混濁時代のシナジー
2022.10.03
[日本の天運] ― エネルギー宇宙があった! ―



現代物理科学の通念と新しい共鳴関係論




日本は、なぜ世界で唯一、有史以来続く国家なのでしょうか。

理由は“民族性”を「魚宮」とし“国体”を「水瓶宮」とし、「天運」を有するからなのですが、なぜそうなっているのかという謎解きをお楽しみください。

地上世界の人類歴史もそうですが、現実宇宙の背後にどのような仕組みがあって、私たちは動じ静じていくのか、その真実の一端がそろそろ明かされてもいい時代です。

ご賛同いただけるかどうかはともかく、時代が混濁をみせる「秋」(とき)だからこそ、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」からお届けいたします。




≪日本が「天運」を抱く理由は≫

日本は「天運」を抱く国家です。

宝瓶宮占星学からみて、日本の天運の理由は次のようになります。

約2,000年前の双魚宮時代のはじまりとともに、日本列島は“邦(くに)のカタチ”が整ってきました。

その際、死者の霊魂によって口寄せ(託宣)を行なう“鬼道”を用いた「卑弥呼」(ひみこ)を女王に共立し、当時の北部九州「倭国」の大乱を収めることに成功しました。

通称、魏志倭人伝で知られる2~3世紀のお話です。

それが後年、7~8世紀に大和朝廷による統一律令国家のプロトタイプ(原型)となっていきます。

祭祀を行なう「卑弥呼」を権力なき女王として御輿にかついで、諸邦(くに)の合議制で平和をもたらした統治形態は、祭祀を執り行う「天皇」を戴く統一国家「大和」の国体となっていきました。

これが日本人の“民族性”が「魚宮」で、日本の“国体”が「水瓶宮」となった由縁です。


【One Point】 鬼道は「魚宮」の象意です。

権力なき臣民平等の統治形態は「水瓶宮」の象意です。

また、大自然に恵まれた気候風土によって、日本的霊性がはぐくまれた土地柄も民族性「魚宮」の一因となって今日に続いています。






≪時空を超えた宇宙波動エネルギー≫

「天運」は個人ではいかんともすることができません。

時代の流れに伴なうものだからです。

個人では左右することができない時代の流れと共にあるため、為政者といえどもどうこうできません。

社会全体としての総意や偶然の出来事も交え、因果不明の数々の出来事によって時代は変化し、進んでいくからです。

さらに時代の流れの背後には、時空を超えた「宇宙波動エネルギー」(仮称)なるものが人知れずにあって、見えない世界から影響をおよぼし続けています。

古代の日本では、“怨霊”や“言霊”が信じられてきましたが、科学的な認識が進んだ現代では、「エネルギー」という見えない力の存在が実証されています。


【One Point】 宝瓶宮時代の影響圏に入って電気や電磁波など見えないエネルギーの存在が近代科学によって発見されました。

昨今では従来の物理科学では説明ができない「量子もつれ」といった時空を超えた不思議な現象が確認されています。

将来は「波動共鳴科学」といった“宇宙エネルギー”の領域が超越科学的に開かれていくでしょう。




≪時空を超えた共鳴作用の実在≫

これまで私たちの社会の通念は、近代物理科学をベースとしてきました。

現代物理科学によって「物質宇宙」の姿がわずかばかり分かってきましたが、その背後に「エネルギー宇宙」といった時空を超えた世界があることも、またご認識をされなければエンタングルメントといった量子もつれの謎などは解明できないでしょう。

アストロロジーの「ホロスコープ」もまた、そのような背後の世界がかかわって成り立っています。

時空を超越した「宇宙波動エネルギー」による共鳴関係論の世界です。

「星のディレクション」から申し上げますと、無意識の「深層の精神意識」と「宇宙波動エネルギー」との見えざる共鳴関係のシナジー(相乗効果)にかかわって運勢変化や歴史変化の方向性がもたらされています。

今後重要になる「深層の精神意識」は、“深層の心理”でもあり、古い言葉でいえば“霊性”ともいえますが、別名だと“超越心性エネルギー”や“深層意識エネルギー”といった波動またバイブレーションと言いかえることができます。

いずれにしても、宇宙波動エネルギーをキャッチできる「受容体」になっています。


【One Point】 お一人ひとりの「深層の精神意識」に友愛精神(和、絆、民度)を今後の時代の流れとともに内在することで、「天運」が継続的に日本に伴ない、世界の安定と平和が築かれていくようになります。

日本人の“民族性”「魚宮」と日本の“国体”「水瓶宮」が密接にかかわった今日的なテーマです。




≪自由に友愛精神を持てばいい≫

誰も強制することはありません。

そういう時代なのでご自由でかまいません。

友愛精神(和、絆、民度)なるものを意識されるだけでよく、無理に行動しなくてもかまいません。

意識をされておかれるだけで、時代の流れとともにある共鳴関係によって波及し、将来的に現実化していくようになっています。

そのとっかかりや知識化をお伝えするのが宣伝めいて恐縮ですが、単発のメール講座「宝瓶宮時代を生きる」(新時代-水星編)です。

今年、「深層の精神意識の変革」のデレクションを投げかけはじめた「冥王星」とトランシットの「水星」が合(コンジャクション=0度)をとったまま、お正月に「水瓶宮」に入宮していきました。

