火/土/風/水の四大元素説
2023.08.16
― 近代科学によって“疑似科学”へ ―


物理科学はともかく、現実宇宙は4つに区分できる



八「いやーっ、暑(熱)いね、熊さん」

熊「夏だもんな、八ぃ。あと四月もすればお正月だ。寒く(冷)なるなぁ」

八「気が早えぇ! そうそう唇が乾いたりするっていうよなぁ」

熊「まったくだ、夏は逆に蒸し暑くて、じっとり湿って汗ばむしな」

なんて会話があったわけではありませんが、古代ギリシャの賢人たちは、この世界は「熱/冷/乾/湿」、基本的な4つの事象から成り立っていると考えていました。



《 熱冷乾湿/火土風水 》

熱い! 冷たい! 乾いている! 湿っている!

地上世界の事象は基本、四つに区分できるというのです。

で、この基本の現象は「なにゆえだろう?」と考えた結果、この世界は「火/土/風/水」の4大元素からできているとしたのが、当時、最先端の学問、古代ギリシャの世界観「四大元素説」でした。

笑ってはいけません。

約2,500年も前のお話です。

フィロソフィー(愛智、哲学)で知られる賢人たちが、この世界の成り立ちを真剣に模索した結果、世界は「熱/冷/乾/湿」の四大事象をベースに「火/土/風/水」からできているとする四大元素説だったのです。


【One Point】 これ以前、はるか昔から古代メソポタミアでは古代カルデア人たちが、優れた数学と天文知識とによって天体観測「ホロスコポス」(時の見張り人)を続けていました。




《 四角いホロスコープの発祥 》

天体観測「ホロスコポス」と、古代ギリシャの「フィロソフィー」とが結びついて、四角いホロスコープが生まれています。

「古典アストロロジー」の誕生です。

「火星が水平線に昇る頃に生まれた子どもは健康(元気)である」といった地上の人間との関係性を東の地平線上に昇る星を天体観測していた古代カルデア人は発見しました。

古代ギリシャ時代になると、東の地平線上に留まらず、全天を観測し、地上の1点との位置関係を写しとった四角いホロスコープが発祥します。

四角だった理由は、まだ丸い宇宙といった概念がなかったこともさることながら、「熱冷乾湿/火土風水」といった「四大元素説」によって解釈したからです。

それによって、個人の“気質”や“体質”などが分かり、治療などの医術に役立てることができたのです。



【One Point】 「インド占星術」のホロスコープは今でも四角です。

12サイン(宮)のはじまりも当時と同じで「サイデリアル方式」です。

そのため「トロピカル方式」の現代占星術とは12サイン(宮)の位置が約1サイン(宮)分ズレています。




《 アストロロジーから占星術への変容 》

医学の父(祖)「ヒポクラテス」(BC460頃-BC370頃)は、次のように述べています。

「アストロロジーの知識のない者に医師を名乗る権利はない」

本当に言っているんです。

それほど、ホロスコープから個々人の気質や体質を明らかにして、罹りやすい病気などの診断ができた「古典アストロロジー」は実学でした。

ゆえに、アストロロジー(天体:Astro の学問=科学:logy)なのです。

それは過去のお話。

近代科学の発達によって、16世紀以降「四大元素説」は“疑似科学”(迷信)とされました。

ときの著名な天文学者ケプラー(1571-1630)は、学問として通用しなくなった古典アストロロジーを、四大元素説をベースとした「古典理論」を維持したまま、「古典占星術」に変えて、天文学研究の資金としたのです。

この「古典占星術」までは、古代ギリシャの「古典アストロロジー」のホロスコープ理論を奉持していました。


【One Point】 ところが、19世紀後半になると、その理論を完全に捨てて、結果的に「火/土/風/水」の言葉のみを残した「現代占星術」に変容しました。

「古典占星術」の象意解釈のみを引き継いた純然たる“ホロスコープ占い”です。




【ご参考:アラン・レオの功罪】

“現代占星術の父”と呼ばれるのがアラン・レオです。

彼は、19世紀後半の世界的な“心霊ブーム”(近代スピリチュアリズム:神秘主義)のなか、古典理論を完全に捨てて当たる/当たらないの“ホロスコープ占い”に、カテゴリー・チェンジさせました。

彼自身が「自分の解釈は“秘境占星術”(神秘占星術)だ」と述べているほどです。

もはや、アストロロジー(学)ではなく、当時の“心霊ブーム”に乗ってアストロ・ディビネイション(Astoro Divination:星占い)を立ち上げたのです。

「そうだったのか!」と理解しました。

かつて西洋占星術に心酔し、懸命に学びながらも、なぜ途中で「飽き足らなくなった」のか、その理由が“ホロスコープ占い”への変容にあったのです。

同じようにホロスコープを用いますが、本来の「アストロロジー」と、現代の占星術は別物だと理解できたのです。

もしかしたら、現代占星術は「アストロロジー」だと信じて案外と多くの方が“事実誤認”や“勘違い”をされておられるのかもしれません。




《 実際の宇宙は四区分できる 》

ここで一つご質問をいたします。



古代ギリシャの「古典アストロロジー」は、紀元前5世紀前後から15世紀まで、なぜ二千年間も続くことができたのでしょうか。

さらに、その後も「古典占星術」ながら、古代ギリシャ以来の“四大元素説理論”を奉持し続けてきたのでしょうか?

