あと900日 覚醒の日!
2023.07.11
[終末現象] ― 歴史的な終わりと始まり ―


約2,160年続いた双魚宮時代の完全終了が間近



数字で書きますと、魚宮「25度~30度(牡羊宮0度)」。

日付で言えば、4~5か月ほど前の2023年3月13日から、約2年10か月後の2026年1月27日。

残り日数で書きますと、2023年の今夏から約900日です。

何のことかというと、知る人ぞ知る世間一般には言われないお話ですが、古代ギリシャ時代末期から、およそ2,160年(計算値)続いた「双魚宮時代」の終わりです。

で、それが私たち現代人と何の関係があるの? ということですが、昨今起きている異様な事態は、歴史的な双魚宮時代の“終末現象”です。



≪イヤなら抜け出よう≫

ご心配はいりません。

“終末現象”は、主に双魚宮時代の支配観念や古い社会通念を常態としてきた為政者などTOP層をメインに起きるものだからです。

とはいえ、私たち一般人も少なからずその影響下にいますので、まったくの無関係というわけにはまいりません。

ただし、現代は自由民主主義の世の中ですので、ご自身の自由な意志でご判断されて、イヤなら“足かせ”を外してご自分から出ればいいのです。

日本国民である以上、政治や行政といった国権の影響下から抜け出ることはできません。

ですが、オールドメディアの新聞テレビなど、マスコミの影響下から抜け出ることはできますし、政治や行政またマスコミの異様な在り方に、ネットを使ってあるべき意見を述べるなど情報発信も自由です。


【One Point】 当サイトではツイッターをはじめとしたSNSはやっていませんので「時代遅れ」だとお叱りを受けることがあります。

そのぶん宝瓶宮時代への歴史的な流れなどを好き勝手に当サイトで発信させていただいています。




≪“占い”とは違うの?≫

恐縮ですが、少し時代の流れをおさらいしておきます。

今後の新しい「宝瓶宮時代」の共鳴星「天王星」は、戦後日本の“現体制”を象徴する牡牛宮こと第2サイン(宮)を、影響圏を含めて2019年からトランシット中です。

そのため、日本の“現体制”に変化がもたらされることはもちろん、第2サイン(牡牛宮)は“日常生活”にかかわるために、新型コロナなどによる「日常生活の変化」のディレクション(運勢変化、時代変化)を受けざるをえず、すでに15度を正式に超えたことから終息化の傾向に向っていくことは、すでに別の記事でお伝えしたとおりです。

で、申し述べさせていただきます。

“ホロスコープ占い”しか概念にない場合、当サイトで「アストロロジー」(“占星術”ではなく「星学」)や本来の「ホロスコープ」また「~サイン(宮)」や「~ハウス(室)」さらには「~星」といった単語を用いると、「何だ“占い”のお話か」と思われるかもしれません。

違いますよ♪


【One Point】 狭い現代物理科学を超えた宇宙の根幹法則に基づいています。

そのため“占い”とは拠って立つ根っこが異なります。“占い”のように見えるのは、超科学的な側面を持つ量子論を超越した「宇宙波動得ネルフィー」に依拠しているからです。




≪最終コーナーを回って≫

続けさせていただきます。

今年2023年は、旧民主党政権が誕生した2009年にはじまった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、当該ディレクションをもたらす「海王星」が第12サイン(魚宮)の25度を超えて一段落し、ついに終息に向かいはじめました。

“最終コーナー”を回ったようなもので、あとは“ゴール”へ一直線です。

天王星や海王星に続いて冥王星は、第11サイン(水瓶宮)の影響圏に入った1年半ほど前の2011年12月の直前、およそ2022年から「深層の精神意識の変革」のデレクション(運勢変化、時代変化)をもたらしはじめました。

これは個々人の深層に大変革をうながす準備が、潜在的にはじまっていることを意味します。

ちょうど活火山のマグマのようなもので、いつ表層化して大噴火を起こしてもおかしくないディレクションですが、第11サイン(水瓶宮)に入宮して、正式にはじまっていく来年2024年1月下旬前後以降からになるでしょう。

「星のディレクション」というのは、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」が変わっていくことを意味し、共鳴された方ほど表面化(現象)しやすくなっていきます。


【One Point】
双魚宮時代が終わるということは、“支配/被支配” “善と悪” “吉/凶”など「対立二元論」の歴史パラダイムが終わることを意味します。

ただし、支配サイドが甘んじて受け入れることはなく、最後の悪あがきをはじめます。それが昨今の異様事態です。






≪代表的な昨今の出来事≫

歴史的に影響力の大きな「土星外惑星」(トランス・サタニアン)天王星、海王星、冥王星の三大ディレクションに関して、誰もが知る代表的な出来事を念のために付記しておきます。

天王星による「日常生活の変化」のディレクションは、昨今の新型コロナ騒動がその代表格です。

海王星による「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、昨今の最終コーナーで申し上げますと、意味不明な混濁とした増税問題やLGBT法案またマイナカードやコオロギ食問題など、最後の悪あがきです。

最後に、冥王星による「深層の精神意識の変革」のデレクションの代表格は、昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻であり、同7月の安倍元首相銃撃事件です。


【One Point】 日本の“国体”を象徴する「第11サイン(水瓶宮)」からみると、天王星の「第2サイン(牡牛宮)」のトランシットや冥王星の入宮は“国体”の変化を意味します。

さらに今後、日本が世界のTOPに立っていくかそれとも衰退滅亡に向かうのか、運命の分かれ目を意味します。




≪双魚宮時代の完全終了≫

人知れず起きた宇宙波動の変化、「宝瓶宮時代のビッグバン」によって、1989年に一度は終わった双魚宮時代でした。

ですが、1864年の発見後、ホロスコープを1周した海王星は、そのまま「第12サイン(魚宮)」へ入宮したことによって、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがもたらされはじめました。