それゆえ、今年2022年の水星のメッセージは、注目すべきものになっています。

お好きにご賢察をされていただければいいのですが、日本の天運も、“民族性”魚宮や“国体”水瓶宮も、深層の精神意識も、宝瓶宮時代のアストロロジーも、宇宙波動エネルギーも、なんだかんだ見えない多くの事象が、現代物理科学や時空を超えた「エネルギー宇宙」また「共鳴関係論」にかかわり成り立っているからです。


【One Point】 「にわかには信じられない」という方と、「占星学的な見地はともかく、そんなの当たり前でナニ言っているの」という両方の方がいらっしゃると存じます。

仕方ありません。

双魚宮時代への逆流のピークであり、同時に新しい宝瓶宮時代への本流とが、渦巻くように交錯する混濁の昨今になっているからです。

そのカオスの中から生まれていくものが何なのか、お楽しみいただければと存じます。









[更新]「奥義講座」のご案内
2022.10.01
[最短コースで修得] ― “マスター・キー”の基礎理論 ―


新しいホロスコープの読み方を学べる講座です。
膨大な象意解釈を覚える必要がなくなりました。
どなたにもリーディングを可能にする「奥義講座」です。



象意解釈を覚えなくてもリーディングができる講座




驚かれることと存じます

「えっ、こんなに簡単な基本三数法則でホロスコープがすべて分かるの!?」

今まで明かされなかったホロスコープ自体が持つ秘密の象意構造をお伝えするために、そうなっていきます。

また、宇宙の根幹法則「基本三数」とその展開「数理法則」の12数理によって、簡潔な「本意」(基本の象意+ほんとうの象意)がご理解できますので、過去の膨大な象意解釈の修辞をご参考にされても、覚える必要がなくなります。

根本の本意から、ご自分の頭で自在に解釈できるようになるためです。






《 「奥義講座」の特徴 》

当該「奥義講座」のいちばんの特徴は、「基本三数」による根本象意(本意)によって、誰かに教わらなくても、ご自身で応用展開してリーディングができるようになることです。

相応に個人差はありますが、膨大な象意解釈の奴隷になる必要がありません。

ご自分で応用展開して、象意解釈を極めていけるようになりますので、挫折することさえなくなります。

ホロスコープは世界に2つと同じものがない唯一の星の配置や位置関係を持っています。

その重要な意味は、過去の誰かのホロスコープに適用した“象意解釈”が、必ずしも当てはまるとは限らないことです。

そのような星の配置と位置関係をもつ個々のホロスコープを、実際に目の前にして、「基本三数」の本意から象意解釈が自在にできるようになっていき、最短コースでリーディングが可能になっていく講座です。


【One Point】 シンプルな原則であるほど応用展開が効きます。

実際のホロスコープは多種多彩です。

膨大な象意解釈を覚えても、当てはまるとはかぎらず、「基本三数」の本意からご自身で随意、展開解釈をされたほうが、次第に適切な解釈とリーディングが可能になってまいります。




《 こんな方にお奨めします 》

「ホロスコープ・マスター奥義講座」は、次のような方にお奨めいたします。

1、何が何でも、絶対的にホロスコープを読めるようになりたいという方に、ぜひお奨めいたします。

2、時短でホロスコープ・リーディングをマスターしたいという方は、経済効率も高くなりますので、ぜひともご受講ください。

3、現実社会において、ビジネスや人間関係のヒントにされたい方も、「基本三数」法則の適用がお役に立つことになります。

4、趣味や人生の友、また教養として生活を充実させたい方に、喜んでおすすめいたします。

単にホロスコープ・リーディングを学べるというだけに留まらない講座です。

宇宙の根幹法則が根底に備わっていますので、ホロスコープ・リーディングをとおして、時空を超越した人間や社会への関係性をご実感できるなど、重要なサジェスチョン(示唆)をもたらしてくれます。


【One Point】 「占星術を学んだけれども挫折した」とおっしゃる多くの方も、当講座をご受講されて満足されています。

ご自身で応用展開できるようになり、挫折するということがなくなるためです。

「このような星の配置や位置関係の場合、どのような象意の共鳴関係があるの?」といったことも、ご自身で解明できるようになってまいります。




《 根幹法則「基本三数」の価値 》

「基本三数」による象意解釈を知ると、面白いようにホロスコープの謎が解けていきます。

ホロスコープにかぎらず、実際の生活にも役立てることができます。

「基本三数」によってホロスコープをリーディングできるということは、そういうことだからです。

早いお話が、宇宙と地上を時空を超えてつなぐものであるために、ホロスコープの解明やリーディングにかぎらず、現実生活にも適用できる基本三数法則になっています。

「信じられない!」というかたがいらっしゃるかもしれませんが、本当です。

宇宙もホロスコープも地上も、対立や相反しているのではなく、「基本三数」を根幹法則として共鳴関係にありますので、当然なのです。


【One Point】 異なるすべての部屋の扉を、一つの鍵で開けることができる“マスター・キー”のような「基本三数」になっています。

12サイン(宮)や12ハウス(室)をはじめ、代表的な12アスペクト(座相)や12プラネット(星)の根本の意味象意が、「基本三数」によって、驚くほど簡単に見えてきます。