お答えは、物理科学によって“疑似科学”(迷信)とされましたが、宇宙この人間世界を含めて、四つに大きく区分してとらえるということに、一面の事実(真実)が含まれているからです。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」からもそういえます。

物理科学は確かに客観的な事実ですが、宇宙この世界は物質のみで成り立つものではないために結局、一側面にすぎません。

実際の宇宙(当サイトでは「クオリアル宇宙」)は、物質を超えた“宇宙波動”や“精神意識”など未知の側面もあって、基本的に大きく三つ、実際展開されると四つに区分することは、間違っていないからです。


【One Point】 宝瓶宮時代の新しいアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)も同様です。

今日、最先端の根幹法則「基本三数」3(4)数の“疑似版”が、古典アストロロジーの「四大元素説」だといったら皆さまは哄笑されるでしょうか。




《 新たな「実学」のはじまり 》

熊「何だか、いろいろあるなぁ、八よぉ」

八「まったくだよぉ。よく分からないけど、好きにしたらいいんじゃないの」

熊「そうだな、おまえも好きに生きてるもんな」

八「はいぃ。こりゃまった失礼しやした!」

なんて、どこの誰だか分からない八っあん熊さんの再登場です。

量子論(量子力学)など最先端物理科学を超える宇宙この世界の根幹法則「基本三数」(数理法則)を、ホロスコープの新しい解釈理論とした宝瓶宮時代のアストロロジーもまた「実学」として再登場です。


【One Point】 確かに古代ギリシャの世界観「四大元素説」は、物理科学的には“疑似科学”でした。

ですが、実際の宇宙この世界の四つの分野を、四大元素で象わし間違ってはいますが、それなりに示唆していたということです。










木原副官房長官を読む
2023.08.07
[運勢頼み]― 「策士策に溺れる」にご注意を ―


“イケイケどんどん”のソーラーチャートが意味するもの



あまり気が進まないのですが、話題の木原副官房長官のホロスコープ(出生天球図)をみてみようと思い立ちました。

出生時間が分かりませんので、例によって便利な「ソーラーチャート」によるリーディングです。

“総理官邸を動かしている”ということから、さぞ特徴のあるホロスコープかと思いきや、期待外れで、運勢頼みといえるソーラーチャートでした。

昨今は、社会的な地位が上がる“立身出世”の運勢期にあるものの、中身が伴わなければ“誤魔化すことのできない現実”が露呈していく時期でした。



《 木原氏のソーラーチャート 》

下図が出生時の「太陽」を始点とした木原氏のソーラーチャートです。



トランプ元大統領や習近平主席と同じ双子宮生まれ(太陽)だったとは…。

ただ、どこにでもありそうなホロスコープ(出生天球図)で、以下、簡単にポイントのみリーディングをお届けいたします。

【One Point】 “イケイケどんどん”のホロスコープです。

運勢が良いときには、ご自身の妄想絡みどおりにどんどんと事が運びやすいのですが、運勢が低下し、内面性が伴なっていないと、“策士策に溺れる”の例えどおりになりかねません。




《 人徳さえあればいい人です 》

主なポイントは、次の3点です。

1、「太陽と木星」「月と海王星」「水星と冥王星」の三分(トライン=120度)。

2、「太陽」に「冥王星」、「月」に「木星」、「火星」に「天王星」がそれぞれ下方矩(ロウアー・スクエア=90度)。

3、「太陽」を軸に「ドラゴンヘッド&ドラゴンテール」のT矩(Tスクエア=90/90/180度)、ならびに共鳴リーディングによって「金星」を軸に「ケレス」と「木星」を交えたT矩=90/90/180度があります。

吉凶や良し悪しは関係がなく、人徳を含め、活かせるか活かせないかが重要です。

当たり前ですが、“人徳”さえあれば“情動”も深く、いい人なんですよね。


【One Point】 もう一つ書いておきます。

蟹宮の「月(朝6時半頃までの生まれの場合)/金星/火星」で、火星を除いて第2ハウス(室)に位置します。

どちらかといえば補佐役タイプです。

ただし、「獅子宮」の象意を伴なった「月」なので、どうしても“中心志向”が出てきます。




《 正反対の海王星と土星のディレクション 》

「冥王星」に上三分(アッパー・トライン=120度)をとる「水星」は、許容度数(オーブ)6度のギリギリながら「土星」と合(コンジャクション=0度)です。

この秀逸なところは、「太陽」に下方矩=90度の「冥王星」を持たれることから情動が強く深いのですが、知に働き過ぎたり“論理”や“知性”に優れていることから、裏切らない補佐役や参謀タイプになれる策士の側面が強いことを象わします。

すでにピークは過ぎましたが、2015年~アバウトで今年2023年まで、約9年間は例えば中国の一帯一路のように、“大望”(見果てぬ夢“理想”)を抱いてまい進する人生期になっています。

また昨年2021年3月以降は、トランシットの土星によって、逆に現実への着地が可能な「星のディレクション」(運勢変化)を受けていた時期でしたし、今年2023年は“社会的な地位向上”が可能な立身出世の運勢期にありました。

ただし当該ディレクションは、内実が伴わないと誤魔化すことなく現実が露呈されてしまうことが起こります。

なぜなら、土星は“誤魔化すことのできない現実”を象わすためです。


【One Point】 当サイトでは、太陽と月のみ許容度数(オーブ)10度をとり、それ以外はマイナー・アスペクトを除いて、6度を標準としています。

実際には、当該ホロスコープの共鳴関係を加味して微調整します。




《 ご参考:星のディレクション 》

下図は、上掲の木原氏の「ソーラーチャート」に昨今の「星のディレクション」(運勢変化:アスペクト)をご参考に記したものです。



ソーラーチャートなので、出生時の「太陽」とのアスペクトです。

これによって“運勢頼み”といえる木原氏に、昨今、働いている「星のディレクション」(運勢変化)を知ることができます。


【One Point】 「太陽」のほかに代表的なディレクション・ポイントに「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)があります。

