総裁選とマスコミの陥穽
2021.10.01
今般、9月29日に行なわれた「総裁選」についてです。
マスコミは、河野太郎氏の敗北を、「各種調査で断トツの人気を誇りながら…」と言います。
ですが、それは昨今のネットの時代、いまだにオールド・メディアのテレビを視聴し、新聞を読む一部の国民をメインとしたマスコミ調査だからです。
テレビの偏向報道や新聞の意図ある報道を信じている一部の国民対象です。
また、「国民に人気のある小泉進次郎環境相」や「石破茂元幹事長と手を携えながらも敗北…」ともいいます。
これも、お二人が「人気」があったのは、いつの話?
「過去」の人気は、いつまでも続きません。
小泉氏も石破氏も、すでに化けの皮がはがれ、過去の人気はありません。
それを気づかないのは、国民意識から乖離したご本人とマスコミです。
というか、第1回投票でこそ「国会議員票」と「党員党友数」は同じ票数ですが、「ここまで議員票を獲得できないとは…」というように、肝心の「国会議員票」の投票動向が調査できていないのが、マスコミだということが明らかになりました。
政治記者をはじめとした質の低下があるようです。
獲得票数1位・岸田文雄元政調会長(146票)、2位・高市早苗元総務相(114票)、3位・河野太郎(86票)では、どうしようもありません。
マスコミは、また次のように言います。
「世論調査でトップを走り、ツイッターのフォロワー数が243万人と、安倍晋三前首相の229万人を上回っている」
これも勘違いです。
フォロワー数が多いのは、何をしでかすか分からない危険な河野氏の言動が、過去に話題になったからです。
当時、フォロワーになったものの登録解消せずに残っているだけでもありますし、また、河野氏の素性が知られてきた昨今、興味があるのでフォローはしても、それが「支持」につながるとはかぎらないからです。
そんなこんなで、過去に話題や人気になっても、同僚議員からの信頼も大きな実績もない「小石河連合」なのです。
このことに気づかないかぎり、マスコミは同じ間違いを続けるでしょう。
一歩先をいくネット民は、とうの昔にそのことに気づいています。
ただ、国民一般にまで充分に浸透していないところがどっちつかずで、情勢を読むポイントになっています。
その現状も長くは続かないでしょう。
なぜなら、気づきはじめた国民が次第に増えてきているからです。
マスコミは、それに気づくのでしょうか。
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