星の象意を見抜く根拠
2022.09.22
[根本命題] ― 共鳴リーディングの理由 ―
◆ ホロスコープは地上を知る宇宙解読装置
ホロスコープからなぜ個性や相性や運勢が分かるのでしょうか?
占いの場合は不要ですが、科学的なアストロロジーを標榜するのであれば、そうはまいりません。
宇宙と地上世界がなぜ、どのようにかかわっているのかは重要な大問題です。
そこにはシンプルに、ホロスコープ自体に“解読”できる秘密が隠されているとお考えになれば正解に近づきます。
ホロスコープのヒ・ミ・ツです。
≪双魚宮時代の物理科学≫
常識的にお考えください。
「空の星から、なぜ地上のことがわかるのか?」
古来からの根本命題だとされます。
この命題に解答を見出せなければ、ホロスコープ・リーディングは占いに留まります。
僭越ですが、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学では諸講座などでお伝えしています。
近代科学は信仰を排して、この世界に「なぜ?」を問いかけてきたのですが、中世カトリックの手前もあって心理面はアンタッチャブル(不可触)で、結局は物理科学として発展してきた経緯があります。
【One Point】 客観的に事実を解明してきたゆえに物理科学は学校教育や社会の通念となっています。
ですが、宇宙この世界は、物質だけで成り立っているわけではないため、弊害が散見できるのも事実だといえます。
≪正しいホロスコープ≫
宇宙太陽系の星をいくら観測しても、地上の人間との時空を超えた関係性は見えてきません。
ですが、ホロスコープに写しとることで、そこから個人や出来事の象意的な関係性をリーディングできます。
結論を申し上げますと、「基本三数」とそれが展開された「数理法則」の12数理によって、ホロスコープは構成され、宇宙太陽系の「動き」と多彩な「配置」とによって、地上との「関係性」を象わしているためです。
これらは「1数=時間」による“動き”、「2数=空間」による“配置”、そして「3数=人間(関係)」との「関係性」が読みとれます。
すべては、「基本三数」から成り立っています。
【One Point】 宇宙太陽系の星と地上との「関係性」は、物理的なものではないことは明白です。
それゆえ、物理科学で解き明かすことは不可能です。時空を超越した共鳴関係を明らかにしなければ見えてきません。
≪現実の法則「基本三数」≫

ホロスコープの象意や論拠は、実在する宇宙の中に見出すことができます。
物質的なものではなく、時空を超越したエネルギーや共鳴関係の作用です。
なぜでしょう?
実は、宝瓶宮時代のアストロロジー、通称:宝瓶宮占星学から考えていけばヒントが見出せます。
たとえば、宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとし、天王星の空間域は「宇宙」を象わすからです。
さらには、宇宙この世界には、「光の三原色」など根本の三要素が多々あって、集約的に言えば「基本三数」が宇宙の根幹法則になっているためです。
【One Point】 ホロスコープも同様です。
「基本三数」から成り立っています。
さらには基本三数が基本三数展開された「数理法則」の12数から構成されているのです。
「基本三数」また「数理法則」が時空を越えた根幹法則になっています。
≪宇宙森羅の最小象徴数=12数≫
「基本三数」などの詳細な解説は、当サイトの講座でお伝えしていますので、ここでは省略せざるをえません。
ご注目、ご理解いただきたいのは、宇宙この世界で「基本三数」によらないものは何一つないことです。
宇宙はもちろん地上のすべてが同様です。
ホロスコープを作成するための出生データをみても、「基本三数」によっていることにお気づきでしょうか。
その「基本三数」をベースとして展開された「数理法則」は宇宙森羅の最小象徴数=12数によって成り立つホロスコープの個々の構成要素(占星要素)です。
結論的に、「基本三数」や「数理法則」によって、ホロスコープ・リーディングは、論理的に可能になっています。
【One Point】 古代ギリシャの四角いホロスコープから、古典占星術を経て、今日の丸いホロスコープになった経緯があります。
それをさらに「基本三数」と「数理法則」によって完璧なものにして論理解釈を可能にしているのです。
≪受信器&解読装置≫
ホロスコープで用いる星の動きや存在の背後に、見えざる「エネルギー宇宙」があります。
量子論でいう「波動性」と「粒状性」を併せもつように、「物質宇宙」と「エネルギー宇宙」の重ね合わせによる「共鳴関係」によって成り立っています。
電波をキャッチして、音声化や映像化するラジオやテレビと類似の“解読装置”がホロスコープです。
分かりやすく申し上げますと、時空を越えた「宇宙波動エネルギー」を想定されてみられてください。
「宇宙波動エネルギー」の働きといえる象意を、見えない宇宙の根幹法則から構成された「ホロスコープ」を用いて、リーディングという解読をしているだけです。
「基本三数」や「数理法則」によって、星の動きや位置関係を“波動チューニング”をすれば脳内にイメージ変換ができるようになっています。
第三者に伝える場合、その象意イメージを言語化する“翻訳”という人為的なプロセスが必要です。
【One Point】 双魚宮時代の物理的な「対立二元論」ではご理解いただけませんので、柔らかく時空を超越した「共鳴関係論」によってお考えいただければ、ご理解いただけると存じます。
引力といった古典力学でなく、量子論(量子力学)の未知なる数々の不思議な現象に類似しています。
◆ ホロスコープは地上を知る宇宙解読装置
ホロスコープからなぜ個性や相性や運勢が分かるのでしょうか?
占いの場合は不要ですが、科学的なアストロロジーを標榜するのであれば、そうはまいりません。
宇宙と地上世界がなぜ、どのようにかかわっているのかは重要な大問題です。
そこにはシンプルに、ホロスコープ自体に“解読”できる秘密が隠されているとお考えになれば正解に近づきます。
ホロスコープのヒ・ミ・ツです。
≪双魚宮時代の物理科学≫
常識的にお考えください。
「空の星から、なぜ地上のことがわかるのか?」
古来からの根本命題だとされます。
この命題に解答を見出せなければ、ホロスコープ・リーディングは占いに留まります。
僭越ですが、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学では諸講座などでお伝えしています。
近代科学は信仰を排して、この世界に「なぜ?」を問いかけてきたのですが、中世カトリックの手前もあって心理面はアンタッチャブル(不可触)で、結局は物理科学として発展してきた経緯があります。
【One Point】 客観的に事実を解明してきたゆえに物理科学は学校教育や社会の通念となっています。
ですが、宇宙この世界は、物質だけで成り立っているわけではないため、弊害が散見できるのも事実だといえます。
≪正しいホロスコープ≫
宇宙太陽系の星をいくら観測しても、地上の人間との時空を超えた関係性は見えてきません。
ですが、ホロスコープに写しとることで、そこから個人や出来事の象意的な関係性をリーディングできます。
結論を申し上げますと、「基本三数」とそれが展開された「数理法則」の12数理によって、ホロスコープは構成され、宇宙太陽系の「動き」と多彩な「配置」とによって、地上との「関係性」を象わしているためです。
これらは「1数=時間」による“動き”、「2数=空間」による“配置”、そして「3数=人間(関係)」との「関係性」が読みとれます。
すべては、「基本三数」から成り立っています。
【One Point】 宇宙太陽系の星と地上との「関係性」は、物理的なものではないことは明白です。
それゆえ、物理科学で解き明かすことは不可能です。時空を超越した共鳴関係を明らかにしなければ見えてきません。
≪現実の法則「基本三数」≫

ホロスコープの象意や論拠は、実在する宇宙の中に見出すことができます。
物質的なものではなく、時空を超越したエネルギーや共鳴関係の作用です。
なぜでしょう?
実は、宝瓶宮時代のアストロロジー、通称:宝瓶宮占星学から考えていけばヒントが見出せます。
たとえば、宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとし、天王星の空間域は「宇宙」を象わすからです。
さらには、宇宙この世界には、「光の三原色」など根本の三要素が多々あって、集約的に言えば「基本三数」が宇宙の根幹法則になっているためです。
【One Point】 ホロスコープも同様です。
「基本三数」から成り立っています。
さらには基本三数が基本三数展開された「数理法則」の12数から構成されているのです。
「基本三数」また「数理法則」が時空を越えた根幹法則になっています。
≪宇宙森羅の最小象徴数=12数≫
「基本三数」などの詳細な解説は、当サイトの講座でお伝えしていますので、ここでは省略せざるをえません。
ご注目、ご理解いただきたいのは、宇宙この世界で「基本三数」によらないものは何一つないことです。
宇宙はもちろん地上のすべてが同様です。
ホロスコープを作成するための出生データをみても、「基本三数」によっていることにお気づきでしょうか。
その「基本三数」をベースとして展開された「数理法則」は宇宙森羅の最小象徴数=12数によって成り立つホロスコープの個々の構成要素(占星要素)です。
結論的に、「基本三数」や「数理法則」によって、ホロスコープ・リーディングは、論理的に可能になっています。
【One Point】 古代ギリシャの四角いホロスコープから、古典占星術を経て、今日の丸いホロスコープになった経緯があります。
それをさらに「基本三数」と「数理法則」によって完璧なものにして論理解釈を可能にしているのです。
≪受信器&解読装置≫
ホロスコープで用いる星の動きや存在の背後に、見えざる「エネルギー宇宙」があります。
量子論でいう「波動性」と「粒状性」を併せもつように、「物質宇宙」と「エネルギー宇宙」の重ね合わせによる「共鳴関係」によって成り立っています。
電波をキャッチして、音声化や映像化するラジオやテレビと類似の“解読装置”がホロスコープです。
分かりやすく申し上げますと、時空を越えた「宇宙波動エネルギー」を想定されてみられてください。
「宇宙波動エネルギー」の働きといえる象意を、見えない宇宙の根幹法則から構成された「ホロスコープ」を用いて、リーディングという解読をしているだけです。
「基本三数」や「数理法則」によって、星の動きや位置関係を“波動チューニング”をすれば脳内にイメージ変換ができるようになっています。
第三者に伝える場合、その象意イメージを言語化する“翻訳”という人為的なプロセスが必要です。
【One Point】 双魚宮時代の物理的な「対立二元論」ではご理解いただけませんので、柔らかく時空を超越した「共鳴関係論」によってお考えいただければ、ご理解いただけると存じます。
引力といった古典力学でなく、量子論(量子力学)の未知なる数々の不思議な現象に類似しています。
すべての鍵をにぎる蠍宮
2022.09.20
[新時代:水星編-蠍宮] ― 宝瓶宮時代を生き抜く秘密 ―
◆ 冥王星の水瓶宮トランシットによって開かれる
新たな社会通念の時代になっていく宝瓶宮時代です。
そんな宝瓶宮時代を生き抜くヒントを学ぶ「新時代」(旧:星講座)Vol.9「水星編-蠍宮」のご案内です。
端的に申し上げますと、蠍宮はポイントとなるサイン(宮)になっています。
なぜなら、蠍宮の共鳴星「冥王星」による「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)によって宝瓶宮時代の扉は開かれ、実際的にスタートしていくからです。
人知れず起きた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」がそうで、昨今の「深層の精神意識の変革」のデレクションも同様です。
≪今年の「水星」の意味≫
「宝瓶宮時代を生きる」新時代-水星編は急拠、始めることになりました。
今年2022年のお正月に、「水星」が蠍宮の共鳴星「冥王星」と合(コンジャクション=0度)をとったまま水瓶宮に入宮したからです。
そのときに「はっ!」と気づきました。
「今年の水星のトランシットは、宝瓶宮時代を生き抜くためのメッセージをもたらしていく」ということです。
水瓶宮を皮切りに各サイン(宮)をトランシットしながら、当該サイン(宮)の象意に基づいて、宝瓶宮時代を生きる「意識化」をうながしていくことになります。
次に、「知識化」を促進し、さらには「ご認識」を深めつつ、結果的ながら深層の精神意識(霊性、深層心理)の変革をもたらしていくためです。
【One Point】 深層の精神意識というのは、心の奥の無意識の世界です。
一朝一夕には変わりません。
相応の時間がかかります。
そのため、12サイン(宮)を巡りながら少しずつ体感や体得に向けて準備をしていくことになります。
≪外縁天体の冥王星の意味≫