ですが、出生時間が不明なので確定できず今回は割愛させていただきました。




《 “大望”(幻想)と“立身出世” 》

トランシットの「海王星」は、今年2023年前半の一時期を除いて、木原氏の出生時の「太陽」に2015年以来の上方矩(アッパースクエア=90度)を投げかけています。

もともと、出生時の「月」と「海王星」の三分=120度を生まれ持つ木原氏は、気づくと気づかないとにかかわず、当該ディレクションによって人並み以上に“大望”(幻想)を抱く人生期にありました。

どこまで実現可能かは、彼の“現実”次第ですが、優れた「知性」と強い「情動」とによって活動の“原動力”となります。

“大望”(幻想)が現実化しやすかったのが、トランシットの「土星」の上三分=120度のディレクションを受けた期間で、一昨年2021年3月からでした。

引き続き“社会的な地位向上”がもたらされる、その後の上方矩=90度のディレクションにつながっていきますが、“誤魔化すことのできない現実”を象わす土星はシビアなので木原氏の“実体”が問われていくことになります。

現在、ネットで話題の「木原妻の元夫“不審死”」にまつわる大問題がそうです。

さらにこの8月は、トランシットの「水星&火星」が彼の出生時の「太陽」に下方矩=90度をとり、また「ケレス」が下三分(ロウアートライン=120度)をとっていくために、パワー・ダウンを余儀なくされるでしょう。


【One Point】 彼には、他人には計り知れない“情動”の強さと深さがあります。

“情けは他人のためならず”も起こりえますが、計算知(打算)に走りがちな彼の知性は逆に、“策士策に溺れる”といった方向に働きかねないのでご注意も必要です。











第4回「矩(スクエア=90度)」
2023.08.05
[アスペクト完璧講座]― 宇宙の秘密を内包する ―


矩=90度を正しく理解できる人は“無流”である



ご好評の「アスペクト完璧講座」、第4回「矩(スクエア=90度)」のお知らせです。

「矩=90度」は、宇宙の秘密にかかわる象意を秘めたアスペクトです。

もちろん、誰もそんなことは知りません。

ですが事実です。

一例ですが、ハウスシステムのホロスコープで最も重要な4つの「基本点」(Angle:ASC/IC/DES/MC)にかかわるアスペクトは「矩=90度」だからです。



《 「土星」と正反対の象意 》

西洋占星術関係者の間で、かつて「土星を正しく理解できる占星術師は一流である」といったことが言われました。

それほど「土星」の象意を正しく解釈することは、西洋占星術また“ホロスコープ占い”の現代占星術では難しかったのです。

なぜなら、次のような事由ゆえです。

「木星」も「海王星」も、「土星」とは正反対の象意を持ちます。

その「木星」は、紀元前2世紀の双魚宮時代の初期~19世紀中頃まで、約2,000年もの間、同時代の“支配星”として、その象意は人類歴史にも西洋占星術にも発展展開に影響をもたらしてきました。

さらには、双魚宮時代の末期、19世紀中頃に発見された「海王星」が“支配星”へとかわり、古い象意“まだ見ぬ理想”のもとに、以降の20世紀の人類歴史も“ホロスコープ占い”こと現代占星術もあったのです。

両星の象意の特徴は、“精神面”や“イメージ”(想念)など形而上的な側面が強く、シビアな“現実社会”を象わす「土星」を“凶星”と位置づけ、正しく解釈することができなかったのです。

【One Point】 現実に身をおかれつつ初めて占星術にご興味を持たれ方はもちろん、初学者の方またどっぷりと占星術に浸っている方ほど、現実を離れた不思議系世界に染まりやすくなりますので、「土星」を正しく理解することができにくくなるのです。




《 “粒”から“波”への時代変化 》

“横着”なことを書きます。

かつては仕方なかったのですが、現在、ホロスコープ・リーディングを“星”を読むことだと勘違いしています。

その星たちの中で、なぜか「土星」は解釈することが難しいと気づいたわけですが、気づいただけ立派なのです。

気づけば“解決の扉”の前に立つことができるからです。

ところが、ホロスコープ・リーディングの主流はもはや“星”ではなく、“アスペクト”に変わっていることには気づいていません。

時代が宝瓶宮時代へ移行していることもそうですが、なによりもホロスコープ自体が、宇宙この世界の“位置関係”(アスペクトと同義)を写しとり、成り立っていることからも道理的に間違いなくそうなっています。

そのアスペクトの中で“凶座相”とされる「矩=90度」が最も宇宙やリーディングの秘密を秘めていることは、“凶星”とされた「土星」以上に気づきにくいものになっています。


【One Point】 「何の話?」。

これまでの双魚宮時代は物理科学的に「粒:物体」を探求し常識としてきました。

そのため“星読み”でも、まだよかったのです。

ところが「波:波動(エネルギー)」の時代に移りましたので、星ではなく“アスペクト読み“が重要になりました。




《 波動共鳴の宝瓶宮時代 》

物理(科学)から波動エネルギー(科学)への移行がはじまっています。

宝瓶宮時代は、物体(天体=星)以上に、波動(エネルギー=共鳴関係)による“アスペクト”が象意解釈やリーディングのカギを握ることになります。

「アスペクト完璧講座」はそれゆえです。

それはともかく、位置関係を写しとった“宇宙数理模式図”(ホロスコープ)の数々のアスペクトの中で、「矩=90度を正しく理解できる人は“無流”(0流)である」と言えます。

西洋占星術では言われてきていませんし、なんとなく感じてはいたとしてもアスペクトの重要性に気づくことは時代的にできませんでしたし、むしろ誤った“吉凶解釈”で「土星」と同様に忌み嫌われ“凶座相”とされた「矩=90度」に宇宙の秘密があるなどと言っても「信じられない!」という方が多いでしょう。

