第1回 アスペクト完璧講座
2023.04.16
[合=0度] ― 原点となる人の“意志” ―


「数理法則」の12数理を以って学べる完璧講座



「アスペクト完璧講座」の初回は5月25日前後の予定です。

最初のテーマは、2つ以上の構成要素(占星要素)が同じ位置にある「合(コンジャクション=0度)」です。

当サイトでは日本語表記で「合(ごう)」と呼んでいます。

合=0度には複数の種類があって「三重合=0/0/0度」や「連続合=0/0度」、また「複合合=0度」や「大会合」があります。

合=0度の象意を強く持つ人は、一言でいえば当該星や形成するその位置により多少異なりますが、いずれも“意志”をもってどこかパワフルになるのが特徴です。

詳細は、初回講座で「理論」から「応用展開」や「実例」まで詳しくお伝えいたします。



【ご参考:合=0度の種類】

「三重合」(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)は、3つの構成要素が同じ位置にあって、許容度数(オーブ)内に収まっていることです。

「連続合」(ローリング・コンジャクション=0/0度)は、両端の星が中側にある星などの構成要素(占星要素)を共用して連続の合=0度を形成したものです。

「複合合」(マルチプル・コンジャクション=0度)は、多くの構成要素による複数の合=0度が組み合わさったものです。

「大会合」(ステリウム)は、1つのサイン(宮)やハウス(室)に星が集中し、会合しているものをいいます。



≪“アスペクトの見本市”≫

ふと思い立って「アスペクト完璧講座」を始める2023年5月25日のホラリー・ホロスコープを作成してみました。



アスペクトをご紹介するのに、何かのお役に立つかもと思ったからです。

予想以上にビンゴ! でした。

多彩なアスペクトによって構成されたホロスコープで、まるで“アスペクトの見本市”のようです。

12種類のアスペクトを解説する「アスペクト完璧講座」にふさわしいものでした。


【One Point】 5月25日午前0時のホロスコープです。

真夜中なので「太陽」は天底近くに位置します。「月」は獅子宮0度でした。

東京での日の出の時刻4時半頃だと「月」は、獅子宮2度に進み「火星」とジャストの合=0度をとる一日です。




≪合=0度と衝=180度≫

これ幸いに上掲のホロスコープを実例に各種アスペクトをご紹介いたします。

合=0度は次の3つが認められます。



左から「太陽&IC=北中点」、「月&火星」、「木星&ドラゴンヘッド」です。

衝(オポジション=180度)は次の4つが認められます。



「太陽とMC=南中点」、「月&火星と冥王星」、「木星&ドラゴンヘッドとドラゴンテール」、「海王星とケレス」で、図では前から3つを掲載しました。


【One Point】 アスペクト・パターンを形成しやすい基本アスペクトの一つが衝=180度です。

どちらか一方または両方が合=0度をとっている場合、その星や位置によって“能動的”な側面と“受動的”な側面の両方を発揮することになります。



≪三分=120度と矩=90度≫

三分(トライン=120度)は5つも認められます。



「太陽と冥王星」、「冥王星とケレス」、「太陽とケレス」、そして「月&火星と海王星」、「月&火星とMC=南中点」、「天王星とケレス」です。

上図は大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成する前三つのみをサンプルに掲載しました。

「太陽」と「月」は影響力が大きいため許容度数(オーブ)10度です。

矩=90度はアスペクト・パターンを形成しているものを含めて多くあります。



「太陽」は2つの矩=90度をとっており、「月&火星」は4つの矩=90度によって構成される大十字(グランドクロス=90度×4)の一角を形成しています。

もう一つは、天王星とDES(Desendant:ディセンダント=下降点)です。

矩=90度はもちろんT矩(Tスクエア=180/90/90度)や大十字=90度×4を単純に“凶座相”ととらえると表層的な解釈にとどまり、重要な真意がみえなくなります。

せっかくのアスペクトの象意の醍醐味や、その本質をご理解できなくなってしまいます。


【One Point】 単独アスペクトの合=0度、衝=180度、三分=120度、矩=90度、さらに六分=60度が組み合わさることによって、さまざまなアスペクト・パターン(複合アスペクト)が形成されます。

アスペクトの基本を押さえておくことは、必然的に世界に2つと同じものがないホロスコープをリーディングする最大の「キモ」になっています。



≪五分=72度と六分=60度≫

五分(クインタイル=72度)は、西洋占星術では“マイナー・アスペクト”に区分されています。

許容度数(オーブ)は3度とされています。



それはともかく、五分=72度が象意を発揮するには、特定の構成要素(占星要素)がかかわることもあって、影響度が大きく異なってくるのが特徴です。

上掲のホロスコープでは、第5ハウス(室)の「金星」がとる「天王星」との五分=72度をご紹介いたしました。

六分(セクスタイル=60度)は、占星術では“メジャー・アスペクト”に含まれますが、専門的な象意は持つものの、補助的な働きが強いアスペクトです。

そのため、単独アスペクトでの象意よりもアスペクト・パターンで重要な役割を果たすのが六分=60度です。


【One Point】 「アスペクト完璧講座」では、12種類のアスペクトを個別に「数理法則」による理論、象意解説、相性やディレクションへの応用展開、さらにご受講者のホロスコープ(出生天球図)での実例解説などを交えてご説明をさせていただきます。




≪YOD=150/150/60度と交歓(M.R.)≫

見逃せない特殊なアスペクトに「転」(クインカンクス、インコンジャクション:インコンジャンクトとも=150度)があります。

運命的なアスペクト・パターンYOD(ヨッド=150/150/60度)を構成します。

「転」という日本語表記は、象意内容から当サイトで命名させていただきました。

もう一つ特別なアスペクトに、2つの星がお互いに相手の共鳴サイン(宮)に位置する「交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)」があります。

見逃しやすいのですが、共鳴関係に基づくものゆえに重要な解釈変化を伴なうことになります。

また、アスペクト・パターンも上掲のホラリー・ホロスコープには含まれます。

「調停」(メディエーション=60/120/180度)の座相、そして調停の座相が2つてれこに重なった「神秘長方形」(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)、お馴染みの「大三角」(グランド・トライン=120度×3)や「大十字」(グランド・クロス=90度×4)もあります。

