新時代のリーディング理論
2024.02.17
第2部[新リーディング・セオリー]― アストロロジーは「3/6/12」 ―


★ ホロスコープは「宇宙哲理」によって読み解く ★



まもなく宗教や占いがメインストリーム(主流)だった時代が終わります。

近現代の“揺籃期”にあった現代物理科学も、「量子論」を見てもお分かりのとおり同様です。

過去の宗教信仰や物理科学を超えた「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしていく宝瓶宮時代に移行していくためです。

信じられないかもしれません。

ホロスコープの象意は「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”との「共鳴関係」によってもたらされています。



《 ホロスコープの象意の原拠 》

第3章「宇宙波動編」は、いよいよ第2部「新リーディング・セオリー」に入ります。

宇宙この世界の原則となっている事実のご紹介です。

単純な“三段論法”で述べれば次のようになります。

1、ホロスコープは、宇宙太陽系の位置関係を写しとったものである。

2、その相対的な配置によって象意を解釈し、リーディングを行なうものである。

3、ゆえに、位置関係をもたらしている宇宙に象意の原拠がある。

簡単な道理です。



このことを正しくご理解しないと見誤ります。

遠近のある宇宙の星を人間が見た目で勝手につなげて想像した「星座」に“象意の原拠”があるかのように考えたり…。

古代の人々がワケあって創作した「神話」が“象意の原拠”であるかのように妄想したり…。

さらには、身近なところで言えば、占星師個人の主観的な解釈をご参考にされるのはよいのですが“象意の原拠”とするのは、明らかな事実誤認です。


【One Point】 現代の理性人であれば、「何かおかしい…」とか、心のどこかで違和感を感じておられると存じます。

占星術信仰に浸っておられる方は別ですが、ご自身の自由な感性を解き放てば時代の“息吹”を受けて感じたり気づくことができるはずです。




《 宇宙この世界の根幹法則 》

理屈っぽくなりますが、宇宙法則などにご興味のある方は、重要ですので、少々お付き合いをいただきたく存じ上げます。

物理科学から見たとき、宇宙この世界には“無色透明”の光エネルギーがあふれています。

光(粒と波)がなければ物理宇宙は存在しえません。

光といえば、R(赤)/G(緑)/B(青)の「光の三原色」から構成されているのはご存じのとおりです。

ホロスコープの場合、物理科学の範疇内におさまらないために気づきにくいのですが、三原色ならぬ宇宙この世界の根幹法則「基本三数」から構成されています。

というか、物理的な“光エネルギー”のほうが宇宙この世界の根幹法則「基本三数」に基づいて“三原色”によって構成されているわけです。


【One Point】 基本の三要素(三原色)のもととなっている「基本三数」は、基本三数展開によって「12数」になります。

偶然か必然か「ホロスコープ」も12サイン(宮)や12ハウス(室)から成り立っており、やはり「3数」の三要素をベースとしています。




《 宇宙は「3/6/12」から成り立つ 》

ご退屈さまかもしれませんが、もう少し続けさせていただきます。

各種講座のベースとなっている「基本三数」ですが、その視点を広げれば宇宙は「3/6/12」数によって成り立っていることが分かります。

根幹の「基本三数」(三要素)は「3数」です。

「6数」は“最小個体数”で“個の完璧性”を象わします。

個体だけでは発展性がありませんので、最小個体数「6数」を個体1数として、個体2数との対外的な「3数(関係)」から生じる「12数」を“宇宙森羅の最小象徴数”として宇宙この世界は実体展開されています。

“宇宙数理模式図”たるホロスコープは「12数」の構成要素を伴なって個々人の運勢や個性また出来事など森羅万象をリーディングできるようになります。

12サイン(宮)と12ハウス(室)で構成されるだけでなく、アスペクト(位相、座相:局面)も12種類がベースで、プラネット(星&交点)も12(13)個によってリーディングを正しく行なえるようになります。


【One Point】 宇宙この世界は「3/6/12」数によって実際的に展開されていますが、法則的にはニコラ・テスラ(1856-1943)が言うように「3/6/9」でもかまいません。

