2021年の運勢展望-プレ版
2020.10.04
 
【来年2021年の運勢は“大統領選”の結果次第】


来年2021年の「星のディレクション」は決まっています。

“決まっている”ものの、現実的には来月11月3日の「アメリカ大統領選挙」の結果次第で異なってきます。

異なってくるというのは、「ディレクション」そのものではなく、ディレクションによって“進む方向性”いわゆる「運勢」状況が異なってくるということです。

つまり、「星のディレクション」によって、“結論”は決まっているのですが、実際にどのように動いていくことになるのか、それは「人間自身」の“意志決定”次第によってそきに、相応ながらその後の“状態”(ルート)が異なることがあるためです。

たとえいえば次のようなことです。


どこに行くのか、“目的地”は決まっています。

ですが、そこへ行くのに、「高速道路」に通じる道をちゃんと選べるのか、それとも、さまざまな事情があったとしても、好むと好まざるとにかかわらず、一見、景色が良さそうな「山道」に通じる迂回路となる回り道を選んでしまうのか、といったような違いです。

「星のディレクション」は、ときおりそのような働きをします。

どのように進むのか「人間自身」の選択にゆだねて、“道”や“状態”を自ら決めさせていく「運勢パターン」のときもあるということです。

今年また昨今がそのようなときです。


この喫緊(きっきん)の“選択”によって、今後約20年間の人類の「運勢」が決まります。

そんな岐路に人類は今、立っているのです。


もう少しご説明しておきます。

今年2020年は、これまで約9年間つづいた「組織運営変革の“深化”」のディレクションがピークを迎えた1年です。

「宝瓶宮占星学」サイトで、何度もお伝えしてまいりましたように、2023年まで約15年間におよぶ「組織運営の変革」のディレクション」がつづきます。

これは、国際関係から家庭や個々人にいたるまで、過去の運営のあり方を変えなければならない“運営変革”が必要となる現実的なディレクションです。

もちろん、国家や会社またさまざなな分野の組織も同様に、何らかの「組織運営の変革」が迫られる事態が生じていく時期なのです。

そのなかでも、当該ディレクションが強まる「組織運営変革の“深化”」のディレクションの時期が、
これまで約9年間つづきました。

それは、オバマの「アメリカは世界の警察官ではない…」(2013年)にはじまる中国の台頭、北朝鮮核ミサイル問題、韓国文在寅政権をみても明らかですし、その一方で、約8年間つづいた日本の安倍政権や、トランプ米大統領の登場などもそうでした。

そして、“深化”のディレクションの最後の年2020年に“ピーク”を迎えることは、宝瓶宮占星学サイトでリーディングをお伝えしてきたとおりです。

事実、今年2020年は世界人類にとって大きく「組織運営の変革」を求められる大変な1年になりました。

国連から国家はもちろん各家庭や個々人に至るまでご体験されたとおりです。

“深化”(ピーク)のディレクションは今年で終わりますが、「組織運営の変革」自体はまだ3年間つづきます。

つづくと同時に、来年2021年はもちろん今後、約20年間ものあいだ、人類が「高速道路」のようなスムーズな運勢の道を進むのか、それとも、我知らずとも「山道」のような遠回りの困難な運勢の道を意図せずとも選択して進むのか、近々にも、ほぼ決まるのです。


一例を挙げて端的にいえば、「アメリカ」を選ぶのか、「中国」の“一党独裁体制”を選ぶのかです。

日本政府はもちろん、日本企業をはじめ「組織運営の変革」の渦中にあるので当然です。

さらにアメリカ国民が、共和党の「トランプ」を選ぶのか、民主党の「バイデン」を選ぶのかにかかっています。

それらによって、来年2021年から「影響圏」に入り2024年から「正式」にはじまる今後約23年間の「精神意識の変革のディレクション」の“状態”(道:運勢)が決まっていきます。

たとえば、“宝瓶宮時代の精神意識”を身につけるために、和や民度などを自由に理想としてストレートに目指して進めるようになるのか。

それとも、日本国民をはじめ人類が、“厳しい環境や試練”を体験することによって、反面教師のように本来るあるべき自由な“宝瓶宮時代の精神意識”を願望し目指して進まざるをえなくなるのかといったことです。


