「精神意識の変革(覚醒)」
2021.01.04
今月1月下旬から“影響圏入り”する「精神意識の変革(覚醒)」のディレクションの占星学的なお話です。
ご説明をわかりやすくするために、「冥王星」の発見からお話をさせていただきます。
「冥王星」の発見は、今から90年前の1930年2月18日です。
その特徴の一つは、アメリカ人(クライド・ トンボー 1906-1997)が発見した唯一の惑星だということです。
その「冥王星」が、“上方矩”(90度)の「獅子宮2度」の位置にあるとき、「第2次世界大戦」が勃発しました。
それは、「冥王星」がもつ“両極端”の象意のうち、“対外的”な“世界覇権”が最大限に発現されたディレクションです。
それから81年後の2021年1月現在、「冥王星」は、“下方矩”(90度)の「水瓶宮」の影響圏(山羊宮25度)に入ろうとしています。
これは、「冥王星」がもつ“両極端”の象意のうち、“対内的”な宇宙この世界の“真実の霊性”にかかわるディレクションになっていきます。
ひらたくいえば、深層の「精神意識の変革(覚醒)のディレクション」のはじまりです。
細かなことをぬきに、単純にいえばそういうことです。
これらのディレクションは、実際には、「双魚宮時代」(そうぎょきゅうじだい)の末期といった事情や、「宝瓶宮時代のビッグバン」がはじまってのち、最初の下方矩(90度)の通過といった事情があって、そうなっています。
また、「冥王星」が発見されてのち、最初の上方矩(90度)、合(0度)、また下方矩(90度)を通過するといった複数の要素が絡んでそのようにリーディングできます。
ちなみに、占断もそうですが、星のリーディングを行なうときに、宇宙的な「人類歴史」などの上位ディレクションから順番に読んで、地上の個々人のリーディングを行わないと、方向性が正しく定まりません。
それはともかく、上述のご理解をえようとするとご説明が長くなりますので、ここでは省略させていただきました。
「宝瓶宮占星学」サイトのどこかにヒントを書いたと思いますし、「伝授講座」や「実技講座」をご受講されておられるかたならすぐにわかると存じます。
上方矩(90度)の「獅子宮」で起きた「世界大戦」は、だれの目にも見える“戦争”なので、全世界の人々が認知し、その後、世界の枠組みは大きく変わりました。
その代表が西洋列強による「植民地支配」からの解放で、国々の「独立」です。
一方、今後の下方矩(90度)の「水瓶宮」の通過(トランシット)で起きる「精神意識の変革(覚醒)」のディレクションは、どうなのでしょうか。
冥王星の“両極端”の象意によって、上方矩(90度)の真逆で、見ることができない一人ひとりの心の中の変革(覚醒)がメイン・テーマになります。
それが「精神意識の変革」のディレクションを“負の世界大戦”とご紹介してきた理由です。
今、その“前哨戦”が「アメリカ大統領選挙」をめぐって行なわれています。
そして、上方矩(90度)の世界大戦のディレクションと同様に、この下方矩(90度)のディレクションののちも、世界の枠組みは大きく変わっていきます。
どのように変わっていくのかというと、“共鳴関係論”を歴史パラダイムとする「宝瓶宮時代」の世界体制が現実的にはじまっていきます。
わかりやすくいえば、先人が血を流して手に入れた個人の“自由”と“権利”を第一義とする“自由民主主義”ですが、人類にとっては「双魚宮時代」の“支配・被支配”から脱却するための“便宜的”(通過的)な体制にすぎません。
早いお話が、まだ“不完全”な体制なのです。
今回の「アメリカ大統領選挙」をみてもおわかりのように、“不正”がまかりとおり、悪意ある権力者に利用されかねない体制です。
これでは、約2,160年(計算値)続く今後の「宝瓶宮時代」をはじめられません。
そのため、「冥王星」の下方矩(90度)のディレクション、すなわち今月1月下旬に影響圏入りをし、2024~2025年に正式にはじまる「精神意識の変革(覚醒)」のディレクションによって、“自由民主主義体制”を昇華(アセンション:次元上昇)させていく出来事が今後の約24年間で漸次、起きていきます。
わかりやすくいえば、“自由民主主義体制”に“魂”(宇宙的霊性)が入ります。
それによって、宝瓶宮時代の「新しい友愛社会体制」(共鳴世界体制)がはじまっていきます。
でなければ、現実の「宝瓶宮時代」を正式にスタートできず“流産”となりかねないからです。
意味がわかりにくいかもしれませんので、「宝瓶宮時代」を“一人の人間”にたとえて、昨今のディレクションをお話いたします。
「宝瓶宮占星学」では、約30年ほど前の1989年に人知れず「宝瓶宮時代のビッグバン」が起きたとメッセージしてきています。
これは、古典占星学が発祥した古代ギリシャ時代以来、約2,160年間(計算値)続いた思想哲学や主義また宗教による「双魚宮時代」が終わったことを意味します。
時代の「宇宙波動」は、新たに“自由”や“個性”また“友愛精神”(和、絆、民度)による「宝瓶宮時代」へと変わりました。
ただ、宇宙波動が変わったからといって、すぐにすべてが現実化(実体化)することはありません。
宇宙法則がそのようになっているためです。
なので、「宝瓶宮時代のビッグバン」というのは、個人の人生でいえば、いわば“受精”の瞬間にあたります。
人は、それから“十月十日”(とつきとおか)、母親の胎内で生育し次第に“人”としてかたちづくられながら過ごします。