なぜなら「基本三数」の基本三数展開(3段階:9)が「12数」だからです。





《 ホロスコープ・リーディングの本筋 》

「基本三数」は宇宙この世界の根幹法則ということをお見知りおきください。

この宇宙で「基本三数」によらないものは何一つありません。

「基本三数」というのは、物理学の数式ではなく、むしろ「宇宙哲理」(宇宙観)といった内実を示します。

「基本三数」によって構成されたホロスコープから、物理化学ではなく人文学的な個々人の人生はもちろん人類社会の出来事など、歴史の推移を解明できるのはそのためです。

詳しくは“宝瓶宮時代の新しい宇宙観”「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座をご受講された方ならご存じのとおりでしょう。

ホロスコープは「基本三数」に伴なう“宇宙哲理”が内包されていますので、「基本三数」によって解釈すれば、まるで“マスターキー”のようにすべての象意の扉を開くことができます。

ホロスコープ・リーディングの本筋です。


【One Point】 時代は変わっても“宗教”そのものはなくなりません。同じように“ホロスコープ占い”も簡単にはなくなりません。ただ、それらをはぐくんできた双魚宮時代は来年2025年いっぱいをもって完全終了していきます。




《 新時代のリーディング理論 》

ホロスコープの解釈やホロスコープ・リーディングの「コペルニクス的転回」の時代がはじまっています。

受け容れても受け入れなくても皆さまのご自由です。

腑に落とすことができれば、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしていく今後の宝瓶宮時代の備えとなる道筋が見えてくるはずです。

逆に、双魚宮時代の“善悪”や“支配/被支配”といった「対立二元論」の歴史パラダイムの考えから抜け出せない方ほど、宝瓶宮時代が進むことによって迷うことが起こりやすくなります。

個々人の自由が尊重され、主体性が問われる多様な今日、十把一絡げの“吉凶解釈”が通用しなくなったように、知らないうちに時代の流れとともにある「天運」と乖離していくためです。

といったことから、「基本三数」による“新時代のリーディング理論”をご理解いただき腑に落としていただき、明るい未来を切り開いていただきたく存じます。


【One Point】 「天王星」が象わす空間域は宇宙です。

そのため宝瓶宮時代は“宇宙時代”になります。ただし、「物理宇宙」に留まるものではありません。

時空を超越した「エネルギー宇宙」を含めた「クオリアル宇宙」が本来の実在宇宙だからです。











7世紀の戦乱の果てに…
2024.02.17
[建国記念の日特別編4:古代史解明14]― 平和だった古代ヤマトの国づくり ―


万世一系の皇統に組み込まれたヤマト王権



人類が3度の世界大戦に見舞われた20世紀は「戦争の世紀」と呼ばれています。

『日本書紀』が編纂された直前の7世紀も同様でした。

そのため、現代人はもちろん7世紀の人々の脳裏に、われ知らず「人類(古代)の歴史は戦乱に満ちている」といったインプリンティングがなされます。

現代人はとくにそうです。

マスコミや学校教育の現場に誤った“近代合理主義”による唯物論「マルクス史観」(闘争史観)が認められることから、古代ヤマトの国づくりもすべて権力争いの歴史だったかのように誤認することになります。



《 大和政権に協力した古代ヤマト王権 》

『日本書紀』は、大和政権によるプロパガンダ(政治宣伝)の書です。

7世紀後半からはじまった万世一系の「皇統」や独立統一国家「大和」が、神代の昔から続いてきたかのように、“正統性”を宣べたものです。

やむをえません。

なぜなら、7世紀の国内外情勢の中で、早急に日本国内をまとめあげ、独立統一国家「大和」を構築する必要があったからです。

鉄剣が普及した「九州倭国」は別ですが、銅鐸祭祀文化の中にあった6世紀以前の「畿内ヤマト」の豪族らは、争いを好まず7世紀以降の「統一大和政権」に協力しています。

それが『日本書紀』に“国譲り”と記される所以です。


【One Point】 「乙巳の変」(645)の翌日、蘇我蝦夷(そがの えみし)は自ら歴史書に火をかけ、船恵尺(ふねの えさか)が炎の中から『国記』を拾い上げて中大兄に奉ったと『日本書紀』に記されています。

九州倭国の記録が残っていては、都合が悪いため焚書処分にしたものです。



【ご参考:「皇極天皇紀」より抜粋】

●焚書は、次のように記されます。

「13日、蘇我臣蝦夷らは殺される前に、すべての天皇記・国記・珍宝を焼いた。

船史恵尺(ふねのふびと えさか)はそのとき素早く、焼かれる国記を取り出して中大兄にたてまつった。」

焼失したはずなのに、誰か『天皇記』の存在を知っていたのでしょうか?

