「星デレ講座」は秀逸
2023.11.26

[3/6/9≒12] ― デレクションの仕組みとリーディング ―



なぜ、そのような象意がもたらされるのか必修講座



「星デレ講座」は、星のディレクションの仕組みとリーディングをお伝えします。

すると、次のことが分かるようになります。

1、なんで、そのようにリーディング(象意解釈)できるのか?

2、「出生天球図」は静止した“星のディレクション”だった!

なぜなら、「星のディレクション」の仕組みとリーディングに、ホロスコープ・リーディングの基本が秘められているためです。





《 2024年は“分水嶺”のピーク 》

双魚宮時代のリバイバルと宝瓶宮時代が交錯する“分水嶺”のピークとなる2024年に向けて惜しまずに初公開いたします。

ホロスコープ・リーディングには、次のような基本の図式があります。

「基本三数」+「アストロロジカル・エイジ」=“象意解釈”&「星のディレクション」=ホロスコープ・リーディング

ホロスコープ・リーディングが成り立つ究極の仕組みです。

詳しくは「星デレ講座」の中で図説いたします。

「基本三数」は、ホロスコープの大もとで宇宙この世界の根幹法則です。

「アストロロジカル・エイジ」は、“占星学的な時代区分”でもあり、12サイン(宮)と密接にかかわっています。


【One Point】 「基本三数」と「アストロロジカル・エイジ」とは、「星のディレクション」を伴なう“象意解釈”に密接しています。

「ホロスコープ」を一人の人間に例えれば、「基本三数」が“心”で、「アストロロジカル・エイジ」が“体”のような関係です。




《 ホロスコープの“心”と“体” 》

一人の人間を知ろうとするとき、心だけでも体だけでも片手落ちです。

ホロスコープが成り立つ宇宙は、見えない「エネルギー宇宙」と物質的な「物理宇宙」との「共鳴関係」によって、フラクタル(相似性)な関係によって成り立っているのと同じです。

ホロスコープの“心”に当たる「基本三数」と、“体”にあたる「アストロロジカル・エイジ」の両方がそろわなければ、仕組みのご理解もリーディングも片手落ちです。

心身両面が整うことで、“象意解釈”と「星のディレクション」によるホロスコープ・リーディングが可能になります。

講座では、次の基本原則をまずもってご理解いただきます。

1、なぜ、そのように象意があらわされるのか。

2、どのようなリーディングをすればよいのか。


【One Point】 「星のディレクション」は、ホロスコープ・リーディングの基本となるノウハウです。

その仕組みとリーディングをお伝えする以上、リーディングの基本原則に触れ、て象意が成り立っている構造をお伝えすることになります。




《 ネイタルは静止した“星のディレクション” 》

「星デレ講座」は、結果、「星のディレクション」の仕組みとリーディングを学ぶにとどまりません。

先の記事「星のディレクション講座」でも触れましたように、「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)は、出生時の“星のディレクション”といえるからです。

過去の静止した“星のディレクション”になります。

“運勢変化”や“時代変化”のように、未来に向けたカテゴリー解釈ではなく、性質などの“個性”や生まれ持つ“運勢”といった、過去のカテゴリー解釈のリーディングになります。

解釈のカテゴリーが異なるだけで、結局“星のディレクション”の仕組みとリーディングは変わりません。


【One Point】 このことをご理解いただけますと「星のディレクション」というのは、ホロスコープ・リーディングの基礎になっていることがご納得できます。

そのような仕組みとリーディングを学ぶ秀逸の講座です。




《 現代占星術の終末の兆候? 》

昨今のホロスコープは、データさえ入力すれば、「ホロスコープ作成ソフト」が勝手に出してくれるために、「ホロスコープありき」になりかねない現状です。

「なんでそうなるの?」が不要だからです。

疑問を持つことなく、誤った出力のホロスコープを「そういうものだ」と“ホロスコープありき”で用いている占星師もいらっしゃるようです。

このことをご受講者のかたから聞き、知って驚きました。

今日の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの末期、すなわち双魚宮時代の終末は19世紀後半にアラン・レオによってはじまった現代占星術の終末ともなりかねません。

なぜなら、1846年の「海王星」の発見に伴なう「エソテリック占星術」(秘境占星術、神秘占星術)ゆえに、本来のアストロロジーとは異なるためです。


【One Point】 人類の叡智、本来の「アストロロジー」は不滅です。宝瓶宮時代に入り実学として新たに次元拡張(上昇)していきます。

古代ギリシャの「古典アストロロジー」でなく「基本三数」による宝瓶宮時代の新しいアストロロジーがそうです。




《 「基本三数」は“3・6・9≒12” 》

宝瓶宮時代のアストロロジーの真骨頂が、「星のディレクション」です。

宇宙この世界の根幹法則「基本三数」(数理法則)を真髄とします。

宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」をバックボーンとしてそういえます。

宇宙は「基本三数」の「3数」をベースに、最小個体数「6数」に展開し、さらに宇宙森羅の最小象徴数「12数」を「数理法則」として成り立っています。

このとき「12数」というのは、基本三数の展開9数のことです。

語呂合わせで「3・6・9の宇宙」(ミロク:弥勒?)などと称されることがありますが、実際的には、色相環の12色や、1オクターブの12音階(半音を含む)のように、理論的な展開9数は、実際的にはホロスコープのように「12数」として現実化されています。

繰り返しますと、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーは、「基本三数」と「アストロロジカル・エイジ」による“象意解釈”と「星のディレクション」をホロスコープ・リーディングのベースとしたものです。


【One Point】 これらもまた「基本三数」になっています。「基本三数」自体が1数で、2数は「アストロロジカル・エイジ」、3数は「象意解釈&星のディレクション」です。

宇宙のすべては「基本三数」から成り立っているためで、それによって「リーディング」が可能になる根幹法則どおりです。



※「講座お申込みフォーム」の最上部「基本ご入力項目」の直下から。

※「講座要綱」は「星のディレクション講座」の最下部に掲載しています。












星のディレクション講座
2023.11.25
[時の運勢] ― 宇宙波動エネルギーの正体 ―



宝瓶星学の真骨頂「運勢変化」の仕組みとリーディング



「星のディレクション講座」は、ダイナミックな“運勢変化”や“時代変化”の仕組みとリーディングに関してお伝えするものです。

昨今の“分水嶺”の時代に必要な内容になるかと存じます。

従来の古典アストロロジーや占星術では語られることがない超最先端の“宇宙波動エネルギー”によってもたらされる「星のディレクション」です。

詳しくは後述する本文をご高覧ください。

現代は、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションと「宝瓶宮時代」の流れが交錯する混乱期です。

