“シロウト”の洗脳の専門家?
2017.01.31
よく知られた認知科学者が、ブッ飛んだ発言をしました。

彼は、当該TV番組スタッフがいわく、「天才科学者」で「洗脳の専門家」なのだそうです。
番組MCも、「打合せしたスタッフによると、史上最強の論客」だと紹介していました。

ワクワクしますよね。

彼が登場して語るには、「橋下よ洗脳するな!」というテーマのもと、「政治家は(3年間)はテレビに出てはいけない」。
なぜなら、「テレビ=洗脳装置」だからだそうです。

ブッ飛びません?
ほんとうに「洗脳の専門家」?
洗脳のドシロウトの間違いでは?

「洗脳」の定義をテレビにまで広げるなら、「学校教育」はもちろん「親の子育て」も、すべて「洗脳」になります。
なぜなら、人は「イン・プリンティング」によって学習します。

この世の中に「洗脳」でないものなど、何一つなくなるからです。

「洗脳の専門家」が「橋下よ、洗脳だからテレビにでるな!」では、マスコミによるテレビ番組の名をかりた言論封殺です。
だいいち、橋下氏はもはや政治家ではありません。

「洗脳」の定義をないがしろにした「洗脳の専門家」などありえないのです。

驚いたのは、テレビ局が彼を「天才科学者」、「最強の論客」と権威づけ、彼の発言が正しいものかのように持ち上げて、結局は視聴者を「洗脳」していることです。

調べたら、いわゆる“慰安婦捏造報道”で有名な朝日新聞の系列の「テレビ朝日」でした。

結局は「ため」にする企画で、「テレビ=洗脳装置」ではなく、朝日自身がウソを流す「洗脳マスコミ」なだけであって、番組や記事を制作しているのです。

自分がそうだからって、“シロウト”の洗脳の専門家まで使って、ヒトまで洗脳者扱いにするなってことです。


ちなみに、「洗脳」というのは、“事実”ではない間違った情報によって「勘違い」や「恐怖心」などを相手に起こさせつつ、洗脳者が意図する方向に、自主的に判断したかのように半ば“違法”に人あやつることです。

朝日の常套手段です。



1/30~2/12 ホロスコープ
2017.01.28
「今週の運勢」(2週間)の中間日2/6のホロスコープです。

月の移動は、2週間で6サイン(宮)と大きいので、30日0時、2月6日0時、12日24時を記しています。

※月のアスペクト・ラインは2月6日分のみです。


●当該2週間の中間日2017年2月6日の「ホロスコープ」です。
※太陽はオーブ(許容度数)10度、それ以外は6度をとっています。


28日火星入宮とトランプ始動
2017.01.27
大統領就任の翌日(1/21)に牡羊宮の影響圏入りをした火星は、明日28日、いよいよ牡羊宮に正式入宮します。

すでに「TPP離脱」の大統領令に署名し、「メキシコ国境に壁」をつくる大統領令にも署名。
トランプは着々と公約の実行をすすめています。

それは明日(1/28)、火星が牡羊宮に正式入宮し、運行していく約2か月弱の期間、“斬新”というよりもオバマによって弱体化したアメリカにとっては、ごく当然の政策をトランプはますます実行に移していくことになります。

美しく言葉を飾り、オブラートに包むかつての政治家とは異なり、歯に衣着せぬ発言を繰り返すトランプは、それゆえ誤解もされますが、やらんとしていることは案外とまともです。

「反トランプ」のマスコミ報道にアメリカ国民にかぎらず日本のマスコミも“毒”されていますが、新政権はまだまだはじまったばかり。
政治は飾られた言葉よりも、結果をみて判断するしかありません。

それが常道です。

なぜなら、“美しい言葉”を並べたてて、着々と自国の覇権をすすめる中国が身近に例することからも、それは明白にいえます。


※いずれ「宝瓶宮占星学」サイトに加筆した記事をアップする予定です。


ポピュリズムのどこが悪い?
2017.01.25
ある特定の人たちの思いどおりの結果が出ないと、それは“ポピュリズム”なんだそうです。

だれもが知っているところでは、イギリスのEU離脱の国民投票しかり、アメリカ大統領選挙のトランプ当選しかり。
いずれも多くの「識者」や「コメンティター」など「マスコミ」の予想と異なる結果が出たためです。

それゆえニュースなどでは、“ポピュリズム”(大衆迎合主義)といわれていたりします。

ホントに?

残念ながら、「populism」(ポピュリズム)の訳語に「大衆主義」(人民主義)はあっても、“大衆迎合主義”などという訳語はありません。

なぜなら、大衆迎合主義は、「mass opportunism」(マス オポチュニズム)と呼ばれているからです。

では、なぜ“大衆迎合主義”などと言われるようになったのでしょうか。
2点が考えられます。

1つは、マスコミ(読売新聞)のドン、渡辺恒雄が『反ポピュリズム論』を出版したためです。
もう1つは、「マスコミ」や「識者」など関係者による上述の予想が当たらなかったためです。

「情報トップダウン」の時代は、朝日新聞のいわゆる“慰安婦(捏造)報道”にかぎらず、読売新聞の一部政策関連記事も例外ではないのですが、「マスコミ」や「知識人」らの「意図的なウソ」や「情報操作」に惑わされることも多くありました。

ですが、今はすぐにネットで検証できてしまいます。
もはや、マスコミが「正しい情報を教えてやる」式の情報トップダウンの時代は終わったのです。

玉石混交とはいえ、大衆は「ネット情報」から自由に判断する時代です。

上述の“大衆迎合主義”という訳語がはびこるのは、いまだに“情報トップ”を自認するマスコミ知識人の“エリート意識”が、自分の予想(良識)と異なる結果が、一般大衆に判断を委ねる選挙で出たために、結局は「大衆はバカである」と言っているのと同じです。

