、「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)は、当該宇宙理論ではミサイルを打ち上げた“意志”(意図や動機)などに共鳴します。
上掲のホロスコープでは牡牛宮15度です。
そこには上昇星の「天王星」とともに、同じく「ASC=上昇点」に合(コンジャクション=0度)をとる第2の上昇星となっている「水星」が位置し、双子宮の「金星」と特殊なアスペクト(位相、座相、局面)をもたらす交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)を形成しています。
すなわち、「ASC=上昇点&水星&金星&天王星」の四重合(クワドラプル・コンジャクション=0度)が形成されていることになり、強い“意志”が読み取れます。
これらは「水星」や「金星」また「天王星」の象意から、端的には“画期的な技術革新”を意図して行なった新型ミサイルの発射であることになります。
【One Point】 おまけに此度のミサイル実験の“深層”に共鳴する「IC」(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点)もまた「金星」を共鳴星とする「天秤宮」です。
齟齬はみられませんので、初めて固体燃料を用いた変則軌道のミサイルの可能性は充分です。
≪激変をもたらす冥王星≫
一方、ミサイル発射実験の目的をはじめ、その結果や成果は「DES」(Desendant:ディセンダント=下降点)などによって示唆されてまいります。
ここに今回の結論が秘められています。
DES=下降点は「蠍宮15度」で、共鳴星は“両極端”の象意をもつ「冥王星」です。
“破壊と創造”や“大変革”などといった象意も“両極端”のあらわれであって、ASC=上昇点に合=0度の“飛行体”などを象わす天王星と複合して、軍事的なホラリー・ホロスコープでは“核兵器”すなわち戦術核ミサイルなどを象わすことになります。
いずれにしても、“大成功”か“大失敗”かを象わす「冥王星」が「MC」(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)にジャストの合=0度でもあるために、どこまで発表され、表出するのかはともかく、結果は両極端にもたらされます。
どちらでしょうか。
スタンスや分野によって両方なのですが、「冥王星」は「ケレス」を上三分(アッパー・トライン=120度)とし「金星」を下三分(ロウアートライン=120度)としており、さらには「IC=北中点」を尻尾とする大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)を形成していることから、潜在的なポテンシャルを秘めつつも、“喪失”が象わされています。
【One Point】 レーダーから消えたこともそうです。
有体にいえば目的を達成することができず“大成功”とはいえないのです。
ただし、もし、核弾頭を載せて飛翔実験を行なったということであれば、現実化でき“大成功”になります。
≪迎撃の可能性をリーディング≫
さて、もう一つ重要なポイントがあります。
軍事関係や事件などのホラリー・ホロスコープにおいては、“武器”を象わす「火星」が「DES」=下降点に上三分=120度のアスペクトをとっていることです。
さらにこの「火星」は、“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」を上三分=120度としているために、北朝鮮の新型ミサイルは迎撃ミサイルなどの武器によって撃墜されたことで、レーダーから消えたとリーディングすることも可能です。
かなりシビアな解釈ですが、「北海道に着弾する可能性がある」と判断されたことは、もはや実験ではなく戦闘行為を意味します。
そのため、洋上に展開されているイージス・システムが働いて“自動的”に迎撃した“可能性”さえリーディングできます。
仮に、そうであっても、国際関係や軍事機密の関係上、発表されることはありません。
公式に「レーダーから消えた」というアナウンスに留まるでしょう。
【One Point】 もう一つは、北海道ないし近辺への着弾の初期軌道で打ち上げ、途中で軌道変更するようにしつつステルス弾頭にしていたのか、このままだとヤバイと思って自爆させた可能性も考えられなくはありません。
≪Jアラートのメッセージ内容≫
いずれにしても、蟹宮9度に位置し、第3ハウス(室)のカスプ(尖点:象意の最も強い点:境界線)上の「火星」は強力です。
端的に“防衛技術”による武器などを象わすために、当該リーディングでは、国土防衛(国民防衛)のためのイージス・システムによる迎撃、撃墜の可能性は高いと考えています。
ちなみに、7時55分のJアラートのメッセージは、北海道の方なら直接体験された方も多く、怖い思いもされたと存じます。
次のような内容でした。
■Jアラートにより発信された「国民保護情報」
【政府発表】 直ちに非難。直ちに非難。直ちに建物の中、又…
4月13日 7:55発令
【発表時間】
2023年04月13日 7時55分
政府発表
【内容】
直ちに非難。直ちに非難。直ちに建物の中、又は地下に避難して下さい。
ミサイルが、08時00分頃、北海道周辺に落下するものとみられます。直ちに非難して下さい。
(以下、略)
【One Point】 ドラマや架空のお話ではありません。北海道および近隣とはいえ、日本に起きた現実の出来事です。
◆ Jアラート発出 レーダーから消えた火星-18の謎を解く
北朝鮮の平壌近くから発射されたミサイルがレーダーから消えて話題になっています。
打ち上げの初期の弾道計算から北海道への落下が懸念され、朝7時55分に北海道を中心に「Jアラート」(全国瞬時警報システム)が発出されました。
ところが、約50分後、北海道および周辺への落下の可能性がなくなったと確認され解除されました。
突如レーダーから消えた不可思議なミサイルに当初は、爆発したのではないかと考えられました。
ところが、北朝鮮の技術進歩は予想以上ですし、今回はいつでも発射可能な固体燃料の新型ミサイルで、これまでも途中で軌道を変えることがあったために、さらに改良が重ねられてレーダーで捕捉できずに見失ったのではないかという観測さえ出てきました。
≪「基本三数」によるホラリー・ホロスコープ≫
そうであれば大変なことです。
もし、軌道を途中で変更して目標に着弾できるミサイルであったり、レーダーから消えて補足できなくなる新型ミサイルであれば、従来の迎撃システムが使えないことになるからです。