そこで、簡単ながら冥王星とそのディレクションのご紹介をさせていただきます。
冥王星は、ホロスコープで用いる太陽系の星たちの中で、最も宇宙に近い外縁天体です。
そのため、太陽から火星までの「パーソナル・プラネット」とは対極に位置し、宇宙エネルギーを象徴するなど、社会の変革や人類歴史を象わすことになります。
その冥王星が自らの共鳴サイン(宮)の蠍宮からみて、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の水瓶宮の影響圏、すなわち山羊宮25度に昨年2021年12月に達し、正式にトランシットしはじめました。
これは冥王星の発見後、初めてのことで山羊宮25度以前に戻ることはなく、「深層の精神意識の変革」のデレクションを投げかけていくことになります。
【One Point】 「星のディレクション」は、星の動きを読むだけではみえてきません。
約2,160年(計算値)ごとに変わる占星学的な時代区分(プラトン月)など人類歴史をアストロロジカルにリーディングすることでみえてきます。
≪天王星と新型コロナ≫
かつての宝瓶宮時代の影響圏において発見された「土星外惑星」(トランス・サタニアン)のディレクションは、土星が象わす現実社会を超えた分野や人類歴史を象わします。
天王星、海王星、冥王星の3つの星たちがそれです。
そこからみたときに、古くは木星が支配星(宝瓶宮占星学では「共鳴星」)だった双魚宮時代(BC2-AD20)は今では「海王星」が共鳴星で、今後の宝瓶宮時代は「天王星」が共鳴星であることから、時代変化に密接にかかわる星になっています。
一方、「冥王星」はもともと大変革の星で、現在は水瓶宮の影響圏にあって再来年2024年1月に水瓶宮に入宮して歴史変革を正式にもたらしていきます。
実質的な宝瓶宮時代に向けた人類歴史の“再スタート”です。
昨今の天王星も同様です。
水瓶宮の共鳴星「天王星」は、下方矩=90度の牡牛宮を2019年からトランシットしており、「日常生活の変化」のディレクションをもたらし、新たな出発をうながしています。
【One Point】 2019年から始まった「新型コロナ」による日常生活の変化がその代表例です。
当該ディレクションの意味は、人々の深層の精神意識にかかわる変化を伴なっていくものです。
≪新しい時代の「友愛精神」≫
天王星も冥王星も、自らの共鳴サイン(宮)の下方矩=90度をトランシットしていくことで、深層の精神意識にかかわる新たなスタートをもたらしているのです。
結局、天王星による「日常生活の変化」のディレクションは、冥王星の「深層の精神意識の変革」のディレクションを下支えしアシストするものです。
新型コロナをはじめとした多くのショッキングな出来事によって、心の奥の深層の精神意識(霊性、深層心理)に変化や変革をもたらしていく分水嶺のときです
その変化は、宝瓶宮時代の精神意識=「友愛精神」(和、絆、民度)になります。
「友愛精神」は、双魚宮時代の「友愛」とは異なりますので、古い主義思想による“同胞愛”や、宗教的な“博愛”また日本的な“情愛”ととらえると間違ったご理解になります。
【One Point】 トランシットの「水星」は、今年2022年10月30日に蠍宮に入宮します。
お正月に冥王星と合=0度をとったまま水瓶宮に入宮していったことの真意が何気にメッセージされていくことになりそうです。
≪無意識でも変化は感じる≫
今年2022年は、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最期のピークを迎え、宝瓶宮時代への流れと双魚宮時代の逆流とが交錯する混迷期のときです。
当該リバイバルのディレクションをもたらしている海王星は、来年2023年3月には魚宮25度を越えて牡羊宮の影響圏に入り、一段落していくため、最後のあだ花を咲かせているところです。
人知れず起きた「宝瓶宮時代のビッグバン」によって、1989年に終わったはずの双魚宮時代は、宗教的“善悪”また“支配被支配”の「対立二元論」を歴史パラダイムとしてきましたが、リバイバルのディレクションも終わりのときを迎え、完全終焉に向かっているのです。
そのことに気づかずに古い時代の社会通念を継続しているかたの場合、知らないうちに新しい時代への変化に取り残されていくことがあります。
その一方で、「深層の精神意識の変革」のディレクションが始まった今年以降は、徐々に気づかれていくかたが増えていくでしょう。
たとえば、「今のままでは何かおかしい」とか「何かが違う…」あるいは「世界や人々は友愛精神(和、絆、民度)を伴ないつつ変わるべきではないのか」などといった感じです。
【One Point】 トランシットの水星は、そのような方向に意識化をうながし、知識化を図り、認識化をもたらす今年2022年になっています。
そういったディレクション・メッセージの一端をお伝えしていく単発メール講座「新時代」です。
【ご参考:真相を解明する「水星編-蠍宮」】
次の「宝瓶宮時代を生きる」新時代 Vol.9「水星編-蠍宮」は、真相の解明をコンセプトに10月30日までに配信予定です。
ご自由にチョイスしてお申込みができるフレキシブルな単発のメール講座です。
閲覧端末を選ばないレスポンシブなHTMLメールでお送りしています。
また、受信メールの表示に問題があっても、ご案内のメールに記載いたしましたURLから、ネット上のWEBページでもご高覧いただけます。
→ 「講座お申込みフォーム」
◆ 冥王星の水瓶宮トランシットによって開かれる
新たな社会通念の時代になっていく宝瓶宮時代です。
そんな宝瓶宮時代を生き抜くヒントを学ぶ「新時代」(旧:星講座)Vol.9「水星編-蠍宮」のご案内です。
端的に申し上げますと、蠍宮はポイントとなるサイン(宮)になっています。
なぜなら、蠍宮の共鳴星「冥王星」による「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)によって宝瓶宮時代の扉は開かれ、実際的にスタートしていくからです。
人知れず起きた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」がそうで、昨今の「深層の精神意識の変革」のデレクションも同様です。
≪今年の「水星」の意味≫
「宝瓶宮時代を生きる」新時代-水星編は急拠、始めることになりました。
今年2022年のお正月に、「水星」が蠍宮の共鳴星「冥王星」と合(コンジャクション=0度)をとったまま水瓶宮に入宮したからです。
そのときに「はっ!」と気づきました。
「今年の水星のトランシットは、宝瓶宮時代を生き抜くためのメッセージをもたらしていく」ということです。
水瓶宮を皮切りに各サイン(宮)をトランシットしながら、当該サイン(宮)の象意に基づいて、宝瓶宮時代を生きる「意識化」をうながしていくことになります。
次に、「知識化」を促進し、さらには「ご認識」を深めつつ、結果的ながら深層の精神意識(霊性、深層心理)の変革をもたらしていくためです。
【One Point】 深層の精神意識というのは、心の奥の無意識の世界です。
一朝一夕には変わりません。
相応の時間がかかります。
そのため、12サイン(宮)を巡りながら少しずつ体感や体得に向けて準備をしていくことになります。
≪外縁天体の冥王星の意味≫

