基礎講座「数理法則」と12サイン
2024.02.28
[3/6/12数] ― ホロスコープの象意のベース ―


リクエストにお応えするシナジー講座です。
宇宙法則「3/6/12数」は12サイン(宮)に象意をもたらしています。
客観的な「本意」から主体的な解釈が可能になる講座です。



ホロスコープは「数理法則」12数の本意から読み解けます



「数理法則」3/6/12数の本意から12サイン(宮)を読み解く「基本講座」のご案内です。

膨大な過去の象意解釈をご参考にはされても、宝瓶宮時代らしく、ご自分の頭と感性とで“宇宙法則”「基本三数」(数理法則)から解釈ができるメソッドになります。

「数理法則」は宇宙法則ですので、12サイン(宮)だけでなく、ホロスコープのすべての構成要素の本意が秘められています。

当講座では12サイン(宮)のみですが、「数理法則」3/6/12数の本意(基本の象意=宇宙に基づいたほんとうの象意)をご紹介する、初めての方には画期的な驚きの内容になっています。

従来のように、一方的にお伝えするのではなく、お申し込みの際にご自由にリクエストをいただき、すべてにお応えできるとはかぎりませんが、講座内容に付加してお届けするインタラクティブ(双方向性)な講座を企図しています。



《 主体的なリーディングの時代 》

宝瓶宮時代はご自身で主体的にリーディングを行なう時代です。

誰かが主観的に象意解釈をした膨大なデータをご参考にされることは必要でしょう。

ですが、これからの宝瓶宮時代は未来に向けて、ご自分の頭で主体的な解釈を行なうことで運勢を伴なう時代になります。

最初は不慣れだったり、完璧ではなくてもかまいません。

主体的な生き方に時代の流れとともにある「天運」が伴なうために、結果、上達が早まり、ホロスコープ・マスターへの道が可能になってまいります。


【One Point】 宇宙太陽系の位置関係を忠実に写しとったのが「ホロスコープ」です。

正しく読み解けば相応ながら地上への働きが読めることが意味するのは、宇宙の「数理法則」3/6/12数の中に象意や解釈の原拠があることをあらわします。



《 主体的な解釈とリーディング 》

今年2024年2月に項目を立てた「第2部[新リーディング・セオリー]」をご参照ください。

「数理法則」(基本三数)の適用例として「牡羊宮、牡牛宮、双子宮」を一部ながら取り上げてみました。

「星占い」の延長にある現代占星術こと“ホロスコープ占い”は、理論は捨てても古来からの古典占星学の象意解釈は引き継いでいますので、サイン(宮)の解釈には一定の評価がみられます。

そこに留まらず「数理法則」(基本三数)によって、現実的で的を射た解釈が可能なことをご認識いただけると存じます。

宇宙この世界の3/6/12数の本意から「牡羊宮、牡牛宮、双子宮」に留まらず、12サイン(宮)をご自身の頭と感性とで、あやまつことなく的確な解釈が可能になる“優れもの”です。

宝瓶宮時代はホロスコープ解釈も「友愛精神」(和、絆、民度)を伴ないつつ、自分自身が「主人」(マスター)となって、どなたでも主体的なリーディングが「数理法則」から可能になる時代です。


【One Point】 過去の誰かの解釈を「友愛精神」(和、絆、民度)を伴なってご参考にされるのは重要でしょう。

ですが、ご自身の個性や感性に沿った解釈は、今後の運勢変化から見ても、さらに重要になってまいります。






【ご参考:“夢”からさめて現実をご認識】

双魚宮時代の海王星の古い象意“まだ見ぬ理想”や観念的な“夢”による解釈は、双魚宮時代の終末の今日、転換が迫られています。

当「基本講座」は、夢から醒めた現実の解釈をお伝えするものです。

通称「宝瓶宮占星学」こと宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」は、実在の宇宙に基づいた現実の法則「基本三数」や「数理法則」によって、新しい実学の解釈やリーディングが可能になりました。

ご質問やリクエストを忌憚なく何なりとお寄せください。

誠意、お答えしつつ講座に反映させて、ご受講者の皆さまにお届けさせていただきます。




《 「講座概要」のご紹介 》

講座概要は、次のとおりです。


【「数理法則」3/6/12数とは?】

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」が、さらに基本三数展開をして宇宙森羅の最小象徴数=「12数」が生じています。

これを「数理法則」と呼ばせていただいています。

「光の三原色」が7色とされる虹や12色の色相環に展開され、森羅万象の数多の色彩のベースとなっているのは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」また「数理法則」がこの世界に通底して根幹の法則となっているためです。

“光の三原色”というのは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」が展開された一例で、「ホロスコープ」も同様に「基本三数」をはじめ3/6/12数の「数理法則」によって構成されまた象意化されています。

そのため、同じ宇宙の一員である地球上の私たちをリーディングすることが可能になっています。

「基本三数」の“原意”や「数理法則」の“本意”といった客観的な事実から、ご自身の頭と感性によって、論理的に解釈やリーディングができます。


【1~12数それぞれの「本意」のご紹介】

ホロスコープが拠って成り立っているのが宇宙太陽系です。

地上との位置関係を忠実に写しとったものです。

それが本来の“宇宙数理模式図”「ホロスコープ」ゆえに、宇宙この世界に住む私たち人類も、ホロスコープから運勢などをリーディングしていくことができます。

“ホロスコープ”を用いるのは既存の“占い”と同じなので、同じものかのように思われがちですが、宇宙に基づいて3/6/12数の「数理法則」から客観的な事実をもって解釈やリーディングができるために、たとえていえば部分的ですが“宗教と科学”ほど異なっています。

宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」は「基本三数」また「数理法則」に基づいて「新リーディング・セオリー」をご提供いたします。

「1数」~「12数」の「数理法則」の事実に基づいた客観的な個々の本意を知れば、どなたでもに宇宙の現実に基づいた解釈やリーディングができるようになっていく新時代のリーディング・セオリーです。


【12サイン(宮)の既存の“象意解釈”への適用】

「数理法則」の本意を知ると、過去の膨大な象意解釈と照らし合わせれば、次のようなことが見えてきます。

本筋の象意解釈なのか、応用展開をした拡大解釈なのか、はたまたズレた解釈なのか、判別できるようになります。

当然、正しい本筋の象意を見抜くことは、占断やホロスコープ・リーディング以前の大前提です。

西洋占星術に慣れ親しみ、必要以上の信仰解釈をされておられる場合、にわかに信じることはできないかもしれませんが、当サイトの「実技講座」や「奥義講座」をご受講された方から寄せられたご感想からもそういえます。