いずれにしても、『天皇記』(九州倭国王記)が残っていては、いろいろとヤバイことこのうえありません。

蝦夷自らが火を放って、焼却処分したことにしたようです。




《 『日本書紀』がウソを記すとき 》

編集経験のある方なら分かると存じます。

『日本書紀』がウソを記すとき、独特の表現や言い回しなど“クセ”が出ます。

どうしても記さなければならない骨格の“万世一系の皇統”は除いて、案外と律儀なところのある『日本書紀』は、正しい歴史を残そうと史実に反する箇所は、あえて“ウソ”と分かる書き方をしています。

なぜなら、後世の人々に委ねて真実を推測できるように図ったためです。

誰もが知っている代表例は、厩戸豊聡耳皇子(うまやどの とよとみみの みこ)と記される“聖徳太子”を創作した部分でしょう。

“聖徳太子”という称号は、1945年の終戦以降から呼ばれはじめます。


【One Point】 10人が一度に太子に話しかけるとは思いませんが、ちゃんと聞き分けて、お答えになられたそうです。

本来は九州倭国が定め用いられていた「冠位12階」等を定めた“偉大な人物”とされながら、殯(もがり)の記録がどこにも残っていないのは、実在の人物ならありえません。




《 古代オリエント系の海人族 》

縄文海進(縄文前期)の時代、ヤマト盆地は沼もしくは湿地帯でした。


●縄文海進時の水位分布 「縄文海進と古神道、神社、天皇制(2)」より抜粋 ↑ クリックで拡大

それゆえ葦が生い茂っており、古代人が住んでいたのはその周囲です。

のちに大物主神をご祭神とする大神神社(おおみわ じんじゃ)がある三輪山から延びる、記録に残る最古の道「山の辺の道」界隈が含まれます。

その道から少し降りていくと、かつては沼や湿地帯だったと思われる湿気のある場所に「箸墓古墳」があります。

古代大阪湾(難波の海)から今日の大阪市東部にあたる古代河内湖(草香江:博多湾にあった地名に同じ)に入り、ひと山を超えればヤマト盆地です。

紀元前の古代海人族は、古代オリエント系をはじめ複数いますが、陸に上がった彼らが拠点の一つとした場所、また“古代神々”の集会地です。


【One Point】 『日本書紀』は、古代海人族よりも早く紀元前7世紀に初代「神武」が東征し、ヤマトを支配したとせざるをえませんでした。

一方、史実を残そうとした『日本書紀』は律儀に、最初に国づくりをした彼らを、第10代「崇神天皇」になぞらえ「御肇國天皇」(はつくにしらす すめらみこと)と記しています。




《 『日本書紀』の偉大な秘密 》

最初に古代の国づくりをした人物は、固有のお名前は不明なので、一般名称で「大国主神」(おおくにぬしのかみ)と申し上げます。

『日本書紀』の一書(あるふみ)では、「国作り大已貴命(くにつくり おおなむちのみこと)ともいう」と記されています。

また、同一視されることがありますが、大国主神の古代国づくりを手助けしたのが「不思議な光が海を照らして…浮かんできて…」と記される大三輪(おおみわ)の神こと古代ヤマトを治めていた「大物主神」(おおものぬしのかみ:大神神社のご祭神)です。

『日本書紀』に「この神のみ子は賀茂(かも)の君たち…」と記されていることからいえば、“海を照らして浮かんできた”のは、いわゆる“八咫烏”(やたのからす)とされる古代オリエント系の人々につながる一族です。

いずれも物部氏の祖「饒速日命」(にぎはやひの みこと)の関連で、『日本書紀』の“万世一系の皇統”では、第10代「崇神天皇」(御肇國天皇:はつくにしらす すめらみこと)として組み込まれています。


●三輪山の麓の「大神神社」(おおみわ じんじゃ):ご祭神は大物主神…ご参考「番外編:三輪山登拝の光と影


【One Point】 ここに『日本書紀』の偉大な秘密が隠されています。

「九州倭国」の歴代王たちや、「畿内ヤマト」の歴代主(ぬし、あるじ)たちを“皇統”に組み込むことで、すべての豪族や人々が7世紀後半以降の天皇のもとに協力し、独立統一国家「大和」建国に注力しやすくなります。




