深層の精神意識って何?
2022.10.18
[第3章/波動編] ― 宇宙波動エネルギーとの関係性 ―


時空を超えた無自覚の宇宙波動エネルギーの世界 




「深層の精神意識」って何? というお話です。

無自覚、無意識の深層エネルギー世界なので、真偽不明のよく分からない内容のお話になります。

ただ今後の人類歴史では、重要なテーマの一つになっていかざるをえません。

個性が重要な宝瓶宮時代において、自分自身が依って立つ基盤が深層の精神意識だからです。

「星のディレクション」をもたらす宇宙波動エネルギーの受容体また共鳴体ともなっているためです。




≪結論的に申し上げます≫

無意識の世界のお話なので、先に結論を述べておかないと余計に分かりにくいでしょう。

ご納得いただけるかどうかはともかく次のようになります。

「深層の精神意識」は、宇宙この世界の根幹にある時空を超えた「宇宙波動エネルギー」の受容体また共鳴体です。

見えない電波をキャッチする“アンテナ”や“チューナー”(同調器)のようなものが人間の深層世界にはあるとお考えください。

宝瓶宮占星学でいう「星のディレクション」(運勢変化)は、この宇宙波動エネルギーや深層の精神意識にかかわり、宇宙の根幹法則「基本三数」からリーディングが可能です。


【One Point】 初めて聞くお話だと存じます。

今後の時代においても、またアストロロジー(宝瓶星学)においても、「宇宙波動エネルギー」は重要な概念になっていきます。

ご不明な部分は保留にされて、ごゆるりと機会をみられてご賢察ください。




≪宇宙波動エネルギーとは≫

「量子論」(量子力学)のお話を補足的にさせていただきます。

一対の量子が時空を超えて瞬時に作用し合う「量子もつれ」(Quantum Entanglement:クウォンタム・エンタングルメント)という現象が、科学的に実証されています。

二分した一対の量子は、スピンの方向が必ず逆向きになるという法則があります。

スピンの方向が不確定だった一方の量子の方向が決まると、地上と宇宙空間といったように遠く離れたもう一方の量子のスピンの方向が、光の速さを超えて瞬時に決定するというのです。

アインシュタインは、光の速さ以上の物質は存在しないということを解明しました。

そのため、この一対の量子の間に作用する時空を超越した働きは、光や電波のような物質的性質を有するものではなく、物理科学を超越した「超波動共鳴」といった作用が、宇宙この世界にあることを意味します。

光子(光量子)といったフォトンや、電気といった電磁波を超えた「超波動エネルギー」による共鳴関係(≒もつれ)です。

そのような時空を超越した「宇宙波動エネルギー」が、私たちの世界の根底にあります。


【One Point】 科学のドシロウトがこんなことを書くと、科学者はビックリするかもしれません。

もっとも、そんなことはとっくに「合点承知の助」で、現代物理科学では証明できないだけだ、とおっしゃるかもしれません。






≪アストロロジーの根本命題≫

「宇宙波動エネルギー」は、私たちの無自覚の「深層の精神意識」と共鳴関係にあります。

そのような宇宙波動エネルギーが、ホロスコープの背後にあることを「基本三数」によって解明いたしました。

でなければ、「空の星からなぜ地上のことが分かるのか?」といったアストロロジーの根本命題に答えられないのです。

答えられなければ、ホロスコープ解釈は根拠のない神秘的な占いに留まってしまいます。

それはそれで楽しめばいいのですが、いつでも勘違いが起こりうる可能性から逃れられないことを意味します。

「実学」を標榜(ひょうぼう)する「宝瓶宮占星学」としては、それは避けたいので、実社会や実生活に役立つ本来のアストロロジーの確立のためにも、明確に答えられる論拠を持ったホロスコープ解釈を見出す必要がありました。


【One Point】 宇宙この世界は、なぜ「基本三数」から成り立っているのか?

それが根幹法則になっている理由は?

解明していったら、結果的に宇宙この世界の根幹に時空を超えた「宇宙波動エネルギー」が存在していて、深層の精神意識とも共鳴関係にあることが見えてきました。




≪第3章「波動編」のはじまり≫

宇宙波動エネルギーは、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする今後の人類歴史「宝瓶宮時代」において、重要な超科学的なテーマになります。

現代物理科学の量子論がその扉を開きつつあるのですが、「波動共鳴科学」といった分野に進まなければ、もはやこの世界の謎を解き明かすことができないところまできているためです。

たとえば、不思議系の現象や超常現象を解き明かせません。

結局は、「量子もつれ」などを参考に、時空を超えた共鳴関係の謎をサイキック(psychic)な「深層の精神意識」を交えつつ、見出すしかないのです。

そうすれば、世俗的にはトリックではないスプーン曲げやテレパシー、また「FBI超能力捜査官」と誤称されるマクモニーグルのような遠隔透視(リモート・ビューイング)の理由もいくらか見えてくると考えています。


【One Point】 信じられないかもしれませんが、ホロスコープの星たちの中で「宇宙エネルギー」を象徴する「冥王星」が山羊宮25度を越えて「水瓶宮」の影響圏をトランシット(運行)しはじめたことによって、「深層の精神意識の変革」のデレクションが正式にはじまりました。




≪心理学ではなく超科学≫

「深層の精神意識の変革」のデレクションは、2041年~2043年頃まで今後20年間ほど続きます。

今を生きる人類にとって誰も逃れることができません。

「冥王星」と「水瓶宮」(古称:宝瓶宮)の象意にもとづいて、一般には解釈されない「深層の精神意識」を変革していく時代がはじまっているのです。

そのような宇宙波動エネルギーが人知れず、時代変化によってもたされはじめました。

厄介なのは、「深層の精神意識」は自覚できないことです。

自覚できなくても、「星のディレクション」によって確実に宇宙波動エネルギーを受けていくことになります。

しかし、一方では人為的な情念エネルギーや誤った知識や古い意識の影響を同時並行的に受けていくので、自らをクリアに保つ必要が生じていくことになります。


【One Point】 一体不可分の「基本三数」と同様に、「宇宙波動エネルギー」と「地上の現実社会」と「深層の精神意識」の世界とは、密接に結びついています。

かつては、“霊肉”のように対立的な別存在としてとらえられ、解釈されたのですが、時代は変わり、共鳴関係を伴なう不可分な存在であることが明らかだといえます。



【宝瓶宮占星学 第3章「波動編」】

宝瓶宮占星学は、第1章「啓蒙編」、第2章「実技編」に続き、2022年からは並行して第3章「波動編」がはじまりました。

昨年2021年12月の直前に、冥王星が水瓶宮の影響圏に入ることによって、「深層の精神意識の変革」のデレクションが正式にはじまったからです。

ただし、今年2022年を含め、来年2023年3月頃までは「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最後のピークを迎えています。

