あと900日 覚醒の日!
2023.07.11
[終末現象] ― 歴史的な終わりと始まり ―
◆ 約2,160年続いた双魚宮時代の完全終了が間近
数字で書きますと、魚宮「25度~30度(牡羊宮0度)」。
日付で言えば、4~5か月ほど前の2023年3月13日から、約2年10か月後の2026年1月27日。
残り日数で書きますと、2023年の今夏から約900日です。
何のことかというと、知る人ぞ知る世間一般には言われないお話ですが、古代ギリシャ時代末期から、およそ2,160年(計算値)続いた「双魚宮時代」の終わりです。
で、それが私たち現代人と何の関係があるの? ということですが、昨今起きている異様な事態は、歴史的な双魚宮時代の“終末現象”です。
≪イヤなら抜け出よう≫
ご心配はいりません。
“終末現象”は、主に双魚宮時代の支配観念や古い社会通念を常態としてきた為政者などTOP層をメインに起きるものだからです。
とはいえ、私たち一般人も少なからずその影響下にいますので、まったくの無関係というわけにはまいりません。
ただし、現代は自由民主主義の世の中ですので、ご自身の自由な意志でご判断されて、イヤなら“足かせ”を外してご自分から出ればいいのです。
日本国民である以上、政治や行政といった国権の影響下から抜け出ることはできません。
ですが、オールドメディアの新聞テレビなど、マスコミの影響下から抜け出ることはできますし、政治や行政またマスコミの異様な在り方に、ネットを使ってあるべき意見を述べるなど情報発信も自由です。
【One Point】 当サイトではツイッターをはじめとしたSNSはやっていませんので「時代遅れ」だとお叱りを受けることがあります。
そのぶん宝瓶宮時代への歴史的な流れなどを好き勝手に当サイトで発信させていただいています。
≪“占い”とは違うの?≫
恐縮ですが、少し時代の流れをおさらいしておきます。
今後の新しい「宝瓶宮時代」の共鳴星「天王星」は、戦後日本の“現体制”を象徴する牡牛宮こと第2サイン(宮)を、影響圏を含めて2019年からトランシット中です。
そのため、日本の“現体制”に変化がもたらされることはもちろん、第2サイン(牡牛宮)は“日常生活”にかかわるために、新型コロナなどによる「日常生活の変化」のディレクション(運勢変化、時代変化)を受けざるをえず、すでに15度を正式に超えたことから終息化の傾向に向っていくことは、すでに別の記事でお伝えしたとおりです。
で、申し述べさせていただきます。
“ホロスコープ占い”しか概念にない場合、当サイトで「アストロロジー」(“占星術”ではなく「星学」)や本来の「ホロスコープ」また「~サイン(宮)」や「~ハウス(室)」さらには「~星」といった単語を用いると、「何だ“占い”のお話か」と思われるかもしれません。
違いますよ♪
【One Point】 狭い現代物理科学を超えた宇宙の根幹法則に基づいています。
そのため“占い”とは拠って立つ根っこが異なります。“占い”のように見えるのは、超科学的な側面を持つ量子論を超越した「宇宙波動得ネルフィー」に依拠しているからです。
≪最終コーナーを回って≫
続けさせていただきます。
今年2023年は、旧民主党政権が誕生した2009年にはじまった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、当該ディレクションをもたらす「海王星」が第12サイン(魚宮)の25度を超えて一段落し、ついに終息に向かいはじめました。
“最終コーナー”を回ったようなもので、あとは“ゴール”へ一直線です。
天王星や海王星に続いて冥王星は、第11サイン(水瓶宮)の影響圏に入った1年半ほど前の2011年12月の直前、およそ2022年から「深層の精神意識の変革」のデレクション(運勢変化、時代変化)をもたらしはじめました。
これは個々人の深層に大変革をうながす準備が、潜在的にはじまっていることを意味します。
ちょうど活火山のマグマのようなもので、いつ表層化して大噴火を起こしてもおかしくないディレクションですが、第11サイン(水瓶宮)に入宮して、正式にはじまっていく来年2024年1月下旬前後以降からになるでしょう。
「星のディレクション」というのは、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」が変わっていくことを意味し、共鳴された方ほど表面化(現象)しやすくなっていきます。
【One Point】
双魚宮時代が終わるということは、“支配/被支配” “善と悪” “吉/凶”など「対立二元論」の歴史パラダイムが終わることを意味します。
ただし、支配サイドが甘んじて受け入れることはなく、最後の悪あがきをはじめます。それが昨今の異様事態です。
≪代表的な昨今の出来事≫
歴史的に影響力の大きな「土星外惑星」(トランス・サタニアン)天王星、海王星、冥王星の三大ディレクションに関して、誰もが知る代表的な出来事を念のために付記しておきます。
天王星による「日常生活の変化」のディレクションは、昨今の新型コロナ騒動がその代表格です。
海王星による「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、昨今の最終コーナーで申し上げますと、意味不明な混濁とした増税問題やLGBT法案またマイナカードやコオロギ食問題など、最後の悪あがきです。
最後に、冥王星による「深層の精神意識の変革」のデレクションの代表格は、昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻であり、同7月の安倍元首相銃撃事件です。
【One Point】 日本の“国体”を象徴する「第11サイン(水瓶宮)」からみると、天王星の「第2サイン(牡牛宮)」のトランシットや冥王星の入宮は“国体”の変化を意味します。
さらに今後、日本が世界のTOPに立っていくかそれとも衰退滅亡に向かうのか、運命の分かれ目を意味します。
≪双魚宮時代の完全終了≫
人知れず起きた宇宙波動の変化、「宝瓶宮時代のビッグバン」によって、1989年に一度は終わった双魚宮時代でした。
ですが、1864年の発見後、ホロスコープを1周した海王星は、そのまま「第12サイン(魚宮)」へ入宮したことによって、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがもたらされはじめました。
宝瓶宮時代への歴史の大河の一方で、逆流するかのように随時、20世紀に起きた“欺瞞”や“誤魔化し”が復活したのです。
それも今年2023年3月に一段落し終焉に向かう緒についた現在で、完全に終わるのは、2023年の今夏から約900日後の2026年1月27日です。
約2,160年間(計算値)続いた双魚宮時代が、あと2年半でついに完全終了します。
急激ではなくシームレスに徐々に変わっていく歴史的な秋(とき)で、誤って“人類滅亡予言”などがなされても不思議ではありません。
双魚宮時代の末期19世紀後半以降は、偉大な“勘違い”と“事実誤認”による“まだ見ぬ理想”を夢みる時代でした。
代表的には共産主義と、心霊ブームこと近代スピリチュアリズムが挙げられます。
両者は“唯物論”と“唯心論”と言い換えることができますが、双魚宮時代は「対立二元論」を歴史パラダイムとするゆえに、“階級闘争”や“霊肉善悪対立”など、敵対的な概念を軸としていたといえます。
しかし、今後の宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしますので、それとは正反対の“覚醒”が漸次、もたらされていくことになります。
【One Point】 海王星による「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションも同様です。
本格的には2026年1月下旬からですが、新時代に向けた意識化や知識化のご準備をされておかれるのもよいでしょう。
※ちなみに昨年2022年は、水星が各サイン(宮)に入宮するごとに、上述の「One-Point」の一環として、星講座こと「新時代」講座を手始めに行なってまいりました。
