宇宙は光に満ちていた
2023.04.05
[透明空間] ― ちょっと不思議な宇宙のお話 ―


見た目は暗闇? 実際は異なる宇宙空間



まずは物理科学による一般的な宇宙空間の意外なお話になります。

ほんとうの宇宙「クオリアル・ワールド」を「基本三数」から知れば、歴史や人生の意味が分かるのですが、当記事はそのお話ではなく「物理宇宙」の生命の真実をお伝えいたします。

たとえば、日光が大気に当たらない時間帯、つまりが夜に空を見上げれば、星だけが光る真っ暗闇の宇宙空間のように見えます。

ですが、宇宙に出れば分かるのですが、実際は暗闇ではなくまばゆい光に満ちています。

また、無重力空間ではなく、あまねく重力(引力)に満ちているのです。



≪宇宙は光に満ちている≫

まずは、その辺りからご紹介いたします。

夜空が真っ暗闇に見えるのは、実は逆で宇宙空間が真空で透明な光に満ちているからです。

何もない真空で物質存在の密度が極端に低く、実在するのは超極一部分に星やガスを含めた星雲などが偏在しているだけです。

ただし、かつてのハッブル宇宙望遠鏡が撮影した下の画像をご覧いただけましたらお分かりのように、見た目にはびっしりと星があって、宇宙の果てが覗ける隙間がないほどです。

にもかかわらず、大気を通して地上から見る宇宙は、一定以上に光る星(恒星や星団や銀河)しか見えず、宇宙空間は光に満ちて透明ゆえに、真っ暗闇に見えるという面白い逆説的な事実があります。


【One Point】 光の三原色「R/G/B」が交わると透明になります。

光は透明なので、白い用紙に三原色を当てると交わる部分は白になりますが、透明ゆえに用紙の白地がそのまま見えるのと同じです。



【ご参考:光と宇宙波動エネルギー】

本文の繰り返しになりますが、宇宙は光に満ちています。

光は透明ゆえに、光そのものは見ることができず、微細なチリを含めてモノに反射して初めて存在を確認することができます。

では実在の宇宙「クオリアル・ワールド」ではどうなのでしょうか。

「物理宇宙」が光に満ちているのと同様に、「エネルギー宇宙」は時空を超越した宇宙波動エネルギーに満ちています。

人は地上のどこにいても、無意識ながら深層の精神意識によって共鳴関係を結ぶ“受容体”を伴なっています。

「基本三数」また「数理法則」によるホロスコープ解釈から論理的に見えてくる事実です。

ついでに申し上げますと、深層の精神意識を内奥に抱く個々人は、微弱ながら“発信体”ともなっています。




≪宇宙は重力に満ちている≫

また、宇宙空間は無重力ではなく、大なり小なり重力に満ちています。

古典力学におけるニュートンの万有引力の法則による事実ですので、とりたてて書くほどではないのですが、論旨展開上、触れさせていただきます。

アバウトながら太陽から約1光年ほどの距離に太陽の引力と他の天体や銀河との引力とが均衡する場所に「オールトの雲」が球殻状に広がっています。

この意味は、その辺りまでは間違いなく太陽の引力がおよんでいる「太陽系」の範囲内で宇宙は無重力空間ではないことを意味しています。

では、なぜ「宇宙は無重力」といった勘違いをしてしまうのでしょうか。

たぶん最大の要因は、地球を猛スピードで回る人工衛星(宇宙船)の中では無重力状態が形成されるために、宇宙飛行士やモノがフワフワと浮いている映像を目にしたことがあるためだといえそうです。

当然です。

人工衛星は、地上に落下しないように、また宇宙に飛び出ることもないように、ちょうど引力と遠心力のバランスがとれるスピードで地球を回っているために、宇宙船の中では無重力状態が保たれています。


【One Point】 地球空間もある意味同様です。

地球は太陽の周りをマッハ900ほどの猛スピードで回っていているために、宇宙船地球号は無重力ゾーンです。

それゆえ逆に、地球自体の引力によって地上に存在することが可能になっています。



【ご参考:宇宙船外での活動作業】



地球を回る宇宙船の船外で、宇宙服に身を包み、フワフワと浮くように作業している映像を見た方も多いと存じます。

実はこれも宇宙船と同じ猛スピードで地球を周回しながら作業をしています。

ですが、同じスピードで移動する宇宙船から撮影していますので、映像的には早さを感じることはありません。

また、真空ゆえに空気抵抗がなく、慣性の法則によって宇宙船と同じ速さが保たれているため、こちらも宇宙空間は無重力のように見えてしまいます。




≪宇宙の中では異常な地球≫

宇宙の中で地球は最大の異端の惑星です。

宇宙空間は真空で遮るものがないために、灼熱の太陽光もしくは絶対零度に近い極寒のコントラストがはっきりした世界ですが、地球は大気や水蒸気による温室効果によって適度に保たれています。

また、引力によっていつかは天体に吸い寄せられてしまう重力空間なのですが、地球をはじめとした太陽系の星々は、見事なバランスによって公転を続け整然と秩序が保たれています。