《 根幹法則「基本三数」 》

ホロスコープ自体が「基本三数」によって作成されています。

第1に「時間」に伴なう星の動きと、第2に「空間」の星の位置を、第3に「人間」の地上の出生地など占星地との「関係」から忠実に写しとったものだからです。

出生データも同様なのです。

第1に生まれた「時間」(生年月日、出生時間)が必要で、第2に生まれた場所「空間」(出生地)が必要で、第3に誰「人間」(名前)のホロスコープを作成するのかといった三つの要素がひつようになっています。

これらの三つは、「基本三数」と同じ構成要素です。

「1数=時間」「2数=空間」「3数=人間(関係)」によって成り立っているためです。

ホロスコープの内部自体の象意構造も同様です。

ごく一例ですが、12サイン(宮)、12ハウス(室)、また12アスペクト(座相)や12プラネット(星)など、12数理は元をただせば、「基本三数」がベースになって展開されています。

そのような「基本三数」によって内外ともに成立するホロスコープなので、「基本三数」の本意をもって解釈やリーディングをしていけば、隠された象意の扉を次々と開いて、リーディングが可能になっていきます。


【One Point】 ちなみに、そのようにリーディングをされ、ご理解した内容を、第三者に正しく伝えるには、何でも同じですが、言語化のノウハウやボキャブラリー(語彙)など表現力が相応に必要になってまいります。

こちらは個々人の資質や人生経験の度合いも大きいのですが、心の通い合ったお相手であれば容易でしょう。




→ ご受講のお申し込みは「講座お申込みフォーム」からお願いいたします。









蠍宮+水星がもたらす真実
2022.09.28
 [水星編-蠍宮] ― パンドラの箱 ―



昨今の世情不安を反面教師として活かす




現在は世情不安が大きく、パンドラの箱を開けたような状態です。

ただし、パンドラの箱の底には、希望が残されていました。

現代は、そういった時代の流れになっているようです。

目に見える現実の世情不安の背後に、見えない精神意識の世界があって、それが“波動共鳴”によって高まっていくと、爆発的に現状を変える動きが起こります。

皆さまは、いかがお考えでしょうか。




≪内面の想いとエネルギー≫

昨今の国内外の世情不安の動きは、アメリカ独立戦争(1775-1883)やフランス革命(1789-1995)の前夜に似ています。




絶対君主による専制王権やローマン・カトリックなど宗教的権威によって、長年支配されてきた人々の反発が膨らんでいって歴史が動いた直前のようです。

自由と独立や平等を求める人々の内面の精神意識エネルギーが、背後から歴史を進展させている「宇宙波動エネルギー」と共鳴して高まり、ついに動き出したのです。

それは現在も同じです。

ロシアや中国など、独裁的な専制国家による暴挙に、自国民はもちろん、世界の良識ある人々の、われ知らずとも友愛的精神に根差した平和への想いによる「深層の精神意識エネルギー」が高まってきているからです。


【One Point】 アメリカ独立戦争やフランス革命は、「自由民主主義」へと向かう歴史エネルギーと共鳴することで生じました。

イギリスやフランスなどヨーロッパに生じた一連の市民革命を共産主義体制へ向かう流れだと歪曲してとらえると、海王星の古い象意“まだ見ぬ理想”(幻想)にもとづいた事実誤認になります。




≪真実と妄想の併存≫

今年2022年10月30日に蠍宮に入宮する水星は、「真相の解明」にかかわります。

蠍宮や共鳴星の冥王星は、強い内面の情動を伴なって“真実の探求”といった衝動的な想いを内包しているからです。

その冥王星が、影響圏をふくめ水瓶宮をトランシットしていくことで、「深層の精神意識の変革」のディレクション(運勢変化)がもたらされていく昨今です。

実質的な宝瓶宮時代のスタートに結びつく歴史的ディレクションです。

それとも関連して真相を解明していく「水星編-蠍宮」です。

ただ、今年2022年は「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最後のピークを迎えていますので、“事実誤認”や“妄想”による「支配/被支配」の出来事が避けられない現況が国内外に起こっています。