今年は、ホロスコープに焦点をあてて、今年5月~来年4月まで毎月行なう「共鳴関係論」に通じる「アスペクト完璧講座」が意識化や知識化のご準備の一環になります。
◆ 約2,160年続いた双魚宮時代の完全終了が間近
数字で書きますと、魚宮「25度~30度(牡羊宮0度)」。
日付で言えば、4~5か月ほど前の2023年3月13日から、約2年10か月後の2026年1月27日。
残り日数で書きますと、2023年の今夏から約900日です。
何のことかというと、知る人ぞ知る世間一般には言われないお話ですが、古代ギリシャ時代末期から、およそ2,160年(計算値)続いた「双魚宮時代」の終わりです。
で、それが私たち現代人と何の関係があるの? ということですが、昨今起きている異様な事態は、歴史的な双魚宮時代の“終末現象”です。
≪イヤなら抜け出よう≫
ご心配はいりません。
“終末現象”は、主に双魚宮時代の支配観念や古い社会通念を常態としてきた為政者などTOP層をメインに起きるものだからです。
とはいえ、私たち一般人も少なからずその影響下にいますので、まったくの無関係というわけにはまいりません。
ただし、現代は自由民主主義の世の中ですので、ご自身の自由な意志でご判断されて、イヤなら“足かせ”を外してご自分から出ればいいのです。
日本国民である以上、政治や行政といった国権の影響下から抜け出ることはできません。
ですが、オールドメディアの新聞テレビなど、マスコミの影響下から抜け出ることはできますし、政治や行政またマスコミの異様な在り方に、ネットを使ってあるべき意見を述べるなど情報発信も自由です。
【One Point】 当サイトではツイッターをはじめとしたSNSはやっていませんので「時代遅れ」だとお叱りを受けることがあります。
そのぶん宝瓶宮時代への歴史的な流れなどを好き勝手に当サイトで発信させていただいています。
≪“占い”とは違うの?≫
恐縮ですが、少し時代の流れをおさらいしておきます。
今後の新しい「宝瓶宮時代」の共鳴星「天王星」は、戦後日本の“現体制”を象徴する牡牛宮こと第2サイン(宮)を、影響圏を含めて2019年からトランシット中です。
そのため、日本の“現体制”に変化がもたらされることはもちろん、第2サイン(牡牛宮)は“日常生活”にかかわるために、新型コロナなどによる「日常生活の変化」のディレクション(運勢変化、時代変化)を受けざるをえず、すでに15度を正式に超えたことから終息化の傾向に向っていくことは、すでに別の記事でお伝えしたとおりです。
で、申し述べさせていただきます。
“ホロスコープ占い”しか概念にない場合、当サイトで「アストロロジー」(“占星術”ではなく「星学」)や本来の「ホロスコープ」また「~サイン(宮)」や「~ハウス(室)」さらには「~星」といった単語を用いると、「何だ“占い”のお話か」と思われるかもしれません。
違いますよ♪
【One Point】 狭い現代物理科学を超えた宇宙の根幹法則に基づいています。
そのため“占い”とは拠って立つ根っこが異なります。“占い”のように見えるのは、超科学的な側面を持つ量子論を超越した「宇宙波動得ネルフィー」に依拠しているからです。
≪最終コーナーを回って≫
続けさせていただきます。
今年2023年は、旧民主党政権が誕生した2009年にはじまった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、当該ディレクションをもたらす「海王星」が第12サイン(魚宮)の25度を超えて一段落し、ついに終息に向かいはじめました。
“最終コーナー”を回ったようなもので、あとは“ゴール”へ一直線です。
天王星や海王星に続いて冥王星は、第11サイン(水瓶宮)の影響圏に入った1年半ほど前の2011年12月の直前、およそ2022年から「深層の精神意識の変革」のデレクション(運勢変化、時代変化)をもたらしはじめました。
これは個々人の深層に大変革をうながす準備が、潜在的にはじまっていることを意味します。
ちょうど活火山のマグマのようなもので、いつ表層化して大噴火を起こしてもおかしくないディレクションですが、第11サイン(水瓶宮)に入宮して、正式にはじまっていく来年2024年1月下旬前後以降からになるでしょう。
「星のディレクション」というのは、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」が変わっていくことを意味し、共鳴された方ほど表面化(現象)しやすくなっていきます。
【One Point】
双魚宮時代が終わるということは、“支配/被支配” “善と悪” “吉/凶”など「対立二元論」の歴史パラダイムが終わることを意味します。
ただし、支配サイドが甘んじて受け入れることはなく、最後の悪あがきをはじめます。それが昨今の異様事態です。
≪代表的な昨今の出来事≫
歴史的に影響力の大きな「土星外惑星」(トランス・サタニアン)天王星、海王星、冥王星の三大ディレクションに関して、誰もが知る代表的な出来事を念のために付記しておきます。
天王星による「日常生活の変化」のディレクションは、昨今の新型コロナ騒動がその代表格です。
海王星による「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、昨今の最終コーナーで申し上げますと、意味不明な混濁とした増税問題やLGBT法案またマイナカードやコオロギ食問題など、最後の悪あがきです。
最後に、冥王星による「深層の精神意識の変革」のデレクションの代表格は、昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻であり、同7月の安倍元首相銃撃事件です。
【One Point】 日本の“国体”を象徴する「第11サイン(水瓶宮)」からみると、天王星の「第2サイン(牡牛宮)」のトランシットや冥王星の入宮は“国体”の変化を意味します。
さらに今後、日本が世界のTOPに立っていくかそれとも衰退滅亡に向かうのか、運命の分かれ目を意味します。
≪双魚宮時代の完全終了≫
人知れず起きた宇宙波動の変化、「宝瓶宮時代のビッグバン」によって、1989年に一度は終わった双魚宮時代でした。
ですが、1864年の発見後、ホロスコープを1周した海王星は、そのまま「第12サイン(魚宮)」へ入宮したことによって、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがもたらされはじめました。
宝瓶宮時代への歴史の大河の一方で、逆流するかのように随時、20世紀に起きた“欺瞞”や“誤魔化し”が復活したのです。
それも今年2023年3月に一段落し終焉に向かう緒についた現在で、完全に終わるのは、2023年の今夏から約900日後の2026年1月27日です。
約2,160年間(計算値)続いた双魚宮時代が、あと2年半でついに完全終了します。
急激ではなくシームレスに徐々に変わっていく歴史的な秋(とき)で、誤って“人類滅亡予言”などがなされても不思議ではありません。
双魚宮時代の末期19世紀後半以降は、偉大な“勘違い”と“事実誤認”による“まだ見ぬ理想”を夢みる時代でした。
代表的には共産主義と、心霊ブームこと近代スピリチュアリズムが挙げられます。
両者は“唯物論”と“唯心論”と言い換えることができますが、双魚宮時代は「対立二元論」を歴史パラダイムとするゆえに、“階級闘争”や“霊肉善悪対立”など、敵対的な概念を軸としていたといえます。
しかし、今後の宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしますので、それとは正反対の“覚醒”が漸次、もたらされていくことになります。
【One Point】 海王星による「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションも同様です。
本格的には2026年1月下旬からですが、新時代に向けた意識化や知識化のご準備をされておかれるのもよいでしょう。
※ちなみに昨年2022年は、水星が各サイン(宮)に入宮するごとに、上述の「One-Point」の一環として、星講座こと「新時代」講座を手始めに行なってまいりました。