本当かどうか実際にいろんなホロスコープでも確かめ、ご確認してきていますので、自信をもってご紹介し各種講座でお届けしています。


【ホロスコープ・リーディングへの適用】

ホロスコープ・リーディングは、「共鳴関係」を視野におくと、解釈やリーディングをしやすくなります。

宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとすることからもそういえますが、「宝瓶星学」(通称:宝瓶宮占星学)では「共鳴リーディング」と呼んでいます。

ホロスコープ・リーディングの新たなコツです。

奈辺を交えて、ご受講希望者の皆さまからのリクエストにお応えしつつお届けする「基本講座」です。

一方的に押し付ける講座ではなく、宝瓶宮時代らしく「シナジー効果」(1+1以上の相乗効果)を企図した試みです。

お申し込みの際に、何をお知りたいのかをはじめ「基本三数」や「数理則」3/6/12数など、解釈やリーディングの全般を含めてご質問やリクエストが可能です。


【One Point】 全部にお応えできるとはかぎりません。

いただいたリクエストなどからコンテンツを再構築してお届けいたします。

インタラクティブ(双方向)なシナジー効果によってより分かりやすくつくり上げていく講座です。




《 ご受講料金と配信日 》

『12室(ハウス)の住人たち』と同じA4サイズで、約30ページ前後になると存じます。

ご受講料金は破格の3万6千円(税込)です。
※後日『12室(ハウス)の住人たち』と同じ定価5万円に戻させていただきます。

配信日は3月末を「予定しています。

リクエストは3月中頃、15日頃までにお寄せいただければと存じます。

もちろん、リクエストなしでのお申し込みも可能です。

コンテンツの再構成に間に合えば、あとからでもリクエストは可能です。


【One Point】 新しい試みなので再構築分はどうなるのか、やってみなければ分かりません。リクエストやご質問の内容次第では、シナジー効果によって思わぬ講座内容が得られると期待しています。いずれであっても、誠意お応えしてまいります。

※「講座お申込みフォーム











相性 堂本剛 百田かな?
2024.01.18
[仮説相性] ― 牡羊宮と蟹宮の「太陽」だけど ―


公式の誕生日による相性ではなく1年早めた“仮説”です



ご参考になるのかどうか“仮説”による相性のリーディングです。

先日1月11日に堂本剛氏と15歳年下の百田夏菜子さんのご結婚が発表されました。

ですが、ここで取り上げた相性は「百田夏菜子」さんの公式の生年とは異なります。

公式の生年月日のうち年だけを1歳年上に仮説した場合、堂本剛氏との結婚相性はどうなる? という設定での相性リーディングです。

一例としてお楽しみください。



《 お二人のシナストリー・ホロスコープ 》



出生時間が不明なので「ソーラーチャート」での相性です。

相性のリーディングは、「関係性」を象わす構成要素「アスペクト」(位相、座相、局面)の象意解釈が90パーセント以上を占めますので、ソーラーチャートでも問題はありません。


【One Point】 「出生時間」によって明確になる「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)を含めて、重要になる恋愛相性のカップルもあります。

ただし、結婚相性の場合、全人的に全体をリーディングすることが必要なため、初恋などの相性でないかぎり重要度は下がります。




《 90度の「太陽サイン(宮)」のカップル 》

“太陽星座”こと、正確には「太陽サイン:宮」のみによる「星占い」の場合、“おひつじ座”(牡羊宮)生まれの堂本氏と、“かに座”(蟹宮)生まれのの百田夏菜子さんの相性はかなり“悪い”とされます。

上掲のホロスコープは生年を1年早めただけなので、“生月日”や出生地はそのままゆえ蟹宮生まれ(太陽)の女性との相性に変わりはありません。

1994年生まれの場合、蟹宮18度の「太陽」なのに対して、1年早めた1993年生まれの場合は蟹宮19度になります。

堂本氏の牡羊宮19度の「太陽」に対して、蟹宮19度の「太陽」は、現代占星術では“タイト”という表現を用いることがありますが、ふつうにジャストの矩(スクエア=90度)の相性になります。

矩=90度は良し悪しには関係がなく“考え”や“価値観”また“スタンス”などが異なる「自他」の相性であることを宝瓶宮時代の新しいアストロロジーでは理解しています。

双魚宮時代の「対立二元論」で解釈する“ホロスコープ占い”こと現代占星術の従来の占断では“相性が悪い”ことになります。

では、「共鳴関係論」による宝瓶宮時代の新しいアストロロジーではどうでしょうか。

ご当人たち次第で、もし視野が狭く自己本位であれば、お互いに否定したり反発が起こりやすくなる相性アスペクトです。

逆に、自分と違う考えや価値観を受け入れることができる人、また強い精神力を持っている人、さらには「太陽」以外の相性が良いケースの場合ほど“災い転じて福となす”といえる、えもいわれぬ関係性を結婚生活を続けるほどに築いていくことができる相性です。


【One Point】 出生時の「太陽」を矩=90度とするカップルは案外と多くいます。

代表的には今上陛下(魚宮)と雅子妃(射手宮)がそうです。

また、元テニス・プレイヤーの松岡修造氏(蠍宮)と、元テレ東の人気アナウンサー田口惠美子さん(水瓶宮)のケースももそうです。



【ご参考:YODに働く相性】

●堂本氏の「天王星」に彼女さんの「冥王星」が合=0度です。

堂本氏がお持ちのYOD=150/150/60度からみて、運命的に強い情動を伴ない惹かれることが起こります。

彼の出生時の「太陽」は、ご自身の「冥王星」を衝(オポジション=180度)として“目標”や“ターゲット”や“理想/憧憬”としているためです。

当該YODは、“妻”などを象わす「月」と“個性”(キャラ)などを象わす「天王星」を底辺として、“自分自身”や“夫”を象わす「太陽」を頂点としていることから、いくぶん“秘密主義”の側面が出てきますが、堂本氏にとって“シャスト・ミート!”のお相手ともなります。

こうなると右の本文に書いたベストの結婚相性が2つもあることから、もはや結ばれるのは“運命的”とさえいえるものになります。



《 夫唱婦随の結婚相性 》

上掲の相性ホロスコープには、一目で相性度が分かるように「◎」や「■」など“相性マーク”を付けています。

牡羊宮の「太陽」と蟹宮の「太陽」のお二人に対しては、仮説ですし、人格レベルまでは不明ですので「□」を付けています。

であっても、百田さんの公式の生年月日を1年繰り上げた仮説の相性の場合、堂本氏の牡羊宮の「太陽」に彼女さんの同じく牡羊宮で“妻”などを象わす「月」が合(コンジャクション=0度)をとる“夫唱婦随”のベストの夫婦相性がみられます。

「太陽」どうしの相性では“自分と違う”と感じながらも、「月」との相性では奥深い感受性の部分でなぜか“旦那さんになる人”などとしぜんと感じて惹かれることが起こります。