国際的には専制国家ロシアや中国による世情不安の出来事がそれです。


【One Point】 “事実誤認”や“妄想”にロシアや中国のような専制国家の権力が絡むと厄介です。

共産主義による世界覇権の“亡霊”が復活するためです。

一方、自己を否定することなく、私心のない美しい心をもった場合、理論理屈を超えて真実を直覚していくことが起こる時代です。




≪精神意識の啓蒙≫

見えざる「宇宙波動エネルギー」は、歴史の必然的な流れをもたらします。

今後は友愛精神(和、絆、民度)を「深層の精神意識」とする宝瓶宮時代へ向かわざるをえません。

当サイトをご高覧のかたはご存じのように、人知れず宇宙波動エネルギーが変化することで、1989年に「宝瓶宮時代のビッグバン」が起きました。

波動的ながら宝瓶宮時代が正式にはじまったのです。

さらに、昨年2021年12月の直前に冥王星が水瓶宮の影響圏へと正式に進むことで、「深層の精神意識の変革」のデレクションがはじまりました。

もはや、待ったなしに実質的なスタートが迫っています。

今年2022年のさまざまな世情によって、人々の深層の精神意識は啓発されはじめ、啓蒙する準備が整っていくことになります。

例えていえば、振動を与えずに0℃以下に冷やした水が、軽く刺激を与えることで、一瞬にして凍っていくような「過冷却水」の状態がもたらされているのに似ています。


【One Point】 「星のディレクション」から歴史変化が見えてきます。

蠍宮生まれ(太陽)にかぎらず、蠍宮の運勢を持つ人々は昨今、人生の転換期を迎えています。

それとも関連する水星の蠍宮入宮です。

昨今の世情不安は、宝瓶宮時代をスタートさせていく“反面教師”でもあるために、「水星編-蠍宮」(新時代 Vol9)はそのヒントをもたらしていくことになります。




≪期間限定の単発メール講座≫

単発のメール講座「水星編-蠍宮」は、「真実の解明」をコンセプトにお送りいたします。

蠍宮や冥王星の知られざる「基本三数」の本意をふくめてです。

期間限定の単発メール講座「新時代」は、「宝瓶宮時代を生きる」ための意識化や知識化によって、「深層の精神意識」のご認識や啓発のご準備をされていただくものです。

何ら強制するものではありません。

双魚宮時代の社会通念だった“神と悪魔”“善と悪”また“支配/被支配”といった「対立二元論」の考えや価値観が終わり、まったく正反対の「共鳴関係論」が、社会の常識へと変わっていく宝瓶宮時代です。

そのような約2,000年ぶりのレジーム・チェンジを生き抜くために、ご自身はもちろん将来を生きるかたに機会をみてお伝えしていただけると、当たり前に感じられるかもしれませんがご参考になるでしょう。

お好きなテーマやサイン(宮)から、フレキシブルにチョイスできる単発講座です。


【One Point】 昨今の「冥王星と水瓶宮」また「水星と蠍宮」の組み合わせは、深い意味を持ちます。

現実社会的にも個々人の深層の精神意識的にも“真実”や“真相”にかかわるためです。

そういったこともありまして、「水星編-蠍宮」(新時代 Vol.9)では、Vol.6のホラリー・リーディングをさらに深めて、事件直後には書けなかった時空を超えた「安倍元首相銃撃事件」の驚愕の真相をお伝えさせていただきます。

ただし、陰暴論に与するものではありません。



→ 「講座お申込みフォーム



【プーチン&習近平のSCOでの会談】



プーチンと習近平は、ロシアのウクライナ侵攻後、初の首脳会談を9月15日、ウズベキスタンで行ない注目を集めました。

当日のホロスコープから状況をリーディングすると特徴は次の2つです。

1、トラインカイト=120/120/60/60度
(頂点:太陽+月+冥王星、尻尾:海王星)

2、ヨッドカイト=150/160/30/30度
(頂点:ケレス+海王星+冥王星、尻尾:土星)

共同声明さえ発表されなかったのは、1、トラインカイトから首脳たちの期待は大きかったことが読みとれるのですが、2、ヨッドカイトゆえです。

プーチンの運勢は最悪の昨今になっていますし、習近平はやる気はあっても、パワーダウンの当日になっていました。

結局、両首脳とも自分の権力維持で精いっぱいで、相手をあてにできない時期になっていたことが分かります。










2022.09.28 13:01 | 固定リンク | | コメント (0)
新しい海王星を象徴
2022.09.26
[ウェッブ宇宙望遠鏡] ― 美しい象意のはじまり ―



まだ見ぬ理想(幻想)から実現可能なヴィジョン(構想)へ




「海王星」は今後、新しい象意に変わっていきます。

発見時の海王星の象意は“まだ見ぬ理想”(実現不能な夢想:幻想)でした。

それから約150年、新しい象意“実現可能なヴィジョン”(構想)へと今後は変わっていきます。

そのことを象徴する出来事が先ごろありました。

今年9月にNASAによって公開された海王星の新しい画像がそれです。




≪美しい海王星の姿≫




上の画像は、昨年2021年12月に打ち上げられたジェームス・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が赤外線で撮影した海王星です。

左下に付記したのは従来の青い海王星の画像です。

JWSTの画像は少し粗いのですが、土星のようなリングをもった海王星がハッキリと写っています。

このリングは、占星学的に重要な意味を持ちます。

ご賛同いただけないかもしれませんが、リングは“現実”にかかわる象意を象徴します。

宇宙理論による宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」こと通称:宝瓶宮占星学では、そのように理解しています。