この“胎児”の期間が、1989年以降、これまでの約30年間(+α)です。
そして、今年2021年1月下旬からはじまる「精神意識の変革(覚醒)」のディレクションが“影響圏入り”することによって、いよいよ“生命誕生”に向けた“陣痛”から“出産準備”を意味します。
これまでの人類とは異なる“新たな生命体”の誕生に向けて動きだしていきます。
「星のディレクション」からみると、そのようなことが人類歴史の規模で現在はじまっているということです。
そのため、過去の古い“体制”と新たに誕生しつつある“生命体”(新体制)とが、一時期、混在することになりますが、未来は“新たな生命体”が築いていくことになります。
これが意味するところが「人類規模」で重要なことがおわかりいただけますでしょうか。
このディレクションが終わるのは、約24年後の2043年~2044年になっています。
もちろん、この間も海王星の牡羊宮トランシットによる「霊性意識の目覚め」(2023年~2038年)など、ほかのディレクションが生じます。
それは「今後30年間のメイン・ディレクション」(伝授講座-QW講座04)に書いたとおりです。
それまでには、「宝瓶宮時代の新たな社会体制」すなわち輝ける“生命体”がオギャーとばかりに正式に誕生し、現実実体として“新たな人生”すなわち「人類歴史」を出発していくことになります。
このように「宝瓶宮時代」の“新しい友愛的社会体制”を実際にはじめていくための重要なディレクションになっています。
それが、今後、はじまる「精神意識の変革(覚醒)」のディレクションです。
※注) ここでいう「友愛」を過去の「フランス革命」や「共産主義」の古い概念で、“仲間内”の“同胞愛”などととらえると間違います。宝瓶宮時代の「友愛」は、老若男女をとわずフラットな“精神波動”の関係(共鳴関係論)を意味しますので、現実を踏まえた、いわゆる「霊識」(クオリチュアル)をともないます。
星は“トランプ・サプライズ”
2020.12.22
星は“トランプ・サプライズ”のはじまりを象わしています。
明日12月23日から25日の星の動きです。
アメリカ時間だと、12月22日午後~25日の星の動きになります。

明日12月23日は、次のような星の配置です。
山羊宮の「太陽&水星」の合(コンジャンクション=0度)。
これに牡牛宮の「天王星」が下三分(ロウアー・トライン=120度)です。
さらに、「太陽&水星」は牡羊宮の「月」を下方矩(ロウアー・スクエア=90度)とし、「月」は射手宮の「金星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とする1日です。
これは、アメリカ国民が“サプライズ”による良いニュースを受けとる可能性が高い1日です。
ちなみに、トランシットの「水星」は、12月29日まで「天王星」を下三分(120度)とし、「太陽」は来年2021年1月7日まで天王星を下三分(120度)としています。
この間、“サプライズ・ウィーク”が続きそうです。
1月7日は、アメリカ時間だと1月6日で「アメリカ大統領選挙」にとって重要な日です。
議会によって、次期アメリカ大統領が選出、承認される予定の日です。
この日の星の配置は、「水星」が山羊宮の終盤まで進み、「冥王星」&「水星」&「土星&木星」の連続合(ローリング・コンジャンクション=0・0度)が形成されます。
この連続合(0度)は、牡羊宮の「火星」と矩(スクエア=90度)です。
その意味は、「冥王星」によって象わされる“バイデン候補”にとって、ご自分の“考え”や“思い”と異なる“ニュース”が知らされる星まわりだともいえます。
お話を12月に戻します。
翌12月24日(アメリカ時間23~24日)は、牡羊宮の「月」が「火星」と合(0度)をとります。
この合(0度)には、射手宮の「ドラゴン・テール」が上三分(120度)です。
そして、翌々日の12月25日(アメリカ時間24~25日)は、直前に牡牛宮入宮した「月」が「天王星」と合(0度)をとります。
この合(0度)は山羊宮の「太陽&水星」を上三分(120度)とします。
結果、12月24~25日(アメリカ時間23~24日)は、“バイデン候補”を象わす山羊宮の「冥王星」は「月」を下方矩(90度)とすることになります。
つまり、「トランプ大統領」の“サプライズ作戦”によって、直接また間接を問わず「バイデン候補」によっては、“悪夢”の両日にもなりかねません。
さて、上述のこの期間、「アメリカ大統領選挙」に関するスケジュールは、次の2点が決まっています。
1、
アメリカ時間の12月23日は、12月14日に決まった「投票人選挙」の結果が、各州から「ペンス上院議長」(副大統領)のもとにあがってくる日です。
2、
同じく12月23日は、やはり12月14日に発表された「バー司法長官」が辞任されて、“クリスマス休暇”に入る日です。
後任は、副長官だったローゼン氏が「司法長官代理」をつとめ、副長官には米軍で法務を担当し軍事法廷にも詳しいリチャード・ドノヒュー氏が抜擢される予定です。
このあたりは、着々と手を打ってきたトランプだということがわかります。
“トランプ・サプライズ”は、この2つに関連して起こる可能性が高いでしょう。
ですが、この2つにとどまらず、“サプライズ”なので何が起こるのかは“お楽しみ”ということになりそうです。
いずれにしても、いよいよトランプの“逆転劇”にむけた仕上げの幕開けになりそうです。