完全な「大六角」(グランド・セクスタイル=60度×6)とまでは至りませんが、1角が欠いたものも上掲のホロスコープには含まれ、盛沢山です。


【One Point】 基本の6つの単独アスペクトと、6つのアスペクト・パターンを宇宙森羅の最小象徴数=12数「数理法則」の本意ととも12回講座でお届けいたします。

初回特典を兼ねて「数理法則と12種類のアスペクト」が含まれます。リーディングの先鋭化に必読です。


※毎月1回の講座配信で、お好きな「1講座」のみでも、「全12講座コース」でも、ご自由に選択してお申し込みいただけます。

講座お申込みフォーム」から匿名でも可能です。









アスペクト完璧講座のご案内
2023.04.12
[決定版] ― ホロスコープ解釈の1丁目1番地 ―


12種類のアスペクトを「理論、解説、応用、実践」から毎月講座



これまでにないアスペクトの真実を学べる講座のご案内です。

宇宙森羅の最小象徴数=12数に基づく12種類のアスペクトの真の象意のご紹介です。

単独アスペクトの6種類と、それらが複合したアスペクト・パターンの6種類です。

なぜなら、アスペクトの象意を“吉凶”でなく正しく知ることは、先の「アスペクトのお話」でお伝えしたとおり、ホロスコープ・リーディングのキモになっているためです。

ホロスコープはアスペクト、すなわち位置関係によってすべて成り立ち、それによって相対的な象意が決まっていきます。

宝瓶宮時代は「共鳴関係」を歴史パラダイムとする時代ですのでアスペクトは重要です。






≪講座概要のご紹介≫

以下「アスペクト完璧講座」の概要をご紹介させていただきます。

1、講座形式:HTMLメール講座。

2、開始時期:2023年5月から(12回)。

3、講座サイクル:毎月1講座。

4、主な講座内容:12種類のアスペクトをそれぞれ次の内容でご紹介いたします。

  A) 1数~12数までの「基本三数」による原意「理論」
  B) 当該アスペクトの象意「基本三数」によるほんとうの象意「解説」
  C) 相性アスペクトとディレクションのアスペクトへの展開「応用」
  D) ご受講者のホロスコープ(出生天球図)におけるアスペクト解釈「実践」

以上の4点を12種類のアスペクトごとにお届けいたします。

初回5月の講座は、全体の概要となる「数理法則と12種類のアスペクト」を初回特典を兼ねてお届けいたします。

5、ご受講料金:1講座1万円(税込)、全12講座のセット料金10万円(税込)。


【One Point】 お申し込みは匿名またWEBネームが可能です。

ただし、「出生データ」(生年月日のみでもOK)が必要です。

講座お申込みフォーム」からお申し込みができます。



≪単発のチョイスと全12回セット≫

毎月1講座、合計12回で、いつでも読めるメール講座です。

文章は読みやすいように行間を設定したHTMLメールでお送りいたします。

必要に応じてイラスト(図形)も付いています。

知りたいアスペクトの講座のみを単発でご自由にチョイスしたお申し込みが可能です。

もちろん全12回セットでのお得なお申込みも可能です。

締め切りは毎月15日頃までで、お申し込み後、オリジナルで「ホロスコープ」(出生天球図)を作成し、テーマの「アスペクト」をリーディングしたうえでコンテンツと共にお送りいたします。


【One Point】 該当する「アスペクト」をお持ちでない場合は、適切なホロスコープから当該アスペクトのリーディングをもって代えさせていただきます。




≪その他の特記事項≫

アスペクトの象意には「基本三数」また「数理法則」の12数理にともなう秘密があります。

当然、それらを含めて完璧にお伝えするホロスコープ解釈における必修講座になってまいります。

表示のご受講料金は特別割引価格にさせていただきました。

なお、「奥義講座」をご受講された方は、重複する内容が一部含まれることになりますので、さらに40%の割引料金です。

クレジットをご希望の場合は、お申し込み時にメッセージ欄にご記入いただけましたらご案内を差し上げます。

分割はご使用のカード会社とのお支払い方法を活用してのご利用になります


【One Point】 イベントチケット販売サイト「Peatix」(ピーティックス)にて当方が設定したページからクレジット払いが可能です。

お申し込み後、URLをご連絡いたします。

世界的な実績がありますので安心してご利用いただけます。



≪講座スケジュール≫

全12講座のスケジュールは次のとおりです。

5月25日…合(コンジャクション=0度)
6月25日…衝(オポジション=180度)
7月25日…三分(トライン=120度)
8月25日…矩(スクエア=90度)
9月25日…五分(クインタイル=72度)
10月25日…六分(セクスタイル=60度)
11月25日…調停(メディエーション=60/120/180度)
12月25日…YOD(ヨッド=150/150/60度)
  ※転(クインカンクス、インコンジャクション=150度)
1月25日…大三角(グランドトライン=120度×3)
2月25日…大十字(グランドクロス=90度×4)
3月25日…神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)
4月25日…大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)

以上の全アスペクトを「基本三数」また「数理法則」による理論、象意解説、相性やディレクションにおける応用、ご受講者のホロスコープでの実践解釈など、アスペクトに関して網羅的に学べます。


【One Point】 「アスペクト」の象意を知ることが早道です。

ホロスコープ・リーディングをご自身の人生や社会活動に役立てるためにも有用です。

もし、講座内容でご不明な点や分かりにくい箇所があっても、ご質問やお問い合せはいつでも承ります。


※初回5月分から「アスペクト」毎に、ご案内の記事をアップいたします。

ご参考にされてください。

お申し込みをお待ちいたしております。









陸自ヘリ墜落の原因を読む
2023.04.09
[新ホラリー占星学] ― 防衛省は「事故」と発表 ―


IC=北中点を頂点にしたYOD(ヨッド)がリーディング・ポイント



沖縄との間の海峡を中国軍艦が通過する宮古島で、幹部ら10人が乗った陸自ヘリが4月6日午後4時頃にレーダーから消え、墜落が確認されました。

現在も原因究明中ながら防衛省は墜落から5時間後「事故」と公表しました。

あたかも中国海軍空母「山東」などが近隣の公海上を航行するなか、あらぬ憶測を生まないためだと思われます。

それを知ってか知らずか、撃墜説や時限爆弾説、はたまたステルス・ドローン説などの推測が飛び出しており、急ぎホロスコープからホラリー・リーディングを試みてみました。





≪事故発生時のホロスコープ≫

下図は陸自ヘリ、通称「ブラックホーク」ことUH60が消息を絶った15時55分の現場、宮古島をイベント・ポイント(占星地)としたホロスコープです。



太陽と月のみ許容度数(オーブ)は10度、ほかは6度を標準とし、YOD(ヨッド=150/150/60度)を形成する転(クインカンクス、インコンジャクション=150度)は3度にしています。