今後の「天運」の方向性が見えてくる講座になっています。




《 「星のディレクション」とは 》

「星のディレクション」というのは、“宇宙波動エネルギー”による運勢や時代の変化の内容や方向性を、ホロスコープからリーディングしたものです。

運勢変化は、一般的には気づいたりご認識されることが難しいのですが、時空を超越した“宇宙波動エネルギー”との共鳴関係によってもたらされます。

宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」(通称:宝瓶宮占星学)では、それを「星のディレクション」と呼んでいます。

人類歴史も個人も、自由な意志判断は可能ですので、100%絶対だとは申しませんが、最終的には「星のディレクション」の方向性にそって動くようになります。

その方向に、未来や時代の流れまた「天運」があることを、人は無意識のうちに感じているためです。

主観(占断)によらず、「ホロスコープ」から「基本三数」によって、どなたにでも論理的にご確認しご認識できるのが「星のディレクション」のリーディングになっています。


【One Point】 特別な内容ではなくふつうのことです。

ただし、物理科学偏重の学校教育や社会通念によって、ご認識が難しくなるケースはありえます。

いずれであっても「共鳴関係論」が歴史パラダイム(枠組み)となっていく今後の時代の常識また良識です。




《 宇宙波動エネルギーの正体 》

“宇宙波動エネルギー”とは何なのでしょうか。

「星のディレクション」の背後にあって、「基本三数」に伴ない宇宙に通底する超越的な実在の宇宙波動です。

私たちの宇宙この世界には、何も物質だけしか実在していないわけではありません。

“宇宙波動エネルギー”は、「電磁波」などのような物理的な波動ではなく、時空を超越して共鳴作用をもたらすために、物理機器では計測できません。

「そんなものがあるのか?」といった声が聞こえてきそうですが、間違いなく実在します。

たとえば、最先端の物理科学「量子論」で、一対の量子の間に時空を超越した共鳴関係があることが実験で確認されています。

ただ、最先端の物理科学をもってしても、実在は認められるのですが、理由は謎のまま解明されていません。

ホロスコープも同様なのです。


【One Point】 上述の実験は、地球と月のように遠く離れていても、一対の量子の間に瞬時に作用する「量子もつれ」の現象ことです。

量子といえども“物質”(ツブ)は光の速さを超えることができませんので、時空を超越した“波動”(ナミ)の共鳴作用がその正体です。




《 波動共鳴科学へのシフト 》

最先端といえども、物理科学は宇宙の中でパーツに過ぎません。

科学では分からないことのほうが、全宇宙には多いのです。

科学者自身が「宇宙のことはまだ5%ほどしか解明されていない。95%が分かっていない」旨、語っているほどです。

宝瓶宮時代は、双魚宮時代末期の“物理科学”にとどまりません。

「共鳴関係論」が歴史パラダイムとなっていくことから、“波動共鳴科学“が発展していくとリーディングしています。

今日、常識とされてきた古典力学(ニュートン力学)が通用しない量子力学(量子論)は、その扉の前に立っています。

古来からの根本命題「なぜ空の星から地上のことが分かるのか」の解明は、時空を超越した“宇宙波動エネルギー”の実在によってご説明できます。


【One Point】 念のために書き添えておきます。

“空の星”から地上のことが分かるわけではありません。

いくら星を正確に写しとっていてもプラネタリウムでは、リーディングできないことがその証左です。

星に限定するのは、お得意の“事実誤認”(勘違い)です。



【ご参考:「星から分かる…」は“勘違い”】

「なぜ空の星から地上のことが分かるのか」。

言葉どおりうのみにすると“勘違い”を起こします。

比喩では意味が通じますが、言葉の用い方に“事実誤認”があります。

重要なのは「星」ではないからです。

星はその他にすぎず、正しくは「12サイン(宮)」と「12ハウス(室)」をベースとしたホロスコープを大前提とします。

さらには、位置関係をあらわす「アスペクト(位相、座相:局面)」によって可能です。

ホロスコープを成り立たせている「基本三数」との共鳴だからです。

「星」だけで正しくリーディングすることは不可能です。




《 誕生の瞬間の“星のディレクション” 》

宇宙の星や星座を正確に写しだす「プラネタリウム」からリーディングはできません。

12サイン(宮)も12ハウス(室)も12種類のアスペクト(位相、座相:局面)も、そこにはないためです。

これら「基本三数」に共鳴する構成要素がなければ、リーディングは不可能です。

「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)も同様です。

12サイン(宮)と12ハウス(室)、さらに局面を意味する12種類のアスペクト(位相、座相)によって、そこに12プラネット(星)が伴なってこそリーディングが可能になります。

このような関係は、“脚本”と“ステージ”と“演出”(ディレクション)に加えて、舞台がなければただの人といった“役者”(スター)に例えると分かりやすいでしょう。

誕生の瞬間の「ホロスコープ」(出生天球図)も同様です。

“誕生の瞬間”の「星のディレクション」の解釈を、個人の「基本三数」に“カテゴリー転換”をしたものです。

誕生の瞬間の“運勢変化”や“時代変化”を、その人の“性質”などの「個性」や生まれ持つ「運勢」として解釈しリーディングしたものになります。


【One Point】 紀元前2世紀の古代ギリシャ末以来、2,000年以上続いた「対立二元論」の双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)は、現在、土壇場の終末を迎えています。

これまでの社会常識が終わるため問われるため、さまざまに課題や問題が生じる“分水嶺”の時代です。




《 ご受講要項「初回割引」のご案内 》

“分水嶺”のピークとなる来年2024年に向けてお送りする「星のディレクション講座」です。

ご受講の要項は次のようになります。

1、講座形式:PDFによる「テキスト」がメイン。
     a、加えて、スカイプでの解説が可能です…ご希望の方のみ(1回程度)。
     b、もしくは、メールでの質疑応答が自由です…全員(何回でも)。

2、講座対象:特に設けていません。
     c、ホロスコープの基礎用語の知識程度は必要です。
     d、ご理解度に応じた個別対応で差し上げます。

3、配信予定:2023年末~2024年初頭(1月11日まで)
     ※来年2024年は“分水嶺”のピークに向けて準備。

4、お申し込み:初回割引(近日中のみ)があります。
     ※伝授講座、奥義講座のご受講者を含みます。

5、ご受講料金:初回割引価格 7万円 (定価12万円から5万円のOFFです)。
     ※Peatixへカードでのお申込みも可能です…7万7,777円。
     ※カード会社への分割設定はご自身でお願いいたします。