そのため、海王星の象意が現実的に変わっていくことを暗示する画像になっています。


【One Point】 明確なリングを持つことで知られる土星は、“誤魔化すことのできない現実”を象わします。

一方、土星とほぼ90度ほど異なるタテ方向にリングを持つ天王星は、現実を変えていく“改革”や常道とは異なる“意外性”などの現実変化を象わします。




≪海王星の象意の変化≫

海王星が発見されたのは19世紀半ばの1846年です。

その2年後の1848年に端を発した2つのムーブメントがあります。

近代スピリチュアリズムと美称される「心霊ブーム」と、理想的共産主義の「マルキシズム」です。

両者の共通点は、海王星の“まだ見ぬ理想”によって、実現不能な世界を夢見ていることです。

それから約150年ほどが経った2010年頃、海王星はホロスコープと太陽を1周しました。

そのまま魚宮へと進み、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションをもたらしてきたのです。

その海王星も、来年2023年3月に牡羊宮の影響圏に進んでいきます。

これは理論上、古い海王星の終わりと新しい海王星の始まりを意味します。

そのことを象徴するのが上掲のJWSTの画像です。


【One Point】 個人的なお話になりますが、新しい海王星のヴィジョンは、美しいピンクっぽい色でした。

上掲の画像とよく似ていたのです。




≪時代とともに変わる象意≫

星の象意は、時代とともに少なからず変わっていきます。

金星は、かつて“凶星”でしたが、現代占星術では“吉星”とされます。

白羊宮時代(前24世紀-前2世紀頃)に東の地平線上に昇る星を観測していたカルデア人は、「火星が昇るときに生まれた子供は健康である」といったことに気づきました。

その火星は、次の“支配/被支配”などの「対立二元論」を歴史パラダイムとする双魚宮時代(≒BC172-1989)になると、支配をもたらす“戦いの星”に変わっていきました。

「木星」は、20世紀あたりまでは古代ギリシャに由来して“思想哲学”を象わすと解釈されていました。

ですが最近では、思想哲学自体が衰退したこともあってあまり聞かれません。


【One Point】 宝瓶宮時代が実質的に動き出していくと「共鳴関係論」による社会の実現へと向かっていきます。

海王星も過去の“まだ見ぬ理想”から、現実を視野にした“実現可能なビジョン”を象わす星へと変わります。



≪現実的な新しい霊性意識≫

双魚宮時代は終わったのです。

ですが2009年からはじまった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションによって、時代の逆行現象が起きています。

そのため、宝瓶宮時代に向かう底流と、双魚宮時代の逆流とが錯綜する「混迷期」の社会状況が現出しています。

今年2022年はその最後のピークの年です。

なぜなら、来年2023年3月に海王星は牡羊宮の影響圏に進んで、古い象意を一段落させていくからです。

上掲の画像が象徴するように、新しい象意がもたらされていくことになります。


【One Point】 「新しい霊性意識の覚醒」(めざめ)のディレクションの始まりです。

実現可能な美しいヴィジョンによって新時代を下支えしていく海王星の活躍がはじまっていくことになります。










原田泰造氏の怪演を読む
2022.09.24
[アスペクトの特徴] ― 「魔法のリノベ」でみせた豹変演技 ―



個性派の脇役を怪演するソーラーチャート




お笑いトリオ「ネプチューン」ではボケ担当の原田泰造氏。

役者としてのご活躍が目立ちます。

名倉潤氏や堀内健氏のようにピンでのバラエティー出演はほぼありませんが、ドラマで魅せる演技は秀逸なものがあります。

彼のどこにそんな個性的な役者の才能や運勢があるのでしょうか。

気になりましたので、ソーラーチャートから実際はどうなのかリーディングをしてみることにしました。




≪「魔法のリノベ」での怪演≫

今年2022年4月~6月期は、異色のTBSドラマ「インビジブル」で警視庁刑事部捜査一課長役でした。

続く、同年7月~9月期の関テレ制作のドラマ「魔法のリノベ」では、柔和な笑顔から驚くほどに表情を豹変させて、真顔で部下たちを威圧する敵役で、準主役ともいえる大手リフォーム会社の部長役をスパイシーに怪演しました。

芸人としてのキャラよりも、役者としての個性や才能が光ります。

その違いに興味を持ち、いったいどんなホロスコープをお持ちなのか拝見してみました。

すると、なかなかに特徴的なアスペクト・パターンをお持ちでした。


【One Point】 芸能人の場合、テレビでの印象やドラマの役柄に影響されないように、無着色でリーディングをすることを心掛けています。

そのような実際的なリーディングの一端をお届けいたします。





≪原田泰造氏のソーラーチャート≫

出生時間が不明なので、生年月日だけで作成できるソーラーチャートでのリーディングです。




宝瓶宮占星学の理論に沿って、12プラネット(星)を用いています。

十大惑星(メイン・プラネット)+ケレス+ドラゴンヘッド&ドラゴンテールです。

ドラゴンヘッド&ドラゴンテールは、太陽と月の軌道の2つの交点(ノード)で、天体ではなく占星点(Astrologcal Point)です。


【One Point】 出身地は東村山市ですが、出生地は広島市です。

誕生日当日の広島市の日の出の時刻をもって作成しています。

「月」はその日1日に動く度数を記し、出生時間によるリーディングの違いが分かるように配慮しています。




≪アスペクト・パターン≫

一目瞭然ながら、つづみ型(シーソー・タイプ)の星の配置です。

「太陽&水星」「月&天王星」「火星&土星」の3つの合(コンジャクション=0度)を含め、6つもの衝(オポジション=180度)があります。

逆に、矩(スクエア=90度)は一つもありません。

2か所4つの三分(トライン=120度)を交えて、衝=180度のすべてが調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を形成しています。