今年は、ホロスコープに焦点をあてて、今年5月~来年4月まで毎月行なう「共鳴関係論」に通じる「アスペクト完璧講座」が意識化や知識化のご準備の一環になります。
突如反転-プリゴジンの乱
2023.07.07
[ワグネル] ― クーデター中止のワケを読む ―
◆ 進軍中止のホラリーとプリゴジンのネイタルとの共通点
驚愕のニュースが先月6月22日に飛び込んできました。
「ロシアの崩壊か?」といった論調で、大概はウクライナと戦闘中の民間傭兵部隊「ワグネル」を率いるプリゴジン氏がプーチン大統領に“反旗”をひるがえして、モスクワを目指して進軍しておりロシアが分裂しているといった内容です。
一報に接して、戦争中のありえざる“反乱”に「何をバカな!」と思いました。
翌23日(土)になって、モスクワへ約200キロメートルまで迫ったところで、突如、プリゴジン氏のワグネル部隊は進軍を停止。
「引き返している」との報道が流れ、大騒がせとなった国家反逆への大乱は1日で中止に至り、マスコミではその理由が不明という状況でした。
≪ターゲットは報道どおり軍部トップ≫
ロシア正規軍は、昨年2022年、ウクライナへの侵攻に及んだものの戦闘意欲はうすいように思われます。
これに対して「プーチンの料理人」といわれたプリゴジン氏が率いるビジネス傭兵部隊「ワグネル」の活躍は、一定の評価を得てきました。
ただし、世界各国がロシアへの経済制裁を続けていることから、長引く戦闘に弾薬や物資など兵站(へいたん)の不足が深刻なようです。
ロシアの正規軍は知りませんが、前線に立つ傭兵部隊「ワグネル」への補給が滞りがちなようで、戦死者が増えると補償も大きくなるためプリゴジン氏は、ロシア国防省の大臣ショイグに怒り心頭だったと伝えられています。
事実、今回の「プリゴジンの乱」のターゲットは、下掲の「ホラリー・ホロスコープ」を読むと軍事関係で、国防大臣をはじめロシア軍のトップだったことが象わされています。
では、なぜクーデター勃発のニュースからわずか24時間後の翌日、23日土曜日の夜になって進軍を中止し、引き返したのでしょうか。
ネットやマスコミでも分からず、理由が不明なのでホロスコープから出してみようと思いました。
【One Point】 のちのニュースでは、ベラルーシのフルシェンコ大統領が仲介に乗り出し、身の安全を保障してプリゴジンを説得したという報道がなされています。
表向きはそうであっても、水面下の本当のお話ではありません。
≪ホラリーは“設時”を意味する≫
戦闘中だったウクライナの東方から、モスクワへ向けて約1,000キロ近くも進軍し、地域住民から英雄のように歓迎されるワグネルやプリゴジン氏の映像が流れていました。
ところが、モスクワまで約200キロメートルまで迫りながら、急遽、進軍をやめ、反転して引き返しはじめたのです。
「なぜ?」と理由が気になってホロスコープから確認しようと思いましたが、反転した「時間」が分かりません。
「ホラリー・ホロスコープ」は、その名のとおり「その時間において」といった“設時天球図”(by 宝瓶宮占星学)なので、イベントが起きた時間が分からなければお手上げです。
ところが、ひょんなことから夜8時半頃だと分かりました。
それならあとは簡単です。
「ホラリー・ホロスコープ」を作成して、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」を当てはめて解釈していけば理由はもちろんのこと、深層が見えてきます。
【One Point】 西洋占星術では用いられませんが、現実に基づいた「基本三数」はホロスコープの卓越した根本理論です。
宇宙この世界もホロスコープも「基本三数」から成り立っているため当然で、隠された“深層”を明らかにできます。
≪反転時のホラリー・ホロスコープ≫
下図はワグネルが反転したときのホラリー・ホロスコープです。
「時間」は6月23日20時半頃、「場所」はモスクワの南約200キロメートルのトゥーラ州、イベントこと「関係や作用」は、ワグネル軍の進軍停止(反転)です。
上掲のホロスコープを見ても「意味不明!」というのがふつうですし、「そんなもので世の中の出来事などが読めるはずがない!」という古い物理科学の発想による観念的な方が大半です。
また、既存の占術師の中にも「基本三数? 新ホラリー占星学? ワケ分からん!」と古い“占い”の観点から抜け出れない方も多いのです。
【One Point】 もはや旧態依然の物理科学オンリーでも、心理に偏した神秘占星術(秘境占星術)でも、現実からズレていく時代です。
量子論のように「波であり粒である」といった超越的な実際解釈が必要です。
≪プーチン親分との心の絆≫
「ホラリー・ホロスコープから事件や事故をはじめ、地上の出来事の深層が分かる」などというとまゆつばものに思われるでしょう。
ですが「基本三数」を知れば、実在の宇宙に根差していて、時空を超越した働きが実在する以上、「なるほど、そうだったのね!」とご納得せざるをえないのです。
主観的な解釈の“ホロスコープ占い”ではなく、見えざる世界を含めた実在の「クオリアル宇宙」に基づいた本質的なリーディングを行なうべき宝瓶宮時代です。
プリゴジン氏は、1961年6月1日の双子宮生まれ(太陽)です。
彼のネイタル・ホロスコープ(出生天球図)と、上掲のホラリー・ホロスコープ(事件事故天球図、設時天球図)には共通点があり、そこに進軍中止と反転の深層が見事に象わされていました。
予定分量の残りが少ないので、結論のみを書きます。
“親分”プーチン大統領への反乱ではなく、ショイグ国防相への激怒であることに間違いはなく、むしろ“プーチン親分”との“心の絆”を確認できて鉾を収めたものです。
【One Point】 「何を言ってるの?」と首肯いただけないかもしれません。
プリゴジン氏は見かけとは異なり、プーチンと“親分子分”といった深い情動に根差し、裏切られれば激怒しますが、情愛や理解を確認できれば鉾を納めます。
それがフルシェンコの仲介によって確認できたのです。
≪想像以上の義兄弟の絆≫
プリゴジン氏は、なぜ「プーチンの料理人」と呼ばれていたのでしょうか?
いつ毒をもられるか分からないロシアで、用心深いプーチンが「料理」を任せられるほどビジネス絡みとはいえ信頼していたプリゴジン氏だったからです。
それゆえロシアの危機に立ち上がり、ウクライナでの戦闘に加わったものの、満足に武器弾薬を供給しないモスクワに反旗をひるがえしたものの“親分”プーチン大統領の意向ではないことが確認できたようです。
信じがたいと存じますが『イワンのばか』(ロシア民話:トルストイ)を生んだロシアでもあり、男どうし友情の深いベロキスを行なうほどのお国柄でもあり、プーチンとプリゴジンは信頼の絆で結ばれていたということです。
事実「天秤宮生まれ」(太陽)のプーチンですが「蠍宮」が上昇宮であり、プリゴジンは「双子宮生まれ」(太陽)ながら「蠍宮」に通じる強い情動や連帯の絆を心の奥底に持っています。
皆さまご存じの『三国志演義』になぞらえれば、“桃園の誓い”ともいえる義兄弟の絆で結ばれ、それによってクーデターを未遂に終わらせたものです。
【One Point】 未遂に終わらせても、“誤解”とはいえクーデターを起こした以上、プーチンがプリゴジンを許すかは分かりません。
そんなことは百も承知のプリゴジン氏で、それでも鉾を収めた“親分に従う子分”のような関係性があったようです。
◆ 進軍中止のホラリーとプリゴジンのネイタルとの共通点
驚愕のニュースが先月6月22日に飛び込んできました。
「ロシアの崩壊か?」といった論調で、大概はウクライナと戦闘中の民間傭兵部隊「ワグネル」を率いるプリゴジン氏がプーチン大統領に“反旗”をひるがえして、モスクワを目指して進軍しておりロシアが分裂しているといった内容です。
一報に接して、戦争中のありえざる“反乱”に「何をバカな!」と思いました。
翌23日(土)になって、モスクワへ約200キロメートルまで迫ったところで、突如、プリゴジン氏のワグネル部隊は進軍を停止。
「引き返している」との報道が流れ、大騒がせとなった国家反逆への大乱は1日で中止に至り、マスコミではその理由が不明という状況でした。
≪ターゲットは報道どおり軍部トップ≫
ロシア正規軍は、昨年2022年、ウクライナへの侵攻に及んだものの戦闘意欲はうすいように思われます。
