「百田新党」(仮)ってどうよ
2023.09.04
[ホラリーで読む] ― 10月17日「立上げ」の予定 ―


緊急アップ/時間がわからない1か月半後のホラリーってあり?



まだ立ち上がっていませんが、9月1日の「あさ8」で発表があったようです。

売れっ子作家百田尚樹氏を党首に、ジャーナリストの有本香氏を幹事長に、真の保守を目指して「百田新党」(仮)を来月10月17日に立ち上げ結党するということです。

当日、旧ツイッターこと「X]にアカウントが開設されています。

すると、たちどころに真の保守政治を期待する人々などフォロワーが続出、半日で5万、40時間で12万5千、9月3日現在「共産党」の13万台を超え、14万直前の「れいわ」をも超えそうな勢いです。

時間が未定ですが10月17日のホラリー・チャートから、実際はどうなのか、リーディングしてみることにしました。



《 「百田新党(仮)」結党発表 》

2日前(執筆時点)の9月1日の「あさ8」での正式発表。

その後、「X」にアカウント「百田新党(仮)」が開設され次のようにツイートされました。

【 (前略) 10月17日に正式な結党発表(記者会見)と「結党の集い」を行ないます。詳細は改めて発表します 】

翌2日、今度は「百田尚樹」の個人アカウントで次のようにあおっています。

【 ★重大秘密告知★
(中略)
そこで!
フライングで党名を発表します!
「百田新党(仮)」のフォロワーが20万を超えたら、有本さんに内緒でこっそり発表します 】


【One Point】 この“あおりツイート”もあってか、フォロワーは爆増。

それだけ「百田新党(仮)」に期待している人も多いということでしょう。

でも、実際はどうなのか? ちょっと“ホラリ”ってみようと思いました。




《 来月17日のホラリー・チャート!? 》

「記者会見」の時間も、「結党の集い」の時間も分かりません。

なので、「太陽」をASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置におく、ソーラーチャートで前代未聞のホラリー・リーディングになります。

ご参考です。





【One Point】 動きの早い「月」は、当日、蠍宮14度から27度を24時間で移動します。

いくら何でも夜中には行ないませんので、朝8時~夕方6時の間だと、蠍宮18度~24度を移動する「月」になります。




《 アスペクト・パターンがいっぱい 》

17日、日中の蠍宮の「月」は、許容度数(オーブ)10度でみると、早朝ではギリギリながら魚宮25度の「海王星」と三分(トライン=120度)です。

さらに、天秤宮23度の太陽に上方矩(アッパースクエア=90度)の「蟹宮23度」とも三分=120度に位置する「月」で、大三角(グランドトライン=120度×3)を形成しています。

当日、会場(現場)は一般大衆の人気も含めて“大盛況”が心象風景で象わされています。

「水星」と「ドラゴンテール」を交えて三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)の「太陽」は、山羊宮23度の「冥王星」を下方矩(ロウアー・スクエア=90度)としています。

また、「太陽」に、牡羊宮24度の「ドラゴンヘッド」が衝=180度です。

上述の大三角=120度×3の1角、「蟹宮23度」を交えれば大十字(グランドクロス=90度×4)です。

準備に追われ、対処すべき課題も多そうです。

一方、天秤宮の「水星」は乙女宮の「金星」と交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)で、新党立ち上げは百田氏の“理想像”となっていることが分かります。

さらに「太陽」を頂点に、「天王星」と「海王星」を底辺とするYOD(ヨッド=150/150/60度)までも形成されています。


【One Point】 一般的なハウスシステムによるホラリー・ホロスコープではなく、ソーラーチャートです。

表わす分野が根本的に異なります。ですが「基本三数リーディング」のセオリーは変わりませんので、同じようにリーディングできます。






《 自民党“リベラル”偏向への憂い 》

カンタンに解説いたします。

太陽に下方矩=90度の「冥王星」は、現在の自民党“リベラル”偏向政治への深い憂慮が深層にあり、また「百田新党(仮)立ち上げ」の真相ともなっていることがリーディングできます。

「山羊宮」また共鳴星「土星」は“誤魔化すことのできない現実”や“組織”や“実務”(運営)、つまりここでは政治への深く強い情動が根底にあることが象わされ、“衝動”や“アクション”を象わす「火星」が、「土星」に上三分(アッパー・トライン=120度)をとっていることからも、確実にそうリーディングできます。

