小西議員のソーラーチャート
2023.03.08
[権勢欲と冥王星] ― 毎度お騒がせの理由は? ―
◆ 冥王星のディレクションを受けはじめた変革期
まるで「売り言葉に買い言葉」です。
一部に推測交じりの捏造が仕組まれた総務省の内部文書を片手に、3月3日参議院予算委員会で高市大臣に迫った毎度お騒がせ小西洋之議員。
自信満々の総務省文書を高市氏に頭から否定されて、思わず「本物だったら大臣も議員も辞任するか?」と問い掛け、身に覚えのない高市氏も「結構です」と受けて立った格好です。
それはそれとして、なぜ小西議員はたびたび問題発言を行なうのか「ソーラーチャート」からみてみました。

≪高市大臣とのやりとり≫
真偽はともかく、ポイントは次のようなやりとり、です。
「それは捏造文書だと私は考えております」
「仮にこれが捏造の文書でなければ、大臣そして議員を辞職するということでよろしいですね?」
「結構ですよ」
といった高市大臣と小西議員のやりとりがありました。
事実は下の【ご参考】に書いたようなことだと思いますが、なぜ小西議員ってイージーミスを連発するのか「ソーラーチャート」を作成してみました。
【One Point】 高市氏は、終始落ち着いた口調で答弁し、自信をもって「結構ですよ」と答えていました。
一方、小西議員は自信満々の内部文書を「捏造」だと否定されて赤っ恥をかくわけにもいかないので、思わず「辞職でいいですね?」と言ったようです。
【ご参考:総務省の“内部文書”】
小西議員は、持ち前の“権勢欲”や“目立ちたがり屋”ゆえのスタンドプレーの性向を、誰かに利用されたのかもしれません。
一方で、楽観的で受け身的な人の好さや情にほだされる側面をイージーにお持ちでもあるためです。
いずれにしても、相応の「ホロスコープ」(出生天球図)をお持ちなのですが未熟です。
件の総務省の内部文書は全78ページほどで、大半が“本物”のようです。
ですが、最初の高市大臣に関する2~4ページは、推測を交えた“メモ”程度のもので、ありていに言えば“捏造”です。
高市氏は、ご自分について書かれた最初の4ページしか読んでいないと答弁していて、身に覚えがないために捏造文書だと述べています。
一方、小西議員は、残りの74ページほどは“本物”なので、高市氏について書かれた最初の部分までも、本物だと自信をもっているようです。
でも、そういった「取扱厳重注意」の総務省の文書が、省内の“エース課長”から議員に渡って、予算委員会で使われるって、もともとたいした文書ではないから渡したのか、明確な違反なのか、どっち?
【追記:23.03.12】
3月10日、総務省による国会答弁が行われ、「行政文書」ではあるものの内容については「認識が異なる」「事実か確認できない」「作成者が不明」などの部分が相当数あるとのことでした。
要は、真偽不明の部分があるために取扱厳重注意のようですが、小西議員は「これは超一級の文書です」と述べていたのですが…。
≪小西議員のソーラーチャート≫
それはともかく、で、小西議員のソーラーチャートは次のとおりです。

出生時間が不明なので、日の出の時刻7時7分で作成しました。
その場合だと、出生時の「月」は蟹宮5度になりますが、正確を期すために「月」のみ当日に移動する度数を記しています。
【One Point】 上掲の「ソーラーチャート」は、出生時間が不明なために、ハウスシステムを用いた一般的なホロスコープではありません。
一般的なホロスコープで最左端となるASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置に、出生時の「太陽」を置いたハウスホイール(イコールハウス)のソーラー・チャートで作成しています。
≪“権勢欲”と“自己顕示欲”≫
今般の出来事に関連して、上掲の小西議員の「ソーラーチャート」の特徴は次のとおりです。
1、
水瓶宮7度の「太陽」が、天秤宮1度の「冥王星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とし、獅子宮5度の「ドラゴンテール」を衝(オポジション=180度)としていること。
また「太陽」は牡牛宮29度の土星を交えて、太陽&ドラゴンヘッド/土星/冥王星のパワフルな大三角(グランドトライン=120度×3)を形成しています。
2、
さらに「太陽」は、牡羊宮20度の「火星」と五分(クインタイル=72度)を形成しています。
3、
次に、小西議員が受けはじめている「冥王星のディレクション」(運勢変化)が重要で、山羊宮29度に進んだ冥王星は、彼の出生時の「太陽」に合(コンジャクション=0度)をとりはじめており、なおかつ出生時の「冥王星」に三分(トライン=120度)の昨今です。
太陽の許容度数(オーブ)10度の場合はそうで、彼にとって“権勢欲”や“自己顕示欲”などが爆上げ中の人生期になっています。
【One Point】 もともと“権勢欲”が強く、周囲から注目されて中心にいたいタイプでもあり、奇をてらった“スタンドプレー”に走る傾向を持ちます。
それが昨今は「冥王星のディレクション」を受けて強まっています。
そのため重要なのは、逆に心の内面の「深層の精神意識」の分野に移ってきている昨今の彼の運勢期です。
≪そのほかの特徴の一例≫
ほかのポイントとなる特徴もご参考に書いておきましょう。
4、
「冥王星」を軸に、「金星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とする「月」と、「木星」との衝=180度によるT矩(Tスクエア=90/90/180度)があります。
失礼な言い方ですが、これはニヤけた表情の一因になっています。
5、
また、山羊宮23度の「水星」を軸に、上述の「火星」と、天秤宮18度の「天王星」のT矩=90/90/180度もお持ちです。
奇をてらいマウントをとりたがるスタンドプレーの言動が未熟なときほど出やすくなります。
【One Point】 ほかにも、出生時の「太陽」と「海王星」を底辺とし「月」を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60度)の可能性があります。
また「太陽」が「土星」と「海王星」を交えた神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成していることも、彼の星の配置においてはポイントです。

≪冥王星のディレクション≫
さて、最後は「星のディレクション」(運勢変化)です。
トランシットの冥王星は、昨年2022年から歴史的な「深層の精神意識の変革」のデレクションを社会に投げかけはじめました。
小西議員に対しては、出生時の「太陽」や「冥王星」にアスペクトをとって、強く働きはじめている昨今で、持ち前の“権勢欲”や“自己顕示欲”をプッシュしているのですが、残念ながら今は、逆に“深層の精神意識”などの内面性を高めていくことが優先になっています。
そのため彼は議員辞職をするしないにかかわらず、今般の出来事を“心の糧”として「深層の精神意識の変革」のデレクションに沿っていかざるをえない人生期に突入しているのが本当のところです。
今は内面性を見つめていくとよい人生期です。
“権勢欲”などをお持ちになるのは悪いことではないのですが、まずは内面性を整えておかないと、運勢的に齟齬が生じ、仮にトップに立っても足元をすくわれるなど長続きしません。
以上、ほんの一例です。
ご参考になればと存じます。
【One Point】 一方、トランシットの土星は、昨日3月7日に魚宮に入宮しました。
そのこともあって、昨日が誕生日で魚宮生まれ(太陽)の高市早苗氏は、冷静に誤魔化すことなく現実をみて、クールにご対応できる人生期にあります。
◆ 冥王星のディレクションを受けはじめた変革期
まるで「売り言葉に買い言葉」です。
一部に推測交じりの捏造が仕組まれた総務省の内部文書を片手に、3月3日参議院予算委員会で高市大臣に迫った毎度お騒がせ小西洋之議員。
自信満々の総務省文書を高市氏に頭から否定されて、思わず「本物だったら大臣も議員も辞任するか?」と問い掛け、身に覚えのない高市氏も「結構です」と受けて立った格好です。
それはそれとして、なぜ小西議員はたびたび問題発言を行なうのか「ソーラーチャート」からみてみました。

≪高市大臣とのやりとり≫
真偽はともかく、ポイントは次のようなやりとり、です。
「それは捏造文書だと私は考えております」
「仮にこれが捏造の文書でなければ、大臣そして議員を辞職するということでよろしいですね?」
「結構ですよ」
といった高市大臣と小西議員のやりとりがありました。
事実は下の【ご参考】に書いたようなことだと思いますが、なぜ小西議員ってイージーミスを連発するのか「ソーラーチャート」を作成してみました。
【One Point】 高市氏は、終始落ち着いた口調で答弁し、自信をもって「結構ですよ」と答えていました。
一方、小西議員は自信満々の内部文書を「捏造」だと否定されて赤っ恥をかくわけにもいかないので、思わず「辞職でいいですね?」と言ったようです。
【ご参考:総務省の“内部文書”】
小西議員は、持ち前の“権勢欲”や“目立ちたがり屋”ゆえのスタンドプレーの性向を、誰かに利用されたのかもしれません。
一方で、楽観的で受け身的な人の好さや情にほだされる側面をイージーにお持ちでもあるためです。
いずれにしても、相応の「ホロスコープ」(出生天球図)をお持ちなのですが未熟です。
件の総務省の内部文書は全78ページほどで、大半が“本物”のようです。
ですが、最初の高市大臣に関する2~4ページは、推測を交えた“メモ”程度のもので、ありていに言えば“捏造”です。
高市氏は、ご自分について書かれた最初の4ページしか読んでいないと答弁していて、身に覚えがないために捏造文書だと述べています。
一方、小西議員は、残りの74ページほどは“本物”なので、高市氏について書かれた最初の部分までも、本物だと自信をもっているようです。
でも、そういった「取扱厳重注意」の総務省の文書が、省内の“エース課長”から議員に渡って、予算委員会で使われるって、もともとたいした文書ではないから渡したのか、明確な違反なのか、どっち?
【追記:23.03.12】
3月10日、総務省による国会答弁が行われ、「行政文書」ではあるものの内容については「認識が異なる」「事実か確認できない」「作成者が不明」などの部分が相当数あるとのことでした。
要は、真偽不明の部分があるために取扱厳重注意のようですが、小西議員は「これは超一級の文書です」と述べていたのですが…。
≪小西議員のソーラーチャート≫
それはともかく、で、小西議員のソーラーチャートは次のとおりです。