ただし、「月」は出生時間によっては該当しません。

許容度数(オーブ)を少し広めにとると、「月」と「天王星」を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60)が形成されます。

転(クインカンクス、インコンジャクション=150度)がほかにあることから、出生時間による通常のホロスコープ(出生天球図)の場合、4か所の基本点を含めてYODが増える可能性があります。


【One Point】 「転」という表記は、150度の象意を考慮して、宝瓶宮占星学で命名したものです。

インコンジャクトを“非合”と訳すとご理解が難しくなるのですが、一例を挙げますと“自分であって自分ではない”といった転じるような象意が特徴だからです。




≪怪演の理由は「天王星」≫

上掲のソーラーチャートからリーディングできる原田泰造氏の「怪演」の正体は、次の3点がポイントになります。

1、「月」と合=0度の「天王星」がYOD=150/150/60の頂点。

2、「火星&土星」が上記YODの底辺の星になっていて、「火星」を共鳴星とする牡羊宮の「太陽」。

3、その「太陽&水星」と「月&天王星」が衝=180度。

いずれも、“個性”や“意外性”などを象わす「天王星」と、“闘争心”などを象わす牡羊宮(火星)が、基本的に“受動性”などを象わすことが多いつづみ型(シーソータイプ)の星の配置や“穏やかさ”などを象わす天秤宮の「月」とともに、両面性を内包しやすいことがリーディングできます。

「柔和な笑顔から驚くほどに表情を豹変させて、真顔で部下たちを威圧する」といった、個性的で意外性を伴なった役柄を上手に演じられる適性が、上掲のソーラーチャートからリーディングできるのです。

彼自身がそうだというのではなく、演じる適性を持っておられるという意味です。


【One Point】 「月」の位置は、出生時間が不明なので天秤宮8度~21度の間です。

午後3時30分頃までの生まれの場合、YODの頂点の星「天王星」と合=0度をとることにご留意ください。




≪アスペクトの解釈は簡単≫

以下は、アスペクト・リーディングに関するサジェスチョンです。

ホロスコープは、「位置関係」が象意の70~90パーセントを決していることをご存じでしょうか。

そのため、アスペクト(座相や位相)の象意を把握しておくことは、ホロスコープ・リーディングにとって必要不可欠になっています。

どんなに複雑なアスペクト・パターンのホロスコープでも、そこから秘められた象意を見抜くことができるようになるためです。

では、どうすれば、単独アスペクトをはじめアスペクト・パターンまた位置関係の象意を理解することができるようになるのでしょうか。

「奥義講座」などをご受講のかたはご存じのとおりでしょう。

根本理論の「基本三数」また「数理法則」によって驚くほど簡単にご理解できることが、宝瓶宮占星学の特徴になっているからです。


【One Point】 結局、共鳴リーディングが可能になりますので、秘められた個性や運勢また隠れた内面性などを知って、現実の生活や社会に活用できるようになってまいります。








星の象意を見抜く根拠
2022.09.22
 [根本命題] ― 共鳴リーディングの理由 ―



ホロスコープは地上を知る宇宙解読装置




ホロスコープからなぜ個性や相性や運勢が分かるのでしょうか?

占いの場合は不要ですが、科学的なアストロロジーを標榜するのであれば、そうはまいりません。

宇宙と地上世界がなぜ、どのようにかかわっているのかは重要な大問題です。

そこにはシンプルに、ホロスコープ自体に“解読”できる秘密が隠されているとお考えになれば正解に近づきます。

ホロスコープのヒ・ミ・ツです。




≪双魚宮時代の物理科学≫

常識的にお考えください。

「空の星から、なぜ地上のことがわかるのか?」

古来からの根本命題だとされます。

この命題に解答を見出せなければ、ホロスコープ・リーディングは占いに留まります。

僭越ですが、宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学では諸講座などでお伝えしています。

近代科学は信仰を排して、この世界に「なぜ?」を問いかけてきたのですが、中世カトリックの手前もあって心理面はアンタッチャブル(不可触)で、結局は物理科学として発展してきた経緯があります。


【One Point】 客観的に事実を解明してきたゆえに物理科学は学校教育や社会の通念となっています。

ですが、宇宙この世界は、物質だけで成り立っているわけではないため、弊害が散見できるのも事実だといえます。




≪正しいホロスコープ≫

宇宙太陽系の星をいくら観測しても、地上の人間との時空を超えた関係性は見えてきません。

ですが、ホロスコープに写しとることで、そこから個人や出来事の象意的な関係性をリーディングできます。

結論を申し上げますと、「基本三数」とそれが展開された「数理法則」の12数理によって、ホロスコープは構成され、宇宙太陽系の「動き」と多彩な「配置」とによって、地上との「関係性」を象わしているためです。

これらは「1数=時間」による“動き”、「2数=空間」による“配置”、そして「3数=人間(関係)」との「関係性」が読みとれます。

すべては、「基本三数」から成り立っています。


【One Point】 宇宙太陽系の星と地上との「関係性」は、物理的なものではないことは明白です。

それゆえ、物理科学で解き明かすことは不可能です。時空を超越した共鳴関係を明らかにしなければ見えてきません。




≪現実の法則「基本三数」≫




ホロスコープの象意や論拠は、実在する宇宙の中に見出すことができます。

物質的なものではなく、時空を超越したエネルギーや共鳴関係の作用です。

なぜでしょう?