といったことがら、男性の「太陽」と女性の「月」の合=0度の結婚相性は「◎」です。


【One Point】 ご参考に左の欄外でYOD=150/150/60度に絡む相性のケースに触れておきました。

先月12月にお送りいたしました「アスペクト完璧講座」第8回のテーマ「YOD=150/150/60度」の結婚相性の部分でご説明を差し上げましたので、その実例にもなると存じます。




《 違いが気にならない相性 》

二重丸(◎)の相性は複数あるのですが、ご結婚には是非とも必要な「◎」相性がもう一つあります。

彼女さんの出生時の蟹宮19度の「太陽」に、宝瓶宮時代のアストロロジーがとる太陽の許容度数(オーブ)10度でギリギリですが、堂本氏の蟹宮29度の「木星」が合=0度をとっている部分です。

結婚にはぜひともほしい相性で、堂本氏にとって自分の考えや価値観と異なる蟹宮(太陽)の彼女がさほど気にならなくなる相性です。

「ああ、そうなんや」とスルーしてしまい、彼女さんから見れば、自分と考えや価値観が異なる男性なのに、“寛容な人だな”と感じてしまいます。

そうなりやすいのは他にも、お互いの「月」がお互いに相手の「海王星」と三分(トライン=120度)をとっているために、夢から醒めて現実をご認識するまではお互いに“理想のタイプ”などのように“美しい誤解”をしやすいからです。


【One Point】 “好き/嫌い”で推し量れる恋愛相性は、双魚宮時代の「対立二元論」による“吉凶解釈”で案外と通用します。

一方、全人的な結婚相性の場合は、そこまで単純ではないのですが、それでも魚宮の初期の共鳴星(支配星)「木星」は相性においては良いほうに作用します。




《 ときに口うるさく感じる■の相性 》

最後に唯一「■」が付いた相性の部分に触れておきます。

黒四角(■)のマークは、ご結婚には気をつけなければならない課題をもたらすことがある相性です。

堂本氏の「土星」と彼女さんの「火星」は合=0度なので、離れがたい二重丸(◎)の相性になりますが、一方で堂本氏の「土星」は、彼女さんの「金星&ドラゴンテール」と「ドラゴンヘッド」の軸となって、T矩(Tスクエア=90/90/180度)を形成しています。

「火星」との合=0度は、まれに「束縛」を感じることがあっても「離さない」「離れられない」といった関係の持続性をもたらします。

ですが、彼女さんの双子宮の「金星&ドラゴンテール」を含めたT矩(Tスクエア=90/90/180度)となると、束縛感のみならず、息苦しさや堅苦しさを感じることになります。

乙女宮の「月」また「土星」の堂本氏であるゆえに、なおさらで、よく言えば“完璧主義”ですが、双子宮の「金星」の彼女さんから見れば、“愛情よりも技術的に些細なことにこだわる”といった細かさを感じることが起こります。

もっとも、それ以上に良い相性が多いお二人なので、ふだんは問題がありませんが、相性もそのときどきによって「運勢変化」がもたらされますので、一応はご注意はされておかれるとよい部分です。


【One Point】 早ければ、2026年以降からご注意が必要になります。

2年後の2028年からは、上述の■の相性がさらに強まっていきますのでダブルでのご注意が必要です。

そのときまでにいろいろとトラブルを体験されて、関係改善の方途を身につけておくなど乗り越えられる状況を築いておかれるとよいでしょう。











相性 安住紳一郎-西島まどか
2024.01.15
[現実婚] ― 獅子宮生まれどうしの結婚 ―


“ラブラブ婚”ではなく現実重視の自立カップル



晩婚のほうが結婚生活が長続きする実生活重視のカップルです。

ちょっと斜めにとらえたニヒルなところのある安住紳一郎アナ(50)ご結婚だそうです。

お相手は一回り年下の同業者で元フリーアナウンサーの西島まどかさん(38)。

相性を見てみました。

多少は課題があっても大人のご結婚で、相性もベストの部分がありますのでベターハーフの“ハッピー・マリッジ”です。



《 “愛情”よりもステイタス重視 》

安住アナも西島まどかさんも獅子宮のお生まれ(太陽)です。

獅子宮の異性の好みの特徴としては、他人に自慢できる相手を選ぶこと。

地位や家柄やルックスなど、極論すれば“愛情”よりもステイタス、もとい尊敬できる部分があることが愛情につながります。

“独身貴族”だった安住紳一郎アナは、ホロスコープ(出生天球図)を拝見すると、異性運は良いとは言えないのですが、誤解されやすいタイプで抜群の資産運をお持ちです。

ここぞと惚れ込んだお相手には、過去には“美しい誤解”や“勘違い”も手伝って気前よく貢いだこともあったかもしれません。

ですが、若いころにそれで痛い目にあって“女性不振”に陥っていそうです。

そういったこともあって女性にはシビアで現実的なので、吝嗇家(りんしょくか)の傾向が出ることがあります。


【One Point】 50歳まで独身できた理由でしょう。

もし、若いときに彼が結婚していれば、妻運は決して良いとは言えませんので、離婚していたでしょう。

ところが、彼の妻運には“大逆転”の運勢も秘められていて晩婚のほうがいいのです。




《 お二人の相性ホロスコープ 》

下掲はお二人の相性ホロスコープです。

出生時間が不明なので、出生時の「太陽」をASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置におく「ソーラーチャート」です。

「相性」を見るには、ホロスコープの構成要素の中で“関係性”を象わす「アスペクト」(位相、座相:局面)が最も重要になります。



分かりやすいように「◎、〇、△、□、■」で相性レベルをマーキングしています。

「二重丸(◎)」はご結婚にはぜひとも必要な相性です。

「黒四角(■)」は、結婚には避けたほうが良い相性です。


【One Point】 二重丸(◎)がない夫婦カップルはいらっしゃいません。

一方、黒四角(■)をお持ちのカップルは少なくないのですが、それを上回る二重丸(◎)の相性を複数お持ちのケースがほとんどです。

さらに「星のディレクション」(運勢変化)によっても相性は変わってきます。




《 “嫌でも”一緒に暮らす相性 》

お互いに好きどうしで「夫婦相性」をお持ちでも、どうしても結婚できない相性やご結婚されても家庭内別居や単身赴任また離婚に至るなど、一つ屋根の下で一緒に暮らすことができない相性もあります。

お二人は真逆です。

さほど好きどうしではなくても行動を共にしたり、一緒に暮らしたり、ご結婚が可能な相性をお互いにお持ちです。

加えて、抜群の「夫婦相性」をお持ちですので、出合えばご結婚は“既定路線”となる相性になっています。

シナストリー・ホロスコープ(相性天球図)を拝見すると、ご注意されたほうがよい相性が一つあります。

ご結婚後、安住アナの好意が醒める相性です。

もともと生まれ持つ「異性運」や「結婚夫婦運」に課題を持つお二人で、唯一、課題となる相性部分になっていて安住アナの吝嗇が出ると西島さんは芸能界復帰など働かなければならなくなります。