出生時間が不明なので、日の出の時刻7時7分で作成しました。
その場合だと、出生時の「月」は蟹宮5度になりますが、正確を期すために「月」のみ当日に移動する度数を記しています。
【One Point】 上掲の「ソーラーチャート」は、出生時間が不明なために、ハウスシステムを用いた一般的なホロスコープではありません。
一般的なホロスコープで最左端となるASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置に、出生時の「太陽」を置いたハウスホイール(イコールハウス)のソーラー・チャートで作成しています。
≪“権勢欲”と“自己顕示欲”≫
今般の出来事に関連して、上掲の小西議員の「ソーラーチャート」の特徴は次のとおりです。
1、
水瓶宮7度の「太陽」が、天秤宮1度の「冥王星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とし、獅子宮5度の「ドラゴンテール」を衝(オポジション=180度)としていること。
また「太陽」は牡牛宮29度の土星を交えて、太陽&ドラゴンヘッド/土星/冥王星のパワフルな大三角(グランドトライン=120度×3)を形成しています。
2、
さらに「太陽」は、牡羊宮20度の「火星」と五分(クインタイル=72度)を形成しています。
3、
次に、小西議員が受けはじめている「冥王星のディレクション」(運勢変化)が重要で、山羊宮29度に進んだ冥王星は、彼の出生時の「太陽」に合(コンジャクション=0度)をとりはじめており、なおかつ出生時の「冥王星」に三分(トライン=120度)の昨今です。
太陽の許容度数(オーブ)10度の場合はそうで、彼にとって“権勢欲”や“自己顕示欲”などが爆上げ中の人生期になっています。
【One Point】 もともと“権勢欲”が強く、周囲から注目されて中心にいたいタイプでもあり、奇をてらった“スタンドプレー”に走る傾向を持ちます。
それが昨今は「冥王星のディレクション」を受けて強まっています。
そのため重要なのは、逆に心の内面の「深層の精神意識」の分野に移ってきている昨今の彼の運勢期です。
≪そのほかの特徴の一例≫
ほかのポイントとなる特徴もご参考に書いておきましょう。
4、
「冥王星」を軸に、「金星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とする「月」と、「木星」との衝=180度によるT矩(Tスクエア=90/90/180度)があります。
失礼な言い方ですが、これはニヤけた表情の一因になっています。
5、
また、山羊宮23度の「水星」を軸に、上述の「火星」と、天秤宮18度の「天王星」のT矩=90/90/180度もお持ちです。
奇をてらいマウントをとりたがるスタンドプレーの言動が未熟なときほど出やすくなります。
【One Point】 ほかにも、出生時の「太陽」と「海王星」を底辺とし「月」を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60度)の可能性があります。
また「太陽」が「土星」と「海王星」を交えた神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成していることも、彼の星の配置においてはポイントです。

≪冥王星のディレクション≫
さて、最後は「星のディレクション」(運勢変化)です。
トランシットの冥王星は、昨年2022年から歴史的な「深層の精神意識の変革」のデレクションを社会に投げかけはじめました。
小西議員に対しては、出生時の「太陽」や「冥王星」にアスペクトをとって、強く働きはじめている昨今で、持ち前の“権勢欲”や“自己顕示欲”をプッシュしているのですが、残念ながら今は、逆に“深層の精神意識”などの内面性を高めていくことが優先になっています。
そのため彼は議員辞職をするしないにかかわらず、今般の出来事を“心の糧”として「深層の精神意識の変革」のデレクションに沿っていかざるをえない人生期に突入しているのが本当のところです。
今は内面性を見つめていくとよい人生期です。
“権勢欲”などをお持ちになるのは悪いことではないのですが、まずは内面性を整えておかないと、運勢的に齟齬が生じ、仮にトップに立っても足元をすくわれるなど長続きしません。
以上、ほんの一例です。
ご参考になればと存じます。
【One Point】 一方、トランシットの土星は、昨日3月7日に魚宮に入宮しました。
そのこともあって、昨日が誕生日で魚宮生まれ(太陽)の高市早苗氏は、冷静に誤魔化すことなく現実をみて、クールにご対応できる人生期にあります。
安倍晋三写真展in下関
2023.02.14
[躍動]― 月刊「正論」主催 ―
◆ ~産経新聞カメラマンがとらえた勇姿~
昨年11月19日~12月1日の東京に続いて、安倍元首相の地元下関で「安倍晋三写真展」が開かれました。
JR下関駅に隣接する複合商業施設「シーモール」で、建国記念の日を挟む2月9日~12日までの4日間です。
主催は月間「正論」で、サブタイトルは「産経新聞カメラマンがとらえた勇姿」でした。

それ以外にも、昭恵夫人によるプライベートを含む秘蔵写真や萩生田光一政調会長による訪米時のショットも展示されていました。
会場の撮影はOKで、写真のみの撮影はNGとのことです。
安倍氏の「腹心」萩生田氏との2ショットが目を引いたので、周囲を含めて「パチリ」(古ッ!)。

隣の部屋では自衛隊での訓示のときのものと思われる映像が流されていました。
多くの方は照明が明るい写真展示会場に気をとられていて、気づかなかったようです。

JR下関の改札から、そのまま徒歩1~2分ほどでいけるシーモール4階の奥まったレンタル・ホールでの開催でした。
建国記念の日の11日 午前11時過ぎには昭恵夫人も来場し、来場者からの拍手や「アッキー」との声掛けが起き、握手を求められていたようです。

[会場のシーモール外観]
◆ ~産経新聞カメラマンがとらえた勇姿~
昨年11月19日~12月1日の東京に続いて、安倍元首相の地元下関で「安倍晋三写真展」が開かれました。
JR下関駅に隣接する複合商業施設「シーモール」で、建国記念の日を挟む2月9日~12日までの4日間です。
主催は月間「正論」で、サブタイトルは「産経新聞カメラマンがとらえた勇姿」でした。

それ以外にも、昭恵夫人によるプライベートを含む秘蔵写真や萩生田光一政調会長による訪米時のショットも展示されていました。
会場の撮影はOKで、写真のみの撮影はNGとのことです。
安倍氏の「腹心」萩生田氏との2ショットが目を引いたので、周囲を含めて「パチリ」(古ッ!)。

隣の部屋では自衛隊での訓示のときのものと思われる映像が流されていました。
多くの方は照明が明るい写真展示会場に気をとられていて、気づかなかったようです。

JR下関の改札から、そのまま徒歩1~2分ほどでいけるシーモール4階の奥まったレンタル・ホールでの開催でした。
建国記念の日の11日 午前11時過ぎには昭恵夫人も来場し、来場者からの拍手や「アッキー」との声掛けが起き、握手を求められていたようです。

[会場のシーモール外観]
祝詞:とほかみえみため
2023.02.08
[建国記念の日特別編その2] ― 「かんながら」との関係性から推測 ―
◆ 「とほかみえみため」の真意はどこにあるのか
天皇陛下が毎日、40回唱えている祝詞「とほかみえみため」。
いくつかの流派があるのか、あれこれ意味が解釈されています。
どれが本当でしょうか?
古来からの大自然を「かみ」としてきた日本的霊性(日本精神)から、どのような真意をもつのか、それぞれに解釈があってもいいのですが探ってみました。
ご興味のある方はご一読ください。
≪「十神、笑み給え」だって?≫
「と・ほ・か・み・え・み・た・め」
現代人には意味不明です。
意味があるとしても古代の言葉なので、現代語とは異なります。
文献で確認できるかぎりでは平安時代からあるそうです。
古代語を現代語として解釈しようとすること自体に齟齬が生じます。
一般に見受けられる解釈は「十神、笑み給え」でしょう。
ありえない解釈です。
【One Point】 どのようにご解釈をされようと、本心から信じ込んで行なえば、相応のことは起こりえます。
何ごとも真剣に信じ込んで行なうことができれば、超常的なリアクションが起きることがあるためです。
ただし真実かどうかはまた別のお話です。

