結党記者会見を読む
2023.10.21
[日本保守党] ― 名実とものスタートの成功 ―


「ASC=上昇点」が変わってバブルから現実の政党へ



当日は、午後4時半ころから「日本保守党結党記者会見」がはじまりました。

どんなものか「ホラリー・ホロスコープ」でみてみました。

河村たかし名古屋市長が共同代表に就任するというサプライズがあり、ご本人登場となった午後5時前後に、ASC(Ascendant アセンダント=上昇点)が「牡羊宮」から「牡牛宮」に変わったことが、結党の成功であり今回のリーディングでは最重要です。

なぜなら、元国会議員で現役市長が共同代表として登場したことによって、実体なき“バブル人気”の政党から、名実ともの“現実政党”へのスタートになったためです。

同時に、“政権”を狙えるとともに“既成権力”から敵対視されることが象わされたホロスコープに変わりました。






《 最初は“バブリー”だった 》

百田新党(仮)が発表された際のホラリー・ホロスコープ「「百田新党」(仮)ってどうよ」には、あえて書きませんでしたが“バブル政党”が象わされていました。

旧ツイッターこと「X」のフォロワー数が「20万を超えたら党名を発表する」という百田氏お得意の“あおり”もあって、フォロワー数はうなぎ上りに増え続け、既存の政党をあっというまに超えて自民党に迫る勢いです。

まだ、政党としての実体はないので“バブル人気”でしかありませんでした。

その後、「日本保守党」の正式党名発表とともに、党員募集を募ると、これまた「初めて政治に参加し党員になった」という方々を含めて、17日の「結党パーティー券」は1時間で売り切れ、記者会見の時点で党員は4万8千人となっていました。

リベラル化した“岸田自民”への失望が大きく、「日本保守党」への期待が大きいことが分かります。


【One Point】 下掲の記者会見が始まった時点のホロスコープは、期待は高くても“バブル感”が否めませんでした。

ただ、主催者側をリーディングすると、現実に根づいた構想や計画を持っていることが象わされていたのです。




《 会見当初のホロスコープ 》

5時ころを境に、ASC=上昇点が「牡羊宮」から「牡牛宮」に変わりはじめました。

「基本三数リーディング」をご存じの方はお分かりだと存じますが“現実味”を増してきたのです。

ちょうど、共同代表に就任する河村たかし氏と名古屋市元副市長の広沢一郎氏が登壇した時間帯です。

まずは「結党記者会見」がはじまった時点(4時30分)のホロスコープをご高覧ください。



先の記事「「百田新党」(仮)ってどうよ」に掲載したホロスコープと同じように「太陽」がYOD(ヨッド=150/150/60度)の頂点です。

先回は、IC(Imum Coeli イムン・コエリ=天底:北中点)に合(コンジャンクション=0度)の「冥王星」とともに、百田氏らの“やむにやまれぬ”「新党立ち上げ」の想いがリーディングできました。

底辺の星は、土星外惑星(トランス・サタニアン)のコンビで「海王星」と「天王星」です。

これは双魚宮時代から宝瓶宮時代への変化を象徴しています。


【One Point】 当サイトに掲載しているオリジナルのホロスコープは、「ホロスコープ作成ソフト」をベースにしつつも現実どおりに、MC=南中点とIC=北中点を結ぶラインを垂直に作成しなおしています。

ハウスホイールです。




《 会見のメインイベントタイム 》

上掲のホロスコープは、内面にファイトを秘めつつも、穏やかに広く実社会にご理解を求める記者会見の意図が示されています。

現実の結果が求められる政治の世界へ進出する“強く忍耐強い意志”を伴なっています。

「牡羊宮」のASC=上昇点は“意志”や“ファイト”を象わし、「牡牛宮」のASC=上昇点に変わったことで“実体”や身近な“現実”を象わすことになります。

一方、有権者大衆側は、現実よりも“夢”を記者会見当初は描いており、まだ“バブリー気分”だったことがリーディングできます。

ところが、記者会見がはじまって30分ほど経った5時ごろから、様相が変わってきました。

ASC=上昇点が「牡羊宮」から「牡牛宮」の影響圏へと移りはじめたからです。

「結党記者会見」のメイン・イベントのお時間です。



【One Point】 時間とともに変化する「ホラリー・リーディング」は、初めての公開になります。

当該イベントの開始時のディレクションを引き継ぎつつ、案外と重要なリーディング・ポイントとなることが多々あります。




《 会見終盤のホロスコープ 》

5時15分には、ASC=上昇点は完全に「牡牛宮」に変わりました。

その後、会見終盤となった“宴たけなわ”の5時30分のホロスコープが下掲です。



開始時のホラリー・ホロスコープとの大きな違いは、「火星&DES=下降点」の合=0度で、“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」が下三分(ロウアートライン=120度)をとりはじめたことです。

