UAPとUFOの根本的違い
2020.04.30
アメリカ国防総省が、世の中の混乱を防ぐため「UAP」の画像をホンモノとして認定しました。
ネット・ニュースなどでみた方も多いと存じますが、その一つは2015年にF/A-18スーパーホーネット(米海軍戦闘機)が赤外線カメラで撮影したものです。
国防総省は、「UFO」(未確認飛行物体=Unidentified Flying Object)とは確認しておらず、実際の「UAP」(未確認航空現象=Unidentified Aerial Phenomena)だと認めただけです。
ところが、それを中国よりでウソの報道も多い例のCNNや日本のマスコミは、なぜか「UFO映像」といった見出しをつけて、“アメリカがUFO映像をホンモノだと認めた”などとセンセーショナルに報道しています。
“信じるか信じないかはあなた次第”で根拠が定かでない不思議系雑誌の編集長などは、アメリカは“UFO”の変わりに“UAP”という新しい言葉を作り出して誤魔化そうとしているなどと根拠なく言っているほどです。
マスコミは、「UAP」と書いても、読者や視聴者は何か分からず食いつきが悪いので、世間に一定の関心をもたれている「UFO」などといって、あえて報道するわけです。
そのほうが、売り上げがよかったり、アクセス数を稼げるために、結局、今回も「“UFO動画”をアメリカ海軍が公式に未確認航空現象(UAP)と認定した」などど、正確でない取り上げかたをしています。
事実をハッキリさせておきましょう。
「UFO」(未確認飛行物体)の動画だと認めたものではありません。
あくまでも科学的に「UAP」(未確認航空現象)が赤外線カメラでとらえられたと正式に発表しただけです。
「UFO」と「UAP」の決定的な違いは、“物体”か“現象”かということです。
UFOは、未確認の飛行する“物体”すなわち「物質」という存在で、物理法則によらなければ飛行できないものです。
一方、UAPは、物質とはかぎらず、あくまでも空中でおきた“現象”の一つです。
しかも、アメリカ国防総省が認めたのは、可視光線で撮影した“目視”できだものではなく、あくまでも「赤外線カメラ」がとらえた“現象”なのです。
通常、テレビなど可視カメラの映像しか見ない私たちは、それを“可視映像”すなわち“物質”を写したものだと、かってに勘違いしてしまいます。
残念ながら、ふつうのカメラと、戦闘機の赤外線カメラとでは、根本的な違いがあります。
それは、赤外線カメラは、そこにある“熱源”(温度差)を写してしまうだけではなく、そこない“奥”のものや、“反射したもの”(現象)を写してしまうことがあるということです。

また、そうでなくても、通常のカメラでも次のようなことが起こります。
不思議な尋常ならざる動きをするものが防犯カメラに写っていて“怪奇現象”だと騒がれたり、隕石を光る“UFO”が突き抜けて一部を破壊する映像がドライブレコーダーに写っていたりしました。
ところが、なんのことはない、前者は防犯カメラの透明カバーの上をはう虫だったことが明らかになり、後者は車のフロントガラスのキズが光を反射して動くUFOのように撮影されたものでした。
ふつうのカメラでさえ、そのような勘違いされる事例はいくらでもあります。
まして、赤外線カメラで変化の大きな大気中を撮影すれば、原因が未確認なだけで、類似の現象は起こりえます。
ですが、可視カメラに撮影された“物体”と、赤外線カメラで撮影された“現象”は異なるために、アメリカ国防総省はUAP(未確認航空現象)のホンモノの「映像」と認めただけで、正体は不明ですが、“UFO”と認められたものではありません。
なぜなら、UFOといえども、それが地球上に存在する物体である以上、物理法則に逆らって移動することはできません。
“時間”や“空間”や“法則”に制限されない“現象”は、それがあっておかしくはありませんが、一般的な概念の「UFO」ではありえないものです。
そういった科学的な根拠に基づいて、YouTubeにアップされていた動画を、米国防総省は混乱を招かないように、またこのような報告がパイロットからあがってくるように、アメリカ海軍の戦闘機の赤外線カメラに写った“モノホン”のUAP(未確認航空現象)の映像ですよと、ふつうに認めたものです。
ネット・ニュースなどでみた方も多いと存じますが、その一つは2015年にF/A-18スーパーホーネット(米海軍戦闘機)が赤外線カメラで撮影したものです。
国防総省は、「UFO」(未確認飛行物体=Unidentified Flying Object)とは確認しておらず、実際の「UAP」(未確認航空現象=Unidentified Aerial Phenomena)だと認めただけです。