宝瓶宮時代への歴史の大河の一方で、逆流するかのように随時、20世紀に起きた“欺瞞”や“誤魔化し”が復活したのです。

それも今年2023年3月に一段落し終焉に向かう緒についた現在で、完全に終わるのは、2023年の今夏から約900日後の2026年1月27日です。

約2,160年間(計算値)続いた双魚宮時代が、あと2年半でついに完全終了します。

急激ではなくシームレスに徐々に変わっていく歴史的な秋(とき)で、誤って“人類滅亡予言”などがなされても不思議ではありません。

双魚宮時代の末期19世紀後半以降は、偉大な“勘違い”と“事実誤認”による“まだ見ぬ理想”を夢みる時代でした。

代表的には共産主義と、心霊ブームこと近代スピリチュアリズムが挙げられます。

両者は“唯物論”と“唯心論”と言い換えることができますが、双魚宮時代は「対立二元論」を歴史パラダイムとするゆえに、“階級闘争”や“霊肉善悪対立”など、敵対的な概念を軸としていたといえます。

しかし、今後の宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとしますので、それとは正反対の“覚醒”が漸次、もたらされていくことになります。


【One Point】 海王星による「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションも同様です。

本格的には2026年1月下旬からですが、新時代に向けた意識化や知識化のご準備をされておかれるのもよいでしょう。



※ちなみに昨年2022年は、水星が各サイン(宮)に入宮するごとに、上述の「One-Point」の一環として、星講座こと「新時代」講座を手始めに行なってまいりました。
今年は、ホロスコープに焦点をあてて、今年5月~来年4月まで毎月行なう「共鳴関係論」に通じる「アスペクト完璧講座」が意識化や知識化のご準備の一環になります。









イベント発表ご報告2023
2023.05.19
[レジメ] ― 於:福岡市大濠公園内 ―


「 宇宙波動エネルギー」と深層の精神意識



毎年5月に開催されている超スピ系イベントで、今年2023年も発表させていただきました。

そのレジメと概要をご報告いたします。

昨年「第13周年新次元スタート」と題した同トーク・イベントでは、「現代を読む」と題して時宜にかなった「冥王星/海王星/天王星のディレクション」を福岡市警固神社の貸会議室を会場に発表させていただきました。

今年は「宇宙波動エネルギー」と深層の精神意識がテーマです。

およそ30分間のスピーチの概要をまとめてみました。



≪レジメPDFの画像≫

会場でのリアル参加者には下掲のレジメを直接ご覧いただきながらのトークです。

遠隔参加者の方々には、拡大してもキレイなベクター形式のPDFファイルを主催者サイトからダウンロードしてご覧いただきます。




【One Point】 現物はA4サイズで2.34MBです。

発表の全文は掲載できませんので、要点を網羅的に掲載いたします。




≪基本三数と宇宙波動エネルギー≫

当「宝瓶宮占星学サイト」をご高覧されておられない方が、ご参加者の中にいらっしゃるかもしれません。

超スピ系といえるクオリチュアルな内容のトークイベントだからです。

宇宙を写しとった本来の「ホロスコープ」の解明には、宇宙この世界が成り立った宇宙の根源がどのようなものだったのか、最初に「シンボリック」にでも定めないと「基本三数」や「数理法則」のお話がはじめられません。

宇宙のはじまりですので、無であって無ではない根源になります。

宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)をご受講された方ならご存じのとおりです。

宇宙の根源から宇宙この世界の根幹法則「基本三数」による三根因(1数、2数、3数)が生じることになります。

この「基本三数」は、宇宙の根幹法則でもあり、宇宙を模した「ホロスコープ」の象意構造の基礎となっています。

この「基本三数」に伴ない、宇宙この世界に通底し時空を超越して共鳴関係をもたらす「宇宙波動エネルギー」が発祥し実在します。


【One Point】 詳細は「基本三数による宇宙論講座」で宇宙根源から「基本三数」の成り立ちについてお届けしています。

そこでは「ホロスコープ」の個々の構成要素の本意「数理法則」の12数理が次々と生じていきます。




≪ご参考:量子もつれ≫

で、「宇宙波動エネルギー」って本当にあるの?

そうお思いの方に最先端物理科学の「量子もつれ」をご紹介させていただきます。

一対の量子は、スピンの方向が必ず逆回転になると定まっています。

一方の量子の回転方向が定まると、どんなに遠く離れていても、光の速さを超えてもう一方の量子の回転方向が瞬時に逆方向に定まるという従来の物理科学では考えられないことが実験で証明されています。

アインシュタインのE=mcから、光の速さを超える物質は存在しないことが明らかです。

ところが「量子もつれ」において、一対の量子の間に時空を超えた作用が生じることから、この作用をもたらしているのは物理的な光や電磁波ではないことが自明です。

つまり、物理現象を扱う物理科学では、いくら最先端と言えども範疇外のため、解明することができません。

当サイトでいう「宇宙波動エネルギー」も、そのような時空を超越した共鳴作用をもたらす実在です。


【One Point】 信じる信じないはともかくとして、物理世界を超えて共鳴作用をもたらす働きが実在するのは事実です。

でなければ「ホロスコープ・リーディング」が成り立ちません。

「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)も同様です。



(大濠公園:福岡市)