残念ながら「霊識元年」を定めた10年以上前から、“宝瓶宮時代の新しい宇宙観”「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)でお伝えしてきたとおり、ホントのホントです。


【One Point】 「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)は、第3章「宇宙波動編」のはじまりとともに「基本三数による宇宙論講座」におけるプレ講座(WEB版)としてご紹介しています。






《 第3回の「CONTENTS」 》

先回、7月分の「アスペクト完璧講座」第3回「三分(トライン=120度)」のCONTENTSを掲載しておきます。

●CONTENTS
1◇ はじめに
2◇ 数理法則「3数」:三分(トライン=120度)
3◇ 三分=120度の象意解釈
  【三分=120度は“関係”のアスペクト】
  【「合=0度」に通じる関係性のアスペクト】
  【ハーモニアス&イージー・アスペクト】
4◇ 三分=120度の「相性」リーディング
  【「太陽」と星別の三分=120度の相性例】
5◇ 三分=120度の「星のディレクション」
6◇ ご自身のホロスコープにおける三分=120度

最後の「ご自身のホロスコープにおける三分=120度」は、ご受講者のホロスコープ(出生天球図)の三分=120度を実践解釈して、ご本人にのみ各講座のテーマ・アスペクトごとに個別にお届けしているものです。


【One Point】 12種類のメイン・アスペクトの中で、最もイージーでシンプルなアスペクトらしいアスペクトが三分=120度です。

これに対して、「矩=90度」は最も認識転換が必要で、かつ最も重要なアスペクトになっています。




《 リーディングのプロに 》

「アスペクト完璧講座」は、単発でのご受講が可能です。

12種類の主要なアスペクト(単独アスペクト6種類、アスペクト・パターン6種類)のうち、お知りになりたいアスペクトのみをチョイスしてご受講することができます。

12種類のアスペクトの全講座を最初にお申込みいただいた方は、格安でホロスコープ・リーディングのプロ級になれるでしょう。

それほど、アスペクトの象意を「基本三数」の原意や「数理法則」の本意から、正しくご理解されることは、ホロスコープ・リーディングに必至です。

上掲の「CONTENTS」からもお分かりのように、「数理法則」による本意をはじめ、その展開となる「相性」や「星のディレクション」、また実際にご受講者ご本人のホロスコープ(出生天球図)から個別に実践的な解釈を付記した、サービス満点のボリュームてす。


【One Point】 単発でのご受講は、1講座1万円(税込)です。

第4回(今回)以降、全講座は今なら8万円(税込:9講座)でご受講いただけます。

早めにお申し込まれるほど割安でのご受講が可能です。



※「ホロスコープ・マスター奥義講座」をご受講された方は、一部重複する内容が含まれますので、40%引きの料金になります。
また、逆に「アスペクト完璧講座」をご受講されたかたが、「奥義講座」をご受講される場合も、当該分を割引きいたしております。


「アスペクト完璧講座」のテーマと配信スケジュール

第1回 合(コンジャクション=0度) …5月25~31日 配信済み
第2回 衝(オポジション=180度) …6月25~30日 配信済み
第3回 三分(トライン=120度) …7月25~31日 配信済み
第4回 矩(スクエア=90度) …8月25~31日 ※次回配信
第5回 五分(クインタイル=72度) …9月25~30日 配信予定
第6回 六分(セクスタイル=60度) …10月25~31日 配信予定
第7回 調停(メディエーション=60/120/180度) …11月25~30日 配信予定
第8回 YOD(ヨッド=150/150/60度) …12月25~31日 配信予定
第9回 大三角(グランドトライン=120度×3) …1月25~31日 配信予定
第10回 大十字(グランドクロス=90度×4) …2月25~29日 配信予定
第11回 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120) …3月25~30日 配信予定
第12回 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6) …4月25~31日 配信予定


※「講座お申込みフォーム」からお申し込みいただけます。











宇宙波動”と潜在意識その1
2023.08.03
[運上げ法3]― 「引き寄せの法則」と運勢UP ―


“信仰”を現代に蘇らせた19世紀の「ポルターガイスト騒動」



潜在意識は運勢とどうかかわっているのか?

潜在意識にかかわる「引き寄せの法則」で運勢は好転するのか?

イエス? ノー? それとも…。

お答えはありきたりで申し訳ありませんが、ケース・バイ・ケースです。

逆に申し上げますと「イエス」も「ノー」もどちらも正解です。

「運勢を上げる唯一の方法」第3回は、運勢の正体“宇宙波動”と潜在意識とのかかわりからお伝えいたします。



《 「引き寄せの法則」の発端 》

「引き寄せの法則」の発端は、19世紀の異端的キリスト教です。

当時は、アメリカのフォックス姉妹の家で起きた「ポルターガイスト現象」(ハイズビル事件)によって、霊魂の“実在”が大々的に報道され世界的な心霊ブームが起きました。

美称“近代スピリチュアリズム”です。

そういった心霊ブームの真っ只中での理論なき「現代占星術」のはじまりであり、また「引き寄せの法則」だったのです。

「何のかかわりがあるの?」と思われる方も多いと存じますので、少々わき道にそれますが、なるべく簡便にご説明をさせていただきます。


【One Point】 科学的な思考を身につけた現代人には信じがたいお話ですが。約2,000年前、イエスは十字架上での死後、“復活”によってパウロや弟子たちに“霊魂”や死後の世界の存在を身をもって証明することになりました。