ちなみに、「転」という日本語は、その象意内容から当サイトで名付けたものです。


【One Point】 「基本三数」理論に基づいて作成しています。

ハウスシステムは理論に最も近いレジオモンタナス(未修整)を用いており、アスペクトの種類や用いているプラネットも理論に即したハンドメイドです。




≪DES=下降点は“被害者”を象わす≫

まず、最初の解明のポイントは「事件」か「事故」か分かりませんので、その特定から入ることになります。

ポイントはASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)とその共鳴星です。

ASC=上昇点は「乙女宮6度」、共鳴星は「水星」で「牡牛宮4度」+「第9ハウス(室)」に位置し、アスペクトは解説しながら述べます。



被害者側を象わすのは、DES(Desendant:ディセンダント=下降点)です。

DES=下降点は、日本の“民族性”が象徴される「魚宮」で、共鳴星「海王星」もまた「魚宮」に位置し、しかも同じ「第7ハウス(室)」なので齟齬はみられません。

DES=下降点は、「火星」を下三分(ロウアートライン=120度)として、スムーズな象意の関係性を結んでおり“アクション”などをはじめ、ホラリーでは“武器”や“軍事関係”を象わすために、被害者は「自衛隊」で間違いはありません。


【One Point】 ちなみに、中国の“民族性”は「蠍宮」(共鳴星:冥王星)で“国体”は「獅子宮」(共鳴星:太陽)で象徴されます。

上掲のホラリー・ホロスコープでは、残念ながら? 直接的な関与は見られません。




≪世論の“暴騰”を防ぐ≫

多くの方は「事故」ではなく、「他国からの攻撃による墜落事件ではないか?」と疑念を持たれたことでしょう。

なぜなら、有事が生起した場合、南九州を管轄とする警備区域を超えて、沖縄方面にも緊急展開する「第8師団」に1週間ほど前に着任したばかりの師団長ら方面幹部らが多数同行していたためタイミングがよすぎるからです。

もし、当ホラリー・リーディングの結果を、“撃墜事件”と結論付ければ納得してもらいやすいかもしれません。

ですが、国際的な駆け引きが伴なう軍事情勢は、最も慎重な配慮が必要で、そんな単純な動きはありえません。

なぜなら、国家の存亡を決する紛争や戦争に結びつくためです。

相手国の国家の権力者の立場はもちろん、我が国においても日本国民を守ることが難しくなってしまいます。


【One Point】 軽々に判断できる問題ではありません。

防衛省が早々に「事故」と発表したのは、深い理由があって、憶測が憶測を呼んで世論が“暴騰”することを防ぐことが第一だからでしょう。




≪IC=北中点を頂点としたYOD≫

上掲のホラリー・ホロスコープをリーディングした結果は、90%以上の確率で“精神面が絡んだ事故”であることを示しています。

リーディングのポイントは、「IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点:天底)」 を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60度)です。

当該YOD=150/150/60度の底辺は「水星」と「火星」になっています。

「水星」は、今回の“イベント”の主体者側を象わすASC=上昇点の共鳴星です。

もう一方の「火星」は、被害者側を象わすDES=下降点にスムーズにかかわる下三分=120度をとっています。

その両星が「IC=北中点」を頂点としたYOD=150/150/60度を形成している意味は、当該イベントの主体者側と被害者側が同一であって、避けがたい「事故」であったことを象わしています。


【One Point】 宝瓶宮時代のアストロロジーによる「新ホラリー占星学」は、宇宙の根幹法則「基本三数」を適用し内情を含めた解明を行なえます。

イベントが生じた時間や空間(場所)また人間への「運命波動」をリーディングいたします。




≪残り10%の「陰謀論」の場合≫

最後に、10%に満たないレベルですが、第三者による撃墜の可能性に触れておきます。

日本の象意は読みとれても、中国の象意はほぼありませんでした。

しかし、アメリカの象意は案外と見事に読みとれました。

アメリカは“民族性”を「射手宮」(共鳴星:木星)とし、“国体”は日本と同じ「水瓶宮」(共鳴星:天王星)で、“現体制”は蟹宮(共鳴星:月)で象徴されています。

ASC=上昇点の共鳴星「水星」は、アメリカの“民族性”「射手宮」に共鳴する「第9ハウス(室)」に位置します。

当該イベントが起きた“深層”を象わすIC=北中点は「射手宮」自身になっています。

被害者側を象わすDES=下降点に下三分=120度の“武器”などを象わす「火星」は、アメリカの“現体制”を象徴する「蟹宮」に位置しているためです。


【One Point】 結論的に、90%は“逆噴射”で知られる「羽田沖日航機墜落事故」のような“メンタリティー”が絡んだ「事故」です。

残り10%は、日中のトラブルを誘引し、共倒れ狙いか、出張る口実をうかがった「陰謀論」的な見方も可能というものです。









2023-2024-2025
2023.04.07
[汽水域] ― 今後3年間の時代の推移 ―


新時代へのスタートダッシュを決めるとき



「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落しました。

時代が大きく動き出しています。

ただ、この時期は河口の汽水域に似て、現在は淡水の濃度がまだ高いことから古い時代の動きが逆に“悪目立ち”するような状況が起こります。

それゆえ、これまではさほど問題視されなかった言動や状況が通用しにくくなったことを何気に感知して悪あがきをしてしまう古いタイプと、無意識であっても未来を感知して広い大海をご認識されていくタイプに分かれます。

