最強の水星トランシット
2022.08.06
[水星編-天秤宮]― 単発メール講座のご案内 ―



天秤宮から読み解く「共鳴関係論」と「友愛精神」




天秤宮をトランシットする今年の水星のメッセージは最強でしょう。

ホロスコープにおける天秤宮のスタンスと象意からそういえるからです。

「宝瓶宮時代を生きる」(新時代 水星編)にかかわる天秤宮がもつ意味内容からも、またホロスコープを上下半球に二分する先回の乙女宮との位置関係からもそういえます。

時代の逆流をもたらしている「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、今年、混迷のピークを迎えていることからも同様です。

来年2023年のエポック・メイキングにむけて、未来に備えた重要度が増しています。




≪“負の戦争”の活発化≫

時代は急ぎ足で動いています。

深層が見える人、見えない人、実際を感じる人、感じない人、いろいろいるでしょう。

人それぞれなので、ご自身の分野で何らかのメッセージを投げかけることも必要です。

マスコミやネットの一部は、旧態依然の双魚宮時代の社会通念から、容易には抜け出れないようです。

それなりの意味はあるのですが、“負の戦争”に振り回され過ぎると、昨今の真相はもちろん、新しい時代の方向性や動きが見えなくなります。

逆にいえば、反面教師として役立ちますので、裏もしくは裏のウラ読みをすれば、案外と実状が浮かび上がってみえたりします。


【One Point】 歴史の大河の流れには大なり小なりの逆流が生じます。

現在2022年は最大の逆流が生じています。

お気づきのかたも多いと存じます。

ご理解しにくいかもしれませんが、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが、最期の悪あがきとなるピークをもたらしていることが一因しています。




≪乙女宮と天秤宮はワンセット≫

そういったとき、水星は8月26日から天秤宮に入宮します。

Null(ヌル)のホロスコープからみたとき、新時代Vol.7「水星編-乙女宮」でお届けいたしましたように、乙女宮と天秤宮はワンセットともいえる対照的な内容をもちます。



ご参考に先のコンテンツを掲載しておきます。

1、はじめに…「最小個体数」と共鳴する乙女宮
2、乙女宮の本来スタンスと転換サイン(宮)
  【6数=最小個体数をひもとく】
  【主体的な個人から完璧なスキルへ】
  【個体と全体また内面性と対外面】
3、乙女宮(第6ハウス:室、水星)の完璧性と潔癖性
  【宝瓶宮時代の個人が否応なく目指す】
  【唯一のスペシャリストと多様性の時代】
  【ご受講者さんの乙女宮の示唆の一例】
(4、以下は、定例の内容なので掲載を省略いたします)


【One Point】 乙女宮と天秤宮の対照的な関係性は、「個体と全体また内面性と対外面」でご紹介しています。

乙女宮が示唆する個人的な完璧なスキルを、対外的に発揮しはじめていくプロセスが天秤宮になっているためです。




≪逆流が交錯する末期≫

今年の水星にとって、天秤宮は、水瓶宮と双子宮に次いで逆行するサイン(宮)です。

それだけ、重要性を伴なっています。

ただ星は、実際には逆行せず、地球から見たときに相対的にそう見えるだけなので、逆行そのものに深い意味象意はなく、どの位置やタイミングなのかが重要です。

今年2022年の水星の動きは、とくにそうなります。

宝瓶宮時代を進んでいく歴史の大河の流れと、双魚宮時代の逆流が交錯する末期にあるからです。

意味を伴なった水星の水瓶宮の入宮にはじまった今年2022年は、水瓶宮と双子宮と天秤宮に逆行の期間を含めて、各2か月ずつ合計半年間ほど留まります。

そのため、ほかの8つのサイン(宮)は各20日間ほどずつで急ぎ足で通り抜けていきます。

そういったことも一つありまして、今年天秤宮をトランシットする水星は重要な意味をもつことになります。


【One Point】 ご参考に、「来年2023年を乗り切る」をはじめ、「2023年のライン・ホロスコープ」、また「来年の運勢リーディング」などをご興味がありましたらご高覧ください。