≪出雲の幡屋神社では≫
「とほかみえみため」の解釈にご自分なりの信念をお持ちで変えたくないという方は別のページをご高覧ください。
以下は「十神、笑み給え」って違うでしょという、疑義となった根拠です。
疑義:その1
なぜ、十の神? 日本で八百万の神とされるその代表神なの?
疑義:その2
由緒ある出雲の幡屋神社では「とほか みえ、みため」と区切って奉唱します。
とほかみ(十神)、えみため(笑み給え)ではないのです。
【One Point】 漢字だと「吐菩加身依身多女」と表記します。
これは発音文字として単に漢字をあてたものなので意味はありません。
古来から言霊として奉唱されてきたものなので、「と・ほ・か・み・え・み・た・め」の一音一音に意味がありそうです。
≪「大自然に座す(います)」≫
疑義:その3
「とおかみえみため」と一気に奉唱するのではなく、「とーほーかーみーえーみーたーめー」と一音一音をハッキリと区切って行なうという説もあります。
また、別の説では、との尊、ほの尊、かの尊…というように、一音一音が貴いお方(命、尊)を表わすと解釈されます。
真偽はともかく、古代の言霊ですので、「と」に一つの意味があって、「ほ」に一つの意味があり、「か」に一つの意味があるといったように、それぞれに意味を持つ8つの文字が一つのまとまって大きな意味を表わすようです。
アバウトでいえば“大自然に座(いま)す”といったような意味で、「恵まれた大自然の中に住む私たち」といったような感謝を念頭に、日々忘れずに奉唱を捧げるといった解釈が適切ではないでしょうか。
【One Point】 ご関心のある方は「とほかみえみため」と奉唱されつつ、ご自分の感性にいちばんしっくりとくる解釈を選ばれてみられるのもよいでしょう。
≪そのときどきのままに≫
「かんながら」や古神道の観点からみても、“ご利益信仰”や“要求”(願い事)をもって奉唱することはありえません。
「十神、笑み給え」という解釈には、そんな要求や命令さえ感じとることができます。
それはともかくとして、唱え方は、一気に「とほかみえみため」と奉唱してもいいし、出雲流に「とほか みえ、みため」と区切って奉唱されてもいいし、一音一音「とーほーかーみーえーみーたーめー」と奉唱してもいいと私たち一般人においては考えられます。
情況に応じていろんな唱え方を交えて、感性のままに行なってもよく、抑揚をつけて奉唱されてもいいし、平坦に奉唱されてもよく、そのときどきのご自身の意のままに想いのままに試されてみられればいいと存じます。
なぜなら、多様なる大自然だからです。
「こうあるべき」と決めつけずに、その日そのときの状態や感覚に呼応されて、ご自身がいいなと思われる方法でしぜんに奉唱されるのがよいでしょう。
【One Point】 禅に「只管打坐」(しかんたざ)という言葉があります。
何も考えず、思いもせず、ただ座るという意味です。
禅は「無」を標榜しますが、座禅をしよう、無になろう、という想い自体が、すでに無ではなく矛盾するからでしょう。
≪勝手に解釈してみた≫
最後に「とほかみえみため」の意味について、勝手ながら解釈を述べておきます。
「と」という言霊は、古来は扉や入口を象わし、「ほ」は、炎や火すなわちここでは太陽ことお日さま(お天道様)を象わし、「か」は、彼方(かなた)また相手をかの人というように、ここではかみや祖先など源流を象わします。
「み」は、そのご身体で、余談ですが古代日本で“かみ”という場合“彼の身”、すなわち目前にはいませんが、かつて知りたる友や親のようなともにあった親しみのある存在を象わすことになります。
次に、「え」は、取っ手などの柄ぐらいしか思いつきませんが、「~へ(ゑ)」といった道筋や関係性を象わし、2番めの「み」は、果(か、み=霊:ひ)で自分自身の本来の実体を象わす言霊といった推察ができます。
「た」は、田んぼなど大地(たいち:大自然)を象わし、「め」は、見るとか愛(め)でるといったご確認や受け入れる言霊だと解釈できますので、これらをつなげると「大自然に居て恵みを受けている私たち」といったありがたい祝詞だという意味がみえてきます。
今となっては真相が確認できない以上、分からないものは分からないままに奉唱されてみて、そのときどきでしっくりくる解釈を試されればいいのではないでしょうか。
自分の気持ちを無理に曲げてしまうと、良し悪しは別にして、気づかずに深層の精神意識を自分で歪めてしまうことがないとはいえないからです。
【One Point】 西洋のような人格神といった神観は、古代日本にはありませんでした。
なので、日本的霊性によって感じとるのがよいでしょう。
大自然をかみから在る美しく尊崇できる共鳴関係にあるものとして、しぜんに唱えればいいと想います。
【追記「遠津御祖神」23.02.09】
「とおかみ…」が、「十神」を表わすという解釈はマユツバです。
ですが「遠津御祖神」(とおつ みおや の かみ)を表わすというご説明は、充分に妥当性が認められます。
遠津御祖神は、『古事記』にも『日本書紀』にも記されていません。
ですが、祖々先霊神(みおやよよのおおかみ)に類する“ご先祖さまのさらなる祖の御霊”といった解釈が可能です。
「津」を単に「~の」ととらえるか、港などのように海にかかわるものとしてとらえるかで、大きく異なります。
ちなみに、鹿児島県の姶良市にある楠田神社のご祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめ の みこと)らとともに「祖々先霊神」が祀られています。
◆ 「とほかみえみため」の真意はどこにあるのか
天皇陛下が毎日、40回唱えている祝詞「とほかみえみため」。
いくつかの流派があるのか、あれこれ意味が解釈されています。
どれが本当でしょうか?
古来からの大自然を「かみ」としてきた日本的霊性(日本精神)から、どのような真意をもつのか、それぞれに解釈があってもいいのですが探ってみました。
ご興味のある方はご一読ください。
≪「十神、笑み給え」だって?≫
「と・ほ・か・み・え・み・た・め」
現代人には意味不明です。
意味があるとしても古代の言葉なので、現代語とは異なります。
文献で確認できるかぎりでは平安時代からあるそうです。
古代語を現代語として解釈しようとすること自体に齟齬が生じます。
一般に見受けられる解釈は「十神、笑み給え」でしょう。
ありえない解釈です。
【One Point】 どのようにご解釈をされようと、本心から信じ込んで行なえば、相応のことは起こりえます。
何ごとも真剣に信じ込んで行なうことができれば、超常的なリアクションが起きることがあるためです。
ただし真実かどうかはまた別のお話です。

≪出雲の幡屋神社では≫
「とほかみえみため」の解釈にご自分なりの信念をお持ちで変えたくないという方は別のページをご高覧ください。
以下は「十神、笑み給え」って違うでしょという、疑義となった根拠です。
疑義:その1
なぜ、十の神? 日本で八百万の神とされるその代表神なの?
疑義:その2
由緒ある出雲の幡屋神社では「とほか みえ、みため」と区切って奉唱します。
とほかみ(十神)、えみため(笑み給え)ではないのです。
【One Point】 漢字だと「吐菩加身依身多女」と表記します。
これは発音文字として単に漢字をあてたものなので意味はありません。
古来から言霊として奉唱されてきたものなので、「と・ほ・か・み・え・み・た・め」の一音一音に意味がありそうです。
≪「大自然に座す(います)」≫
疑義:その3
「とおかみえみため」と一気に奉唱するのではなく、「とーほーかーみーえーみーたーめー」と一音一音をハッキリと区切って行なうという説もあります。
また、別の説では、との尊、ほの尊、かの尊…というように、一音一音が貴いお方(命、尊)を表わすと解釈されます。
真偽はともかく、古代の言霊ですので、「と」に一つの意味があって、「ほ」に一つの意味があり、「か」に一つの意味があるといったように、それぞれに意味を持つ8つの文字が一つのまとまって大きな意味を表わすようです。
アバウトでいえば“大自然に座(いま)す”といったような意味で、「恵まれた大自然の中に住む私たち」といったような感謝を念頭に、日々忘れずに奉唱を捧げるといった解釈が適切ではないでしょうか。
【One Point】 ご関心のある方は「とほかみえみため」と奉唱されつつ、ご自分の感性にいちばんしっくりとくる解釈を選ばれてみられるのもよいでしょう。
≪そのときどきのままに≫
「かんながら」や古神道の観点からみても、“ご利益信仰”や“要求”(願い事)をもって奉唱することはありえません。
「十神、笑み給え」という解釈には、そんな要求や命令さえ感じとることができます。
それはともかくとして、唱え方は、一気に「とほかみえみため」と奉唱してもいいし、出雲流に「とほか みえ、みため」と区切って奉唱されてもいいし、一音一音「とーほーかーみーえーみーたーめー」と奉唱してもいいと私たち一般人においては考えられます。
情況に応じていろんな唱え方を交えて、感性のままに行なってもよく、抑揚をつけて奉唱されてもいいし、平坦に奉唱されてもよく、そのときどきのご自身の意のままに想いのままに試されてみられればいいと存じます。
なぜなら、多様なる大自然だからです。
「こうあるべき」と決めつけずに、その日そのときの状態や感覚に呼応されて、ご自身がいいなと思われる方法でしぜんに奉唱されるのがよいでしょう。
【One Point】 禅に「只管打坐」(しかんたざ)という言葉があります。
何も考えず、思いもせず、ただ座るという意味です。
禅は「無」を標榜しますが、座禅をしよう、無になろう、という想い自体が、すでに無ではなく矛盾するからでしょう。
≪勝手に解釈してみた≫
最後に「とほかみえみため」の意味について、勝手ながら解釈を述べておきます。
「と」という言霊は、古来は扉や入口を象わし、「ほ」は、炎や火すなわちここでは太陽ことお日さま(お天道様)を象わし、「か」は、彼方(かなた)また相手をかの人というように、ここではかみや祖先など源流を象わします。
「み」は、そのご身体で、余談ですが古代日本で“かみ”という場合“彼の身”、すなわち目前にはいませんが、かつて知りたる友や親のようなともにあった親しみのある存在を象わすことになります。
次に、「え」は、取っ手などの柄ぐらいしか思いつきませんが、「~へ(ゑ)」といった道筋や関係性を象わし、2番めの「み」は、果(か、み=霊:ひ)で自分自身の本来の実体を象わす言霊といった推察ができます。
「た」は、田んぼなど大地(たいち:大自然)を象わし、「め」は、見るとか愛(め)でるといったご確認や受け入れる言霊だと解釈できますので、これらをつなげると「大自然に居て恵みを受けている私たち」といったありがたい祝詞だという意味がみえてきます。
今となっては真相が確認できない以上、分からないものは分からないままに奉唱されてみて、そのときどきでしっくりくる解釈を試されればいいのではないでしょうか。
自分の気持ちを無理に曲げてしまうと、良し悪しは別にして、気づかずに深層の精神意識を自分で歪めてしまうことがないとはいえないからです。
【One Point】 西洋のような人格神といった神観は、古代日本にはありませんでした。
なので、日本的霊性によって感じとるのがよいでしょう。
大自然をかみから在る美しく尊崇できる共鳴関係にあるものとして、しぜんに唱えればいいと想います。
【追記「遠津御祖神」23.02.09】
「とおかみ…」が、「十神」を表わすという解釈はマユツバです。
ですが「遠津御祖神」(とおつ みおや の かみ)を表わすというご説明は、充分に妥当性が認められます。
遠津御祖神は、『古事記』にも『日本書紀』にも記されていません。
ですが、祖々先霊神(みおやよよのおおかみ)に類する“ご先祖さまのさらなる祖の御霊”といった解釈が可能です。
「津」を単に「~の」ととらえるか、港などのように海にかかわるものとしてとらえるかで、大きく異なります。
ちなみに、鹿児島県の姶良市にある楠田神社のご祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめ の みこと)らとともに「祖々先霊神」が祀られています。
かんながらを象徴する鏡
2023.02.07
[建国記念の日特別編その1] ― 日本的霊性と友愛精神 ―
◆ 神なき日本の原点となった「かみ」なる大自然
「建国記念の日」特別編を一筆啓上申し上げます。
日本と世界各国の成り立ちの違いをみていくと、欧米は代表的にはキリスト教の創造神(The GOD)を今日の文化のベースにしているといえます。
一方、日本は、今はかすかに残る程度ですが、大自然を“かみ”とする「かんながら」の道がベースです。
同じ音で神と“かみ”ですが、両者には明確な違いがあります。
西洋文明が根づいていった明治以降や戦後GHQの占領政策の影響によって、日本的な感性が弱められいったのかもしれません。
「神」というと現代日本人は、西洋の“人格神”やギリシャ神話やローマ神話のような神々を想起することが多いためです。
≪文明開化における西洋化≫
アタマでのみ考えると本質を見失うことがあります。
文明開化における西洋化はその一例です。
それらを否定するものではありませんが、いまだ発展途上の現代物理科学によって、知識教育を絶対と考えると、われ知らずとも日本の気候風土に伴なった精神文化にそぐわない方向に進みかねません。
昨今の登校拒否などは、その弊害の現われともいえるもので、精神的感性に優れている子どもゆえに、そうなるケースがみられるようです。
ご注意すべきは、知識偏重教育の逆パターンながら、事実を誤認した神秘主義(スピリチュアリズム)に陥ることが起こることです。
なぜなら、“科学万能主義”も“絶対神秘主義”も、ご理解しにくいかもしれませんが精神的な根因は同じものがあるからです。
【One Point】 西洋占星術で言えば、尾びれをつながれた二匹の魚のようなものです。
お互いに逆方向に泳ごうとして進めずに、もがき、限界を迎えているようです。
当サイトでいう「対立二元論」に陥っているためです。