価格表記はすべて税込みです。


【One Point】 初学者のかたにつきましては、各位に応じた柔軟な個別対応でお届けいたします。

ご安心してお申し込みいただけます。

ご質問に対し御礼を込め、「星のディレクション」のすべてを分かりやすくお伝えいたします。


※「講座お申込みフォーム」の最上部「基本ご入力項目」の直下からお申し込みいただけます。












ラインで読む2024年の運勢
2023.11.19
[Line-Horoscope]― 宝瓶宮時代イブの来年2024年 ―


崩壊と生誕の“革命前夜” 分水嶺の秋(とき)



「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、あと2年で終わります。

紀元前2世紀から約2,160年(計算値)続いた「対立二元論」を歴史パラダイムとする双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)は、1989年にいったん終わりました。

ところが、その20年後、2009年からリバイバルが起きたのです。

なぜなら、1846年に発見された「海王星」がホロスコープを一周し、そのまま影響圏を含め魚宮をトランシット(運行)しはじめたからです。

それも、今から約2年後の2026年1月に「双魚宮時代のリバイバル」のみならず、双魚宮時代そのものが、海王星が正式に「春分点」を超えて牡羊宮をトランシットしはじめるために、完全に幕引きの秋(とき)を迎えます。



《 天運を伴なう歴史の大河の流れ 》

感じる人は感じ、分かる人は分かるお話でしょう。

主観的な“占い”による解釈ではなく、宇宙の根幹法則「基本三数」から人類歴史を傍証に、3数、6数、12数(理論では9数)の「数理法則」によって、現実的にリーディングを行なえば誰でも簡単に見えてきます。

ちなみに、「双魚宮時代」というのは、ホロスコープが発祥した紀元前の古代ギリシャ時代に発見されたプラトン年(約25,920年:計算値)に基づくアストロロジカルな時代区分(プラトン月:約2,160年:計算値)の呼称の一つです。

学校で教えられることはありません。

ですが、「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”によってもたらされ、有史以来、人類歴史のパラダイムを規定してきた事実がリーディングできます。


【One Point】 プラトン年というのは、古代ギリシャの天文学者で数学者のピッパルコス(BC190頃-BC120頃)が発見した、地球の自転軸が約72年に1度ずつブレていく歳差運動に基づく宇宙的な周期です。

グレート・イヤーとも呼ばれています。




《 真反対となる内面性の変革 》

上述の背景があって、現代は双魚宮時代の終末現象が起きています。



歴史的なパラダイム・シフトが起きているためで、「対立二元論」による“支配/被支配”の古い社会通念や既成権力の断末魔の叫びが聞こえてきます。

それは同時に、1630年頃から影響圏に入った「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)の社会体制への黎明を意味します。

また、昨年2022年から、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが末期に入ると同時に「深層の精神意識の変革」のデレクションが正式に影響圏入りしました。

当該ディレクションは、宝瓶宮時代を正式にスタートしていくために、一人ひとりの深層の精神意識が問われ、“対立”(支配)から“共鳴”(民度)へと内面性の変革がうながされていくものです。


【One Point】 「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)は、「基本三数」に伴なう時空を超越した“宇宙波動エネルギー”がかかわります。

ご判断はご自由ですが、運勢にかかわるために抗っても最終的には抗いきれるものではないものです。




《 来年2024年は“分水嶺”の時代 》

ここからが本題です。

来年2024年は、気づくと気づかないとにかかわらず“分水嶺”のピークの時期です。

そのタイミングは、個々人においては生まれもつホロスコープ(出生天球図)によって若干のタイムラグが生じます。

長年の思考や習慣は、ホロスコープに象われた性質や性格また運勢によっても変わりやすい人と変わりにくい人がいるためです。

来年、分水嶺の時代を超えると、翌2025年が進むほどに、坂道を下り、雪崩打つように個々人をも巻き込んで、気づくと気づかないとにかかわらず大きな変化が生じていくことになります。

すでに、“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」が魚宮をトランシットしており、双魚宮時代の“まだ見ぬ夢”や“幻想”から目醒めるように準備をうながしている昨今です。


【One Point】 昨年2022年直前の12月に「木星」と「土星」がほぼ同時に魚宮に入宮しました。

その意味は、かたや“勘違い”をうながし、かたや“気づき”をうながし、先月10月に魚宮0度で順行に転じた「土星」によって、目覚めのディレクションが本格化することになります。




《 ラインホロスコープから読む 》

さて、下図はオリジナルで制作した「ライン・ホロスコープ」です。

当該ライン・ホロスコープに、サンプルのようにご自身の出生時の「太陽」や生まれた時間による「上昇点」(ASC=Ascendant:アセンダント)の度数に、横一直線のライン「ディレクション・ライン」を引きます。

すると、上下にカーブを描き変化していくトランシットの星のラインと交わる場所があります。

それが許容度数(オーブ)の範囲を含めて、「星のディレクション」(運勢変化)が働き、受けていく時期になります。

どんな内容かは、星によっても異なりますが、両ラインが交わる色によってアスペクト(座相:位置関係)が分かりますのでリーディングは簡単です。

そのなかでも、動きが遅くゆるやかなカーブを描く「ソーシャル・プラネット」(冥王星/海王星/天王星/土星/木星)のディレクション(運勢変化)は、運勢的な影響力が強く、急激な角度を描く「パーソナル・プラネット」(太陽/水星/金星/月/火星)は、年齢などによって個人差が生じますが、比較的に御しやすいディレクションです。

それゆえ後者は、ご自分でも相応に読めるように「ライン・ホロスコープの見方:2024年版」を来年の運勢リーディングをお申し込みされた方には「2024年のライン・ホロスコープ」とともにお届けしています。


【One Point】 かれこれ10年以上も同じ様式で「ライン・ホロスコープ」を続けています。

毎年リーディングをご依頼されてこられた方は、お手元のライン・ホロスコープを一つにつなげると運勢変化が一目瞭然でしょう。




《 ライン・ホロスコープの見方:一例 》

一例を挙げてご説明いたします。

下図のように、たとえば三段め(双子宮/乙女宮/射手宮/魚宮の項)の真ん中、15度に「太陽」や「上昇点」(ASC)などのディレクション・ポイントをお持ちだとします。