実は、宝瓶宮時代のアストロロジー、通称:宝瓶宮占星学から考えていけばヒントが見出せます。

たとえば、宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとし、天王星の空間域は「宇宙」を象わすからです。

さらには、宇宙この世界には、「光の三原色」など根本の三要素が多々あって、集約的に言えば「基本三数」が宇宙の根幹法則になっているためです。


【One Point】 ホロスコープも同様です。

「基本三数」から成り立っています。

さらには基本三数が基本三数展開された「数理法則」の12数から構成されているのです。

「基本三数」また「数理法則」が時空を越えた根幹法則になっています。




≪宇宙森羅の最小象徴数=12数≫

「基本三数」などの詳細な解説は、当サイトの講座でお伝えしていますので、ここでは省略せざるをえません。

ご注目、ご理解いただきたいのは、宇宙この世界で「基本三数」によらないものは何一つないことです。

宇宙はもちろん地上のすべてが同様です。

ホロスコープを作成するための出生データをみても、「基本三数」によっていることにお気づきでしょうか。

その「基本三数」をベースとして展開された「数理法則」は宇宙森羅の最小象徴数=12数によって成り立つホロスコープの個々の構成要素(占星要素)です。

結論的に、「基本三数」や「数理法則」によって、ホロスコープ・リーディングは、論理的に可能になっています。


【One Point】 古代ギリシャの四角いホロスコープから、古典占星術を経て、今日の丸いホロスコープになった経緯があります。

それをさらに「基本三数」と「数理法則」によって完璧なものにして論理解釈を可能にしているのです。




≪受信器&解読装置≫

ホロスコープで用いる星の動きや存在の背後に、見えざる「エネルギー宇宙」があります。

量子論でいう「波動性」と「粒状性」を併せもつように、「物質宇宙」と「エネルギー宇宙」の重ね合わせによる「共鳴関係」によって成り立っています。

電波をキャッチして、音声化や映像化するラジオやテレビと類似の“解読装置”がホロスコープです。

分かりやすく申し上げますと、時空を越えた「宇宙波動エネルギー」を想定されてみられてください。

「宇宙波動エネルギー」の働きといえる象意を、見えない宇宙の根幹法則から構成された「ホロスコープ」を用いて、リーディングという解読をしているだけです。

「基本三数」や「数理法則」によって、星の動きや位置関係を“波動チューニング”をすれば脳内にイメージ変換ができるようになっています。

第三者に伝える場合、その象意イメージを言語化する“翻訳”という人為的なプロセスが必要です。


【One Point】 双魚宮時代の物理的な「対立二元論」ではご理解いただけませんので、柔らかく時空を超越した「共鳴関係論」によってお考えいただければ、ご理解いただけると存じます。

引力といった古典力学でなく、量子論(量子力学)の未知なる数々の不思議な現象に類似しています。









すべての鍵をにぎる蠍宮
2022.09.20
[新時代:水星編-蠍宮] ― 宝瓶宮時代を生き抜く秘密 ―



冥王星の水瓶宮トランシットによって開かれる




新たな社会通念の時代になっていく宝瓶宮時代です。

そんな宝瓶宮時代を生き抜くヒントを学ぶ「新時代」(旧:星講座)Vol.9「水星編-蠍宮」のご案内です。

端的に申し上げますと、蠍宮はポイントとなるサイン(宮)になっています。

なぜなら、蠍宮の共鳴星「冥王星」による「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)によって宝瓶宮時代の扉は開かれ、実際的にスタートしていくからです。

人知れず起きた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」がそうで、昨今の「深層の精神意識の変革」のデレクションも同様です。




≪今年の「水星」の意味≫

「宝瓶宮時代を生きる」新時代-水星編は急拠、始めることになりました。

今年2022年のお正月に、「水星」が蠍宮の共鳴星「冥王星」と合(コンジャクション=0度)をとったまま水瓶宮に入宮したからです。

そのときに「はっ!」と気づきました。

「今年の水星のトランシットは、宝瓶宮時代を生き抜くためのメッセージをもたらしていく」ということです。

水瓶宮を皮切りに各サイン(宮)をトランシットしながら、当該サイン(宮)の象意に基づいて、宝瓶宮時代を生きる「意識化」をうながしていくことになります。

次に、「知識化」を促進し、さらには「ご認識」を深めつつ、結果的ながら深層の精神意識(霊性、深層心理)の変革をもたらしていくためです。


【One Point】 深層の精神意識というのは、心の奥の無意識の世界です。

一朝一夕には変わりません。

相応の時間がかかります。

そのため、12サイン(宮)を巡りながら少しずつ体感や体得に向けて準備をしていくことになります。




≪外縁天体の冥王星の意味≫



そこで、簡単ながら冥王星とそのディレクションのご紹介をさせていただきます。

冥王星は、ホロスコープで用いる太陽系の星たちの中で、最も宇宙に近い外縁天体です。

そのため、太陽から火星までの「パーソナル・プラネット」とは対極に位置し、宇宙エネルギーを象徴するなど、社会の変革や人類歴史を象わすことになります。

その冥王星が自らの共鳴サイン(宮)の蠍宮からみて、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の水瓶宮の影響圏、すなわち山羊宮25度に昨年2021年12月に達し、正式にトランシットしはじめました。

