“不可解”なセクハラ疑惑
2018.04.19
ネット・ニュースで話題の「福田淳一 財務省事務次官のセクハラ疑惑」。

(結論は変わりませんが、内容の一部にミスがありましたので削除します)


【後記】 2018.04.20
ちなみに、ことのてんまつは次のとおりです。

朝日の“名うて”(札付き)の女性記者が、俗にいう“ハニートラップ”まがいのいつもの取材方法で、福田次官にインタビューを行ないます。

福田次官は、そうとは知らず、脇の甘さを露呈し、“セクハラ”にあたる言葉を、半分冗談、半分本気、つまり下心をのぞかせて語り、マスケにも乗せられてしまいます。

この会話を、“功名心”にはやる朝日の女性記者は、こっそり録音していました。

それを本社に戻ってスクープ記事にしようとします。

ところが、朝日の上司は「それはマズイ」と掲載を拒否、ボツにしてしまいます。

なぜなら、財務官僚を貶める記事を最初に自ら報道すると、陰に陽に役人からペーパー(情報)をもらえなくなるために、今後の報道に差し支えるためです。

それゆえ、自社の女子記者に対するいわゆる“セクハラ被害”をいんぺいしようとします。

女性記者は、それを他社に売るという記者モラル(情報源の秘匿)のない行動をとり、まんまと“スクープ”にしてもらったというお話なのです。

ウワサではかなりの金額で買ってもらったそうなので、まるでひとむかし前の“ゴロツキ記者”そのものです。

他社(新潮)の報道を知った朝日は、遅ればせながら“もう安心”だと、女性記者と福田次官のつくられた“セクハラ会話”を、急遽、昨日19日の朝の番組で読みあげて報道するという責任逃れをするわけです。

おおむね、こんなところが“セクハラ疑惑”のてんまつです。

いまだにセクハラやパワハラを行なう官僚のトップ「財務省」。
まがりなりにも“セクハラ被害”の社員を見捨てる大手マスコミの「テレビ朝日」。
“ハニートラップ”まがいの取材を平気で行なって恥じない朝日の「女性記者」。

いまどき企業では当たり前の“コンプライアンス”を守る倫理的な人物が、関係者のなかにいないことが、一般人からは、“不可解”なセクハラ疑惑にみえる理由です。


【追記】 2018.04.21
テレ朝側は、18日の福田次官の辞任表明を受け、これ幸いと“被害者ヅラ”して、19日午前0時に記者会見を開きました。

ネットや一般の出版社は入れず、厳しい追求を受けない仲間内の「新聞関係だけの馴れ合い会見」で、一部、“反省”の態度をとりつつも、世間に“セクハラ被害”をアピールしたわけです。

結局、真っ先に「財務省」を糾弾すべき側なのに、『新潮』の二番手で自らを守り、福田次官の辞任を受けて、もう何を言っても大丈夫と、仲間内だけで記者会見を開き“弁明”会見をしたかっこうで、“真相”を隠したいちばんの“ブラック企業”だといえます。






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