【お届けする「2024年のライン・ホロスコープ」は、拡大しても細部までキレイなA4判のPDFです。入宮日や逆行また順行へ転換の日付入りです】


この横一直線のディレクション・ラインと、ダイナミックにカーブを描くトランシット・ラインが交差する時期が、サイン(宮)によって異なりますが「合=0度」や「衝=180度」や「下方矩=90度」また「上方矩=90度」のいずれかのアスペクトになります。

色分けしていますので、どのアスペクト=ディレクションなのかは一目瞭然で、最も大きく「星のディレクション」(運勢変化)を受けることになるために一目で分かるように色別で構成されています。

“毀誉褒貶”や“喜怒哀楽”を含め、それぞれのサイン(宮)やプラネット(星)またアスペクト(位相、座相)によって受けるディレクションは異なります。

ラインの色によって簡単に区別できます。

ちなみに「星のディレクション」(運勢変化)は、課題や困難があっても“不幸”を意味するものではなく、運勢変化の真意によって対処されれば、必ずよい結果がもたらされるようになっています。

時空を超越した“宇宙波動エネルギー”の働きゆえです。


【One Point】 従来のように“吉凶”で単純解釈をすると間違うことがあります。

“宇宙波動エネルギー”は時空を超越しているために物理科学では解明できませんが、「量子もつれ」の超常的な現象を見てもお分かりのように実在です。











今、アスペクトが面白い!
2023.10.02
[YOD祭り]― 知る人のみぞ知る運勢変化 ―


「日本保守党」のプチ躍進は今のアスペクトと「天運」



本日、2023年10月1日現在、日本保守党の党員募集開始から、わずか24時間足らずで3万人を超えました。

“時事とニュースと話題”の新情報サイト「Total News World」は、お知らせと題して人生初、「日本保守党に入党いたしました」と告知。

それ以外は日本保守党とはまったく関係がありません…じゃなくて昨今のアスペクトが“面白い”というお話です。

土星外惑星(トランス・サタニアン)の小三角に対して、パーソナル・プラネットの一群が対宮をトランシット(運行、通過)することによって、次々にYOD(ヨッド=150/150/60度)が形成されている昨今です。

ひとくさ雑談ついでに申し述べます。



《 解釈しやすいアスペクトYOD(ヨッド) 》



YOD(ヨッド=150/150/60度)ほど簡単な象意を解釈できるアスペクト・パターンはありません。

“神の手にとらわれたように運命的なアスペクト?”そういえなくもありませんが、解釈になっていません。

六分(セクスタイル=60度)の位置関係にある2つの星たちが、対宮側にある星に対して、同時に「転」(クインカンクス、インコンジャクション=150度)のアスペクトをとるのがYOD=150/150/60度です。



転=150度の許容度数(オーブ)は3度(2度のケースも)と狭いので、底辺の六分=60度の度数差次第ですが、動きの早いときの星は数日しか続きません。

ということで、パーソナル・プラネットが絡んだ時のYOD=150/150/60度は運勢変化を実感する暇もなく終わってしまいます。


【One Point】 当サイトでは、アスペクトを日本語で表記しています。

クインカンクス(インコンジャクション、インコンジャンクトとも)の日本語表記は見つけられませんでしたので、象意の特徴から「転」=150度と命名させていただきました。




《 最近のトップの受難ディレクション 》

本日2023年10月1日現在、山羊宮27度の「冥王星」と魚宮25度の「海王星」そして牡牛宮22度の「天王星」が、小三角(ミニトライン=60/60/120度)を形成中です。

これら土星外惑星(トランス・サタニアン)たちは、最も動きが遅い星たちなので、許容度数(オーブ)6度で小数点以下を切り捨てて丸めた度数だと、8月~10月中まで3か月間も小三角=60/60/120度が形成され続けます。

そこに先月9月のように「太陽」が乙女宮の25度前後をトランシットして「海王星」と衝(オポジション=180度)をとると、トップクラスの運勢変化が起きる大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)が形成されます。

たとえば「ジャニーズ事務所」の記者会見、また中国の「習主席」をはじめアメリカの「バイデン大統領」や「トランプ元大統領」など、トップクラスの課題がもたらされます。

大三角=120度×3を“大吉座相”と解釈すると、まったく正反対のディレクション(運勢変化)が招来されることから、現代占星術では気づかず、スルーしてしまうアスペクト・パターンになります。


【One Point】 ちなみに「ジャニーズ事務所」の東山新社長(暫定)は「天秤宮生まれ」(太陽)ですが蠍宮の象意を持つと思われます。

バイデン氏は「蠍宮生まれ」(太陽)で、習近平氏とトランプ氏は「双子宮生まれ」(太陽)です。

いずれも上記アスペクト・パターンにかかわります。




《 個人差が生じるパーソナル・プラネット 》

このほか、「冥王星」と「海王星」を底辺とするYOD=150/150/60度、また「海王星」と「天王星」を底辺とするYOD=150/150/60度が形成されやすくなっています。

本日10月1日からは、獅子宮23度の「金星」と天秤宮22度の「火星」を底辺として魚宮25度の「海王星」を頂点とするYOD=150/150/60度が形成されはじめました。

金星や火星などの「パーソナル・プラネット」は、社会全体というよりも、生まれ持つホロスコープ(出生天球図)によって個人的に強さが異なるため個人差が生じます。

人によっては、ふだんよりも異性に目が向いて、意識やご関心を持ちやすくなったり、恋愛幻想を抱きやすきなったりします。

異性関係にかぎらず、“理想”を求めることが促されますので、タイミングよく党員募集をはじめた「日本保守党」に、ご自分でも気づかないままふだんよりも入党しやすくなります。


【One Point】 当たり前のように思われて入党された方は多いでしょう。

ですが宇宙波動エネルギーによる「星のディレクション」は、時空を超越してご自身の深層の精神意識に働き、無意識のうちに共鳴関係を築くことになります。



《 岸田政権に「天運」は伴なうのか 》

このようなタイミングで「党員募集」をはじめた百田新党(仮)改め「日本保守党」は、星のディレクションなど知るよしもありませんので、時代の流れとともにある「天運」が伴なっていることを意味します。

そういえば、安倍政権のとき、国政選挙は“全戦全勝”でしたが、不思議と政権与党に票が集まりやすい「星のディレクション」(運勢変化)日を選んで投票日を決定していました。

それも安倍氏に働いた「天運」ゆえなのですが、安倍氏が凶弾に倒れたのち、岸田政権独自に決定する次の投票日は、どのような「星のディレクション」のホロスコープになるのでしょうか。

それによって、昨今の“とんでも政策”が、反面教師として何かを気づかせるために双魚宮時代の終末の今の時代になされているのか、それとも宝瓶宮時代の黎明に反する「天運」に見放されたものなのかがみえてきます。