双魚宮時代の社会通念から離れ、大海のごとく広がる宝瓶宮時代の方向性を意識していかれることで、時代の流れとともにある「天運」をつかみやすくなります。



≪今後3年間の傾向≫

というわけで、今年2023年~再来年2025年まで今後3年間の傾向です。

双魚宮時代の末期の“支配星”(共鳴星)「海王星」が、去る3月13日に「魚宮25度」を通過して、今後は12サイン(宮)がはじまる「春分点」の牡羊宮0度に至る約3年間です。

19世紀に発見された海王星の古い象意“まだ見ぬ理想”から、宝瓶宮時代の海王星の新しい象意“実現可能なヴィジョン”への移行期です。

海王星の象意からはそういえますし、宇宙波動エネルギーを伴なった「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からみれば“雨降って地固まる”出来事が生じます。

“雨”が降ったからといって騒がず、その反作用で“地面が固まる”ように宝瓶宮時代の「深層の精神意識」へ大なり小なり変革が進んでいくことになります。


【One Point】 「星のディレクション」に馴染みのない方には申し分けありません。

トランシット(運行)の海王星による古いディレクションが一段落し、新しいディレクションが始まっていくお話です。






≪双魚宮時代の終焉ターン≫

簡単にご説明をさせていただきます。

今後の3年間は、河川の上流から流れてきた淡水と大海の塩水とが交わる河口付近の“汽水域”のような時代です。

海王星が魚宮25度を超えて、魚宮の影響を弱めていく新たな段階の牡羊宮の影響圏に入ったことで、「対立二元論」を歴史パラダイムとしてきた双魚宮時代が終焉ターンに入りました。

これによって古代ギリシャ文明の前2世紀以来、約2,160年間(計算値)続いてきた双魚宮時代から、1989年以降、約2,160年続く宝瓶宮時代の社会体制へと進んでいくことになります。

海王星の魚宮トランシット(影響圏を含む)によって、2009年から始まった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落し、再来年2025年には双魚宮時代の宇宙波動が完全に終わります。


【One Point】 「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)や「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)という呼び名は、地球の歳差運動に伴なう「春分点」の移動によるプラトン月(グレート・マンス)こと「アストロロジカル・エイジ」(占星学的な時代区分)の一つです。



≪立憲民主党の運勢転落≫

宝瓶宮時代が波動的ながら正式に始まった1989年は、東西冷戦の終結宣言が米ソ首脳によって12月に行なわれました。

世界的な「対立二元論」の幕引きです。

日本では、1月に昭和天皇が崩御され、元号が昭和から平成に変わりました。

一方、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが始まった2009年は、戦後政治を担ってきた自民党が第45回衆議院議員総選挙で大敗をし、海王星の“まだ見ぬ理想”を抱く民主党が大勝利をすることによって、政権交代が起きた年です。

その後、民主党は解党に至りますが、その流れを引くのが今年2023年3月にお騒がせ議員として名を馳せた小西参議院議員が所属する立憲民主党です。

結局、海王星の魚宮トランシットとともに民主党は頂点を極め、その流れを引く立憲民主党は海王星によるリバイバルのディレクションが一段落した今年3月以降、終落に向かうことになります。


【One Point】 どこまでご納得していただけるのかはともかく、歴史の流れは宇宙の根幹法則「基本三数」にもとづいた「星のディレクション」によって変遷しています。



【ご参考:「アメリカは世界の警察官ではない」】

国際情勢の動きもご紹介しておきます。

「宝瓶宮時代のビッグバン」に伴なう1989年12月の「東西冷戦の終結宣言」ののち、共産主義国ソ連は1992年に崩壊しました。

終わったかに見えた共産陣営でしたが「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがはじまった2009年の4年後、再び蠢動をはじめましたのです。

それはオバマ元大統領のシリア攻撃の前言撤回とアメリカは世界の警察官ではないことに同意すると言った“マヌケ発言”によって、ロシアは中東へ中国は南シナ海へ世界覇権の野望をむき出しにしはじめました。

世界的な“支配/被支配”の「対立二元論」による国際情勢が、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションによって再燃した混迷期です。






≪新時代へのスタートダッシュ≫

今後3年間は上述いたしましたように“汽水期間”ですが、私たちはどのようにすればいいのでしょうか。

極論的に申し上げますと、双魚宮時代の過去を捨てればいいのです。

“善悪”や“吉凶”また“支配/被支配”の価値観や考え方や生き方、これまでの社会通念に必要以上にこだわらないことが第一です。

ちなみに、多様な個々人の立場や見解にあふれるネットは良し悪しはともかく時代の流れに沿っていますので、適切にご参考にされればよく、逆に従来のトップダウン方式の支配されたマスコミは、古い社会通念が強く、一朝一夕には変わりません。

にもかかわらず困ったことに、人心誘導の経験豊富なプロ集団ゆえに、面白おかしく興味を惹くエンタメ仕立ての記事や番組によって、国民を洗脳していく大ベテランです。

物品による断捨離にかぎらず、そのようなオールド・メディアを含めて精神意識を含めた断捨離を視野に入れておかれるとよいでしょう。

固定観念を捨てて、来るべき新時代はどのような社会なのか、タテのものがヨコになるような想定外の転換が社会に起きていくことを含めて、柔軟にご対応されていかれるとスタートダッシュを図れます。


【One Point】 「深層の精神意識の変革」のデレクションはすでに始まっています。

今年3月からは「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションも始まりました。

自覚しにくい内面の意識分野が今後は問われていくことになる時代です。




≪個々人のメンタリティー≫

海王星の発見や冥王星の発見以来、これまで「星のディレクション」は双魚宮時代から宝瓶宮時代への社会変化がメインでした。

約2,160年ぶりの歴史パラダイムの転換期にあったので当然です。

ですが、双魚宮時代が一段落していく今後は個々人がメインになります。

国民の一人ひとりが主人公で主体的にクローズアップされていく宝瓶宮時代へと進んでいるためです。

それゆえ、個々人のメンタリティー(心性、精神性)や運勢を象る「深層の精神意識」をその方向に次元拡張(上昇にとどまらない)していくことが、ご本人の運勢や日本また世界の命運にとっても重要になっています。

