「マスコミ」の報道を信じると…
2019.08.03
まえからそうだったのか、今回、はじめて気づいたというべきなのか。

「マスコミ」の報道を鵜呑みにしてしまうと、情勢判断を誤まるということに改めて気づきました。

当ブログでは、占星学上の理由もあって日本政府の「ホワイト国優遇解除」はひっくり返らないとお伝えしてきました。

ところがマスコミは、ことの真相が見えていないのか、もしくは韓国サイドに立って期待交じりの解釈をしているのか、それとも知っているうえで読者や視聴者を「日本政府が悪い」という印象操作をいつものようにしたいのか。

「撤回すべき」だとか、「アメリカが仲介に乗り出す」とか報道しつづけているのです。

「ホワイト国優遇解除」は、アメリカやEUにも通達したうえで発表していますので、アメリカが「解除一時据置き」などの仲介に乗り出すことはありません。

むしろ、“ホンネ”はもろ手を挙げて賛成しているのです。

ただ、一応は日韓に対して中立を印象付けたり、日米韓の絆は維持されていると世界にアピールする必要があるために、今回バンコクでの日米韓外相会談を型式的に開いただけなのです。

実際、ポンペオ米国務長官は、仲介案を示すこともなく努力をうながすという実効力のない対応でした。

占星学から申し上げますと、戦後、日本の“現体制”は「牡牛宮」に変わりました。

一方、韓国も“光復説”によって「獅子宮」に“現体制”を変えたのです。

両国の“民族性”のみをみれば、日本「魚宮」、韓国「蟹宮」なので情的なシンパシィーを感じる余地はたしかにあります。

しかし、現実的にみた場合、日本の国体「水瓶宮」で現体制「牡牛宮」と、韓国の現体制「獅子宮」というのは、国益を異にする国家間においては、T矩(Tスクエア=90・90・180)の関係性をもつゆえに、相互理解はむずかしいものがあります。

ですが日本は、これまで「水瓶宮」の友愛精神(民度)によって韓国に接し、忍耐強い「牡牛宮」の受け身で平和主義の姿勢によって、ことを荒立てないように“自己チュー”(オレ様主義)の「獅子宮」を現体制とする韓国に耐えつつ、頑なに関係を維持してきたのです。

しかし、そういった“頑な”なところがある「牡牛宮」が持つ怖さも知らなければなりません。

「牡牛宮」は、平和主義で忍耐に忍耐を重ねますが、その限度を超えて本気で怒らせたら天地(日常の現実)を一変させるほどの“パワー”を発揮します。

昭和天皇(牡牛宮生まれ)の終戦のお言葉にあったように、戦後の日本は“耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び”、「牡牛宮」の現体制のもと快適な生活環境を築くと同時に、韓国に対しては耐えつづけ譲歩してきたのです。

その日本が、文政権になって以降、何度催促しても貿易協議に応じないため、ついに「ホワイト国優遇解除」を決定した以上、ひっくり返すことはありません。

むしろ、天地(日常の現実)がひっくり返るのは韓国のほうなのです。







コメント一覧
セイ☆ジミト - 2019年08月15日 11:24
香港の結末は、香港のみにとどまらず中国自身、もしくは台湾と日本の結末につながっていくことになります。

昨今の「組織運営変革の深化」の最後の3年間(2018年~2020年)のディレクションと、現在2019年また来年2020年早々のそのピークのディレクションからいえば、日米中韓それぞれにディレクションを受けて、相応の変革をともないます。

現体制「天秤宮」の中国は、“新しい体制”による再スタートをせまられることになりますし、民族性「蟹宮」、国体「牡羊宮」の韓国は、「どん底から現実(変革)」をみつめざるをえなくなり、よみがえれるかどうかが問われます。

いずれにしましても、かつて宝瓶宮占星学サイトに書きましたように1989年の天安門事件以上の「大変革のディレクション」を中国は受けることになっています。

詳しくは、宝瓶宮占星学サイトに記事をいずれアップすることになると存じます。
MO - 2019年08月14日 17:09
こんばんわ。 
今香港のデモが激しくなっていますが、
どんな結末になるのか気になります。
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