バブリーから“実体”を伴なった政党への志向が象わされはじめたのです。

すなわち、“やむをえない衝動”による“夢”や“願望”に留まることなく、現実を変えていく目的がリーディングできるようになりました。


【One Point】 上掲の2つのホロスコープを見比べれば一目瞭然です。

わずか30分から1時間の違いですが、“理念”から“実体”へ名実ともの結党記者会見となりました。

このような時間帯を選出したことは、“天運”が働いていることを象わしています。




《 既成権力との暗闘も在り 》

さらに、お二人もおっしゃっていたように、5年後10年後を見据えて地に足が着いていることを象わします。

もう一つの大きな変化は、「冥王星」がMC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)に合(コンジャクション=0度)をとりはじめたことです。

「現実政治」の“テッペン”が視野に入ったことを象わします。

同時に「冥王星」を軸に、「太陽&水星&ドラゴンテール」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)と「ドラゴンヘッド」の衝(オポジション=180度)とのT矩(Tスクエア=90/90/180度)が、顕著になりました。

“国家権力”すなわち政権与党との明確なスタンスの違いが象わされており、“バブルからバトル”へと試合開始のゴングが鳴ったかのようです。

既成権力による“日本保守党潰し”や“妨害”の動きが、陰に陽に行なわれていくことになります。

もっとも、陰ながら一般大衆有権者の支持や応援が「月/海王星/IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) 」の位置関係などから示唆されています。


【One Point】 偏向マスコミや左翼政党は、現在、黙認的に静観中です。なぜなら“保守分裂”や“自民党弱体化”を願う思惑を秘めているためです。

もちろん、奈辺の考えなど承知の百田氏や有本氏です。












「12室の住人たち」
2023.10.19
[新企画講座] ― 基礎から学ぶハウス(室)の象意 ―


ホロスコープの基礎「12ハウス(室)」の実際の象意



新企画講座『12室の住人たち』は、「基礎から学ぶホロスコープ」の12ハウス(室)の象意解釈編です。

ホロスコープが成り立つ「12ハウス(室)」のセオリーをPDFの図説テキストでお届けいたします。

「基本点」が重要な「快気御礼! スーパー講座」(基本三数リーディング講座:ホラリー版)の第2弾ともなるものです。

なぜなら、「基本三数リーディング」は12ハウス(室)の4つの「基本点」が重要なポイントとなっているため、12ハウス(室)の象意のご理解は欠かせません。

12数による「数理法則」の“解釈メソッド”から、分かりやすく図説をもってお届けする新企画のテキスト講座です。



【ご参考:「セオリー」と「メソッド」】

●セオリー[theory]
仮説を含めた「理論」や「定石」また「公式」などの「確立された方法」のことです。
また「最善の方法・手段」などを意味し、「物事の基礎(基本)」といった意味で使われることがあります。
語源は、ギリシャ語の「theoria」で「見ること」「見解」という意味から、“自分の意見”でも「〇〇理論」(△△ theory)と訳されることがあります。

●メソッド [method]
ここでは、解釈の「方法、手法、やり方、基本の方式」などを意味します。



《 『12室の住人たち』の要点 》

当該『12室の住人たち』のポイントは、次のようになります。

1、基礎
ホロスコープは、地上の出生地から見た不動の「12ハウス(室)」が基礎(ベース)になっていることをご理解ください。

2、不得手
西洋占星術が最も不得手としている「12ハウス(室)」のご理解なので、誤解も多いと存じますが、正しく補ってなお余りある内容です。

3、数理法則
主観的な過去の解釈は、いずれ限界が生じますので、客観的な宇宙森羅の最小象徴数=12数「数理法則」から“本意”(基本の象意、ほんとうの象意)をもってお届けいたします。