さはさりながら、相手の欠点が目に入りにくいというご結婚にはベストな是非とも欲しい相性があります。


【One Point】 相手の言動を些細なことであげつらう相性もあれば、欠点を認知できずに面白いとスルーして気にならない相性もあります。

ビジネス・シーンでは要注意の相性ですが、ご夫婦カップルにはベストとなる相性です。




《 愛情よりも尊敬による結婚 》

お二人ともYOD(ヨッド=150/150/60度)をお持ちです。

安住アナは「ドラゴン・テール」を頂点とし、「木星」と「海王星」とを底辺とするYOD=150/150/60度で、社会に出てから“人の好さ”をもたらし、人気アナを運命づけています。

西島まどかさんは「天王星」を頂点とし「金星」と「ドラゴン・ヘッド」を底辺とするYOD=150/150/60度をお持ちで、安住アナとの相性に大きく作用し、彼の個性(キャラ)や才能を好ましく思い応援する良い相性になっています。

“居酒屋の女神”とまでニックネームがついた人気の番組をスッパリと辞めて、芸能界を引退したのは多忙な安住アナを支えるためという説があるのも、“美談”として首肯できなくはない相性の部分です。

人生をかけて退路を断ち安住アナを支える彼女に、獅子宮の男気もあってご結婚を決めた側面が垣間見えます。

彼女は「太陽&月&火星」(獅子宮)の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)をお持ちですので、無視されたり怒ると雌獅子の咆哮に似て怖いのです。


【One Point】 安住アナのためのお嫁さんの一面を持ちます。

大人のご結婚ですので生活の問題も考えてのことです。

が、安住アナの人柄や人間性また才能に好意抱き、尊敬できる部分があってのご結婚になっています。




《 お互いの夫婦家庭運が課題 》

上掲のシナストリー・ホロスコープ(相性天球図)を見てお分かりのように、ご結婚に必要な「二重丸(◎)」の相性が5か所もあります。

ご結婚には避けたほうがよい「黒四角(■)」の相性は1か所あるのみで、相性的にはほぼ問題はないのですが、お二人ともに生まれ持つ「家庭夫婦運」に課題をお持ちです。

愛情がメインの“恋愛幻想”によるラブラブの夢見るご結婚ではなく、相手への尊敬を含めて現実的に世間体を配慮した大人のご結婚になっています。

通常のご結婚とは逆に、お互いに人格を高め結婚生活を続けていくうちに相手への配慮や情愛が培われていくカップルです。

奈辺がどちらに転ぶかによって、最後に人生を共にするご結婚生活の決め手になります。


【One Point】 プロのアナウンサーとして人間性や人格をお持ちであるほど、現実との折り合いをうまくつけていける相性です。

安住氏は情愛よりも家庭を持つこと自体に意義を見出したご結婚なので、現実の結婚生活は逆に継続可能でしょう。











火/土/風/水の四大元素説
2023.08.16
― 近代科学によって“疑似科学”へ ―


物理科学はともかく、現実宇宙は4つに区分できる



八「いやーっ、暑(熱)いね、熊さん」

熊「夏だもんな、八ぃ。あと四月もすればお正月だ。寒く(冷)なるなぁ」

八「気が早えぇ! そうそう唇が乾いたりするっていうよなぁ」

熊「まったくだ、夏は逆に蒸し暑くて、じっとり湿って汗ばむしな」

なんて会話があったわけではありませんが、古代ギリシャの賢人たちは、この世界は「熱/冷/乾/湿」、基本的な4つの事象から成り立っていると考えていました。



《 熱冷乾湿/火土風水 》

熱い! 冷たい! 乾いている! 湿っている!

地上世界の事象は基本、四つに区分できるというのです。

で、この基本の現象は「なにゆえだろう?」と考えた結果、この世界は「火/土/風/水」の4大元素からできているとしたのが、当時、最先端の学問、古代ギリシャの世界観「四大元素説」でした。

笑ってはいけません。

約2,500年も前のお話です。

フィロソフィー(愛智、哲学)で知られる賢人たちが、この世界の成り立ちを真剣に模索した結果、世界は「熱/冷/乾/湿」の四大事象をベースに「火/土/風/水」からできているとする四大元素説だったのです。


【One Point】 これ以前、はるか昔から古代メソポタミアでは古代カルデア人たちが、優れた数学と天文知識とによって天体観測「ホロスコポス」(時の見張り人)を続けていました。




《 四角いホロスコープの発祥 》

天体観測「ホロスコポス」と、古代ギリシャの「フィロソフィー」とが結びついて、四角いホロスコープが生まれています。

「古典アストロロジー」の誕生です。

「火星が水平線に昇る頃に生まれた子どもは健康(元気)である」といった地上の人間との関係性を東の地平線上に昇る星を天体観測していた古代カルデア人は発見しました。

古代ギリシャ時代になると、東の地平線上に留まらず、全天を観測し、地上の1点との位置関係を写しとった四角いホロスコープが発祥します。

四角だった理由は、まだ丸い宇宙といった概念がなかったこともさることながら、「熱冷乾湿/火土風水」といった「四大元素説」によって解釈したからです。

それによって、個人の“気質”や“体質”などが分かり、治療などの医術に役立てることができたのです。



【One Point】 「インド占星術」のホロスコープは今でも四角です。

12サイン(宮)のはじまりも当時と同じで「サイデリアル方式」です。

そのため「トロピカル方式」の現代占星術とは12サイン(宮)の位置が約1サイン(宮)分ズレています。




《 アストロロジーから占星術への変容 》

医学の父(祖)「ヒポクラテス」(BC460頃-BC370頃)は、次のように述べています。

「アストロロジーの知識のない者に医師を名乗る権利はない」

本当に言っているんです。

それほど、ホロスコープから個々人の気質や体質を明らかにして、罹りやすい病気などの診断ができた「古典アストロロジー」は実学でした。

ゆえに、アストロロジー(天体:Astro の学問=科学:logy)なのです。

それは過去のお話。

近代科学の発達によって、16世紀以降「四大元素説」は“疑似科学”(迷信)とされました。

ときの著名な天文学者ケプラー(1571-1630)は、学問として通用しなくなった古典アストロロジーを、四大元素説をベースとした「古典理論」を維持したまま、「古典占星術」に変えて、天文学研究の資金としたのです。