宇宙に“ゆらぎ”があるように、人類歴史という時代推移も真っ直ぐに進むことはなく、人知を超えた紆余曲折を伴ないつつ、人類に学びを与えながら進んでいくのが通常です。


【One Point】 14年ほど前の2009年にはじまった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションも同様です。

昨年2022年以降は“同リバイバル”のディレクションの終焉とともに双魚宮時代そのものの「終末期現象」に見舞われている昨今の人類社会です。



《 「冥王星」を皮切りに順行転換 》

双魚宮時代というのは、今日の「魚宮」のことではなく、約2,000年前の「春分点」を「白羊宮」0度として、約72年に1度ずつ逆回りに移動していく「春分点」が「双魚宮」に位置する期間(プラトン月=グレート・マンス)の人類歴史をいいます。

今日、「春分点」は1989年から「宝瓶宮」に移りました。

宝瓶宮時代の“宇宙波動”のはじまりですが、ホロスコープを1周した「海王星」は、直後に自らの共鳴サイン(宮)「魚宮」へと進んでいったことで、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがもたらされることになりました。

現在、そのトランシット(運行)の「海王星」を頂点に「冥王星」と「天王星」を交えた小三角=60/60/120度が形成され、対宮をパーソナル・プラネットが通過していくことで、入れ代わり立ち代わり大三角凧=120/120/60/60度やYOD=150/150/60度が頻繁に形成されていく昨今になっています。

パーソナル・プラネットを交えたディレクションのため、運勢変化の内容や強さは個々人によってかなり異なりますが、否応なくご自分でも気づかないうちに双魚宮時代から宝瓶宮時代への意識転換がうながされていく昨今になっています。


【One Point】 8月~10月はどんどん認識が変わっていきます。

また今週は逆行中のすべてのソーシャル・プラネットのうち、まず「冥王星」が順行に戻り、これを皮切りに、今後の約4か月間で次々と順行に戻って、時代を進めていくことが起こりやすくなります。











双魚宮時代の総決算
2023.09.11
[木星の時代]― 太陽系最大の惑星の変遷 ―


“崇高”な双魚宮時代を引き継いで未来へ



人類歴史は不思議です。

「ホロスコープ」には現代占星術では明かすことができない秘密があります。

宇宙的な「アストロロジカル・エイジ」の変遷からみていくと、「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)は人類歴史の中でエポックメイキングな転換点でした。

双魚宮時代の影響圏がはじまった約2,600年前にブッダが現われ、正式にはじまって約200年後、今から約2,000年ほど前にイエスが現われています。

この歴史的な意味は小さくないのです。



《 木星の過去の象意は“科学” 》

「宗教」のお話ではありません。



宇宙学「アストロロジー」からみたとき、双魚宮時代は「木星」を共鳴星(占星術では“支配星”)としてはじまりました。

皆さまよくご存じの“拡大”や“発展”といった「木星」の未来を拓く象意だけでなく、信じられないと存じますが、当時の「木星」の象意は“科学”(精神科学)でした。

それゆえ古代ギリシャの古典「アストロロジー」(星学)なのです。

星占いこと「占星術」(アストロ・ディヴィネーション)ではありません。

木星の象意は“科学”だったと書くと、占星術関係者は「なに言ってんの?」と思われるでしょう。

お気持ちは分かりますが、事実です。


【One Point】 「アストロロジー」は双魚宮時代の影響圏にホロスコープの発祥とともに古代ギリシャ時代にはじまりました。

それ以前の「白羊宮時代」(はくようきゅう じだい)の古代カルデア人よる天体観測(ホロスコポス)を受けたものです。




《 物理科学以前の“精神科学” 》

科学と言えば、現代では“物理科学”をメインとします。

近代物理科学の発展によって、宗教的な主観を排し客観的な物質的探究を是としたためです。

一長一短があるのですが、それ以前は“精神科学”と呼べるものが“科学”(学術)でした。

誤解を恐れずに言えば、仏教やキリスト教(高等宗教)は当時、世界で最高の学問だったのです。

日本でも、双魚宮時代の前半期に位置する平安時代や鎌倉時代の仏教は、“大学院”にも相当する最高の学問かつ学府だったことが知られています。

西洋でも、初期キリスト教は古代ギリシャのフィロソフィー(愛智、学術、科学)を取り入れて、キリスト教神学を形成したことからも同様です。


【One Point】 現代からみれば、仏教もキリスト教も“信じる/信じない”の宗教にすぎません。

19世紀中頃に発見された「海王星」の象意の影響でもあり、それ以前の双魚宮時代の共鳴星「木星」の象意とは似て非なるかなり異なるものです。



【ご参考:12数は宇宙森羅の最小象徴数】

小惑星の中で最も重要な象意を持つのが、小惑星番号1番の「ケレス」です。

宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学では、「十大惑星」(メイン・プラネット)に「ケレス」と「ドラゴンヘッド&ドラゴンテール」を加えてリーディングします。

「数理法則」どおり「12数」は“宇宙森羅の最小象徴数”なので、プラネットも12(13)個の星(またアストロロジカル・ポイント)を用います。




《 「木星」から「海王星」へ 》

象意は時代とともに変化します。

当時は“学問”(科学)であった「木星」も、人類を“発展”に導いてきた近世に入ると、近代物理科学のカテゴリーから離れて“精神”的な象意が認識されていくようになりました。

西洋占星術の古い占星師が、木星の象意を“宗教”や“学問”などと解釈することがあるのはそのためです。

今日、19世紀後半以降、魚宮また双魚宮時代の共鳴星(支配星)は「海王星」に変わりました。

近代になって1781年に「天王星」が発見され、1846年に「海王星」、1930年に「冥王星」など「土星外惑星」(トランス・サタニアン)が次々と発見されます。

これによって、「蠍宮」は火星から冥王星に、「水瓶宮」は土星から天王星に、「魚宮」は木星から海王星に“支配星”の変更が行われました。


【One Point】 天王星の発見から20年後の1801年に「ケレス」が発見されています。

土星外惑星に匹敵する重要な星です。ですが「ケレス」自身の象意ゆえか、現代占星術ではメイン・プラネット(十大惑星)に入れてもらえません。




《 残り、あと2年4か月ほど 》

「木星」は、仏教やキリスト教など“伝統宗教”(世界宗教)を象わします。

一方、19世紀中頃に発見された「海王星」は、そこから派生した“新興宗教”(新宗教)を象わします。

「木星」は、もともと“学術”(フィロソフィー)などを象わし、「海王星」は“まだ見ぬ理想”など、思い込みや信仰に通じる形而上的な象意を持つためです。

また、「海王星」の発見に前後して、仏教やキリスト教など世界宗教の教義を、現代向けに“世俗的”に焼き直した新興宗教が数多く誕生していることもその証左です。

日本では幕末から明治にかけて、名前を挙げれば知らない人がいないまさに“宗教”(新興宗教、地域宗教)が乱立しています。

「海王星」の古い象意“まだ見ぬ理想”によって、マルクスの「理想的共産主義思想」と同時に世界的な“心霊ブーム”こと「近代スピリチュアリズム」(神秘主義)が、19世紀後半以降に起きた事実があります。