4、謝恩企画
「快気御礼! スーパー講座」(基本三数リーディング講座:ホラリー版)の、いわば“続編”ともなる内容で、なおかつセオリー公開と謝恩の期間限定特価です。

一般の「ハウスシステム」を用いたホロスコープ全般においても、12ハウス(室)のご理解に基本の内容です。

古典解釈(疑似科学)ベースの象意解釈ではありませんが、12ハウス(室)そのもののご理解は「基本三数」を伴ない一部“継承”するカタチになります。


【One Point】 1.サイン(宮)、2.ハウス(室)、3.アスペクト(座相)、4.プラネット(星)が、ホロスコープの四大構成要素です。

この中で不変なのは、出生地からみた12ハウス(室)のみです。それゆえ正しいホロスコープのベースになっています。




《 PDFテキストの表紙サンプル 》

新企画講座『12室の住人たち』は、A4サイズ(210mm×297mm)を横にしたテキストになります。

パソコンなどのモニター画面での視読性を考慮したためです。

初歩からの分かりやすい解説と図説ですので、どなたでも楽しめます。



上図は、トビラとなる表紙を含めた最初の3ページの画像です。

全ページとも拡大してもキレイなベクター形式のPDFです。

文字はアウトライン化していますので、文字化けすることなく、どんなに拡大しても細部まで視認できる明瞭性が特徴です。

ただし、ごく一部の“イメージ写真”の部分は異なりますので、ご了承をお願い申し上げます。

データサイズを考えて、重すぎず粗すぎない解像度にしました。

なお、初学者には煩雑になりますので、「星のディレクション」(運勢変化)に関する12ハウス(室)の解釈は掲載を控え、一般的なホロスコープ(出生天球図)のハウス(室)解説をメインにしています。


【One Point】 ちなみに、「星のディレクション」というのは現代占星術では用いられないメソッドです。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”と共鳴する「運勢変化」や「時代変化」をリーディングするものです。