さらに「火星」は、百田氏らが“新党結成”の目的やターゲットを象わす「牡羊宮」の共鳴星ですので、ウラの意図はなく、純粋かつ単純に「新党結成」そのものが意図されたものになっています。


【One Point】 「快気御礼! スーパー講座」は、“基本三数ホラリー・リーディング講座”ともなっています。

スカイプご受講の方でも、ペーパーご受講の方でも、セオリーを当てはめられてみられれば、案外とカンタンに分かると存じます。




《 現実に落とし込めれるか 》

天秤宮の「水星」が、天秤宮の共鳴星「金星」と交歓(M.R.)で、天秤宮の「太陽」に合=0度なのも、百田氏の「新党結成」の“意志”にウラがないことを象わしています。

悪くいえば、単純で純粋です。

あ、「ホメ言葉」ですよ。

また、「太陽」が、百田氏の太陽サイン(宮)「魚宮」の共鳴星「海王星」と、新しい宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」を底辺の星として、YOD=150/150/60度の頂点となっているのも、やむにやまれず否応なく「新党結成」を企図したことが象わされています。

総合的に見て、“夢”や“ビジョン”また茫漠とした“膨張”が、良し悪しはともかく随所に読みとれますので、どこまで“深層/真相”にそいつつ「現実」に落とし込めるかが成否を決めます。


【One Point】 それさえうまくいけば、“ランニング・ホームラン”も期待できる大ヒットが象わされたホラリー・チャートになっています。

“夢”や“ビジョン”を現実化できるサポートがあれば、成功するチャートになっています。










アスペクトらしくない五分
2023.09.02
[Quantile=72度]― 第5回「アスペクト完璧講座」 ―


★ 構成要素を選ぶ特別な72度のアスペクト ★




最もアスペクトらしくないカテゴリーに属するのが「五分(クインタイル=72度)」です。

逆に、アスペクトらしい象意を持つのは、7月にご紹介しました三分(トライン=120度)です。

今月9月の第5回「アスペクト完璧講座」のテーマは、五分(クインタイル=72度)です。

現代占星術では“マイナー・アスペクト”に区分されます。

その理由は、アスペクトらしからぬ象意を持つためで、その反面、特定の構成要素には強力に作用します。



《 局所的に重要なアスペクト 》

先回、第4回のテーマは、宇宙の深奥に関わるアスペクト「矩(スクエア=90度)」でした。

ご受講された方は“吉凶解釈”では見えてこない矩=90度の奥深さをご理解いただけたと存じます。

「基本三数」による「基本アスペクト」は、第1回テーマの「合=0度」、第2回の「衝=180度」、第3回の「三分=120度」、第4回の「矩=90度」の4つです。

「五分=72度」は、基本アスペクトのようにどの構成要素にも強い象意をもたらすわけではなく、「六分(セクスタイル=60度)」のように多くのアスペクト・パターンを輔弼するわけでもありませんが、単独アスペクトの中で異彩を放つ部分的に重要な象意をもたらします。

詳しくは、下掲の「CONTENTS」のように、「数理法則」の本意(基本の象意、ほんとうの象意)などとともに「アスペクト完璧講座」の中でお伝えいたします。

いずれにしましても、重要なことは「ホロスコープ・リーディングはアスペクト・リーディング」といえるほどリーディングの90%以上を占めることです。


【One Point】 次のように言えます。

「アスペクトを解読せずして、ホロスコープを語るなかれ」。

本当です。

たとえば、ハウスシステムが間違っていても、アスペクトは変わらないために、ウソをつきません(笑)。




《 千姿万態の位置関係 》

アスペクトを正しくご理解していなければ、ホロスコープ・リーディングはできません。

どなたであっても、考えれば分かることです。

たとえば、「12サイン(宮)」や「12ハウス(室)」またメインプラネットをはじめとした「12プラネット」は、個々に単独の象意を持つだけなのです。

これらの構成要素は、どのホロスコープにおいても、必ず1つずつあります。

では、それぞれのホロスコープにおける“個性”や“運勢”の違いというのは、どこから生じるのでしょうか。

“位置関係”≒アスペクトです。

最重要ポイントなのですが、誰も意識していないようです。

ネイタル・ホロスコープ(出生天球図)をみても“出生時間”と“出生場所”のデータから作成されるように、「基本三数」で解き明かしているように、「時間」と「空間」(場所)に伴なう構成要素の「関係」(配置)から、どのような象意なのかをリーディング解釈するものになっているためです。