≪クオリアル宇宙≫

一般に「宇宙」というとき、近現代物理科学において研究されてきた「物理宇宙」を想いう浮かべるのが一般的です。

ですが、それは宇宙の“体”にあたる物質的な部分にすぎません。

いまだに手つかずで、宇宙の“心”にあたる「エネルギー宇宙」が存在し、さらに両者を共鳴的に関係させている見えない宇宙が実在しています。

当サイトでいう根源の「基本三数」からもそういえます。

これらの両宇宙また波動共鳴宇宙を併せた一体不可分の全宇宙を「クオリアル宇宙」と呼んでいます。

別名「クオリアル・ワールド」です。

「基本三数」が整うことによって生じる「4数」に相当する「エネルギー宇宙」を含めて、実際の宇宙「クオリアル宇宙」は成り立っています。


【One Point】 「ホロスコープ」という机上の図形は、物理宇宙の位置関係を表層的に写しとったものにすぎません。

その象意のリーディングに際しては、エネルギー宇宙や時空を超越した「宇宙波動エネルギー」がかかわっています。




≪宇宙胎内システム≫

最後に、私たちにとっての最重要ポイントです。

宇宙この世界の中で、私たち人類はまるで“胎内”で守られているように成育/成長する「宇宙胎内システム」の中に存在しています。

「宝瓶宮占星学」サイトの「宇宙存在-人の生きる理由」(08/01/05UP)に一部を掲載しておきました。

最初は、母親の母胎内で細胞分裂やDNAによって胎児として、個人的に肉体が形成されていきます。

詳細は省略せざるをえませんが、「オギャー」と地上に生まれ出てからは、今度は「地球生命体」という奇跡の生命環境を持った「地球胎」の中で、地上人類と紆余曲折を伴ないつつ、精神的に成長していくように宇宙はプログラミングされています。

このことを正しく知ることで、ホロスコープ・リーディングは表層的な吉凶解釈に留まらず本質的なものになっていきます。

地上の生を終えると、肉体は存続できませんが、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」が空間域とする「宇宙」(エネルギー宇宙を含むクオリアル宇宙)を舞台に共鳴波動エネルギー体となって、そこは過去を含めた全人類による「宇宙共鳴胎」となっています。


【One Point】 およそ以上のような骨子での発表です。

このほかにも超スピ系の学びの体験談などが発表され、霊識やクオリチュアルへのご理解や成長が深められたトークイベントでした。



※なお、トーク内容は、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学のバックボーンをご参考に発表したものです。

※関連内容は当サイトの記事をご参照ください。
詳細は「各種講座」の中でお届けしています。
ご不明な点は講座内またメールを問わず、お答えさせていただいております。


※遠隔参加者の方には、主催者のほうからレジメや動画が配信されます。









アトラクションの法則
2023.05.17
[Low of Attruction] ― 魅力の法則、引力の法則 ―


引き寄せようと想うほど引き寄せられない“心”の法則



「引き寄せの法則」に関するパート2となる“実際編”です。

どこか“お花畑スピリチュアリズム”の匂いがしませんか?

発祥をみたら、やはり双魚宮時代末期の「海王星」の象意が関与していました。

当時の「海王星」の代表的な象意は“まだ見ぬ理想”で、マルクスの理想的共産主義や近代スピリチュアリズム(心霊ブーム)と関わります。

ニューソート運動の「引き寄せの法則」も後者にかかわってもたらされています。



≪超能力で引き寄せる?≫

「引き寄せの法則」って、もしかしたら内実を正しく表現していないかもしれません。

「心」や「想い」といった心理面や心霊面などを象意とする「海王星」の形而上世界に通じるメンタルな分野です。

ご参考にされれば豊かな精神生活を送りやすくなります。

ただし、「引き寄せの法則」が心性面や心霊世界を離れて、「心」や「想い」のみで地上の物質世界の現実、お金やモノなどを引き寄せることができるというお話になってまいりますと、「あれ? あれ? あれ? 超能力ですか?」というお話になります。

ここなんですよね、ポイントは。


【One Point】 「引き寄せの法則」は、スピ系の心霊法則なので、現実世界とは位相が180度真逆になっています。

“引き寄せよう”と思うと、逆に引き寄せられない状況が起こりかねません。



≪引き寄せ=魅力、引力、磁力≫

先回「引き寄せの法則と共鳴関係」で述べさせていただきましたように、“引き寄せよう”という想いは、“持たない”といった心因に根付いているケースがあるからです。

その場合、“持たない”という状態を引き寄せることになります。

ここに“逆位相”ゆえに、どこまでホントでどこまで事実と異なるのか、判別しづらいマジカル・スピリチュアルの側面が見え隠れしています。

ホロスコープも時空を超越した「宇宙波動エネルギー」がかかわっていますので、“吉凶解釈”などの“占い”は現実的に逆転することが起こります。

で、「引き寄せの法則」って本当なのということですが、皆さまは「アトラクション」という言葉を聞いて何を連想されますでしょうか?

ディズニーランドや遊園地の遊具や乗り物などを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。


【One Point】 夢を見せたり楽しませてくれるディズニーランドの「アトラクション」に引き寄せられて乗られた方も多いでしょう。

園内の仕掛けやスタッフなどキャストの接客やサービスに引き寄せられるのもアトラクションの一つです。



【ご参考:ニューソート(New Thought:新思考)】

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋

ニューソート運動(New Thought Movement)は、19世紀後半にアメリカ合衆国で始まったキリスト教における潮流のひとつで、一種の異端的宗教・霊性運動である。
理想主義的な神学、楽観的な世界観、個人の幸福・健康・物質的な成功に焦点を当てた宗教的儀式を共有する、緩やかにつながり合う多様な宗教共同体の集まりである。
物質に対する心の力、精神の優位性に重点を置くもので、理論的にも実践的にも宗教的観念論の一種である。
現世利益の追求を戒めるキリスト教プロテスタント系カルヴァン主義への反発を背景に生まれた。






≪Low of Attraction≫

「引き寄せの法則」という言葉を創ったのは、『精神力 - その「思い」があなたの人生をつくる -』(1888年)という本を書いた異端的キリスト教とされるニューソート運動の創設者の一人プレンティス・マルフォード(Prentice Mulford)です。

英語の「Low of Attraction」(ロウ オブ アトラクション)がそれです。

「海王星」が発見された19世紀にポルタ―ガイスト騒動に端を発した近代スピリチュアリズム(心霊ブーム)の最中に発祥した「引き寄せの法則」の原語です。

「Attraction」(アトラクション)は、たしかに“ひきつける”や“誘引”といった意味を持ちますが、根因的には“魅力”や“引力”また“磁力”といったふつうの意味があります。