ところが、それを中国よりでウソの報道も多い例のCNNや日本のマスコミは、なぜか「UFO映像」といった見出しをつけて、“アメリカがUFO映像をホンモノだと認めた”などとセンセーショナルに報道しています。
“信じるか信じないかはあなた次第”で根拠が定かでない不思議系雑誌の編集長などは、アメリカは“UFO”の変わりに“UAP”という新しい言葉を作り出して誤魔化そうとしているなどと根拠なく言っているほどです。
マスコミは、「UAP」と書いても、読者や視聴者は何か分からず食いつきが悪いので、世間に一定の関心をもたれている「UFO」などといって、あえて報道するわけです。
そのほうが、売り上げがよかったり、アクセス数を稼げるために、結局、今回も「“UFO動画”をアメリカ海軍が公式に未確認航空現象(UAP)と認定した」などど、正確でない取り上げかたをしています。
事実をハッキリさせておきましょう。
「UFO」(未確認飛行物体)の動画だと認めたものではありません。
あくまでも科学的に「UAP」(未確認航空現象)が赤外線カメラでとらえられたと正式に発表しただけです。
「UFO」と「UAP」の決定的な違いは、“物体”か“現象”かということです。
UFOは、未確認の飛行する“物体”すなわち「物質」という存在で、物理法則によらなければ飛行できないものです。
一方、UAPは、物質とはかぎらず、あくまでも空中でおきた“現象”の一つです。
しかも、アメリカ国防総省が認めたのは、可視光線で撮影した“目視”できだものではなく、あくまでも「赤外線カメラ」がとらえた“現象”なのです。
通常、テレビなど可視カメラの映像しか見ない私たちは、それを“可視映像”すなわち“物質”を写したものだと、かってに勘違いしてしまいます。
残念ながら、ふつうのカメラと、戦闘機の赤外線カメラとでは、根本的な違いがあります。
それは、赤外線カメラは、そこにある“熱源”(温度差)を写してしまうだけではなく、そこない“奥”のものや、“反射したもの”(現象)を写してしまうことがあるということです。

また、そうでなくても、通常のカメラでも次のようなことが起こります。
不思議な尋常ならざる動きをするものが防犯カメラに写っていて“怪奇現象”だと騒がれたり、隕石を光る“UFO”が突き抜けて一部を破壊する映像がドライブレコーダーに写っていたりしました。
ところが、なんのことはない、前者は防犯カメラの透明カバーの上をはう虫だったことが明らかになり、後者は車のフロントガラスのキズが光を反射して動くUFOのように撮影されたものでした。
ふつうのカメラでさえ、そのような勘違いされる事例はいくらでもあります。
まして、赤外線カメラで変化の大きな大気中を撮影すれば、原因が未確認なだけで、類似の現象は起こりえます。
ですが、可視カメラに撮影された“物体”と、赤外線カメラで撮影された“現象”は異なるために、アメリカ国防総省はUAP(未確認航空現象)のホンモノの「映像」と認めただけで、正体は不明ですが、“UFO”と認められたものではありません。
なぜなら、UFOといえども、それが地球上に存在する物体である以上、物理法則に逆らって移動することはできません。
“時間”や“空間”や“法則”に制限されない“現象”は、それがあっておかしくはありませんが、一般的な概念の「UFO」ではありえないものです。
そういった科学的な根拠に基づいて、YouTubeにアップされていた動画を、米国防総省は混乱を招かないように、またこのような報告がパイロットからあがってくるように、アメリカ海軍の戦闘機の赤外線カメラに写った“モノホン”のUAP(未確認航空現象)の映像ですよと、ふつうに認めたものです。
ハチとクマのWHO漫談3
2020.04.29
「いやぁ、こまった、こまった」
「呼んだか? ハチ」
「呼んじゃねえよクマ。このごろ“非常事態宣言”でよ。おマンマのくいあげだよぉ~」
「だよな。火事とケンカは江戸の華っていうけど、減ったな」
「そういや、例の“ギョロ目”と“トラさん”、ケンカしてるっていうじゃねぇか。なにかあったのか?」
「トラさん? 葛飾柴又のフーテンの寅さんか?」
「ちげぇよクマ、ほら、黒船とやらの国の…」
「あ~、トランプ大統領ね」
「そうそう、トランプ でぇとうりょう とかいったな」
「ケンカじゃないけどよ、ギョロ目じゃなかった『WHOに金は出さない』と言うし、『米国はWHOのワクチン・プロジェクトには参加しない』って言ってたな」
「どうして? どうしてトラさんはそんなこと言うんだよぉ?