既成の観念をいったん脇におかれて、「基本三数」に沿った宝瓶宮時代の新しい「深層の精神意識」をフリーなお気持ちで個人的に見出すことです。

ご自分の「深層の精神意識」は、他人にはどうすることもできませんので、すべて自己の責務になっているからです。


【One Point】 今後の3年間は、新時代に向けたメンタリティーの“次元拡張”やスタートダッシュを図れる準備をされるとよいのです。

その後の命運を左右することになります。

そこにおいて他人は関係がなく、何を選択されるかは個々人のご判断と選択にかかっています。



【ご参考:国民主権の自主的裁量】

左巻きの人々がよく言っている「政府が悪い、国が悪い」というのは、一つは制度上の不備や職務上の責任のケースがなくはありません。

ですが、それゆえ自分が悪くない間違っていないということとは別の問題です。

お互いに国民の一人で、その精神意識が今後、問われていくことが起こる新時代です。

私たち国民の一人ひとりが主権者のこの国なので、議会制民主主義の日本においては、議員を選ぶ自由なご判断による1票を有し、誰でもなく自分自身の精神意識の問題になっています。

そのような個々人の自由や個性(才能)や友愛精神(和、絆、民度)はもちろん、深層の精神意識を含めた責任意識が問われていく“汽水期”の今後3年間だというお話です。









宇宙は光に満ちていた
2023.04.05
[透明空間] ― ちょっと不思議な宇宙のお話 ―


見た目は暗闇? 実際は異なる宇宙空間



まずは物理科学による一般的な宇宙空間の意外なお話になります。

ほんとうの宇宙「クオリアル・ワールド」を「基本三数」から知れば、歴史や人生の意味が分かるのですが、当記事はそのお話ではなく「物理宇宙」の生命の真実をお伝えいたします。

たとえば、日光が大気に当たらない時間帯、つまりが夜に空を見上げれば、星だけが光る真っ暗闇の宇宙空間のように見えます。

ですが、宇宙に出れば分かるのですが、実際は暗闇ではなくまばゆい光に満ちています。

また、無重力空間ではなく、あまねく重力(引力)に満ちているのです。



≪宇宙は光に満ちている≫

まずは、その辺りからご紹介いたします。

夜空が真っ暗闇に見えるのは、実は逆で宇宙空間が真空で透明な光に満ちているからです。

何もない真空で物質存在の密度が極端に低く、実在するのは超極一部分に星やガスを含めた星雲などが偏在しているだけです。

ただし、かつてのハッブル宇宙望遠鏡が撮影した下の画像をご覧いただけましたらお分かりのように、見た目にはびっしりと星があって、宇宙の果てが覗ける隙間がないほどです。

にもかかわらず、大気を通して地上から見る宇宙は、一定以上に光る星(恒星や星団や銀河)しか見えず、宇宙空間は光に満ちて透明ゆえに、真っ暗闇に見えるという面白い逆説的な事実があります。


【One Point】 光の三原色「R/G/B」が交わると透明になります。

光は透明なので、白い用紙に三原色を当てると交わる部分は白になりますが、透明ゆえに用紙の白地がそのまま見えるのと同じです。



【ご参考:光と宇宙波動エネルギー】

本文の繰り返しになりますが、宇宙は光に満ちています。

光は透明ゆえに、光そのものは見ることができず、微細なチリを含めてモノに反射して初めて存在を確認することができます。

では実在の宇宙「クオリアル・ワールド」ではどうなのでしょうか。

「物理宇宙」が光に満ちているのと同様に、「エネルギー宇宙」は時空を超越した宇宙波動エネルギーに満ちています。

人は地上のどこにいても、無意識ながら深層の精神意識によって共鳴関係を結ぶ“受容体”を伴なっています。

「基本三数」また「数理法則」によるホロスコープ解釈から論理的に見えてくる事実です。

ついでに申し上げますと、深層の精神意識を内奥に抱く個々人は、微弱ながら“発信体”ともなっています。




≪宇宙は重力に満ちている≫

また、宇宙空間は無重力ではなく、大なり小なり重力に満ちています。

古典力学におけるニュートンの万有引力の法則による事実ですので、とりたてて書くほどではないのですが、論旨展開上、触れさせていただきます。

アバウトながら太陽から約1光年ほどの距離に太陽の引力と他の天体や銀河との引力とが均衡する場所に「オールトの雲」が球殻状に広がっています。

この意味は、その辺りまでは間違いなく太陽の引力がおよんでいる「太陽系」の範囲内で宇宙は無重力空間ではないことを意味しています。

では、なぜ「宇宙は無重力」といった勘違いをしてしまうのでしょうか。

たぶん最大の要因は、地球を猛スピードで回る人工衛星(宇宙船)の中では無重力状態が形成されるために、宇宙飛行士やモノがフワフワと浮いている映像を目にしたことがあるためだといえそうです。

当然です。

人工衛星は、地上に落下しないように、また宇宙に飛び出ることもないように、ちょうど引力と遠心力のバランスがとれるスピードで地球を回っているために、宇宙船の中では無重力状態が保たれています。


【One Point】 地球空間もある意味同様です。

地球は太陽の周りをマッハ900ほどの猛スピードで回っていているために、宇宙船地球号は無重力ゾーンです。

それゆえ逆に、地球自体の引力によって地上に存在することが可能になっています。



【ご参考:宇宙船外での活動作業】



地球を回る宇宙船の船外で、宇宙服に身を包み、フワフワと浮くように作業している映像を見た方も多いと存じます。

実はこれも宇宙船と同じ猛スピードで地球を周回しながら作業をしています。

ですが、同じスピードで移動する宇宙船から撮影していますので、映像的には早さを感じることはありません。

また、真空ゆえに空気抵抗がなく、慣性の法則によって宇宙船と同じ速さが保たれているため、こちらも宇宙空間は無重力のように見えてしまいます。




≪宇宙の中では異常な地球≫

宇宙の中で地球は最大の異端の惑星です。

宇宙空間は真空で遮るものがないために、灼熱の太陽光もしくは絶対零度に近い極寒のコントラストがはっきりした世界ですが、地球は大気や水蒸気による温室効果によって適度に保たれています。

また、引力によっていつかは天体に吸い寄せられてしまう重力空間なのですが、地球をはじめとした太陽系の星々は、見事なバランスによって公転を続け整然と秩序が保たれています。

