太陽系惑星が勢ぞろい
2022.06.17
[天体ショー] 太陽系惑星が勢ぞろいする6月後半
― 夜明け前の数時間のみ ―
◆「惑星直列」ではなく、十大惑星が一堂に会する天体ショー◆
Twitterで先頃、「惑星直列」がトレンド入りしたそうです。
ですが、直後に否定されました。
すると今度はMixiのピックアップニュースで、6月16日の「ねとらぼ」の記事が紹介され、誤解される一文が見られましたのでご紹介しておきます。
いわく、「国立天文台によると、(中略)東の地平線に向かって、土星、海王星、木星、火星、天王星、金星、水星がならぶとのこと。」
という内容です。
タイトルは「太陽系の惑星が明け方の空に勢ぞろい!」と国立天文台の発表どおりで、間違っていません。
【太陽系の惑星が並ぶのは当たり前】
ちなみに、福岡市では下図のようになります。
6月18日の明け方、午前4時半頃の星の配置です。

黄色いラインは、太陽の通り道「黄道」を図示したもので、惑星たちはこの黄道にそって、常に移動しています。
そのため、太陽系の惑星が集中すれば並んで見えるのは当たり前です。
なので、一堂に会した「勢ぞろい」であって、目視をはじめ天体望遠鏡を使えば「見える」ということです。
ちなみに、ホロスコープをみましても、水瓶宮直前の「山羊宮」の冥王星にはじまり、「水瓶宮」の土星、「魚宮」の海王星、「牡羊宮」の木星、「牡牛宮」の天王星と、ソーシャル・プラネットが順番に1サイン(宮)に1つずつトランシットしている昨今です。
さらに、「牡羊宮」には火星、「牡牛宮」には金星(6月23日まで)、「双子宮」には水星というように、これまた順番に共鳴星(西洋占星術では支配星)が位置しています。
すでに、宝瓶宮占星学サイトに6月12日にアップしました「今週の運勢」の「今週の星の動き」にてお伝えしたとおりの内容です。
ご確認されるかたはご一瞥ください。
【太陽と惑星たち月までもが150度以内に集中】
もう少し具体的に書いておきます。
全天球360度のうち、空の星座では、いて座に当たる「山羊宮」その終盤から「双子宮」の終盤まで、ほぼ150度の範囲内に太陽と月をはじめ、準惑星の冥王星を含めて、太陽系惑星が集中するということです。
それが、太陽が昇る直前の夜空に、この6月中旬から下旬まで「勢ぞろい」して観測できるためニュースになり、国立天文台が発表したようです。
肉眼でハッキリ見えるのは、月と、マイナス3等星の木星と、マイナス5等星の金星で、目が良ければ見えるのは、火星と、ギリギリ土星までです。
水星は見えたとしても、日の出直前の太陽に近い地平線近くになりますので、街中の場合は日の出方向のビルや田舎でも山などで見えないことが多く、当然、太陽が昇ればすべての星がみえなくなります。
天王星、海王星、冥王星は天体望遠鏡でなければ見えず、探すのも困難を極めます。
結局、「惑星直列」などではありません。
「星が並ぶ」というのも、太陽系惑星では相応に近接すれば当たり前なので、動きの早い月を含めて太陽から冥王星までホロスコープで用いるメイン・プラネット(十大惑星)が、夜明け前に勢ぞろいするという天体ショーがこの6月後半に起きるというお話です。
付記しておきますと、国立天文台が発表した「勢ぞろい」というタイトルと「プラネタリウム」画像を見たあわて者が、「惑星直列」と勘違いし、さらに、それを「惑星が並ぶ」と誤解される表現の記事を書くというネット上によくある「伝言ゲーム」が起きたという顛末だと考えられます。
ちなみに、国立天文台が掲載した「プラネタリウム」画像が下図で、惑星が直列しているかのように見えなくもありません。
ですが、そうではなく、これは地表上の全天空を映したプラネタリウム画像なので、実際的に見える配置ではなく、実際には上の画像のように、見る方向の半分以上を占める大きな弧を描いた星たちの配置になります。

クオリアル生活-食彩編
2022.04.17
クオリアル生活-食彩編
― グルメ通に意味はあるのか ―
◆「食彩を広げる素のうす味を愉しむ食ライフ」
「クオリアル生活」の第3回めは食彩編です。
味覚や好みは人それぞれですし、何を食せばよいかは、実は“からだ”が知っています。
結局、美味しく食べて、健康や体調を維持できれば何でもいいんです。
たとえば、素のままのうす味が多様ですし、飽きないで食べられます。
無理にグルメ通である必要はないし、そこに意味はあるのでしょうか。
人間の体はそのようにはできていないからです。
美味しくても飽きてきますし、体に良いともかぎりません。

≪食の基本の三原則≫
人は何のために食べるのか?