《 クリスチャン・サイエンス 》

『聖書』の記述によれば、十字架から降ろされたイエスの遺体をひきとり、お墓(洞穴)に一時保管しておいたものの、3日後に行くと忽然と消えていて復活したというのです。

生前イエスが説いていた“天の国”や“霊魂”の不滅を復活したイエスを目の当たりにして確信した弟子たちは、早いお話が「死んでも生きる」と死や迫害を恐れずに福音を述べ伝えるミッション(伝道)に進みました。

時は流れて、19世紀中頃、1846年の「海王星」発見から2年後、フォックス姉妹によるポルターガイスト騒動は、イエスの教えである“霊魂”の実在証明となった格好です。

このことは、直後の世界的な新興宗教ブームにつながりました。

それだけでなく、今日にいたる心霊(スピリチュアル)ブームの幕明けです。

また、2,000年前の原理主義的(教条的)な信仰とは異なる近代心理学や近代科学の知見を取り入れた「クリスチャン・サイエンス」にかかわる“潜在意識”と結びついたニューソート・ムーブメント(新思考運動)による「引き寄せの法則」にもつながります。


【One Point】 ニューソート運動は心理学(潜在意識)による“世俗的な信仰”が隠れテーマにあって異端的キリスト教とされます。

その創始者の一人が「引き寄せの法則」となる『思いは実現する』で知られるプレンティス・マルフォード(1834-1891)です。




《 「求めよ、さらば与えられん」 》

「引き寄せの法則」の“原拠”となった有名な言葉が『新約聖書』にあります。

「求めよ、さらば与えられん。
探せ、そうすれば見出すであろう。
すべて、求めるものは得、探すものは見出すからである。」
      ……『新約聖書』「マタイによる福音書」より簡約

19世紀は、近代物理科学の発展による物質的な工業化社会の真っ只中でした。

「ポルタ―ガイスト騒動」と同じ年に出版されたマルクスらの『共産党宣言』の動機となったように、過度な“資本主義”の風潮に多くの人々も疑問を抱きはじめていたのです。

そこにカウンター・パンチのようにフォックス姉妹のポルターガイスト騒動によって“霊魂”の実在証明が大々的に報道され、近代信仰のリバイバルともいえる世界的な心霊ブームが起きたのです。

ちなみに、“神を科学する”という19世紀の霊媒師ブラヴァッキーによる「神智学協会」も同様で、その占星術支部からアラン・レオの秘境占星術こと、現代の“ホロスコープ占い”(現代西洋占星術)が生まれています。


【One Point】 気づく気づかない、自覚している自覚していないにかかわらず、“ホロスコープ占い”も“引き寄せの法則”も内実は“信仰”です。

“良い/悪い”を述べているのではなく“当たらずといえども遠からず”といった疑似科学になっています。




《 イエスと同じ“奇跡”を起こせるか 》

宇宙の秘密を申し上げますと、みじんの疑いもなく信じ込んで本気で言動すると、物理科学では説明できない不思議なことが起こるケースがあります。

ただし、近代物理科学に根拠を置く学校教育で育ち、オールド・メディアの偏向した社会通念にどっぷりと浸かって、我知らずに洗脳されている現代人は、すでに“みじんの疑いもなく信じ込む”ということができなくなっています。

まして、「引き寄せの法則」が正しければ正しいほど、それによって“何かを引き寄せよう”と思った時点で、「自分には引き寄せようとするものを持っていない」ということを無意識に認識していることになりますので、結局、“ない”という状態を引き寄せるといった矛盾に似た状況が起こりかねません。

“引き寄せの法則”や“類友の法則”などにみられる宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」は、たしかに今後の重要な概念ですが、表層の観念や技術的なものではなく「運勢」にもかかわる時空を超越した「宇宙波動エネルギー」が根底にあります。

また“思考は現実化する”や“想いは実現する”また“潜在意識は現実化する”などと修辞されるとき、その現実化に必要なプロセスをすっ飛ばして、一足飛びに訴求表現しています。

注目を惹くため、意図的、はたまた不知ゆえ、それとも思い込みや信心ゆえか存じ上げませんが、現実化のプロセスを除外して『聖書』に記されるイエスの数々の奇跡を、思考や潜在意識を操るだけで誰もが起こせるかのようです。

【One Point】 “悪い”とか“不可能”と申し上げているのではありません。

最初に書いたとおりケース・バイ・ケースで、「イエス」であり「ノー」です。「基本三数」に伴なう時空を超越した“宇宙波動エネルギー”からみて、そういえるだけです。


※第3回はここまでです。次回は「引き寄せの法則」にもかかわる潜在意識の仕組みやプロセスをもう少し掘り下げてお届けいたします。































運勢の正体は“宇宙波動”
2023.07.29
[運上げ法2] ― 「自分軸」と「実在軸」を知ろう ―


運勢は自分らしさの発揮と“宇宙波動”との共鳴



運勢には、2種類があります。

自分自身に拠るものと、自律神経や不随意筋のように自分ではいかんともしがたいものです。

生まれ持つ運勢は良くても、日々の生活で急激な“ゲリラ豪雨”に遭遇することがあるように、避けがたい運勢変化は天意として起こりえます。

その場合、その天意の方向に動くことがベストの“雨宿り”の方法で、いちばん濡れなくて済むことになります。

この「運勢を上げる唯一の方法」で申し述べますのは、そういった不随意筋のように、ご自分では動かせない運勢ではなく、生まれ持つ“体性神経”や“随意筋”のような運勢です。