≪かんながらの道≫
古来の日本は「かんながら」を道とします。
漢字をあてると「随神」や「惟神」と書きます。
ですが、これだと現代日本人は勘違いするでしょう。
「かんながら」は、宗教上の神や人格神に対する信仰とは異なり、ごくふつうに大自然を太古から「在って在るかみ」としたものだからです。
大自然を「八百万の神」と呼ぶのも、絶対なる創造神を唯一の神とする西洋的な思考や概念の影響で、大自然とは似て非なる人格神や獣神&物神また神話の神々をイメージしやすいために、ご注意が必要です。
そうではなく、キリスト教や仏教が発祥する以前の縄文時代から「大自然」を大切にして畏敬しつつも共存してきた、ごくふつうの精神意識です。
【One Point】 江戸時代初期の鈴木正三(しょうさん:1579-1655)が語った「農業、即ち仏業なり」に通じる、しぜんのままの日本的霊性また和の精神だといえます。
農業を今日的に「労働」と言いかえても同じです。
【ご参考:日本資本主義の精神】
マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1904-1905)にならってか、山本七平(1921-1991)氏が『日本資本主義の精神』のなかで触れていました。
農作業が忙しくて仏教を学ぶヒマなどないという農民に対して、日々の農作業が仏道であり修行だよといったようなお話です。
日本人には当たり前の価値観ですが、近隣国では汗水たらして働くのは下僕の仕事といった考えが強く、工業技術の発展やサービス業にも弊害がもたらされています。
“労働即仏道”を含めて接客など「おもてなし」は、アストロロジカルに申し上げますと、日本人の民族性「魚宮」によって象徴されています。
魚宮は“無私の精神”や“犠牲の精神”また“善意”などの象意を持ち、肯定的にとらえるためです。
≪日本的霊性と友愛精神≫
大自然とともにある「かんながら」によって形成されていった日本的霊性は、美しく豊かな国土を持つゆえに、はぐくまれた精神性です。
大自然をベースとして、しぜんと体感し体得していったものです。
縄文人が地上に生まれて、物心がつく以前、すなわち「かみ」から在った畏れ多くも美しい大自然です。
ときに大災害を起こす畏怖すべきものですが、ふだんは豊かな食料や四季彩々の恵みを縄文人に日々もたらしてきたかみなる大自然です。
天空の日月星、地上の山川草木また動物は、日本列島では、海外に多い過酷な環境とは異なり、多様性に満ちていて縄文人らとともに「かみよ」(上代:神代)から在りて在るものです。
言い替えますと、宇宙大自然のありのままを受け入れてきたのが「かんながら」で、現代日本にも今後の宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)にも通じる、日本的霊性や友愛精神(和、絆、民度)の原点になっています。
【One Point】 和辻哲郎(1889-1960)の『風土』からも分かるように、民族性は気候風土に左右されてはぐくまれます。
日本列島は他国とは異なって、日常的には大自然を克服する労苦が少なく、受容の精神による穏やかな民族性が形成されていきました。
【ご参考:民族性:魚宮、国体:水瓶宮】
アストロロジカルに申し上げますと、「日本は何座宮」(別サイト)で触れたように、日本人の“民族性”は「魚宮」によって象徴されます。
一方、“国体”は天皇を推戴して臣民平等といった「水瓶宮」によって象徴されています。
12サイン(宮)の象意に詳しい方なら、「日本的霊性」は魚宮の象意に通じ、「友愛精神」は水瓶宮の象意に通じることをご理解できるでしょう。
≪豊かな食材に恵まれた≫
大自然と共存し次代につなげていくために、たとえば山菜を見つけても、すべてを刈り取ることはしませんでした。
来年もまた実りを採収することができるように、一部を残しておく知恵をもって、大自然との共生共存を図ってきたのです。
世界の文明発祥の常識を覆した縄文文明は、青森の三内丸山遺跡にみられるように4、5,000年以上前から栗林を人為的につくり、栗の栽培をしていたことがDNAから確認されています。
一方、西欧は作物に乏しく、狩猟生活を旨としたために、戦うことが大前提の民族性がはぐくまれていった気候風土があります。
彼らが中南米を植民地としたときに、ご当地産のジャガイモを西欧に持ち帰って栽培に成功することで、今日に知られるようになったほどです。
【One Point】 春夏秋冬、山海の多彩な食材に恵まれた日本は、アストロロジカルにみれば、戦後の現体制は“グルメ”としても象わされる「牡牛宮」に変わりました。
それゆえ快適な生活環境や妥協なき食への追及が功を奏し、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が指定されています。
≪明治に正式にご裁可≫
明治以降、皇祖神は「皇大神宮」(伊勢内宮)に祀られる「天照大御神」になりました。
天皇として初めて伊勢をご親拝された明治天皇によって、ご裁可されてからです。
現在、各地の神社やご家庭などの神棚で「天照皇大神」(あまてらす すめ おおかみ)が等しく主祭神として祀られるようになったのはそのためです。
本来の古神社は大自然の山や岩などをご神体としていました。
また、一般的に神社では、拝殿に「鏡」を置いて崇拝の対象にしているのを見かけます。
なぜでしょうか。
鏡は、自分を写すだけでなく周囲の人々も、空の日月星や大地の山川草木など大自然のすべてを写し出せるのです。
一部例外があるかもしれませんが、いわば大自然の象徴です。
それゆえ、拝殿の鏡は「かんながら」の象徴だといえます。
【One Point】 かつて武家社会では「素戔嗚尊」(すさのお の みこと)も多く祀られていました。
ヤマタノオロチを退治し、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)をもたらした“武神”でもあるからです。
その武家社会が明治維新で終わると「天照大御神」がご祭神に変わり現在に至ります。
【ご参考:随神は“かんちがい”】
「かみ」というのは、川の源にあたる上流を川上といい「かみ」です。
また、命令などお沙汰を下すお役人やお役所もお上で「かみ」と呼びます。
ご家庭で「おかみさん」といえば母親を指しますが、子供を生みだす源でもあるためです。
始原に近い存在や新たに生み出す存在を「かみ」と呼ぶのが日本です。
古代縄文においては、大自然はすべての万物を生み出す「かみ」と考えられていたようです。
「かんながら」の由来でしょう。
そのため、「かんながら」を随神や惟神と漢字を使って表記すると、“かんちがい”(神違い)に陥りかねません。
◆ 神なき日本の原点となった「かみ」なる大自然
「建国記念の日」特別編を一筆啓上申し上げます。
日本と世界各国の成り立ちの違いをみていくと、欧米は代表的にはキリスト教の創造神(The GOD)を今日の文化のベースにしているといえます。
一方、日本は、今はかすかに残る程度ですが、大自然を“かみ”とする「かんながら」の道がベースです。
同じ音で神と“かみ”ですが、両者には明確な違いがあります。
西洋文明が根づいていった明治以降や戦後GHQの占領政策の影響によって、日本的な感性が弱められいったのかもしれません。
「神」というと現代日本人は、西洋の“人格神”やギリシャ神話やローマ神話のような神々を想起することが多いためです。
≪文明開化における西洋化≫
アタマでのみ考えると本質を見失うことがあります。
文明開化における西洋化はその一例です。
それらを否定するものではありませんが、いまだ発展途上の現代物理科学によって、知識教育を絶対と考えると、われ知らずとも日本の気候風土に伴なった精神文化にそぐわない方向に進みかねません。
昨今の登校拒否などは、その弊害の現われともいえるもので、精神的感性に優れている子どもゆえに、そうなるケースがみられるようです。
ご注意すべきは、知識偏重教育の逆パターンながら、事実を誤認した神秘主義(スピリチュアリズム)に陥ることが起こることです。
なぜなら、“科学万能主義”も“絶対神秘主義”も、ご理解しにくいかもしれませんが精神的な根因は同じものがあるからです。
【One Point】 西洋占星術で言えば、尾びれをつながれた二匹の魚のようなものです。
お互いに逆方向に泳ごうとして進めずに、もがき、限界を迎えているようです。
当サイトでいう「対立二元論」に陥っているためです。