この「古典占星術」までは、古代ギリシャの「古典アストロロジー」のホロスコープ理論を奉持していました。


【One Point】 ところが、19世紀後半になると、その理論を完全に捨てて、結果的に「火/土/風/水」の言葉のみを残した「現代占星術」に変容しました。

「古典占星術」の象意解釈のみを引き継いた純然たる“ホロスコープ占い”です。




【ご参考:アラン・レオの功罪】

“現代占星術の父”と呼ばれるのがアラン・レオです。

彼は、19世紀後半の世界的な“心霊ブーム”(近代スピリチュアリズム:神秘主義)のなか、古典理論を完全に捨てて当たる/当たらないの“ホロスコープ占い”に、カテゴリー・チェンジさせました。

彼自身が「自分の解釈は“秘境占星術”(神秘占星術)だ」と述べているほどです。

もはや、アストロロジー(学)ではなく、当時の“心霊ブーム”に乗ってアストロ・ディビネイション(Astoro Divination:星占い)を立ち上げたのです。

「そうだったのか!」と理解しました。

かつて西洋占星術に心酔し、懸命に学びながらも、なぜ途中で「飽き足らなくなった」のか、その理由が“ホロスコープ占い”への変容にあったのです。

同じようにホロスコープを用いますが、本来の「アストロロジー」と、現代の占星術は別物だと理解できたのです。

もしかしたら、現代占星術は「アストロロジー」だと信じて案外と多くの方が“事実誤認”や“勘違い”をされておられるのかもしれません。




《 実際の宇宙は四区分できる 》

ここで一つご質問をいたします。



古代ギリシャの「古典アストロロジー」は、紀元前5世紀前後から15世紀まで、なぜ二千年間も続くことができたのでしょうか。

さらに、その後も「古典占星術」ながら、古代ギリシャ以来の“四大元素説理論”を奉持し続けてきたのでしょうか?

お答えは、物理科学によって“疑似科学”(迷信)とされましたが、宇宙この人間世界を含めて、四つに大きく区分してとらえるということに、一面の事実(真実)が含まれているからです。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」からもそういえます。

物理科学は確かに客観的な事実ですが、宇宙この世界は物質のみで成り立つものではないために結局、一側面にすぎません。

実際の宇宙(当サイトでは「クオリアル宇宙」)は、物質を超えた“宇宙波動”や“精神意識”など未知の側面もあって、基本的に大きく三つ、実際展開されると四つに区分することは、間違っていないからです。


【One Point】 宝瓶宮時代の新しいアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)も同様です。

今日、最先端の根幹法則「基本三数」3(4)数の“疑似版”が、古典アストロロジーの「四大元素説」だといったら皆さまは哄笑されるでしょうか。




《 新たな「実学」のはじまり 》

熊「何だか、いろいろあるなぁ、八よぉ」

八「まったくだよぉ。よく分からないけど、好きにしたらいいんじゃないの」

熊「そうだな、おまえも好きに生きてるもんな」

八「はいぃ。こりゃまった失礼しやした!」

なんて、どこの誰だか分からない八っあん熊さんの再登場です。

量子論(量子力学)など最先端物理科学を超える宇宙この世界の根幹法則「基本三数」(数理法則)を、ホロスコープの新しい解釈理論とした宝瓶宮時代のアストロロジーもまた「実学」として再登場です。


【One Point】 確かに古代ギリシャの世界観「四大元素説」は、物理科学的には“疑似科学”でした。

ですが、実際の宇宙この世界の四つの分野を、四大元素で象わし間違ってはいますが、それなりに示唆していたということです。










“0歳児”からの再出発 
2023.07.19
[天王星の下方矩=90度] ― 私の「星のディレクション」体験譚 ―


新しく生まれ変わるための大手術と入院生活



強烈な「星のディレクション」の体験譚です。

2年ほど前、トランシットの天王星の下方矩(ロウアー・スクエア=90度)のディレクションを受けたことからリーディングしていた直撃を受けました。

ホロスコープ(出生天球図)に「天王星」の象意を強く持つためです。

後日、聞いたところによると“生死の境”を彷徨っていたらしいのですが、手術前後の記憶がすっぽりと抜け落ちていて、覚えておらず、生還し、リハビリを重ね、ようやくふつうに歩けるほどまでに回復した現在です。

「小脳梗塞」でした。



≪「何かある!」とリーディング≫

まずは温かい励ましやお見舞いメールをくださった皆さま、また退院をお祝いくださった皆さまに心からの感謝と御礼を篤く申し上げます。

さらにはご心配してくださった方、入院、治療、退院に際して、お世話になりました皆さまに深く感謝を申し上げます。

発症当時、出生時の「太陽」に下方矩=90度の位置に天王星がトランシットしていましたので、「何かある!」とリーディングはしていました。

約6時間を超える大手術のあと、朦朧としたまま病院のベッドのうえで意識が戻ってきたとき「これかぁ」とボンヤリと思いました。

初期リハビリを含めて約3か月間の入院から退院した直後は、パソコンのモニター画面に向かって顔を上げるのも辛く、キーボードを打つ手も定まらない違和感バリバリの日々でした。

幸い、タブレットなら入院1月半後あたりから、ポチポチと打つことができるようになり、今読み返すと粗製乱造の酷い文章で申し訳なく思いますが、気を紛らわすためと思考のリハビリに書き続けました。


【One Point】 退院と相前後してトランシットの「土星」も合(コンジャクション=0度)をとりはじめていましたので、充分に注意をすれば「天王星」の下方矩=90度と同時に“現状”を維持できるのではないかと見通しを立てていました。




≪蠍宮に象意を持つ方≫


天王星の下方矩=90度のディレクションでこの程度です。

もし、皆さまの中に蠍宮の「太陽」や「ASC=上昇点」をお持ちで、とくに「冥王星」の象意を強く生まれ持たれている方がいらっしゃいましたら、昨今の冥王星の下方矩=90度のディレクションはかなり強烈だと存じます。

とくに運勢的な影響力が大きい「ソーシャル・プラネット」(冥王星、海王星、天王星、土星、木星)の「下方矩=90度のディレクション」の“天意”(宇宙の意図)や何のためなのかは知っていましたので、“死”の可能性と向き合いながら対処してきたつもりです。

ただし、全員が同じようになるわけではありません。

ホロスコープ(出生天球図)は世界に2つと同じものがありませんので、相応に個人差が生じるためです。


【One Point】 もう一つご参考に書いておきますと、スルーしたり、ご対処が可能な軽めの「星のディレクション」と、“宇宙意志”による作用が強く避けられない運命的な「星のディレクション」とがあります。



【ご参考:神社の“神さま”がサポート】

今でも「不幸中の幸い」だと思っています。

バランスや調整機能が一時的ながら効きにくくなったのが、まず利き腕ではなかったからです。

身体的にはそうでした。

面白い体験談としては、麻酔のせいもあって思考回路にどこか“サボタージュ”が起きていて、十二分に働いていない半面、肉体的な生命維持機能が活性化していて、必要なことを敏感に察していたようです。