“スガさん”って日本のおエライさんはよぉ、『WHOを中心に…』とか言ってたような…」
「どっちの立場もわからなくないけど。ハチ…」
「なんでぇ?」
「考えてもみろよ。
トランプはな、街に火を放った“放火犯”とウラでつながってるギョロ目のおっさんのWHOが、新しい“消化器”を開発しますっていって開発したらどうなると思う?」
「ダメか? どうなるんでぇ」
「決まってるだろ。出来上がっても“テスト”とかなんとかいって、自分ちを優先させて、結局はいいように利用されるだけで、アメリカや世界の役立つようにはにはならないって、わかってるからだろ」
「そうかぁ…」
「それになハチ」
「なんでぇ…」
「トランプはな、来月5月4日にはイタリアで『伝染病に関する世界サミット』を開催するってよ」
「ほんとか!」
「それだけじゃないぞ、翌6月4日にはイギリスが主催するって話もすでに出てる」
「するってぇと、ギョロ目のおっさんもこれからてぇへんだなぁ」
「WHOに代わる動きがすでに出はじめているってことだ」
「そうかぁ、で、日本はどうするんでぇ」
「G7ベースなら参加しないわけいかんだろ。
日本は台湾みたいな“優等生”ではないけど、今のところ比較的押さえ込んでいるほうだし、アビガンなどの代替治療薬もあるし…」
「そうかクマ。
オイラはよ、てっきり“放火犯”をトっちめるためかと思っちまったよ」
「!!!」
「だってよ、“放火”はよ、火元を潰さなきゃ、またいつ放火するかわかんねぇだろ?」
「たまには鋭いなぁ、ハチ」
“放火犯”に“ワクチン・プロジェクト”に関与させたら、それこそ“マッチ・ポンプ”だしな」
「マッチ・ポンプ?」
「そう“マッチ・ポンプ”だよ」
「おいクマ、こちとら江戸っ子なんでぇ。
火をつける“まっち”やら、火を消す“ぽんぷ”なら知っちゃぁいるが、“マッチ・ポンプ”なんてアチラ語、知らねぇよ!」
「そのマッチとポンプのことだよハチ」
「へっ?」
またまた、おあとがよろしいようで。
チャンチャン。
「呼んだか? ハチ」
「呼んじゃねえよクマ。このごろ“非常事態宣言”でよ。おマンマのくいあげだよぉ~」
「だよな。火事とケンカは江戸の華っていうけど、減ったな」
「そういや、例の“ギョロ目”と“トラさん”、ケンカしてるっていうじゃねぇか。なにかあったのか?」
「トラさん? 葛飾柴又のフーテンの寅さんか?」
「ちげぇよクマ、ほら、黒船とやらの国の…」
「あ~、トランプ大統領ね」
「そうそう、トランプ でぇとうりょう とかいったな」
「ケンカじゃないけどよ、ギョロ目じゃなかった『WHOに金は出さない』と言うし、『米国はWHOのワクチン・プロジェクトには参加しない』って言ってたな」
「どうして? どうしてトラさんはそんなこと言うんだよぉ?
“スガさん”って日本のおエライさんはよぉ、『WHOを中心に…』とか言ってたような…」
「どっちの立場もわからなくないけど。ハチ…」
「なんでぇ?」
「考えてもみろよ。
トランプはな、街に火を放った“放火犯”とウラでつながってるギョロ目のおっさんのWHOが、新しい“消化器”を開発しますっていって開発したらどうなると思う?」
「ダメか? どうなるんでぇ」
「決まってるだろ。出来上がっても“テスト”とかなんとかいって、自分ちを優先させて、結局はいいように利用されるだけで、アメリカや世界の役立つようにはにはならないって、わかってるからだろ」
「そうかぁ…」
「それになハチ」
「なんでぇ…」
「トランプはな、来月5月4日にはイタリアで『伝染病に関する世界サミット』を開催するってよ」
「ほんとか!」
「それだけじゃないぞ、翌6月4日にはイギリスが主催するって話もすでに出てる」
「するってぇと、ギョロ目のおっさんもこれからてぇへんだなぁ」
「WHOに代わる動きがすでに出はじめているってことだ」
「そうかぁ、で、日本はどうするんでぇ」
「G7ベースなら参加しないわけいかんだろ。
日本は台湾みたいな“優等生”ではないけど、今のところ比較的押さえ込んでいるほうだし、アビガンなどの代替治療薬もあるし…」
「そうかクマ。
オイラはよ、てっきり“放火犯”をトっちめるためかと思っちまったよ」
「!!!」
「だってよ、“放火”はよ、火元を潰さなきゃ、またいつ放火するかわかんねぇだろ?」
「たまには鋭いなぁ、ハチ」
“放火犯”に“ワクチン・プロジェクト”に関与させたら、それこそ“マッチ・ポンプ”だしな」
「マッチ・ポンプ?」
「そう“マッチ・ポンプ”だよ」
「おいクマ、こちとら江戸っ子なんでぇ。
火をつける“まっち”やら、火を消す“ぽんぷ”なら知っちゃぁいるが、“マッチ・ポンプ”なんてアチラ語、知らねぇよ!」
「そのマッチとポンプのことだよハチ」
「へっ?」
またまた、おあとがよろしいようで。
チャンチャン。
4/29小惑星の最接近
2020.04.27
小惑星 52768(1998 OR2)のお話です。
最大直径が約4.1km、エベレスト山ほどもある小惑星が、明後日4月29日(水)に地球に最接近します。
1998 OR2というのは、仮の名称で、天体学的には「Asteroid(小惑星)52768」という番号がつけられています。
仮称のとおり1998年に発見された小惑星で、火星と木星の間にある「小惑星帯(Asteroid Belt)」と木星の中間地点を最遠方とし、ほぼ地球の軌道上を最近方とする楕円軌道を描いています。