≪かんながらの道≫
古来の日本は「かんながら」を道とします。
漢字をあてると「随神」や「惟神」と書きます。
ですが、これだと現代日本人は勘違いするでしょう。
「かんながら」は、宗教上の神や人格神に対する信仰とは異なり、ごくふつうに大自然を太古から「在って在るかみ」としたものだからです。
大自然を「八百万の神」と呼ぶのも、絶対なる創造神を唯一の神とする西洋的な思考や概念の影響で、大自然とは似て非なる人格神や獣神&物神また神話の神々をイメージしやすいために、ご注意が必要です。
そうではなく、キリスト教や仏教が発祥する以前の縄文時代から「大自然」を大切にして畏敬しつつも共存してきた、ごくふつうの精神意識です。
【One Point】 江戸時代初期の鈴木正三(しょうさん:1579-1655)が語った「農業、即ち仏業なり」に通じる、しぜんのままの日本的霊性また和の精神だといえます。
農業を今日的に「労働」と言いかえても同じです。
【ご参考:日本資本主義の精神】
マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1904-1905)にならってか、山本七平(1921-1991)氏が『日本資本主義の精神』のなかで触れていました。
農作業が忙しくて仏教を学ぶヒマなどないという農民に対して、日々の農作業が仏道であり修行だよといったようなお話です。
日本人には当たり前の価値観ですが、近隣国では汗水たらして働くのは下僕の仕事といった考えが強く、工業技術の発展やサービス業にも弊害がもたらされています。
“労働即仏道”を含めて接客など「おもてなし」は、アストロロジカルに申し上げますと、日本人の民族性「魚宮」によって象徴されています。
魚宮は“無私の精神”や“犠牲の精神”また“善意”などの象意を持ち、肯定的にとらえるためです。
≪日本的霊性と友愛精神≫
大自然とともにある「かんながら」によって形成されていった日本的霊性は、美しく豊かな国土を持つゆえに、はぐくまれた精神性です。
大自然をベースとして、しぜんと体感し体得していったものです。
縄文人が地上に生まれて、物心がつく以前、すなわち「かみ」から在った畏れ多くも美しい大自然です。
ときに大災害を起こす畏怖すべきものですが、ふだんは豊かな食料や四季彩々の恵みを縄文人に日々もたらしてきたかみなる大自然です。
天空の日月星、地上の山川草木また動物は、日本列島では、海外に多い過酷な環境とは異なり、多様性に満ちていて縄文人らとともに「かみよ」(上代:神代)から在りて在るものです。
言い替えますと、宇宙大自然のありのままを受け入れてきたのが「かんながら」で、現代日本にも今後の宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)にも通じる、日本的霊性や友愛精神(和、絆、民度)の原点になっています。
【One Point】 和辻哲郎(1889-1960)の『風土』からも分かるように、民族性は気候風土に左右されてはぐくまれます。
日本列島は他国とは異なって、日常的には大自然を克服する労苦が少なく、受容の精神による穏やかな民族性が形成されていきました。
【ご参考:民族性:魚宮、国体:水瓶宮】
アストロロジカルに申し上げますと、「日本は何座宮」(別サイト)で触れたように、日本人の“民族性”は「魚宮」によって象徴されます。
一方、“国体”は天皇を推戴して臣民平等といった「水瓶宮」によって象徴されています。
12サイン(宮)の象意に詳しい方なら、「日本的霊性」は魚宮の象意に通じ、「友愛精神」は水瓶宮の象意に通じることをご理解できるでしょう。
≪豊かな食材に恵まれた≫
大自然と共存し次代につなげていくために、たとえば山菜を見つけても、すべてを刈り取ることはしませんでした。
来年もまた実りを採収することができるように、一部を残しておく知恵をもって、大自然との共生共存を図ってきたのです。
世界の文明発祥の常識を覆した縄文文明は、青森の三内丸山遺跡にみられるように4、5,000年以上前から栗林を人為的につくり、栗の栽培をしていたことがDNAから確認されています。
一方、西欧は作物に乏しく、狩猟生活を旨としたために、戦うことが大前提の民族性がはぐくまれていった気候風土があります。
彼らが中南米を植民地としたときに、ご当地産のジャガイモを西欧に持ち帰って栽培に成功することで、今日に知られるようになったほどです。
【One Point】 春夏秋冬、山海の多彩な食材に恵まれた日本は、アストロロジカルにみれば、戦後の現体制は“グルメ”としても象わされる「牡牛宮」に変わりました。
それゆえ快適な生活環境や妥協なき食への追及が功を奏し、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が指定されています。
≪明治に正式にご裁可≫
明治以降、皇祖神は「皇大神宮」(伊勢内宮)に祀られる「天照大御神」になりました。
天皇として初めて伊勢をご親拝された明治天皇によって、ご裁可されてからです。
現在、各地の神社やご家庭などの神棚で「天照皇大神」(あまてらす すめ おおかみ)が等しく主祭神として祀られるようになったのはそのためです。
本来の古神社は大自然の山や岩などをご神体としていました。
また、一般的に神社では、拝殿に「鏡」を置いて崇拝の対象にしているのを見かけます。
なぜでしょうか。
鏡は、自分を写すだけでなく周囲の人々も、空の日月星や大地の山川草木など大自然のすべてを写し出せるのです。
一部例外があるかもしれませんが、いわば大自然の象徴です。
それゆえ、拝殿の鏡は「かんながら」の象徴だといえます。
【One Point】 かつて武家社会では「素戔嗚尊」(すさのお の みこと)も多く祀られていました。
ヤマタノオロチを退治し、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)をもたらした“武神”でもあるからです。
その武家社会が明治維新で終わると「天照大御神」がご祭神に変わり現在に至ります。
【ご参考:随神は“かんちがい”】
「かみ」というのは、川の源にあたる上流を川上といい「かみ」です。
また、命令などお沙汰を下すお役人やお役所もお上で「かみ」と呼びます。
ご家庭で「おかみさん」といえば母親を指しますが、子供を生みだす源でもあるためです。
始原に近い存在や新たに生み出す存在を「かみ」と呼ぶのが日本です。
古代縄文においては、大自然はすべての万物を生み出す「かみ」と考えられていたようです。
「かんながら」の由来でしょう。
そのため、「かんながら」を随神や惟神と漢字を使って表記すると、“かんちがい”(神違い)に陥りかねません。
風雲! 愛知県知事選
2023.02.02
[緊急UP] ― 選挙後に時代の命運を左右 ―
◆ 2月5日投開票から始まる新しい未来の流れ
緊急アップです。
筆を起こした3日後の2月5日が投開票日の「愛知県知事選」についてです。
早急にホロスコープを作成して、ホラリー・リーディングをしてみました。
結論は、候補者以上に有権者の主体的な意識が問われるものになっていました。
そういったホロスコープもあるのです。
≪河野氏の応援演説≫
反日勢力が主催する「愛知トリエンナーレ」に資金補助をするなど、何かと話題の大村県知事です。
この構図は、昨今ネットを騒がせている問題によく似ているように感じます。
その大村氏も、今回の立候補者の一人です。
話題のワクチン大臣こと河野太郎氏が先日、名古屋入りをして大村候補の応援演説をしました。
そのヤジというかブーイングのスゴイこと。
【One Point】 現場にいたわけではないので詳細は不明ですが、ネットにアップされた動画などからは、かなりの反発が伝わってきます。
もちろん、愛知選挙区のすべてがそうだとは確認できませんが、事象は事実のようです。
≪初めてCBCテレビが放送≫
なんで、どうしてここまで強いヤジが起きたのか?
次のような事情です。
珍しく地上波の中京広域圏を放送エリアとするCBCテレビ(中部日本放送)が、次のような放送を続けていたようです。
新型コロナワクチンを接種した後の死亡や、後遺症に関して、地上波放送局で初めてCBCテレビが長期にわたって報道をしたようです。
兼ねてからネットでは話題なので、ご存じの方も多いかもしれません。
それで実状を知った名古屋市民をはじめ愛知県民が、河野太郎氏に対する憤りをぶつけたヤジのようです。
【One Point】 今月2月21日には、CBCアナウンサー著による『新型コロナワクチンの光と影 誰も報じなかった事実の記録』が、方丈社から全国の書店ならびに電子書店で発売されるというアナウンスがされていました。

3≪投開票日のホロスコープ≫
下図は、投開票日午後8時の時点のホロスコープです。

場所は県庁のある名古屋市で作成しています。
【One Point】 複雑です。
すべての可能性があるホラリー・ホロスコープです。
国政選挙などでは、通常、どちらが優勢かは案外と簡単にリーディングできます。
ですが、地域選挙ゆえでもありますが、加えて有権者の意識しだいになっています。
≪真っ向対立を象わす≫
簡単に解説しておきます。
有権者ら一般大衆を象わす「月」と、この場合、大村県知事を象徴する「太陽」は、真っ向から対立する衝(オポジション=180度)です。
これに「ドラゴンヘッド&ドラゴンテール」が矩(スクエア=90度)をとって、大十字(グランドクロス=90度×4)を形成しています。
また、宝瓶宮時代やその市民を象わす「天王星」を軸に、T矩(Tスクエア=90/90/180度)も形成されています。
有権者サイドの“意志”を象わすASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)乙女宮19度+共鳴星「水星」と、立候補者サイドのDES(Desendant:ディセンダント=下降点)魚宮19度+海王星も、お互いに象意を強めて真っ向対立を象わしています。
同時に、有権者大衆を象わす「月」+IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) と、大村知事を象徴する「太陽」+MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)も、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=120/60/120/60度)を形成しており、どちらにどう転んでもおかしくない星の配置です。
【One Point】 既存の“吉凶解釈”の占星術ではご理解できにくい解釈があると存じます。
細かい部分の解説は省略せざるをえないのでポイントのみですが、平たく申し上げますとバッチバチの激戦です。
≪新しい流れのはじまり≫
とくに、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」(第9ハウス:室)を軸にした「月」と「太陽」との矩(スクエア=90度)があり、「天王星」がASC=上昇点に上三分(アッパー・トライン=120度)をとっている意味は強烈で、この選挙が単に「愛知県知事選」に留まらず、有権者の選択が歴史的な将来を決しかねないことを象わしています。
さすがは戦国の三英傑を生んだ土地柄です。
そんなこんなから、前項の星の配置を交えてまとめますと、今回の愛知県知事選挙は、どちらが当選するしないにしても、新しい流れを生みだしていきます。
それはやがて全国的な大きなうねりとなって、のちのち、また春に予定されている統一地方選にも日本の命運を決していくような「天下戦」ともなっていくことがリーディングできます。
そのぶん、今回の投票における愛知県民の個々人の一票、また報道や動画投稿を交えた解説に日本の命運が託されているといっても過言ではないでしょう。
【One Point】 リライトも見直しもほとんどせずに緊急にぶっつけでアップした文面で申し訳ありません。
拙速ですが、機を逸するよりも良いと考えました。
誤字脱字があるかもしれませんので後日、見直します。
◆ 2月5日投開票から始まる新しい未来の流れ
緊急アップです。
筆を起こした3日後の2月5日が投開票日の「愛知県知事選」についてです。
早急にホロスコープを作成して、ホラリー・リーディングをしてみました。
結論は、候補者以上に有権者の主体的な意識が問われるものになっていました。
そういったホロスコープもあるのです。
≪河野氏の応援演説≫
反日勢力が主催する「愛知トリエンナーレ」に資金補助をするなど、何かと話題の大村県知事です。
この構図は、昨今ネットを騒がせている問題によく似ているように感じます。
その大村氏も、今回の立候補者の一人です。
話題のワクチン大臣こと河野太郎氏が先日、名古屋入りをして大村候補の応援演説をしました。
そのヤジというかブーイングのスゴイこと。
【One Point】 現場にいたわけではないので詳細は不明ですが、ネットにアップされた動画などからは、かなりの反発が伝わってきます。
もちろん、愛知選挙区のすべてがそうだとは確認できませんが、事象は事実のようです。
≪初めてCBCテレビが放送≫
なんで、どうしてここまで強いヤジが起きたのか?
次のような事情です。
珍しく地上波の中京広域圏を放送エリアとするCBCテレビ(中部日本放送)が、次のような放送を続けていたようです。
新型コロナワクチンを接種した後の死亡や、後遺症に関して、地上波放送局で初めてCBCテレビが長期にわたって報道をしたようです。
兼ねてからネットでは話題なので、ご存じの方も多いかもしれません。
それで実状を知った名古屋市民をはじめ愛知県民が、河野太郎氏に対する憤りをぶつけたヤジのようです。
【One Point】 今月2月21日には、CBCアナウンサー著による『新型コロナワクチンの光と影 誰も報じなかった事実の記録』が、方丈社から全国の書店ならびに電子書店で発売されるというアナウンスがされていました。