また、何いってんの? と思われかねない内容ですが、手術や入院中は「いくつかの神社の“神さま”がサポートに入ってくれていた」といったお話を聞かされました。

退院後、半年から1年ほどが経って少し動けるようになってから、お礼のお参りをさせていただきました。






≪土星とのダブル・ディレクション≫

朦朧とした意識の中で「天王星の下方矩=90度のディレクション」を再認識したとき、すべてを捨てて生まれたての“0歳児”のように、自分を捨てて周りに身を任せ周囲に従うと決めました。

当該ディレクションの天意は相応に理解していましたので、100%そのように対処すると判断したのですが、大正解だったと考えています。

もう一つ書いておきますと、トランシットの「土星」の合=0度のディレクションを受けはじめました。

こちらは、「土星」の象意に沿って慎重に現実をみつめ、病状とのバランスをとりながら“現状維持”(回復)を図ることを意識しました。

なぜなら、「土星」は“誤魔化すことのできない現実”を象わしますので、合=0度のディレクションは現実を見極めて、用心深く、慎重に判断や対処がしゃすくなるためです。

ちなみに、「天王星」は水瓶宮の昨今の「共鳴星」で、「土星」は古代ギリシャ時代以降19世紀までの水瓶宮の“支配星”です。


【One Point】 「天王星」の下方矩=90度と、「土星」の合=0度のダブル・ディレクションです。

“変化”と“安定”といった“アンビバレント”(二律背反)な状態がもたらされますので、絶妙なバランスを心掛けつつ、注意深く回復に努めさせていただきました。




≪二度目の人生へ再スタート≫

「天王星」をはじめ、ソーシャル・プラネットの下方矩=90度のディレクションにはどのような“天意”があって、何のためにもたらされるのでしょうか。

原則的には過去の情況が相応に通用しなくなり何らかの出直しが求められます。

その内容やレベルは生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって異なります。

「天王星」の象意を強く生まれ持っていたので、そのディレクションは強烈なものになりました。

アバウトで申し上げますと“個性”(キャラ)や“人生”のやり直しだと理解していましたので、我を通さずに過去の自分を捨てて“0歳児”になったつもりで人生の再構築を心掛けたのです。

そして「土星」のディレクションが強まったこともあり、用心深く、慎重に症状への対処を心掛けつつ、二度目の人生への再スタートを図ったものです。

そんなこんなで再成長途上です。

温かい応援のほど、なにとぞよろしく御願い申し上げます。


【One Point】 下方矩=90度のディレクションは、「数理法則」では「4数」に共鳴します。

それゆえ“再スタート”にかかわる運勢変化がもたらされます。

たしか故ルル・ラブア師も似たようなことを述べていたと記憶しています。




≪第3章「宇宙波動編」≫

現在、ふつうに戻りつつある昨今です。

入院中や退院直後は、いつ死ぬかも分からないと感じていましたので、宝瓶宮占星学第2章「実技編」の内容とリーディングのノウハウをすべて記し、ご参考にしていただこうと「ホロスコープ・マスター奥義講座」(おうぎこうざ)にまとめました。

温かくご受講くださいました皆さま方には見守りいただき御礼の気持ちしかありません。

現在は、前人未到のステップに進み、「実技編」と併行して、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)の本質をお届けするべく、第3章「宇宙波動編」の序に進んでいるところです。

最先端科学の「量子論」(量子力学)を凌駕し、実際宇宙(クオリアル宇宙)の根幹法則に伴なう「宇宙波動エネルギー」におよぶ物凄い内実があります。

皆さまご存じの「引き寄せの法則」(Law of Attraction)の本質は、宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」にあって、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」の受容体ともなっている深層の精神意識とともにひもとけばすべて見えてくるでしょう。

また、表現はいろいろとされていますが、物理的な力(ニュートン力学)に依拠しない合気道の“達人技”をはじめ、「友愛精神」(和、絆、民度)とともに「宇宙波動エネルギー」は、本来の「ホロスコープ」の根幹にかかわります。


【One Point】 お話は変わりますが、先日、イーロンさんになったので、検討していたこともあり、当面“読み専”ですが、別名でツイッター・アカウントを作成しました。

もし後日、お目にかかりましたら何卒お手柔らかにお願い申し上げます。
 


※去る2023年7月18日午前3時33分、蟹宮24度56分でのジャストの「新月」に伴ない、第3章「宇宙波動編」(宝瓶宮時代のアストロロジー:宝瓶星学)への正式移行に入ることにいたしました。









図説:自分軸と実在軸
2023.07.01
[原点] ― 本来の「ホロスコープ」の解釈 ―


占いではない現実に根差して働く見えない波動



先日アップしました「ホロの軸/自分軸と実在軸」の図説です。

既存の“ホロスコープ占い”はともかく、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーによる“実学”の解説です。

「ホロスコープ」は、正しくは現実宇宙を模しつつ位置関係を、地上世界をも視野に写しとったものです。

宇宙この世界は「基本三数」を根幹法則としますので、現実宇宙を模したホロスコープも「基本三数」をベースに構成されていて、知る人ぞ知るそのまま「基本三数」によって象意化されています。

その意味は、本来の「ホロスコープ」には、地上の現実の出来事はもちろん、個々人の生き方の根幹が象徴されているということです。



≪地上の「自分軸」≫



上図は、私たちが生きる地上の空間を模式的に表わしたものです。

「ホロスコープ」の中心は、ご存じのとおり個々人においては地上の「出生地」(イベント・ポイント)です。


【One Point】 生まれた瞬間の出生地と天空との位置関係を写しとった「ホロスコープ」(出生天球図)は、生まれもつ個性や運勢を象わします。

もし、現在の運勢を知りたいという場合は、宝瓶宮時代のアストロロジーによる「星のディレクション」がベストです。




≪社会における刷り込み≫

上図でいえば、地上の水平面が「自分軸」です。

人は通常、地上でしか生きられないため、日常生活を営む地上によって本来の「自分軸」が象わされています。

「自分軸」は無自覚なことが多く、無意識の「ああしたい」「こう生きよう」といった本能にも似た意志や衝動が人生生活の“原点”になっています。

にもかかわらず、一般的には学校や社会生活でインプットされた「人はこう生きるべき」や「自分はこうあるべき」といった刷り込み(思い込み)が常態となっていて、誤ってご理解されている場合は、一時的とはいえ人生を間違うことが起こります。

「自分軸」は明示されるまで無自覚で、見えない“衝動”めいたものによって行動していることが多く、後者は歴史的に雑多な“社会的知識”によって、顕在意識となっているのがふつうです。