そういったこともありまして、現実世界は古い“支配/被支配”の「対立二元論」の世情が盛り上がりを見せている昨今です。


【「基本三数による宇宙論」講座】

「深層の精神意識の変革」のデレクションからみたお話です。

「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションによる世情の不安をもたらす出来事は、反面教師の役割を果たすことになります。

現実世界とはウラハラに、人々の深層の精神意識に、新しい時代への息吹がもたらされるからです。
そして来年2023年3月を超えていくほど、新時代がスタートしていきます。

【告知】そういったこともありまして、「基本三数による宇宙論講座」を開始予定です。

※資料およびテキストは、WEBにアップした「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座です。

スカイプによる「基本三数」を解説する短期集中講座になります。









[Re]歴史の大河への転換
2022.10.14
[冥王星&カロン] ― 順行へ戻る“ラスボス”冥王星 ―
※10月8日の記事を一部リライトしたものです。


“支配/被支配”時代の終わりの始まりを意味




“歴史の逆流”の時期はもうしばらく続きますが、終わりの秋(とき)がはじまったようです。

“ラスボス”冥王星が、逆行から順行に戻ったためです。

国内外を交えた数々の出来事の推移を、オモテ向きのニュースにとらわれずご賢察いただければ見えてくるものがあるでしょう。

10月9日の冥王星を皮切りに、今後の4か月間ほどで、すべての「ソーシャル・プラネット」が次々と順行に戻ります。




《 時代のフィクサー冥王星 》

冥王星以外の「ソーシャル・プラネット」は、まだ逆行中なので、今すぐすべてが新時代に向けて変わるというわけにはまいりません。

ですが、冥王星(&カロン)は、時代を動かし変革していく“ラスボス”のような黒幕(フィクサー)です。

悪い意味とはかぎりません。

水瓶宮の影響圏の山羊宮28度で10月9日に逆行から順行へ転じた冥王星(&カロン)は、時代を前に推し進めていく“大変革”などを象わす星です。

たとえば、ロシアや中国の世界覇権の野望や独裁的な国家権力に、“大変革”をうながしていく役割を水瓶宮をトランシットしていく冥王星は今後、果たしていくようになります。


【One Point】 一方、個々人においては、深層の精神意識に無意識ながら友愛精神をもたらしていく役割を果たします。

異次元もののアニメやゲームなどで閉じ込められたダンジョンから脱出して次元を上げていくようなものだとご想像ください。



【ソーシャル・プラネットの動き】

●ソーシャル・プラネットは、木星から冥王星までの5つの星で、今年4月以降、順次、逆行に転じていきました。

それが、この10月9日の冥王星の順行にはじまり、同月下旬の土星、その1か月後の木星、さらに12月初旬の海王星、そして最後に来年2023年1月下旬の天王星と、すべてが順行に戻っていきます。

冥王星が、半年前の4月に逆行に転じたことによって、「深層の精神意識の変革」のデレクションが振り出しに向かい、それに反し、旧時代の“支配/被支配”を復活させる「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションの宇宙波動エネルギーが相対的に強まり、混迷のピークを迎えていくことになった今年2022年でした。

この間、何が起きたのか。

ロシアのウクライナ侵攻の激化と、安倍元首相銃撃事件と、マスコミの一種異様な高揚でした。

新時代に向かう歴史の大河にストップがかかり、世情不安が生じていきました。




《 冥王星の留(ステーション) 》

今年2022年10月以前から冥王星は「留」(ステーション)の状態に入り、順行へ転じる準備をしてきました。

留(ステーション)というのは、順行から逆行へ、または逆行から順行へと転じる際に、星の動きが一時的に止まっているようにみえる状態のことです。

山羊宮28度での冥王星の留(ステーション)は、水瓶宮の影響圏に位置するために、個々人の内奥を宝瓶宮時代へと向かわせる「深層の精神意識の変革」のディレクション(運勢変化、社会変化)をもたらしはじめていきます。

来年2023年3月には、海王星の魚宮25度通過と、土星の魚宮入宮にタイミングを合わせるかのように、一過的に水瓶宮に入宮していく冥王星(&カロン)です。

海王星の魚宮25度の通過は、「春分点」にはじまる牡羊宮の影響圏に入ることを意味し、新しい象意へと変化するため、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくことを意味します。


【One Point】 土星の魚宮入宮は、それに歩調を合わせるかのように、それまで海王星がもたらしてきた“世界覇権”などの妄想にグランディング(現実着地)をもたらします。

夢から醒めていく出来事を象わすのです。

新たな時代へと歴史が動き出す「エポック・メイキング」(画期的)な出来事さえ生じるでしょう。




《 ロシア、中国、北朝鮮の断末魔 》




冥王星が順行に戻ったことによって、どのようになっていくのでしょうか。

「星のディレクション」(運勢変化)に対して、個々人は比較的自由に意志決定をしていくことができます。

無意識の深層に「星のディレクション」を受けていくのですが、顕在意識でどのようにご判断をされて進んでいかれるかは、ご本人の自由な意思決定に委ねられています。

ただし、個々人が集まった社会や国家や世界といったようにパイが大きくなるほど、「星のディレクション」は全体に共鳴して影響をおよぼしますので、その社会的な動きに対しては無視はできにくくなっていきます。

宝瓶宮時代の流れに反する専制国家(共産主義体制国家のなれの果て)のロシア、中国、北朝鮮は、今後、そのような国民(人民)の覚醒によって、どこまで日本に正しく伝わってくるかはともかく、断末魔の動きが生じていく時代になってまいります。


【One Point】 冥王星が順行に戻ることよって、「深層の精神意識」が友愛精神(和、絆、民度)の方向へと確実に動きだします。

その流れに反する国家や国民は「天運」から離れていくため、体制を変えなければ生き残れません。

最悪は滅亡していくことになりますが、長期的にみれば日本も例外とはいえないのです。




《 近隣諸国それぞれの動き 》

では、近隣諸国は今後、どのような動きを見せていくのでしょうか。


【韓国、北朝鮮】

まずは、文在寅前大統領のもと、親北親中共でバリバリの反日反米だった韓国の昨今と今後です。

尹錫悦(ユン・ソンニョル)新大統領に変わり、「国家間の約束を守れる国にならないといけない」と明言し、日韓関係改善に着手しています。

さらには、アメリカとの信頼回復に成功しつつあり、北朝鮮の手前、前大統領下で中断していた「米韓合同軍事演習」を規模を拡大して、この10月にも行なっています。

焦ったのは北朝鮮で、演習海域にミサイルを着弾させるという抵抗を試みたり、前アメリカ大統領のトランプとの会談を望むなど、今にも米韓が攻めてくるのではないかと窮地に陥り、焦っている様子が伝わってきます。


【中国】

一方、中国も習近平氏が3選をしようが、指導層全体的に独裁支配の共産主義傾向が薄れていく時代になってまいります。

習主席自身の見果てぬ世界制覇や台湾併合の“大望”(妄想)も、海王星が順行に戻り、土星が魚宮に進むにしたがって、現実認識に目覚めて、もはや不可能なことを悟っていくようになります。