水瓶宮による中国再出発
2020.11.30
今後の中国に働く「星のディレクション」をご紹介いたします。
トランシットの「木星」と「土星」は、来月12月の17日と19日に水瓶宮入宮します。
まずは、その前提となるお話です。
中華人民共和国は、1949年10月1日に建国しました。
そのため、占星学からみたとき中国の“現体制”は「天秤宮」になります。
ただし、これは憲法の上位に中国共産党があるため、オモテ向きの“現体制”になります。
とはいえ、昨今、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の山羊宮をトランシットする「冥王星&土星&木星」は、オモテ向きの“現体制”に相応の転換をもたらすことになります。
「木星」のトランシットは、“正しい”方法で「一帯一路」などの海外進出が行なわれていれば、その発展の契機となる「出発のディレクション」をもたらします。
しかし、そうでない場合、海外侵出を一から見直すこともありえる「再出発のディレクション」になります。
「土星」のトランシットは、そろそろ結果があらわれるはずですが、これまで約3年間のディレクションの結果として、良くも悪しくも“現体制”の見直しが迫られる一からの「転換のディレクション」となっています。
「冥王星」のトランシットは、あと3年間ほど続きますが、世界的な「組織運営の変革のディレクション」なので、中国のみならず、日本やアメリカにもかかわります。
次に、実際の“現体制”や“国体”また“民族性”をお届けいたします。
中国共産党は、1921年7月23日~31日に「結党大会」(第1回党大会)を行なっています。
これは、中国(中共)の“国体”が「獅子宮」であることを意味します。
“現体制”は、本来、「憲法」が象わします。
1949年9月29日公布(10月1日建国)以来、中国の憲法は改正を繰り返してきました。
「現憲法」は、第5次全人代で1982年12月4日に制定されています。
これがいわゆるウラ(ホンネ)の“現体制”で「射手宮」によって象わされます。
オモテ向き「天秤宮」の“現体制”は“平和主義”(微笑み外交)なのですが、ウラの“現体制”は「射手宮」なので、その象意によって、“海外侵出”を図ることになります。
日本も、明治時代から敗戦まで“現体制”は「射手宮」でした。
それゆえ、明治維新後、「文明開化」や「和魂洋才」また「富国強兵」など、欧米に学び「近代化」を推し進め、西洋列強のアジア植民地侵出を阻むべく、「大東亜共栄圏構想」をかかげました。
それはともかく、今年2020年の「木星」、さらには2017年以降、約3~4年間の「土星」、またあと3年間ほど続く「冥王星」、これらの山羊宮トランシットは、「天秤宮」の“現体制”に、何らかの“転換”のディレクションをもたらします。
それは、「射手宮」によって象わされるウラの“現体制”にとっては、占星学的なリーディングのご説明は省略したしますが、海外侵出の“実体化”をあからさまにするものでした。
ちなみに、“海外進出”か“海外侵出”かは、ほかに持つサイン(宮)によって異なります。
中国(中共)の場合、世界革命(共産党一党独裁)の性質上、“覇権侵出”にならざるをえません。
いずれにしても、あと3年間は「山羊宮」をトランシットする「冥王星」です。
このディレクションは、一時期、中国が世界覇権を極めるかのように、アメリカと世界を二分するほどの“TOP”に立ってもおかしくないものの、それが「不正」な手段によるものであれば、さほどときをおかず、“大どんでん返し”に類する象意によって、世界の“どん底”に落ちる可能性がもたらされるものになっています。
冥王星は、一方で“両極端”を象わしますので、そういうことが起こりえるのです。
それは、海王星のトランシットとも関係しています。
これまで2010年代の中共の“隆盛”は、「魚宮」をトランシット中の海王星によって、この間、“共産主義の勃興”をもたらす“双魚宮時代のリバイバル”のディレクションに由来しているためです。
それは、あと3~4年で終わるディレクションです。

さて、ここからが本題です。
12月17日と翌々日19日に、水瓶宮に入宮する「土星&木星」が中国(中共)にもたらすディレクション」についてです。
「水瓶宮」は、中国の“民族性”「蠍宮」にとって、下方矩(90度)にあたります。
そこを、12月中旬以降、「木星&土星」が正式にトランシットしはじめます。
同時に、中国の“国体”「獅子宮」にとっては、衝(オポジション=180度)となる「水瓶宮」の「木星&土星」のトランシットです。
また、冥王星はすでに中国のオモテ向きの“現体制”「天秤宮」の下方矩(90度)を、最後の3年間にむけてトランシット中です。
ほかにもありますので、ご参考に書いておきます。
中国の“民族性”「蠍宮」にとって、トランシットの「天王星」は、現在、衝(180度)の「牡牛宮」を運行中です。
これは、“国体”「獅子宮」にとっては、上方矩(アッパー・スクエア=90度)の「天王星」のトランシットになります。
個人に働くディレクションと、国家に働くディレクションは若干、異なります。
わかりやすくあえて単純に申し上げますと、これは“国体改革”が、今後の約5年内に起こることを意味しています。
さらに、中国の実際の“現体制”「射手宮」にとって、海王星がトランシットしている「魚宮」は、これも下方矩(90度)にあたり、“見果てぬ夢”(野望)をもたらしているディレクションになります。