明後日、4月29日の地球への最接近は、地球から約630万km離れた地点を通過します。
宇宙空間では至近距離の“ニアミス”状態なのですが、それでも地球と月の距離の16倍程度の位置を通過していきます。
肉眼で見ることはできませんが、星座の“かに座”と“しし座”の中間あたりの黄道上を斜めに横切ったあと、細長い“うみへび座”の頭付近から胴体付近をほぼ尻尾の方向に進んでいきます。
“うみへび座”のなかぼどに隣接する“コップ座”(~からす座)付近の位置で地球に最接近することになります。
さて、宝瓶宮占星学では、基礎理論の「数理法則」にもとづいて小惑星は「ケレス」しかもちいません。
「ケレス」は、第7惑星の天王星についで発見され、当時は“第8惑星”と騒がれました。
西洋占星術でもちいられる、パラス、ジュノー、ベスタなどがある小惑星帯(アステロイド・ベルト)のなかで最も大きい星が「ケレス」で、その中で唯一の「準惑星」に認定され、小惑星番号も1番がつけられています。
1998年に発見されたばかりの「小惑星 52768(1998 OR2)」をふだんはリーディングにもちいることはないのですが、“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)が世界広域感染(パンデミック)する緊急事態のなか、関係性や象意を調べてみました。
4月22日に「獅子宮」から「乙女宮」にかけて黄道上を通過した「小惑星 52768(1998 OR2)」は、1週間後の29日に「乙女宮」~「天秤宮」あたりで地球に最接近します。
16度の幅をもつ「黄道帯」あたりでは、およそ「獅子宮~乙女宮」をメインに今回、通過していくことになります。
そのなかでも地球への最接近の位置は、現在「冥王星」(山羊宮24度)&「木星」(同26度)そして「土星」(水瓶宮1度)がとる「三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0度)」に、上三分(アッパー・トライン=120度)をとって「小惑星 52768(1998 OR2)」は通過していきます。
そういうこともありの、さらに「小惑星 52768(1998 OR2)」がもつ「冥王星」(&カロン)に否応なくかかわる“象意”などから、今般の最接近は“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)とは無関係とはいえないものになっています。
その詳しいご説明は、長くなるので控えざるをえませんが、どこまで明らかになる(表面化する)かはともかく、“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)にかかわって、何らかの“イベント”(星のディレクション)をもたらしていくものになっています。
冥王星の“両極端”の象意からは、新たなウイルス感染拡大か、逆に現ウイルスの無効化傾向(毒性減少)の可能性です。
いずれにしても、“感染再爆発”か“感染減退”が起こりそうです。
さらには、組織や国家の“TOP”や“実力者”(実務者)にも影響する象意をもっています。
最近の動向をふまえて1つだけ特定していえば、「北朝鮮」のTOPクラスにかかわる星が「小惑星 52768(1998 OR2)」の象意に作用していることに注目です。
ふだんはこのような小惑星のリーディングは行なわないのですが、時節柄、特筆的な“象意”をもっている小惑星でしたので、ご参考に書いておきました。

※ 最接近の厳密な時間は、アメリカ東部時間で4月29日の午前5時56分なので、日本時間では同日の19時56分になります。
最大直径が約4.1km、エベレスト山ほどもある小惑星が、明後日4月29日(水)に地球に最接近します。
1998 OR2というのは、仮の名称で、天体学的には「Asteroid(小惑星)52768」という番号がつけられています。
仮称のとおり1998年に発見された小惑星で、火星と木星の間にある「小惑星帯(Asteroid Belt)」と木星の中間地点を最遠方とし、ほぼ地球の軌道上を最近方とする楕円軌道を描いています。
明後日、4月29日の地球への最接近は、地球から約630万km離れた地点を通過します。
宇宙空間では至近距離の“ニアミス”状態なのですが、それでも地球と月の距離の16倍程度の位置を通過していきます。
肉眼で見ることはできませんが、星座の“かに座”と“しし座”の中間あたりの黄道上を斜めに横切ったあと、細長い“うみへび座”の頭付近から胴体付近をほぼ尻尾の方向に進んでいきます。
“うみへび座”のなかぼどに隣接する“コップ座”(~からす座)付近の位置で地球に最接近することになります。
さて、宝瓶宮占星学では、基礎理論の「数理法則」にもとづいて小惑星は「ケレス」しかもちいません。
「ケレス」は、第7惑星の天王星についで発見され、当時は“第8惑星”と騒がれました。
西洋占星術でもちいられる、パラス、ジュノー、ベスタなどがある小惑星帯(アステロイド・ベルト)のなかで最も大きい星が「ケレス」で、その中で唯一の「準惑星」に認定され、小惑星番号も1番がつけられています。
1998年に発見されたばかりの「小惑星 52768(1998 OR2)」をふだんはリーディングにもちいることはないのですが、“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)が世界広域感染(パンデミック)する緊急事態のなか、関係性や象意を調べてみました。