引き寄せた結果ではなく、引き寄せることができる根因が第一義的に重要なので、「引き寄せの法則」というよりも「魅力の法則」(魅力による引き寄せ)とでも訳せば、より実際的で明確になります。

「あれれ、魅力の法則? それで引き寄せられるのは当然なんですけど…」って感じですね。

「魅力の法則」では、「引き寄せの法則」と訳された場合とニュアンスが異なってきます。


【One Point】 言葉のイメージに敏感で「すごーぃ!」とお感じになられるスピ系の傾向が強い方は、ふつうに「魅力の法則」だとスルーするでしょう。

ですが、「引き寄せの法則」と超訳されると「おおーっ!」とお感じになられるようです。




≪与える想いが「引き寄せる」≫

では、本題です。

心霊世界と現実世界は逆位相なので「心」や「想い」に連なる心霊世界にかかわる「引き寄せの法則」は、地上の現実世界においては「引き寄せ」ではなく真逆に「与えかけの法則」と言い換えられます。

ご自分の無意識の想いと同じものを引き寄せるということなので、豊かな深層の精神意識を持てば「豊かさ」を引き寄ることができ、悲しみの想いを持てば「悲しい」現状を引き寄せると解釈できます。

では、与える想いを持てば「与えられること」を引き寄せやすくなるのではないでしょうか。

事実、与えると、人に喜ばれ「魅力」(Attraction)ある人物にも映りやすいことから、与えてくれたお返しも含めて、何かを恵まれたり与えられることが起こりやすくなります。


【One Point】 宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして発展していく社会です。

水瓶宮や天王星のもう一方の象意「友愛精神」(和、絆、民度)は「与えかけの法則」に一脈通じるものがあります。





≪現実世界のタイムラグ(時間差)≫

もう一つ、心霊世界と現実世界の重要な違いに触れておきます。

「木星」や「海王星」の象意に通じる心理面や心霊世界は、時空を超越して瞬時に変化することが可能です。

ですが、現実世界はそうはまいりません。

“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」の象意が強い現実世界では、必ず時間のプロセス、つまりステップ・バイ・ステップでの実現プロセスを踏んだ心身の実働が必要条件になっています。

そのため「引き寄せの法則」(与えかけの法則)による現実化が1ステップ、2ステップ、ときに3ステップを経て起こるとしても、瞬時に実現することは通常ありえず、相応にタイムラグが生じることになります。

「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)も同様です。

「宇宙波動エネルギー」との共鳴関係によって出来事が生じたり現実化していくには、同じように人知れず相応のタイムラグを伴ない、意識化や認識化さらには目に見えるかたちで現実化が生じてまいります。


【One Point】 運勢的に影響力が大きく、動きが遅い冥王星など「ソーシャル・プラネット」ほどそうなっています。

「引き寄せの法則」つまりは「与えかけの法則」も現実化していく場合には、内容や時とタイミングによって数日から数か月のタイムラグが生じます。









引き寄せの法則と共鳴関係
2023.04.27
[真相] ― 宇宙波動エネルギーの秘密 ―


「引き寄せよう」と思わないことが法則の真相?



「引き寄せの法則」を知って、何かを引き寄せようとすると、矛盾が生じて引き寄せられないことが起こります。

宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」なら分かりますが、引き寄せの法則は詳しくは存じ上げませんので、アレですが(どれや!)…。

「引き寄せの法則」によれば、“引き寄せよう”とする思いや言動は、逆にそのものを“持たない”から引き寄せたいと想うことになりかねません。

であれば、結局、引き寄せの法則が正しいと仮定すればのお話ですが、“引き寄せよう”と思うほど、逆の効果を生むことになってしまいます。





≪“引き寄せ”られない法則?≫

上述の道理はご理解いただけますでしょうか。

であれば“引き寄せよう”と思わないことが正解になってしまいます。

そういった「法則」があるというお話で、お門違いのお花畑スピリチュアリズムに陥りかねません。

実際、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」による共鳴関係論から申し上げますと「何だかなぁ」という部分が残ります。

間違っているとは言いませんが、現実化の歯車が一つ二つ抜けているのです。


【One Point】 いいんですよ、ご自由に解釈されて。

現実化の“歯車”を最初から持たれている方なら「引き寄せの法則」という名の共鳴現象が働くことは充分にありえるからです。




≪なぜ空の星から地上が…≫

なぜ、こんなお話をするのかと言えば、ホロスコープの仕組みに一脈通じる内実が含まれているからです。

「なぜ、空の星から地上のことがわかるのか?」

ホロスコープの根本命題です。

にもかかわらず、長いこと学んできましたが現代占星術が、正しくご説明されているのを寡聞にして聞いたり読んだりしたことはありません。

理論がなく、過去の象意解釈の検証が不可能のまま、経験則的に個々人が主観でもって「ああでもない、こうでもない」とご判断して、不確実解釈を重ねています。

個人の真偽不明の主観による象意解釈を、また次の世代の占術師がさらに主観でもって真偽不明のまま解釈をして、屋上屋を重ねるという不滅の連鎖です。


【One Point】 現代占星術の父とされる19世紀の後半のアラン・レオ以降、理論なき秘境占星術の“ホロスコープ占い”は主観による解釈を繰り返していかざるをえません。

延々と紆余曲折を続け、“いつかは当たるようになる”という“幻想”を抱いているようです。




≪12ハウス(室)がベース≫

ホロスコープの構成要素(占星要素)の背後には、時空を超越した「宇宙波動エネルギー」が実在します。

時間経過による構成要素の位置関係の変化をもたらして、宇宙的な象意にもかかわっています。

出生地など「イベント・ポイント」からみた不動の12ハウス(室)をベースにホロスコープは成り立っていて、12サイン(宮)や星ではなく、重要なのは多彩な位置関係による象意また象意変化です。