当初、「6月生まれ」というだけで、出生日時不明とされていた習近平の誕生日が、昨今では最初の6月1日や真ん中の6月15日とされることに、その信ぴょう性を問わざるをえません。

大雑把に「双子宮生まれ」(太陽)の習近平氏とした場合、上述のようにいえます。


【ロシア】

また、ロシアも10月に入って、親クレムリンの女性アナウンサーが、軍事指導者へのインタビューで、劣勢を認める発言を引き出してしまいました。

いわく「ロシア軍が戦っている相手はウクライナ軍ではなく、ロシアより優れたNATOの衛星情報で、ロシア軍の動きが筒抜けになっている」といった内容です。

苦境の現状が全国的に放送されたのです。

このような動きは、どこまで意図したものかは不明ですが、大きなうねりになっていかざるをえません。


One-Point ◆ 「窮鼠猫を噛む」の例えどおり、行き詰ったプーチンには注意が必要です。

ですが、長引く侵攻に、冥王星の水瓶宮(影響圏)トランシットによる「深層の精神意識の変革」のデレクションとも相まって、ロシア国内の徴兵回避の動きや厭戦気分はますます高まっていくことでしょう。




《 冥王星/水瓶宮の意味 》

さて、冥王星(&カロン)は、どのような宇宙波動エネルギーをもたらすのでしょうか。

冥王星がかつて獅子宮をトランシットし、“世界覇権”をもたらした「第2次世界大戦」当時とは正反対の「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)になります。

今日、ロシアや中国が“世界覇権”の動きを復活させたのは、ホロスコープを1周した海王星が13年前の2009年から“支配/被支配”の「対立二元論」の歴史パラダイムを復活させる「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションをもたらしはじめたからです。

“狂い咲き”ともいえる最後のあだ花です。

しかし、冥王星が順行に転じたため、水瓶宮の宇宙波動エネルギーとの共鳴関係が再び強まり、双魚宮時代のリバイバルのディレクションは次第に勢いを失っていくようになります。

冥王星の水瓶宮トランシットは、無自覚ながらお一人ひとりの深層の精神意識に「友愛精神」(和、絆、民度:平和)をもたらしていきます。

社会的には、サイバー戦や情報宣伝戦また心理戦など「負の戦争」をもたらしていきます。

“世界覇権”や“国家権力”とは対極に位置する国民(人民)一人ひとりが、今後は主役となって、“自由”と“個性”や“友愛精神”を主張していくような時代になってまいります。


【One Point】 今年2022年は、歴史に残る暗黒の1年になりました。

「星のディレクション」によるその理由は上述のとおりです。

ですが、“ラスボス”冥王星がこの10月に順行の皮切りに転じたため、今後は漸次、“逆流の逆流”となる宇宙波動エネルギーが強まっていくことを象わしています。









[Re]天王星と土星の逆行矩
2022.10.14
[新旧共存] ― 獅子&蠍&水瓶は転換期のとき ―
※10月4日の記事をリライトしたものです。


表層の旧守の動きと深層の未来への動きによる新生開闢




逆行する土星と天王星の矩(スクエア=90度)が形成されています。

土星と天王星は“現実”にかかわる象意を共通とする一方で正反対の“守旧”と“革新”にかかわる象意を持ちます。

それゆえ、土星と天王星の矩(90度)は、同時並行的に個人の内面性や対外的な言動にもそうですが、現実社会に正反対の問題や出来事を生じやすくなります。

なにかと気をつけなければなりませんが、一例を挙げますと、オーソドックスに秩序やセオリーを守りつつも、新たな方向性や改革など、相反する両側面への意識が必要になります。




《 新旧交錯や転換の出来事 》

天王星は2019年から「牡牛宮」をトランシット(運行)しはじめました。

牡牛宮は、日本の“現体制”を象徴するサイン(宮)です。

一般的には、“日常生活の安定と安全”などを象わします。

そこに、変化や改革また“革命”を象わす「天王星」がトランシットしていくことで、日常生活が不安定になり、日本にとっては“現体制”を揺るがす事件や出来事がおきかねません。

一方、土星は、牡牛宮の天王星とは三分(トライン=120度)のいわば“新旧共存”の位置関係にあった「山羊宮」から、2020年3月に「水瓶宮」に入宮して、以後、矩=90度を随時、形成しれていく今年2022年までになっています。


【One Point】 矩(90度)は“凶座相”とはかぎりません。

ですが、いろんな価値観の人々が集う社会においては、矩=90度の異なるスタンスのエネルギーを活かせない短慮な人々によって、問題や事件が起こりやすくなることは認められます。




《 日常生活と現体制の変化 》

実際的な“日常生活”や日本の“現体制”を象徴する牡牛宮を、“現実の変化”を象わす天王星がトランシットしていくことで「日常生活の変化」のディレクションがもたらされている昨今です。

日本では、2020年からですが、すでに前年2019年から始まっていた「新型コロナ」がそれです。

一方、予期しない“現体制の変化”が突発的にもたらされることが起こりえますが、7月8日の「安倍元首相銃撃事件」はその代表でしょう。

この事件は、陰暴論を超える深い意味が、事件の瞬間の「ホラリー・ホロスコープ」(事件事故天球図、設時天球図)からリーディングできますので「水星編-蠍宮」で、驚愕の“クオリチュアル”な真相をお伝えいたします。

多くのかたが悲しみ憤り驚きを感じるなか、完璧な星の配置の真意を知っても、書くことを躊躇せざるをえませんでした。

この出来事は、水瓶宮の「土星」を軸にしたT矩(Tスクエア=90/90/180度)が始まったときに起き、新たな展開を象わしています。


【One Point】 T矩=90/90/180度には“凶座相”を超える深い意味があります。

立場の相違が際立つのと同時に、新たなスタートが二重にもたらされることが起こるためです。

通常の解釈ではリーディングが不可能です。




《 国葬儀とウクライナ4州併合 》



「土星と天王星の逆行矩=90度」にお話を戻します。

土星も天王星も“現実”を象わしますので、現実的に“守旧派”と“革新派”の考えが対立したり、併存したり、共鳴していくことで、結果的に“新たな現実がスタート”していくことが起こります。

ただし、マスコミは表層の出来事しか報道することができませんので、オモテに出てこない心理面や想いなど深層の動きもまた重要な「土星と天王星の逆行矩=90度」です。

具体的な事例は、ニュースや身近な出来事からご確認いただければと存じますが、表層の出来事のカゲで新たな動きが生じ、漸次、現実化していくと論調や風向きが変わってくることが起こりえます。