【決まっていない「ハウスシステム」】

西洋占星術には、代表的なものだけでも、10種類以上もの「ハウスシステム」があります。

コッホ、プラシーダス、レジオモンタナス、キャンパナスをはじめとした「12ハウス(室)」を規定するハウスシステムです。

違いは、たとえば天の赤道などを基準に時間によって12区分するか、それとも空間によって区分するのか、さまざまです。

四角いホロスコープの時代はともかく、近代天文学が発達して以降、19世紀後半の現代占星術からは丸いホロスコープの時代です。

ところが、どれが正しい「ハウスシステム」なのか、いまだに定まっていません。

お答えは、原点に帰れば明白なのですが、個々の出生地に応じてプログラミングするのは難しいようです。

現状、どのハウスシステムを用いるのかは、個々人の判断に委ねられている現状です。




《 ご受講要綱のご案内 》

お申し込みとご受講の要項のご案内です。

先の「快気御礼! スーパー講座」は、1週間限定のお申し込み期間ながら“秘技”となるメソッド公開ということもあって、終了後にもお問い合せをいただきました。

踏まえて、『12室の住人たち』は約20日間(今月中)の期間限定とさせていただきます。

この間のお申し込みは、謝恩価格の4万円(税込)です。

年の瀬を2か月後に控えて、ご多忙な方も多いと存じますので、お時間をとらせないよう「簡にして要」を心掛けました。

やさしく中身の濃い『12室の住人たち』に仕上げ、お届けは、数字の並びが良い翌月11月1日(111)~11月11日(1111)です。

ZIP形式の「圧縮フォルダ」ですので、どなたにでも開けます。


【One Point】 12ハウス(室)の4つの「基本点」は Angle(アングル:角)と呼ばれます。

そのなのとおり、ホロスコープの基本となる“象意の曲がり角”だからです。

現在は言葉が残るのみですが「基本三数」により正しくお伝えします。




《 ホロスコープ解釈の最新理論 》

さて、ここ20年ほどは、「ホロスコープ作成ソフト」によって、だれでも瞬時にホロスコープが出力できるようになりました。

喜ばしいことですが、手作業での作成が不要になったことから、大きな弊害も生じています。

昨今の占星師の中に、「ホロスコープの基礎知識」に欠けた方が案外と多くいらっしゃることです。

たとえば、基本点を結ぶタテ軸は、頭上と足元をつなぐ「垂直」であることを、なんとご存じない方がいると聞きました。

プログラミングの便宜上、12サイン(宮)のほうを30度ずつメインにしているためです。


【One Point】 実は「ホロスコープ作成ソフト」の中には、現実の位置関係どおりに、ハウスホイールで正しく出力できるものもあります。

「ハウスホイール」というのは、12ハウス(室)のほうを30度ずつに正しく表示するものです。




《 現代版の最先端“四大元素説”? 》

かつて、西洋占星術に行き詰まりを感じました。

その際、原典はどうなのか、古代ギリシャの世界観「熱冷乾湿/火土風水」の四大元素説(疑似科学)が残っていた古典占星術(理論)に目を通しました。

理屈っぽく古カビた信仰的な理論ですが、一部に「当たらずといえども遠からず」といった原石が「基本三数」からみるとありました。

「ああ、なるほど、これゆえ人々から愛用されてきたのだな」と理解できました。

古代ギリシャの「四大元素説」は、現代には通用しません。

ですが「基本三数」は、誤解を恐れずに言えば、量子論をも凌駕する現代版の“四大元素説”にあたる最先端の“宝瓶宮時代バージョン”といえます。


【One Point】 ご受講に制限はありません。

お申し込みは「講座お申込みフォーム」から可能です。

“分水嶺”のこの時代にハウス(室)解釈の新企画講座をお楽しみください。












量子論を超える「基本三数」
2023.10.03
[波動エネルギー] ― 熊さん八つあんの宇宙問答 ―


★ 物理科学だけで量子論は語れない ★



熊さん「よく分かんねんだよなぁ~」

八つあん「どうした? 熊、むずかしい顔して」

「いやね、量子論とか量子力学とかいう話なんだけどさぁ」

「むずかしいこと知ってんな。ところで、おめぇいつの時代の人間だ?」

熊さん八つあんの落語ではありません。

ってな感じの会話形式で進めてまいります。




《 時空を超える“量子” 》

「そこなんだけどね。“光より早い”ものがあるって言うじゃねぇか。“量子もつれ”とか何とかいうらしいけどよぉ」

「そうだよな。光より早ければタイムマシーンのように“過去”に戻れるって話もあるしな。時間が関係なくなるかもな…って、おいっ! そんなこと、物質の世界であるわきゃねえ」

「ノリ突っ込みかい。八つあん。カワイイねぇ」

「ハハハ、よせよ」

「へ? まんざらでもない?」

「物質としての量子は光の速さを超えられない。これは物理科学の常識だよ。つまり量子論の限界だな」

「そうなのか? よく分かんねぇな」

「昔ながらのニュートン力学(古典力学)や最先端の物理科学でとらえても、量子論(量子力学)の真相がみえてくることはないんだよ」

「余計、分かんねえよ。説明してくれよ」

「小むずかしいことはともかく、量子論は“物理科学”だからだよ」

「へ……?」



【One Point】 「量子もつれ」というのは、一対の量子の間で働く関係性のことです。

一方のスピンの方向が決定すると、“どんなに遠く離れていても、光速を超えて”もう一方の量子のスピンの方向が決定することが実験で確認されています。



《 物理では解明できない量子論 》

「量子論ってのは物理科学なのかい?」

「そうだよ。ほかに何がある?」

「いや、いい。それで?」

「量子は物理科学を超えた性質や様態を持つってことだな」

「量子が?」

「ンだ。物理科学を超えた性質や様態を持つ量子を、物理科学のみで解明しようとしても無理だって話だ」

「“量子もつれ”ってそういうものなのか?」

「そうだよ。“物理科学”を超えた性質や様態を持つ量子は、決して物理科学だけでは解明できないってこった。簡単な道理だろ?」

「そういうもんかねぇ…」



【One Point】 「基本三数」からみればそういうものです。

物理科学は物理によって物事の道理を解明しようとするもので、ホロスコープはもちろん量子は「物理世界」と“波動世界”との際(きわ)に存在するので物理法則だけでは決して解明できません



《 知られざる量子の“謎”の働き 》

「どういうことだ?」

「そういうことだよ!」

「分からん。説明してくれよぉ」

「肝心なのはな、量子もつれというのは量子間に光の速さを超えた“作用/関係性”が働くってことだけどよ、それはな、誰もいっていないんだけどよ、“粒”(粒状性:物質)としてではなく、“波”(波動性)の性質を併せ持つ量子の特別な働きだってことだ」