4月22日に「獅子宮」から「乙女宮」にかけて黄道上を通過した「小惑星 52768(1998 OR2)」は、1週間後の29日に「乙女宮」~「天秤宮」あたりで地球に最接近します。
16度の幅をもつ「黄道帯」あたりでは、およそ「獅子宮~乙女宮」をメインに今回、通過していくことになります。
そのなかでも地球への最接近の位置は、現在「冥王星」(山羊宮24度)&「木星」(同26度)そして「土星」(水瓶宮1度)がとる「三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0度)」に、上三分(アッパー・トライン=120度)をとって「小惑星 52768(1998 OR2)」は通過していきます。
そういうこともありの、さらに「小惑星 52768(1998 OR2)」がもつ「冥王星」(&カロン)に否応なくかかわる“象意”などから、今般の最接近は“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)とは無関係とはいえないものになっています。
その詳しいご説明は、長くなるので控えざるをえませんが、どこまで明らかになる(表面化する)かはともかく、“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)にかかわって、何らかの“イベント”(星のディレクション)をもたらしていくものになっています。
冥王星の“両極端”の象意からは、新たなウイルス感染拡大か、逆に現ウイルスの無効化傾向(毒性減少)の可能性です。
いずれにしても、“感染再爆発”か“感染減退”が起こりそうです。
さらには、組織や国家の“TOP”や“実力者”(実務者)にも影響する象意をもっています。
最近の動向をふまえて1つだけ特定していえば、「北朝鮮」のTOPクラスにかかわる星が「小惑星 52768(1998 OR2)」の象意に作用していることに注目です。
ふだんはこのような小惑星のリーディングは行なわないのですが、時節柄、特筆的な“象意”をもっている小惑星でしたので、ご参考に書いておきました。

※ 最接近の厳密な時間は、アメリカ東部時間で4月29日の午前5時56分なので、日本時間では同日の19時56分になります。
宵の明星「金星」と「三日月」
2020.04.25
宵の明星といわれる「金星」と「月」の情報です。
最近、やけに明るく輝く星を西の空にみるので、最初、飛行機かと思いました。
でも、動かないので、プラネタリウム・ソフトて確認したところ「金星」でした。
それほど、いつも以上に明るいので、「金星」だと確信できなかったのです。
それもそのはずで「金星」は、今月4月28日に最大光度に達します。
なので、すでにマイナス4.5等星の明るさで観察できたわけです。
マイナス4.5等星というのは、1等星の100倍ほどの明るさです。
当日、月の左側に「オリオン座」をみることができますが、その右下部分)が全天で21個しかない「1等星」の一つ、オリオン座ベータ星の「リゲル」です。
「月」は、一昨日23日(木曜日)に、牡牛宮6度前後(星座では”おひつじ座”)にあり、「太陽&月&天王星」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0度)を形成していました。
「新月」です。
そして明日26日、双子宮16度(星座では“おうし座”)の「金星」と双子宮13度の「三日月」が、最接近してみえるわけです。
もちろん、西の空に雲がなければのお話です。
最接近といっても、「ホロスコープ」で3度の差がありますし、黄道上の上と下をトランシット中なので、相応の開きがあります
実際の最接近は、真夜中の午前0時前後です。
そのため、北半球の日本からみれば、地球の裏側なので、みることはできません。
※ご参考

4月26日 午後7時 東京から西の空をみたときの「月」と「金星」と「オリオン座」の位置関係
最近、やけに明るく輝く星を西の空にみるので、最初、飛行機かと思いました。
でも、動かないので、プラネタリウム・ソフトて確認したところ「金星」でした。
それほど、いつも以上に明るいので、「金星」だと確信できなかったのです。
それもそのはずで「金星」は、今月4月28日に最大光度に達します。
なので、すでにマイナス4.5等星の明るさで観察できたわけです。
マイナス4.5等星というのは、1等星の100倍ほどの明るさです。
当日、月の左側に「オリオン座」をみることができますが、その右下部分)が全天で21個しかない「1等星」の一つ、オリオン座ベータ星の「リゲル」です。
「月」は、一昨日23日(木曜日)に、牡牛宮6度前後(星座では”おひつじ座”)にあり、「太陽&月&天王星」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0度)を形成していました。
「新月」です。
そして明日26日、双子宮16度(星座では“おうし座”)の「金星」と双子宮13度の「三日月」が、最接近してみえるわけです。
もちろん、西の空に雲がなければのお話です。
最接近といっても、「ホロスコープ」で3度の差がありますし、黄道上の上と下をトランシット中なので、相応の開きがあります
実際の最接近は、真夜中の午前0時前後です。