国際的には、ロシアのウクライナ4州併合の動きが生じた一方で、それを取り戻そうとする動きなど、深層心理を含めた新たなスタートへの動きが生じていくことになります。

そのような“現実”をふまえた見えないスタートとなる転換が、「土星と天王星の逆行矩=90度」の本質にはあります。


【One Point】 双魚宮時代のリバイバルがピークの今年までは、「対立二元論」によってとらえざるをえません。

ですが、宝瓶宮時代の「共鳴関係論」が見えざる底流にあるのも事実なので、そこから真相をとらえていくと新たなスタートが見えてきます。



【国葬儀を巡るエピソード】
●とあるワイドショーの番組内で、菅元首相の感動的な弔辞を、国葬儀を取り仕切った電通による演出だと、自信満々に言い放った反権力的なコメンティターがいました。

事実無根の発言に、各所からツッコミが入ったことをご存じの方も多いでしょう。

また、麻生元首相は、福岡市での国会議員パーティーで、安倍元首相に献花をたむけようと日が暮れても自主的に並ぶ一般人に、しぜんと頭が下がりお辞儀をされたようです。

そのうえで、「若い人たちのなかに、多くの日本人が育ちつつある。若い人のなかに希望を確信して、日本の政治に取り組んで参りたい」とのあいさつを述べたという報道がありました。

これらも新しい動きのごく一環です。




《 時代の本流は「天運」を伴なう 》

人それぞれにご自由な解釈があっていいのですが、「土星と天王星の逆行矩=90度」にかかわって、転換期の「星のディレクション」(運勢変化)を現在、受けているのが、獅子宮や蠍宮また水瓶宮に象意を持つ大多数の方々です。

ご当人の「ネイタル・ホロスコープ」(出生天球図)によって詳細は異なりますが、太陽サイン(宮)だけとはかぎりません。

一般的には、ASC(Ascendant アセンダント=上昇点)に代表されますが、運勢が働くサイン(宮)が該当する場合も相応に転換期の昨今になります。

とくに今年2022年は、双魚宮時代のリバイバルが最後のピークを迎えている混迷期です。

宝瓶宮時代の歴史の大河の底流“本流”と、表層の“逆流”とが渦巻くように両方の出来事が起こりますので、上述の転換期にある「星のディレクション」(運勢変化)を受けておられる方々は、当該サイン(宮)以外にも多いのですが、どの方向に進んだらいいのか、余計にご判断しにくい現在です。

とはいえ「天運」を伴なう時代の方向性はハッキリしていますので、ご留意ください。


【One Point】 「土星と天王星の逆行矩=90度」を迎えた今日、新しい時代の実質的なスタートは迫っています。

前人未到の新時代になりますので気づきにくくなっていますが、黎明の中にうっすらボンヤリと姿を現わしつつあるときです。









えなこ/超人気キャラの理由
2022.10.13
[コスプレイヤー] ― 月の強烈な複合三分=120度 ―


教科書の見本のような「人気運」のホロチャート




知る人ぞ知る超人気コスプレイヤー「えなこ」さん。

昨年2021年、プロゲーマー「けんき」さんとの交際と同棲の事実を双方ともに認めましたが、その後、ご本人は「結婚は今のところ考えてない。予定がないです。」ときっぱり否定されました。

昨今の相性変化のディレクションからも、その事実はうなづけます。

出生時間がわかりませんので、ソーラーチャートから特徴をご紹介いたします。

占星術の教科書に載ってもおかしくないほどの「月」の複合三分(トライン=120度)による「人気運」の星の配置をお持ちでした。




≪ウィキペディアからの抜粋≫

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、次のように紹介されています。

一部抜粋です。

日本の女性コスプレイヤー、グラビアアイドル、タレント、歌手、声優。

PPエンタープライズ所属。プラチナムプロダクションと業務提携をしている。

2020年4月、内閣府に「クールジャパン」のアンバサダーに任命される。

月収は100万円以上で、コミックマーケットでは夏と冬を合わせて2日間で1,000万円以上を売り上げた。

ただし、同人写真集(電子書籍:CD-ROM)の衣装・装備品・入稿・スタジオ・カメラマンの代金も自費で支払っている。

2019年のテレビ番組で売り上げを2,000万円以上と語る。etc。


【One Point】 テレビやネットで見たことあるよという方もいらっしゃるでしょう。

数多くのコスプレイヤーの方がいて、コミケなどでも取り囲んで写真撮影をされているのですが、えなこさんの場合、その輪の大きさが桁違いに大きく、ざっと3桁以上の“カメラ小僧”が集まるほどの大人気です。





≪えなこのソーラーチャート≫

そんな超人気のえなこさんのソーラーチャートが下図です。



出生時間がわかりませんので、日の出の時刻で星の位置を出し、動きの早い月のみ当日一日に動く範囲の度数を記しています。

12サイン(宮)と12ハウス(室)がともに30度ずつの「ハウスホイール」でのソーラーチャートです。


【One Point】 出生時間が分からない場合、通常、お昼12時で割り出すのが一般的です。

平均値をとれるからなのですが、動きの早い月までもそれで決定するのは早計です。

また、春分点やASC=上昇点がリーディング・ポイントのホロスコープなので日の出の時刻で作成しています。




≪超人気運のアスペクト・パターン≫

名古屋城ならぬ「名古屋嬢」で有名な名古屋のご出身です。

名古屋嬢は、名古屋で生まれ育ったブランド好きで名古屋巻きと呼ばれる独特の巻き髪や可愛らしくてゴージャスな服装などを好む独身のお嬢様のことをいいます。

そういったあでやかな地元の風潮の中、持ち前の「人気運」と「パワフル」さを発揮されて夢見る個性とタフな頑張りによって、名古屋嬢に負けない超がつく有名コスプレーヤーに昇りつめたようです。

上掲のソーラーチャートの特徴は次の2点です。

特徴1:超人気運

「金星&太陽」と「太陽&火星」の合(コンジャクション=0度)と「火星&天王星&海王星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)が連続した5つの星による複合合(マルチプル・コンジャクション=0度)をお持ちです。

このすべてに「月」が複合した三分(トライン=120度)をとるという「超人気運」のアスペクト・パターンの星まわりが最大の特徴になっています。


【One Point】 「火星」を共通項にした強烈な複数の合=0度を持つために、オモテ向きの人気運や見た目の女性らしさとはうらはらに、かなりの負けず嫌いであることを象わします。

それに輪をかけているのが「天王星」と交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)の「土星」を軸にしたT矩(Tスクエア=90/90/180度)です。




≪内面の強さと行動力≫

「太陽&金星」の合=0度に「月」が下三分(ロウアートライン=120度)なので、受け身的な女性らしい温和さを持つことが超人気運のベースになっています。

ほかにも「月」が「天王星&海王星」と三分=120度であることも拍車をかけています。

ですが、「太陽&火星」の合=0度や「火星&天王星&海王星」の三重合=0/0/0度など、「火星」が威力を発揮していることから、男性的と言っては失礼ながら積極果敢な行動力をお持ちです。