これら、中国の“現体制”や“国体”や“民族性”を象わすサイン(宮)に、影響力の大きな「土星外惑星」(トランス・サタニアン)をはじめ5つの「ソーシャル・プラネット」が、すべて衝(180度)や矩(90度)をとっていくわけです。
問題は、それが何をもたらす「星のディレクション」になるのかです。
端的にいえば、中国(中共)の「新たな出発」となる“再スタート”のディレクションであり、その“転換期”がもたらされる“宇宙波動”(ディレクション)を象わしています。
中国の“覇権侵出”の過去がいったんリセットされて、新たな方向性を模索していくことになります。
2020年12月17日~19日の「木星&土星」の「水瓶宮」入宮は、その“引き金”となるもので、以降、漸次、そのような“再出発”を模索していくことになります。
それは中共のみならず、中国国民(中国人民)においても同様です。
なので、これらの星たちがもたらす今後、数年間の「星のディレクション」は、中共にも中国国民(中国人民)にも、「大転換となる再スタート」を示唆しもたらすものになりそうです。
多くの場合、過去を改める“一からの出直し”となる“転換”のディレクションです。
その方向性は、今般の「アメリカ大統領選挙」の結果が、世界的な「組織運営変革の深化のディレクション」の“結末”として、まもなく決めることになります。
星はトランプ大統領を“祝福”
2020.11.28
現在と、12月第2週のディレクションをお届けいたします。
バイデンさん、おはようございます。
そろそろ、“夢”から醒めるお時間です。
…なんの“夢”かというと、先日アップいたしました「政権移行は“幻”に終わる」をご一瞥いただけましたら、すぐにわかります。
結論は、「星のディレクション」から申し上げますと、政権移行の“夢”をみれるのは、本日11月28日(土)までです。
そして、明日11月29日からは、トランプ大統領サイドの「“反撃”の星のディレクション」に移ります。
もちろん、「アメリカ大統領戦」に関して「バイデンさん」と「トランプ大統領」に現在、働いている「星のディレクション」をご紹介したものです。
今回は、さらに次の「星のディレクション」をご紹介いたします。

12月の第2週、具体的には「12月6日(日)前後~11日(金)前後」、星は“トランプ大統領を祝福”していました。
毎週「宝瓶宮占星学」サイトでお届けしています「今週の運勢」をリーディングしてわかったことです。
先日、11月13日に当ブログにアップしました「世界大逆転の転換日」の記事に書いたリーディングの現実化かもしれません。
次のような一文です。
*
本日をもって、「トランプ大統領」の再選が“宇宙波動”すなわち「星のディレクション」によって確定しました。
あとは漸次、現実化していく動きに入っていきます。
*
どういうことかというと、“宇宙波動”が現実世界に影響をおよぼし、社会が変わっていくには相応のプロセスと時間が必要です。
それが「宇宙の法則」になっています。
あとは、いつ「現実化」するかという時間の問題です。
「星の動き」(トランシット)をリーディングした結果、まず本日で「バイデンさん」の“夢”が終わります。
入れ替わりに、明日29日(日)以降は、トランプ大統領サイドの“反撃のディレクション”に入っていきます。
そして、12月の第2週あたりに、星は「トランプ大統領への“祝福”」を象わしていました。
これは、11月13日の“宇宙波動”が「実体化」して、「トランプ大統領の再選」という“大逆転”が起きるのかもしれません。
もしくは、その結果が濃厚に確定していく動きともいえそうです。
11月3日の「アメリカ大統領選挙」のリーディングにおいても、次の結果でした。
当ブログの「米大統領選挙2020を読む」(10月20日アップ)も、それをリライトして10月23日に「宝瓶宮占星学」サイトにアップした記事でも、結論は【バイデン“優勢”報道が続くも、結果は「トランプ」の“大逆転勝利”】でした。
この記事は、アップ直後の一両日、入力ミスをチェックしただけなので、内容はいっさい変えていません。
正直に大統領選の「ホラリー・ホロスコープ」をリーディングしたとおりに書きました。
世間から見たら“とんでも結論”だと思いますので、“解釈”や“リーディング”が正しいかどうか試される内容です。
間違えていたら「研究のし直し」です。www
ですが、ほぼ“確定”したとみています。
それは、予想以上の「トランプの大々勝利」です。
選挙に勝ったというだけでなく、政府機関内に潜む“反トランプ”、すなわち“沼に潜む赤い龍”を、今回の彼ら各自の言動からあぶりだすことに大成功したからです。
すでに、その要人たちの何人かは、辞任をすすめられたり解任されています。
また、バイデン陣営に“政権移行の準備”をさせたことも“作戦”だといえます。
なぜなら、次期「閣僚名簿」から民主党サイドの「ホンネ」が見えてくるからです。
詳しくは知りませんが、明確な「親中反米」のようです。
もっとも、バイデンさんご自身は組閣に関係ないかもしれません。
なぜなら、失言が多いことから除け者にされ、民主党幹部らと政府内の“赤い龍”の皆さんによって、決められた可能性が高いからです。
いずれにしても、ご自分の意見が通らないことを知ったバイデンさんは、「大統領」になっても、“お飾り”でしかないことを理解したでしょう。