「ホエ?」

「分かるか、熊」

「どういうことだ?」


【One Point】 「光は“粒”であり“波”である」とされます。

量子も“粒状性”と“波動性”を併せもつことが“世界で最も美しい実験”といわれる「二重スリット実験」で確認されています。




《 物理波動ではない共鳴エネルギー 》

「“粒”? “波”?」

「そうだよ。物理科学で“波”っていうと、“光”や“電波”のような物理的な電磁波や宇宙線を思い浮かべるだろ? 物理科学だからな」

「違うのか?」

「それだと光の速さを超えられない。だけどよ、もし“物理波動”だけではなく時空を超えた“共鳴作用”(宇宙波動エネルギー)を併せもつとしたらどうだ?」

「そんなものがあるのか?」

「あるさ。光や電波のような物理波動ではないから、時間や空間の制約を受けずに共鳴的に作用できる」

「共鳴は知っているけど、“宇宙波動エネルギー”もどっかで聞いたことあるなぁ」

「ない、ない。物理科学では証明できない」

「そんなもんかい?」


【One Point】 「宇宙波動エネルギー」というのは、宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう未知の“宇宙波動”です。物理波動ではないので時間や空間の制約を受けることがありません。

瞬時に作用して共鳴関係をもたらします。




《 思念波(精神波)の世界 》

「う~ん」


八「現実はそんなもんさ。物理的な光の速さを超えた“思念波”(精神波)のような世界が量子の奈辺にあるって考えてみな」

「ホエ、ホエ?」

「なんだ、その“ホエ”っていうのは?」

「なんだろな? “ホントか、エッ” の略かな?“ハイ”がなまったものかな?」

「ホエ?」

おあとがよろしいようで…。

ウソかマコトか、あとはお好きにどうぞ。

【One Point】 上述の会話には、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)通称:宝瓶宮占星学のホロスコープ解釈の真髄にかかわる宇宙理論のヒントがあります。

“象意”も同様です。











今、アスペクトが面白い!
2023.10.02
[YOD祭り]― 知る人のみぞ知る運勢変化 ―


「日本保守党」のプチ躍進は今のアスペクトと「天運」



本日、2023年10月1日現在、日本保守党の党員募集開始から、わずか24時間足らずで3万人を超えました。

“時事とニュースと話題”の新情報サイト「Total News World」は、お知らせと題して人生初、「日本保守党に入党いたしました」と告知。

それ以外は日本保守党とはまったく関係がありません…じゃなくて昨今のアスペクトが“面白い”というお話です。

土星外惑星(トランス・サタニアン)の小三角に対して、パーソナル・プラネットの一群が対宮をトランシット(運行、通過)することによって、次々にYOD(ヨッド=150/150/60度)が形成されている昨今です。

ひとくさ雑談ついでに申し述べます。



《 解釈しやすいアスペクトYOD(ヨッド) 》



YOD(ヨッド=150/150/60度)ほど簡単な象意を解釈できるアスペクト・パターンはありません。

“神の手にとらわれたように運命的なアスペクト?”そういえなくもありませんが、解釈になっていません。

六分(セクスタイル=60度)の位置関係にある2つの星たちが、対宮側にある星に対して、同時に「転」(クインカンクス、インコンジャクション=150度)のアスペクトをとるのがYOD=150/150/60度です。



転=150度の許容度数(オーブ)は3度(2度のケースも)と狭いので、底辺の六分=60度の度数差次第ですが、動きの早いときの星は数日しか続きません。

ということで、パーソナル・プラネットが絡んだ時のYOD=150/150/60度は運勢変化を実感する暇もなく終わってしまいます。


【One Point】 当サイトでは、アスペクトを日本語で表記しています。

クインカンクス(インコンジャクション、インコンジャンクトとも)の日本語表記は見つけられませんでしたので、象意の特徴から「転」=150度と命名させていただきました。




《 最近のトップの受難ディレクション 》

本日2023年10月1日現在、山羊宮27度の「冥王星」と魚宮25度の「海王星」そして牡牛宮22度の「天王星」が、小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成中です。