その根本です。
食べなければ生きられないので“食本能”が備わっています。
1、生きるために「食べる」、これが大前提です。
2、次に、健康維持のために「食べる」、身体はそのようにできています。
3、さらには飽きずに美味しく「食べる」、心の満足や豊かさも重要です。
食における「基本の三原則」です。
さらに、補足的に4番めを挙げておきます。
4、シチュエーションを考えて楽しく「食べる」。
食環境のシチュエーションは、案外と大切です。
“感情の動物である”といわれる人間にとって、味の感覚までも左右します。
【One Point】 さて、食といえば「グルメ」を思い起こします。グルメといえば、最近はテレビに出なくなりましたが、一時期、WK氏が有名でした。彼のグルメはテレビ用なのか、どこか表層的で中身がないと思っていたら、案の定、下種いスキャンダルを起こしてくれました。
≪ご自分なりのこしらえ方≫
グルメ(gourmet)やフーディー(foodie)が、“食通”や“美食家”をさすのか、それとも単なる“食いしん坊”の美名なのかは分かりません。
一緒にしては失礼なのですが、高名な「美食家」といえば、北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん1883-1959)氏がいます。

美味しく食べるために、調理だけではなく器にもこだわり、陶芸家としても名を上げたほどの多才な文化人です。
そんな彼ですが、庶民の味「納豆」が好きだったことでも有名です。
「究極の納豆の食し方」で納豆の“ねり方”に触れていて、バイブル的な扱いをされているようです。
たとえば、魯山人の「納豆の味」を再現しようと、第三者が検証したところ、305回かき混ぜて醤油を加え、さらに119回かき混ぜるとよいのだそうです(笑)。
合計424回も混ぜて、納豆をこしらえる必要はあるのでしょうか。
人それぞれ好みが異なれば体調や体質も異なります。
生きている時代も違いますし、私たちは魯山人ではないのです。
【One Point】 何よりも時代が変わりました。昨今の納豆は、多忙な現代人向けに手早く美味しく食せるパック詰めが多いのです。嫌いでなければ、味も素朴なので、適時、ご自分なりに美味しいと思う食べ方を工夫されるとよいでしょう。ちなみに書いておきますと、魯山人氏は「納豆の茶漬け」を楽しまれていたそうです。
≪食文化や食生活は人それぞれ≫
次です。
誰が言ったのか、魯山人氏だったのか、定かではありません。
いわく「日本人は肉の食べ方を知らない」のだそうです。
昭和初期の頃まではともかく、現代では該当しません。
なぜなら、宝瓶宮占星学のリーディングから申し上げますと、戦後日本の“現体制”は「牡牛宮」で象徴されるようになったからです。
※ご参照「日本は何座宮?」(宝瓶宮占星学サイト)
なので戦後は牡牛宮の象意にもとづいて、日本人は衣食住(ファッション、グルメ、インテリア)をはじめ社会環境など、日常生活の快適性(アメニティ―)の実現に注力してきました。
かつては食卓にのぼらなかった肉に関しても、主食のごはんに合うように薄切りやヘルシーで美味しく食する調理方法を考え出しています。
肉を主食としてきた欧米人とは異なるのです。
たとえば、日本では余分な油脂を落として野菜などとともにポン酢やごまだれに浸して食べる「しゃぶしゃぶ」があります。
さらには、外国人にも評価が高い「和牛」ブランド。
また、ビーフボウルこと「牛丼」など、日本流の肉食はヘルシーで美味しいと外国人にも好評なのだとか。
【One Point】 ほかにもあります。日本の「ステーキ」はサイズはともかく、柔らかくて美味しいと評判です。「すき焼き」や「やきとり」(ざく切りのキャベツと酸味のうまたれ付きが博多流)も、来日外国人には人気だそうです。ふだん、外人さんは、これらを食べ慣れていないので新鮮で美味しく感じるのもあるでしょう。それも食し方の秘訣です。
≪グルメ評論家のホンネ≫
ついでに、知人のエピソードを一つ。
その知人は、海外出張のときに生肉の食にはまったそうです。
美味しいので食べ続けていたら、ぶくぶくに太ったのだとか。
飼育された肉や養殖物は、余分な油脂が多いだけでなく、薬品などを使って“太らせる”ようにしているものがありますので、食べ続けていると、当然、健康に要注意です。
類似の体験はありませんか?