政権移行の準備のために支払われた「7億円」近いお金も、もしかしたらバイデンさんの自由にさせてもらえていないのかもしれません。
これらは、あくまでも推測です。
いずれにしても「星のディレクション」は、明日11月29日(日)以降、来月12月の第1週を経て、トランプ大統領への“祝福”の第2週へと入っていきます。
「木星&土星」の水瓶宮入宮
2020.11.26
「アメリカ大統領戦」にからめて、近々の「星のディレクション」をご紹介いたします。
一般に“グレート・コンジャンクション”(大合=0度)と呼ばれる約20年に1度の「木星」と「土星」の合(コンジャンクション=0度)が続いています。
許容度数(オーブ)6度の場合、先月2020年10月15日から、来月12月20日~24日頃をピークとして、来年2021年2月18日まで、4か月間ほど続きます。
ちなみに、“グレート・コンジャンクション”(大合)というのは、「太陽」~「土星」まで7つの星をもちいていた「古典占星学」での用語です。
現在は7つにとどまらず、近年に発見された「土星外惑星」(トランス・サタニアン)の「天王星」「海王星」「冥王星」を加えて、十大惑星(メイン・プラネット)として西洋占星術はもちいています。
なので、厳密にいうところの「グレート・コンジャンクション」は、もはや「木星&土星」ではなく、「土星外惑星」による次の3つになります。
1、
“共産主義”華やかりしころの1960年代に起きた「冥王星&天王星」の合(0度)です。
この年代に生まれた方々が社会で就職する時期になると、それまでの考えや行動パターンとは異なることから“新人類”と呼ばれました。
2、
もう一つは、人知れず起きた“宝瓶宮時代のビッグバン”の1989年の12月に“東西冷戦”が終結した翌月1990年1月からはじまった「海王星&天王星」の合(0度)です。
翌1991年12月の“ソ連崩壊”をふくめ、天王星が「水瓶宮」に入宮した直後の1996年までの7年間がそうでした。
3、
最後は「冥王星&海王星」の合(0度)で、これがメインです。
ただし、1930年の「冥王星」の発見後にこの合(0度)はまだ起きていません。
起きるのは、350年以上先のお話で、約500年に1度の割合で起こります。
この3つが新しい「グレート・コンジャンクション」になります。
それはともかく、今般の「木星&土星」の合(0度)の特徴は、「水瓶宮」入宮に関連して起きることです。
土星は、今年2020年12月17日に「水瓶宮」に入宮します。
木星は、翌々日19日に「水瓶宮」に入宮します。
ここから、水瓶宮0度におけるジャストの合(0度)のピークが約5日間ほど続きます。

「水瓶宮」は、「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の共鳴サイン(宮)です。
1989年の“宝瓶宮時代のビッグバン”によって正式にはじまり、以後、約2,160年間(計算値)、次の磨羯宮時代(まかつきゅう じだい)が正式にはじまるまで続きます。
これは宇宙的な時代区分「グレート・マンス」(プラトン月)の一つで、宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとします。
さらに、「日本」と「アメリカ」の“国体”を象わすサイン(宮)でもあり、両国ともに“国体”は「水瓶宮」です。
そのため、「木星&土星」の合(0度)が“水瓶宮入宮”によって起こるディレクションは、日米にとって次のようになります。
「土星」をメインにみれば、“今、世界はどういう状況なのか”、“誤魔化すことのできない社会の現実”を認識しはじめ、漸次、目覚めていくことが、その後の約3年間で起こり、時代認識を深めていくことになります。
一方、「木星」をメインにみた場合、日本より「アメリカ国民」のほうに強く働きます。
なぜなら、アメリカの“民族性”は「射手宮」だからです。
その射手宮の共鳴星「木星」が、“国体”を象わす「水瓶宮」に正式に入宮することは、今回は「土星」の合(0度)をともなうために、現実的に“アメリカの原点”に立ち返ることを象わします。
どういうことかというと、ちょうど400年前、1620年にピルグリム・ファーザーズがメイフラワー号に乗って、“信教の自由”をもとめて新大陸「アメリカ」にわたったときのようにです。
これらは、「プロテスタンティズム」(WASP)による「アメリカ建国の精神」、すなわち“自由の国アメリカ”を木星の水瓶宮トランシットによって、とりもどす働きをもたらす「星のディレクション」になっていきます。
少し補足しておきます。
本来、「宝瓶宮時代」は、過去の双魚宮時代の“宗教”とは関係がありません。
宗教を凌駕して自由に“共鳴”していく、個性と友愛精神(和、絆、民度)の時代だからです。
ですが、現在は「海王星」が魚宮をトランシットしていることによって、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが起きています。
これは、2012年にはじまり、あと3年間ほど続きます。
そのため、双魚宮時代の歴史バラダイム「対立二元論」が再び繰り返されるディレクションともなっています。
いわゆる、最後の“善悪闘争”が行なわれていく時期なのです。
リバイバルした「対立二元論」(善悪闘争)は、国際的には“東西冷戦のリバイバル”として、ソ連に代わり海王星の魚宮入宮とともに台頭した「中共」(中国共産党一党独裁)と、自由民主主義陣営の対立です。