《 古代ヤマト王権は戦いを好まなかった 》

「九州倭国」や「畿内ヤマト」だけでなく、日本海側の越の国からも第26代「継体天皇」を“万世一系の皇統”に組み込んで、挙国一致を図っています。

このことをご理解いただければ古代史の真実はもちろん、今後の宝瓶宮時代における日本が責務としていく“和、絆、民度の精神”が見えてきます。

7世紀は、6世紀末の蘇我氏と物部氏が戦った「丁未の乱」(587年:ていびのらん)をはじめ、「乙巳の変」(645年)を含め、半島で唐羅連合と戦った「白村江の戦い」(663年)、古代最大の内戦「壬申の乱」(672年)など戦乱の時代でした。

それゆえ『日本書紀』は、紀元前660年とされる“神武東征”をはじめ数々の戦いによって“万世一系の皇統”が築かれてきたかのように記されています。

縄文時代をはじめ銅鐸祭祀の古代ヤマト王権は戦いを好んでいません。

『日本書紀』をみても、結局は「和を以って貴しと為す 逆らうことなきを旨とせよ」(17条憲法)と記されるように、今日の宝瓶宮時代に通じる「水瓶宮」で象徴される“国体”を構築していきます。


【One Point】 「美しい国、日本」の“和の精神”を国際舞台で身をもって示した故安倍晋三元首相です。

結果的に“自らの死”をもって日本人に遺志を広めます。

銃撃事件の瞬間のあまりにも完璧な「ホラリー・ホロスコープ」を見たとき天意を悟りました。











大十字=90度×4の秘密
2024.02.17
[グランド・クロス] ― アスペクト完璧講座 第10回 ―


★ 生きている以上は誰もが「大十字=90度×4」を持つ ★




次回2月の「アスペクト完璧講座」第10回のご案内兼用です。

ホロスコープ・リーディングはアスペクト・リーディングと言い換えることができます。

宇宙森羅の最小象徴数=12数の「数理法則」に基づいて、毎月1回12種類のアスペクトと共鳴する「数理」の解説また当該アスペクトの相性や運勢変化(星のディレクション)への象意展開などを網羅的にお届けする「アスペクト完璧講座」も残り3回です。

次回2月のテーマ「大十字(グランドクロス=90度×4)」と、3月のテーマ「神秘十字(ミスティック・レクタングル=120/60/120/60度)、最後は4月のテーマ「大六角(グランド・セクスタイル=60度×6)」です。

お好きなアスペクトのみの単発でも全講座のご受講でも可能なフレキシブルな講座です。



《 12種類の代表的なアスペクト 》

ハッキリといえます。

アスペクトの象意を知らなければ、ホロスコープ・リーディングは不可能です。

ただし、すべてのアスペクトの象意を知る必要はありません。

宇宙森羅の最小象徴数は12数なので、単独アスペクトの6種類とアスペクト・パターンの6種類、合計12種類の代表的なアスペクトを知れば十分です。

初心者の方であれば、「そのアスペクトは知らない、ゴメン!」で済みますが、プロになるほど出現する可能性の低いアスペクト・パターンであっても、いちおうはおさえておく必要が生じます。

逆に申し上げますと、“ホロスコープ占い”こと既存の現代占星術は頻度の少ないアスペクト・パターンほど解釈が困難で苦手とします。

なぜなら、ホロスコープ理論がないため、いろんなケースから帰納法的に主観で推測し、さらには正しいかどうかを逐次、確認する必要があるためです。

ところが、その実例となる“サンプル”が少ないアスペクト・パターンになるほど象意の精度が激落ちします。


【One Point】 宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」は異なります。

なぜなら、ホロスコープが拠って立つ宇宙に基づいて、誰もがご納得の根幹法則「基本三数」によってご自身の地頭と感性で、演繹的に応用した解釈ができる客観性を持つからです。




《 誰もが持つ大十字=90度×4 》

複雑なアスペクト・パターンになるほど目にすることが少なくなります。

たとえば、たった3つの構成要素がお互いに三分(トライン=120度)をとる「大三角(グランドトライン=120度×3)」もそうで、意外と多くはありません。

一方、許容度数(オーブ)の範囲で4つの構成要素がお互いに矩(スクエア=90度)をとる「大十字(グランドクロス=90度×4)」は、星のみに限定すれば少ないのですが、実は誰もが持ちます。