自ら新境地を切り開く活動力やフロンティア精神があり、女性らしさの反面、男性に負けないしたたかな強さを内面に持つことになります。

それをバックアップしているのが、次の第2の特徴です。

特徴2:辛抱強くパワフル

超人気運を象わす「月」が、「冥王星」と衝(オポジション=180度)で「天王星」と交歓(M.R.)の「土星」が軸となったT矩(Tスクエア=90/90/180度)形成しています。

「月」は本質的に“感性”や“感受性”を象わします。

とくに女性にとっては重要で、その「月」が「冥王星」を衝=180度としていることは、ご本人が気づくと気づかないとにかかわらず、“トップ志向”が強く、冥王星の“頂上運”にかかわる「宇宙波動エネルギー」を運勢的に受けることになります。


【One Point】 一方、「月」は「天王星」と交歓(M.R.)の「土星」を上方矩(アッパースクエア=90度)としていることも見逃せません。

実力次第ですが、「月」による“超人気運”や“トップ志向”を交え“独自の個性や才能”とともに現実社会で発揮していける運勢をお持ちです。




≪相性変化の土星回帰≫

特徴をまとめますと、女性らしさをベースにした「超人気運」とともに、内面には男性顔負けの勝気な強さや頑張りやトップへの志向など、「パワフル」さと「辛抱強さ」を秘めています。

この10月10日に初めてショートカットにした画像をインスタグラムにのせて話題になったニュースを目にしましたが、内面の強さを併せ持つタイプです。

彼女の出生時の「月」は、けんきさんの出生時の「太陽」とも、また「月」とも合=0度の可能性が高く、お二人には「夫婦相性」があります。

ですが、そう簡単な相性とはなっていません。

なぜなら、お互いに「天王星」とM.R.の「土星」と「太陽」また出生時間によっては「月」が、自他ともに矩=90度の相性で、「冥王星」との衝=180度をご自身にも相性にも持ち、破局の相性になっていますので予断は許しません。

とくに、今年2022年と来年2023年は、お互いの出生時の土星の位置に、トランシットの土星が巡ってくる「土星回帰」(サターンリターン)を迎える時期です。

土星回帰が必ずしも「不運」とはかぎりませんが、お二人の場合は波乱必至の運勢期で、また破局含みの相性変化のときになっています。

そういったこともありまして、初めての「ショートカット」かもと推測できます。

いずれにしても逆境への強さをお持ちなので、持ち前のパワーを発揮されて、コスプレ活動や芸能活動を今後とも活性化していくことになるのではないでしょうか。


【One Point】 細かくはほかにもいろいろあるのですが、特徴のポイントのみご紹介させていただきました。

ちなみに、許容度数(オーブ)は、太陽と月は10度、ほかの星は6度をとっています。


インスタグラムにアップされたという
ショートカットの画像。











「真相の解明」がコンセプトに
2022.10.11
[水星編-蠍宮] ― 宝瓶宮時代の現実を象徴する蠍宮 ―


評価が分かれる両極端の象意を持つサイン(宮)




この10月に冥王星と土星が順行に戻り、歴史が前へと動き出します。

今月10月30日までにお送りする重要な単発メール講座「宝瓶宮時代を生きる」の「水星編-蠍宮」(新時代 Vol.9)は「真相の解明」をコンセプトとします。

かつては嫌われることがあった双魚宮時代(BC171頃-AD1989)の「蠍宮」とは異なり、真実が明らかになっていく今後の宝瓶宮時代においては、社会現実を象徴していく「蠍宮」になってまいります。

蠍宮の共鳴星「冥王星」が、水瓶宮をトランシットしていくことによってもたらされる「深層の精神意識の変革」のデレクションによって、宝瓶宮時代が実質的にスタートしていくこととも関係しています。




≪上方矩=90度の真意≫

宝瓶宮時代の共鳴サイン(宮)は、ご存じのように水瓶宮です。

ですが、水瓶宮の上方矩(アッパースクエア=90度)に位置する「蠍宮」は、宝瓶宮時代において対外的な現実社会を象徴する重要なサイン(宮)になっていきます。

「上方矩=90度」には、そういった意味があるからです。

矩(スクエア=90度)を吉凶解釈によって、刹那的に凶座相と解釈すると事実が見えなくなります。

凶が生じる可能性は一部であって、絶対的に正しいとはならないためです。

まして、同じ矩=90度でも、上方矩=90度と下方矩=90度はメインとなる象意が異なります。

その象意をご理解できれば、「宝瓶宮時代の蠍宮は重要? なるほど!」となってまいります。


【One Point】 上方矩=90度と下方矩=90度とではメインとなる象意が異なることもそうですが、矩=90度自体に解明されてこなかった深い意味象意があります。

「水星編-蠍宮」では、まずそこから真相をお届けいたします。




≪蠍宮の暗黒面と真実面≫

「蠍宮」は、意外にお感じになるかもしれませんが、宝瓶宮時代の社会現実を象徴するサイン(宮)になります。

水瓶宮の上方矩=90度のサイン(宮)ということもさることながら、蠍宮の象意にその秘密があります。

かつての双魚宮時代や西洋占星術において、蠍宮は誤解されることも多く、忌み嫌われるサイン(宮)でした。

「蛇蝎のごとく嫌われる」という言葉が潜在的に影響しているのかもしれません。

先の双魚宮時代は、おおむね無私の精神やご奉公またお上への忠誠が求められる社会風潮がありました。

ですが、蠍宮の情動の強さや深さ、また執着心などの性情は、オモテ向き控えめなタイプの蠍宮がいらっしゃる一方で、社会秩序を乱すアウトローのような言動となることがあったからです。

人によって好き嫌いが激しく、その部分のみがクローズアップされて、人々の目につき、内奥を正しくご理解されずに、ときに“暗黒の帝王”かのごとき印象を持たれたからだと存じます。


【One Point】 深すぎたりスゴすぎたりすると、一般人には理解ができず、避けられたり怖がられることが起こります。

逆にゲスすぎても同様なのですが、そのような両極端の象意を持つのが蠍宮でしたので、嫌われ頻度は高かったのかもしれません。




≪形成逆転の宝瓶宮時代≫

ですが、真実が明らかになっていくのが今後の宝瓶宮時代です。

蠍宮は真相の解明にかかわる象意を持ちます。

かつての双魚宮時代は、理論理屈を超えて直感的に真実を突くインスピレーションに恵まれることが、当該時代の「宇宙波動エネルギー」によって起こりえました。

そのため、双魚宮時代のかつての西洋占星術は、直感に優れたごく一部の五指に余る著名アストロロジャー(西洋占星術師)によって、理論理屈を超えた象意解釈を深めてきたのです。

その象意解釈を受け継ぐ現代占星術ですが、双魚宮時代が終わったために真実のインスピレーションは働きにくくなりました。

現代はホロスコープに興味を持つ個人のお一人ひとりが、ご自身の見識や個性また才能によって、論理的に「基本三数」から象意を見出して普遍化していく時代に入りつつあります。