簡単に星の動きでご説明しておきます。

今年2020年1月13日に「山羊宮22度」でトランシットの「木星&土星&冥王星」がジャストの合(コンジャンクション=0度)をとりました。

これによって「組織運営変革の“深化”」は“ピーク”に至ったのです。

“深化”のディレクション自体は今年で終わりますが、「組織運営の変革」はまだあと3年間つづきますので、ここが重要なのです。

来年2021年は、水瓶宮2度と3度の「木星&土星」の合(0度)にはじまります。

1月26日には、「冥王星」が山羊宮25度を通過し、水瓶宮の影響圏入りをします。

これによって、“負”の第2次世界大戦に匹敵するような、新たな「運命ディレクション」が並行して徐々に影響力を増していきます。

詳しくは後日、お届けいたします。


いずれにしましても、来年2021年1月1日の星の配置は象徴的です。

水瓶宮の「木星&土星」の合(0度)に加え山羊宮の「冥王星」は、蟹宮から獅子宮に移動する「月」と衝(オポジション=180度)です。

これに、牡羊宮28度の「火星」が軸となって「T矩」(Tスクエア=90・90・180)を形成します。

同時に、射手宮の「金星&ドラゴン・テール」の合(0度)と双子宮の「ドラゴン・ヘッド」の衝(180度)に、これまた魚宮の「海王星」が軸となった「T矩」(90・90・180)が形成されます。

古典占星学でいう“グレート・コンジャクション”を交えた2つのT矩(90・90・180)です。

互いの意見や考えが幻想を交えて異なる“対立”のなか、2021年の幕が明けるといえます。


さて、来年「2021年の運勢」についてです。

個々人においても、所属する会社や組織またご家庭などをふくめ今年の「組織運営変革の“深化”」の“ピーク”の結果を受けて、来年は今後約23年間つづく「精神意識の変革のディレクション」の影響圏に入っていきます。

これは、端的にいえば日本国民の一人ひとりはもちろん、世界の人々が“考え方”や“とらえ方”など“精神意識”を徐々にながらも改めることが求められる、21世紀最大の最重要ディレクションなのです。

そういうこともあって、“深化”のディレクションがはじまった2012年から「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座を漸次グレードアップしつつ備えてまいりました。

今後、どのように選択をして「組織運営の変革」の結果を残していくのか。

それによって、来年「2021年の運勢」はもちろん、その後、どのような“運命の道”を進んで行くのかが、相応なりにも異なってまいります。

ということで、来年「2021年の運勢リーディング」は、アメリカ大統領選挙の結果をみてはじめていくことになります。












コメント一覧
名無し - 2020年11月20日 01:40
4度目の追記をします。結局、アメリカ大統領選挙2020は残念ながら民主党バイデン氏の当選でした。この結果、オバマ政権当時の閣僚が大勢入閣する見込みで、日本、台湾などのアジアやイスラエル 、サウジアラビア などの中東諸国に対する無関心外交の復活が危惧されます。
名無し - 2020年10月12日 03:21
追記3です。折しもノーベル平和賞が決定しましたが、過去に受賞したオバマ氏やスーチー氏らは政権与党の指導者としては無能で変革を成し遂げられませんでした。今回の副大統領候補のハリス氏にも同じ印象を抱きました。結局何も出来ない指導者になりそうな気がします。
名無し - 2020年10月07日 22:15
追記です。アメリカ大統領選挙について、トランプ氏のコロナ感染は彼自身の健康面も考慮し立候補を辞退してペンス副大統領に候補者を譲るべきだと、私は思います。このままでは、同じく高齢のバイデン氏の当選が有力視されますが、厳しい内外の情勢に適格な指針を示して行動出来るのはペンス氏の方がふさわしいと思われます。
名無し - 2020年10月07日 00:31
大統領選挙直前のトランプ氏のコロナ感染、旧ソ連諸国のベラルーシやキルギスの反政府運動にアルメニアとアゼルバイジャン間の戦闘、中国の強権支配体制、中東や北アフリカでのイスラム原理主義勢力の台頭など、89年当時を彷彿とさせる現象が再燃しており、非常に気がかりです。
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