【One Point】 構成要素の千態万様の位置関係(アスペクト)の組み合わせによって、ホロスコープは成り立っています。

同じ配置は2つとありません。そこに唯一の“個性”や“運勢”また“局面”(出来事)が象わされています。




《 Aspect(アスペクト)は“局面” 》

そのため、「アスペクト完璧講座」は必須です。

「私は牡羊宮生まれよ」というとき、その“性質”や“運勢”は、牡羊宮や太陽にあるのではなく、「牡羊宮」と「太陽」の合(コンジャクション=0度)というアスペクトによって象わされたものです。

英語のAspect(アスペクト)には、“局面”という意味があります。

アスペクトを“座相”と訳してしまうと単なる角度のことになってしまいます。

それで間違いではないのでいいのですが、本意的には位置関係による”局面”を象わします。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」からみましも、関係性によって“意味象意”が派生していくというのは、宇宙この世界の事実です。


【One Point】 宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」は、根幹法則「基本三数」を基礎理論として、本来の「ホロスコープ」を解釈します。

主観的な“占い”ではなく、事実に基づいた「実学」が可能になってまいります。







《 「はじめに」より引用 》

「アスペクト完璧講座」って何? という方に、先回8月の第4回講座の「はじめに」の一部と、「コンテンツ」を以下、ご参考に掲載させていただきます。

●「はじめに」より抜粋

当講座は、アスペクトを完璧に理解して、ホロスコープ・リーディングを先鋭化するためのメール講座になっています。

6種類の「単独アスペクト」と、同じく6種類の主要な「アスペクト・パターン」(複合アスペクト)の合計12種類を毎月1回、それぞれのアスペクトごとに1年間12講座をお送りいたします。

ホロスコープ・リーディングは“アスペクト・リーディング”と言い換えることができます。

なぜなら、ホロスコープはすべて“位置関係”によって成り立っているためです。

具体的には、「時間」の経過にともなって「空間」が変化していき、地上のある1点(出生地などのイベント・ポイント)から見た12サイン(宮)や12プラネットの“位置関係”「アスペクト」が構成され、そこに“象意”すなわち個々の「運勢」(局面)が象わされていくためです。

…以下、略


【One Point】 アスペクトを一部分ではなく、実践的にリーディングに即応できるように多角的に掲載しています。

“占い解釈”に依存することなくご自身の頭と感性によるリーディングが可能であることを次の「CONTENTS」コンテンツからご推察いただければと存じます。




《 第4回講座の「CONTENTS」 》

第4回「矩(スクエア=90度)」のコンテンツです。

CONTENTS
1◇ はじめに
2◇ 数理法則「4数」:矩(スクエア=90度)
3◇ 矩=90度の象意解釈
  【矩=90度の本質】
  【矩=90度と“生みの苦しみ”】
  【“新生/成長”が矩=90度の本意】
  【矩=90度のリーディングをどう伝えるか】
4◇ 矩=90度の「相性」リーディング
  【「太陽」と「月」の矩=90度】
  【相手の火星との矩=90度】
  【相手の土星との矩=90度】
  【矩=90度の相性の不思議】
5◇ 矩=90度の「星のディレクション」
  【上方矩=90度の土星のディレクション:MC=南中点に共鳴】
  【下方矩=90度の土星のディレクション:IC=北中点に共鳴】
6◇ ご自身のホロスコープにおける矩=90度


【One Point】 必要なアスペクトを単発でチョイスされてもご受講可能です。残り全講座をまとめて、割引でのご受講も可能です。

ご自身のホロスコープ(出生天球図)の当該アスペクトの“解釈例”を含めて毎月25日~月末にお届けしています。




【「アスペクト完璧講座」のテーマと配信スケジュール】

第1回 合(コンジャクション=0度) …5月25~31日 配信済み
第2回 衝(オポジション=180度) …6月25~30日 配信済み
第3回 三分(トライン=120度) …7月25~31日 配信済み
第4回 矩(スクエア=90度) …8月25~31日 配信済み
第5回 五分(クインタイル=72度) …9月25~30日 ※次回配信
第6回 六分(セクスタイル=60度) …10月25~31日
第7回 調停(メディエーション=60/120/180度) …11月25~30日
第8回 YOD(ヨッド=150/150/60度) …12月25~31日
第9回 大三角(グランドトライン=120度×3) …1月25~31日
第10回 大十字(グランドクロス=90度×4) …2月25~29日
第11回 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120) …3月25~30日
第12回 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6) …4月25~31日


※お申込みは「「講座お申込みフォーム」」から可能です。










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