お話は変わりますが、今度はマスメディアで有名なあるグルメ評論家のお話です。
テレビレポートの手前、“そば通”らしく、ざるから持ち上げたそばの下だけをチョンとそば猪口につけて、うまそうに食べてみせました。
通の食べ方とされているものです。
ですが、別の番組でぶっちゃけて言うには、「本当はそば猪口の中にたっぷり浸して食べたい」と話していました。
【One Point】 どちらが良い悪いではなく、打ち立てだったり、香りが高く、うすくても味のあるそばなら、つゆもつけずに本物のワサビだけで十分に美味しくいただけます。そうではない乾麺をはじめ、作り置きなどの場合は、そうはいかないでしょう。要は通ぶって固定観念にとらわれず、ものに応じた食べ方をすればいいのです。
≪食彩感覚は素のうす味で広がる≫
さて、以上をまとめましょう。
基本、古いものや大量生産品、また添加物の多いものや、生産や輸送時に薬品を使うものなど、本来の味が損なわれているものなら、調味料などで味付けして食べるのもやむをえません。
ですが、それで美味しく感じても、市販のワンパターンの調味料の味に慣れてきてしまい、美味しいと感じなくなるのが人間です。
濃い調味料の味付けに慣れてしまうと、次第にバカ舌になります。
そこで、おすすめの一つは次のようなことです。
天然物やそれに近い食材など、そのものの素のうす味を楽しめるようになっていくと、食彩(味覚感覚)が広がります。
バカ舌になるとそれが味わえません。
なので、まずはその改善が必要になるのですが、素のうす味は微妙な違いながら、同じ味のものはないので飽きがきません。
天然物でも一応は気を配らなければならないことはあるでしょう。
でも、そこまで言いはじめたらきりがなくなります。
結局、味覚感覚の改善で健康にもよく、美味しく食せるようになっていきます。
【One Point】 美味しく感じても、味付けをしたものは食べ続けていると飽きがきます。そこで荒ワザですが、意図的に「粗食」や体に悪くない「美味しくない」ものを随時食して、“味変”するといった方法もあります。ご自身の“からだ”に聞いて、必要だと欲しているものを適度な量、そのつど食するというのがよいようです。
【空腹と材料を見抜く目】
「美味しく食べる」ということのみに関していえば、最大のサジェスチョン(示唆)は、次の言葉でしょう。
「空腹は最大の調味料である」
無自覚でも“からだ”が不足を感じ、必要としているものを食すと、からだが喜び、「美味しい」と感じるようにできています。
それが適度な空腹の状態です。
また、本文に関していえば、次のことも必要です。
素のうす味で食して、健康にも良い、食材を見抜く目を培う。
そういった意識や経験、また知識をともなった素材選びの目や、その調理方法をふくめて、素のうす味を楽しめる食彩生活が可能になっていきます。
最後に、書いておきます。
食は人それぞれです。
また、必要なものは日々の体調やコンディションも違うため、“からだ”が知っています。
それを感じられる感性を養うことも、考慮されるとよい一つになっています。
友泉亭公園:福岡市
2022.04.07
友泉亭公園:福岡市
― 筑前福岡藩のお殿様の元別荘 ―
◆「江戸中期の6代目黒田継高公の別邸があった場所」
福岡市中央区、城南区との境を流れる樋井川(ひいかわ)沿いに「友泉亭公園」(ゆうせんてい こうえん)はあります。

福岡市で初めての「池泉回遊式」の日本庭園として整備され、1981年(昭和56年)に開園したとパンフレットに紹介されています。
もともとは、軍師黒田官兵衛(黒田如水)を藩祖とし、その嫡男:黒田長政を初代とする筑前福岡藩の6代目黒田継高公の別邸だった場所でした。

明治維新後は小学校や役場になり、昭和に入って民間人の別荘となるなど二転三転しています。
結局、1978年(昭和53年)に福岡市が取得し、現在のように日本庭園「友泉亭公園」として改修復元を行ない、一般公開し、今日に至ります。

上の画像は、「白玉増量中」とコピーがあった冬季限定のぜんざい(抹茶、菓子つき)で、畳間の「本亭」(茶室)で、池泉を泳ぐ鯉など庭園を眺めながらいただけます。