さらに、宇宙空間は有害な宇宙線が飛び交う世界です。

人間にとって一瞬たりとも存続できない過酷な死の世界が、宇宙空間の実状です。

ところが、そんな大宇宙の中で例外中の例外になっている地球で、生命体が繁殖し維持され続けている“超異常”な惑星になっています。

もっとも人間にとっては、ごく日常の環境で当たり前なのでさほど気にしていません。

ちょうど母親の胎内のように、外部から守られた地球胎内システムになっています。


【One Point】 宇宙空間の広さを砂浜に例えれば、人類が居住している地上は、一粒の砂ほどの範囲の空間にすぎません。

人類にとって人生という名の生活や活動の舞台で、苦楽を享受し成長できる大自然で、人は食物連鎖の頂点に立っています。



【ご参考:生命環境存続の宇宙的な理由】

地球に生命が存続する理由についてです。

最大の理由は、太陽系が安定していることです。

宇宙空間においては、天の川銀河の変化が大きい中心付近ではなく、やや端っこの安定した位置に太陽系は存在しています。

近隣に大きな影響をもたらす不安定な星や星団がなく、まるでバブル(泡)の中にいるように、周囲から隔絶された太陽系になっています。

また、大宇宙の中では小さめの太陽であることもそうです。

もう少し大きく、エネルギー放出の強弱の差が激しければ、安定した環境は望めません。

時間的には、太陽また太陽系が安定期にあることもその要因です。

地球をはじめ太陽系の惑星たちも、また秩序だった公転や自転を維持しており、地球の安定を脅かしていません。




≪地球に降り注ぐ宇宙線≫

物理科学からみた宇宙空間のお話をもう少し続けます。

「なぜ地球には生命体が存続できるのか?」

見えない運勢エネルギーはさておき、物理科学的な理由の一つは、太陽からほどよいハピタブル・ゾーン(生命居住可能領域)の中に地球が位置することとされています。

そういった簡明な理由にかぎらず、気の遠くなるようないくつもの条件に条件が複雑に絡み合って、地球上に生命体の存続は可能になっています。

案外と気づかれていないその一つは、地球磁気圏の存在です。

ほどよく蒸気を含んだ大気の存在はもちろん、北極と南極の適度な磁力によって、地球はスッポリと見えない磁気に覆われています。

生命維持に必要な太陽光と併せて、日夜を分かたず注がれ続けている有害な太陽風(電磁波)をはじめ、宇宙のあらゆる方向から飛んでくる宇宙線(電磁波)を防ぐ見えないバリアの役目を果たしています。

もし、地球磁気圏がなければ、日焼け程度で収まらず、まるで電子レンジの中にでも住んでいるかのように生命の存続は不可能で、遺伝子も変異をきたしてしまうでしょう。


【One Point】 ほかの大きな理由としては、太古の地球に起きたジャイアント・インパクトに起因し、地球の一部が飛ばされたことです。

それによってできた「月」が衛星として存在することによって、地球の自転軸は安定し、季節などの環境変化が保たれているようです。






≪クオリアル宇宙≫

「物理宇宙」からみた意外な宇宙空間の事実をいくつかお届けしました。

これらは近現代物理科学が解明してきたものですが、宇宙の90%以上はまだ解明されていないといいます。

実際、物理宇宙だけで人間の生命が維持されているわけではありません。

「物理宇宙」と並行して、心性や霊性面をも凌駕した「エネルギー宇宙」が時空を超越して併存し、運勢や生命波動をもたらしています。

信じられないという方がいらっしゃると存じますが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーからも明らかで、たとえば宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」によって、時空を超越した象意やリーディングが成り立っているという事実からも見えてきます。

たとえていえば、人間の心と体と同じで、「エネルギー宇宙」と「物理宇宙」との並存「共鳴関係」によって、実在の「クオリアル宇宙」は成り立っています。


【One Point】 「宇宙波動エネルギー」は、“深層の精神意識”を受容体とし“生命エネルギー”と共鳴関係を伴なっています。

俗にいう“運勢”や“天運”などともかかわり、宇宙波動エネルギーの働きや共鳴関係が途絶えれば生命維持は不可能になります。



【ご参考:宇宙「共鳴波動科学」の必然性】

「クオリアル宇宙」は宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座:初回2012年)で、守秘義務とともに示唆してきたものです。

宇宙の根幹法則「基本三数」にもとづく実際の宇宙「クオリアル・ワールド」は、通称:宝瓶宮占星学のバックボーンや真髄ともなっています。

「物理宇宙」の重要性を認識しつつ、主観的な心霊主義(神秘主義:スピリチュアリズム)を超えた「エネルギー宇宙」を理解することで、不思議系の謎が解けていきます。

宝瓶宮時代は、物質に偏った現代物理科学を超えて、超科学的な「共鳴波動科学」(仮称)といった分野に進んでいかなければなりません。

新しい概念ゆえに、既存の単語では表わせないため「クオリアル」また「クオリチュアル」さらには、その導入を兼ねて「霊識」といった単語を用いています。









相性 水卜麻美&中村倫也
2023.04.02
[相性リーディング] ― 2年目が最初の試練のとき ―


恋愛相性は良いけれど結婚相性はいくぶん複雑



皆さまご存じのお二人の結婚が先月2023年3月25日に発表されました。

ひさびさに生年月日を確認できる有名人どうしのカップルで、リクエストも頂いたことから相性リーディングをご紹介いたします。

乙女宮の象意を持つ「月」に加えて、出生時の「土星」を「太陽」が上三分(アッパー・トライン=120度)とする水卜麻美アナは、異性を用心するところもあって、昨今のトランシットの木星が出生時の「太陽」に合(コンジャクション=0度)をとる時期でないと結婚を決められません。