これら土星外惑星(トランス・サタニアン)たちは、最も動きが遅い星たちなので、許容度数(オーブ)6度で小数点以下を切り捨てて丸めた度数だと、8月~10月中まで3か月間も小三角=60/60/120度が形成され続けます。

そこに先月9月のように「太陽」が乙女宮の25度前後をトランシットして「海王星」と衝(オポジション=180度)をとると、トップクラスの運勢変化が起きる大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)が形成されます。

たとえば「ジャニーズ事務所」の記者会見、また中国の「習主席」をはじめアメリカの「バイデン大統領」や「トランプ元大統領」など、トップクラスの課題がもたらされます。

大三角=120度×3を“大吉座相”と解釈すると、まったく正反対のディレクション(運勢変化)が招来されることから、現代占星術では気づかず、スルーしてしまうアスペクト・パターンになります。


【One Point】 ちなみに「ジャニーズ事務所」の東山新社長(暫定)は「天秤宮生まれ」(太陽)ですが蠍宮の象意を持つと思われます。

バイデン氏は「蠍宮生まれ」(太陽)で、習近平氏とトランプ氏は「双子宮生まれ」(太陽)です。

いずれも上記アスペクト・パターンにかかわります。




《 個人差が生じるパーソナル・プラネット 》

このほか、「冥王星」と「海王星」を底辺とするYOD=150/150/60度、また「海王星」と「天王星」を底辺とするYOD=150/150/60度が形成されやすくなっています。

本日10月1日からは、獅子宮23度の「金星」と天秤宮22度の「火星」を底辺として魚宮25度の「海王星」を頂点とするYOD=150/150/60度が形成されはじめました。

金星や火星などの「パーソナル・プラネット」は、社会全体というよりも、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって個人的に強さが異なるため個人差が生じます。

人によっては、ふだんよりも異性に目が向いて、意識やご関心を持ちやすくなったり、恋愛幻想を抱きやすきなったりします。

異性関係にかぎらず、“理想”を求めることが促されますので、タイミングよく党員募集をはじめた「日本保守党」に、ご自分でも気づかないままふだんよりも入党しやすくなります。


【One Point】 当たり前のように思われて入党された方は多いでしょう。

ですが宇宙波動エネルギーによる「星のディレクション」は、時空を超越してご自身の深層の精神意識に働き、無意識のうちに共鳴関係を築くことになります。



《 岸田政権に「天運」は伴なうのか 》

このようなタイミングで「党員募集」をはじめた百田新党(仮)改め「日本保守党」は、星のディレクションなど知るよしもありませんので、時代の流れとともにある「天運」が伴なっていることを意味します。

そういえば、安倍政権のとき、国政選挙は“全戦全勝”でしたが、不思議と政権与党に票が集まりやすい「星のディレクション」(運勢変化)日を選んで投票日を決定していました。

それも安倍氏に働いた「天運」ゆえなのですが、安倍氏が凶弾に倒れたのち、岸田政権独自に決定する次の投票日は、どのような「星のディレクション」のホロスコープになるのでしょうか。

それによって、昨今の“とんでも政策”が、反面教師として何かを気づかせるために双魚宮時代の終末の今の時代になされているのか、それとも宝瓶宮時代の黎明に反する「天運」に見放されたものなのかがみえてきます。

宇宙に“ゆらぎ”があるように、人類歴史という時代推移も真っ直ぐに進むことはなく、人知を超えた紆余曲折を伴ないつつ、人類に学びを与えながら進んでいくのが通常です。


【One Point】 14年ほど前の2009年にはじまった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションも同様です。

昨年2022年以降は“同リバイバル”のディレクションの終焉とともに双魚宮時代そのものの「終末期現象」に見舞われている昨今の人類社会です。



《 「冥王星」を皮切りに順行転換 》

双魚宮時代というのは、今日の「魚宮」のことではなく、約2,000年前の「春分点」を「白羊宮」0度として、約72年に1度ずつ逆回りに移動していく「春分点」が「双魚宮」に位置する期間(プラトン月=グレート・マンス)の人類歴史をいいます。

今日、「春分点」は1989年から「宝瓶宮」に移りました。

宝瓶宮時代の“宇宙波動”のはじまりですが、ホロスコープを1周した「海王星」は、直後に自らの共鳴サイン(宮)「魚宮」へと進んでいったことで、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがもたらされることになりました。