なぜなら、宝瓶宮時代はごく一部の為政者やトップの時代ではなく、お一人ひとりがそれぞれに主人公になっていく時代なので、ホロスコープ・リーディングも例外ではないからです。


【One Point】 そんな時代に、洞察力に優れ、物事の真相を知ることに強いご興味を示し、根強い探求心を持つ蠍宮、もしくは、ご自身で気づかなくても蠍宮に共鳴する象意を持つかたは多くいます。

昨今の転換期を乗り越えたあと、今後の新時代で徐々に運勢を得ていき、時代を切り開くようになっていくでしょう。



≪「対立二元論」の最高峰≫

かつての双魚宮時代(BC171頃-1989)は「対立二元論」を歴史パラダイムとした時代でした。




宗教主導の時代でもあったのはご存じのとおりで、神とサタン、仏と悪魔、天国と地獄、浄土と穢土などの宗教的善悪観によって、ご利益と恐怖心を交えつつ対立的に発展が図られてきた時代だったのです。

それが社会通念として、無意識に常識や真実かのようになっていました。

たとえば、近年の例を挙げますと、「戦争が科学技術を発展させ、生活に便利なものを生みだしてきた」、または「階級闘争が歴史の必然である」とするマルクス史観(共産主義史観)などのように、対立が発展の原動力かのように信じられてきた時代だったのです。

その残滓がありますが、これまではそうでも、今後の宝瓶宮時代は、誰もが自由で対等な独自の個性発揮による「共鳴関係論」によって、多様性に基づいて発展していくことがメインとして起こる時代に徐々にながら変わってまいります。

「私って、ほめられると伸びる子なのよねぇ」って感じの時代です。


【One Point】 蠍宮は、双魚宮時代の「対立二元論」の最高峰であり、また今後の宝瓶宮時代の「共鳴関係論」の社会現実を象わすサイン(宮)になります。

そのことは、隠された蠍宮の内なるエネルギーからもそうですし、またホロスコープの位置的な象意関係からもそうなってまいります。




≪クオリチュアルな真相≫

さて、「水星編-蠍宮」では特別なプレゼントをご用意いたしました。

陰暴論を超えた「安倍元首相銃撃事件」の“クオリチュアル”な驚愕の真相です。

神秘的なスピリチュアルを超えた宇宙の事実に基づくクオリチュアルな内容で、以前Vol.6「水星編-獅子宮」でお届けいたしました当該事件のあまりにも完璧な「ホラリー・ホロスコープ」(事件事故天球図)の“深層”をお届けするものです。

以前のVol6では詳細なリーディング解説をさせていただましたが、事件直後ゆえに時期尚早で明らかにできにくいこともあり、示唆するに留めさせていただいたクオリチュアルな内容です。

国葬や県民葬が終わって一区切りがつき、お心も落ち着いてきたと存じますので、ホラリー・ホロスコープから宝瓶宮占星学による初公開の超常的リーディングの内容になります。

天秤宮の直前、乙女宮27度に太陽を生まれもつ安倍元首相は、冥王星の運勢もお持ちですし、トランシットの冥王星がもたらしている「深層の精神意識の変革」のデレクションともかかわっています。


【One Point】 当該事件をめぐる、その後の異様な動きや報道の真相も相応にお伝えしようと思います。

マスコミを使った国葬反対など反日組織による辛辣な情報戦や宣伝戦また心理戦が多々見られました。

“負の戦争”の真っただ中にある今日、意識化や知識化はぜひとも必要です。









2022.10.11 22:00 | 固定リンク | | コメント (0)
歴史の大河へ転換の始まり
2022.10.08
[冥王星&カロン] ― 順行へ戻る“ラスボス”冥王星 ―



“支配/被支配”時代の終わりの始まりを意味




“歴史の逆流”の時期はもうしばらく続きますが、終わりの秋(とき)がはじまったようです。

なぜなら、“ラスボス”冥王星が、逆行から順行に戻るためです。

「何のことを言っているのか、わけが分からない」という方がいらっしゃるでしょう。

星のことはともかく、懸案となっています国内外を交えた数々の“お騒がせ”の出来事の推移をオモテ向きのニュースに惑わされずに、眼光紙背に徹すかのようにご賢察いただければ、見えてくるものがますます生じてくるのではないかと存じます。

10月9日の冥王星を皮切りに、今後の4か月間ほどで、すべての「ソーシャル・プラネット」が次々と順行に戻って、歴史を推し進める方向に時代変化をもたらすようになるためです。



《 時代のフィクサー冥王星 》

冥王星以外の「ソーシャル・プラネット」は、まだまだ逆行中なので、今すぐすべてが新時代に向けて変わるというわけにはまいりません。

ですが、冥王星(&カロン)は、時代を動かし変革していく「宇宙波動エネルギー」(仮称)からみると、ラスボスのような黒幕(フィクサー)です。

悪い意味とはかぎらず、ホワイトハッカーやホワイトナイトのような存在です。

水瓶宮の影響圏、山羊宮28度において、この10月9日に逆行から順行へ転じていく冥王星は、時代を前に推し進めていく“大変革”などを象わす星です。

旧い「専制国家」の“世界覇権”の野望や、独裁的な“国家権力”をなきものにする役割を、今後、水瓶宮をトランシットしていく冥王星は果たしていくようになります。


【One Point】 その一方で個々人においては、深層の精神意識に“友愛精神”をもたらしていく役割を果たします。

たとえて申し上げますと、異次元もののアニメやゲームなどで、閉じ込められたダンジョンから脱出して、次元を上げていくような状況で、そのような新段階の時代に移っていくことになります。



【ご参考:ソーシャル・プラネットの動き】

ご参考です。

ソーシャル・プラネットというのは、木星から冥王星まで5つの星です。

今年は4月以降、順次、逆行に転じていきました。

それが、この10月9日の冥王星の順行にはじまり、同月下旬の土星、その1か月後の木星、さらに12月初旬の海王星、そして最後に来年2023年1月下旬の天王星と、ソーシャル・プラネットのすべてが順行に戻っていきます。

冥王星が4月に逆行に転じたことによって、新時代に向けて平和や“友愛精神”をうながす「深層の精神意識の変革」のデレクションが振り出しに向かい、それに反して旧時代の“支配/被支配”を復活させる「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが強まって混迷のピークを迎えていった今年2022年でした。

この間にいったい何が起きたのでしょうか。

国内外の情勢を見れば、誰もが分かるとおりです。

代表的には、ロシアのウクライナ侵攻の激化で、国内では安倍元首相銃撃事件とマスコミの一種異様な高揚でした。

新時代に向かう歴史の大河にストップがかかり、世情不安が生じていった2022年だったのです。



《 冥王星の留(ステーション) 》

実は、今年2022年の10月以前から、冥王星は留(ステーション)の状態に入り、順行へ転じる準備をしていました。

留(ステーション)というのは、順行から逆行へ、または逆行から順行へと転じる際に、星の動きが一時的に止まっているようにみえることです。

スイッチバックをしながら急こう配を登っていく登山列車のように、進行方向を変えるために、いったん停止するような状態です。

山羊宮28度での冥王星の留(ステーション)は、山羊宮ながらも水瓶宮の影響圏に位置するために、個々人の内奥を宝瓶宮時代へと向かわせる「深層の精神意識の変革」のディレクション(運勢変化、社会変化)をもたらしはじめる「宇宙波動エネルギー」(仮称)を象わします。