そこで、簡単ながら冥王星とそのディレクションのご紹介をさせていただきます。
冥王星は、ホロスコープで用いる太陽系の星たちの中で、最も宇宙に近い外縁天体です。
そのため、太陽から火星までの「パーソナル・プラネット」とは対極に位置し、宇宙エネルギーを象徴するなど、社会の変革や人類歴史を象わすことになります。
その冥王星が自らの共鳴サイン(宮)の蠍宮からみて、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の水瓶宮の影響圏、すなわち山羊宮25度に昨年2021年12月に達し、正式にトランシットしはじめました。
これは冥王星の発見後、初めてのことで山羊宮25度以前に戻ることはなく、「深層の精神意識の変革」のデレクションを投げかけていくことになります。
【One Point】 「星のディレクション」は、星の動きを読むだけではみえてきません。
約2,160年(計算値)ごとに変わる占星学的な時代区分(プラトン月)など人類歴史をアストロロジカルにリーディングすることでみえてきます。
≪天王星と新型コロナ≫
かつての宝瓶宮時代の影響圏において発見された「土星外惑星」(トランス・サタニアン)のディレクションは、土星が象わす現実社会を超えた分野や人類歴史を象わします。
天王星、海王星、冥王星の3つの星たちがそれです。
そこからみたときに、古くは木星が支配星(宝瓶宮占星学では「共鳴星」)だった双魚宮時代(BC2-AD20)は今では「海王星」が共鳴星で、今後の宝瓶宮時代は「天王星」が共鳴星であることから、時代変化に密接にかかわる星になっています。
一方、「冥王星」はもともと大変革の星で、現在は水瓶宮の影響圏にあって再来年2024年1月に水瓶宮に入宮して歴史変革を正式にもたらしていきます。
実質的な宝瓶宮時代に向けた人類歴史の“再スタート”です。
昨今の天王星も同様です。
水瓶宮の共鳴星「天王星」は、下方矩=90度の牡牛宮を2019年からトランシットしており、「日常生活の変化」のディレクションをもたらし、新たな出発をうながしています。
【One Point】 2019年から始まった「新型コロナ」による日常生活の変化がその代表例です。
当該ディレクションの意味は、人々の深層の精神意識にかかわる変化を伴なっていくものです。
≪新しい時代の「友愛精神」≫
天王星も冥王星も、自らの共鳴サイン(宮)の下方矩=90度をトランシットしていくことで、深層の精神意識にかかわる新たなスタートをもたらしているのです。
結局、天王星による「日常生活の変化」のディレクションは、冥王星の「深層の精神意識の変革」のディレクションを下支えしアシストするものです。
新型コロナをはじめとした多くのショッキングな出来事によって、心の奥の深層の精神意識(霊性、深層心理)に変化や変革をもたらしていく分水嶺のときです
その変化は、宝瓶宮時代の精神意識=「友愛精神」(和、絆、民度)になります。
「友愛精神」は、双魚宮時代の「友愛」とは異なりますので、古い主義思想による“同胞愛”や、宗教的な“博愛”また日本的な“情愛”ととらえると間違ったご理解になります。
【One Point】 トランシットの「水星」は、今年2022年10月30日に蠍宮に入宮します。
お正月に冥王星と合=0度をとったまま水瓶宮に入宮していったことの真意が何気にメッセージされていくことになりそうです。
≪無意識でも変化は感じる≫
今年2022年は、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最期のピークを迎え、宝瓶宮時代への流れと双魚宮時代の逆流とが交錯する混迷期のときです。
当該リバイバルのディレクションをもたらしている海王星は、来年2023年3月には魚宮25度を越えて牡羊宮の影響圏に入り、一段落していくため、最後のあだ花を咲かせているところです。
人知れず起きた「宝瓶宮時代のビッグバン」によって、1989年に終わったはずの双魚宮時代は、宗教的“善悪”また“支配被支配”の「対立二元論」を歴史パラダイムとしてきましたが、リバイバルのディレクションも終わりのときを迎え、完全終焉に向かっているのです。
そのことに気づかずに古い時代の社会通念を継続しているかたの場合、知らないうちに新しい時代への変化に取り残されていくことがあります。
その一方で、「深層の精神意識の変革」のディレクションが始まった今年以降は、徐々に気づかれていくかたが増えていくでしょう。
たとえば、「今のままでは何かおかしい」とか「何かが違う…」あるいは「世界や人々は友愛精神(和、絆、民度)を伴ないつつ変わるべきではないのか」などといった感じです。
【One Point】 トランシットの水星は、そのような方向に意識化をうながし、知識化を図り、認識化をもたらす今年2022年になっています。
そういったディレクション・メッセージの一端をお伝えしていく単発メール講座「新時代」です。
【ご参考:真相を解明する「水星編-蠍宮」】
次の「宝瓶宮時代を生きる」新時代 Vol.9「水星編-蠍宮」は、真相の解明をコンセプトに10月30日までに配信予定です。
ご自由にチョイスしてお申込みができるフレキシブルな単発のメール講座です。
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また、受信メールの表示に問題があっても、ご案内のメールに記載いたしましたURLから、ネット上のWEBページでもご高覧いただけます。
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時代の分水嶺に立つ日本
2022.09.18
[2023年の転換期] ― 過去は明日まで続かない ―
◆ 世界を牽引する日本かそれとも亡国か
お気づきのかたもいらっしゃると存じます。
新しい時代の到来が迫っています。
古い社会通念や常識の時代の終わりがはじまっています。
人類が体験したことのない新しい文明の社会へと漸次、変わっていくことになります。
日本の興亡盛衰を決する分水嶺の四半世紀が、来年2023年を運命の皮切りとして迎えていくことになります。
≪転換期に立つ日本≫
個人的には楽観視していますが、人類歴史は、日本をはじめ重要な転換期を迎えています。
日本および日本人は、明暗を左右していく重大なポジションに位置しており、自国のみならず世界に影響を与えていくことになります。
世界の模範として栄えていく日本か、それとも亡国に向かうか、その瀬戸際に立つといっても過言ではないときです。
今すぐというよりロングスパンでのお話で、急激にそうなるとは思いませんが、日本の天運が試される時代に突入しはじめています。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」によって、運勢変化や歴史変化を象わす「星のディレクション」をみていくとそうなります。
【One Point】 ウソかマコトかどちらでも、以下のお話からご自由にご賢察ください。
建国以来、日本が有してきた天運によって必然的にそうなってまいります。
≪人類歴史の奇跡≫

世界の歴史学者の間で日本は「奇跡の国家」だと言われています。
なぜなら、『日本書紀』でいえば、建国以来2千6百年余、変わることなく続いている唯一の国家だからです。
実際の歴史をみても、『日本書紀』の編纂が命じられ、万世一系の皇統が第40代天武(てんむ)天皇によって定められた7世紀以降、約1,300年以上も同一の国家として続いているのは日本しかありません。
そのような国体維持の要になってきたのが、万世一系の天皇にあることは内外の識者が認めるところです。
相応の紆余曲折はみられるものの、天皇ゆえの平和であり天運となっています。
【One Point】 そういった事由があることから、日本の平和を乱して転覆支配を狙う反日国家や左翼思想家は、天皇制の廃止、それが無理なら万世一系に風穴を開けようと女系天皇容認をもくろんでいます。
≪日本の発展は天運にあり≫
神代(かみよ)を含めて古代史を記した『日本書紀』をはじめ、その後の日本の実際の歴史の変遷をひもとくと、驚いたことに宇宙の根幹法則「基本三数」に当てはまります。
要所要所において「基本三数」にもとづいた歴史の推移や出来事が日本の歴史には見られるのです。
東京での「日本龍体特別トークイベント」にご参列された一部のかたはご存じのとおりでしょう。
ホロスコープの根本構造ともなっている「基本三数」は、宇宙この世界をつらぬく根幹法則です。
それゆえ、「基本三数」にもとづいた歴史的推移がみられる日本は、大宇宙同様に永続性や発展性を伴なう国家であることになります。
別の表現をいたしますと、天運を持つのです。
問題は、いつまで続くのかということです。
このことは、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」からみましても、日本の“民族性”は魚宮で象徴され、“国体”は水瓶宮によって象徴される国家であることから、うなずかざるをえません。
【One Point】 詳細は、宝瓶宮占星学サイトの「日本は何座宮?」(別画面)をご参照ください。
魚宮の“民族性”と水瓶宮の“国体”によって、これまで約2,160年(計算値)の双魚宮時代はもちろん、今後の宝瓶宮時代に向かう流れにも沿って、天運を有するのです。
※2022.10.04付記 → 昨日3日に関連記事 「混濁時代のシナジー」をアップしました。
≪星のディレクションの論拠≫
さて、現在また今後21世紀の第2期四半世紀におけるメインの「星のディレクション」をご紹介いたします。
まず「星のディレクション」とは何なのか、簡単にご説明しておきます。
現代占星術の「未来予測」とは少々異なります。
たとえば、時計の針を読むことによって、現在が何時何分何秒というように、時間の推移が分かります。
同様に、宇宙の根幹法則「基本三数」によって、物質宇宙の背後にある時空を超越した見えない「宇宙波動エネルギー」の“働き”を次のような仕組みでリーディングできます。
ホロスコープに写しとった宇宙太陽系の星の動きと配置を、時計の針のように見立てて、「基本三数」からリーディングしていくと、時間の推移のように人類歴史の推移が「星のディレクション」として相応に分かるのです。
【One Point】 ご納得されにくいかたは最先端科学の「量子もつれ」(Quantum Entanglement)にみられる時空を超えた共鳴的な関係性をご参考にされてください。
一対の量子の間に、瞬時に作用する働きが科学的に確認されています。
≪現在のメイン・ディレクション≫
歴史的に重要な「星のディレクション」をもたらす「土星外惑星」(トランス・サタニアン=冥王星、海王星、天王星)の動きは現在、次のとおりです。
「冥王星」は、日本の“国体”を象徴する水瓶宮の影響圏をトランシット(運行)しており、「海王星」は、日本の“民族性”を象わす魚宮をトランシットしています。
また、水瓶宮や宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」は、日本の“現体制”を象徴する牡牛宮をトランシットしています。
すべて日本を象徴する3つのサイン(宮)を通過中の現在です。
土星外惑星のすべてが、日本の“民族性”“国体”“現体制”を象徴する3つのサイン(宮)を通過していて、宝瓶宮時代への進展と日本の未来とに「星のディレクション」をもたらしています。
さらに海王星は、来年2023年3月に魚宮25度を超えて「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションを一段落させます。
替わって「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションをうながしはじめます。
トランシットの土星も同月、魚宮に入宮していくため、古い時代が終わり、朝の目覚めのように、現実化がもたらされていく分水嶺の時代を迎えつつあるのです。
【One Point】 日本および日本人をターゲットとする土星外惑星(トランス・サタニアン)の「星のディレクション」に現在、なっています。
私たちがどのような「深層の精神意識」(霊性、深層心理)を備えて国家としての道を選択していくか。日本と世界の命運を運勢的に決してまいります。
≪ちょこっとディレクション解説≫
かつて、双魚宮時代の歴史の流れの中にあって、天運によって守られ恵まれてきたのが日本です。
宝瓶宮時代に向かう歴史の流れでもあるためです。
そして、双魚宮時代が終わった今日、実際的な宝瓶宮時代のスタートを前に真価が問われるときに至りました。
宝瓶宮時代の精神意識、新しい「友愛精神」(和、絆、民度)を心の深奥に培っていくことができれば、世界の模範となるリーダー国家として、繁栄の21世紀を迎えていくことになります。
もし、そうでなければ、天運を失って“どん底”に落ちていくことになりかねないのです。
実際的にも、天王星は2019年以降「日常生活の変化」のディレクションをもたらしはじめ、一方では天王星を共鳴星とする水瓶宮の影響圏を昨年2021年12月から冥王星が正式にトランシットをしはじめました。
宝瓶宮時代に向けた「深層の精神意識の変革」のディレクションを投げかけはじめているのです。
海王星はというと“支配/被支配”といった古い「対立二元論」を一時的に復活させる「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの最後のピークのときを今年2022年はもたらしていて、宗教や夢見る時代からの脱却を、反面教師としてうながしているところです。
【One Point】 過去の常識や社会通念が今後も続くとはかぎりません。
今年2022年を助走として、来年2023年以降は気づく気づかないにかかわらず、前人未到の社会へと漸次、流れを変えていく分水嶺のときを迎えています。
◆ 世界を牽引する日本かそれとも亡国か
お気づきのかたもいらっしゃると存じます。
新しい時代の到来が迫っています。
古い社会通念や常識の時代の終わりがはじまっています。
人類が体験したことのない新しい文明の社会へと漸次、変わっていくことになります。
日本の興亡盛衰を決する分水嶺の四半世紀が、来年2023年を運命の皮切りとして迎えていくことになります。
≪転換期に立つ日本≫
個人的には楽観視していますが、人類歴史は、日本をはじめ重要な転換期を迎えています。
日本および日本人は、明暗を左右していく重大なポジションに位置しており、自国のみならず世界に影響を与えていくことになります。
世界の模範として栄えていく日本か、それとも亡国に向かうか、その瀬戸際に立つといっても過言ではないときです。
今すぐというよりロングスパンでのお話で、急激にそうなるとは思いませんが、日本の天運が試される時代に突入しはじめています。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」によって、運勢変化や歴史変化を象わす「星のディレクション」をみていくとそうなります。
【One Point】 ウソかマコトかどちらでも、以下のお話からご自由にご賢察ください。
建国以来、日本が有してきた天運によって必然的にそうなってまいります。
≪人類歴史の奇跡≫