これに対して「プーチンの料理人」といわれたプリゴジン氏が率いるビジネス傭兵部隊「ワグネル」の活躍は、一定の評価を得てきました。
ただし、世界各国がロシアへの経済制裁を続けていることから、長引く戦闘に弾薬や物資など兵站(へいたん)の不足が深刻なようです。
ロシアの正規軍は知りませんが、前線に立つ傭兵部隊「ワグネル」への補給が滞りがちなようで、戦死者が増えると補償も大きくなるためプリゴジン氏は、ロシア国防省の大臣ショイグに怒り心頭だったと伝えられています。
事実、今回の「プリゴジンの乱」のターゲットは、下掲の「ホラリー・ホロスコープ」を読むと軍事関係で、国防大臣をはじめロシア軍のトップだったことが象わされています。
では、なぜクーデター勃発のニュースからわずか24時間後の翌日、23日土曜日の夜になって進軍を中止し、引き返したのでしょうか。
ネットやマスコミでも分からず、理由が不明なのでホロスコープから出してみようと思いました。
【One Point】 のちのニュースでは、ベラルーシのフルシェンコ大統領が仲介に乗り出し、身の安全を保障してプリゴジンを説得したという報道がなされています。
表向きはそうであっても、水面下の本当のお話ではありません。
≪ホラリーは“設時”を意味する≫
戦闘中だったウクライナの東方から、モスクワへ向けて約1,000キロ近くも進軍し、地域住民から英雄のように歓迎されるワグネルやプリゴジン氏の映像が流れていました。
ところが、モスクワまで約200キロメートルまで迫りながら、急遽、進軍をやめ、反転して引き返しはじめたのです。
「なぜ?」と理由が気になってホロスコープから確認しようと思いましたが、反転した「時間」が分かりません。
「ホラリー・ホロスコープ」は、その名のとおり「その時間において」といった“設時天球図”(by 宝瓶宮占星学)なので、イベントが起きた時間が分からなければお手上げです。
ところが、ひょんなことから夜8時半頃だと分かりました。
それならあとは簡単です。
「ホラリー・ホロスコープ」を作成して、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」を当てはめて解釈していけば理由はもちろんのこと、深層が見えてきます。
【One Point】 西洋占星術では用いられませんが、現実に基づいた「基本三数」はホロスコープの卓越した根本理論です。
宇宙この世界もホロスコープも「基本三数」から成り立っているため当然で、隠された“深層”を明らかにできます。
≪反転時のホラリー・ホロスコープ≫
下図はワグネルが反転したときのホラリー・ホロスコープです。
「時間」は6月23日20時半頃、「場所」はモスクワの南約200キロメートルのトゥーラ州、イベントこと「関係や作用」は、ワグネル軍の進軍停止(反転)です。
上掲のホロスコープを見ても「意味不明!」というのがふつうですし、「そんなもので世の中の出来事などが読めるはずがない!」という古い物理科学の発想による観念的な方が大半です。
また、既存の占術師の中にも「基本三数? 新ホラリー占星学? ワケ分からん!」と古い“占い”の観点から抜け出れない方も多いのです。
【One Point】 もはや旧態依然の物理科学オンリーでも、心理に偏した神秘占星術(秘境占星術)でも、現実からズレていく時代です。
量子論のように「波であり粒である」といった超越的な実際解釈が必要です。
≪プーチン親分との心の絆≫
「ホラリー・ホロスコープから事件や事故をはじめ、地上の出来事の深層が分かる」などというとまゆつばものに思われるでしょう。
ですが「基本三数」を知れば、実在の宇宙に根差していて、時空を超越した働きが実在する以上、「なるほど、そうだったのね!」とご納得せざるをえないのです。
主観的な解釈の“ホロスコープ占い”ではなく、見えざる世界を含めた実在の「クオリアル宇宙」に基づいた本質的なリーディングを行なうべき宝瓶宮時代です。
プリゴジン氏は、1961年6月1日の双子宮生まれ(太陽)です。
彼のネイタル・ホロスコープ(出生天球図)と、上掲のホラリー・ホロスコープ(事件事故天球図、設時天球図)には共通点があり、そこに進軍中止と反転の深層が見事に象わされていました。
予定分量の残りが少ないので、結論のみを書きます。
“親分”プーチン大統領への反乱ではなく、ショイグ国防相への激怒であることに間違いはなく、むしろ“プーチン親分”との“心の絆”を確認できて鉾を収めたものです。
【One Point】 「何を言ってるの?」と首肯いただけないかもしれません。
プリゴジン氏は見かけとは異なり、プーチンと“親分子分”といった深い情動に根差し、裏切られれば激怒しますが、情愛や理解を確認できれば鉾を納めます。
それがフルシェンコの仲介によって確認できたのです。
≪想像以上の義兄弟の絆≫
プリゴジン氏は、なぜ「プーチンの料理人」と呼ばれていたのでしょうか?
いつ毒をもられるか分からないロシアで、用心深いプーチンが「料理」を任せられるほどビジネス絡みとはいえ信頼していたプリゴジン氏だったからです。
それゆえロシアの危機に立ち上がり、ウクライナでの戦闘に加わったものの、満足に武器弾薬を供給しないモスクワに反旗をひるがえしたものの“親分”プーチン大統領の意向ではないことが確認できたようです。
信じがたいと存じますが『イワンのばか』(ロシア民話:トルストイ)を生んだロシアでもあり、男どうし友情の深いベロキスを行なうほどのお国柄でもあり、プーチンとプリゴジンは信頼の絆で結ばれていたということです。
事実「天秤宮生まれ」(太陽)のプーチンですが「蠍宮」が上昇宮であり、プリゴジンは「双子宮生まれ」(太陽)ながら「蠍宮」に通じる強い情動や連帯の絆を心の奥底に持っています。
皆さまご存じの『三国志演義』になぞらえれば、“桃園の誓い”ともいえる義兄弟の絆で結ばれ、それによってクーデターを未遂に終わらせたものです。
【One Point】 未遂に終わらせても、“誤解”とはいえクーデターを起こした以上、プーチンがプリゴジンを許すかは分かりません。
そんなことは百も承知のプリゴジン氏で、それでも鉾を収めた“親分に従う子分”のような関係性があったようです。
第3回 アスペクト完璧講座
2023.07.04
[第3回テーマ:120度] ― 月1回のHTMLメール講座 ―
◆ 三分(トライン=120度)はアスペクトを最も象徴する
5月末からはじめました「アスペクト完璧講座」の第3回め7月分のご紹介です。
テーマはアスペクトらしいアスペクトの「三分(トライン=120度)」です。
ご受講スタイルの特徴は、任意のアスペクトごとに「単発」でも、今回以降残り10講座をまとめてお得にでもご受講できるご自宅で学べるHTMLメール講座です。
初回テーマは「合(コンジャクション=0度)」で、第2回テーマは「衝(オポジション=180度)」でした。
ご受講されればお分かりいただけると存じますが、安直な吉凶解釈ではなく、実生活に役立つ現実的な解釈です。
≪アスペクト・リーディング≫
「ホロスコープ・リーディングを極めたい」
「人間関係をはじめ、日常生活に適用できるレベルにまで高めたい」
というのであれば、代表的な12種類のアスペクト(アスペクト・パターンを含む)をリーディングできなければお話になりません。
なぜなら、相性をはじめ人間関係は、構成要素の位置関係に伴なう「アスペクト」の象意が決め手になるからです。
占星術に心酔されている方には恐縮ですが、“星読み”ではなく“アスペクト読み”なのです。
「アスペクト・リーディング」が、ホロスコープ・リーディングの肝になっていて、醍醐味でもあり“代名詞”ともいえることは、後述いたしますように最重要諦なのですが、一般に“星読み”だと勘違いをされているようです。
簡単な道理ですが、ホロスコープはアスペクトと同義の位置関係によって成り立っていることを知れば、どなたでも首肯するしかありません。
象意のすべては、この位置関係に秘められていますので、正しくアスペクトを読めるようになることは避けてとおれないベストのチョイス(選択)です。
【One Point】 サイン(宮)やハウス(室)またプラネット(星)を含めた構成要素が、どのような位置関係すなわちアスペクトをとっているか。