《 「運」についての一般論 》

「運勢」の正体は、一般的にはよく分かっていません。

スポーツなどでは運勢よりも実力の占める割合が大きく、勝敗を左右する思われています。

ところが運に大きく左右される麻雀で“雀鬼”と呼ばれ、無敗の伝説を持つ人物が運に関する書籍を複数出版されています。

「運」は確かに存在し、雀卓上とはいえ、動かし操ることができたゆえの“無敗”だと思われているからでしょう。

「運」は心理学的にも確認できておらず、物理学の範疇外であり論理的にご説明できないでいます。

でありながら「運などない」と言い切れる人は少なく、因果不明の出来事に遭遇したとき「運がいい」とか「運が悪い」とか思われることは日常茶飯事に認められます。





【One Point】 運を味方につけた人は多くいます。

ただ、物証はなく状況証拠も明確ではない実状です。

また、そういった人にかぎって、言葉でのご説明が抽象的になり、よく伝わってこないようです。




《 運勢は“宇宙波動” 》

運勢についてサジェスチョン(示唆)を申し上げます。

どこまで的を射ているのかは、皆さまがたのご判断ですが、最先端科学の「量子論」(量子力学)を一例に取り上げてみます。

光などの量子は「粒であり波である」と解釈されています。

「粒」という場合、粒状性は“モノ”を意味しますので、従来の物理科学で解釈することが可能です。

一方で「波」といった場合、波動性は“モノ”ではなく“エネルギー”(動き、原力)なので、容易に見ることはできず、まだまだ研究途上の段階です。

それはそれとして「運勢」の正体に近いのはどちらがでしょうか。

ご推察のとおりで、宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして発展していきますので“波動”また“エネルギー”のご認識やご理解は今後ますます重要になってまいります。


【One Point】 当サイトの特徴である「星のディレクション」(運勢変化)のリーディングから申し上げますと、「運勢」の正体は時空を超越した“宇宙波動”です。

運勢変化すなわち「星のディレクション」には「宇宙-波動-変化」の“三題噺”ならぬ「基本三数」が関わります。




【ご参考:星のディレクションと基本三数】

本文の補足を少し。

生まれ持つ運勢ではなく、人生において適時もたらされる「星のディレクション」(運勢変化)は、「宇宙-波動-変化」といった“三題噺”にたとえられます。

「宇宙-波動-変化」の“三題噺”を「基本三数」から申し上げますと、「宇宙」は「1数=時間」にあたります。

「波動」は本体ゆえに「2数=空間」にあたり、「変化」は関係ゆえに「3数=人間」(関係)にあたります。

詳しいご説明は省略させていただきますが、「宇宙-波動-変化」(運勢変化、時代変化)をもたらす「星のディレクション」は、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」が“動的”(ダイナミック)に顕現したものです。




《 自分の“運勢”を知る第一歩 》

生まれ持つ運勢にはホロスコープ(出生天球図)の基本軸がかかわっています。

4つの「基本点」(Angle)によって象わされる中心の「自分軸」と「実在軸」です。

この基本軸が定まらないと、ご自分らしい運勢はもたらされません。

なぜなら、基本軸「自分軸と実在軸」は、自分らしさを象わす“柱”になっておりハウスシステムを用いた通常のホロスコープの基本点を構成しているからです。

そのような本来のご自分らしさを見失ったり、社会通念ゆえに離れてしまったり、別の道を進んで迷うなど“宇宙波動”との共鳴関係が弱まると、活力低下や本来の運勢を伴ないにくいことが起こります。

地上に生を受けた以上、誰であっても“宇宙波動”を受けていますので運勢の悪い人はいません。

社会や周囲から“観念的”なインプリンティング(刷り込み)が常に行なわれ、自分らしさを見失ったり開発途上だったり、生まれ持つ本来のご自分が見えてきにくいことが起こります。


【One Point】 これまでの人間社会は悪い意味とはかぎりませんが“まだ見ぬ理想”や“幻想がスタンダードの時代でした。

ですが、今後の宝瓶宮時代はお一人ひとりが自分らしい個性や才能を発揮できる友愛社会の方向に進むほど、天運は伴ないます。




《 基本軸ホロスコープ 》

下図は、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」の“宇宙数理模式図”こと本来のホロスコープ(出生天球図)に、基本軸「自分軸と実在軸」を書き記したものです。






基本軸がどれくらい活性化しているかによっても異なり、またどのような構成要素(占星要素)によって構成されているのかで、その内容は異なってきます。

【One Point】 基本軸には“自分らしさ”や“運勢”や“生き方”また“社会的な責務”などが象わされています。

宇宙波動エネルギーの受容体となっている“深層の精神意識”とともに、世界で唯一の個々人にもたらされています。



※「運勢を上げる唯一の方法」第2回「運勢の正体は“宇宙波動”」はここまでです。

次回は、潜在意識などと「運勢」また「基本三数」とのかかわりなどをご紹介したいと存じます。

掲載予定日は未定です。











秘技「基本三数リーディング」
2023.07.25
[波動共鳴]― 占いではない実学の解釈 ―


誰にでもカンタンにできる最先端のリーディング・メソッド



「ホロスコープなのに、信じられない!」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

逆なので、歴史的な経緯と真相をご理解ください。

本来のホロスコープは“占い”のツールではなく、19世紀前半まで約2,000年もの間、地上の現実を読み解く「実学」でした。

詳しい経緯はともかく、“占い”から本来の「実学」に戻すのが、宝瓶宮時代のアストロロジーによる「基本三数リーディング」です。

実在の宇宙この世界は、「基本三数」が根幹の法則なので当然です。



《 「基本三数リーディング」の適応例 》



上図は、「基本三数リーディング」の適応例です。

実際には頭の中で描きますが、「木原妻の元夫“不審死”」のホラリー・ホロスコープに適用したら、こうなるというサンプルです。

このシンプルな数理ホロに「基本三数」の“原意”を当てはめつつ見ていけば、「週刊文春」のスクープをきっかけにネットでバズっている「木原妻の元夫“不審死”」の真相がリーディングできます。