12ハウス(室)の空間の中で、時間経過とともに刻々と動いて織りなされる12サイン(宮)や星たち、またそれ自体の位置関係(アスペクト)によって、個々人のホロスコープの象意は千姿万態に定まっています。

12星座占いの「星占い」のように、太陽がどのサイン(宮)にあるのかを読む“星読み”がホロスコープ・リーディングではないのです。


【One Point】 それはともかく「基本三数」からホロスコープの事実を知ると驚くと同時に呆れるでしょう。

まず「数理法則」の12数理の本意(基本の象意、ほんとうの象意)の万能性に驚かれます。

次に数々の“欺瞞”や“事実誤認”また“勘違い”が現代占星術に多いことに呆れます。



【ご参考:勘違いや事実誤認の一例】

現代占星術が放置している“勘違い”や“事実誤認”の一例です。

“〇〇座”といった星座(constellation)ではなく、〇〇サイン(sign=宮)なのは関係者であれば知らない人はいないでしょう。

プラシーダスにせよコッホにせよ、ハウスシステムによるホロスコープは、12ハウス(室)が30度ずつに等分されたものです。

ですが、ホロスコープ作成ソフトのデフォルトでは、12サイン(宮)のほうを30度ずつに固定して、出力する根本的なミスが標準となっています。

「アストロロジー」(Astrology)は、日本では「占星術」と訳されますが、古代ギリシャの古典アストロロジーは“占い”ではなく当時の最先端学問でした。

であるにもかかわらず最大の“欺瞞”は、アラン・レオ以降の現代占星術は同じものかのように“勘違い”し“誤魔化”して、喧伝していることです。

アストロロジーも占星術も同じように「ホロスコープ」を用いますが、“学”と“術”ほど似て非なる別物といって過言ではありません。

ほかにも多々ありますが、ご自身で「あれ? おかしいな?」とお気づきになられることが重要なので、以下は省略させていただきます。





≪宇宙波動エネルギー≫

ホロスコープや宇宙この世界の背後に通底している「宇宙波動エネルギー」は、「基本三数」に伴なう時空を超越した実在の波動エネルギーです。

ただし、アインシュタインのE=mc2(エネルギー=質量×光速の2乗)で表わされる物理的な光や電波といったエネルギーとは異なります。

「宇宙波動エネルギーだって! そんなものがあるの?」 と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

最先端の量子論で、時空を超越した“共鳴関係”の“実在”は実験で確認されているのですが、なぜそうなるのか説明できないでいる「量子もつれ」(quantum entanglement=クオンタム・エンタングルメント)をご確認いただきたく存じます。

一対の量子の間には、光の速さを超えた相互作用があることが証明されていて、光の早さを超える物資は存在しないために現代物理科学では解明できないでいるのです。

物理科学を超えた「宇宙波動エネルギー」も同様です。

ホロスコープの根底にある宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」は、物理科学では解明できない実在のエネルギーですといったら、多少は首肯していただけますでしょうか。

このことを「基本三数」からご理解できると、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」、通称:宝瓶宮占星学の真髄に触れることができます。


【One Point】 「奥義講座」を除けば本邦初公開です。

人類史上初めてです。

世界は広いので、どこかで誰かが似たようなことを述べているかもしれませんが、論理的かつ法則的つまり宇宙哲理的に解明してお伝えするのは初めてでしょう。




≪リーディング自体は簡単≫

「数理法則」は小難しい理論ではありません。

1数~12数までの本意を簡潔に述べたもので、足し算、引き算、掛け算、割り算よりも簡単な象意の根本原則です。

ただし、人間の個性や運勢など心理的かつ社会現実にかかわる本意(象意)ですので、算数ほど単純には割り切れない側面を有するのはやむをえません。

そのため、ホロスコープ・リーディング自体は「数理法則」の本意から簡単にご自身でイメージできますが、それを第三者に正しくお伝えできるかどうかは、また別の問題になってまいります。

何でもそうですが、イメージした内容を相手に正しく伝えられるかどうかは、語彙力や表現力などコミュニケーション能力、また一般的な常識的な判断力が必要とされるからです。

さはさりながら、「基本三数」と「数理法則」の本意からホロスコープ・リーディングは簡単にできるのです。


【One Point】 結局のところ、「宇宙波動エネルギー」と個々人の「深層の精神意識」との共鳴関係がホロスコープ・リーディングの根本にあります。

お花畑スピリチュアリズムでいう「引き寄せの法則」とは似て非なるものです。









成功は成功ではなくなる
2023.04.25
[天運の行方] ― 心の断捨離はいかが? ―


手っ取り早く新時代にワープしていく一つの方法



「成功法則」はこれからの時代も通用するのでしょうか?

個々人によって「成功」という概念は今後ますます異なってきます。

成功という定義や状態が、人によって異なってくるために十把一絡げ的な「成功法則」が通用しなくなるのが宝瓶宮時代です。

双魚宮時代の“支配/被支配”に伴なうタテの序列社会や身分また階級など“立身出世”が成功とはかぎらなくなるためです。

新時代の成功について、ご関心のある方はご一読ください。



≪社会も時代も変わる≫

現代マンガ界を切り開いた巨匠、手塚治虫氏の四コマか何かに次のような風刺がありました。

「三つ目がとおる」ならぬ一つ目の人々が住む世界を発見した人が、一つ目の人間を見世物にするために捕まえようとしたところ、逆に目が二つの人間のほうが珍しがられてオリに閉じ込められ見世物になったというお話です。

双魚宮時代から宝瓶宮時代の社会変化も同じようなことが起こりえます。

古いタテ社会を常識としてきた社会通念をいつまでも正しいと信じて、新しいヨコのフラットな生き方や考えや態度を非礼だとか非常識だと感じて、上から目線でお説教を垂れていると、“逆切れ老人”などと非難されたり、いつのまにか物珍しがられることになりかねません。