“夢”見る海王星の影響を受けた“ホロスコープ占い”こと現代の占星術から見えてくることは、ほぼありません。

「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルトでの出力が影響しているためです。

現代占星術はもちろんソフトの作成者ご自身が、ハウス・システムに対するご理解が不足しているのか、プログラミングが極度に難しいからか…。

そういう事情がありまして、大十字=90度×4の象意は誰もが持ってごくふつうに暮らしています。

ここにホロスコープと大十字=90度×4の秘密があります。


【One Point】 「大十字=90度×4」を“大凶座相”と解釈すれば、人生は“大凶”ということになってしまいます。

事実は逆で、“大凶座相”などではありませんし、一見、そのように見えたとしても、社会の発展や個々人にとって、なくてはならない象意を秘めています。




《 4種類の構成要素 》

そのような「大十字=90度×4」が次回2月の「アスペクト完璧講座」第10回のテーマです。

少しヒントを書いておきます。

一般に「ホロスコープ作成ソフト」で標準的に出力されたものを「ホロスコープってそういうもの」と思われている占星師は絶対にご理解することができません。

完全に基礎知識の欠如で、占断以前の大問題なのですが、“ホロスコープ占い”では許容されています。

それと類似で、「星」をいくら読んでもホロスコープ・リーディングにはなりません。

占星術を勉強して象意を覚えても深まらないのです。

なぜなら、ホロスコープはサイン(宮)、ハウス(室)、アスペクト(位相、座相:局面)、プラネット(星)と、4種類の構成要素で成り立っているためです。

構成要素のすべてを関連付けて世界に2つと同じものがない当該ホロスコープの複合アスペクトによって、唯一の“局面”(また「星のディレクション」)がもたらされるためです。

時事刻々と変化する構成要素の相対的な位置関係の変化「アスペクト」とともに象意がもたらされていくためです。



【One Point】 「アスペクト完璧講座」が重要な由縁です。

ホロスコープに応じて千変万化の複合アスペクトが形成されていきますので、それを12種類の代表的なアスペクトの象意から、臨機応変に解釈すれば、「ホロスコープ・リーディング」になります。




《 ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール 》

さて、個々のホロスコープには必ず、3つの衝(オポジション=180度)があります。

どのホロスコープでもそうです。

そのうちの2つは、ハウスシステムのホロスコープにおける“基本軸”で、必ず大十字=90度×4を形成し、屋台骨となっています。

もう一つは、地球の公転軌道である「黄道」と、月の軌道の「白道」の2つの交点(ノード)で別名「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の衝=180度です。

両者は“太陽の通り道”と表現される「黄道」(地球の公転軌道)上を逆回りに約18.6年をかけて移動していきます。

ちなみに“ホロスコープ占い”では、ジョーティッシュ(インド占星術)の“龍頭/龍尾”という表現を嫌ってか単にノード(交点)と称することがあります。


【One Point】 ただし、「交点」(ノード)というのはすべてのプラネット(惑星)に軌道傾斜角があるゆえに必ず2つ持ちます。

当アストロロジーでは、太陽と月の交点(ノード)に限定し混乱を避けるため、「ドラゴン・ヘッド/ドラゴン・テール」と呼称しています。



《 「アスペクト完璧講座」の概要 》

単独のアスペクト、また単独アスペクトが複合した基本のパターン「アスペクト・パターン」を、どなたでも簡単に象意を理解して実践に適用できるようにお届けするのが、「アスペクト完璧講座」です。

12種類のアスペクトは次のとおりです。

【講座構成と配信日】

第1回 合(コンジャクション=0度) …5月25~31日 配信済み
第2回 衝(オポジション=180度) …6月25~30日 配信済み
第3回 三分(トライン=120度) …7月25~31日 配信済み
第4回 矩(スクエア=90度) …8月25~31日 配信済み
第5回 五分(クインタイル=72度) …9月25~30日 配信済み
第6回 六分(セクスタイル=60度) …10月25~31日 配信済み
第7回 調停(メディエーション=60/120/180度) …11月25~30日 配信済み
第8回 YOD(ヨッド=150/150/60度) …12月25~31日 配信済み
第9回 大三角(グランドトライン=120度×3) …1月25~31日 配信済み
第10回 大十字(グランドクロス=90度×4) …2月25~29日 ※次回配信
第11回 神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120) …3月25~30日
第12回 大六角(グランド・セクスタイル=60度×6) …4月25~31日

                                    以 上

【One Point】 お申し込みは「講座お申込みフォーム」からお願いいたします。

疑問点がありましたら、メッセージ欄にご記入することができます。

直メールをご存じの方は、直接お問い合せお申し込みをされてもかまいません。











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