ホームページには、2月5日に3つから5つに白玉が増量になり、なくなり次第終了と書かれていましたが、4月初めも継続中でした。

順番が前後しますが、公園内にある「本亭」(友泉亭)の入り口です。
道路わきの公園入口「冠木門」(入園料200円、65歳以上無料)から50メートルほど進んだところにあります。
毎週月曜日休園(休日の場合はその翌日)。9時から17時まで開園中です。
“ウイルス”感染拡大の事由
2020.11.21
まずは、次のチラシ画像をご高覧ください。
「東京都」と「東京都つながり創生財団」が制作した「ウイルス感染のご注意」をうながすものです。

全文に「ふりがな」をふり、「感染」という言葉の意味をご説明しています。
これは“お子さん向け”ではありません。
在日外国人の皆さまにむけたものです。
なぜなら、現在、“武漢ウイルス”(中共ウイルス)が第三次感染増加傾向をみせていますが、大多数が“在日外国人”によるものだからです。
そのため「東京都外国人新型コロナ生活相談センター」(TOCOS)が立ち上がり、在日外国人に向け懸命の注意喚起をうながしています。
ちなみに、今年2020年の春頃は「日本人」と「在日外国人」の感染の割合は、ほぼ“半々”でした。
第2次感染ブームとなった夏場になると、多いところでは、その割合は約“3:7”になっています。
なかには、約“2:8”になった地域もあることがネットにはアップされていました。
では、今月11月の第3次感染拡大ブームの割合はどうなのでしょうか。
もちろん、まだ発表されていません。
というか、厚労省のマスコミも“国籍不明”や“確認中”として、当初から明確に発表しないのです。
多分、ネットに上っているのは、在日外国人の感染者があまりにも多く、異常を感じているどこかの医療現場の声なのかもしれません。
いずれにしても、日本人の感染者数は少ないのです。
その理由は、次のようにいえます。
日本列島という地理的な条件ゆえにキレイな水が潤沢なことが第一点です。
第二点は、宝瓶宮占星学から申し上げますと、戦後日本の“現体制”が「牡牛宮」だからです。
牡牛宮は、日常生活の“安心安全”と衣食住をふくめた“快適性”を大事にします。
なので、マスクや手洗いは日常茶飯事ですし、「魚宮」の“民族性”や「水瓶宮」の“国体”によって、他人や周囲に迷惑をかけない民度を保っているためです。
そういったことがありまして、「日本人社会」の中で、ふつうに気をつけた生活をしていれば、かかりにくいし感染の拡大も起こりにくいのです。
それは、世界各国の感染者数(累計)をみれば一目で分かります。

※このなかで、日本がいちばん低いのです。中国が低いのは「感染者」ベースの数字ではなく、発症した重傷者などの数で基準が異なるため、同一の比較はできません。
以上のことからみえてくるのは、“武漢ウイルス”の「最後のピーク」のディレクションにおいて、日本人のみの感染拡大は少なく、今までどおり在日外国人の感染者が多いと考えられます。
なので、ピークアウト傾向は、はじまっているといえます。
ちなみに、親日的な在日外国人やそのグループであれば、日本のルールを守り、日本の慣習になじもうとしますので、さほど大きな感染拡大にはならないでしょう。
逆に、反日的な国家の在日外国人やそのグループの場合、全員ではありませんが、日本の生活習慣ではなく自国の慣習のままにすごす傾向が出るために、「最後のピーク」のディレクションによって“感染拡大”が起きてもおかしくはありません。
結局、感染拡大の現状を長引かせる“役割”をはたすことになります。
テレビが流すのは、そういった在日外国人の感染拡大ではなく、日本の施設などで発生した“クラスター”なので、あたかも感染者のすべてが日本人かのように、勘違いさせる結果になっています。
これらの内容が事実かどうかは、ネットをタグるなり、みなさまでご確認ください。
Amazonを語るニセメール
2020.11.02
ここ1~2か月ほど、ほぼ毎日のように「Amazon」を語るフィッシング(ニセ)メールが届きます。