これは冥王星の発見後、初めてのことで山羊宮25度以前に戻ることはなく、「深層の精神意識の変革」のデレクションを投げかけていくことになります。


【One Point】 「星のディレクション」は、星の動きを読むだけではみえてきません。

約2,160年(計算値)ごとに変わる占星学的な時代区分(プラトン月)など人類歴史をアストロロジカルにリーディングすることでみえてきます。




≪天王星と新型コロナ≫

かつての宝瓶宮時代の影響圏において発見された「土星外惑星」(トランス・サタニアン)のディレクションは、土星が象わす現実社会を超えた分野や人類歴史を象わします。

天王星、海王星、冥王星の3つの星たちがそれです。

そこからみたときに、古くは木星が支配星(宝瓶宮占星学では「共鳴星」)だった双魚宮時代(BC2-AD20)は今では「海王星」が共鳴星で、今後の宝瓶宮時代は「天王星」が共鳴星であることから、時代変化に密接にかかわる星になっています。

一方、「冥王星」はもともと大変革の星で、現在は水瓶宮の影響圏にあって再来年2024年1月に水瓶宮に入宮して歴史変革を正式にもたらしていきます。

実質的な宝瓶宮時代に向けた人類歴史の“再スタート”です。

昨今の天王星も同様です。

水瓶宮の共鳴星「天王星」は、下方矩=90度の牡牛宮を2019年からトランシットしており、「日常生活の変化」のディレクションをもたらし、新たな出発をうながしています。


【One Point】 2019年から始まった「新型コロナ」による日常生活の変化がその代表例です。

当該ディレクションの意味は、人々の深層の精神意識にかかわる変化を伴なっていくものです。




≪新しい時代の「友愛精神」≫

天王星も冥王星も、自らの共鳴サイン(宮)の下方矩=90度をトランシットしていくことで、深層の精神意識にかかわる新たなスタートをもたらしているのです。

結局、天王星による「日常生活の変化」のディレクションは、冥王星の「深層の精神意識の変革」のディレクションを下支えしアシストするものです。

新型コロナをはじめとした多くのショッキングな出来事によって、心の奥の深層の精神意識(霊性、深層心理)に変化や変革をもたらしていく分水嶺のときです

その変化は、宝瓶宮時代の精神意識=「友愛精神」(和、絆、民度)になります。

「友愛精神」は、双魚宮時代の「友愛」とは異なりますので、古い主義思想による“同胞愛”や、宗教的な“博愛”また日本的な“情愛”ととらえると間違ったご理解になります。


【One Point】 トランシットの「水星」は、今年2022年10月30日に蠍宮に入宮します。

お正月に冥王星と合=0度をとったまま水瓶宮に入宮していったことの真意が何気にメッセージされていくことになりそうです。




≪無意識でも変化は感じる≫

今年2022年は、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最期のピークを迎え、宝瓶宮時代への流れと双魚宮時代の逆流とが交錯する混迷期のときです。

当該リバイバルのディレクションをもたらしている海王星は、来年2023年3月には魚宮25度を越えて牡羊宮の影響圏に入り、一段落していくため、最後のあだ花を咲かせているところです。

人知れず起きた「宝瓶宮時代のビッグバン」によって、1989年に終わったはずの双魚宮時代は、宗教的“善悪”また“支配被支配”の「対立二元論」を歴史パラダイムとしてきましたが、リバイバルのディレクションも終わりのときを迎え、完全終焉に向かっているのです。

そのことに気づかずに古い時代の社会通念を継続しているかたの場合、知らないうちに新しい時代への変化に取り残されていくことがあります。

その一方で、「深層の精神意識の変革」のディレクションが始まった今年以降は、徐々に気づかれていくかたが増えていくでしょう。

たとえば、「今のままでは何かおかしい」とか「何かが違う…」あるいは「世界や人々は友愛精神(和、絆、民度)を伴ないつつ変わるべきではないのか」などといった感じです。


【One Point】 トランシットの水星は、そのような方向に意識化をうながし、知識化を図り、認識化をもたらす今年2022年になっています。

そういったディレクション・メッセージの一端をお伝えしていく単発メール講座「新時代」です。



【ご参考:真相を解明する「水星編-蠍宮」】

次の「宝瓶宮時代を生きる」新時代 Vol.9「水星編-蠍宮」は、真相の解明をコンセプトに10月30日までに配信予定です。

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2022.09.20 22:39 | 固定リンク | | コメント (0)

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