そのため、北半球の日本からみれば、地球の裏側なので、みることはできません。
※ご参考

4月26日 午後7時 東京から西の空をみたときの「月」と「金星」と「オリオン座」の位置関係
高島市長のYoutube動画
2020.04.25
※ご参考
高島市長のYoutube動画です。
本日(25日:Youtubeアメリカ時間では24日)にアップされました。
● 福岡市長高島宗一郎 緊急事態宣言から2週間経過した福岡市の状況 新型コロナ
https://www.youtube.com/watch?v=P3YKvxPSonU
3分45秒の短い動画です。
ですが、さすがは元アナウンサー。
全国でも参考になる福岡市の感染状況と対策をわかりやすくまとめています。
※追加
同じく福岡チャンネルからの動画です。
● 力を合わせて、コロナに打ち勝っていきましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=dD2mBk2Pgoo
高島市長のYoutube動画です。
本日(25日:Youtubeアメリカ時間では24日)にアップされました。
● 福岡市長高島宗一郎 緊急事態宣言から2週間経過した福岡市の状況 新型コロナ
https://www.youtube.com/watch?v=P3YKvxPSonU
3分45秒の短い動画です。
ですが、さすがは元アナウンサー。
全国でも参考になる福岡市の感染状況と対策をわかりやすくまとめています。
※追加
同じく福岡チャンネルからの動画です。
● 力を合わせて、コロナに打ち勝っていきましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=dD2mBk2Pgoo
福岡市高島市長の取組み
2020.04.22
福岡市の“対応”のお知らせです。
高島市長は、感染軽症者から「アビガン」を使用する要望書を内閣府に提出したとのことです。
“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)の治療に「アビガン」が相応の効果をあげていることはご存じだと思います。
使用には制約もあるのですが、このたび福岡市の高島市長は「国家戦略特区」に指定されていることを活用して、重症になるのをまたず“感染軽症者”からアビガンによる治療を行なうことを、いわゆる“テストケース”として提案したようです。
その観察研究で得られた情報を適宜、全国に共有していき、治療の突破口にできればと考えています。
以下、順不同また一部に編集を加えていますが、高島市長のFBからの抜粋です。
1、
「私は医療分野は素人ですが、副市長には医師がいます。
医師である荒瀬副市長と福岡市医師会会長、福岡市薬剤師会会長にも内容についてご相談の上、この特区の規制緩和を活用することにしました。
そして今日(4月21日)、九州大学病院長、福岡大学病院長と連名で厚生労働大臣や特区の担当省庁である内閣府に要望書を提出しました。
私から加藤大臣や内閣府の審議官にも直接陳情しました。」
2、
「インフルエンザは、陽性と判定されればすぐにタミフルなどの薬を処方されます。
同じように新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定され、医師の判断で早期にアビガンを処方してもらえばかなりのケースで重症化が防げることになると思われます。
もちろん副作用もすでに明らかになっているので、妊婦への投与は出来ませんし、投与する本人の同意が大前提です。」
3、
「平時であればしっかりと治験をして、より安全性の確認をすべきです。
でも今は有事です。
ここまで世界中を大きく混乱させて、死者の増加や医療崩壊、また地域経済の崩壊をさせている新型コロナウイルスの超巨大なリスクを考えれば、理想的な完全さを求めるより、現実的に対応した方がいいと思うのです。」
「アビガン以外の治療が適切と判断されればそこから別の治療方法を行います。」
としたうえで、
「これが可能になれば今後はこのような流れが可能になります。」
と、次のような流れを想定しているようです。
4、
「→PCR検査で陽性が出る。
→観察研究を行う病院(九州大学病院、福岡大学病院、福岡市民病院など)で医師の診察の上、副作用等を考慮。
→投与が適切と判断されれば、初期の軽症の段階からアビガン投与。
→自宅やホテルなど病床以外の隔離などで済む。
→重症化が減少。
→地域を限定してうまくいけば、速やかに全国適用にする。」
このようなことは、福岡市が「国家戦略特区」に指定されているので可能だということです。
特区は「岩盤規制を破るドリルの刃」のようなものとの考えにもとづいています。
5、
「福岡市としては、これを福岡市限定ではなく、速やかに全国適用になることを期待している旨も要望書には書いています。
最終的には、いかに早くアビガンを新型コロナウイルス治療薬として保険適用で承認していただけるか。一般の病院やクリニックでも処方できるかです。
いずれにしても医療という専門分野なので、内容については今後とも大学や医師会、薬剤師会、病院、保健所などの専門家のご意見を十分に聞きながら、関係者と一緒になって進めていきます。」
と結んでいます。
※ご参考ながら高島市長のFB(フェイスブック)のURLです。