世界の歴史学者の間で日本は「奇跡の国家」だと言われています。
なぜなら、『日本書紀』でいえば、建国以来2千6百年余、変わることなく続いている唯一の国家だからです。
実際の歴史をみても、『日本書紀』の編纂が命じられ、万世一系の皇統が第40代天武(てんむ)天皇によって定められた7世紀以降、約1,300年以上も同一の国家として続いているのは日本しかありません。
そのような国体維持の要になってきたのが、万世一系の天皇にあることは内外の識者が認めるところです。
相応の紆余曲折はみられるものの、天皇ゆえの平和であり天運となっています。
【One Point】 そういった事由があることから、日本の平和を乱して転覆支配を狙う反日国家や左翼思想家は、天皇制の廃止、それが無理なら万世一系に風穴を開けようと女系天皇容認をもくろんでいます。
≪日本の発展は天運にあり≫
神代(かみよ)を含めて古代史を記した『日本書紀』をはじめ、その後の日本の実際の歴史の変遷をひもとくと、驚いたことに宇宙の根幹法則「基本三数」に当てはまります。
要所要所において「基本三数」にもとづいた歴史の推移や出来事が日本の歴史には見られるのです。
東京での「日本龍体特別トークイベント」にご参列された一部のかたはご存じのとおりでしょう。
ホロスコープの根本構造ともなっている「基本三数」は、宇宙この世界をつらぬく根幹法則です。
それゆえ、「基本三数」にもとづいた歴史的推移がみられる日本は、大宇宙同様に永続性や発展性を伴なう国家であることになります。
別の表現をいたしますと、天運を持つのです。
問題は、いつまで続くのかということです。
このことは、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」からみましても、日本の“民族性”は魚宮で象徴され、“国体”は水瓶宮によって象徴される国家であることから、うなずかざるをえません。
【One Point】 詳細は、宝瓶宮占星学サイトの「日本は何座宮?」(別画面)をご参照ください。
魚宮の“民族性”と水瓶宮の“国体”によって、これまで約2,160年(計算値)の双魚宮時代はもちろん、今後の宝瓶宮時代に向かう流れにも沿って、天運を有するのです。
※2022.10.04付記 → 昨日3日に関連記事 「混濁時代のシナジー」をアップしました。
≪星のディレクションの論拠≫
さて、現在また今後21世紀の第2期四半世紀におけるメインの「星のディレクション」をご紹介いたします。
まず「星のディレクション」とは何なのか、簡単にご説明しておきます。
現代占星術の「未来予測」とは少々異なります。
たとえば、時計の針を読むことによって、現在が何時何分何秒というように、時間の推移が分かります。
同様に、宇宙の根幹法則「基本三数」によって、物質宇宙の背後にある時空を超越した見えない「宇宙波動エネルギー」の“働き”を次のような仕組みでリーディングできます。
ホロスコープに写しとった宇宙太陽系の星の動きと配置を、時計の針のように見立てて、「基本三数」からリーディングしていくと、時間の推移のように人類歴史の推移が「星のディレクション」として相応に分かるのです。
【One Point】 ご納得されにくいかたは最先端科学の「量子もつれ」(Quantum Entanglement)にみられる時空を超えた共鳴的な関係性をご参考にされてください。
一対の量子の間に、瞬時に作用する働きが科学的に確認されています。
≪現在のメイン・ディレクション≫
歴史的に重要な「星のディレクション」をもたらす「土星外惑星」(トランス・サタニアン=冥王星、海王星、天王星)の動きは現在、次のとおりです。
「冥王星」は、日本の“国体”を象徴する水瓶宮の影響圏をトランシット(運行)しており、「海王星」は、日本の“民族性”を象わす魚宮をトランシットしています。
また、水瓶宮や宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」は、日本の“現体制”を象徴する牡牛宮をトランシットしています。
すべて日本を象徴する3つのサイン(宮)を通過中の現在です。
土星外惑星のすべてが、日本の“民族性”“国体”“現体制”を象徴する3つのサイン(宮)を通過していて、宝瓶宮時代への進展と日本の未来とに「星のディレクション」をもたらしています。
さらに海王星は、来年2023年3月に魚宮25度を超えて「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションを一段落させます。
替わって「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションをうながしはじめます。
トランシットの土星も同月、魚宮に入宮していくため、古い時代が終わり、朝の目覚めのように、現実化がもたらされていく分水嶺の時代を迎えつつあるのです。
【One Point】 日本および日本人をターゲットとする土星外惑星(トランス・サタニアン)の「星のディレクション」に現在、なっています。
私たちがどのような「深層の精神意識」(霊性、深層心理)を備えて国家としての道を選択していくか。日本と世界の命運を運勢的に決してまいります。
≪ちょこっとディレクション解説≫
かつて、双魚宮時代の歴史の流れの中にあって、天運によって守られ恵まれてきたのが日本です。
宝瓶宮時代に向かう歴史の流れでもあるためです。
そして、双魚宮時代が終わった今日、実際的な宝瓶宮時代のスタートを前に真価が問われるときに至りました。
宝瓶宮時代の精神意識、新しい「友愛精神」(和、絆、民度)を心の深奥に培っていくことができれば、世界の模範となるリーダー国家として、繁栄の21世紀を迎えていくことになります。
もし、そうでなければ、天運を失って“どん底”に落ちていくことになりかねないのです。
実際的にも、天王星は2019年以降「日常生活の変化」のディレクションをもたらしはじめ、一方では天王星を共鳴星とする水瓶宮の影響圏を昨年2021年12月から冥王星が正式にトランシットをしはじめました。
宝瓶宮時代に向けた「深層の精神意識の変革」のディレクションを投げかけはじめているのです。
海王星はというと“支配/被支配”といった古い「対立二元論」を一時的に復活させる「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの最後のピークのときを今年2022年はもたらしていて、宗教や夢見る時代からの脱却を、反面教師としてうながしているところです。
【One Point】 過去の常識や社会通念が今後も続くとはかぎりません。
今年2022年を助走として、来年2023年以降は気づく気づかないにかかわらず、前人未到の社会へと漸次、流れを変えていく分水嶺のときを迎えています。
蟷螂窺蝉と占星術の象階
2022.09.16
[奥義講座のための基本の基#06] ― 理論を伴なうことの重要性 ―
◆ 太陽→ホロスコープ→根幹法則→その次
蟷螂窺蝉(とうろうきせん)という四文字熟語があります。
老荘思想に出てくるお話を熟語にしたものです。
「カマキリ、セミをうかがう」と読み下します。
一度は聞いたことがあるお話だと存じます。
「星占い」と「現代占星術」と本来の「アストロロジー」にも当てはまります。
≪蝉を狙う蟷螂を狙う鵲≫
蟷螂窺蝉(とうろうきせん)というのは、次のようなお話です。
一匹のセミ(蝉)が夏を謳歌しています。
見ると、カマキリ(蟷螂)が葉陰に潜んで、セミを捕食しようとしています。
そのカマキリを捕えようと、カササギが空を飛んでいます。
自分(荘周)はというと、先ほど自分を襲ってきたそのカササギを射止めようと、矢をつがえて弓を引き絞っているところです。
セミを狙うカマキリも、カマキリを狙うカササギも、目の前の獲物に夢中で、自身の身に迫る危険に気がついていません。
そこで荘周は「ハッ!」と気づきます。
自分も宮中の苑にいて弓矢を持ち、同じような立場に陥っているのではないか。
そう考えて弓矢を投げ捨て、その場から逃げ出した…というお話です。

【One Point】 老荘思想を著した『荘子』の一節です。
ゾッとした荘周は、「利と害とは互いに呼び合うのだ」と言うと弓矢を投げ捨て、身をひるがえして逃げ出しました。
それを禁苑の番人が怪しんで追いかけ、彼を厳しく詮議したと続きます。
≪大同小異の星占いと占星術≫
ご自分の関心がある範囲しか視野に入らない、または話を聞いても理解できない、ということはよくあることです。
身につまされるお話です。
ここでは、「星占い」と「占星術」と本来の「アストロロジー」にたとえて、論旨を展開させていただきます。
太陽サイン(宮)しか用いない星占いを、現代の西洋占星術は、子供だましの占いのように見なしているのを聞いたことがあります。
いわく「星占いは太陽星座しか用いないため、一部にすぎず、占星術とは異なり、当たらないことがある」といったようなことです。
間違ってはいないのです。
ですが、首肯するのも釈然としないものを感じます。
なぜなら、現代占星術もまた同様だからです。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジーからみると、そう見えます。
ホロスコープを用いてはいるものの、「12サイン(宮)」と「星」の解釈に偏重しており、ホロスコープ全体をリーディングしているとは言いがたいからです。
【One Point】 「アスペクト」の解釈は部分的ですし、「12ハウス(室)」に対しては、ほとんど歯が立っていません。
一部でしか占断していないのですから、ホロスコープ(出生天球図)を一人の人間としてみたとき、星占いも占星術も大同小異です。
≪占星術の知られざる陥穽≫
現代占星術にはさらなる根本的な弱点があります。
「ホロスコープ作成ソフト」で出力されたホロスコープは、最新科学に基づいています。
その一方で、解釈や占断には客観的な論拠がなく、個々人の主観的解釈に頼らざるをえないという状態です。
結果、正しいかどうか分からない過去の誰かの象意解釈をご参考に、占断を今も未来も繰り返さざるをえないからです。
今後、何十年が経っても、主観的な解釈でもって占断を続けるしかなく、延々と試行錯誤をされていくことでしょう。
【One Point】 古代ギリシャの古典理論を捨てて、19世紀後半にはじまったのが現代占星術です。
海王星の初期の象意に基づいて“まだ見ぬ理想”(幻想)を抱いているのです。
≪本来のアストロロジー≫
さて、冒頭の「蟷螂窺蝉」からいえば、本来のアストロロジーとはいえ他人事ではありません。
それはあとで触れるとして、客観的な科学的論拠を持つのが本来のアストロロジー(Astrology)です。
「アストロ」(Astro)=星、天体+「ロジー」(-logy)=~論、~学、~科学ゆえに、どこにも占いという意味は含まれていません。
では、どのような科学的な論拠があるというのでしょうか。
「物理科学」がその理論になることはありえません。
なぜなら、物理科学がアンタッチャブルとする精神意識や心理面を含めてホロスコープはリーディングするからです。
その一方で、最先端科学の「量子論」がようやく扉を開きつつある“波”の分野、すなわち時空を超えた見えざる波動共鳴などの関係性は大きなヒントをもたらすでしょう。
【One Point】 量子論(量子力学)では、量子は“粒”であり“波”であるとされます。
さらには「量子もつれ」などのように、時空を超えた共鳴関係が量子間に内包されています。
ホロスコープ理論もこれに類似しているのです。
≪根幹法則の次にあるもの≫
最先端のホロスコープ理論は、宇宙の根幹法則「基本三数」になります。
「基本三数」またその展開である「数理法則」の12数理によって、12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト(座相)、12プラネット(星)すべての解釈が可能になります。
ホロスコープ自体の象意構造も明らかにされます。
そのため、「基本三数」を“マスター・キー”としてホロスコープのすべての秘密の扉を開くことができます。
重要な事実は、世界に2つと同じものがない個々に異なるホロスコープだということです。
過去の誰かのホロスコープに適応させた象意解釈が、ほかの誰かのホロスコープにそのまま適合するとはかぎらないという懸念です。
自由自在に応用展開できる本意(基本の象意、ほんとうの象意)から、ご自身で適切に応用展開させたほうが簡単になっていきます。
【One Point】 蟷螂窺蝉から申し上げますと、本来のアストロロジーもまた、さらに広い視野から自身を客観視して、理論に留まらないようにすることがありえるでしょう。
そのヒントは「奥義講座」の最後にご説明を差し上げていますので、ご安心ください。
◆ 太陽→ホロスコープ→根幹法則→その次
蟷螂窺蝉(とうろうきせん)という四文字熟語があります。
老荘思想に出てくるお話を熟語にしたものです。
「カマキリ、セミをうかがう」と読み下します。
一度は聞いたことがあるお話だと存じます。
「星占い」と「現代占星術」と本来の「アストロロジー」にも当てはまります。
≪蝉を狙う蟷螂を狙う鵲≫
蟷螂窺蝉(とうろうきせん)というのは、次のようなお話です。
一匹のセミ(蝉)が夏を謳歌しています。
見ると、カマキリ(蟷螂)が葉陰に潜んで、セミを捕食しようとしています。
そのカマキリを捕えようと、カササギが空を飛んでいます。
自分(荘周)はというと、先ほど自分を襲ってきたそのカササギを射止めようと、矢をつがえて弓を引き絞っているところです。
セミを狙うカマキリも、カマキリを狙うカササギも、目の前の獲物に夢中で、自身の身に迫る危険に気がついていません。
そこで荘周は「ハッ!」と気づきます。
自分も宮中の苑にいて弓矢を持ち、同じような立場に陥っているのではないか。
そう考えて弓矢を投げ捨て、その場から逃げ出した…というお話です。