早急に、敵基地反撃能力や報復可能な防衛システムを構築しなければならないのです。
実際のところはどうなのか、発射時のホラリー・ホロスコープからリーディングをしてみました。
宇宙の根幹法則「基本三数」にもとづいた新しいホロスコープ解釈ですので、既存の“ホロスコープ占い”では解釈できない、現実世界の深淵なリーディングが可能です。
そのため、既存のホロスコープに詳しい方ほど、「何でそういう解釈になるの?」といった箇所が出てくると存じますので、何卒よろしくご理解を賜りたく存じます。
【One Point】 時刻は当該ミサイルが発射された2023年4月13日朝7時22分(防衛省発表)です。
場所は北朝鮮で、「数理法則」12数理に基づいた新ホラリー・ホロスコープです。
≪画期的な技術革新のミサイル≫
リーディングのポイントをお伝えいたします。
ASCハウスシステムによるホロスコープの始まり、「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)は、当該宇宙理論ではミサイルを打ち上げた“意志”(意図や動機)などに共鳴します。
上掲のホロスコープでは牡牛宮15度です。
そこには上昇星の「天王星」とともに、同じく「ASC=上昇点」に合(コンジャクション=0度)をとる第2の上昇星となっている「水星」が位置し、双子宮の「金星」と特殊なアスペクト(位相、座相、局面)をもたらす交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)を形成しています。
すなわち、「ASC=上昇点&水星&金星&天王星」の四重合(クワドラプル・コンジャクション=0度)が形成されていることになり、強い“意志”が読み取れます。
これらは「水星」や「金星」また「天王星」の象意から、端的には“画期的な技術革新”を意図して行なった新型ミサイルの発射であることになります。
【One Point】 おまけに此度のミサイル実験の“深層”に共鳴する「IC」(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点)もまた「金星」を共鳴星とする「天秤宮」です。
齟齬はみられませんので、初めて固体燃料を用いた変則軌道のミサイルの可能性は充分です。
≪激変をもたらす冥王星≫
一方、ミサイル発射実験の目的をはじめ、その結果や成果は「DES」(Desendant:ディセンダント=下降点)などによって示唆されてまいります。
ここに今回の結論が秘められています。
DES=下降点は「蠍宮15度」で、共鳴星は“両極端”の象意をもつ「冥王星」です。
“破壊と創造”や“大変革”などといった象意も“両極端”のあらわれであって、ASC=上昇点に合=0度の“飛行体”などを象わす天王星と複合して、軍事的なホラリー・ホロスコープでは“核兵器”すなわち戦術核ミサイルなどを象わすことになります。
いずれにしても、“大成功”か“大失敗”かを象わす「冥王星」が「MC」(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)にジャストの合=0度でもあるために、どこまで発表され、表出するのかはともかく、結果は両極端にもたらされます。
どちらでしょうか。
スタンスや分野によって両方なのですが、「冥王星」は「ケレス」を上三分(アッパー・トライン=120度)とし「金星」を下三分(ロウアートライン=120度)としており、さらには「IC=北中点」を尻尾とする大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)を形成していることから、潜在的なポテンシャルを秘めつつも、“喪失”が象わされています。
【One Point】 レーダーから消えたこともそうです。
有体にいえば目的を達成することができず“大成功”とはいえないのです。
ただし、もし、核弾頭を載せて飛翔実験を行なったということであれば、現実化でき“大成功”になります。
≪迎撃の可能性をリーディング≫
さて、もう一つ重要なポイントがあります。
軍事関係や事件などのホラリー・ホロスコープにおいては、“武器”を象わす「火星」が「DES」=下降点に上三分=120度のアスペクトをとっていることです。
さらにこの「火星」は、“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」を上三分=120度としているために、北朝鮮の新型ミサイルは迎撃ミサイルなどの武器によって撃墜されたことで、レーダーから消えたとリーディングすることも可能です。
かなりシビアな解釈ですが、「北海道に着弾する可能性がある」と判断されたことは、もはや実験ではなく戦闘行為を意味します。
そのため、洋上に展開されているイージス・システムが働いて“自動的”に迎撃した“可能性”さえリーディングできます。
仮に、そうであっても、国際関係や軍事機密の関係上、発表されることはありません。
公式に「レーダーから消えた」というアナウンスに留まるでしょう。
【One Point】 もう一つは、北海道ないし近辺への着弾の初期軌道で打ち上げ、途中で軌道変更するようにしつつステルス弾頭にしていたのか、このままだとヤバイと思って自爆させた可能性も考えられなくはありません。
≪Jアラートのメッセージ内容≫
いずれにしても、蟹宮9度に位置し、第3ハウス(室)のカスプ(尖点:象意の最も強い点:境界線)上の「火星」は強力です。
端的に“防衛技術”による武器などを象わすために、当該リーディングでは、国土防衛(国民防衛)のためのイージス・システムによる迎撃、撃墜の可能性は高いと考えています。
ちなみに、7時55分のJアラートのメッセージは、北海道の方なら直接体験された方も多く、怖い思いもされたと存じます。
次のような内容でした。
■Jアラートにより発信された「国民保護情報」
【政府発表】 直ちに非難。直ちに非難。直ちに建物の中、又…
4月13日 7:55発令
【発表時間】
2023年04月13日 7時55分
政府発表
【内容】
直ちに非難。直ちに非難。直ちに建物の中、又は地下に避難して下さい。
ミサイルが、08時00分頃、北海道周辺に落下するものとみられます。直ちに非難して下さい。
(以下、略)
【One Point】 ドラマや架空のお話ではありません。北海道および近隣とはいえ、日本に起きた現実の出来事です。