なぜ、「ニセメール」だとすぐにわかるのかというと、こういうこともあろうかと「複数のアカウント」を使い分けているからです。
たとえば、本職用、占星学用、ネットショッピング用、その他契約用等々です。
なので、「Amazon」に登録していないメアドに、“Amazon”を名乗るメールが届けば、一発で「ニセメール」だとわかります。
これまで届いた「ニセメール」のタイトルは、次のようなものがありました。
「Amzon.co.jpに登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報の確認)」
「注文番号『(数字)』はキャンセルされました。登録してご確認ください」
「アカウント所有権の証明(名前、その他個人情報)の確認」
「異常な行為が検出 アマゾン緊急配送メール」
など、あまりに幼稚すぎるタイトルです。
多分、開けば「URL」が記載されていて、そこにアクセスして記入すると「個人情報」が盗みとられる仕掛けになっているのではないでしょうか。
そして、Amazonで勝手に買い物をされて、代金のみ支払わされてしまうことなどが考えられます。
怪しいメールの場合、今、使っている「メールソフト」では、右クリックして「プロパティ」から確認することにしています。
そこには、実際の送り元の「メールアドレス」が記されていることがほとんどです。
確認しても、「Amazon.co.jp」以外からのメールなので、「ニセメール」(フィッシング・メール)だと見抜けます。
すぐに「ゴミ箱」行きです。
上記のAmazonを語るメールは、なかなかにしつこいです。
「まだやってる」と思いながら、完全にバレているのに、今では「ご苦労なことだと」と思いながら事務的に即削除を繰り返しています。
そのうち、Amazon自体か、関係者が気づき、もしくは実害にあった被害者が訴えて、実際の送り主(犯罪者)が突き止められ、処分されるなり、逮捕されるのではないかと考えています。
いいヒマつぶしです。
「以牙还牙 加倍奉環!」
2020.09.28
「以牙还牙 加倍奉環!」
ご存じ、昨日、2020年9月27日で今回のシリーズが終了した「半沢直樹」の名セリフです。
「やられたらやり返す、倍返しだ!」の中国版です。
主演が「堺雅人」(天秤宮、46歳)ということもあって、7年前の初回シリーズから珍しくドラマを見ていて思ったのは次のことです。
これは中国人好みのドラマになる。
一見、銀行員としての“正義”が描かれますが、それは今回シリーズでのお話。
初回シリーズは、“カゲの主人公”大和田常務こと「香川照之」(射手宮、54歳)に土下座をさせたことで一件落着し、次のテーマが必要になったからです。
初回シリーズの本来のテーマは「復讐」でした。
今回シリーズのテーマにも、根底には「柄本 明」(蠍宮、71歳)が演じる“進政党幹事長 箕部啓治”への「復讐」が隠れています。
ちなみに、真偽は定かではありませんが、“箕部幹事長”のモデルは、現立憲の「小沢一郎」(双子宮、78歳)だとか。
そういえば、“カネと権力”、“元幹事長”、また“辺野古基地移転”に関して、土地をあらかじめ購入していたという“ウワサ”などがよく似ています。
なぜ、ドラマ「半沢直樹」が、中国人に人気が出ると7年前に予測できたのかというと、中国は民族性を“蠍宮”とするからです。
民族性“蠍宮”は、ほかの12サイン(宮)に比べて、“うらみ”や“復讐心”が強いのが特徴です。
なので、初回シリーズを見ていくうちに、これは中国人の「メンタリティー」と共鳴(共感)する、中国でのヒットを予測していました。
もう一つ、強いてながら挙げておきます。
中国の現体制は“天秤宮”です。
これは、主人公を演じる堺雅人氏の「天秤宮生まれ」(太陽)とつうじる側面があるからです。
ちなみに、堺氏の「ホロスコープ」(出生天球図)には、YOD(ヨッド=60・150・150)が3つもあります。
YOD(60・150・150)は、ボカした表現で書きますと、“自分であって、自分ではないが、やはり自分である”といった象意をもちます。
