大十字=90度×4の秘密
2024.02.17
[グランド・クロス] ― アスペクト完璧講座 第10回 ―


★ 生きている以上は誰もが「大十字=90度×4」を持つ ★




次回2月の「アスペクト完璧講座」第10回のご案内兼用です。

ホロスコープ・リーディングはアスペクト・リーディングと言い換えることができます。

宇宙森羅の最小象徴数=12数の「数理法則」に基づいて、毎月1回12種類のアスペクトと共鳴する「数理」の解説また当該アスペクトの相性や運勢変化(星のディレクション)への象意展開などを網羅的にお届けする「アスペクト完璧講座」も残り3回です。

次回2月のテーマ「大十字(グランドクロス=90度×4)」と、3月のテーマ「神秘十字(ミスティック・レクタングル=120/60/120/60度)、最後は4月のテーマ「大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)」です。

お好きなアスペクトのみの単発でも全講座のご受講でも可能なフレキシブルな講座です。



《 12種類の代表的なアスペクト 》

ハッキリといえます。

アスペクトの象意を知らなければ、ホロスコープ・リーディングは不可能です。

ただし、すべてのアスペクトの象意を知る必要はありません。

宇宙森羅の最小象徴数は12数なので、単独アスペクトの6種類とアスペクト・パターンの6種類、合計12種類の代表的なアスペクトを知れば十分です。

初心者の方であれば、「そのアスペクトは知らない、ゴメン!」で済みますが、プロになるほど出現する可能性の低いアスペクト・パターンであっても、いちおうはおさえておく必要が生じます。

逆に申し上げますと、“ホロスコープ占い”こと既存の現代占星術は頻度の少ないアスペクト・パターンほど解釈が困難で苦手とします。

なぜなら、ホロスコープ理論がないため、いろんなケースから帰納法的に主観で推測し、さらには正しいかどうかを逐次、確認する必要があるためです。

ところが、その実例となる“サンプル”が少ないアスペクト・パターンになるほど象意の精度が激落ちします。


【One Point】 宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」は異なります。

なぜなら、ホロスコープが拠って立つ宇宙に基づいて、誰もがご納得の根幹法則「基本三数」によってご自身の地頭と感性で、演繹的に応用した解釈ができる客観性を持つからです。




《 誰もが持つ大十字=90度×4 》

複雑なアスペクト・パターンになるほど目にすることが少なくなります。

たとえば、たった3つの構成要素がお互いに三分(トライン=120度)をとる「大三角(グランドトライン=120度×3)」もそうで、意外と多くはありません。

一方、許容度数(オーブ)の範囲で4つの構成要素がお互いに矩(スクエア=90度)をとる「大十字(グランドクロス=90度×4)」は、星のみに限定すれば少ないのですが、実は誰もが持ちます。

“夢”見る海王星の影響を受けた“ホロスコープ占い”こと現代の占星術から見えてくることは、ほぼありません。

「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルトでの出力が影響しているためです。

現代占星術はもちろんソフトの作成者ご自身が、ハウス・システムに対するご理解が不足しているのか、プログラミングが極度に難しいからか…。

そういう事情がありまして、大十字=90度×4の象意は誰もが持ってごくふつうに暮らしています。

ここにホロスコープと大十字=90度×4の秘密があります。


【One Point】 「大十字=90度×4」を“大凶座相”と解釈すれば、人生は“大凶”ということになってしまいます。

事実は逆で、“大凶座相”などではありませんし、一見、そのように見えたとしても、社会の発展や個々人にとって、なくてはならない象意を秘めています。




《 4種類の構成要素 》

そのような「大十字=90度×4」が次回2月の「アスペクト完璧講座」第10回のテーマです。

少しヒントを書いておきます。

一般に「ホロスコープ作成ソフト」で標準的に出力されたものを「ホロスコープってそういうもの」と思われている占星師は絶対にご理解することができません。

完全に基礎知識の欠如で、占断以前の大問題なのですが、“ホロスコープ占い”では許容されています。

それと類似で、「星」をいくら読んでもホロスコープ・リーディングにはなりません。

占星術を勉強して象意を覚えても深まらないのです。

なぜなら、ホロスコープはサイン(宮)、ハウス(室)、アスペクト(位相、座相:局面)、プラネット(星)と、4種類の構成要素で成り立っているためです。

構成要素のすべてを関連付けて世界に2つと同じものがない当該ホロスコープの複合アスペクトによって、唯一の“局面”(また「星のディレクション」)がもたらされるためです。

時事刻々と変化する構成要素の相対的な位置関係の変化「アスペクト」とともに象意がもたらされていくためです。



【One Point】 「アスペクト完璧講座」が重要な由縁です。

ホロスコープに応じて千変万化の複合アスペクトが形成されていきますので、それを12種類の代表的なアスペクトの象意から、臨機応変に解釈すれば、「ホロスコープ・リーディング」になります。




《 ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール 》

さて、個々のホロスコープには必ず、3つの衝(オポジション=180度)があります。

どのホロスコープでもそうです。

そのうちの2つは、ハウスシステムのホロスコープにおける“基本軸”で、必ず大十字=90度×4を形成し、屋台骨となっています。

もう一つは、地球の公転軌道である「黄道」と、月の軌道の「白道」の2つの交点(ノード)で別名「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の衝=180度です。

両者は“太陽の通り道”と表現される「黄道」(地球の公転軌道)上を逆回りに約18.6年をかけて移動していきます。

ちなみに“ホロスコープ占い”では、ジョーティッシュ(インド占星術)の“龍頭/龍尾”という表現を嫌ってか単にノード(交点)と称することがあります。


【One Point】 ただし、「交点」(ノード)というのはすべてのプラネット(惑星)に軌道傾斜角があるゆえに必ず2つ持ちます。

当アストロロジーでは、太陽と月の交点(ノード)に限定し混乱を避けるため、「ドラゴン・ヘッド/ドラゴン・テール」と呼称しています。



《 「アスペクト完璧講座」の概要 》

単独のアスペクト、また単独アスペクトが複合した基本のパターン「アスペクト・パターン」を、どなたでも簡単に象意を理解して実践に適用できるようにお届けするのが、「アスペクト完璧講座」です。

12種類のアスペクトは次のとおりです。

【講座構成と配信日】

第1回 合(コンジャクション=0度) …5月25~31日 配信済み
第2回 衝(オポジション=180度) …6月25~30日 配信済み
第3回 三分(トライン=120度) …7月25~31日 配信済み
第4回 矩(スクエア=90度) …8月25~31日 配信済み
第5回 五分(クインタイル=72度) …9月25~30日 配信済み
第6回 六分(セクスタイル=60度) …10月25~31日 配信済み
第7回 調停(メディエーション=60/120/180度) …11月25~30日 配信済み
第8回 YOD(ヨッド=150/150/60度) …12月25~31日 配信済み
第9回 大三角(グランドトライン=120度×3) …1月25~31日 配信済み
第10回 大十字(グランドクロス=90度×4) …2月25~29日 ※次回配信
第11回 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120) …3月25~30日
第12回 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6) …4月25~31日

                                    以 上

【One Point】 お申し込みは「講座お申込みフォーム」からお願いいたします。

疑問点がありましたら、メッセージ欄にご記入することができます。

直メールをご存じの方は、直接お問い合せお申し込みをされてもかまいません。











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