本来の「自分軸」は、実在宇宙による“スターティング・ポジション”(出発点)が象わされているだけでなく、どのような方向を目標やターゲットとして目指していくのか、われ知らずとも理想としているものや、“エンディング・ポジション”の方向性が象わされていたりします。


【One Point】 神秘主義的な“ホロスコープ占い”のお話ではなく、現実の人生のお話です。

本質的には“宿を定めぬ旅人”のように生きていて、太陽が東から昇り西に沈むように、終着点の“常世の宿”に近づく「自分軸」にかかわるお話です。



【ご参考:社会からのインプリンティング】

生まれ持つ「自分軸」と、周囲や学校また社会からイン・プリンティング(刷り込み)された疑似自分軸があります。

同じとはかぎりません。

感性アンテナの鋭い宝瓶宮時代生まれ、すなわち平成生まれ以降の人々は、深層の精神意識が無意識に“ギャップ”を感じることがあります。

何か違う! と魂の訴えを何気に感知することもあり、「不登校」や「引きこもり」になることも多い現代です。

ポイントは、自分では気付きにくいことです。

意に沿わないことを含めて、社会の通念によって、さまざまに人生体験を重ねていくことで、本来の生き方や人生の目的に気づいたりします。

それで自分自身の「覚悟」に近づき、おぼろげながらでも見えてくれば、それはそれで御の字です。





≪天地の「実在軸」≫

次に、誤解される言葉かもしれませんが「実在軸」のお話です。

「実在軸」は、垂直の天地を結ぶラインで象徴されています。

出生地から見た頭上の天頂と、足元の地球さらには宇宙空間の天底へと伸びる基本軸です。

それが「なんで実在軸?」とイメージしにくい方もいらっしゃるでしょう。

その場合は大木をイメージされてください。

大木という実在は、足元の大地にしっかりと根づき、天空を目指して生長し伸びていきます。

人間も大自然の大木と同様に、足元の地上の生活にしっかりと根差して、「自分軸」によって左右に枝葉を広げつつ、一方で「実在軸」によって天空の「クオリアル宇宙」(エネルギー宇宙と物理宇宙)に向かって“深層の精神意識”の成長を軸に実在しています。

そのような天地を結ぶタテ軸が「実在軸」です。

「自分軸」と「実在軸」は宇宙この世界の現実に基づいて、アストロロジカル・ポイント(出生地)から正しく写しとった本来の「ホロスコープ」の水平のヨコ軸と垂直のタテ軸にあたります。


【One Point】 難しく考える必要はありません。

現実宇宙と地上空間との様態から素直に見ればいいのです。

「基本三数」による本来の「ホロスコープ」(出生天球図)はそういうことで、素直に現実に基づいて解釈すればいいだけです。




≪バーチカル・ラインは垂直≫

「自分軸」や「実在軸」は既存の“ホロスコープ占い”では語られません。

語られていても似て非なるものになります。

水平の「自分軸」はともかく、「実在軸」を象徴する「MC=南中点-IC=北中点」の垂直のバーチカル・ライン(vertical line:鉛直線)が、ほとんどの「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルトでは、右に左に傾いて出力されるために、正しい“解釈波動”が働くことがむずかしいためです。

「ホロスコープ」を成り立たせている肝心の“位置関係”を無視して、正しい解釈もリーディングもできません。

“位置関係”をいいかげんに扱うと、自分でも気づかないうちにどこかズレた波動での解釈になってしまいます。

「MC=南中点-IC=北中点」のバーチカル・ラインがナナメっていて、現実とは異なるのにホロスコープはそれで当然と思い“事実誤認”や“勘違い”のまま、人為的な主観による象意解釈や鑑定を繰り返し、延々と引き継がれているのが“ホロスコープ占い”こと現代占星術です。

非現実的なホロスコープを当然のように用いていますので、天文学者やマニアからは密かにバカにされ笑われているのです。


【One Point】 “まだ見ぬ理想”をはじめとして“事実誤認”や“勘違い”を時代的な象意とするのが19世紀後半以降の双魚宮時代末期です。

そこで誕生したのがアラン・レオの「秘境占星術」(神秘占星術)を発端とする“現代西洋占星術”です。




【ご参考:宝瓶宮時代の宇宙波動】

古い双魚宮時代は、「平成」に元号が変わった1989年までで終わり、平成以降は宝瓶宮時代の宇宙波動に変わりました。

にもかかわらず、19世紀後半以降の“事実誤認”や“勘違い”の波動まま、“ホロスコープ占い”に染まり続けていると、「風の時代」などと勘違いすることが起こります。

現実宇宙にそった理解や解釈をしづらくなるためで、知らないうちに宇宙波動エネルギーをキャッチする「深層の精神意識」が“壁”や“バリア”にはばまれた状態になるためです。

時空を超越した「宇宙波動エネルギー」の存在を正しく認識することなしに、今後の現実に即したホロスコープ理解やリーディングは、漸次、困難になります。




5≪実際の正しい「ホロスコープ」≫

では、はどれでしょうか。

ご参考に図示いたします。



上図の左は、現実に沿ったホロスコープの一例で、「基本軸」の2つがちゃんと直角90度になっています。

一方、右はとある「ホロスコープ作成ソフト」のある日時のデフォルト出力です。

垂直であるべき「基本軸」(バーチカル・ライン)が左に傾いているのがお分かりでしょう。

ちなみに、このソフトには「ハウスホイール」の機能がついていて、まだ良識的ですが、残念ながらサイン(宮)の度数のままでした。

“ホロスコープ占い”に沿ったソフトですし、プログラミングの都合上やむをえないといえばそういえなくもありませんが、現実と乖離した便宜的なものになっているのは事実です。


【One Point】 「自分軸」と「実在軸」から見て、地上の現実と正しい「ホロスコープ」との相似性の一端をご紹介いたしました。

便宜的な占い用といえるホロスコープの波動の“ズレ”につきましては、ここではスルーさせていただきました。




※「基本軸の鑑定」は「鑑定&お問い合わせ」から。









Dr.チョコート白山乃愛
2023.06.21
[子役] ― 史上最年少グランプリ ―


秀逸な3つのT矩(Tスクエア=90/90/180度)を持つ



今週6月の第4土曜日で大詰めの最終回を迎える日テレドラマ「Dr.チョコレート」。

シリアス系なのかスイーツ系なのか分からないタイトルですが、秋元康の企画・原案だとクレジットで知って納得しました。

で、今回は、昨年2022年11月の東宝「シンデレラ」オーデションで史上最年少の10歳4か月でグランプリに輝いた埼玉県出身の白山乃愛(しろやま のあ)さんのソーラーチャートをリーディングさせていただきます。