【One Point】 老荘思想を著した『荘子』の一節です。
ゾッとした荘周は、「利と害とは互いに呼び合うのだ」と言うと弓矢を投げ捨て、身をひるがえして逃げ出しました。
それを禁苑の番人が怪しんで追いかけ、彼を厳しく詮議したと続きます。
≪大同小異の星占いと占星術≫
ご自分の関心がある範囲しか視野に入らない、または話を聞いても理解できない、ということはよくあることです。
身につまされるお話です。
ここでは、「星占い」と「占星術」と本来の「アストロロジー」にたとえて、論旨を展開させていただきます。
太陽サイン(宮)しか用いない星占いを、現代の西洋占星術は、子供だましの占いのように見なしているのを聞いたことがあります。
いわく「星占いは太陽星座しか用いないため、一部にすぎず、占星術とは異なり、当たらないことがある」といったようなことです。
間違ってはいないのです。
ですが、首肯するのも釈然としないものを感じます。
なぜなら、現代占星術もまた同様だからです。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジーからみると、そう見えます。
ホロスコープを用いてはいるものの、「12サイン(宮)」と「星」の解釈に偏重しており、ホロスコープ全体をリーディングしているとは言いがたいからです。
【One Point】 「アスペクト」の解釈は部分的ですし、「12ハウス(室)」に対しては、ほとんど歯が立っていません。
一部でしか占断していないのですから、ホロスコープ(出生天球図)を一人の人間としてみたとき、星占いも占星術も大同小異です。
≪占星術の知られざる陥穽≫
現代占星術にはさらなる根本的な弱点があります。
「ホロスコープ作成ソフト」で出力されたホロスコープは、最新科学に基づいています。
その一方で、解釈や占断には客観的な論拠がなく、個々人の主観的解釈に頼らざるをえないという状態です。
結果、正しいかどうか分からない過去の誰かの象意解釈をご参考に、占断を今も未来も繰り返さざるをえないからです。
今後、何十年が経っても、主観的な解釈でもって占断を続けるしかなく、延々と試行錯誤をされていくことでしょう。
【One Point】 古代ギリシャの古典理論を捨てて、19世紀後半にはじまったのが現代占星術です。
海王星の初期の象意に基づいて“まだ見ぬ理想”(幻想)を抱いているのです。
≪本来のアストロロジー≫
さて、冒頭の「蟷螂窺蝉」からいえば、本来のアストロロジーとはいえ他人事ではありません。
それはあとで触れるとして、客観的な科学的論拠を持つのが本来のアストロロジー(Astrology)です。
「アストロ」(Astro)=星、天体+「ロジー」(-logy)=~論、~学、~科学ゆえに、どこにも占いという意味は含まれていません。
では、どのような科学的な論拠があるというのでしょうか。
「物理科学」がその理論になることはありえません。
なぜなら、物理科学がアンタッチャブルとする精神意識や心理面を含めてホロスコープはリーディングするからです。
その一方で、最先端科学の「量子論」がようやく扉を開きつつある“波”の分野、すなわち時空を超えた見えざる波動共鳴などの関係性は大きなヒントをもたらすでしょう。
【One Point】 量子論(量子力学)では、量子は“粒”であり“波”であるとされます。
さらには「量子もつれ」などのように、時空を超えた共鳴関係が量子間に内包されています。
ホロスコープ理論もこれに類似しているのです。
≪根幹法則の次にあるもの≫
最先端のホロスコープ理論は、宇宙の根幹法則「基本三数」になります。
「基本三数」またその展開である「数理法則」の12数理によって、12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト(座相)、12プラネット(星)すべての解釈が可能になります。
ホロスコープ自体の象意構造も明らかにされます。
そのため、「基本三数」を“マスター・キー”としてホロスコープのすべての秘密の扉を開くことができます。
重要な事実は、世界に2つと同じものがない個々に異なるホロスコープだということです。
過去の誰かのホロスコープに適応させた象意解釈が、ほかの誰かのホロスコープにそのまま適合するとはかぎらないという懸念です。
自由自在に応用展開できる本意(基本の象意、ほんとうの象意)から、ご自身で適切に応用展開させたほうが簡単になっていきます。
【One Point】 蟷螂窺蝉から申し上げますと、本来のアストロロジーもまた、さらに広い視野から自身を客観視して、理論に留まらないようにすることがありえるでしょう。
そのヒントは「奥義講座」の最後にご説明を差し上げていますので、ご安心ください。
量子もつれとホロスコープ
2022.09.13
[占いか科学か] ― 未来を拓く理論を求めて ―
◆ 過去の象意解釈からたった一つの根幹法則へ
“当たる”もよし“当たらない”もよし、占いを楽しみたいなら占星術もよし。
ただし、最先端の科学技術によるホロスコープを用いているのです。
占いに留めておくのは、宝の持ち腐れです。
ご存じのように、現代占星術には客観的な論拠がないため、過去の膨大な誰かの象意解釈を参考にするしかありません。
それがどこまで正しいのか、確証が得られないまま占断を試みることを続けて、未来は見えてくるのでしょうか。
≪占星術以前のスタンス≫

ホロスコープの歴史をみれば、現代占星術のスタンスが分かります。
古代ギリシャ文明期、当時、最先端の世界観にもとづいて「ホロスコープ」は誕生しました。
現代とは異なり、四角のホロスコープでした。
古代ギリシャの最先端科学の四元素説(熱冷湿乾、火地風水など)によって構築されていたからです。
たとえば、医学的に胆汁質、憂鬱質、多血質、粘液質といった個々人の4種類の気質を解読するのに四角のほうが便利だったのです。
そういった事由などによって四角いホロスコープとともに発祥し、発展した古代ギリシャの「古典アストロロジー」でしたが、16世紀頃、近代科学が発達したことによって、論理破綻を迎えていくことになります。
【One Point】 隆盛を誇った四元素説が疑似科学とされたからです。
科学的な根拠を失った古典アストロロジーの時代は終わりました。
しかし、ホロスコープ自体は古典占星術の“占いツール”として生き残ったのです。
≪精度を増したホロスコープ≫
著名な天文学者で占星術師でもあったケプラー(1571-1630)の時代でした。
疑似科学となった「古典理論」を維持したまま、四角いホロスコープによる占い稼業「古典占星術」へと転化していったのです。
それから約4世紀。
今日、ホロスコープは、近年にめざましい発達を遂げた天文学とコンピューターによって、格段に精度が向上し、天球を模した丸いホロスコープに変わりました。
さらには、パソコンの普及によって専門的な知識がなくても、緻密なホロスコープを誰にでも出力できるようになったのです。
そんな科学的なホロスコープですが、いざ象意解釈となると、旧態依然のまま、過去の象意解釈を参考に占断を続けるしかないという矛盾めいたアナクロニズム(時代錯誤)に陥っています。
【One Point】 型落ちしたパソコンで最新のゲームをプレイするようなものです。
19世紀後半のオカルトチックな心霊ブームの時代状況のまま、今日、21世紀のIT技術の社会を生きるようなチグハグ感が否めません。
≪ホロスコープの謎を解く≫
さて、ここからが本題です。
本来のホロスコープには、宇宙この世界のたった一つの根幹法則が秘められています。
ホロスコープから地上のことがなぜリーディングできるのか。
「量子もつれ」のように時空を超えて瞬時に作用する見えざる共鳴現象が、宇宙この世界の根幹法則を伴ないつつあるゆえに、天空の星と地上の人間との間に作用しているからです。
そのような運勢作用にかかわる宇宙波動エネルギーに伴なう「基本三数」になっています。
ホロスコープも同様で、「基本三数」による象意構造を持っています。
そのため、占星地から見た宇宙太陽系の星の動きと配置を忠実に写しとったホロスコープ、すなわち「基本三数構造」にもとづいて、地上の個々人や出来事に対する共鳴関係をひもときリーディングすることができます。
遠近ある無関係の星たちを地上からの見た目でつなげた星座や単に星を映しただけのプラネタリウムでは、「基本三数」がないので無理なのです。
【One Point】 宇宙この世界をつらぬく根幹法則「基本三数」が、ホロスコープの根本です。
その展開、「数理法則」による12数(宇宙森羅の最小象徴数)から構成されていることもその理由です。
≪ホロスコープの「基本三数」構造≫
お話は変わります。
量子は“粒”と“波”が重ね合わさった存在であるように、人間は心(精神)と体(肉体)があり、宇宙この世界は“物質宇宙”と時空を超えた“エネルギー宇宙”とによって存在しています。
両者は、対立しているのではなく、共鳴関係によって共存し、維持発展がもたらされています。
ホロスコープも同様です。
“波”のような「1数」と、“粒”としての「2数」と、観測にかかわる“共鳴関係”といった「3数」とが重ね合わさった「基本三数」による重層構造をもって成り立っています。
それゆえ、時空を超えた宇宙波動エネルギーによる運勢的な象意が、「基本三数」を根本理論とすることでリーディングできるようになっています。
【One Point】 宇宙の根本は「E=mc2」のようにシンプルです。
本来のホロスコープも根本はシンプルで、たった一つの根幹法則「基本三数」にもとづく本意(基本の象意、ほんとうの象意)を内包しており、その展開が「数理法則」の12数理になっています。
≪ホロスコープの扉を開く≫
もう少しご説明を続けさせていただきます。
ホロスコープは、宇宙森羅の最小象徴数=12数によって構成されているのは明白で、これは「基本三数」が展開された「数理法則」によるものになっています。
そのため、12サイン(宮)と12ハウス(室)にとどまらず、12アスペクト(座相)や12プラネット(星)を、最小の構成要素としてリーディングすることができます。
逆にいえば、それ以外の小惑星やマイナーすぎるアスペクトは不必要です。
象意も不確かなそれら枝葉末節を後生大事に占断やリーディングしても、本質を見失うばかりか、かえって混乱を招来します。
宇宙の根幹法則「基本三数」の詳しいご説明は「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座で差し上げているとおりです。
「伝授講座」は、約400年前に疑似科学とされた四元素説、すなわち紀元前に古典アストロロジーを生んだ古代ギリシャの世界観にかわるもので、宝瓶宮時代の新しい宇宙観を伝授するものです。
【One Point】 一方、「基本三数」を用いたホロスコープの解釈ならびに共鳴関係によるリーディングのノウハウにつきましては、最新の「ホロスコープ・マスター奥義講座」から学ぶことができます。
“マスター・キー”の役割を果たすのが「基本三数」です。
◆ 過去の象意解釈からたった一つの根幹法則へ
“当たる”もよし“当たらない”もよし、占いを楽しみたいなら占星術もよし。
ただし、最先端の科学技術によるホロスコープを用いているのです。
占いに留めておくのは、宝の持ち腐れです。
ご存じのように、現代占星術には客観的な論拠がないため、過去の膨大な誰かの象意解釈を参考にするしかありません。
それがどこまで正しいのか、確証が得られないまま占断を試みることを続けて、未来は見えてくるのでしょうか。
≪占星術以前のスタンス≫