終戦直後に生まれた「団塊の世代」の全員ではありませんが、学生の頃のように鉄パイプや棒切れを振り回して“共産主義暴力革命”を気取って「安保反対!」といった左巻きの思想を社会正義だと勘違いしていると、多様な価値観や考えや意見に満ちたネットはもちろん、社会から総スカンを食らうことが起こります。


【One Point】 敗戦直後の団塊の世代と、宝瓶宮時代の“波動”を受けた平成以降の世代とでは、育ってきた時代背景が違いすぎます。

加えて双魚宮時代の「対立二元論」から宝瓶宮時代の「共鳴関係論」へと歴史パラダイムの大転換が起きている現代です。



【ご参考:双魚宮時代の終焉】

過去約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代は、波動的ながら1989年に宝瓶宮時代が正式にはじまることによって終わりました。

新時代の風が吹きはじめたのですが、約20年後の2009年頃から「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが始まったことによって、新しい宝瓶宮時代の息吹を感じにくくなったのも事実です。

それもようやく、一段落したのが今年2023年3月頃です。

ここから新時代の実際的な社会体制への移行と、状況によっては混乱がはじまります。

過去の常識や考えが通用しにくくなっていくことがあちこちで起きていくでしょう。

古い考えや固定観念また生活スタイルや価値観のままだと、後年「ハッ」と気づいたときには“白い煙”に包まれて浦島太郎状態になりかねません。





≪時代の流れと「天運」≫

具体例は多々あるのですが、ここでは当サイトらしくホロスコープ・リーディングの根底をなす「宇宙波動エネルギー」を視野にした最先端のアストロロジー「星学」から今後の成功について一つの見解を述べてみたいと存じます。

新時代の方向性から次のことが見えてきます。

今後の宝瓶宮時代に共鳴する「第11サイン」(宮)こと水瓶宮と共鳴星「天王星」の正しい象意にヒントがあります。

“正しい象意”というのは、宇宙の現実にもとづいたナチュラルな象意で、宇宙の根幹法則「基本三数」による本意です。

それらの事象から注意深く昨今の動きや状況変化を見ていくと、時代の方向性が見えてきます。

時代の流れとともにある「天運」の方向性です。


【One Point】 より確実なのは、当サイトで実証済みの「基本三数」に伴なう時空を超越した「宇宙波動エネルギー」を視野に入れた「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)のリーディングです。




≪“ウソ”に満ちていた社会≫

で、「そんなことは知らへん!」という方のために一般的な方法を述べておきます。

まず、大前提をご確認ください。

これまで私たちが生きてきた双魚宮時代の末期すなわち19世紀後半以降の現代社会は、いわば「海王星」の古い“まだ見ぬ理想”や“事実誤認”また“勘違い”といった“欺瞞”などの象意に案外とどっぷりと浸ってきた社会でした。

それが当たり前となっていて美化されてきた状態がノーマル(平常)ゆえに誰も気づかなかった時代です。

今もその残滓は、ここかしこに散見できます。

平たく申し上げますと、われ知らずとも夢の中にいるように“ウソ”に満ちた世界を現実として受け入れ、疑うことなく信じ込んできて人生を営んできた時代でした。


【One Point】 一方、徐々にながらすでに事実が明らかになっていく宝瓶宮時代の歴史の大河の中にある今日です。

波動的ながら人知れず1989年に「宝瓶宮時代のビックバン」が起きて、すでに正式はじまっているためです。



【ご参考:新しい霊性意識の覚醒(目覚め)】

海王星が魚宮25度に達した今年2023年3月13日※注1)、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションは、この前後一段落しはじめました。

※注1)使用する「エフェメリス」(天体暦)によって、日時は微細に異なることがあります。

例えば、昨今の新型コロナに関する出来事などは、“欺瞞”の一例で、昨年2022年はその最後のピークのときでした。

トランシットの海王星は、今後は逆行しても魚宮25度以前に戻ることなく、2~3年後の牡羊宮への正式入宮へと進んでいきます。

この間は「双魚宮時代のリバイバル」の完全終了と「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションとが交差していく時代です。





≪今後の成功とは?≫

逆説的なお話をいたします。

終わったはずの過去の“欺瞞”の双魚宮時代は、2009年以降、今日まで約23年間にわたってぶり返されてきました。

海王星が、発見後ホロスコープを一周して、発見時の魚宮の影響圏を含め魚宮をトランシットすることによってもたらされてきた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがそれです。

では、このような時代の逆流ディレクションは、何のために生じていくのでしょうか。

最大の理由は、時代を進めるためです。

第一には、宝瓶宮時代の新しい価値観や感性波動を受けはじめて、多くの人々がわれ知らずとも体感しはじめているために、もう二度と“支配/被支配”といった「対立二元論」の欺瞞に満ちた双魚宮時代の過去に戻りたくないと無意識に感じるためです。

第二には、そうやって、なるはやで時代を前に進めていく“反面教師”の役割があります。

気づく気づかないにかかわらず、そういった宝瓶宮時代の宇宙波動を受けて、共鳴関係を結んで啓発されていく人々が増えてきていますので、結果的に否応なくそうなっていきます。


【One Point】 古い考えや動きは、過去の栄華にこだわってあがけばあがくほど、今後は泥沼やドツボにはまっていきます。

“公金チューチュー”と揶揄されたColabo問題や立民の小西議員などはその分かりやすい実例です。




≪観念や心の断捨離≫

では、どのように心掛けていけば、新時代の「天運」を伴ない、個々人の“成功”に近づいていけるのでしょうか。

過去の考えや価値観はご参考にしても、基本的にはあてにしないことです。

新聞やテレビなどオールド・メディアの報道やワイドショーなどの報道関連はとくにそうで、タテのものをヨコにしていくような見方やとらえ方の大転換が必要になっている今日です。