象意はその“宇宙的共鳴関係”によってもたらされているというのが、正しいアストロロジーです。
【ご参考:Aspectが意味する“局面”や“状態”】
アスペクトがリーディングのポイントである一例です。
仮に「牡羊宮と獅子宮は相性がいい」という場合、「三分=120度」の位置関係(アスペクト)のサイン(宮)という意味です。
実際には、ほかの構成要素のアスペクトを加味して解釈する必要がありますがそういうことです。
宇宙この世界に無関係で存在しているものは何一つないために、ホロスコープも同様で、無形有形を問わず関係性、アスペクトによってリーディングできます。
ちなみに、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」というように、良い/悪いといった単純な吉凶解釈は、占い初心者に向けた子供だまも同然で、実用性はほぼありません。
≪“星読み”の陥穽≫
申し訳ありませんが、“星読み”の課題点を少し。
「太陽」が「牡羊宮」に位置する場合、“星読み”では「牡羊宮の太陽」ととらえます。
一方、アスペクト・リーディングでは、次のようにとらえます。
「太陽」と「牡羊宮〇〇度」の合(コンジャクション=0度)。
「牡羊宮の太陽」ととらえる“星読み”は、そこで解釈は袋小路です。
ですが、アスペクト・リーディングでは、サイン(宮)だけでなく、許容度数(オーブ)を観ながらハウス(室)やほかのプラネット(星)とのアスペクトも含めて、全体を考慮しつつ有機的に行なうことになります。
どちらが実社会に適応できる実際的なリーディングだと思われますか。
同じ牡羊宮でも30度の幅があるのは当然ですが、第1デーク(旬)=0度~9度、第2デーク(旬)=10度~19度、第3デーク(旬)=20度~29度と、アバウトながら象意の強さや内容は3区分できます。
また、サイン(宮)によっては前半(0度~14度)と後半(15度~29度)とでは象意が相応に異なるものがあります。
【One Point】 何を書いているのかお分かりでしょう。
サイン(宮)もハウス(室)も、建物のように“壁”によって完全に仕切られた隔離された象意区分になってはいませんので、サイン(宮)やハウス(室)だけで星を読んでもしようがないのです。
≪アスペクトの多角的な解説≫
「アスペクト完璧講座」では、ホロスコープの真髄を知るために占星術ではみられない総合的なご紹介を行なっています。
代表的な12種類のアスペクトの一つひとつに、次の複数の観点からお伝えしています。
1、理論的には…「数理法則」による本意(基本の象意、ほんとうの象意)。
2、基本的には…本意を踏まえた当該「アスペクト」の代表的な象意。
3、実際的には…「相性」における当該アスペクトの象意。
4、運勢的には…「星のディレクション」におけるダイナミックな象意。
5、実践的には…ご受講者の方のアスペクトの「解釈例」(個別記事)。
以上、理論から応用展開さらに実践解釈例まで、多角的な観点からアスペクトの実用的な解釈をご紹介する講座です。
【One Point】 ここまで個々のアスペクトについて詳しく解説した講座はありません。
プロでもお金を出して学ぶくらいです。
宇宙この世界の「基本三数」理論をはじめ、応用展開はもちろん、実践リーディングに裏づけされています。
≪「完璧講座」の理由≫
このような「アスペクト完璧講座」が通称:宝瓶宮占星学、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」でなぜ可能なのでしょうか。
次のような理由からです。
1、ほかにない宇宙この世界の根幹法則「基本三数」をベースとしている。
2、アストロロジーの集大成「奥義講座」をはじめ、多彩な講座を展開している。
3、毎週(隔週)「今週の運勢」を18年間続けて多彩な模様をみてきた。
4、「鑑定」のご依頼を受けて実践リーディングの裏付けがある。
5、独自の「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の実績が豊か。
【One Point】 位置関係によってホロスコープが成り立つ以上、アスペクトが重要になるのは当然です。
宝瓶宮時代は関係性すなわち「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしますので、ますます重要になってまいります。
≪ご受講概要のご紹介≫
ここからはご受講の概要をご紹介させていただきます。
主要な12種類のアスペクト(6種類のアスペクト・パターンを含む)を毎月1つずつ、ご自宅でいつでも学べるHTML形式のメールで毎月25日~月末までの間にお届けいたします。
ご受講はご関心のあるアスペクトのみを選んで「単独」でも、また今月7月の第3回以降の10講座をまとめてお得なお申し込みも可能です。
講座の内容は「個別記事」を除いていつでもネットからご高覧いただけます。
「個別記事」は、ご受講者のホロスコープ(出生天球図)の当該アスペクトを解釈してお送りしている個人的な内容です。
ご不明な点や分かりにくい箇所が講座メールにありましたら、ご遠慮なくお問い合わせいただきましたら無料でお答えいたしています。
【One Point】 初回にお申込みいただきました全12回セットは10万円(税込)で、次回、第3回以降10回分をセットでのお申込みは9万円(税込)です。
各回単独でのご受講は1万円(税込)になっています。
【「アスペクト完璧講座」のテーマと配信スケジュール】
第1回 合(コンジャクション=0度) …5月25~31日 配信済み
第2回 衝(オポジション=180度) …6月25~30日 配信済み
第3回 三分(トライン=120度) …7月25~31日 ※次回配信
第4回 矩(スクエア=90度) …8月25~31日 配信予定
第5回 五分(クインタイル=72度) …9月25~30日 配信予定
第6回 六分(セクスタイル=60度) …10月25~31日 配信予定
第7回 調停(メディエーション=60/120/180度) …11月25~30日 配信予定
第8回 YOD(ヨッド=150/150/60度) …12月25~31日 配信予定
第9回 大三角(グランドトライン=120度×3) …1月25~31日 配信予定
第10回 大十字(グランドクロス=90度×4) …2月25~29日 配信予定
第11回 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120) …3月25~30日 配信予定
第12回 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6) …4月25~31日 配信予定
【ご受講料金のご案内】
A、各回を単発でご受講の場合…1万円(税込)。
B、今後の残り10講座全コースをまとめてご受講の場合…9万円(税込)
C、第7回(2023年11月)以降の「アスペクト・パターン」6講座をまとめてお申込みの場合…5万5千円(税込)。
D、「奥義講座」をご受講された方は、一部重複する内容がありますので、40%引きにさせていただきます。
E、逆に「アスペクト完璧講座」をご受講されて「奥義講座」をお申し込みになられる場合は、当該40%相当分の値引きになります。。
「講座お申込みフォーム」
◆ 三分(トライン=120度)はアスペクトを最も象徴する
5月末からはじめました「アスペクト完璧講座」の第3回め7月分のご紹介です。
テーマはアスペクトらしいアスペクトの「三分(トライン=120度)」です。
ご受講スタイルの特徴は、任意のアスペクトごとに「単発」でも、今回以降残り10講座をまとめてお得にでもご受講できるご自宅で学べるHTMLメール講座です。
初回テーマは「合(コンジャクション=0度)」で、第2回テーマは「衝(オポジション=180度)」でした。
ご受講されればお分かりいただけると存じますが、安直な吉凶解釈ではなく、実生活に役立つ現実的な解釈です。
≪アスペクト・リーディング≫
「ホロスコープ・リーディングを極めたい」
「人間関係をはじめ、日常生活に適用できるレベルにまで高めたい」
というのであれば、代表的な12種類のアスペクト(アスペクト・パターンを含む)をリーディングできなければお話になりません。