現在、そのトランシット(運行)の「海王星」を頂点に「冥王星」と「天王星」を交えた小三角=60/60/120度が形成され、対宮をパーソナル・プラネットが通過していくことで、入れ代わり立ち代わり大三角凧=120/120/60/60度やYOD=150/150/60度が頻繁に形成されていく昨今になっています。

パーソナル・プラネットを交えたディレクションのため、運勢変化の内容や強さは個々人によってかなり異なりますが、否応なくご自分でも気づかないうちに双魚宮時代から宝瓶宮時代への意識転換がうながされていく昨今になっています。


【One Point】 8月~10月はどんどん認識が変わっていきます。

また今週は逆行中のすべてのソーシャル・プラネットのうち、まず「冥王星」が順行に戻り、これを皮切りに、今後の約4か月間で次々と順行に戻って、時代を進めていくことが起こりやすくなります。











六分(セクスタイル=60度)
2023.10.02
[第6回] ― 「アスペクト完璧講座」10月テーマ ―


★ 現代占星術で語られない補足的な「60度」 ★



一般の西洋占星術では“メジャー・アスペクト”に分類される六分(セクスタイル=60度)です。

ただし、ほかのメジャー・アスペクトの許容度数(オーブ)が8度をとることがあるのに対して、六分=60度は6度が多く、一段弱いものに定められています。

六分=60度が持つ特別な象意が関係しているためですが、当サイトでは特殊な五分(クインタイル=72度)を除いて、残り5つの単独アスペクトはすべて許容度数(オーブ)6度です。

六分=60度のアスペクトの象意の特徴は、五分(クインタイル=72度)と同様に何ゆえにどのような特徴ゆえ一段弱いものと“勘違い”されているのかを、第6回講座においてもお伝えしてまいります。

相対的な位置関係によって象意が定められている「アスペクト」は、ホロスコープ・リーディングに欠かせない最重要の構成要素です。



《 単独アスペクトとして個別に 》

先回9月の講座では「五分(クインタイル=72度)」がなぜ現代占星術では“マイナー・アスペクト”に区分されるのか、その特殊な象意をお伝えいたしました。

宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学では、“メジャー・アスペクト”や“マイナー・アスペクト”といった旧来からの区分は用いません。

6つの「単独アスペクト」と、6つの「アスペクト・パターン」の12個をメインにリーディングを行ないます。

12サイン(宮)や12ハウス(室)のように、「宇宙森羅の最小象徴数=12数」にのっとってアスペクトも、充分にリーディングが可能だからです。

そのなかで、「基本三数」に共鳴する4つの「基本アスペクト」はベースになっています。

さはさりながら五分(クインタイル=72度)も六分(セクスタイル=60度)も単独アスペクトとして、重要な個別の象意を持つことに変わりはありません。


【One Point】 「基本アスペクト」と呼んでいるのは「合(コンジャクション=0度)」「衝(オポジション=180度)」「三分(トライン=120度)」「矩(スクエア=90度)」の4つです。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」3(4)数に共鳴する象意を持つためです。




《 “宇宙は調和に満ちている” 》

“メジャー・アスペクト”と呼ばれているのは、古代ギリシャに発祥した古典アストロロジーの時代から用いられているためです。

合(コンジャクション=0度)
衝(オポジション=180度)
三分(トライン=120度)
矩(スクエア=90度)
六分(セクスタイル=60度)

の5つです。



著名な天文学者で占星師ともなったケプラー(1571-1630)は、実際にホロスコープ・リーディングを行ない多くの“マイナー・アスペクト”を発見し定めています。

それは彼が「宇宙は調和に満ちている」ということをかたく信じていた、言葉を変えれば知っていたためです。


【One Point】 彼がホロスコープ解釈の「理論」としたのは、近代科学の発展によって“疑似科学”とされ、今はない古代ギリシャの世界観「熱冷乾湿/火土風水」の“四大元素説”に基づくものでした。




《 現代(現実)に通用する 》

「アスペクト完璧講座」をご受講されておられる方であれば、ご存じのとおりでしょう。

古代ギリシャの世界観「熱冷乾湿/火土風水」によるアスペクト解釈と、宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」の根幹「基本三数」によるアスペクト解釈とでは、どちらが“リアル”か。