これは、自分以外の役柄を演じる「役者」にはピッタリのアスペクト・パターンなのです。
競演した役者仲間からの評判では、堺雅人氏はNGを一度も出さなかったと言います。
その理由の一つは、3つものYOD(ヨッド)をもつことによって、“自分ではない”役柄に完全になりきれる側面が大きいからです。
それはともかく、ドラマ「半沢直樹」は、よくいえば、“勧善懲悪”ですが、“復讐”がテーマなので中国人は、“大好物”です。
まさに、強大な国家権力をバックに私腹を肥やし、半沢直樹ら東京中央銀行に圧力をかけてきた箕部幹事長への“勧善懲悪”を兼ねた“復讐”のドラマだからです。
冒頭の「以牙还牙 加倍奉環!」(やられたらやり返す、倍返しだ)は、中国でもブームになりました。
未確認情報ですが、中国政府はドラマ「半沢直樹」を中国人民が見るのを恐れているとか。
なんとなく首肯できるお話です。
なぜなら、習近平をはじめとした中国共産党の“支配層”は、まさに箕部幹事長と同じことをやって“私腹”を肥やし、“人民”をいじめているからです。
もっとも、それは古来支那からの“慣習”で、人民は慣れっこなので、“面従腹背”が上手でカンタンにはホンネを口にしません。
さらに、“にくい”「キャスティング」がありました。
“顔芸”がじょうずな歌舞伎役者をメインどころに配したのは周知のとおりです。
それがドラマチックでわかりやすくはありました。
ですが、ここでいっているのは、そうではなく、箕部幹事長の子飼いの元キャスターを役どころにした新鋭の“国土交通大臣 白井亜希子”を演じた「江口のりこ」(牡牛宮、40歳)氏と、“箕部幹事長役”の「柄本 明」(蠍宮、71歳)氏との関係です。
江口氏は、実生活でも柄本氏が主宰する「劇団東京乾電池」に所属しています。
つまり、ドラマ「半沢直樹」の役柄でも、実生活の演劇でも、2人は「師弟関係」なのです。
その江口氏が演じる“白井国交大臣”は、“箕部幹事長”の前では借りてきた猫状態で描かれ、リアリティ-がありました。
この状態を、そのまま「中国人民」の姿に重ねると、最後の見せ場で、“白井国交大臣”が半沢直樹らとともに“箕部幹事長”に反旗をひるがえし追求する側にまわったことが大きいのです。
そんな、“大どんでん返し”に、劇中のお話にもかかわらず、“スカッ”とした視聴者も多かったようです。
それは「中国人民」も同様でしょう。
ですが、一党独裁の「中共指導部」からすると、“箕部幹事長”を自分たち指導層になぞらえて、“半沢直樹”や“白井国交大臣”らに「中国人民」が共感してしまうと、“スカッ”とすることが、ガス抜きになればいいのですが、逆に現実の出来事の方向に動いてしまうと困るからです。
お話はまったく変わります。
菅義偉新首相(射手宮、71歳)は、「ホロスコープ」(出生天球図)を拝見すると、“寸鉄人を刺す”、また“裏切られたら許さない”といった「蠍宮」の“性質”を案外と強くもっています。
一見、“甘党”だったり、“温厚”そうな「令和おじさん」と呼ばれますが、それだけではありません。
「射手宮生まれ」(太陽)なので、“寛容”(気にしない)側面はもちますが、裏切られたり、自身を攻撃してくる“敵”に対しては、容赦しない「蠍宮」の一面をもつのです。
菅新首相の「やられたらやりかえす 倍返しだ!」が、どこまで表層化するかはともかく、起こりえないとはいえないわけです。
つまり、見た目だけで菅新首相を判断すると、実は“恐い”一面をもちますので、ご参考に知っておかれるのもよいでしょう。
ちなみに、今回シリーズの最終回の平均視聴率は「32.7%」で、7年前の2013年の初回シリーズの最終回の平均視聴率は、なんと「42.2%」でした。
“アポカリプティック”
2020.07.06
「アポカリプティック・サウンド」をご存じでしょうか。
くだんの“神秘系”大好きな人たちや“妄想系”の人々また“都市伝説”を信じ込みやすい人は、『新約聖書』のヨハネの黙示録に記される“天使のラッパ”こと“世界終末の音”などと論じています。