ホロスコープの歴史をみれば、現代占星術のスタンスが分かります。
古代ギリシャ文明期、当時、最先端の世界観にもとづいて「ホロスコープ」は誕生しました。
現代とは異なり、四角のホロスコープでした。
古代ギリシャの最先端科学の四元素説(熱冷湿乾、火地風水など)によって構築されていたからです。
たとえば、医学的に胆汁質、憂鬱質、多血質、粘液質といった個々人の4種類の気質を解読するのに四角のほうが便利だったのです。
そういった事由などによって四角いホロスコープとともに発祥し、発展した古代ギリシャの「古典アストロロジー」でしたが、16世紀頃、近代科学が発達したことによって、論理破綻を迎えていくことになります。
【One Point】 隆盛を誇った四元素説が疑似科学とされたからです。
科学的な根拠を失った古典アストロロジーの時代は終わりました。
しかし、ホロスコープ自体は古典占星術の“占いツール”として生き残ったのです。
≪精度を増したホロスコープ≫
著名な天文学者で占星術師でもあったケプラー(1571-1630)の時代でした。
疑似科学となった「古典理論」を維持したまま、四角いホロスコープによる占い稼業「古典占星術」へと転化していったのです。
それから約4世紀。
今日、ホロスコープは、近年にめざましい発達を遂げた天文学とコンピューターによって、格段に精度が向上し、天球を模した丸いホロスコープに変わりました。
さらには、パソコンの普及によって専門的な知識がなくても、緻密なホロスコープを誰にでも出力できるようになったのです。
そんな科学的なホロスコープですが、いざ象意解釈となると、旧態依然のまま、過去の象意解釈を参考に占断を続けるしかないという矛盾めいたアナクロニズム(時代錯誤)に陥っています。
【One Point】 型落ちしたパソコンで最新のゲームをプレイするようなものです。
19世紀後半のオカルトチックな心霊ブームの時代状況のまま、今日、21世紀のIT技術の社会を生きるようなチグハグ感が否めません。
≪ホロスコープの謎を解く≫
さて、ここからが本題です。
本来のホロスコープには、宇宙この世界のたった一つの根幹法則が秘められています。
ホロスコープから地上のことがなぜリーディングできるのか。
「量子もつれ」のように時空を超えて瞬時に作用する見えざる共鳴現象が、宇宙この世界の根幹法則を伴ないつつあるゆえに、天空の星と地上の人間との間に作用しているからです。
そのような運勢作用にかかわる宇宙波動エネルギーに伴なう「基本三数」になっています。
ホロスコープも同様で、「基本三数」による象意構造を持っています。
そのため、占星地から見た宇宙太陽系の星の動きと配置を忠実に写しとったホロスコープ、すなわち「基本三数構造」にもとづいて、地上の個々人や出来事に対する共鳴関係をひもときリーディングすることができます。
遠近ある無関係の星たちを地上からの見た目でつなげた星座や単に星を映しただけのプラネタリウムでは、「基本三数」がないので無理なのです。
【One Point】 宇宙この世界をつらぬく根幹法則「基本三数」が、ホロスコープの根本です。
その展開、「数理法則」による12数(宇宙森羅の最小象徴数)から構成されていることもその理由です。
≪ホロスコープの「基本三数」構造≫
お話は変わります。
量子は“粒”と“波”が重ね合わさった存在であるように、人間は心(精神)と体(肉体)があり、宇宙この世界は“物質宇宙”と時空を超えた“エネルギー宇宙”とによって存在しています。
両者は、対立しているのではなく、共鳴関係によって共存し、維持発展がもたらされています。
ホロスコープも同様です。
“波”のような「1数」と、“粒”としての「2数」と、観測にかかわる“共鳴関係”といった「3数」とが重ね合わさった「基本三数」による重層構造をもって成り立っています。
それゆえ、時空を超えた宇宙波動エネルギーによる運勢的な象意が、「基本三数」を根本理論とすることでリーディングできるようになっています。
【One Point】 宇宙の根本は「E=mc2」のようにシンプルです。
本来のホロスコープも根本はシンプルで、たった一つの根幹法則「基本三数」にもとづく本意(基本の象意、ほんとうの象意)を内包しており、その展開が「数理法則」の12数理になっています。
≪ホロスコープの扉を開く≫
もう少しご説明を続けさせていただきます。
ホロスコープは、宇宙森羅の最小象徴数=12数によって構成されているのは明白で、これは「基本三数」が展開された「数理法則」によるものになっています。
そのため、12サイン(宮)と12ハウス(室)にとどまらず、12アスペクト(座相)や12プラネット(星)を、最小の構成要素としてリーディングすることができます。
逆にいえば、それ以外の小惑星やマイナーすぎるアスペクトは不必要です。
象意も不確かなそれら枝葉末節を後生大事に占断やリーディングしても、本質を見失うばかりか、かえって混乱を招来します。
宇宙の根幹法則「基本三数」の詳しいご説明は「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座で差し上げているとおりです。
「伝授講座」は、約400年前に疑似科学とされた四元素説、すなわち紀元前に古典アストロロジーを生んだ古代ギリシャの世界観にかわるもので、宝瓶宮時代の新しい宇宙観を伝授するものです。
【One Point】 一方、「基本三数」を用いたホロスコープの解釈ならびに共鳴関係によるリーディングのノウハウにつきましては、最新の「ホロスコープ・マスター奥義講座」から学ぶことができます。
“マスター・キー”の役割を果たすのが「基本三数」です。
梶原善のホロスコープ
2022.09.07
[アサシン善児] ― 寡黙さがキャラを引き出した ―
◆ 情けと冷静豪胆な“アサシン善児”はハマり役
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、善児を演じた梶原善(かじはら ぜん)氏のホロスコープです。
世間さまいわく“アサシン善児”です。
先の8月28日放送の第33回「修善寺」で同ドラマの出演は終わりましたが、脚本家の三谷幸喜は梶原善のホロスコープ(出生天球図)を見抜いていたかのような役柄を充てていました。
そうして、「代表作にして」と声を掛けていたようです。
≪三谷氏の劇団に所属≫
「僕がやる舞台に出てみない?」と、当時19歳の梶原氏に三谷氏が電話をしたのがお二人のはじまりのようです。
梶原氏は三谷氏が主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」に所属します。
今や三谷氏の舞台では欠かせない常連で、テレビドラマでも名脇役として活躍しています。
今作2022年の大河ドラマでは、歴史上、死因が明らかでない人物を無言で殺害する役回りを演じて、“アサシン善児”と話題になりました。

最初は、伊豆に島流しされていた源頼朝(大泉洋)と、伊東八重姫(新垣結衣)の子、3歳の千鶴丸を八重の父伊藤祐親の命により川で殺めるという戦慄のシーンでした。
その後も、主人公北条義時(小栗旬)の兄宗時(片岡愛之助)を後ろから音もたてずに暗殺するなど、次々と“狂言回し”の役を演じています。
【One Point】 架空の人物とはいえ善児なくしては筋書きがすすめられないため、三谷氏も期待し「代表作にして」と言ったのでしょう。
実際、「善児 梶原善」と番組冒頭のクレジットが出ると、「今回も誰かが…」と戦慄を覚える視聴者もいたようです。
≪梶原善のホロスコープ≫
さて、下図が梶原善氏のホロスコープです。