アストロロジカルにみましても、宝瓶宮時代に共鳴する「第11サイン(宮)」や「天王星」は、そのような過去の常識や通念が通用しにくくなる象意を特徴として有します。

近現代の物理科学的な思考や価値観、また古い心霊主義に由来するお花畑スピリチュアリズムに偏せず、ポジティブな意味での“斜め上”を行く発想が時代の波動に合っていくようになっています。

一時期、「断捨離」がブームになりましたが、モノの断捨離にとどまらず、“心の断捨離”はいかがでしょうか。

過去の科学や物質的な側面に固執した考えや成功概念といった刹那的な想いやこだわりを完全に否定までは致しませんが、いったん断ち切ってみられるのも一つの方法で、新時代の流れの中にご自分の深層の精神意識の主軸を新しく見出していくことです。


【One Point】 生きている以上、身体(実)は重要ですが、こだわり過ぎると、次の古歌の“栃殻”(とちから)にたとえることができる心ともども川底に沈んでしまいます。

「山川の 末に流れる 栃殻も 身を捨ててこそ 浮かぶ瀬もあれ」

歴史の大河の流れに乗ってみることです。



【ご参考】

昨年2022年に「水星」が12サイン(宮)に入宮する度にお届けしてまいりました新時代を生き抜くための「新時代講座」(旧星講座)をご購読されたかたは、併せてご参照いただけましたらいっそう今後の生き方が見えてくると存じます。

なお、今後の「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)のメインストリームは、個々人の心の内奥にかかわる「深層の精神意識の変革」と「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)になっています。

これまでにない観点からの“次元拡張”(上昇)の時代がはじまっているのです。









宇宙は光に満ちていた
2023.04.05
[透明空間] ― ちょっと不思議な宇宙のお話 ―


見た目は暗闇? 実際は異なる宇宙空間



まずは物理科学による一般的な宇宙空間の意外なお話になります。

ほんとうの宇宙「クオリアル・ワールド」を「基本三数」から知れば、歴史や人生の意味が分かるのですが、当記事はそのお話ではなく「物理宇宙」の生命の真実をお伝えいたします。

たとえば、日光が大気に当たらない時間帯、つまりが夜に空を見上げれば、星だけが光る真っ暗闇の宇宙空間のように見えます。

ですが、宇宙に出れば分かるのですが、実際は暗闇ではなくまばゆい光に満ちています。

また、無重力空間ではなく、あまねく重力(引力)に満ちているのです。



≪宇宙は光に満ちている≫

まずは、その辺りからご紹介いたします。

夜空が真っ暗闇に見えるのは、実は逆で宇宙空間が真空で透明な光に満ちているからです。

何もない真空で物質存在の密度が極端に低く、実在するのは超極一部分に星やガスを含めた星雲などが偏在しているだけです。

ただし、かつてのハッブル宇宙望遠鏡が撮影した下の画像をご覧いただけましたらお分かりのように、見た目にはびっしりと星があって、宇宙の果てが覗ける隙間がないほどです。

にもかかわらず、大気を通して地上から見る宇宙は、一定以上に光る星(恒星や星団や銀河)しか見えず、宇宙空間は光に満ちて透明ゆえに、真っ暗闇に見えるという面白い逆説的な事実があります。


【One Point】 光の三原色「R/G/B」が交わると透明になります。

光は透明なので、白い用紙に三原色を当てると交わる部分は白になりますが、透明ゆえに用紙の白地がそのまま見えるのと同じです。



【ご参考:光と宇宙波動エネルギー】

本文の繰り返しになりますが、宇宙は光に満ちています。

光は透明ゆえに、光そのものは見ることができず、微細なチリを含めてモノに反射して初めて存在を確認することができます。

では実在の宇宙「クオリアル・ワールド」ではどうなのでしょうか。

「物理宇宙」が光に満ちているのと同様に、「エネルギー宇宙」は時空を超越した宇宙波動エネルギーに満ちています。

人は地上のどこにいても、無意識ながら深層の精神意識によって共鳴関係を結ぶ“受容体”を伴なっています。

「基本三数」また「数理法則」によるホロスコープ解釈から論理的に見えてくる事実です。

ついでに申し上げますと、深層の精神意識を内奥に抱く個々人は、微弱ながら“発信体”ともなっています。




≪宇宙は重力に満ちている≫

また、宇宙空間は無重力ではなく、大なり小なり重力に満ちています。

古典力学におけるニュートンの万有引力の法則による事実ですので、とりたてて書くほどではないのですが、論旨展開上、触れさせていただきます。

アバウトながら太陽から約1光年ほどの距離に太陽の引力と他の天体や銀河との引力とが均衡する場所に「オールトの雲」が球殻状に広がっています。

この意味は、その辺りまでは間違いなく太陽の引力がおよんでいる「太陽系」の範囲内で宇宙は無重力空間ではないことを意味しています。

では、なぜ「宇宙は無重力」といった勘違いをしてしまうのでしょうか。

たぶん最大の要因は、地球を猛スピードで回る人工衛星(宇宙船)の中では無重力状態が形成されるために、宇宙飛行士やモノがフワフワと浮いている映像を目にしたことがあるためだといえそうです。

当然です。

人工衛星は、地上に落下しないように、また宇宙に飛び出ることもないように、ちょうど引力と遠心力のバランスがとれるスピードで地球を回っているために、宇宙船の中では無重力状態が保たれています。