天空に断続的にどこからともなく“不思議な大音響”が響きわたり、ときにラッパのように聞こえることもあれば、竜虎が吠える声のようにも聞こえ、音の種類は案外と豊富です。
最近では、中国で鳴り響いたことから、昨今の“天変地異”とも関連付けられることがあります。
ですが、科学的な原因は明らかになっていません。
ご存じでない場合、一度、聞いていただかないとイメージしにくいと存じますので、YouTube動画でご確認ください。
今、話題になっている中国の「アポカリプティック・サウンド」の動画アドレスを張っておきます。
●動画 「龍の声? 貴州省の山村に響く不気味な音 専門家も首をかしげる」
2020年7月3日アップ (1分50秒)
これは「アポカリプティック・サウンド」の一例で、案外といろんなタイプの音があります。
「アポカリプティック・サウンド」自体は、さほど珍しいことではなく、世界各地で記録されています。
「この10年間でよく起きるようになった」という人もいますが、スマホの世界的な普及によって、だれもが動画に保存して、アップできるようになったことが、近年、起きはじめたかのように思われているだけなのです。
実際、ネットをタグれば案外とアップされています。
日本国内でも動画として記録されていますので、英語や各国語でタグってみればいろいろ見つかると存じます。
なかには、カミナリや大砲の音だったり、飛行機の音を間違えているものもありますが、だいたいは“竜虎の咆哮”や、“牛の鳴き声”に似ていたり、“得体の知れない轟音”が連続的に響きわたっていたり、まれに二重奏や三重奏の“ラッパの音”のようだったりと、さまざまにあります。
一説では、洞穴に風が吹き込んだり、地底からの音などという説もありますが、であればその地域のみに起きる現象になりますが、そうでもありません。
最も有力な説は、太陽風と地磁気によって起きるというものです。
いわゆるオーロラの音響版です。
オーロラは、成層圏(11km~50km)を超えた電離層(50km~500km)で発生します。
その外側には大気層の最も外側にある外気圏(800km~)がありますので、空気がある以上、「音」は空気が振動して発生するために、その可能性は残ります。
「アポカリプティック・サウンド」は、天空に響きわたるような音の性質から、ちょうど湿らせた手でボウルのふちをなぞると不思議な音が鳴る楽器「グラスハープ」の音に似ています。
「グラスハープ」は、“天使の声”とも“悪魔のささやき”ともいわれ、18世紀に「アルモニカ」が発明されたことで大流行しました。
ですが、19世紀に悪魔の楽器とされて、姿を消しています。
要は、適度な湿度をもった大気が、“ボウル”のような役目を果たし、そこに共振する“強風”が吹いたり、もしくは“太陽風と地磁気”が反応して共振したさいに、“大気ボウル”の状態に応じて、いろんな「アポカリプティック・サウンド」が鳴り響くといえます。
いずれも上空の出来事であり、見えない空気による共振現象であることから、目に見えず、科学的にも確認がむずかしいことから、現在は推論にとどまっています。
かつて人類は、こういった“不思議な現象”に遭遇してきましたが、たとえば「カミナリ」などに代表されるように科学の進歩とともに、その原因や理由を明らかにしてまいりました。
現在では、カミナリを不思議に思う人はいないのと同様に、「アポカリプティック・サウンド」もいずれ明らかになってくるでしょう。
個人的には、「妙なる天上の音楽」を聞いたことがある経験から、“天使のラッパ”を100%否定するものではありませんが、「アポカリプティック・サウンド」自体は“世界終末の音”などではなく、地上の自然現象です。
※ご参考にあと2つ動画をご紹介しておきます。
「Apocalyptic strange sound was heard again in Slovakia,15.10.2016 What is it?」
(2分21秒)
「Strange Sounds in Terrace, BC Canada August 29th 2013 7:30am (Vid#1)」
(1分49秒)