「週刊文春」のスクープは信用できるのかにはじまり、ことの真相はどうなのか、「ホラリー・ホロスコープ」に「基本三数」そして“宇宙森羅の最小象徴数=12数”「数理法則」を適用した秘技「基本三数リーディング」からそれが分かります。

「数理」や宇宙この世界の「位置関係」には、固有の周波数といえるカンタンな“原意”や“本意”(基本の象意、ほんとうの象意)があります。

そのような「数理」をガイドラインに用いれば、誰にでもカンタンに真相がリーディングできるのです。


【One Point】 「基本三数リーディング」のごく一部を、過去記事「木原妻の元夫“不審死”を読む」に書きました。

実は、妻X子さん以外の第三者が、当該イベント(出来事)のキーマンになっています。






【ご参考:貶められたホロスコープ】

●真実は逆説的なことが多いものです。

ホロスコープも同様で、全く“占い”に使われるようになったのは、19世紀後半からです。

古代ギリシャ時代の紀元前に発祥したホロスコープは、当時の世界観である「四大元素説」を基礎理論として、医術や学問的に大いに活用されました。

それが16世紀頃に“疑似科学”とされたことで通用しなくなったのですが、ノストラダムスの時代までは「学術」のツールでした。

それを時代変化に伴なって、再び正統な「ホロスコープ」にレベルアップしたものが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」、通称「宝瓶宮占星学」です。

実在宇宙の根幹法則「基本三数」によってそれが可能になったのです。

最先端科学の「量子論」で、「量子もつれ」(Quantum Entanglement)で確認されている一対の量子間にはたらく“時空を超越した共鳴関係”は、「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”と類似の性質です。

もし、「ホロスコープ」の象意が、時空を超越した“宇宙波動エネルギー”の共鳴関係によって、ご自身にも影響を与えているとしたら、驚かれますか?




《 カンタンで最大の効果 》

「基本三数リーディング」は、驚くほどカンタンで抜群のリーディング効果を発揮します。

宇宙この世界の根幹法則なので当然です。

当該イベントを“意志”を持って実行に導いた主犯はいったいどんな人物なのか。

過去の例では複数犯だったり、黒幕がいたり、首謀者と実行犯が別の人間だったりとケース・バイ・ケースでした。

慣れてくると社会的な立場なども見えてきますし、ほかには当該イベントの“ターゲット”、一般に事件でいう“被害者”は誰だったのか。

また“凶器”の有無や種類、どんな場所が“現場”か、誰が現場にかかわっていたのかなど、当該イベントによってさまざまですが、「数理」の適用から見えてきます。


【One Point】 最大の特徴は、信じられないかもしれませんが、被害者や犯人自身でさえ無自覚の深層までもリーディングできることです。

なぜなら、宇宙波動エネルギーは人間の場合、深層にもかかわってもたらされているためです。




《 ホロスコープを前に迷わない 》

ニュースなどで明らかにされた相応のイベントの状況と、「基本三数リーディング」の内容とを照合すれば、「あら、不思議!」。

ニュースや報道の真贋自体をふくめ、冤罪をはじめとした真偽不明の事実が、霧がさっと晴れるように見えてきます。

実際に「基本三数リーディング」を体験されてみれば分かることです。

最初は推測でもかまわないのですが、一部に真偽不明の部分はあったとしても、おおよその状況は明らかなので、当該ホラリー・ホロスコープから当てはめていけば、案外と簡単に見えてくるのです。

一方、ネイタル・ホロスコープ(出生天球図)の場合、過去の誕生時と成人した現在とでは、ご本人が数々の「星のディレクション」(運勢変化)にどう対処してきたかによっても異なりますので、ホラリー・ホロスコープほど単純ではありませんが、「基本三数リーディング」が応用を含めて活用できるのは同じです。

また、ホロスコープを前に、どこからどう読めばいいのか迷ったり途方にくれて呻吟することがなくなります。

「1数…」「2数…」「3数…」と、当該ホロスコープに当てはめていくだけで、イベント(出来事)の骨格がつかめます。


【One Point】 秘技「基本三数リーディング」のメソッドは、第3章「宇宙波動編」への正式な移行記念の祝賀を兼ねて、感謝を込めた期間限定の「快気御礼! スーパー講座」にて実例を用いて惜しみなく開示させていただきます。




《 秘技「基本三数リーディング」 》

付随的に、過去に西洋占星術を学んだ経験から気づきを申し述べます。

“ホロスコープ占い”となった19世紀後半以降の現代占星術は、優れた霊感を持った天才占星術師が現われないかぎり、限界が生じていく解釈の仕組みを内包しています。

“主観的な象意解釈”を根拠がないまま行きつ戻りつして延々と続けていくしかないためで、個々の占星師による解釈の堂々巡りに陥らざるをえません。

結局、占星術の歴史的な変遷や今後の経緯を知って、学ぶのを諦めました。

「なんでそういった象意や解釈になるの?」と、自分でない頭を絞って納得のいく事実を見出さざるをえなくなり、運よく宝瓶宮時代に向かう時代変化の恩恵もあって、「基本三数」や「数理法則」に気づきました。

最初は、宝瓶宮占星学で「基本三数リーディング」の実用性を確認し、時代の流れとともに第3章「宇宙波動編」では、宝瓶星学に次元拡張(上昇)してまいります。


【One Point】 「基本三数リーディング」によるホラリー解釈はカンタンなので、日常生活の「ライフ・リーディング」にもご活用ください。

生活でのイベント(出来事)の日時から、ご自分でも無意識の“目的”やこ“深層”、また“現場状況”などがご確認できます。











運勢を上げる唯一の方法
2023.07.23
[宇宙波動]― 「自分軸」と「実在軸」を立てよう ―


生まれ持つ“宇宙波動”で生き生きと自分らしく



私たちはネット社会に生きていて日々数多(あまた)の情報に接し影響を受けています。

お役立ち情報がネットに渦巻いているためです。

人間はインプリンティング(刷り込み)機能を持っていますので、かつてのマスコミの洗脳が潜在化に気rくされていますので、意識していても活字や映像になるとつい信じやすくなります。