実際にリーディングをされてみれば「なるほど、そういうことなのね」と実感できると存じます。

ホロスコープ・リーディングが格段に“先鋭化”できるのです。

先回9月にお届けいたしました五分(クインタイル=72度)が、現代占星術で“マイナー・アスペクト”に区分されているのも、その正しい象意や適応の仕方が分からないためです。

ご自覚しにくい側面が玉に瑕(きず)ですが、4つの基本アスペクトとは異なり、特殊な象意を持っています。

今回10月にお届けいたします六分(セクスタイル=60度)も類似です。

象意の内容(アスペクトの個性)は異なりますが、重要な唯一の象意を発揮してアスペクト・パターンで効力を発揮します。


【One Point】 象意の内容はアスペクトそれぞれに“個性的”です。

「ホロスコープ」がホロスコープとして成り立つ“相対的な位置関係”に伴ない、千姿万態のアスペクトの象意がもたらされています。




《 そのまま“位置関係”に象意 》

西洋占星術の“吉凶”をメインとした“アスペクト解釈”ではなく、「基本三数」また「数理法則」の原意や本意(基本の象意、ほんとうの象意)に基づいた“リアル”なアスペクト解釈です。

宇宙的に“相対的な位置関係”に伴なう基本の象意があるためです。

「上方いろはかるた」に「餅は餅屋」という文句があります。

同じように「ホロスコープ」です。

宇宙と地上との位置関係をそのまま写しとることで成り立っていますので、位置関係に象意が秘められています。

位置関係を指す「アスペクト」の英語をみても、Aspectは“局面”を意味します。

性質や運勢また出来事といった千姿万態の“局面”は、宇宙の根幹法則「基本三数」と「数理法則」に基づいて千変万化のアスペクトによってもたらされます。


【One Point】 宇宙太陽系の動きや配置などの位置関係を、正しく写し取った「ホロスコープ」の象意は素直に“宇宙”に聞けば教えてくれます。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」はその解釈のベースです。



《 先回講座の「CONTENTS」 》

ご参考に、先回「五分(クインタイル=72度)」のコンテンツを掲載しておきます。

【CONTENTS】
1◇ はじめに
2◇ 数理法則「5数」:五分(クインタイル=72度)
3◇ 五分=72度の象意解釈
  【五分=72度が“マイナー・アスペクト”とされる理由】
  【特別な構成要素との関係による象意の発露】
4◇ 五分=72度の「相性」リーディング
5◇ 五分=72度の「星のディレクション」
6◇ ご自身のホロスコープにおける五分=72度

応用展開の広い「基本アスペクト」ではありませんので、少しシンプルになった「」です。

ですが、五分=72度にしかない象意の特徴や活用はしっかりとお伝えいたしましたので「なるほど、そうだったのね」とご納得していただけると存じます。


【One Point】 単独アスペクトの最後を締めくくるにふさわしいアスペクトが「六分(セクスタイル=60度)」です。

六分=60度はこの次からお伝えする数々のアスペクト・パターンの解釈に欠かせないものになっています。




※講座概要

毎月1つずつ「数理法則」の本意、当該アスペクトの象意、相性での解釈、星のディレクション(運勢変化)での解釈、ご自身のホロスコープ(出生天球図)における解釈例と網羅的かつ実践的に、読みやすくHTMLメールでお送りしています。

お好きなテーマの講座単独でも、今後の残り講座を割安でまとめてでも、今回特別に全回分を格安でもご受講が可能です。


●「アスペクト完璧講座」のテーマと配信スケジュール

第1回 合(コンジャクション=0度) …5月25~31日 配信済み
第2回 衝(オポジション=180度) …6月25~30日 配信済み
第3回 三分(トライン=120度) …7月25~31日 配信済み
第4回 矩(スクエア=90度) …8月25~31日 配信済み
第5回 五分(クインタイル=72度) …9月25~30日 配信済み
第6回 六分(セクスタイル=60度) …10月25~31日 ※次回配信
第7回 調停(メディエーション=60/120/180度) …11月25~30日
第8回 YOD(ヨッド=150/150/60度) …12月25~31日
第9回 大三角(グランドトライン=120度×3) …1月25~31日
第10回 大十字(グランドクロス=90度×4) …2月25~29日
第11回 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120) …3月25~30日
第12回 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6) …4月25~31日



※ご参考「講座お申込みフォーム











- CafeNote -