なぜなら、中共は“世界覇権”すなわち「世界共産主義化」の野望をもって、アメリカを潰し、日本や欧州を利用しようとしているからです。
その中共と組んだ「民主党」幹部や「アメリカ資本」また「政府機関」と、トランプ大統領や「共和党」またアメリカの「建国精神」(法のもとに公正な自由)によって民主主義を守ろうと人々とのあいだに、国家の命運のみならず世界の未来をかけた“戦い”が起きているわけです。
それが今回の「アメリカ大統領選挙」です。
まだ法的(正式)に大統領は決まっていません。
この戦いは、“神”によって建国された(と信じられている)アメリカにおいて、いわば「エリート独裁主義」vs「国民主権の自由民主主義」(ポピュリズム)との“戦い”でもあります。
ちなみに、トランシットの「木星」と「土星」が、いつから水瓶宮の「影響圏」を運行しはじめたのかを書いておきます。
トランシットの「土星」の水瓶宮の影響は、今年2020年2月頃から出はじめています。
知る人ぞ知る、今般の“不正選挙”の動きに気づき、その全貌をつかむべく密かに“クラーケン”が動き出していたことを象わします。
トランシットの「木星」の水瓶宮の影響は、昨日11月25日から出はじることになります。
25日は、“クラーケンを解き放つ”と語ったシドニー・パウエル弁護士(牡牛宮、65歳)が、民主党や共和党RINO(名ばかりの共和党員)をとわず、今回の不正投票集計を暴き出すために、最初にジョージア州を“爆破”すべく提訴した日にあたります。
そのため、“自由の国アメリカ”をとりもどす「星のディレクション」が、いよいよ動きだしたことを意味します。
「ライン・ホロスコープ」とは
2020.11.09
順番が前後しますが、「ライン・ホロスコープ」についてご紹介いたします。
「ライン・ホロスコープ」は、星の動き(トランシット)を1本のラインで示したものです。
通常の丸いホロスコープつまり「出生天球図」などは、誕生の“瞬間”といった静止した星の配置を写しとったもので、生まれもつ性質や運勢をリーディングします。
ですが、生まれもつ性質や運勢が、一生そのまま変わらずに続くことはありません。
実際には、それをベースに、そのときどきの星のトランシット(運行)やアスペクトによって、大なり小なり変わっていきます。
なかには、生まれたときと正反対の境遇になるケースもあります。
一方、「ライン・ホロスコープ」は、静止した星の配置ではなく、時々刻々と変化していくダイナミックな星の動きが一目でわかるようにしたもので、ご自分に働く「星のディレクション」(運勢変化)の時期やタイミングを知るのに適しています。
「ライン・ホロスコープ」は、毎年「来年の運勢リーディング」をご依頼されたかたに「ライン・ホロスコープの見方」とともに、拡大してもキレイなベクタ型式のPDFで添付してお届けしているものです。
そのさいには、ご依頼者の「2大ディレクション・ポイント」である出生時の「太陽」と「ASC」(Ascendant アセンダント=上昇点)の度数に、そのサイン(宮)の色でもって、あらかじめ横一直線のラインを記入してお送りしています。
それだけでなく、許容度数(オーブ)の範囲でうすく色をしいた「ディレクション・ゾーン」を配しています。
なので、そのなかをトランシットの星のラインが通過する時期が、ご自身に「星のディレクション」が働く期間であることが一目でわかります。

ちなみに、個人に働く「星のディレクション」(運勢変化)は、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)の星の状態をはじめ、ディレクションを投げかける「星」やアスペクトなどによっても、個々に異なってきます。
また、「ライン・ホロスコープ」を見なれていないかたも多いと存じます。
その場合は、ディレクションの時期がいつなのかを「ライン・ホロスコープ」からピックアップして、使いなれた「ホロスコープ作成ソフト」で通常の丸いホロスコープを出されてみるといったことが可能です。
むやみと「ホロスコープ作成ソフト」をアニメーションさせても、星のディレクションをいつ受けるのかわからなければ、実際に行なってみられたかたはわかると存じますが非効率的です。
いずれにしても、「ライン・ホロスコープ」は、星の動きやディレクションの時期が一目でわかります。
実際、作成した「ライン・ホロスコープ」には、「入宮」の日付や、「逆行」や「順行」に転じる日付を記しています。
また、トランシットの星どうしや、ご自分の星との「アスペクト」(ディレクション)の時期をかんたんに知ることができるので、使いこなせば便利です。
以下、「ライン・ホロスコープの見方:2021年版」を、ご参考にご紹介しておきます。
【ヨコ軸】
「ヨコ軸」は、日付です。
来年2021年と、その前後1か月を記しています。
毎月1日、6日、11日、16日、21日、26日と、5日ごとの午前0時の位置にタテ線を引いています。
【タテ軸】
「タテ軸」は、12サイン(宮)とその度数です。
12サイン(宮)を縦列させるのではなく、3段で表示するようにしています。
上から順番に、「牡羊宮」→「牡牛宮」→「双子宮」と3段に記し、次の「蟹宮」は一番上の段にもどって→「獅子宮」→「乙女宮」と、次の3サイン(宮)を連続的に縦列させています。