3≪投開票日のホロスコープ≫
下図は、投開票日午後8時の時点のホロスコープです。

場所は県庁のある名古屋市で作成しています。
【One Point】 複雑です。
すべての可能性があるホラリー・ホロスコープです。
国政選挙などでは、通常、どちらが優勢かは案外と簡単にリーディングできます。
ですが、地域選挙ゆえでもありますが、加えて有権者の意識しだいになっています。
≪真っ向対立を象わす≫
簡単に解説しておきます。
有権者ら一般大衆を象わす「月」と、この場合、大村県知事を象徴する「太陽」は、真っ向から対立する衝(オポジション=180度)です。
これに「ドラゴンヘッド&ドラゴンテール」が矩(スクエア=90度)をとって、大十字(グランドクロス=90度×4)を形成しています。
また、宝瓶宮時代やその市民を象わす「天王星」を軸に、T矩(Tスクエア=90/90/180度)も形成されています。
有権者サイドの“意志”を象わすASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)乙女宮19度+共鳴星「水星」と、立候補者サイドのDES(Desendant:ディセンダント=下降点)魚宮19度+海王星も、お互いに象意を強めて真っ向対立を象わしています。
同時に、有権者大衆を象わす「月」+IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) と、大村知事を象徴する「太陽」+MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)も、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=120/60/120/60度)を形成しており、どちらにどう転んでもおかしくない星の配置です。
【One Point】 既存の“吉凶解釈”の占星術ではご理解できにくい解釈があると存じます。
細かい部分の解説は省略せざるをえないのでポイントのみですが、平たく申し上げますとバッチバチの激戦です。
≪新しい流れのはじまり≫
とくに、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」(第9ハウス:室)を軸にした「月」と「太陽」との矩(スクエア=90度)があり、「天王星」がASC=上昇点に上三分(アッパー・トライン=120度)をとっている意味は強烈で、この選挙が単に「愛知県知事選」に留まらず、有権者の選択が歴史的な将来を決しかねないことを象わしています。
さすがは戦国の三英傑を生んだ土地柄です。
そんなこんなから、前項の星の配置を交えてまとめますと、今回の愛知県知事選挙は、どちらが当選するしないにしても、新しい流れを生みだしていきます。
それはやがて全国的な大きなうねりとなって、のちのち、また春に予定されている統一地方選にも日本の命運を決していくような「天下戦」ともなっていくことがリーディングできます。
そのぶん、今回の投票における愛知県民の個々人の一票、また報道や動画投稿を交えた解説に日本の命運が託されているといっても過言ではないでしょう。
【One Point】 リライトも見直しもほとんどせずに緊急にぶっつけでアップした文面で申し訳ありません。
拙速ですが、機を逸するよりも良いと考えました。
誤字脱字があるかもしれませんので後日、見直します。
桶狭間の戦いを読む
2022.12.10
[新ホラリー占星学] ― 信長の勝利は僥倖か戦略か ―
◆ 今川軍の敗因は大軍ゆえの短慮と油断にあった
本当のところはどうだったのでしょうか?
ほぼ天下(畿内)を掌中にした戦国覇者「織田信長」(1534-1582)。
その名を全国に轟かせる華麗なデビューとなったのが「桶狭間の戦い」(1560)だったのはご存じのとおりでしょう。
室町幕府(足利幕府)に連なる足利一門「今川義元」(1519-1560)の2万5千の大軍を、格下でうつけ(愚か者)とされた信長がわずか2千の手勢で破ったのです。
映画やテレビでは、いろいろとドラマチックに描かれますが、歴史的な事実としてはどうなのかリーディングしてみました。

≪ドラマのイメージと実際≫
映画にせよテレビにせよ、ドラマは面白く創作されたエンターテインメントです。
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」もそうですが、代表的には『汗血千里駒』(かんけつせんりのこま)や『竜馬がゆく』でお馴染みの坂本龍馬(1836-1867)のように、後者は海王星の発見(1846)直後ということもあって、創られた虚像です。
土佐の郷士(下級武士)で脱藩者の竜馬が、250年以上続いた徳川幕府を終わらせ、近代日本の幕開けとなった明治維新(1868)の立役者になるという胸のすくような活躍にファンも多いのです。
ですが、ドラマの竜馬と実際の龍馬は異なります。
薩長同盟の立役者というのも、船中八策による大政奉還(1867)というのも、龍馬ゆえではないことが史実として明らかにされており、事実、今後の歴史の教科書では、簡単な紹介に留まるようです。
【One Point】 信長の場合、史料価値が高いとされる側近の記録『信長公記』が残っています。
客観性が認められているのですが、どのように動いたということは事実でも、それがどのような思考や背景にもとづくものだったのかまで明らかにされることはありません。
【「桶狭間の戦い」までの経緯】
足利時代に越前/遠江/尾張の守護大名だった斯波氏は、戦国時代になると越前(福井県)を朝倉氏に奪われ、遠江(静岡県)を今川氏に奪われます。
やがて、尾張(愛知県)も織田氏の台頭によってお飾りになると、義元は織田信秀(1511-1552)から「うつけ」(愚か者)と評判の信長が領主になることで、尾張を攻め取ろうと知多半島のふもとの大高城を目指します。
大高城を囲む織田方の丸根砦と鷲津砦を配下の松平元康(若き徳川家康:1541-1616)らに落とさせたのを機に、待機していた沓掛城を出て大高城に進む途中の桶狭間で打ち取られます。
結果、今川は松平元康の独立によって三河までも失うことになります。
≪単なる僥倖か緻密な戦略か≫
かつて「桶狭間の戦い」の勝因は、奇襲だと考えられていました。

“桶狭間という谷間にいた今川軍に迂回して奇襲をかけ、駆け下りて攻撃したゆえに少人数でも勝てたのだ”という解釈です。
源義経の「ひよどり越え」のようにとらえられていたようですが、まったく違いました。
谷間ではなく桶狭間山という60メートルほどの丘陵で、奇襲ではなく突然の“強風”と“石水まじり”の豪雨を奇貨として進軍し、視界不良で気づかれなかったようです。
問題は、信長がどこまで作戦を立てて計画していたのかです。
また、「海道一の弓取り」と言われた義元が、なぜ戦場でやすやすと打ち取られてしまったのでしょうか。
ドラマでは、納得がいき面白くなるようにストーリーがつくられますが、信長が破れかぶれで挑んだすえの僥倖(ぎょうこう)による勝利ではなかったのか?
それとも、冷静かつ慎重に状況を読んだうえでの作戦だったのでしょうか。
【One Point】 答えは「ホロスコープ」に象わされていました。
新ホラリー占星学は「基本三数」にもとづいて解釈することから、いつも驚かされます。
総合的なリーディングが可能なので、多方面から立体的に状況をとらえることができます。
≪桶狭間の戦いのホロスコープ≫