出生時間が不明なので、「太陽」を起点としたハウスホイールでの「ソーラーチャート」で作成しています。
通常、一日の真ん中をとったお昼12時で作成することが多いようですが、上掲のホロスコープは、日の出の時間で作成し、動きの早い「月」のみ当日中に動く度数を記し、正しくリーディングができるように配慮しています。
【One Point】 お昼12時にして「月」の位置までも決定するのは早計です。
許容度数(オーブ)10度をとっても「月」は、一日にそれ以上動きますので、正確なリーディングができないことが起こるためです。
≪共鳴星「海王星」が特徴≫
いろいろな状況からみて、梶原善氏のホロスコープは「海王星」がYOD(ヨッド=150/150/60度)の頂点の星となる可能性が高いとみています。
なぜなら、魚宮生まれ(太陽)の梶原氏の共鳴星が「海王星」だからというだけでなく、ほかに重要なアスペクトがあり、現実的にも、かなり影響を受けているといえるためです。
出生時間が不明なので確定までには至りませんが、その場合は牡羊宮の「月」と、双子宮の「木星」が底辺の星になり、否応なく人の好さを発揮せざるをえなくなるのと同時に、俳優として“名脇役”としての適性がリーディングできるようになります。
そうでなくても、「木星」と「海王星」の転(クインカンクス、インコンジャクト=150度)は確定しています。
「転」というのは、その象意から、分かりやすいように宝瓶宮占星学で和名にしたものです。
いずれにしても、出生時間によっては、基本点を交えたYOD=150/150/60度の可能性が出てきます。
その場合は、基本点によって異なりますが、「海王星」の豊かな“感覚”や“イマジネーション”が否応なく発揮されることになります。
【One Point】 魚宮生まれ(太陽)ゆえに、共鳴星の「海王星」がYODの頂点の星の場合、重要な影響をもたらします。
そうでなくても「水星&火星&土星」と「天王星&冥王星」に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとっていることから、無視はできず重要なポジションにあります。
≪もう一つの特徴≫
魚宮の「太陽」で共鳴星の「海王星」が活性化していますので、内面に他人には分からない感覚の豊かさやフィーリングなどをお持ちになる梶原氏です。
また、お名前のとおり“善良”な人の好さが出やすくなります。
同時に、そのような星を持つ彼が、冷酷な“アサシン善児”を代表作ともいえるハマり役として演じきれたのは、もう一方の側面がホロスコープ(出生天球図)に示されているためです。
「水星&火星&土星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0度)と、「天王星&冥王星」の合(コンジャクション=0度)による、強烈な衝(オポジション=180度)がそれです。
ですが、くだんの「海王星」が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけています。
そのため、「海王星」の象意に基づいてバーチャライズ(仮想化)をもたらすなど、お芝居に役立てることができ、情を持ちながらも役柄とはいえ冷酷なアサシン(暗殺者)を演じることはピッタリで、ハマり役にできます。
【One Point】 蟹宮生まれ(太陽)の三谷氏は、そのような彼のホロスコープを知らなくても、これまでの経緯から見抜いていたのでしょう。
それゆえ“善児”にあまりセリフを与えず、冷静な「土星」が効いた寡黙なアサシンの役柄を演じさせて、最期のシーンで「海王星」本来の人の好さを演出したようです。
≪2つのT矩と調停の座相≫
さて、生まれもつホロスコープどおりに“情け”と“冷静豪胆”な二面性の“アサシン善児”を見事に演じ切り、代表作ともなる“ハマり役”にされました。
もう一つ、上掲のホロスコープには、2つのT矩(Tスクエア=90/90/180度)があります。
“凶座相”と解釈をされるかたがいらっしゃるかもしれませんので、最後に触れておきます。
「木星」を軸とした「水星&火星&土星」と「天王星&冥王星」の衝=180度のT矩=90/90/180度、ならびに「太陽」を軸に「ドラゴンヘッド」と「ドラゴンテール」が形成するT矩=90/90/180度です。
これを単純に“凶座相”と解釈するのは間違いで、正しく象意を知れば活かすことが可能なアスペクト・パターンになっています。
そうでなくても前者には、「海王星」が調停の座相を投げかけていますし、後者には現在、トランシットの冥王星が合(0度)を投げかける「金星」が、調停の座相をとって良し悪しにかかわらずフォローしています。
【One Point】 “吉凶解釈”を行なうのはご自由です。
ですが、“吉”か“凶”かの単純な占断は明らかに間違いです。
良識ある皆さまにはご説明するまでもないでしょう。
そこにおいてどうするかご判断や実際のご対応は占術師ではなく、ご本人が決めるものだからです。
ちなみに、トランシットの冥王星が調停の座相をとる出生時の「金星」に合=0度の「星のディレクション」(運勢変化)は、梶原氏のホロスコープの場合、相応に人気運をもたらす時期であることを象わします。
◆ 情けと冷静豪胆な“アサシン善児”はハマり役
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、善児を演じた梶原善(かじはら ぜん)氏のホロスコープです。
世間さまいわく“アサシン善児”です。
先の8月28日放送の第33回「修善寺」で同ドラマの出演は終わりましたが、脚本家の三谷幸喜は梶原善のホロスコープ(出生天球図)を見抜いていたかのような役柄を充てていました。
そうして、「代表作にして」と声を掛けていたようです。
≪三谷氏の劇団に所属≫
「僕がやる舞台に出てみない?」と、当時19歳の梶原氏に三谷氏が電話をしたのがお二人のはじまりのようです。
梶原氏は三谷氏が主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」に所属します。
今や三谷氏の舞台では欠かせない常連で、テレビドラマでも名脇役として活躍しています。
今作2022年の大河ドラマでは、歴史上、死因が明らかでない人物を無言で殺害する役回りを演じて、“アサシン善児”と話題になりました。

最初は、伊豆に島流しされていた源頼朝(大泉洋)と、伊東八重姫(新垣結衣)の子、3歳の千鶴丸を八重の父伊藤祐親の命により川で殺めるという戦慄のシーンでした。
その後も、主人公北条義時(小栗旬)の兄宗時(片岡愛之助)を後ろから音もたてずに暗殺するなど、次々と“狂言回し”の役を演じています。
【One Point】 架空の人物とはいえ善児なくしては筋書きがすすめられないため、三谷氏も期待し「代表作にして」と言ったのでしょう。
実際、「善児 梶原善」と番組冒頭のクレジットが出ると、「今回も誰かが…」と戦慄を覚える視聴者もいたようです。
≪梶原善のホロスコープ≫
さて、下図が梶原善氏のホロスコープです。

出生時間が不明なので、「太陽」を起点としたハウスホイールでの「ソーラーチャート」で作成しています。
通常、一日の真ん中をとったお昼12時で作成することが多いようですが、上掲のホロスコープは、日の出の時間で作成し、動きの早い「月」のみ当日中に動く度数を記し、正しくリーディングができるように配慮しています。
【One Point】 お昼12時にして「月」の位置までも決定するのは早計です。
許容度数(オーブ)10度をとっても「月」は、一日にそれ以上動きますので、正確なリーディングができないことが起こるためです。
≪共鳴星「海王星」が特徴≫
いろいろな状況からみて、梶原善氏のホロスコープは「海王星」がYOD(ヨッド=150/150/60度)の頂点の星となる可能性が高いとみています。
なぜなら、魚宮生まれ(太陽)の梶原氏の共鳴星が「海王星」だからというだけでなく、ほかに重要なアスペクトがあり、現実的にも、かなり影響を受けているといえるためです。
出生時間が不明なので確定までには至りませんが、その場合は牡羊宮の「月」と、双子宮の「木星」が底辺の星になり、否応なく人の好さを発揮せざるをえなくなるのと同時に、俳優として“名脇役”としての適性がリーディングできるようになります。
そうでなくても、「木星」と「海王星」の転(クインカンクス、インコンジャクト=150度)は確定しています。
「転」というのは、その象意から、分かりやすいように宝瓶宮占星学で和名にしたものです。
いずれにしても、出生時間によっては、基本点を交えたYOD=150/150/60度の可能性が出てきます。
その場合は、基本点によって異なりますが、「海王星」の豊かな“感覚”や“イマジネーション”が否応なく発揮されることになります。
【One Point】 魚宮生まれ(太陽)ゆえに、共鳴星の「海王星」がYODの頂点の星の場合、重要な影響をもたらします。
そうでなくても「水星&火星&土星」と「天王星&冥王星」に調停(メディエーション=60/120/180度)の座相をとっていることから、無視はできず重要なポジションにあります。
≪もう一つの特徴≫
魚宮の「太陽」で共鳴星の「海王星」が活性化していますので、内面に他人には分からない感覚の豊かさやフィーリングなどをお持ちになる梶原氏です。
また、お名前のとおり“善良”な人の好さが出やすくなります。
同時に、そのような星を持つ彼が、冷酷な“アサシン善児”を代表作ともいえるハマり役として演じきれたのは、もう一方の側面がホロスコープ(出生天球図)に示されているためです。
「水星&火星&土星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0度)と、「天王星&冥王星」の合(コンジャクション=0度)による、強烈な衝(オポジション=180度)がそれです。
ですが、くだんの「海王星」が調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけています。
そのため、「海王星」の象意に基づいてバーチャライズ(仮想化)をもたらすなど、お芝居に役立てることができ、情を持ちながらも役柄とはいえ冷酷なアサシン(暗殺者)を演じることはピッタリで、ハマり役にできます。
【One Point】 蟹宮生まれ(太陽)の三谷氏は、そのような彼のホロスコープを知らなくても、これまでの経緯から見抜いていたのでしょう。
それゆえ“善児”にあまりセリフを与えず、冷静な「土星」が効いた寡黙なアサシンの役柄を演じさせて、最期のシーンで「海王星」本来の人の好さを演出したようです。
≪2つのT矩と調停の座相≫
さて、生まれもつホロスコープどおりに“情け”と“冷静豪胆”な二面性の“アサシン善児”を見事に演じ切り、代表作ともなる“ハマり役”にされました。
もう一つ、上掲のホロスコープには、2つのT矩(Tスクエア=90/90/180度)があります。
“凶座相”と解釈をされるかたがいらっしゃるかもしれませんので、最後に触れておきます。
「木星」を軸とした「水星&火星&土星」と「天王星&冥王星」の衝=180度のT矩=90/90/180度、ならびに「太陽」を軸に「ドラゴンヘッド」と「ドラゴンテール」が形成するT矩=90/90/180度です。
これを単純に“凶座相”と解釈するのは間違いで、正しく象意を知れば活かすことが可能なアスペクト・パターンになっています。
そうでなくても前者には、「海王星」が調停の座相を投げかけていますし、後者には現在、トランシットの冥王星が合(0度)を投げかける「金星」が、調停の座相をとって良し悪しにかかわらずフォローしています。
【One Point】 “吉凶解釈”を行なうのはご自由です。
ですが、“吉”か“凶”かの単純な占断は明らかに間違いです。
良識ある皆さまにはご説明するまでもないでしょう。
そこにおいてどうするかご判断や実際のご対応は占術師ではなく、ご本人が決めるものだからです。
ちなみに、トランシットの冥王星が調停の座相をとる出生時の「金星」に合=0度の「星のディレクション」(運勢変化)は、梶原氏のホロスコープの場合、相応に人気運をもたらす時期であることを象わします。
星のバイオリズムを仮説
2022.09.06
[量子もつれ] ― ネイタルとラインのホロスコープ ―
◆ 星は“粒”であり“波”であり共鳴的関係性にある
ホロスコープの星たちは「宇宙波動エネルギー」にかかわる存在です。
星の配列やそれぞれに星の公転周期に応じた象意が秘められていて、「バイオリズム」のような働きをもたらすと仮説的に設定すれば、“科学的”なアプローチが可能になります。
生まれた瞬間のそれぞれの星の配置は、その人なりのバイオリズムの出発点になります。
出生時の星の配置に応じた、性質や運勢を持つことを意味しますが、そのような「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)で、そこで星は終わりではありません。
星たちは休むことなく、それぞれの周期に基づいて動いていくことによって、バイオリズム的に変化が継続して生じ、出生時の星との関係性を築きながら、運勢変化をもたらしていくからです。
≪星はバイオリズムを持っている≫
量子論による「二重スリット実験」は、量子が“粒”であり“波”であることを明らかにしました。
ホロスコープで用いる宇宙太陽系の星たちも、“粒”でありまた“波”であるというべき側面をもっています。
広大無辺な大宇宙からみたとき、星は“粒”にすぎません。
ですが、太陽を中心に公転し、円運動を描く星たちですが、ひるがえってホロスコープの中心である地球から相対的に星々の動きをみると、“波”を描いて移動しているようにみえるからです。
下記に掲載いたしました「ライン・ホロスコープ」をご一瞥いただけましたら、その動きがご納得いただけると存じます。
このような動きは、星が「宇宙波動エネルギー」を象徴し、意味をもちことをあらわしています。
結局、星の動きをバイオリズムのようにとらえることによって、星々によって示唆される“意味象意”をリーディングすることができます。
【One Point】 「空の星からなぜ地上のことがわかるのか」といったアストロロジーの根本命題につうじるお話です。
細かなご説明は省かざるをえませんが、宝瓶宮占星学でいう「星のディレクション」(運勢変化)の根拠ともなっているお話です。
【ご参考:バイオリズムは疑似科学】
バイオリズム(biorhythm)は、生理面や感情面また知性面が、周期的パターンをもって変化するという考えです。
そういった仮説であって科学的な根拠はありません。
具体的には「身体」「感情」「知性」といった3つの心身の状態をあらわわす波のことで疑似科学になります。
≪量子エンタングルメント≫
従来の物理科学や社会通念ではご理解できない超科学的なお話があります。
目に見えないミクロの世界を扱う量子論(量子力学)では、時空を超えた共鳴関係が実証されているのです。
「量子もつれ」(Quantum entanglement:クォンタム エンタングルメント)がそれです。
聞きなれない言葉かもしれませんが、二分した一対の量子の一方の状態変化が、時空を超えて瞬時に、もう一方の状態に反映されるという不思議な現象です。
「光の速さ以上の物質は存在しない」とするアインシュタインは、この「量子もつれ」を否定的にとらえました。
量子を物質的に“粒”としてみれば、たしかにそうかもしれません。
ですが、量子は“波”の側面を重ね合わせて持っています。
そのため、時空(光速)を超えた波動エネルギーの干渉といった「共鳴関係」が宇宙この世界に起こりえることを実証した現象です。
【One Point】 宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして営まれ発展していきます。
過去の「対立二元論」の考えや社会通念からは、ご理解できないことが起こるのです。
量子の世界にかぎらず、ホロスコープ解釈においても同様です。
≪過去と未来のホロスコープ≫
ホロスコープにお話を戻します。
下図の2種類のホロスコープをご高覧ください。