なぜかというと、このように1段めは、すべて西洋占星術でいう“活動宮”の「牡羊宮、蟹宮、天秤宮、山羊宮」にすることで、最も重要な「星のディレクション」が生じる「合(コンジャンクション=0度)」、「衝(オポジション=180度)」、「矩(スクエア=90度)」のアスペクトが一目でわかるためです。
【サイン(宮)とラインの色分け】
なぜなら、グループごとにサイン(宮)やラインの「色分け」をしているからです。
「赤色」は、「牡羊宮」「獅子宮」「射手宮」の“意志サイン(宮)”と、そこを通過する星のラインです。
「薄茶色」は、「牡牛宮」「乙女宮」「山羊宮」の“実体(現実)サイン(宮)”と、そこを通過する星のラインです。
「水色」は、「双子宮」「天秤宮」「水瓶宮」の“関係(友愛)サイン(宮)”と、そこを通過する星のラインです。
「紫色」は、「蟹宮」「蠍宮」「魚宮」の“情実(情愛)サイン(宮)”と、そこを通過する星のラインです。
以上のことがわかれば、1段めの赤いラインは「牡羊宮」、2段めの赤いラインは「獅子宮」、3段めの赤いラインであれば「射手宮」というように一発で判別できます。
さらにいえば、薄茶色のラインの場合、1段めは「山羊宮」、2段めは「牡牛宮」、3段めは「乙女宮」になります。
水色ラインのラインの場合、1段めは「天秤宮」、2段めは「水瓶宮」、3段めは「双子宮」になります。
当然、紫色のラインの場合、1段めは「蟹宮」、2段めは「蠍宮」、3段めは「魚宮」ということが一目でわかるようになっています。
【アスペクトの判断】
これらから、アスペクトを、次のように読むことができます。
>◆ 合(コンジャンクション=0度)
…「同じ色」のラインの交差、また許容度数(オーブ)内に近接。
◆ 衝(オポジション=180度)
…「赤色と水色」または「薄茶色と紫色」のラインの交差、また許容度数(オーブ)内に近接。
◆ 矩(スクエア=90度)
…「赤と紫また薄茶」「薄茶と赤また水色」「水色と薄茶また紫」「紫と水色また赤」のラインの交差、また許容度数(オーブ)内に近接。
◆ 三分(トライン=120度)
…「同じ色」のラインの段違いによる許容度数(オーブ)内の並行。
※簡単な見分け方
「ライン・ホロスコープ」の左右の各段に、上述の4つの色を記しています。
「同じ色」は、同じ段の場合は「合(0度)」で、段違いの場合に許容度数(オーブ)の範囲内であれは「三分(120度)」です。
「隣どうし」の色の交差また許容度数(オーブ)内の隣接は、「矩(90度)」です。
※ちなみに、いちばん上の色といちばん下の色は「隣どうし」になります。
「中一つ」おいた色の交差また許容度数(オーブ)内の隣接は「衝(180度)」です。
【ディレクション・ゾーン】
「2021年の運勢リーディング」のご依頼をくださったかたのリーディングに添付する「ライン・ホロスコープ」(PDF)には、あらかじめ出生時の「太陽」と「ASC」(上昇点)の位置に横一直線のラインを、そのサイン(宮)の色で引いています。
実線が出生時の「太陽」で、点線が「ASC」(上昇点)」です。
その上下に、許容度数(オーブ)の幅で、当該サイン(宮)の色を薄くしいています。
これが「ディレクション・ゾーン」で、このなかをトランシットの星のラインが通過する時期が「星のディレクション」が働く期間になります。
宝瓶宮占星学では、太陽と月の許容度数(オーブ)は「10度」で、それ以外の星の許容度数は、マイナー・アスペクト(五分:72度、転:150度)を除いて「6度」を基本としています。
こちらも、ディレクション・ゾーンの色と、トランシットの星のラインの色で、合(0度)、衝(180度)、矩(90度)を判別することができます。
※「ダブル・ゾーニング」
出生時の「太陽」や「ASC」(上昇点)が、サイン(宮)の境界線に許容度数(オーブ)以内に近い場合、上述の「ディレクション・ゾーン」は、上下2つのサイン(宮)にまたがることになります。
その場合、そのサイン(宮)の色で上下に二分して薄く色をしいています。
これもそのディレクション・ゾーンの色と、トランシットの星のラインの色とで、アスペクトをご判断できるようになっています。
【「星のディレクション」の読み方】
(省略)
※「2021年の運勢リーディング」をご依頼くださったかたの「鑑定メール」には、あくまでも概略ですが、ご自身に働く「星のディレクションの読み方」として一例を記していますが、ここでは省略させていただきます。
【付記】
順行は、左上から右下に流れるラインであらわされます。
逆行は、逆に右上に山なりに頂点に向かう部分で、その転換点となる“谷底”や“頂上”の部分には、順行から逆行に転じる日付を「sR」をつけて記し、逆行から順行にもどる日付を「sD」をつけて記しています。
「太陽」は順行のみです。
「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」は、逆行のみです。
両者は、つねに180度の位置関係で移動しますので、ラインが重なるために「ドラゴン・テール」のみを記しています。
「ドラゴン・テール」は、図の両脇に記した4つの色(サイン:宮)でいえば、ドラゴン・ヘッドの色の2つ上または2つ下の色のライン(サイン:宮)になります。
(以下、略)
2021年のライン・ホロ
2020.11.07
毎年恒例の「2021年のライン・ホロスコープ」をご紹介します。
本品は、拡大してもキレイなベクター型式のPDFで、後日、いつもの宝瓶宮占星学サイトの「レクチャールーム」にアップする予定です。