さらに、宇宙空間は有害な宇宙線が飛び交う世界です。

人間にとって一瞬たりとも存続できない過酷な死の世界が、宇宙空間の実状です。

ところが、そんな大宇宙の中で例外中の例外になっている地球で、生命体が繁殖し維持され続けている“超異常”な惑星になっています。

もっとも人間にとっては、ごく日常の環境で当たり前なのでさほど気にしていません。

ちょうど母親の胎内のように、外部から守られた地球胎内システムになっています。


【One Point】 宇宙空間の広さを砂浜に例えれば、人類が居住している地上は、一粒の砂ほどの範囲の空間にすぎません。

人類にとって人生という名の生活や活動の舞台で、苦楽を享受し成長できる大自然で、人は食物連鎖の頂点に立っています。



【ご参考:生命環境存続の宇宙的な理由】

地球に生命が存続する理由についてです。

最大の理由は、太陽系が安定していることです。

宇宙空間においては、天の川銀河の変化が大きい中心付近ではなく、やや端っこの安定した位置に太陽系は存在しています。

近隣に大きな影響をもたらす不安定な星や星団がなく、まるでバブル(泡)の中にいるように、周囲から隔絶された太陽系になっています。

また、大宇宙の中では小さめの太陽であることもそうです。

もう少し大きく、エネルギー放出の強弱の差が激しければ、安定した環境は望めません。

時間的には、太陽また太陽系が安定期にあることもその要因です。

地球をはじめ太陽系の惑星たちも、また秩序だった公転や自転を維持しており、地球の安定を脅かしていません。




≪地球に降り注ぐ宇宙線≫

物理科学からみた宇宙空間のお話をもう少し続けます。

「なぜ地球には生命体が存続できるのか?」

見えない運勢エネルギーはさておき、物理科学的な理由の一つは、太陽からほどよいハピタブル・ゾーン(生命居住可能領域)の中に地球が位置することとされています。

そういった簡明な理由にかぎらず、気の遠くなるようないくつもの条件に条件が複雑に絡み合って、地球上に生命体の存続は可能になっています。

案外と気づかれていないその一つは、地球磁気圏の存在です。

ほどよく蒸気を含んだ大気の存在はもちろん、北極と南極の適度な磁力によって、地球はスッポリと見えない磁気に覆われています。

生命維持に必要な太陽光と併せて、日夜を分かたず注がれ続けている有害な太陽風(電磁波)をはじめ、宇宙のあらゆる方向から飛んでくる宇宙線(電磁波)を防ぐ見えないバリアの役目を果たしています。

もし、地球磁気圏がなければ、日焼け程度で収まらず、まるで電子レンジの中にでも住んでいるかのように生命の存続は不可能で、遺伝子も変異をきたしてしまうでしょう。


【One Point】 ほかの大きな理由としては、太古の地球に起きたジャイアント・インパクトに起因し、地球の一部が飛ばされたことです。

それによってできた「月」が衛星として存在することによって、地球の自転軸は安定し、季節などの環境変化が保たれているようです。






≪クオリアル宇宙≫

「物理宇宙」からみた意外な宇宙空間の事実をいくつかお届けしました。

これらは近現代物理科学が解明してきたものですが、宇宙の90%以上はまだ解明されていないといいます。

実際、物理宇宙だけで人間の生命が維持されているわけではありません。

「物理宇宙」と並行して、心性や霊性面をも凌駕した「エネルギー宇宙」が時空を超越して併存し、運勢や生命波動をもたらしています。

信じられないという方がいらっしゃると存じますが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーからも明らかで、たとえば宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」によって、時空を超越した象意やリーディングが成り立っているという事実からも見えてきます。

たとえていえば、人間の心と体と同じで、「エネルギー宇宙」と「物理宇宙」との並存「共鳴関係」によって、実在の「クオリアル宇宙」は成り立っています。


【One Point】 「宇宙波動エネルギー」は、“深層の精神意識”を受容体とし“生命エネルギー”と共鳴関係を伴なっています。

俗にいう“運勢”や“天運”などともかかわり、宇宙波動エネルギーの働きや共鳴関係が途絶えれば生命維持は不可能になります。



【ご参考:宇宙「共鳴波動科学」の必然性】

「クオリアル宇宙」は宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座:初回2012年)で、守秘義務とともに示唆してきたものです。

宇宙の根幹法則「基本三数」にもとづく実際の宇宙「クオリアル・ワールド」は、通称:宝瓶宮占星学のバックボーンや真髄ともなっています。

「物理宇宙」の重要性を認識しつつ、主観的な心霊主義(神秘主義:スピリチュアリズム)を超えた「エネルギー宇宙」を理解することで、不思議系の謎が解けていきます。

宝瓶宮時代は、物質に偏った現代物理科学を超えて、超科学的な「共鳴波動科学」(仮称)といった分野に進んでいかなければなりません。

新しい概念ゆえに、既存の単語では表わせないため「クオリアル」また「クオリチュアル」さらには、その導入を兼ねて「霊識」といった単語を用いています。









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