ときは、永禄3年5月19日(1560年6月12日:ユリウス暦)の未明からお昼過ぎ。
夜明け時、名古屋の北西の清州城で「丸根砦と鷲津砦が囲まれた」との一報に接した信長は、わずか5名で城門を出て、南東の熱田まで十数キロを一気に駆け抜けます。
熱田からさらに6キロほど南東の善照寺砦に進み、兵の参集と前線からの諜報を待ち、お昼頃に今川軍から丸見えの中島砦に家臣の反対を押し切って移ります。
「兵の少ないことが今川軍にバレる」ということから反対されたのですが、これこそが“油断を誘う”ための作戦だったのかしれません。
その後、豪雨に乗じて桶狭間山(丘陵)で休憩中の今川義元を襲いました。
1時間ほどの戦いののち全国に信長の名を轟かす「大金星」を挙げます。
上掲のホロスコープは、豪雨を好機とした午後1時15分の星の配置です。
【One Point】 当時は、格式や家柄が身分や羽振りを決める時代です。
室町幕府(足利幕府)の権威失墜後とはいえ、足利一門の流れを組む今川家です。
片や織田家は今川氏が排した斯波氏の家来にすぎない家柄でした。
≪火星と木星が仇となった今川軍≫
上掲のホラリー・ホロスコープでは、今川軍は牡羊宮の共鳴星「火星」とDES=下降点に合=0度の下降星「木星」によって象わされています(赤色で表示)。
“戦闘的”ではあるのですが、猪武者のように“短慮”で、前向きではあっても“楽観的”な油断の気持ちが今川軍にあったことがリーディングできます。
海道一の弓取りとされ、格式もある名将今川義元が総大将で2万5千もの大軍です。
片やうつけと名高い信長軍はわずか2千に過ぎません。
当時の尾張は、戦国の三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)が登場前の近隣の地方で、信長といえばうつけという芳しくない評判があった時代です。
楽勝を信じ、物見遊山で参軍していた今川軍の足軽もいたことでしょう。
義元が尾張攻めの本陣とする予定の大高城を囲む織田軍の丸根砦と鷲津砦を、先陣の松平元康らが落とし、一報に接した義元本隊が沓掛城から兵を進めて桶狭間山でお昼休憩をしていた矢先の暴風雨と信長軍の襲来でした。
【One Point】 木星を大吉星と解釈するのは間違いです。
吉凶解釈自体が誤りなので、普遍化して判断すると占断ミスを招くことが起こります。
特にホラリー・ホロスコープにおいては、木星が事件や事故を招いたり、被害を大きくしたりすることがあるため要注意です。
≪双子宮の第8ハウス(室)の織田軍≫
一方、織田軍は、天秤宮の共鳴星「金星」と、ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)に上三分(アッパー・トライン=120度)の「土星」によって象わされています(青色で表示)。
また、信長の意識の深層もまた「土星」によって象徴されていて、慎重で用心深く、現実をみていたことが分かります。
楽勝気分の今川軍とは正反対です。
重要なのは、これらの星が双子宮で第8ハウス(室)に位置していることです。
この意味は、単なる僥倖で勝ったのではないことを象わします。
頭を巡らせ、周到に計算し、策を練ったうえで、巷間言われているように情報を重視するとともに、総大将今川義元の首級をあげることのみに集中して作戦を決行したことがリーディングできます。
ほかにもあるのですが、もし、今川軍が木星によるイージー気分ではなく、蟹宮の火星に三分(トライン=120度)の天王星や冥王星でなければ“大逆転”や“青天の霹靂”といった信長の大金星は起こらず、また違った結果になっていたでしょう。
【One Point】 信長は蟹宮の生まれ(太陽)です。
蟹宮は上掲のホロスコープでは「現場」を象徴し、トランシットの「火星」もまた信長の出生時の「太陽」に合=0度の時間帯でした。
そこに天王星と冥王星が大三角=120度×3をとっていることから大逆転が象わされています。
【補足】
うつけと蔑まれていた子供の頃、信長は、参軍した一部の将兵らとともに近隣の野山を遊びまわっていました。
そのことから地の利に長け、視界を遮るほどの豪雨にもかかわらず最短で義元本陣を目指せたと思われます。
◆ 今川軍の敗因は大軍ゆえの短慮と油断にあった
本当のところはどうだったのでしょうか?
ほぼ天下(畿内)を掌中にした戦国覇者「織田信長」(1534-1582)。
その名を全国に轟かせる華麗なデビューとなったのが「桶狭間の戦い」(1560)だったのはご存じのとおりでしょう。
室町幕府(足利幕府)に連なる足利一門「今川義元」(1519-1560)の2万5千の大軍を、格下でうつけ(愚か者)とされた信長がわずか2千の手勢で破ったのです。
映画やテレビでは、いろいろとドラマチックに描かれますが、歴史的な事実としてはどうなのかリーディングしてみました。

≪ドラマのイメージと実際≫
映画にせよテレビにせよ、ドラマは面白く創作されたエンターテインメントです。
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」もそうですが、代表的には『汗血千里駒』(かんけつせんりのこま)や『竜馬がゆく』でお馴染みの坂本龍馬(1836-1867)のように、後者は海王星の発見(1846)直後ということもあって、創られた虚像です。
土佐の郷士(下級武士)で脱藩者の竜馬が、250年以上続いた徳川幕府を終わらせ、近代日本の幕開けとなった明治維新(1868)の立役者になるという胸のすくような活躍にファンも多いのです。
ですが、ドラマの竜馬と実際の龍馬は異なります。
薩長同盟の立役者というのも、船中八策による大政奉還(1867)というのも、龍馬ゆえではないことが史実として明らかにされており、事実、今後の歴史の教科書では、簡単な紹介に留まるようです。
【One Point】 信長の場合、史料価値が高いとされる側近の記録『信長公記』が残っています。
客観性が認められているのですが、どのように動いたということは事実でも、それがどのような思考や背景にもとづくものだったのかまで明らかにされることはありません。
【「桶狭間の戦い」までの経緯】
足利時代に越前/遠江/尾張の守護大名だった斯波氏は、戦国時代になると越前(福井県)を朝倉氏に奪われ、遠江(静岡県)を今川氏に奪われます。
やがて、尾張(愛知県)も織田氏の台頭によってお飾りになると、義元は織田信秀(1511-1552)から「うつけ」(愚か者)と評判の信長が領主になることで、尾張を攻め取ろうと知多半島のふもとの大高城を目指します。
大高城を囲む織田方の丸根砦と鷲津砦を配下の松平元康(若き徳川家康:1541-1616)らに落とさせたのを機に、待機していた沓掛城を出て大高城に進む途中の桶狭間で打ち取られます。
結果、今川は松平元康の独立によって三河までも失うことになります。
≪単なる僥倖か緻密な戦略か≫
かつて「桶狭間の戦い」の勝因は、奇襲だと考えられていました。

“桶狭間という谷間にいた今川軍に迂回して奇襲をかけ、駆け下りて攻撃したゆえに少人数でも勝てたのだ”という解釈です。
源義経の「ひよどり越え」のようにとらえられていたようですが、まったく違いました。
谷間ではなく桶狭間山という60メートルほどの丘陵で、奇襲ではなく突然の“強風”と“石水まじり”の豪雨を奇貨として進軍し、視界不良で気づかれなかったようです。
問題は、信長がどこまで作戦を立てて計画していたのかです。
また、「海道一の弓取り」と言われた義元が、なぜ戦場でやすやすと打ち取られてしまったのでしょうか。
ドラマでは、納得がいき面白くなるようにストーリーがつくられますが、信長が破れかぶれで挑んだすえの僥倖(ぎょうこう)による勝利ではなかったのか?
それとも、冷静かつ慎重に状況を読んだうえでの作戦だったのでしょうか。
【One Point】 答えは「ホロスコープ」に象わされていました。
新ホラリー占星学は「基本三数」にもとづいて解釈することから、いつも驚かされます。
総合的なリーディングが可能なので、多方面から立体的に状況をとらえることができます。
≪桶狭間の戦いのホロスコープ≫

ときは、永禄3年5月19日(1560年6月12日:ユリウス暦)の未明からお昼過ぎ。
夜明け時、名古屋の北西の清州城で「丸根砦と鷲津砦が囲まれた」との一報に接した信長は、わずか5名で城門を出て、南東の熱田まで十数キロを一気に駆け抜けます。
熱田からさらに6キロほど南東の善照寺砦に進み、兵の参集と前線からの諜報を待ち、お昼頃に今川軍から丸見えの中島砦に家臣の反対を押し切って移ります。
「兵の少ないことが今川軍にバレる」ということから反対されたのですが、これこそが“油断を誘う”ための作戦だったのかしれません。
その後、豪雨に乗じて桶狭間山(丘陵)で休憩中の今川義元を襲いました。
1時間ほどの戦いののち全国に信長の名を轟かす「大金星」を挙げます。
上掲のホロスコープは、豪雨を好機とした午後1時15分の星の配置です。
【One Point】 当時は、格式や家柄が身分や羽振りを決める時代です。
室町幕府(足利幕府)の権威失墜後とはいえ、足利一門の流れを組む今川家です。
片や織田家は今川氏が排した斯波氏の家来にすぎない家柄でした。
≪火星と木星が仇となった今川軍≫
上掲のホラリー・ホロスコープでは、今川軍は牡羊宮の共鳴星「火星」とDES=下降点に合=0度の下降星「木星」によって象わされています(赤色で表示)。
“戦闘的”ではあるのですが、猪武者のように“短慮”で、前向きではあっても“楽観的”な油断の気持ちが今川軍にあったことがリーディングできます。
海道一の弓取りとされ、格式もある名将今川義元が総大将で2万5千もの大軍です。
片やうつけと名高い信長軍はわずか2千に過ぎません。
当時の尾張は、戦国の三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)が登場前の近隣の地方で、信長といえばうつけという芳しくない評判があった時代です。
楽勝を信じ、物見遊山で参軍していた今川軍の足軽もいたことでしょう。
義元が尾張攻めの本陣とする予定の大高城を囲む織田軍の丸根砦と鷲津砦を、先陣の松平元康らが落とし、一報に接した義元本隊が沓掛城から兵を進めて桶狭間山でお昼休憩をしていた矢先の暴風雨と信長軍の襲来でした。
【One Point】 木星を大吉星と解釈するのは間違いです。
吉凶解釈自体が誤りなので、普遍化して判断すると占断ミスを招くことが起こります。
特にホラリー・ホロスコープにおいては、木星が事件や事故を招いたり、被害を大きくしたりすることがあるため要注意です。
≪双子宮の第8ハウス(室)の織田軍≫
一方、織田軍は、天秤宮の共鳴星「金星」と、ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)に上三分(アッパー・トライン=120度)の「土星」によって象わされています(青色で表示)。
また、信長の意識の深層もまた「土星」によって象徴されていて、慎重で用心深く、現実をみていたことが分かります。
楽勝気分の今川軍とは正反対です。
重要なのは、これらの星が双子宮で第8ハウス(室)に位置していることです。
この意味は、単なる僥倖で勝ったのではないことを象わします。
頭を巡らせ、周到に計算し、策を練ったうえで、巷間言われているように情報を重視するとともに、総大将今川義元の首級をあげることのみに集中して作戦を決行したことがリーディングできます。
ほかにもあるのですが、もし、今川軍が木星によるイージー気分ではなく、蟹宮の火星に三分(トライン=120度)の天王星や冥王星でなければ“大逆転”や“青天の霹靂”といった信長の大金星は起こらず、また違った結果になっていたでしょう。
【One Point】 信長は蟹宮の生まれ(太陽)です。
蟹宮は上掲のホロスコープでは「現場」を象徴し、トランシットの「火星」もまた信長の出生時の「太陽」に合=0度の時間帯でした。
そこに天王星と冥王星が大三角=120度×3をとっていることから大逆転が象わされています。
【補足】
うつけと蔑まれていた子供の頃、信長は、参軍した一部の将兵らとともに近隣の野山を遊びまわっていました。
そのことから地の利に長け、視界を遮るほどの豪雨にもかかわらず最短で義元本陣を目指せたと思われます。
安倍元首相へデジタル献花
2022.08.31
[国葬まで可能] ― 1週間で約10万人ベース ―
◆ 誰でも無料で献花と匿名でのメッセージが可能
【安倍元総理デジタル献花プロジェクト】
URL https://offering-flower.com/
安倍晋三元首相に対する弔意や感謝の気持ちを、ネット上で誰でも無料で行なえる「デジタル献花」が四十九日にあたる8月25日から始まりました。
20~30代の若手経営者らを中心とした有志が立ち上げたもので、国葬が行われる9月27日までです。
皆さまのメッセージ(匿名、年齢)は、昭恵夫人に届けられるとのことです。
25日の朝、ネットをタグってアクセスすると、すでに1名のかたが献花をされていました。
すると、その日のうちに1万を超え、月末の8月31日現在10万ベースで献花とメッセージが寄せられています。
【献花の仕方】
上記のURLにアクセスされると、BGM選択画面ののち、次のようなメイン画面が表示されます。