そういえば、「ポピュリズム」の反対語は「エリート主義」でした。

宝瓶宮時代は、どちらが正しいかよりも、「~イズム」(主義)自体が単純な「二元対立」に傾きやすいので、わかりやすくいえば“時代遅れ”なのです。



「日韓合意」の“ワナ”
2017.01.24
なかなか書けなったのですが、状況の裏づけが明確になりつつありますので書いておきます。

一昨年2015年12月に「日韓合意」が結ばれたとき、多くの識者が異をとなえました。
そのとき、類似のことを問われたので、こう答えました。

「いいことだ、これでボールは韓国に投げられた」

現在、かの国の状況をみると、まんまと安倍首相の“ワナならざる誠意”にかかったことが、明らかになりつつあります。
「バカ」ですねぇ~。

つまり、「日韓合意」は、当時の日米韓中朝の政治情勢の中で、中国よりに傾いていた韓国を日米側に引き戻し、最重要課題であるTHAAD(高々度迎撃ミサイルシステム)を韓国に配備するために必要な、アメリカが絡んだ日本の“妥協”でした。

要は、国際的にも慰安婦問題においても「肉を切らせて骨を断つ」高々度な政治判断が「日韓合意」だったのです。

多分、多くの識者が反対していたことから、このことに気づいていた人は多くはいません。

いまさらながら、「韓国が日韓合意を守らないのは当たり前だ」というコメントが聞かれますが、そんなことは、歴史的にも平然と「ウソ」をついてきた“かの国”の常套手段を知っていれば、当初から予測できたことです。

もちろん、安倍首相や官邸側も、その可能性はハナから予測していたことです。
それゆえ、日韓合意には「最終的かつ不可逆的に解決」という一言が入っているのです。

日本は、「日韓合意」によって“肉”を切られる痛手を負い10億円も払いましたが、合意を破れば韓国の“骨”を断つことができることをわかったうえでのことです。

あとは、ウラに中国がいて、反日勢力が設置した“慰安婦像”を「最終的かつ不可逆的に解決」にもとづいて韓国側が撤去し、合意を遵守する誠意を示すか否かです。

つまり、ボールは“意”をもって韓国に投げられたのです。


結論を書きますと、最終的に韓国は「日韓合意」の内容を相応に実行せざるをえません。
ですが、今はしないというか、できません。

そのため、結局のところ、「日韓合意」を遵守するためには、現大統領の父親の朴元大統領のときのように“軍事クーデター”を起こして、政権を奪取しTHAAD配備に進むか、そうでなければ実質的に中国か北に併呑されていく道しか韓国側には残されていません。

問題は、軍事クーデターを実行できる軍人が韓国にいるかどうかです。

いれば自由の道はまだ残りますが、いなければ、日本は国防のために、核の所有はともかくとして、トランプの言質にそって再軍備をしていくしかありませんが、それは中国の崩壊とどっちが先かといった時間の問題です。



1/23~2/5 ホロスコープ
2017.01.20
「今週の運勢」(2週間)の中間日1/30のホロスコープです。

月の移動は、2週間で6サイン(宮)と大きいので、23日0時、30日0時、2月5日24時を記しています。

※月のアスペクト・ラインは30日の当日のみです。


●当該2週間の中間日2017年1月30日の「ホロスコープ」です。
※太陽はオーブ(許容度数)10度、それ以外は6度をとっています。



「三種の神器」記載は偽書
2017.01.20
●宝瓶宮占星学サイトの連載「占星学と解く日本成立史」と「占星学から解く日本の原点」に書いていない「小ネタ」を随時アップしていく第12弾です。


「三種の神器」というのは、『日本書紀』以前の史実は「二種の神器」だったことからみえてくる「古伝」のお話です。

ちまたでは、『古事記』や『日本書紀』以前に、「古史古伝」があったという人々がいます。
ちなみに、「古史古伝」の主なものは次のとおりです。

◆古史4書
1、竹内文書
2、物部文書
3、九鬼文書
4、宮下文書

◆古伝4書
1、ホツマツタヱ(秀真伝)
2、ウエツフミ(大友文書)
3、ミカサフミ
4、カタカムナ
※上3書は「ヲシテ文献」

これらは、「超古代文明」について記録されており、太古のむかしからある「神代文字」で記されたとされています。
全部ではありませんが、いくつか部分的にみてみたことがあります。

たとえば、「ヲシテ文字」で記されているとする「ホツマツタヱ」などもそうですが、だいたいは「三種の神器」がでてきます。
その時点でもう読むのをやめざるをえません。

なぜなら、「三種の神器」シリーズをお読みの方なら、ご納得されるされないは別にして、『古事記』や『日本書紀』以前からある「古伝」だということが、ウソだとわかるからです。

調べてみますと、江戸時代中期あたりのいわゆる「古代史創作ブーム」のときに創られた「偽書」というのが定説のようです。
仮に、さかのぼっても平安時代以前ではありえません。

なぜなら、「三種の神器」はもちろん「神武天皇」や「景行天皇」などは、『日本書紀』が万世一系の「天皇」の正統性をメッセージするために「創作」されたものなので、そのような内容が“古伝”に出てくるということは、結局、知らないうちに、いわゆる『日本書紀』史観をベースにしたまがいものの“超古代文明史”の記述でしかないためです。

時代矛盾がそこに生じていることはご賢察のとおりです。
なので、「二種の神器」が記載された「古史古伝」であれば、まだ正統性が残りますが、8世紀に奏上された『日本書紀』の創作「三種の神器」が記載された「古史古伝」は、『日本書紀』以降に記されたか、または加筆された「偽書」ということになります。


※「三種の神器」の項、終わり。

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