受賞後、いきなりのドラマ出演で、しかも堂々の準主役。

主役のイケメン坂口健太郎氏と“狂言回し”の役処ともいえる新聞記者役の西野七瀬さんなど、重層的な設定です。



≪白山乃愛さんのソーラーチャート≫

白山乃愛さんのソーラーチャートは次のとおりです。

今年の7月、アップ日の本日からあと20日ほどで11歳になる白山乃愛さんです。



出生時間が不明なため、日の出の時刻で作成しています。

「月」は動きが速いので、誕生日当日の0時~24時までに移動する度数を記しています。

「太陽」と「月」は許容度数(オーブ)10度をとり、そのほかは6度です。


【One Point】 一般的なハウスシステムによるネイタル・ホロスコープ(出生天球図)とは異なり、知られざる内面性をリーディングするのに適しています。

ちなみに、坂口健太郎氏も7月11日の生まれで、21歳違いです。



【ご参考:“秘密”のリーディングの内容】

いつもそうですが、ワケがあって書けないリーディングがあります。

ご参考になるように、現代占星術ではあまり解釈されない内容をメインに書くようにしています。

ですが、書きすぎても逆に「何だソレ?」となりかねません。

際もののように思われて。ご理解いただけないのです。

乃愛さんの場合、蟹宮生まれ(太陽)ゆえ一般的には、情緒的でセンシティブな受け身の性質と解釈をされると存じますが、それを書いても、当たり前すぎて宝瓶宮占星学になりません。

ですが、右のソーラー・チャートからは「獅子宮」由来の親分/姉御気質など、TOP(中心)の運勢を持たれていることが「基本三数」からリーディングできます。

と新基軸の解釈を書いたところで、ホロスコープに詳しい方ほど「何いってんの?」と信用されないでしょう。

既存の占星術ではリーディングできない「基本三数」によるアスペクト解釈だからです。




≪個性を発揮できるタイプ≫

彼女の場合、個性を見抜く最大の特徴は、「太陽」と「月」になっています。

蟹宮生まれ(太陽)で、蟹宮の共鳴星の「月」が太陽に上方矩(アッパースクエア=90度)をとり、牡羊宮に位置しているためです。

同時に牡羊宮の「天王星」も「太陽」に上方矩=90度で、「月」と合(コンジャクション=0度)なのでそうなります。

また、蟹宮生まれ(太陽)ながら、バリバリと個性を発揮できるタイプになっています。

ご本人は、若いときほど内面に矛盾感を抱えることがありますが、現実や周囲を受け入れながら学習し吸収していく能力は高いので、周囲からどんどんと学び、積極果敢に成長していくことがアスペクト・パターンに象わされています。


【One Point】 既存の占星術のように、「そういった星周りです」と書けばご納得されやすいかもしれません。

ですが全構成要素の位置関係をメインにもたらされる象意ですので、星だけでなくトータルなアスペクトによって象わされています。



初代沢口靖子さん、近年では浜辺美波さんや上白石萌歌さんなどを排出し、6年ぶりに開催された第9回東宝「シンデレラ」オーデションで、史上最年少でグランプリに輝いた白山乃愛さんです。



≪当該ソーラーチャートの特徴≫

上掲のソーラーチャートの特徴をピックアップしてみました。

特徴1、3つもあるT矩(Tスクエア=90/90/180度)。
  a、「太陽」…「月」と「土星」。
  b、「海王星」…「ドラゴンヘッド」「ドラゴンテール」。
  c、「冥王星」…「火星」「天王星」。
  ※「軸」となる星が最初の記述で、後者の星は軸星からみた上方矩=90度と下方矩=90度です。

特徴2、「金星&ケレス&木星&ドラゴンテール」の複合合(マルチプル・コンジャクション=0度)。
  ※2つの三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)の一部が重複した連続合(ローリング・コンジャクション=0/0度)です。

特徴3、上掲の複合合=0度と「火星」の三分(トライン=120度)。


【One Point】 “吉凶解釈”ではない解釈が必要です。

1989年以降の平成生まれはとくにそうで、“吉凶解釈”が該当しにくい宝瓶宮時代に相応しい実際的な象意での解釈が適切になってまいります。




≪調停とT矩に共通する衝=180度≫

3つのT矩=90/90/180度のうち、「太陽」が軸となっているものを除けば、衝(オポジション=180度)には、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相が見られます。

逆に言えば、「火星」を調停=60/120/180度の星とする衝=180度が、「海王星」を軸としてT矩=90/90/180度を形成しています。

また、「金星&ケレス&木星&ドラゴンテール」の複合合=0度を調停=60/120/180度の星とする衝=180度が、「冥王星」を軸としてT矩=90/90/180度を形成しているといえます。

どちらのアスペクト・パターンをメインとするかで、解釈は正反対にも変わってきます。

肝要なのは、いずれも「衝=180度」のアスペクトを正しく理解することで、調停=60/120/180度の座相とT矩=90/90/180度をケース・バイ・ケースで解釈すれば、容易にアスペクト・パターンの象意はご理解できます。


【One Point】 「基本三数」からみて、衝=180度は重要な「基本アスペクト」の一つです。

単独アスペクトが組み合わさった「アスペクト・パターン」の象意はもちろん、複合アスペクトを解釈する際には欠かせません。




≪時代的な感性や運勢≫

上掲のソーラーチャートでは、外からは見えにくい内面の用心深さと同時に、乳幼児の乃愛さんは、早熟かつ個性的で風変りなところがあったことが分かります。

今現在まだ10歳ですので、成長や変化は続き、今後の2年後3年後には、いっそう社会的な立場や地位を築き、ご活躍されていく「星のディレクション」(運勢変化)を受けることになっています。

ドラマの中で注目すべきセリフは、10歳の主人公の少女(Dr.チョコレート)が、大人でも難しい手術を執刀することを依頼者が知って、思わず懐疑的な言葉を発するのに対して、「子供扱いしないで。年齢なんてただの数字」という一言です。

この“時代的”な意味は、人種や宗教また老若男女といった年齢で分け隔てしない宝瓶宮時代の社会を象わしている点です。

「月&天王星」が出生時の「太陽」に上方矩=90度なのは、まさにそういった時代的な感性や運勢を乃愛さんが生まれ持つことを象わしています。

ちなみに「金星&ケレス&木星」の三重合=0/0/0度は、基本、“人気運”を象わし、ふだんは潜在的でも「火星」の下三分=120度もあって、突如として発揮される“人気運”を象わしています。


【One Point】 誤解のないように一筆添えておきます。

巷で話題の「LGBT理解促進法」は分け隔てしない宝瓶宮時代の精神としては相応ですが、法律にして過度に強制するのは、逆に女性の人権を奪うことになりかねず、ご注意が必要になりかねません。









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