そういった重要な「星のディレクション」による相性変化を含めて、準主役が多い俳優・中村倫也氏との複雑さのある結婚相性リーディングをお届けいたします。



≪お二人の相性ホロスコープ≫

出生時間が分かりませんので、下掲の相性ホロスコープは、水卜アナのソーラーチャートをベースに中村倫也氏の星を書き加えました。



相性は人と人との関係性なので、アスペクトが重要です。

ただ全部の相性アスペクトのラインを記入すると、見にくくなりますので影響力が大きい基本の四つのアスペクトに絞って記載しています。

外側の円には、ご結婚の背景を知るのに必要なので、結婚発表時の星の配置を記しています。


【One Point】 「ソーラーチャート」の相性ホロスコープは、出生時間が分からなくても作成できますので重宝です。

当サイトでは、一般的なお昼の12時ではなく、日の出の時刻で作成して動きの早い月のみ1日に動く範囲の度数を表記して、正確なリーディングができるようにしています。




≪お二人の相性ポイント≫

お二人の相性のポイントは代表的には次の3つです。

1、
恋愛相性はかなり良い。

2、
結婚相性は両側面があり、複雑で、そのときの星の動きによる相性変化によって大きく左右されます。

3、
現在は、ベストに近い相性の時期にありますが、最初の試練は来年2024年になっています。


水卜アナは、比較的ながら誰とでもうまく体裁をつくろえて離婚を認めにくい運勢をお持ちです。

また中村氏とは、ケンカしても離れにくい相性がありますので、その限度を超えるトラブルが起こらなければいいのですが、問題は中村氏の離婚運です。


【One Point】 さらには復縁運をお持ちの中村氏です。

これまでの恋愛関係で疎遠になっても、水卜アナとはケンカしても離れがたい相性があることから、断定はいたしませんが、水卜アナはこの時期に“何とかなる”と前向きにご結婚を決められたようです。




≪たいへんに良い恋愛相性≫

上掲の相性ホロスコープには、◎や■などの記号を付けています。

二重丸(◎)は大変に良い相性の部分で、黒四角(■)はご注意が必要な相性の部分です。

お二人の「金星」は三分(トライン=120度)で、お互いに相手の情愛をスムーズに感じとれてご理解し合える相性になっています。

そのうえ、彼の「火星&木星」は、水卜アナの「金星」と三重合(トリプル・コンジャクション=0度)を形成して、これはベストに近い恋愛相性の一つです。

彼は、本質的にはストレートな水卜アナの意外と細やかなところのある愛情表現や気配りなどに男心を奪われ、多少がさつな部分があっても目に入らず、ご自分でも気づかずにスルーしてしまう相性になっています。

年齢が年齢だけに「恋は盲目」とまでは言いにくいのですが、そういった部分があって気にならずに受け入れてしまう“倫クン”になっています。


【One Point】 昨今は恋愛結婚の時代ですので、恋愛相性が良くないと結婚に至れません。

それはそれでいいのですが、良し悪しはともかく恋愛相性=結婚相性ではない事実があります。

次に、肝心かなめのお二人の結婚相性をお届けいたします。





≪いささか複雑な結婚相性≫

恋愛相性は良いものの結婚相性は両方があっていささか複雑です。

ポイントは3つ。

お二人には「夫唱婦随」となる夫婦相性があるため、しぜんと惹かれ合います。

その一方、もし中村氏が午後6時頃以前のお生まれの場合、ご結婚は破局に至る避けたほうがよい相性も見られます。

ただし、相性アスペクトの許容度数(オーブ)ぎりぎりながら、一度深く縁を結んでしまうとケンカして離れても、なぜか会いたくなってしまう“腐れ縁”となる相性があります。

水卜アナは絶対ではありませんが、オモテ向き仮面夫婦でも続けられる運勢をお持ちなので、オモテだった離婚を選択するかは微妙な星の動きに委ねられています。


【One Point】 思春期とは違ってお互いに芸能界に身をおき、社会的な分別を伴なったいい大人のお二人です。

夫婦の愛情が冷めてもオモテだった離婚がマイナスになるとご判断すれば、相応に継続は可能なお二人です。




≪乗り越えるべき最初の試練≫

上述のような両方の結婚相性がある場合、そのときどきの相性変化をもたらす「星のディレクション」のリーディングが重要になります。

現在は、冥王星が一時的に水瓶宮に入宮し、木星が水卜アナの出生時の「太陽」に合=0度をとるために、お二人の結婚相性は最高度にも高まっています。

中村氏の「月」と水卜アナの「火星」の三分=120度の相性に、現在、水瓶宮に入宮した冥王星が同じく三分=120度をとって大三角(グランドトライン=120度×3)を形成し、夫婦蜜月のご結婚にいたる相性変化をもたらしているのが第1点です。

さらに水卜アナの出生時の「太陽」は、中村氏の星とたいへんに良い二重丸(◎)や丸(〇)の相性を持ちますが、それが120%発揮される相性満開のときになっているためです。

現在はそうですが、問題は星たちが動いて、ふだんのお二人の結婚相性に戻るだけでなく、来年2024年になると唯一、お二人の間にある破局の相性を強める時期が訪れることです。

出生時間によって多少時期はズレますが、だいたい来年2024年春頃~再来年2025年春頃までの1年間ほどと、その直後のご対応次第がポイントです。

最初の危機をどう乗り越えられるかが課題です。


【One Point】 仮面夫婦でも続けていく可能性はあります。

ですが、中村氏は破局運ともいえる離婚しやすい結婚夫婦運を生まれ持ちます。

その反面、復縁の運勢を持ち、腐れ縁の相性もあることから複雑で、結局はイージーな中村氏の素行がカギを握ることになります。









アスペクトのお話
2023.03.30
[局面] ― なぜそのような象意になるのか? ―

“アスペクト”が理解できればリーディングは90%可能



ホロスコープの象意を見抜くカギは“アスペクト”にあります。

英語の「Aspect」は“局面”や“状況”といった意味を持ち「象意解釈」とほぼ同義語でもあるのです。

一方、現代占星術は星どうしがとる角度をアスペクト“座相”としてとらえています。

ですが「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする宝瓶宮時代でクローズアップされていくのは、相互の“関係性”なので、ホロスコープにおいて“アスペクト”が意味する「位置関係」は重要になってきます。

なぜなら、すべて「位置関係」によってホロスコープのサイン(宮)やハウス(室)などの構成要素(占星要素)も象意も定まっているからです。






≪アスペクト=位置関係≫

「え? ホロスコープは“アスペクト”がすべてなの?」

「ほんと? じゃ、サイン(宮)やハウス(室)は?」

黄道上の「春分点」を始点に牡羊宮→牡牛宮→双子宮→蟹宮…そして最後の魚宮まで12サイン(宮)はすべて「位置関係」が決まっており、それによって象意も定まっています。