左は一般的な「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)です。
右は、宝瓶宮占星学でオリジナルに考案した「ライン・ホロスコープ」です。
※ソーシャル・プラネットのみをピックアップして掲載しています。
両ホロスコープの大きな差異は、前者が、過去の静止した星の配置を写しとったもので、後者は、現在また未来のダイナミックな星の動きを写しとったものです。
さらに量子論の観点から申し上げますと、前者は、“粒”的なホロスコープで、後者は、“波”的なホロスコープだといえます。
【One Point】 「ライン・ホロスコープ」は、宝瓶宮占星学において、「星のディレクション」(運勢変化)をリーディングするために考え用いているものです。
運勢変化の時期が一目で分かりますので便利です。
毎年、「来年の運勢リーディング」のために作成しているのもです。
≪共鳴関係をみたリーディング≫
さて、量子論の世界では、“粒”を観測すれば“波”が見えなくなり、“波”を観測すれば“粒”が見えなくなるといいます。
“粒”と“波”の“重ね合わせ”の状態になっているためです。
それはともかく、人間にも心(精神)と体(肉体)があり、宇宙この世界も物質世界と宇宙エネルギーといった見えない波動世界があり、重ね合わさって存在しています。
ホロスコープ・リーディングも同様です。
上掲いたしましたように、“粒”的な過去のネイタル・ホロスコープと同時に、“波”的な現在また未来のライン・ホロスコープといった、両者を重ね合わせてリーディングを行なうことが必要なのです。
言い換えますと、ご本人が生まれもつ星の配置によるバイオリズムをベースに、ダイナミックに変化し続ける星の動きによるバイオリズム変化との両者を、それらの共鳴関係をみながらご判断しなければなりません。
【One Point】 ホロスコープ・リーディングは、12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト、12プラネット(星)といった構成要素のすべてを用いて行なう必要があります。
さらに、ホロスコープ自体の象意構造も含めて、ネイタルとライン(トランシット)の両方を重ね合わせて行なうことで現実的な実践解釈が可能になります。
≪おまけ:根幹法則≫
むずかしくはありません。
原則にのっとって行なえば、誰でもかんたんにできます。
ちなみに、「数理法則」の12数は「宇宙森羅の最小象徴数」になっているため、ホロスコープの個別要素は12個にするのが正解です。
「数理法則」は、宇宙の根幹法則「基本三数」が展開されたもので、ホロスコープ自体も「基本三数」&「数理法則」にのっとって構成されています。
これらの原意(原拠となる象意)や本意(基本の象意、ほんとうの象意)を、ネイタルやライン(トランシット)のホロスコープに当てはめつつ、応用展開していくことで、個々の象意解釈がご自身の頭で見出すことができるようになります。
膨大な応用展開された誰かの真偽不明な象意解釈を、ほかのホロスコープに適用させて占断するのはむずかしく、それよりも「基本三数」(数理法則)といった原則から、個々のホロスコープに応用展開していくほうがはるかに容易です。
【One Point】 応用展開されてご自身でイメージできた象意解釈を、誰かに伝えようとする場合、表現力や語彙力などコミュニケーション能力が別途、必要になります。
初心者はそれがむずかしいことが多いために、ビジネス展開をするには加えて、会話力や文章力を習得されるとよいのです。
◆ 星は“粒”であり“波”であり共鳴的関係性にある
ホロスコープの星たちは「宇宙波動エネルギー」にかかわる存在です。
星の配列やそれぞれに星の公転周期に応じた象意が秘められていて、「バイオリズム」のような働きをもたらすと仮説的に設定すれば、“科学的”なアプローチが可能になります。
生まれた瞬間のそれぞれの星の配置は、その人なりのバイオリズムの出発点になります。
出生時の星の配置に応じた、性質や運勢を持つことを意味しますが、そのような「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)で、そこで星は終わりではありません。
星たちは休むことなく、それぞれの周期に基づいて動いていくことによって、バイオリズム的に変化が継続して生じ、出生時の星との関係性を築きながら、運勢変化をもたらしていくからです。
≪星はバイオリズムを持っている≫
量子論による「二重スリット実験」は、量子が“粒”であり“波”であることを明らかにしました。
ホロスコープで用いる宇宙太陽系の星たちも、“粒”でありまた“波”であるというべき側面をもっています。
広大無辺な大宇宙からみたとき、星は“粒”にすぎません。
ですが、太陽を中心に公転し、円運動を描く星たちですが、ひるがえってホロスコープの中心である地球から相対的に星々の動きをみると、“波”を描いて移動しているようにみえるからです。
下記に掲載いたしました「ライン・ホロスコープ」をご一瞥いただけましたら、その動きがご納得いただけると存じます。
このような動きは、星が「宇宙波動エネルギー」を象徴し、意味をもちことをあらわしています。
結局、星の動きをバイオリズムのようにとらえることによって、星々によって示唆される“意味象意”をリーディングすることができます。
【One Point】 「空の星からなぜ地上のことがわかるのか」といったアストロロジーの根本命題につうじるお話です。
細かなご説明は省かざるをえませんが、宝瓶宮占星学でいう「星のディレクション」(運勢変化)の根拠ともなっているお話です。
【ご参考:バイオリズムは疑似科学】
バイオリズム(biorhythm)は、生理面や感情面また知性面が、周期的パターンをもって変化するという考えです。
そういった仮説であって科学的な根拠はありません。
具体的には「身体」「感情」「知性」といった3つの心身の状態をあらわわす波のことで疑似科学になります。
≪量子エンタングルメント≫
従来の物理科学や社会通念ではご理解できない超科学的なお話があります。
目に見えないミクロの世界を扱う量子論(量子力学)では、時空を超えた共鳴関係が実証されているのです。
「量子もつれ」(Quantum entanglement:クォンタム エンタングルメント)がそれです。
聞きなれない言葉かもしれませんが、二分した一対の量子の一方の状態変化が、時空を超えて瞬時に、もう一方の状態に反映されるという不思議な現象です。
「光の速さ以上の物質は存在しない」とするアインシュタインは、この「量子もつれ」を否定的にとらえました。
量子を物質的に“粒”としてみれば、たしかにそうかもしれません。
ですが、量子は“波”の側面を重ね合わせて持っています。
そのため、時空(光速)を超えた波動エネルギーの干渉といった「共鳴関係」が宇宙この世界に起こりえることを実証した現象です。
【One Point】 宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして営まれ発展していきます。
過去の「対立二元論」の考えや社会通念からは、ご理解できないことが起こるのです。
量子の世界にかぎらず、ホロスコープ解釈においても同様です。
≪過去と未来のホロスコープ≫
ホロスコープにお話を戻します。
下図の2種類のホロスコープをご高覧ください。

左は一般的な「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)です。
右は、宝瓶宮占星学でオリジナルに考案した「ライン・ホロスコープ」です。
※ソーシャル・プラネットのみをピックアップして掲載しています。
両ホロスコープの大きな差異は、前者が、過去の静止した星の配置を写しとったもので、後者は、現在また未来のダイナミックな星の動きを写しとったものです。
さらに量子論の観点から申し上げますと、前者は、“粒”的なホロスコープで、後者は、“波”的なホロスコープだといえます。
【One Point】 「ライン・ホロスコープ」は、宝瓶宮占星学において、「星のディレクション」(運勢変化)をリーディングするために考え用いているものです。
運勢変化の時期が一目で分かりますので便利です。
毎年、「来年の運勢リーディング」のために作成しているのもです。
≪共鳴関係をみたリーディング≫
さて、量子論の世界では、“粒”を観測すれば“波”が見えなくなり、“波”を観測すれば“粒”が見えなくなるといいます。
“粒”と“波”の“重ね合わせ”の状態になっているためです。
それはともかく、人間にも心(精神)と体(肉体)があり、宇宙この世界も物質世界と宇宙エネルギーといった見えない波動世界があり、重ね合わさって存在しています。
ホロスコープ・リーディングも同様です。
上掲いたしましたように、“粒”的な過去のネイタル・ホロスコープと同時に、“波”的な現在また未来のライン・ホロスコープといった、両者を重ね合わせてリーディングを行なうことが必要なのです。
言い換えますと、ご本人が生まれもつ星の配置によるバイオリズムをベースに、ダイナミックに変化し続ける星の動きによるバイオリズム変化との両者を、それらの共鳴関係をみながらご判断しなければなりません。
【One Point】 ホロスコープ・リーディングは、12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト、12プラネット(星)といった構成要素のすべてを用いて行なう必要があります。
さらに、ホロスコープ自体の象意構造も含めて、ネイタルとライン(トランシット)の両方を重ね合わせて行なうことで現実的な実践解釈が可能になります。
≪おまけ:根幹法則≫
むずかしくはありません。
原則にのっとって行なえば、誰でもかんたんにできます。
ちなみに、「数理法則」の12数は「宇宙森羅の最小象徴数」になっているため、ホロスコープの個別要素は12個にするのが正解です。
「数理法則」は、宇宙の根幹法則「基本三数」が展開されたもので、ホロスコープ自体も「基本三数」&「数理法則」にのっとって構成されています。
これらの原意(原拠となる象意)や本意(基本の象意、ほんとうの象意)を、ネイタルやライン(トランシット)のホロスコープに当てはめつつ、応用展開していくことで、個々の象意解釈がご自身の頭で見出すことができるようになります。
膨大な応用展開された誰かの真偽不明な象意解釈を、ほかのホロスコープに適用させて占断するのはむずかしく、それよりも「基本三数」(数理法則)といった原則から、個々のホロスコープに応用展開していくほうがはるかに容易です。
【One Point】 応用展開されてご自身でイメージできた象意解釈を、誰かに伝えようとする場合、表現力や語彙力などコミュニケーション能力が別途、必要になります。
初心者はそれがむずかしいことが多いために、ビジネス展開をするには加えて、会話力や文章力を習得されるとよいのです。