右上の丸い「献花する」のアイコンを直接クリックされてもいいし、その下の「デジタル献花プロジェクトとは?(趣意)」をクリックされて、読了後、その最下段にある「献花する」から進まれても可能です。
すると、下図のようなメッセージと下部から献花する花を選ぶことができる画面が出てきます。

メッセーなどをご自由にご記入され、献花する花を選ばれて「同意する」にチェックを入れ、最後に「入力内容を確認する」で完了です。
【メッセージを読む】
メイン画面で、献花されたそれぞれの花をクリックすると、個々のメッセージを読むことができます。
ざっと見たかぎり10代~80代まで多くのかたが献花をされ、メッセージを残されていました。
一部を以下ピックアップして記載いたしました。
台湾への友情と支援に感謝します
(以下匿名省略) 40歳
日本のため世界のためご尽力ありがとうございました。
必ず後輩がより良い社会を構築してくれると思いますので、背中を押してください
お疲れ様でした。
76歳
安倍さんの遺志を継いで、この日本を立派な国にしたい。困っている国を助けられるような、国際社会でリーダーシップを発揮できる国。どこかの国のように近隣諸国の富を狙わないまっとうな国。
59歳
トランプさんと安倍さんの時代がとても好きでした、左寄りのメディアばかり見ていて洗脳されてましたが今はネットで何が本当か分かりました、日本のために今までありがとうございました、安らかにお眠りください。
53歳
安倍元総理の種まきの成果が出るように日々を過ごしていきたいと思います。いつも暖かい笑顔ありがとうございました。
50歳
天上でのご活躍を祈願さいます。
感謝もうしあげます。
80歳
わたしの知っている もっとも信頼できる政治家でした
日本を取り戻すために 奔走してくださったこと忘れません
これからはわたしたちが よりよい未来のために力を尽くします
長いあいだありがとうございました どうぞ安らかに
58歳
安倍さんが亡くなられ、反安倍派が騒げば騒ぐほど、安倍さんがなさってくださったことが浮き彫りになり、感謝の気持ちでいっぱいになるとともにそれを知らずにいた自分が恥ずかしくなります。
ありがとうございました。
安らかにお休みください。
ピアノ演奏もありがとうございました。
62歳
貴方のおかげで、日はまた昇ることでしょう。感謝してもしきれません。
22歳
安倍さん、ありがとうございました。
私もあなたがいれば、この日本はなんとかなると思っていました。
しかしあなたはもういませんが、あなたが残してくださった道筋、この国が美しい国になる様、それを子供達に残せる様、出来ることをさせて頂こうと思います。
どうぞ見守っていてください。
55歳
安倍元総理は平成から令和にかけて、最も日本に尽くしてくださった方々の一人だと思います。
このような形でお亡くなりになったことは本当に残念でなりませんが、これからは次の世代の人間たちが日本を美しい国にするために闘っていくので、どうか天から見守っていてください。
27歳
安倍晋三様
政治に疎い私が、安倍元総理のお陰でこの先の日本をよく理解し勉強しようと思える事ができました。
安倍さんがいてくれたお陰でこれから先の日本にも希望を持つ事が出来ました。
人柄の良さ、国のトップに立つべき力を持った方、伝えたい事が沢山ありますがとにかく安らかに、ゆっくり疲れをとってお休みください。
ありがとうございました。
38歳
安倍総理が外交面で残した実績は計り知れません。また、gotoキャンペーンにより、コロナの影響でダメージを受けた観光業がどれほど救われたか、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
25歳
僕にも希望を持つことが出来ましたよ。
42歳
……以下、皆さまでご確認ください。
【ご参考:Acquisition Information】
「安倍元総理デジタル献花プロジェクト」実行委員会(以下当会)が取得する情報について
1. 当会が取得する情報
・アカウント名、ニックネーム
・年齢
・弔辞 安倍元総理へのメッセージ
・IPアドレス
2. IPアドレスの利用について
複数回/連続投稿を制限する目的のみに利用致します。
当会が取得した情報は、ご親族へ皆さまからお預かりした弔意をお伝えし、当会のサイトを閉鎖した後に削除致します。
ご親族の方へ弔意をお伝えする日時とサイトの閉鎖期日については当会Twitterアカウント(@arigato_abesan)よりご案内いたします。
以上についてご不明な点がございましたら、 digital.flower.offering@gmail.com までご連絡下さい。
◆ 誰でも無料で献花と匿名でのメッセージが可能
【安倍元総理デジタル献花プロジェクト】
URL https://offering-flower.com/
安倍晋三元首相に対する弔意や感謝の気持ちを、ネット上で誰でも無料で行なえる「デジタル献花」が四十九日にあたる8月25日から始まりました。
20~30代の若手経営者らを中心とした有志が立ち上げたもので、国葬が行われる9月27日までです。
皆さまのメッセージ(匿名、年齢)は、昭恵夫人に届けられるとのことです。
25日の朝、ネットをタグってアクセスすると、すでに1名のかたが献花をされていました。
すると、その日のうちに1万を超え、月末の8月31日現在10万ベースで献花とメッセージが寄せられています。
【献花の仕方】
上記のURLにアクセスされると、BGM選択画面ののち、次のようなメイン画面が表示されます。

右上の丸い「献花する」のアイコンを直接クリックされてもいいし、その下の「デジタル献花プロジェクトとは?(趣意)」をクリックされて、読了後、その最下段にある「献花する」から進まれても可能です。
すると、下図のようなメッセージと下部から献花する花を選ぶことができる画面が出てきます。

メッセーなどをご自由にご記入され、献花する花を選ばれて「同意する」にチェックを入れ、最後に「入力内容を確認する」で完了です。
【メッセージを読む】
メイン画面で、献花されたそれぞれの花をクリックすると、個々のメッセージを読むことができます。
ざっと見たかぎり10代~80代まで多くのかたが献花をされ、メッセージを残されていました。
一部を以下ピックアップして記載いたしました。
台湾への友情と支援に感謝します
(以下匿名省略) 40歳
日本のため世界のためご尽力ありがとうございました。
必ず後輩がより良い社会を構築してくれると思いますので、背中を押してください
お疲れ様でした。
76歳
安倍さんの遺志を継いで、この日本を立派な国にしたい。困っている国を助けられるような、国際社会でリーダーシップを発揮できる国。どこかの国のように近隣諸国の富を狙わないまっとうな国。
59歳
トランプさんと安倍さんの時代がとても好きでした、左寄りのメディアばかり見ていて洗脳されてましたが今はネットで何が本当か分かりました、日本のために今までありがとうございました、安らかにお眠りください。
53歳
安倍元総理の種まきの成果が出るように日々を過ごしていきたいと思います。いつも暖かい笑顔ありがとうございました。
50歳
天上でのご活躍を祈願さいます。
感謝もうしあげます。
80歳
わたしの知っている もっとも信頼できる政治家でした
日本を取り戻すために 奔走してくださったこと忘れません
これからはわたしたちが よりよい未来のために力を尽くします
長いあいだありがとうございました どうぞ安らかに
58歳
安倍さんが亡くなられ、反安倍派が騒げば騒ぐほど、安倍さんがなさってくださったことが浮き彫りになり、感謝の気持ちでいっぱいになるとともにそれを知らずにいた自分が恥ずかしくなります。
ありがとうございました。
安らかにお休みください。
ピアノ演奏もありがとうございました。
62歳
貴方のおかげで、日はまた昇ることでしょう。感謝してもしきれません。
22歳
安倍さん、ありがとうございました。
私もあなたがいれば、この日本はなんとかなると思っていました。
しかしあなたはもういませんが、あなたが残してくださった道筋、この国が美しい国になる様、それを子供達に残せる様、出来ることをさせて頂こうと思います。
どうぞ見守っていてください。
55歳
安倍元総理は平成から令和にかけて、最も日本に尽くしてくださった方々の一人だと思います。
このような形でお亡くなりになったことは本当に残念でなりませんが、これからは次の世代の人間たちが日本を美しい国にするために闘っていくので、どうか天から見守っていてください。
27歳
安倍晋三様
政治に疎い私が、安倍元総理のお陰でこの先の日本をよく理解し勉強しようと思える事ができました。
安倍さんがいてくれたお陰でこれから先の日本にも希望を持つ事が出来ました。
人柄の良さ、国のトップに立つべき力を持った方、伝えたい事が沢山ありますがとにかく安らかに、ゆっくり疲れをとってお休みください。
ありがとうございました。
38歳
安倍総理が外交面で残した実績は計り知れません。また、gotoキャンペーンにより、コロナの影響でダメージを受けた観光業がどれほど救われたか、感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
25歳
僕にも希望を持つことが出来ましたよ。
42歳
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以上についてご不明な点がございましたら、 digital.flower.offering@gmail.com までご連絡下さい。