ネットの場合、情報はロハ(只)同然なので過剰摂取による情報太りになりかねません。

有益なお役立ち情報も多いためですが、ご自分と乖離した情報に振り回されて自分らしさを失うと、運勢を落とすことが起こりかねません。



≪ネット情報と運勢≫

宇宙波動の仕組みからもそういえます。

ライフハックなど物理的なものなら必要に応じて活用すればいいのですが、“精神論”や“潜在意識”などの情報ほどそのようになりかねません。

時代変化の境目にあって、現在は世情不安が生じているために何かと精神意識に類する情報も溢れまくっているのではないでしょうか。

eコマースのサイトやYouTubeなどでもそうですが、興味や購買意欲を引くように世間で大流行しているかのように同じような情報が次から次へと表示される仕組みになっていますので、下手をすると視野狭窄に陥りかねません。

一概に否定はできませんが、重要なことは、今の自分に適切で必要なものをチョイスできる意志と判断でしょう。

本来、「情報」や「気づき」は、例えば仕事をされてお腹が空き「とんかつを食べたい」といったように、今の自分に必要な栄養素を摂るために、必要性を感じたときに求めたり、条件が整うことでヒラメキ与えられるといった感じです。

お腹が空いていないのに過剰に摂取し続けていると、体調を崩すことがあるように必要以上にネット情報を取り込んでいると、過剰摂取や情報過多になり、宇宙波動からみると運勢を落としかねないのです。





【One Point】 今は必要でない情報に振り回されると、自分らしさを失ってしまうことがあります。

タダほど高いものはないと言うとおり、ネット情報は金銭的にタダでも運勢を落とすという高い代償を払っている側面がないとはいえません。




≪宇宙波動との共鳴≫

「運勢」にかかわる宇宙波動について一言。

運勢という論理的に解明できないその正体は、宇宙波動(宇宙波動エネルギー)です。


物理科学的な電波などの電磁波ではなく、時空を超越した宇宙波動(エネルギー:原力)は、個々人の深層の精神意識を受容体として共鳴しています。

ネットの情報がいつかは自分に必要なものだとしても、今現在の自分に必要がなく生まれ持っているご自身の意志波動とも合わないものだったとしたら。

UP主においては悟りで素晴らしい体験でも、もし今現在や本来の自分自身の運勢波動と異なることに気づかずに「いいなぁ」「素晴らしいなぁ」と感じるものだったらどうでしょうか。

逆ケースでいえば今の自分に必要で、本来の運勢波動に沿っていても「これイヤ!」と否定してしまうような“インプリンティング”(刷り込み)がなされていたら…。


【One Point】 合気道は修道中はともかく、達人の域に達すると人と争わず“合気”の名のとおり和するそうです。

“宇宙波動”も同様で、共鳴することによって運勢パワーが動いて(振動して)ご自分の意志波動としても活性化することになります。




≪ニュー・ホライゾン(新しい地平)≫

生き生きとした“運勢”を保つには、宇宙がもたらした本来の自分らしくあることです。

ちなみに、科学的な「物理宇宙」だけでなく、「エネルギー宇宙」や「共鳴波動宇宙」を一体不可分に総称したものを、ここでは宇宙と呼んでいます。

正式には「クオリアル宇宙」と表現したりしています。

私たちの肉体は「物理宇宙」に通じ、深層の精神意識は「エネルギー宇宙」に通じています。

それだけでなく「共鳴波動宇宙」によって、三者は一体不可分の関係にありますので「基本三数」によるホロスコープ・リーディングの根幹となっています。

「星のディレクション」といった運勢(波動)変化のリーディングもそれゆえに可能です。

占いではない宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)によるニュー・ホライゾン(新しい地平)がここにあります。


【One Point】 ホロスコープは、「1数=時間」の経過に伴ない、物理宇宙の「2数=空間」の変化(配置、位置関係)を写しとって、象意やリーディングはその背後にあるエネルギー宇宙が「3数=人間」(関係)ともかかわってもたらされています。




≪日本発祥の星学≫

ホロスコープから個々人の性質や運勢をリーディングできる根幹の理由です。

古くから謎とされてきた根本命題「空の星からなぜ地上のことがわかるのか?」の超量子論的お答えを示唆しています。

古代ギリシャのアストロロジーには、今では古くなった疑似科学(迷信)の世界観による古典理論(四大元素説)がありました。

科学の発展とともに当該古典理論が通用しなくなったことから、理論を捨てて“ホロスコープ占い”になった現代占星術に代わり、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」をもって宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」は誕生しました。

宝瓶宮占星学 第3章「宇宙波動編」のはじまりです。

Astrology(アストロロジー)を直訳いたしますと、「Astro:天体、星」「Logy:学」なので“宝瓶宮時代の新しいアストロロジー”を勝手に「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)と呼ぶことにしています。

日本発祥の新しいアストロロジーの幕上けです。


【One Point】 「運勢を上げる唯一の方法」の第1回めでした。

皆さまの未来のために今後のご高覧をよろしくお願い申し上げます。

「基本三数」は単なる宇宙法則ではなく、本来の“愛”や“喜び”また“希望”の波動に通じる奥深さがあります。



※「運勢を上げる唯一の方法」の第2回(日時未定)に続きます。









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