ただ「レクチャールーム」は、『入門講座』を任意でフォローするページ(現在100記事ほど)なので、「入室」には『入門講座』のご購入後に送られてくる「IDとパスワード」が必要です。
それはともかく、「2021年のライン・ホロスコープ」と、重要な「ソーシャル・プラネット」の2021年の動きは次のとおりです。

※ 上の画像は、JPEGイメージです。拡大してキレイに見ることはできません。
【冥王星】
冥王星は、山羊宮24度から27度直前の26度をトランシットします。
この特徴は、あと3年で終わる「組織変革のディレクション」に続く重大な「精神意識の変革のディレクション」の影響圏に来年1月末以降、ついに入ることです。
「精神意識の変革のディレクション」については、後日、詳細をアップする予定です。
これは今回の「アメリカ大統領選挙」の結果によって、“ディレクション”は変わりませんが、現実的な出来事やその方向内容は大きく変わります。
たとえば、民主党のバイデン候補が勝利した場合、人類が最悪は、“第2次世界大戦”に匹敵する精神的な苦痛を、正式に「精神意識の変革のディレクション」がはじまる、2024年前後以降から体験せざるをえなくなります。
【海王星】
海王星は、魚宮の終盤、魚宮18度~魚宮23度をトランシットしていきます。
現在の「海王星」は、“双魚宮時代のリバイバル”となるディレクションをもたらしています。
新規アイドルブームはその一つですが、共産主義の復活となる共産党一党独裁の「中国」や、善悪闘争といった様相を招来して、自由な「宝瓶宮時代」を迎えるための“反面教師”のディレクションになっています。
今回のアメリカ選挙も同様で、中共とつるんだ旧態依然の民主党幹部と、キリスト教を基盤に正義のアメリカを目指すトランプ共和党との、人類の明暗をわける戦いともなっています。
【天王星】
「天王星」は、牡牛宮6度~牡牛宮14度をトランシットします。
日本にとっては、「令和」のはじまりでもあり、「日本」や「アメリカ」にとっては、新たな“現体制”を模索していく時代のスタートや出直しを意味します。
【土星】
「土星」は、水瓶宮2度~水瓶宮13度をトランシットします。
上述の「天王星」とも関係し、来年2021年は8月下旬~10月中旬を除く約10か月間、「土星」と「天王星」が矩(スクエア=90度)をとり続けます。
日本にとっては、「国体」と「現体制」のギャップといった“戦後体制の矛盾”を抱えてきましたが、それが際立つと同時に、クールにその現実を見つめて新たな「日本」を模索していく動きにつながっていきます。
【木星】
「木星」は今年2020年12月17日に水瓶宮に入宮します。
その2日後の19日には土星も相次いで水瓶宮入りをします。
来年2021年は、水瓶宮3度にはじまり、5月中頃に魚宮に入宮して3度まで進むと逆行に転じ、9月には再び水甕宮を年末12月29日までトランシットします。
《まとめ》
1、
結局、日本の“民族性”を象わす「魚宮」は、その共鳴星「海王星」がトランシットして、“日本人精神”(日本的霊性)を高めている昨今です。
2、
一方、日本の“国体”を象わす「水瓶宮」は、「土星」と「木星」といった正反対の象意をもった星がトランシットして、一例ですが“慎重”と“気まま”また“ネガティブ”と“ポジティブ”といった両面性をもたらしていくことになります。
個人においては、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)によって、その両方を受けるのか、それともどちらか一方をより強く受けるのか、影響力がは異なることもあります。
3、
さらには、日本の“現体制”を象わす「牡牛宮」は、“個性”や“自由”また“改革”などを象わす「天王星」がトランシットして、日本の独自性をもたらすことになりますが、天王星は上述の「水瓶宮」の共鳴星でもあるために、日本の“国体”にもかかわっています。
4、
来年2021年1月は、水瓶宮の「木星&土星」また「水星」や「金星」を交えた合(コンジャンクション=0度)が適時、形成され、同時に牡牛宮の「火星&天王星」の合(0度)との、矩(90度)が続く期間になります。
これは、大統領選後の「大統領就任」にいたる混乱とゴタゴタを象わしているといえます。
そうでなくても、“改革と守旧”が入り乱れる混乱期です。
その直後、1月末には「冥王星」が「精神意識の変革のディレクション」の影響圏に入っていきます。
このディレクションを正しく乗り切るための「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)の意義と価値が、知る人ぞ知るかたちで漸次、クローズアップされていく時代に進んでいきます。
そういった“波乱”の1月から幕が開ける2021年は、“混迷”の一方で、上述の日本を象徴する「魚宮」(民族性)、「水瓶宮」(国体)、「牡牛宮」(現体制)の3つのサイン(宮)に、それぞれ「ソーシャル・プラネット」がトランシットしていきます。
それゆえ、意識の高いかたほど“本物”の精神意識(霊性、霊識)や世界(日本)のあり方を求められていく1年になっていくでしょう。
大筋の傾向はそうで、個人においては、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)によって、受ける「星のディレクション」(運勢変化)もその影響力(強さ)も、千差万別に異なっていきます。