ちなみに、アストロロジーから“ホロスコープ占い”に堕した現代占星術の母胎となった当時の「神智学協会」も、霊媒師マダム・ブラヴァッキーのもとに誕生した新興宗教です。

今日、考えなければならないのは、発見されてのちホロスコープを1周し、2009年から影響圏を含めて魚宮をトランシットしはじめた「海王星」による「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、あと2年余り2006年の1月に完全に終わろうとしていて、現代は“双魚宮時代の終末”にあることです。


【One Point】 当サイトの用語で「星のディレクション」というとき、“運勢変化”や“時代変化”を象わします。

今日、双魚宮時代の完全終了を迎える“終末”にあたって、重要なのは「双魚宮時代の総決算」です。



【ご参考:TOPや為政者の天運失墜】

ちなみに、書いておきます。

「個人の信仰」はいいのですが、教団として“組織化”されると、共産主義も宗教組織も一部で腐敗が起こります。

双魚宮時代は、“支配/被支配”の「対立二元論」を歴史パラダイムとする宇宙波動エネルギーのもとにあるためです。

その一方で、宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする時代です。

「個」が重要な時代であると同時に、日本人が得意な「友愛的精神」(和、絆、民度)の両立による、宇宙波動エネルギーによる「共鳴関係論」の時代です。

その方向に時代の流れとともにある「天運」が伴ないます。

それゆえ、双魚宮時代の終末は、これまで人類歴史や大衆を導いてきた“TOP”や“為政者”への運勢(天運)は働きにくくなっています。




《 双魚宮時代の総決算 》

いろんな意味で、双魚宮時代は“美しい時代”でした。

いまでこそ“宗教”の範疇に属しますが、仏教やキリスト教は当時最高の学問(科学)でもあったのは述べたとおりです。

また、“まだ見ぬ理想”「極楽浄土」(厭離穢土)や「天上天国」を想い描き、“善悪の対立二元観”によって、人類に“人倫道徳”を指し示し、人としての成長をうながしてきた人類歴史の隠れた“メイン・ストリーム”だったのです。

白羊宮時代の“闘争”や“自己主張”から抜け出して、良し悪しはともかく人類に秩序と憐憫をもたらし、“神と悪魔(サタン)”といった対極的な善悪観と同時に天国理想(木星の時代)によって大衆を導いてきた時代です。

一方、双魚宮時代の末期(海王星の時代)は、世界を二分する対立闘争(共産主義と心霊/神秘主義)の世情を経て、それらを総決算して、新たに宝瓶宮時代を迎えていくという「歴史プログラム」が、「基本三数」(数理法則)解釈のホロスコープから見えてきます。


【One Point】 ブッダやイエスのような“精神指導者”が人類歴史を牽引する時代は終わりました。

「双魚宮時代の総決算」として、今後は役目を終えて「天運」が伴ないにくいTOPや為政者ではなく、美しい精神意識を引き継ぐ一人ひとり個々人が重要になっていく時代です。











Re.双魚宮時代の終末
2023.08.31
[天運の転換]― 日本/中国/韓国/米国 ―


“終末”に起きる新時代直前の暗闇と混乱



国内外が騒然とするロシア、バブル崩壊が表層化した中国、隠れた危機の北朝鮮、デフォルト(債務不履行)で破産危機の韓国。

これらの身近な国々は、韓国をグレーゾーンとして、いずれも20世紀に沸き起こった共産主義運動の“支配/被支配”の独裁強権体制の国家です。

なぜ今、これら元共産主義国が“国家消滅”の危機にあるのかとえば、共産主義をもたらした双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の終末にあるためです。

すでに双魚宮時代は1989年に人知れず終わり、その後の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションも、あと2年余りで終了しようとしています。

根因は、新しい時代の運勢波動“共鳴関係論”に沿わない敵対思想を主軸とするためです。



《 20世紀の“変異天運”の終わり 》

“支配/被支配”の「対立二元論」を歴史パラダイムとする双魚宮時代は、あと2年余りで完全終了します。

それゆえ無意識でもそのことを何気に感知した“支配権力”は、焦って世界に混乱を振りまいているのが昨今の世情です。

初めて当サイトにアクセスされて、「いったい何の話?」と思われる方は次のことをご承知ください。

古代ギリシャ時代の末期、約2,200年ほど前にはじまったのが“アストロロジカル・エイジ”でいう「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)です。

知る人ぞ知る「プラトン月」(グレート・マンス)の1つです。

約72年に1度ずつ太陽とは逆方向に黄道上を移動していく「春分点」が、約25,920年(計算値)をかけて1周する「プラトン年」(グレート・イヤー)を12等分したものが、プラトン月(グレート・マンス)で約2,160年(計算値)のスパンを持ちます。

そのBC2世紀(ヒッパルコス:BC170頃-BC120頃)以降の約2,160年間を「双魚宮時代」といいます。

双魚宮時代よりも、新たにはじまった「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい:Aquariun Age または Age of Aquarius)という言葉のほうが、ミュージカル「ヘアー」の劇中曲やアニメゲームなどでご存じの方も多いでしょう。


【One Point】 )かつて当サイトでは“占星学的な時代区分”と表現していました。

第3章「宇宙波動編」は実学となるため、「宝瓶星学」によって「アストロロジカル・エイジ」という表現に改めさせていただきました。







《 共産主義とスピリチュアリズム 》

お話は現代に移ります。

「海王星」の発見(1846)は、見えざる“宇宙波動”によって、双魚宮時代の末期の20世紀に大きな影響力を与えた2つのムーブメントをもたらしました。

「共産主義運動」と美称「近代スピリチュアリズム」です。

“物質経済中心”の前者と、根本にキリスト教信仰があり“霊界(天国)信仰”の後者は、まったくの正反対です。

なぜなら、双魚宮時代は「対立二元論」を歴史パラダイムとするため、その末期に当たって世界的な二元対立が表層化し、止揚/昇華/次元拡張(上昇)するためです。

その一方で、両者には「海王星」の象意に基づく共通点があることをご存じでしょうか。

「海王星」の古い象意“まだ見ぬ理想”です。


【One Point】 )海王星の発見から2年後、1848年の『共産党宣言』の出版と、同年の“ハイズビル事件”ことフォックス姉妹の「ポルタ―ガイスト現象」が両運動の発端です。