こののちは来年2023年3月に、海王星の魚宮25度通過と土星の魚宮入宮にタイミングを合わせるかのように、一過的に水瓶宮に入宮する冥王星(&カロン)です。

海王星の魚宮25度の通過は、次の牡羊宮の影響圏に入って新しい象意へ変化していくために、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくことを意味しています。


【One Point】 一方、土星の魚宮入宮は、それに歩調を合わせるかのように、それまで海王星がもたらしてきた世界覇権などの“妄想”に「グランディング」(現実着地)をもたらし、夢から醒めていくといった出来事を象わします。

結局、短日時ながらも水瓶宮に入宮する冥王星を含めて、新たな時代の息吹が強まり、歴史が動き出すエポック・メイキングな出来事が奈辺で起こることもあるでしょう。



《 ロシア、中国、北朝鮮の断末魔 》




冥王星が順行に戻っていくことによって、どのように世界が変わっていくのでしょうか。

「星のディレクション」(運勢変化)に対して、個々人は比較的自由に意志決定をすることができます。

無意識の深層に、「星のディレクション」を確かに受けていくのですが、気づく気づかないはもちろん、顕在意識でどのようにご判断をされて進んでいかれるかは、ご本人の自由な意思決定に委ねられているからです。

ただし、個々人が集まった社会や国家や世界といったように、パイが大きくなるほど「星のディレクション」は全体的に共鳴して影響をおよぼしますので、その動きに対しては無視はできにくくなるのがふつうです。

宝瓶宮時代の流れに反する「専制国家」(共産主義体制国家のなれの果て)のロシア、中国、北朝鮮は、今後、そのような国民(人民)の覚醒によって、どこまで日本に正しく伝わってくるかはともかく、断末魔の動きが生じていく時代になってまいります。


【One Point】 冥王星が順行に戻ることよって、「深層の精神意識」が友愛精神(和、絆、民度)へと確実に動きだします。

その流れに反する国家や国民は、時代の流れとともにある「天運」から離れていくため、体制を変えなければ生き残れず、最悪は滅亡していくことになりかねません。

それは日本も例外とはいえない側面があります。



《 近隣諸国それぞれの動き 》

では、近隣諸国は今後、どのような動きを見せていくのでしょうか。


【韓国、北朝鮮】

まずは、文在寅前大統領のもと、親北親中共でバリバリの反日反米だった韓国の昨今と今後です。

尹錫悦(ユン・ソンニョル)新大統領に変わり、「国家間の約束を守れる国にならないといけない」と明言し、日韓関係改善に着手しています。

さらには、アメリカとの信頼回復に成功しつつあり、北朝鮮の手前、前大統領下で中断していた「米韓合同軍事演習」を規模を拡大して、この10月にも行なっています。

焦ったのは北朝鮮で、演習海域にミサイルを着弾させるという抵抗を試みたり、前アメリカ大統領のトランプとの会談を望むなど、今にも米韓が攻めてくるのではないかと窮地に陥り、焦っている様子が伝わってきます。


【中国】

一方、中国も習近平氏が3選をしようが、指導層全体的に独裁支配の共産主義傾向が薄れていく時代になってまいります。

習主席自身の見果てぬ世界制覇や台湾併合の“大望”(妄想)も、海王星が順行に戻り、土星が魚宮に進むにしたがって、現実認識に目覚めて、もはや不可能なことを悟っていくようになるでしょう。

当初、「6月生まれ」というだけで、出生日時不明とされていた習近平の誕生日が、昨今では最初の6月1日や真ん中の6月15日とされることに、その信ぴょう性を問わざるをえません。

大雑把に「双子宮生まれ」(太陽)の習近平氏とした場合、上述のようにいえます。


【ロシア】

また、ロシアも10月に入って、親クレムリンの女性アナウンサーが、軍事指導者へのインタビューで、劣勢を認める発言を引き出してしまいました。

いわく「ロシア軍が戦っている相手はウクライナ軍ではなく、ロシアより優れたNATOの衛星情報で、ロシア軍の動きが筒抜けになっている」といった内容です。

苦境の現状が全国的に放送されたのです。

このような動きは、どこまで意図したものかは不明ですが、大きなうねりになっていかざるをえません。


【One Point】 「窮鼠猫を噛む」の例えどおり、行き詰ったプーチンには注意が必要です。

ですが、長引く侵攻に、冥王星の水瓶宮(影響圏)トランシットによる「深層の精神意識の変革」のデレクションとも相まって、ロシア国内の徴兵回避の動きや厭戦気分はますます高まっていくことになります。



《 冥王星/水瓶宮の意味 》

さて、冥王星(&カロン)は、どのような宇宙波動エネルギーをもたらすのでしょうか。

冥王星がかつて獅子宮をトランシットし、“世界覇権”をもたらした「第2次世界大戦」当時とは正反対になります。

今日、ロシアや中国が“世界覇権”の動きを復活させたのは、ホロスコープを1周した海王星によって、13年前の2009年から“支配/被支配”の「対立二元論」の歴史パラダイムを再びもたらす「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが始まったためです。

“狂い咲き”ともいえる最後のあだ花ゆえです。

冥王星が順行に転じたため、今後は水瓶宮(影響圏)の宇宙波動エネルギーとの共鳴関係が再び強まっていき、リバイバルのディレクションは“ストップ”がかかったように次第に勢いを失っていくようになります。

実際的にも、来年2023年3月に「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション自体が一段落していきますので、今後はますますそうなっていかざるをえません。

冥王星の水瓶宮トランシットは、個人的には深層の精神意識に「友愛精神」(和、絆、民度:平和)をもたらしていき、社会的には情報宣伝戦やサイバー戦など“負の戦争”をもたらす「星のディレクション」(運勢変化。時代変化)を象わします。

なので、“世界覇権”や“国家権力”とは対極に位置する国民(人民)お一人ひとりが、メインになっていく時代がパワーアップしていくようになります。


【One Point】 いずれにしましても、今年2022年は歴史に残る暗黒の1年になりました。

「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最後のピークを迎えると同時に、ソーシャル・プラネットのすべてが逆行に転じたためです。