なぜなら、相性をはじめ人間関係は、構成要素の位置関係に伴なう「アスペクト」の象意が決め手になるからです。
占星術に心酔されている方には恐縮ですが、“星読み”ではなく“アスペクト読み”なのです。
「アスペクト・リーディング」が、ホロスコープ・リーディングの肝になっていて、醍醐味でもあり“代名詞”ともいえることは、後述いたしますように最重要諦なのですが、一般に“星読み”だと勘違いをされているようです。
簡単な道理ですが、ホロスコープはアスペクトと同義の位置関係によって成り立っていることを知れば、どなたでも首肯するしかありません。
象意のすべては、この位置関係に秘められていますので、正しくアスペクトを読めるようになることは避けてとおれないベストのチョイス(選択)です。
【One Point】 サイン(宮)やハウス(室)またプラネット(星)を含めた構成要素が、どのような位置関係すなわちアスペクトをとっているか。
象意はその“宇宙的共鳴関係”によってもたらされているというのが、正しいアストロロジーです。
【ご参考:Aspectが意味する“局面”や“状態”】
アスペクトがリーディングのポイントである一例です。
仮に「牡羊宮と獅子宮は相性がいい」という場合、「三分=120度」の位置関係(アスペクト)のサイン(宮)という意味です。
実際には、ほかの構成要素のアスペクトを加味して解釈する必要がありますがそういうことです。
宇宙この世界に無関係で存在しているものは何一つないために、ホロスコープも同様で、無形有形を問わず関係性、アスペクトによってリーディングできます。
ちなみに、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」というように、良い/悪いといった単純な吉凶解釈は、占い初心者に向けた子供だまも同然で、実用性はほぼありません。
≪“星読み”の陥穽≫
申し訳ありませんが、“星読み”の課題点を少し。
「太陽」が「牡羊宮」に位置する場合、“星読み”では「牡羊宮の太陽」ととらえます。
一方、アスペクト・リーディングでは、次のようにとらえます。
「太陽」と「牡羊宮〇〇度」の合(コンジャクション=0度)。
「牡羊宮の太陽」ととらえる“星読み”は、そこで解釈は袋小路です。
ですが、アスペクト・リーディングでは、サイン(宮)だけでなく、許容度数(オーブ)を観ながらハウス(室)やほかのプラネット(星)とのアスペクトも含めて、全体を考慮しつつ有機的に行なうことになります。
どちらが実社会に適応できる実際的なリーディングだと思われますか。
同じ牡羊宮でも30度の幅があるのは当然ですが、第1デーク(旬)=0度~9度、第2デーク(旬)=10度~19度、第3デーク(旬)=20度~29度と、アバウトながら象意の強さや内容は3区分できます。
また、サイン(宮)によっては前半(0度~14度)と後半(15度~29度)とでは象意が相応に異なるものがあります。
【One Point】 何を書いているのかお分かりでしょう。
サイン(宮)もハウス(室)も、建物のように“壁”によって完全に仕切られた隔離された象意区分になってはいませんので、サイン(宮)やハウス(室)だけで星を読んでもしようがないのです。
≪アスペクトの多角的な解説≫
「アスペクト完璧講座」では、ホロスコープの真髄を知るために占星術ではみられない総合的なご紹介を行なっています。
代表的な12種類のアスペクトの一つひとつに、次の複数の観点からお伝えしています。
1、理論的には…「数理法則」による本意(基本の象意、ほんとうの象意)。
2、基本的には…本意を踏まえた当該「アスペクト」の代表的な象意。
3、実際的には…「相性」における当該アスペクトの象意。
4、運勢的には…「星のディレクション」におけるダイナミックな象意。
5、実践的には…ご受講者の方のアスペクトの「解釈例」(個別記事)。
以上、理論から応用展開さらに実践解釈例まで、多角的な観点からアスペクトの実用的な解釈をご紹介する講座です。
【One Point】 ここまで個々のアスペクトについて詳しく解説した講座はありません。
プロでもお金を出して学ぶくらいです。
宇宙この世界の「基本三数」理論をはじめ、応用展開はもちろん、実践リーディングに裏づけされています。
≪「完璧講座」の理由≫
このような「アスペクト完璧講座」が通称:宝瓶宮占星学、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」でなぜ可能なのでしょうか。
次のような理由からです。
1、ほかにない宇宙この世界の根幹法則「基本三数」をベースとしている。
2、アストロロジーの集大成「奥義講座」をはじめ、多彩な講座を展開している。
3、毎週(隔週)「今週の運勢」を18年間続けて多彩な模様をみてきた。
4、「鑑定」のご依頼を受けて実践リーディングの裏付けがある。
5、独自の「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の実績が豊か。
【One Point】 位置関係によってホロスコープが成り立つ以上、アスペクトが重要になるのは当然です。
宝瓶宮時代は関係性すなわち「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしますので、ますます重要になってまいります。
≪ご受講概要のご紹介≫
ここからはご受講の概要をご紹介させていただきます。
主要な12種類のアスペクト(6種類のアスペクト・パターンを含む)を毎月1つずつ、ご自宅でいつでも学べるHTML形式のメールで毎月25日~月末までの間にお届けいたします。
ご受講はご関心のあるアスペクトのみを選んで「単独」でも、また今月7月の第3回以降の10講座をまとめてお得なお申し込みも可能です。
講座の内容は「個別記事」を除いていつでもネットからご高覧いただけます。
「個別記事」は、ご受講者のホロスコープ(出生天球図)の当該アスペクトを解釈してお送りしている個人的な内容です。
ご不明な点や分かりにくい箇所が講座メールにありましたら、ご遠慮なくお問い合わせいただきましたら無料でお答えいたしています。
【One Point】 初回にお申込みいただきました全12回セットは10万円(税込)で、次回、第3回以降10回分をセットでのお申込みは9万円(税込)です。
各回単独でのご受講は1万円(税込)になっています。
【「アスペクト完璧講座」のテーマと配信スケジュール】
第3回 三分(トライン=120度) …7月25~31日 ※次回配信
第4回 矩(スクエア=90度) …8月25~31日 配信予定
第5回 五分(クインタイル=72度) …9月25~30日 配信予定
第6回 六分(セクスタイル=60度) …10月25~31日 配信予定
第7回 調停(メディエーション=60/120/180度) …11月25~30日 配信予定
第8回 YOD(ヨッド=150/150/60度) …12月25~31日 配信予定
第9回 大三角(グランドトライン=120度×3) …1月25~31日 配信予定
第10回 大十字(グランドクロス=90度×4) …2月25~29日 配信予定
第11回 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120) …3月25~30日 配信予定
第12回 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6) …4月25~31日 配信予定
【ご受講料金のご案内】
A、各回を単発でご受講の場合…1万円(税込)。
B、今後の残り10講座全コースをまとめてご受講の場合…9万円(税込)
C、第7回(2023年11月)以降の「アスペクト・パターン」6講座をまとめてお申込みの場合…5万5千円(税込)。
D、「奥義講座」をご受講された方は、一部重複する内容がありますので、40%引きにさせていただきます。
E、逆に「アスペクト完璧講座」をご受講されて「奥義講座」をお申し込みになられる場合は、当該40%相当分の値引きになります。。
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図説:自分軸と実在軸