また、東の地平線上のASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)を始点に空間を位置的に第1ハウス(室)~第12ハウス(室)に12区分したハウス(室)も同様に位置関係で象意が定められています。

ホロスコープの各構成要素は、すべて出生地などの「イベント・ポイント」からみた位置関係によって決まり、それに伴なって象意も規定されています。

その象意の根っことなっているのが“宇宙の根幹法則”と“12数理”です。


【One Point】 「では、動き回るプラネット(惑星)はどうなるの?」、そう疑問をお感じの方がいらっしゃるでしょう。

星たちも太陽から冥王星まで並び順による「配列法則」すなわち位置関係によって、やはり象意が規定されています。



【ご参考:原意、本意、象意があるけれど】

当記事では、すべて「象意」と表記させていただきました。

厳密には、ホロスコープまた構成要素には「原意」や「本意」があります。

それをベースとして、個々に象意展開されますが、宇宙の根幹法則に基づいた“基本の象意”や“ほんとうの象意”を「本意」と呼んでいます。

また、それらの根本となる象意を「原意」と呼ぶことがあります。

厳密にはそういえますが、本文では象意解釈を含めてすべて「象意」とのみ表記しています。

なぜなら細かく厳密に用いると、ご説明が長くなり本旨が分かりにくくなるためです。




≪宇宙森羅の最小象徴数=12数≫

「奥義講座」をご受講された方はご存じのとおりです。

ホロスコープ・リーディングの“マスター・キー”となっている宇宙の根幹法則「基本三数」によって、象意のすべては展開され、位置関係に伴なって定められています。

「基本三数」をベースに「数理法則」の12数によって、個々の構成要素の象意は定まっています。

“占い”となった既存の占星術にはない、現実宇宙に基づいた最先端の解釈です。

ちなみに、「数理法則」というのは「基本三数」が基本三数展開した“宇宙森羅の最小象徴数=12数”から成り立っています。

「アスペクト=位置関係」の象意も同様に12種類によって最小限に象徴されており、ホロスコープのすべての解釈が可能になっています。


【One Point】 ホロスコープ・リーディングは、宇宙の根幹法則に象意の根因があります。

地球上の人間も宇宙の一員なので、それに基づいた「宇宙波動エネルギー」との共鳴関係によって運勢作用を受け存続しています。




≪新しい「ホロスコープ理論」≫

もう少し申し述べさせていただきます。

宇宙太陽系の星との位置関係を写しとったホロスコープは、「基本三数」にのっとった象意構造を持ちます。

さらには「数理法則」の12数によって、個々に象意展開されています。

文章にすると難しく思えるかもしれませんが、実は滅茶苦茶シンプルです。

「光の三原色」(色の三原色)から「12色の色相環」が展開されているのと同じです。

というか、宇宙の根幹法則「基本三数」から12数の「数理法則」への展開が宇宙の根本原則として先にありました。

「光の三原色」はその実際的な展開例の一つです。

地上からみた宇宙太陽系を写しとった「ホロスコープ」も同様です。

そこに秘められているのが「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」で、地上との共鳴関係によって、時空を超越した影響をもたらしています。


【One Point】 重要なことは“当たる/当たらない”のホロスコープ占いをはぐくんできた双魚宮時代は、先頃、一段落したことです。

今後は宇宙法則に基づいた「宝瓶宮時代のアストロロジー」へと漸次、移行していくことになります。



【ご参考:“疑似科学”とされた「四大元素説」】

古代ギリシャの世界観は「四大元素説」(熱冷乾湿/火土風水)でした。

いくつか解釈がありますが、世界は熱冷乾湿に伴なう火土風水の四元素から成り立っているという考えです。

その「四大元素説」は、古典アストロロジーにおいて四角い「ホロスコープ」を解読する基礎理論になりました。

しかし、近代科学の発達とともに“疑似科学”すなわち迷信とされ、学問的には通用しなくなって古典理論は終わったのです。

その後、古典占星術も18世紀末期の天王星の発見によって理論破綻をきたしています。

ところが、19世紀中頃に海王星が発見されるとその象意“事実誤認”や“まだ見ぬ理想”などによって、理論なき秘境占星術“ホロスコープ占い”(現代西洋占星術)が萌芽しました。




≪アスペクトを理解する≫

早いお話が、アスペクトの正しい象意を知れば、ホロスコープは90%以上ご理解できます。

残り10%は適用の仕方や、実際的なリーディングの経験です。

といったことから、12種類のアスペクトの象意をどのような方法で皆様にお伝えすればよいのかが人類の英知「アストロロジー」(星学)を実学として活かすリーディングにつなげる道になります。

宇宙この世界の根幹法則は「基本三数」で、そこにすべての答えがあります。

「数理法則」によって、1数~12数まで宇宙森羅の最小象徴数の象意を知れば、案外と簡単にご理解いただけます。

それを、2つと同じものがない個々のホロスコープに自在なリーディングとともに応用展開していただき、日常生活や社会活動に役立ていただきたく存じます。

後日、12数のアスペクトの象意に関する講座などをご提示いたしたいと考えています。


【One Point】 「奥義講座」をご受講された方には一部を除いて重複した内容になります。

時代変化に伴なう新しい解釈を含めて、深層の精神意識の変革や実践リーディングに役立つ解説講座を考案中です。



【ご参考:時代区分とアストロロジーの変遷】

本来のアストロロジー(星学)は、アストロロジカル・エイジ(占星学的な時代区分)とともに変遷しています。

紀元前の「白羊宮時代」(はくようきゅう じだい)のアストロロジーは、古代カルデア人による「天体観測」でした。

紀元前2世紀頃~先頃の20世紀末1989年までの「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)は、古代ギリシャに発祥したホロスコープを用いた「古典アストロロジー」でした。

当時は最先端の学問だったのですが、16世紀に“疑似科学”とされ、海王星の発見によって“占い”と誤認されるに至ったのです。

昨今の「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)は、宇宙この世界の現実に根差した根幹法則「基本三数」また新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」をバックボーンとした「新しいアストロロジー」(宝瓶星学、通称:宝瓶宮占星学)になります。









- CafeNote -