ですが、“ラスボス”冥王星がこの10月に順行に転じたために、今後は漸次、“逆流の逆流”となる大変革期を迎えていくことになります。









天王星と土星の逆行90度
2022.10.04
[新旧共存] ― 獅子宮&蠍宮はTスクエアのとき ―



旧守の動きと新しい動きの中からの新生




今は逆行する土星と天王星の矩(スクエア=90度)が形成されています。

矩=90度は、必ずしも“凶座相”と解釈されるわけではありません。

土星と天王星は共通する“現実”の象意と、同時に正反対の“新旧”にかかわる象意を持ちます。

両星の矩(90度)は、当該象意による出来事が、同時並行的に個人の内面にも対外的な言動や周囲や社会にも生じやすくなります。

一例を挙げますと、国葬儀に関する新旧の動きもそうですし、ロシアのウクライナ4州併合の新旧に関する動きにかかわっています。




≪新旧交錯や転換の出来事≫

皆さまの回りにおいて似た動きはありませんでしょうか。

「土星と天王星の逆行矩=90度」にかかわってもたらされる“新旧”の交錯や転換の出来事です。

土星と天王星だけでなく、すべての星や占星点(アストロロジカル・ポイント)によって、世の動きは象わされますので当然、土星と天王星の逆行矩=90度はワンノブゼンにすぎません。

また、お一人ひとりホロスコープ(出生天球図)は異なりますので、星の影響度はさまざまです。

なかには、一目して「土星と天王星の逆行矩=90度」だと分かる新旧交錯や転換の出来事もあれば、何の因果もないものまであって、十把一絡げとならないのは当然です。

ですが、現在の星の動きの特徴となっているのが「土星と天王星の逆行矩=90度」なので、類する動きがふだんよりも起こりやすくなっていることにご注目いただければと存じます。


【One Point】 天王星は2019年から「牡牛宮」をトランシット(運行)しはじめました。

土星は、それまで“新旧共存”の位置関係にあった「山羊宮」から、2020年3月に「水瓶宮」に入宮し、以後、土星と天王星の矩=90度が随時、形成されていく2022年の本年までになっています。




≪日常生活と現体制の変化≫

牡牛宮は、実際的な“日常生活”を象わし、また日本の“現体制”を象徴します。

その牡牛宮を、“現実変化”を象わす天王星がトランシットし、もたらされていくのが前者は「日常生活の変化」のディレクションです。

日本では、2020年1月からですが、すでに2019年から始まっていた「新型コロナ」による日常変化の出来事です。

一方、後者は、予期しない“突発的な変化”が日本の“現体制”にもたらされることになります。

それが、代表的には7月8日の「安倍元首相銃撃事件」です。

この事件は、陰暴論を超える深い意味が、事件の瞬間の「ホラリー・ホロスコープ」(事件事故天球図)からリーディングできます。

あまりにも完璧な星の配置だったので、多くのかたが悲しみと憤りを感じるなか、その真意を知って筆も心も止めて書くことを躊躇せざるをえませんでした。

ここに来て、国葬儀がようやく終わりましたので、その意外な真相を次の単発メール講座「水星編-蠍宮」(新時代 Vol9)でお伝えいたします。

この出来事は、水瓶宮の「土星」を軸に、牡牛宮で逆行する「天王星&ドラゴンヘッド」と蠍宮の「ドラゴンテール」とを交えたT矩(Tスクエア=90/90/180度)が始まったときに起きています。


【One Point】 T矩=90/90/180度には“凶座相”を超える深い意味があります。

立場の相違が際立つのと同時に新たなスタートが二重にもたらされることがあるためです。

通常の解釈で気づくことは難しく、表層的に“凶座相”と解釈するとまったく真相が見えなくなります。




≪国葬儀とウクライナ4州併合≫



「土星と天王星の逆行矩=90度」にお話を戻して、ご説明をいたします。

土星も天王星も相応に“現実”を象わします。

なので、現実的に新旧が「対立」したり、「併存」したり、「共立」していくことで、結果的に“新たな現実がスタート”していくことが、オモテに出てこない深層を含めて起こります。

そのような「土星と天王星の逆行矩=90度」のディレクションです。

具体的な事例は、ニュースや身近な出来事からご確認いただければと存じますが、安倍元首相の国葬儀をみても、論調や風向きが新たな方向へと変わってくることが起こりえます。

国際的には、ロシアのウクライナ4州併合の“新”の動きと、それを戻そうとする“旧”の動きによって、どこまで表層化するかはともかく深層も含めて新たなスタートへと向かって行くことになります。

そのような現実へのスタートとなる転換点が「土星と天王星の逆行矩=90度」のディレクションです。


【One Point】 双魚宮時代の「対立二元論」によって“新旧対立”の出来事ととらえることがあるでしょう。

ですが、宝瓶宮時代の「共鳴関係論」によって、事実や真相をとらえていくと“新旧共鳴”によって新たなスタートがもたらされていくことが見えてきます。

過去に留まらない未来志向のリーディングができるようになっていきます。




≪時代の本流は「天運」を伴なう≫

人それぞれにご自由な解釈があっていいのです。

いずれであっても、「土星と天王星の逆行矩=90度」にかかわって「星のディレクション」(運勢変化)を受けている獅子宮や蠍宮また水瓶宮に象意をもつ一部の方は、ここでご紹介したことにかかわる出来事を体験される人生の転換期にあります。

生まれもつネイタル・ホロスコープ(出生天球図)によっても詳細は異なり、「星のディレクション」(運勢変化)を受けていくのは太陽サイン(宮)とはかぎりませんので、ほかの方でも該当することがあります。

さらには、宝瓶宮時代へ向かう歴史の大河の一方で、双魚宮時代への逆流が最後のピークを迎えている混迷期の今年2022年となっています。

“逆流”は、過去に慣れ親しんだり体験してきた動きと重なりますので、察知やご理解しやすいのですが、本流の歴史の大河の流れは、未体験のこれからの動きなので、ご理解しにくく見えにくい出来事として現出することになります。

そういう傾向を持つという意味ですが、両方の流れが錯綜し、混濁したご認識や社会情勢がもたらされる昨今になっています。

とはいえ「天運」を伴なう時代の方向性はハッキリしていますので、ご留意ください。


【One Point】 「土星と天王星の逆行矩=90度」を迎えた今日、新しい時代の実質的なスタートはすぐそこに迫ってきています。

前人未到の新時代が、黎明の中に足音を忍ばせて、ボンヤリと姿を現わしつつあるときになっています。



【国葬儀を巡る2つのエピソード】

とあるワイドショーの番組内で、菅元首相の感動的な弔辞を、国葬儀を取り仕切った電通による演出だと、自信満々に言い放った反権力的なコメンティターがいました。

事実無根の発言に、各所からツッコミが入ったことをご存じの方も多いでしょう。

また、麻生元首相は、福岡市での国会議員パーティーで、安倍元首相に献花をたむけようと日が暮れても自主的に並ぶ一般人に、しぜんと頭が下がりお辞儀をされたそうです。

そのうえで、「若い人たちのなかに、多くの日本人が育ちつつある。若い人のなかに希望を確信して、日本の政治に取り組んで参りたい」とのあいさつを述べたという報道を目にしました。









- CafeNote -