https://www.facebook.com/soichiro.takashima.33
(FBのアカウントをもってログインしないと本文はみれません)
高島市長は、感染軽症者から「アビガン」を使用する要望書を内閣府に提出したとのことです。
“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)の治療に「アビガン」が相応の効果をあげていることはご存じだと思います。
使用には制約もあるのですが、このたび福岡市の高島市長は「国家戦略特区」に指定されていることを活用して、重症になるのをまたず“感染軽症者”からアビガンによる治療を行なうことを、いわゆる“テストケース”として提案したようです。
その観察研究で得られた情報を適宜、全国に共有していき、治療の突破口にできればと考えています。
以下、順不同また一部に編集を加えていますが、高島市長のFBからの抜粋です。
1、
「私は医療分野は素人ですが、副市長には医師がいます。
医師である荒瀬副市長と福岡市医師会会長、福岡市薬剤師会会長にも内容についてご相談の上、この特区の規制緩和を活用することにしました。
そして今日(4月21日)、九州大学病院長、福岡大学病院長と連名で厚生労働大臣や特区の担当省庁である内閣府に要望書を提出しました。
私から加藤大臣や内閣府の審議官にも直接陳情しました。」
2、
「インフルエンザは、陽性と判定されればすぐにタミフルなどの薬を処方されます。
同じように新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定され、医師の判断で早期にアビガンを処方してもらえばかなりのケースで重症化が防げることになると思われます。
もちろん副作用もすでに明らかになっているので、妊婦への投与は出来ませんし、投与する本人の同意が大前提です。」
3、
「平時であればしっかりと治験をして、より安全性の確認をすべきです。
でも今は有事です。
ここまで世界中を大きく混乱させて、死者の増加や医療崩壊、また地域経済の崩壊をさせている新型コロナウイルスの超巨大なリスクを考えれば、理想的な完全さを求めるより、現実的に対応した方がいいと思うのです。」
「アビガン以外の治療が適切と判断されればそこから別の治療方法を行います。」
としたうえで、
「これが可能になれば今後はこのような流れが可能になります。」
と、次のような流れを想定しているようです。
4、
「→PCR検査で陽性が出る。
→観察研究を行う病院(九州大学病院、福岡大学病院、福岡市民病院など)で医師の診察の上、副作用等を考慮。
→投与が適切と判断されれば、初期の軽症の段階からアビガン投与。
→自宅やホテルなど病床以外の隔離などで済む。
→重症化が減少。
→地域を限定してうまくいけば、速やかに全国適用にする。」
このようなことは、福岡市が「国家戦略特区」に指定されているので可能だということです。
特区は「岩盤規制を破るドリルの刃」のようなものとの考えにもとづいています。
5、
「福岡市としては、これを福岡市限定ではなく、速やかに全国適用になることを期待している旨も要望書には書いています。
最終的には、いかに早くアビガンを新型コロナウイルス治療薬として保険適用で承認していただけるか。一般の病院やクリニックでも処方できるかです。
いずれにしても医療という専門分野なので、内容については今後とも大学や医師会、薬剤師会、病院、保健所などの専門家のご意見を十分に聞きながら、関係者と一緒になって進めていきます。」
と結んでいます。
※ご参考ながら高島市長のFB(フェイスブック)のURLです。
https://www.facebook.com/soichiro.takashima.33
(FBのアカウントをもってログインしないと本文はみれません)
“自然発生説”の陰謀論
2020.04.19
「AFP BB NEWS」
【解説】新型コロナの流出源? 武漢研究所を取り巻く疑惑
2020年4月18日 5:30 発信地:武漢/中国
上記タイトルのネットニュースの中に、次のような一連の記述がありましたので、3つに分けてご紹介し、あわせて個々に解説を試みてみました。
「センザンコウを媒介して人へと感染した可能性があるとみている」とした記述に続く以下の部分です。
1、
「だが今年1月、英医学誌ランセット(Lancet)に発表された中国科学者チームの論文では、最初の感染者と、初期に感染が確認された41人のうちの13人が、ウイルス発生源とされる武漢の野生動物市場とはつながりがなかったことが明らかにされた。」
【解説】 中国政府は、最初、武漢の「華南海鮮卸売市場」が発生源と発表しました。
ですが、武漢閉鎖後、その解除の直前に同市場の奥でマスクもなしに暮らしてた親子が発見されました。
にもかかわらず、ウイルスにはいっさい感染していなかったのです。
2、
「中国を代表するコウモリコロナウイルス研究者の一人で、武漢ウイルス研究所P4実験室の副所長でもある石正麗(Shi Zhengli)氏は、新型コロナウイルスがコウモリ由来であることを初めて示した論文を出した研究チームの一員だ。」
【解説】 これを読んで、“やはりコウモリから自然発生した”と考えたら大きなミスです。
なぜなら、“自然発生した”とはどこにも書いていません。
そうではなく、“新型コロナウイルスがコウモリ由来である”という「意味」が重要です。