いずれも海王星の波動エネルギーと共鳴してもたらされました。



【ご参考:共通点は“まだ見ぬ理想”】

マルクスの思想は「理想的共産主義」でした。

労働者による誰もが平等といったうたい文句の“まだ見ぬ理想”「共産主義理想社会」が、階級闘争史観によって、確実に訪れると“信仰”に似た確信を持ち、また信奉者に植えつけたのです。

その一方で“近親憎悪”にも似て、宗教を完全否定しています。

一方、ポルタ―ガイスト現象による世界的な心霊ブームこと美称「近代スピリチュアリズム」も同様でした。

ラップによる死者からの応答に、“まだ見ぬ理想”「死後の天国世界」を確信し、世界的な降霊術など、心霊ブームの発端になったのです。

それらは現代にも、パワースポットやパワーストーンまた引き寄せの法則など今風にアレンジされて続いています。




《 「武力革命」への変貌 》

ご存じの方も多いと思いますが、今日に至る両者の経緯を簡単にご紹介しておきます。

「マルクスの“理想的”(観念的)な共産主義思想では生ぬるい! 政権は武力によってしか倒せない」とするレーニンの権力奪取の主義思想によって、ロシア武力共産革命が成功し「ソ連」が誕生すると、「マルクス・レーニン主義」へと変貌していきます。

事実、ソ連を筆頭に北朝鮮や中国、さらに一時は世界の半分以上が武力革命によって共産主義武力支配体制国家に変わりました。

日本は、20世紀後半に共産主義シンパの都政や知事が次々と誕生するなど、合法的革命一歩手前までいきました。

しかし、人知れず起きた“宝瓶宮時代のビッグバン”によって、1989年に双魚宮時代は終わります。

その象徴的な出来事が同年12月の米ソ首脳による「東西冷戦の終結宣言」、すなわち世界的な対立二元論の終焉です。


【One Point】 )学校やマスコミで、歴史の根幹にアストロロジカル・エイジがあると取り上げられることはありません。

知らない人が多いのも事実です。

※宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶実学」は、“占い”ではなく、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」とそれに伴なう「宇宙波動エネルギー」から「実学」としてハッキリと認識しています。




《 双魚宮時代のリバイバル 》

いったんは終わったのが、双魚宮時代です。

ところが、発見後160数年経って、黄道(≒ホロスコープ)を1周した海王星は、発見時の位置に戻るとそのまま、自らの共鳴サイン(宮)「魚宮」の影響圏から「魚宮」へと入宮し、トランシット(運行)しはじめました。

2009年以降の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション(運勢変化、時代変化)のはじまりです。

「東西冷戦の終結宣言」によって、アメリカの手前おとなしくしていたロシアと中国は、“世界覇権”にむけて蠢きはじめました。

“共産主義の亡霊”の復活です。

ロシアは中近東やウクライナに触手を伸ばし、中国は南シナ海はもちろん一帯一路によって世界を支配下に治めようと策動しだしたのです。

日本も例外ではなく、2009年に旧民主党政権が誕生すると、当時の鳩山首相は「これは革命です」と言ってのけたのです。


【One Point】 )ですが歴史は動きます。

今年2023年3月に海王星が魚宮25度を通過し、新たに「春分点」(牡羊宮)の影響圏に移ったことによって、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは一段落し、あと2年余り、2026年1月には完全終了します。




【ご参考:「深層の精神意識の変革」】

ありていに申し上げます。

「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが終わっていくと、約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代の完全終了です。

そのため、今日、双魚宮時代の終末現象が起きています。

海王星の古い象意に基づいた世界の“混乱”です。

私たちは惑わされずに、正しく宝瓶宮時代の波動エネルギーを培っていくことが、天運の継承には必要です。

日本は古来から“国体”が水瓶宮(宝瓶宮)によって象徴されていることもあって、継承が可能になっています。

国家的にも、組織的にも、また個人的にも、“善/悪”や“支配/被支配”の「対立二元論」を“必要悪”として、変異天運がもたらされていた時代は終わりました。

そのような考えはなくして、新時代への「深層の精神意識の変革」や「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)が必要な時代へと移行しています。



《 宇宙波動エネルギーと天運 》

ご理解またご納得いただけるかどうかは、皆さま次第でご自由なご判断です。

「宇宙波動エネルギー」に強制力はありませんが、時間(時代)の流れとともに変化し、天運をもたらし天運を奪い去ります。

共産主義運動や、その後の変形である専制国家や強権国家のままで、もはや天運が伴なうことはありません。

それゆえ、1989年以降、また悪あがきをしても旧体制を続ける以上、今年2023年3月以降、徐々に衰退していかざるをえないですが、昨今の「ロシア/中国/北朝鮮」またグレーゾーンながら“儒教的対立二元論”の「韓国」の現状がそれを物語るものになっています。

ポリコレと言われる過度なマイノリティー優遇の考えや、LGBTまたBLMなどもそうですが、方向性は一見、宝瓶宮時代的ですが、目的や意図は正反対に異なり、共産主義的な“権力闘争”をあおるものになっています。

ですが、双魚宮時代の終末とともに、化けの皮がはがされる運命です。


【One Point】 )何かのご参考にされていただければと存じます。

また、心霊ブーム(近代スピリチュアリズムのなか霊媒師マダム・ブラヴァッキーが率いる当時の神智学協会から広まったのが、皆さまご存じの現代占星術こと“ホロスコープ占い”のはじまりです。











「宝瓶宮精神革命」スタート
2023.05.21
[新時代] ― イギリス革命、フランス革命、日本革命 ―


深層の精神意識の変革へファースト・アタック



宝瓶宮時代は、双魚宮時代の常識が通用しなくなっていく社会です。

流行りの言葉を用いれば想像の「ナナメ上」をいく社会だからです。

約2,000年ほど前、同じようなことが起こりました。

白羊宮時代(はくようきゅう じだい)から双魚宮時代へパラダイム・シフトが起きたからです。

双魚宮時代は宗教規範による「対立二元論」の時代だったので、仏陀に続くイエス・キリストは「悔い改めよ、天国は近づいた」と、当時としてはワケの分からないトンデモ宣布をしたようです。