【One Point】 地球空間もある意味同様です。

地球は太陽の周りをマッハ900ほどの猛スピードで回っていているために、宇宙船地球号は無重力ゾーンです。

それゆえ逆に、地球自体の引力によって地上に存在することが可能になっています。



【ご参考:宇宙船外での活動作業】



地球を回る宇宙船の船外で、宇宙服に身を包み、フワフワと浮くように作業している映像を見た方も多いと存じます。

実はこれも宇宙船と同じ猛スピードで地球を周回しながら作業をしています。

ですが、同じスピードで移動する宇宙船から撮影していますので、映像的には早さを感じることはありません。

また、真空ゆえに空気抵抗がなく、慣性の法則によって宇宙船と同じ速さが保たれているため、こちらも宇宙空間は無重力のように見えてしまいます。




≪宇宙の中では異常な地球≫

宇宙の中で地球は最大の異端の惑星です。

宇宙空間は真空で遮るものがないために、灼熱の太陽光もしくは絶対零度に近い極寒のコントラストがはっきりした世界ですが、地球は大気や水蒸気による温室効果によって適度に保たれています。

また、引力によっていつかは天体に吸い寄せられてしまう重力空間なのですが、地球をはじめとした太陽系の星々は、見事なバランスによって公転を続け整然と秩序が保たれています。

さらに、宇宙空間は有害な宇宙線が飛び交う世界です。

人間にとって一瞬たりとも存続できない過酷な死の世界が、宇宙空間の実状です。

ところが、そんな大宇宙の中で例外中の例外になっている地球で、生命体が繁殖し維持され続けている“超異常”な惑星になっています。

もっとも人間にとっては、ごく日常の環境で当たり前なのでさほど気にしていません。

ちょうど母親の胎内のように、外部から守られた地球胎内システムになっています。


【One Point】 宇宙空間の広さを砂浜に例えれば、人類が居住している地上は、一粒の砂ほどの範囲の空間にすぎません。

人類にとって人生という名の生活や活動の舞台で、苦楽を享受し成長できる大自然で、人は食物連鎖の頂点に立っています。



【ご参考:生命環境存続の宇宙的な理由】

地球に生命が存続する理由についてです。

最大の理由は、太陽系が安定していることです。

宇宙空間においては、天の川銀河の変化が大きい中心付近ではなく、やや端っこの安定した位置に太陽系は存在しています。

近隣に大きな影響をもたらす不安定な星や星団がなく、まるでバブル(泡)の中にいるように、周囲から隔絶された太陽系になっています。

また、大宇宙の中では小さめの太陽であることもそうです。

もう少し大きく、エネルギー放出の強弱の差が激しければ、安定した環境は望めません。

時間的には、太陽また太陽系が安定期にあることもその要因です。

地球をはじめ太陽系の惑星たちも、また秩序だった公転や自転を維持しており、地球の安定を脅かしていません。




≪地球に降り注ぐ宇宙線≫

物理科学からみた宇宙空間のお話をもう少し続けます。

「なぜ地球には生命体が存続できるのか?」

見えない運勢エネルギーはさておき、物理科学的な理由の一つは、太陽からほどよいハピタブル・ゾーン(生命居住可能領域)の中に地球が位置することとされています。

そういった簡明な理由にかぎらず、気の遠くなるようないくつもの条件に条件が複雑に絡み合って、地球上に生命体の存続は可能になっています。

案外と気づかれていないその一つは、地球磁気圏の存在です。

ほどよく蒸気を含んだ大気の存在はもちろん、北極と南極の適度な磁力によって、地球はスッポリと見えない磁気に覆われています。

生命維持に必要な太陽光と併せて、日夜を分かたず注がれ続けている有害な太陽風(電磁波)をはじめ、宇宙のあらゆる方向から飛んでくる宇宙線(電磁波)を防ぐ見えないバリアの役目を果たしています。

もし、地球磁気圏がなければ、日焼け程度で収まらず、まるで電子レンジの中にでも住んでいるかのように生命の存続は不可能で、遺伝子も変異をきたしてしまうでしょう。


【One Point】 ほかの大きな理由としては、太古の地球に起きたジャイアント・インパクトに起因し、地球の一部が飛ばされたことです。

それによってできた「月」が衛星として存在することによって、地球の自転軸は安定し、季節などの環境変化が保たれているようです。






≪クオリアル宇宙≫

「物理宇宙」からみた意外な宇宙空間の事実をいくつかお届けしました。

これらは近現代物理科学が解明してきたものですが、宇宙の90%以上はまだ解明されていないといいます。

実際、物理宇宙だけで人間の生命が維持されているわけではありません。

「物理宇宙」と並行して、心性や霊性面をも凌駕した「エネルギー宇宙」が時空を超越して併存し、運勢や生命波動をもたらしています。

信じられないという方がいらっしゃると存じますが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーからも明らかで、たとえば宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」によって、時空を超越した象意やリーディングが成り立っているという事実からも見えてきます。

たとえていえば、人間の心と体と同じで、「エネルギー宇宙」と「物理宇宙」との並存「共鳴関係」によって、実在の「クオリアル宇宙」は成り立っています。


【One Point】 「宇宙波動エネルギー」は、“深層の精神意識”を受容体とし“生命エネルギー”と共鳴関係を伴なっています。

俗にいう“運勢”や“天運”などともかかわり、宇宙波動エネルギーの働きや共鳴関係が途絶えれば生命維持は不可能になります。



【ご参考:宇宙「共鳴波動科学」の必然性】

「クオリアル宇宙」は宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座:初回2012年)で、守秘義務とともに示唆してきたものです。

宇宙の根幹法則「基本三数」にもとづく実際の宇宙「クオリアル・ワールド」は、通称:宝瓶宮占星学のバックボーンや真髄ともなっています。

「物理宇宙」の重要性を認識しつつ、主観的な心霊主義(神秘主義:スピリチュアリズム)を超えた「エネルギー宇宙」を理解することで、不思議系の謎が解けていきます。

宝瓶宮時代は、物質に偏った現代物理科学を超えて、超科学的な「共鳴波動科学」(仮称)といった分野に進んでいかなければなりません。

新しい概念ゆえに、既存の単語では表わせないため「クオリアル」また「クオリチュアル」さらには、その導入を兼ねて「霊識」といった単語を用いています。









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