2023.07.01
[原点] ― 本来の「ホロスコープ」の解釈 ―
◆ 占いではない現実に根差して働く見えない波動
先日アップしました「ホロの軸/自分軸と実在軸」の図説です。
既存の“ホロスコープ占い”はともかく、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーによる“実学”の解説です。
「ホロスコープ」は、正しくは現実宇宙を模しつつ位置関係を、地上世界をも視野に写しとったものです。
宇宙この世界は「基本三数」を根幹法則としますので、現実宇宙を模したホロスコープも「基本三数」をベースに構成されていて、知る人ぞ知るそのまま「基本三数」によって象意化されています。
その意味は、本来の「ホロスコープ」には、地上の現実の出来事はもちろん、個々人の生き方の根幹が象徴されているということです。
≪地上の「自分軸」≫
上図は、私たちが生きる地上の空間を模式的に表わしたものです。
「ホロスコープ」の中心は、ご存じのとおり個々人においては地上の「出生地」(イベント・ポイント)です。
【One Point】 生まれた瞬間の出生地と天空との位置関係を写しとった「ホロスコープ」(出生天球図)は、生まれもつ個性や運勢を象わします。
もし、現在の運勢を知りたいという場合は、宝瓶宮時代のアストロロジーによる「星のディレクション」がベストです。
≪社会における刷り込み≫
上図でいえば、地上の水平面が「自分軸」です。
人は通常、地上でしか生きられないため、日常生活を営む地上によって本来の「自分軸」が象わされています。
「自分軸」は無自覚なことが多く、無意識の「ああしたい」「こう生きよう」といった本能にも似た意志や衝動が人生生活の“原点”になっています。
にもかかわらず、一般的には学校や社会生活でインプットされた「人はこう生きるべき」や「自分はこうあるべき」といった刷り込み(思い込み)が常態となっていて、誤ってご理解されている場合は、一時的とはいえ人生を間違うことが起こります。
「自分軸」は明示されるまで無自覚で、見えない“衝動”めいたものによって行動していることが多く、後者は歴史的に雑多な“社会的知識”によって、顕在意識となっているのがふつうです。
本来の「自分軸」は、実在宇宙による“スターティング・ポジション”(出発点)が象わされているだけでなく、どのような方向を目標やターゲットとして目指していくのか、われ知らずとも理想としているものや、“エンディング・ポジション”の方向性が象わされていたりします。
【One Point】 神秘主義的な“ホロスコープ占い”のお話ではなく、現実の人生のお話です。
本質的には“宿を定めぬ旅人”のように生きていて、太陽が東から昇り西に沈むように、終着点の“常世の宿”に近づく「自分軸」にかかわるお話です。
【ご参考:社会からのインプリンティング】
生まれ持つ「自分軸」と、周囲や学校また社会からイン・プリンティング(刷り込み)された疑似自分軸があります。
同じとはかぎりません。
感性アンテナの鋭い宝瓶宮時代生まれ、すなわち平成生まれ以降の人々は、深層の精神意識が無意識に“ギャップ”を感じることがあります。
何か違う! と魂の訴えを何気に感知することもあり、「不登校」や「引きこもり」になることも多い現代です。
ポイントは、自分では気付きにくいことです。
意に沿わないことを含めて、社会の通念によって、さまざまに人生体験を重ねていくことで、本来の生き方や人生の目的に気づいたりします。
それで自分自身の「覚悟」に近づき、おぼろげながらでも見えてくれば、それはそれで御の字です。
≪天地の「実在軸」≫
次に、誤解される言葉かもしれませんが「実在軸」のお話です。
「実在軸」は、垂直の天地を結ぶラインで象徴されています。
出生地から見た頭上の天頂と、足元の地球さらには宇宙空間の天底へと伸びる基本軸です。
それが「なんで実在軸?」とイメージしにくい方もいらっしゃるでしょう。
その場合は大木をイメージされてください。
大木という実在は、足元の大地にしっかりと根づき、天空を目指して生長し伸びていきます。
人間も大自然の大木と同様に、足元の地上の生活にしっかりと根差して、「自分軸」によって左右に枝葉を広げつつ、一方で「実在軸」によって天空の「クオリアル宇宙」(エネルギー宇宙と物理宇宙)に向かって“深層の精神意識”の成長を軸に実在しています。
そのような天地を結ぶタテ軸が「実在軸」です。
「自分軸」と「実在軸」は宇宙この世界の現実に基づいて、アストロロジカル・ポイント(出生地)から正しく写しとった本来の「ホロスコープ」の水平のヨコ軸と垂直のタテ軸にあたります。
【One Point】 難しく考える必要はありません。
現実宇宙と地上空間との様態から素直に見ればいいのです。
「基本三数」による本来の「ホロスコープ」(出生天球図)はそういうことで、素直に現実に基づいて解釈すればいいだけです。
≪バーチカル・ラインは垂直≫
「自分軸」や「実在軸」は既存の“ホロスコープ占い”では語られません。
語られていても似て非なるものになります。
水平の「自分軸」はともかく、「実在軸」を象徴する「MC=南中点-IC=北中点」の垂直のバーチカル・ライン(vertical line:鉛直線)が、ほとんどの「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルトでは、右に左に傾いて出力されるために、正しい“解釈波動”が働くことがむずかしいためです。
「ホロスコープ」を成り立たせている肝心の“位置関係”を無視して、正しい解釈もリーディングもできません。
“位置関係”をいいかげんに扱うと、自分でも気づかないうちにどこかズレた波動での解釈になってしまいます。
「MC=南中点-IC=北中点」のバーチカル・ラインがナナメっていて、現実とは異なるのにホロスコープはそれで当然と思い“事実誤認”や“勘違い”のまま、人為的な主観による象意解釈や鑑定を繰り返し、延々と引き継がれているのが“ホロスコープ占い”こと現代占星術です。
非現実的なホロスコープを当然のように用いていますので、天文学者やマニアからは密かにバカにされ笑われているのです。
【One Point】 “まだ見ぬ理想”をはじめとして“事実誤認”や“勘違い”を時代的な象意とするのが19世紀後半以降の双魚宮時代末期です。
そこで誕生したのがアラン・レオの「秘境占星術」(神秘占星術)を発端とする“現代西洋占星術”です。
【ご参考:宝瓶宮時代の宇宙波動】
古い双魚宮時代は、「平成」に元号が変わった1989年までで終わり、平成以降は宝瓶宮時代の宇宙波動に変わりました。
にもかかわらず、19世紀後半以降の“事実誤認”や“勘違い”の波動まま、“ホロスコープ占い”に染まり続けていると、「風の時代」などと勘違いすることが起こります。
現実宇宙にそった理解や解釈をしづらくなるためで、知らないうちに宇宙波動エネルギーをキャッチする「深層の精神意識」が“壁”や“バリア”にはばまれた状態になるためです。
時空を超越した「宇宙波動エネルギー」の存在を正しく認識することなしに、今後の現実に即したホロスコープ理解やリーディングは、漸次、困難になります。
5≪実際の正しい「ホロスコープ」≫
では、はどれでしょうか。
ご参考に図示いたします。
上図の左は、現実に沿ったホロスコープの一例で、「基本軸」の2つがちゃんと直角90度になっています。
一方、右はとある「ホロスコープ作成ソフト」のある日時のデフォルト出力です。
垂直であるべき「基本軸」(バーチカル・ライン)が左に傾いているのがお分かりでしょう。
ちなみに、このソフトには「ハウスホイール」の機能がついていて、まだ良識的ですが、残念ながらサイン(宮)の度数のままでした。
“ホロスコープ占い”に沿ったソフトですし、プログラミングの都合上やむをえないといえばそういえなくもありませんが、現実と乖離した便宜的なものになっているのは事実です。
【One Point】 「自分軸」と「実在軸」から見て、地上の現実と正しい「ホロスコープ」との相似性の一端をご紹介いたしました。
便宜的な占い用といえるホロスコープの波動の“ズレ”につきましては、ここではスルーさせていただきました。