≪奇人変人の「天王星」≫

そのような宗教規範も約2,000年の歴史を経て、自由民主主義の時代を迎え、次のステップとなる「友愛精神」(和、絆、民度)による宝瓶宮時代が始まりました。

すぐに古くなりますが現代天体学からアストロロジカルなお話をしてみます。

双魚宮時代の共鳴星(占星術では“支配星”)「海王星」も、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」も、ガスが凍った「天王星型惑星」に区分され、パッと見見分けがつきにくい兄妹星です。

ちなみに、木星と土星はガス惑星で「木星型惑星」に区分されています。

ホロスコープで用いる星たちの中で「天王星」のみが決定的に異なっているのは、過去を覆す“改革”などといった象意を実態的に象徴する「横倒し」の自転軸です。

そのため「天王星」を共鳴星とする宝瓶宮時代は、これまでの人類歴史の常識が通用しない社会へと変化してまいります。


【One Point】 “風の時代”といった双児宮時代や天秤宮時代にも当てはまるあいまいな言葉ではなく、正しく「宝瓶宮時代」とご認識を持たれることが重要です。

お好きにされていいのですが、宝瓶宮時代や天王星の象意を「基本三数」から知ることで、今後の時代の変化に対応しやすくなります。



≪宝瓶宮精神革命の時代≫

詳しくは皆さまご自身でもご研究されていただくとして、天王星を共鳴星とする宝瓶宮時代は、そのため想定外の事象が起こります。

かつての17世紀に起きた「イギリス革命」(ピューリタン革命、名誉革命)や、18世紀末の「フランス革命」など市民革命は、宝瓶宮時代を迎えた今日、精神意識革命へと次元拡張(上昇)して世界にかかわる総仕上げをしていくことになります。

名付けて「宝瓶宮精神革命」です。

別名、見えざる「日本革命」ともなります。

もともと宝瓶宮時代に通じる日本人の民度、また日本精神を世界に広げて新時代の礎としていくものです。

相応の紆余曲折はもちろん起こりますし、相応に時間を費やすことになりますが、ロングスパンで見た歴史プログラムはそのように定められています。


【One Point】 「基本三数」による歴史プロセスから申し上げますと、「イギリス革命」は「1数」の“方向性”にかかわり、「フランス革命」は「2数」の“実体性”にかかわり、両者は宝瓶宮時代に向かう制度上の社会改革です。

今後の「宝瓶宮精神(意識)革命」は「3数」の“関係性”にかかわり日本をメインに世界的に展開されることになります。



マリー・アントワネット:Marie Antoinette



≪イギリス革命とフランス革命≫

宇宙波動エネルギーにかかわる「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からご説明いたします。

紀元前2世紀(BC171年頃)に双魚宮時代が正式に始まりました。

ホロスコープの発祥とともに古典アストロロジーが始まった古代ギリシャ文明の末期です。

双魚宮時代の「0度」で、白羊宮の0度(双魚宮30度)に「春分点」が位置した時代です。

「春分点」は、地球の歳差運動に伴なって逆方向に約72年に1度ずつ移動し、双魚宮の5度すなわち「双魚宮時代の25度」あたりから、宝瓶宮時代へ向かう歴史的な動きが出はじめます。

宗教信仰が全盛だった中世から客観的な実験による「物理科学」をひらいたガリレオの生存時1630年頃のことです。

ここから「宝瓶宮時代の影響圏」へと人類歴史は進んでいきました。


【One Point】 この時期に起きたのが、“王の権威は神から与えられたもの”とする「王権神授説」から共和制への移行(ピューリタン革命:1642-1649年)が行なわれ、その後、王政復古をみるものの、今日の「立憲君主制」を確立(名誉革命:1688年)していった一連の「イギリス革命」でした。




≪自由民主主義プレ体制≫

宝瓶宮時代の影響圏入りとともに「イギリス革命」が起こり、そのイギリスからの独立をめざしたアメリカ独立戦争の最中1781年に宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」が発見されます。

イギリスに勝利して独立を果たしたアメリカに後年「自由の女神」を贈ったフランスでは、アメリカに刺激されて「自由、平等、博愛」で有名な「フランス革命」(1789-1795年)が起きています。

事実上の市民革命で、当時の国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットがギロチンの露と消えたことは少女漫画『ベルサイユの赤いバラ』でも描かれ、宝塚歌劇でも上演されて著名です。

これらは一部の王権や宗教的権威から、一般市民へと主権を取り戻していく社会制度の改革で、今日の「自由民主主義社会体制」の礎となっていったのはご存じのとおりでしょう。

このような自由民主主義体制への移行は、宝瓶宮時代の社会への流れであり、新時代を迎えるための下準備です。


【One Point】 自由民主主義体制にも課題があるのは事実です。

なぜなら、単なる社会制度にすぎず、そこに必要な“魂”までは強要できないからです。

賛否はあると存じますが、日本人が古来から有する“民度”といった宝瓶宮時代に通じる精神意識などが備わることによって、有効に機能していく制度です。



≪下方矩=90度の活性化≫

さて、人知れず宇宙波動の変化によって「宝瓶宮時代のビックバン」が起き、1989年に宝瓶宮時代が正式に始まりました。

そのことは、ホロスコープでも、天体現象でも、社会事象においても、間違いないことを当サイトでは確認済みです。

その後、「深層の精神意識の変革」のディレクションの始まりや、今年2023年3月の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落したことによる「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションの開始などによって、この5月に「宝瓶宮精神革命」がスタートしました。

現在、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」がトランシット(運行、経過)している、水瓶宮の下方矩(ロウアー・スクエア=90度)で、戦後日本の“現体制”を象徴する「牡牛宮」に、5月17日「木星」が入宮しました。

その3日後の20日は、牡牛宮での「太陽&月」の合(コンジャクション=0度):「新月」によって、「深層の精神意識」が次元拡張(上昇)に向けスタートを切っていくことが象わされているためです。

ときあたかも広島において「G7サミット」が開催中で、世界の耳目が日本に集まり意識が注がれている中、“日本革命”とも言える日本をメインとした「宝瓶宮精神革命」が静かにはじまったものです。


【One Point】 意識ある日本人のお一人ひとりがSNSなどを駆使しつつ、世界を視野に良識ある言動を行なわれていくときが本格化したことを意味します。

日本の浮沈のみならず、世界の興亡が日本国民にかかっていると言っても過言ではない時代です。









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