その意味は、「コウモリ」のコロナウイルスをベースに、MERSやSARSまたHIVを“人造的”に組み込んだのが今般の“武漢ウイルス”という示唆ゆえに、「コウモリ由来」なのです。
中国の研究者という立場上、そういった表現でしか発表できません。
中国政府をはじめ中国人は、責任を問われないよう歴史的にそういった“レトリック”をもちいます。
なので、日本の“官僚文学”と同様に一字一句に気をつけなければ、人の好い日本人はダマされてしまいます。
3、
「米科学雑誌サイエンティフィック・アメリカン(Scientific American)のインタビューに応じた石氏は、新型コロナウイルスのゲノム配列は自身の研究所がこれまでに収集・研究したコウモリコロナウイルスのいずれとも一致しなかったと述べた。」
【解説】 解説もなにも「新型コロナウイルス」(武漢ウイルス)は、コウモリから自然発生したものではないといっているのと同然です。
なぜなら、「中国を代表するコウモリコロナウイルス研究者」が「これまでに収集・研究したコウモリコロナウイルスのいずれとも一致しなかった」と述べている以上、未知のコウモリがいたとしてもゲノム配列が“武漢ウイルス”と一致するとは考えられないからです。
もっとも中国政府は、こういったことも見越して手をうっています。
コウモリからヘビ(アマガサヘビやタイワンコブラ)に感染して広がったなどと、今や“チャイナ・ニュース・ネットワーク”と揶揄される「CNN」にも報道させました。
その一方で、コウモリコロナウイルスが“突然変異”したものとも言い出しています。
中国政府の発表が、“二転三転”するさまは、真摯に真相を究明しようというよりも、いかに責任逃れをするか、また同時に世間を惑わして“情報混乱”をはかり中国から目をそらさせようとするものになっています。
そういったことから、むしろ、“武漢ウイルス自然発生説”のほうが、よほど「陰謀論」です。
【解説】新型コロナの流出源? 武漢研究所を取り巻く疑惑
2020年4月18日 5:30 発信地:武漢/中国
上記タイトルのネットニュースの中に、次のような一連の記述がありましたので、3つに分けてご紹介し、あわせて個々に解説を試みてみました。
「センザンコウを媒介して人へと感染した可能性があるとみている」とした記述に続く以下の部分です。
1、
「だが今年1月、英医学誌ランセット(Lancet)に発表された中国科学者チームの論文では、最初の感染者と、初期に感染が確認された41人のうちの13人が、ウイルス発生源とされる武漢の野生動物市場とはつながりがなかったことが明らかにされた。」
【解説】 中国政府は、最初、武漢の「華南海鮮卸売市場」が発生源と発表しました。
ですが、武漢閉鎖後、その解除の直前に同市場の奥でマスクもなしに暮らしてた親子が発見されました。
にもかかわらず、ウイルスにはいっさい感染していなかったのです。
2、
「中国を代表するコウモリコロナウイルス研究者の一人で、武漢ウイルス研究所P4実験室の副所長でもある石正麗(Shi Zhengli)氏は、新型コロナウイルスがコウモリ由来であることを初めて示した論文を出した研究チームの一員だ。」
【解説】 これを読んで、“やはりコウモリから自然発生した”と考えたら大きなミスです。
なぜなら、“自然発生した”とはどこにも書いていません。
そうではなく、“新型コロナウイルスがコウモリ由来である”という「意味」が重要です。
その意味は、「コウモリ」のコロナウイルスをベースに、MERSやSARSまたHIVを“人造的”に組み込んだのが今般の“武漢ウイルス”という示唆ゆえに、「コウモリ由来」なのです。
中国の研究者という立場上、そういった表現でしか発表できません。
中国政府をはじめ中国人は、責任を問われないよう歴史的にそういった“レトリック”をもちいます。
なので、日本の“官僚文学”と同様に一字一句に気をつけなければ、人の好い日本人はダマされてしまいます。
3、
「米科学雑誌サイエンティフィック・アメリカン(Scientific American)のインタビューに応じた石氏は、新型コロナウイルスのゲノム配列は自身の研究所がこれまでに収集・研究したコウモリコロナウイルスのいずれとも一致しなかったと述べた。」
【解説】 解説もなにも「新型コロナウイルス」(武漢ウイルス)は、コウモリから自然発生したものではないといっているのと同然です。
なぜなら、「中国を代表するコウモリコロナウイルス研究者」が「これまでに収集・研究したコウモリコロナウイルスのいずれとも一致しなかった」と述べている以上、未知のコウモリがいたとしてもゲノム配列が“武漢ウイルス”と一致するとは考えられないからです。
もっとも中国政府は、こういったことも見越して手をうっています。
コウモリからヘビ(アマガサヘビやタイワンコブラ)に感染して広がったなどと、今や“チャイナ・ニュース・ネットワーク”と揶揄される「CNN」にも報道させました。
その一方で、コウモリコロナウイルスが“突然変異”したものとも言い出しています。
中国政府の発表が、“二転三転”するさまは、真摯に真相を究明しようというよりも、いかに責任逃れをするか、また同時に世間を惑わして“情報混乱”をはかり中国から目をそらさせようとするものになっています。
そういったことから、むしろ、“武漢ウイルス自然発生説”のほうが、よほど「陰謀論」です。