※「基本軸の鑑定」は「鑑定&お問い合わせ」から。
◆ 占いではない現実に根差して働く見えない波動
先日アップしました「ホロの軸/自分軸と実在軸」の図説です。
既存の“ホロスコープ占い”はともかく、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーによる“実学”の解説です。
「ホロスコープ」は、正しくは現実宇宙を模しつつ位置関係を、地上世界をも視野に写しとったものです。
宇宙この世界は「基本三数」を根幹法則としますので、現実宇宙を模したホロスコープも「基本三数」をベースに構成されていて、知る人ぞ知るそのまま「基本三数」によって象意化されています。
その意味は、本来の「ホロスコープ」には、地上の現実の出来事はもちろん、個々人の生き方の根幹が象徴されているということです。
≪地上の「自分軸」≫
上図は、私たちが生きる地上の空間を模式的に表わしたものです。
「ホロスコープ」の中心は、ご存じのとおり個々人においては地上の「出生地」(イベント・ポイント)です。
【One Point】 生まれた瞬間の出生地と天空との位置関係を写しとった「ホロスコープ」(出生天球図)は、生まれもつ個性や運勢を象わします。
もし、現在の運勢を知りたいという場合は、宝瓶宮時代のアストロロジーによる「星のディレクション」がベストです。
≪社会における刷り込み≫
上図でいえば、地上の水平面が「自分軸」です。
人は通常、地上でしか生きられないため、日常生活を営む地上によって本来の「自分軸」が象わされています。
「自分軸」は無自覚なことが多く、無意識の「ああしたい」「こう生きよう」といった本能にも似た意志や衝動が人生生活の“原点”になっています。
にもかかわらず、一般的には学校や社会生活でインプットされた「人はこう生きるべき」や「自分はこうあるべき」といった刷り込み(思い込み)が常態となっていて、誤ってご理解されている場合は、一時的とはいえ人生を間違うことが起こります。
「自分軸」は明示されるまで無自覚で、見えない“衝動”めいたものによって行動していることが多く、後者は歴史的に雑多な“社会的知識”によって、顕在意識となっているのがふつうです。
本来の「自分軸」は、実在宇宙による“スターティング・ポジション”(出発点)が象わされているだけでなく、どのような方向を目標やターゲットとして目指していくのか、われ知らずとも理想としているものや、“エンディング・ポジション”の方向性が象わされていたりします。
【One Point】 神秘主義的な“ホロスコープ占い”のお話ではなく、現実の人生のお話です。
本質的には“宿を定めぬ旅人”のように生きていて、太陽が東から昇り西に沈むように、終着点の“常世の宿”に近づく「自分軸」にかかわるお話です。
【ご参考:社会からのインプリンティング】
生まれ持つ「自分軸」と、周囲や学校また社会からイン・プリンティング(刷り込み)された疑似自分軸があります。
同じとはかぎりません。
感性アンテナの鋭い宝瓶宮時代生まれ、すなわち平成生まれ以降の人々は、深層の精神意識が無意識に“ギャップ”を感じることがあります。
何か違う! と魂の訴えを何気に感知することもあり、「不登校」や「引きこもり」になることも多い現代です。
ポイントは、自分では気付きにくいことです。
意に沿わないことを含めて、社会の通念によって、さまざまに人生体験を重ねていくことで、本来の生き方や人生の目的に気づいたりします。
それで自分自身の「覚悟」に近づき、おぼろげながらでも見えてくれば、それはそれで御の字です。
≪天地の「実在軸」≫
次に、誤解される言葉かもしれませんが「実在軸」のお話です。
「実在軸」は、垂直の天地を結ぶラインで象徴されています。
出生地から見た頭上の天頂と、足元の地球さらには宇宙空間の天底へと伸びる基本軸です。
それが「なんで実在軸?」とイメージしにくい方もいらっしゃるでしょう。
その場合は大木をイメージされてください。
大木という実在は、足元の大地にしっかりと根づき、天空を目指して生長し伸びていきます。
人間も大自然の大木と同様に、足元の地上の生活にしっかりと根差して、「自分軸」によって左右に枝葉を広げつつ、一方で「実在軸」によって天空の「クオリアル宇宙」(エネルギー宇宙と物理宇宙)に向かって“深層の精神意識”の成長を軸に実在しています。
そのような天地を結ぶタテ軸が「実在軸」です。
「自分軸」と「実在軸」は宇宙この世界の現実に基づいて、アストロロジカル・ポイント(出生地)から正しく写しとった本来の「ホロスコープ」の水平のヨコ軸と垂直のタテ軸にあたります。
【One Point】 難しく考える必要はありません。
現実宇宙と地上空間との様態から素直に見ればいいのです。
「基本三数」による本来の「ホロスコープ」(出生天球図)はそういうことで、素直に現実に基づいて解釈すればいいだけです。
≪バーチカル・ラインは垂直≫
「自分軸」や「実在軸」は既存の“ホロスコープ占い”では語られません。
語られていても似て非なるものになります。
水平の「自分軸」はともかく、「実在軸」を象徴する「MC=南中点-IC=北中点」の垂直のバーチカル・ライン(vertical line:鉛直線)が、ほとんどの「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルトでは、右に左に傾いて出力されるために、正しい“解釈波動”が働くことがむずかしいためです。
「ホロスコープ」を成り立たせている肝心の“位置関係”を無視して、正しい解釈もリーディングもできません。
“位置関係”をいいかげんに扱うと、自分でも気づかないうちにどこかズレた波動での解釈になってしまいます。
「MC=南中点-IC=北中点」のバーチカル・ラインがナナメっていて、現実とは異なるのにホロスコープはそれで当然と思い“事実誤認”や“勘違い”のまま、人為的な主観による象意解釈や鑑定を繰り返し、延々と引き継がれているのが“ホロスコープ占い”こと現代占星術です。
非現実的なホロスコープを当然のように用いていますので、天文学者やマニアからは密かにバカにされ笑われているのです。
【One Point】 “まだ見ぬ理想”をはじめとして“事実誤認”や“勘違い”を時代的な象意とするのが19世紀後半以降の双魚宮時代末期です。
そこで誕生したのがアラン・レオの「秘境占星術」(神秘占星術)を発端とする“現代西洋占星術”です。
【ご参考:宝瓶宮時代の宇宙波動】
古い双魚宮時代は、「平成」に元号が変わった1989年までで終わり、平成以降は宝瓶宮時代の宇宙波動に変わりました。
にもかかわらず、19世紀後半以降の“事実誤認”や“勘違い”の波動まま、“ホロスコープ占い”に染まり続けていると、「風の時代」などと勘違いすることが起こります。
現実宇宙にそった理解や解釈をしづらくなるためで、知らないうちに宇宙波動エネルギーをキャッチする「深層の精神意識」が“壁”や“バリア”にはばまれた状態になるためです。
時空を超越した「宇宙波動エネルギー」の存在を正しく認識することなしに、今後の現実に即したホロスコープ理解やリーディングは、漸次、困難になります。
5≪実際の正しい「ホロスコープ」≫
では、はどれでしょうか。
ご参考に図示いたします。
上図の左は、現実に沿ったホロスコープの一例で、「基本軸」の2つがちゃんと直角90度になっています。
一方、右はとある「ホロスコープ作成ソフト」のある日時のデフォルト出力です。
垂直であるべき「基本軸」(バーチカル・ライン)が左に傾いているのがお分かりでしょう。
ちなみに、このソフトには「ハウスホイール」の機能がついていて、まだ良識的ですが、残念ながらサイン(宮)の度数のままでした。
“ホロスコープ占い”に沿ったソフトですし、プログラミングの都合上やむをえないといえばそういえなくもありませんが、現実と乖離した便宜的なものになっているのは事実です。
【One Point】 「自分軸」と「実在軸」から見て、地上の現実と正しい「ホロスコープ」との相似性の一端をご紹介いたしました。
便宜的な占い用といえるホロスコープの波動の“ズレ”につきましては、ここではスルーさせていただきました。
※「基本軸の鑑定」は「鑑定&お問い合わせ」から。