「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくこともあって、歴史的なエポックメイキングのはじまりに触れています。




≪天秤宮以降は社会現実≫

今年1月に「水星編-水瓶宮」からはじまった、フレキシブルにご受講できる単発メール講座「新時代」(旧星講座)は今年2022年限定です。

トランシットの水星の動きに応じて、各サイン(宮)にかかわる状況と宝瓶宮時代を生きるメッセージを、宇宙の根幹法則「基本三数」を交えつつお届けしています。

「基本三数」そのものではありませんが、リーディングのご理解に役立つでしょう。

水瓶宮から双子宮までは「基礎編」で、蟹宮からは「実際編」に移りました。

天秤宮からは実践編ともいえる「現実編」になっていきます。

水星なので知識的で実利志向ではあっても、意識化や知識化されて、ご認識を深め体感や体得また実践されていくのはご本人次第だといえます。


【One Point】 Null(ヌル)のホロスコープでは、天秤宮から上半球のサイン(宮)に移ります。

その後、山羊宮で頂点へと進み、社会現実化をもたらしていきます。

そこでは個々人が生まれもつホロスコープ(出生天球図)に応じた課題やテーマとなっていきます。




≪変わりゆく世界を先駆ける≫

今後は徐々にながら、社会通念が大きく異なっていくのは間違いありません。

かつての双魚宮時代はもちろん、双魚宮時代のリバイバルがもたらされる来年2023年3月頃までと、新しい宝瓶宮時代とでは「歴史パラダイム」が異なるために当然です。

分かりやすくいえば、一部とはいえ常識となるものが大きく異なりはじめます。

そのような動きは宝瓶宮時代の影響圏がはじまって以降、すでに歴史的に動いており、人知れず起きた1989年の「宝瓶宮時代のビッグバン」以降は、宇宙波動エネルギーからみてもとくに加速しています。

ただし、過去の歴史パラダイム「対立二元論」が、2009年以降はぶり返してきて、不穏な世情をもたらしていますので、複雑な思いを抱かれておられるかたも多いでしょう。

が、しかし、その想いが重要なエネルギー(原動力)になっていきます。

宇宙波動エネルギーは、すでに宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」を深層の精神意識(霊性、深層心理)にもたらしています。

「深層の精神意識の変革」のデレクションは、昨年2021年12月に山羊宮25度を越えて、冥王星が正式に水瓶宮の影響圏をトランシットしはじめることによって、実質的にはじまっているからです。


【One Point】 十把一絡げに「右向け右!」の時代ではなく、「まだ見ぬ理想」を想い描く時代でもありません。

宝瓶宮時代に向けて必要なのは、天秤宮のスタンスや象意に通じる「共鳴関係論」と「友愛精神」(和、絆、民度)の深層の精神意識になってまいります。









2022.08.06 12:18 | 固定リンク | | コメント (0)
構成要素のすべてが重要
2022.08.04
[基本の基#02] ― 星と12サイン(宮)だけでなく ―



12ハウス(室)や12アスペクトも含めたご理解




「奥義講座のための基本の基(き)」の第2回めです。

「あなたは〇〇座生まれね」と言うときは、「12サイン(宮)」と「太陽」をみたものです。

それだけで、ホロスコープ・リーディングは完璧でしょうか。

もちろん違いますよね。

「12ハウス(室)」はもちろん「アスペクト(座相)」を含めて、「太陽」以外の「プラネット(星)」も交えてリーディングをするためです。




≪フル・コンポーネントの本意≫

さて、「奥義講座のための基本の基(き)」の#01「誤解されるホロスコープ」で次のように述べました。

「ホロスコープ・マスター奥義講座」では、「基本三数」による4大占星要素のご説明とともに、以上の内実をしっかりとお伝えしてまいります。

以上の内実というのは、すべての占星要素の象意を、「奥義講座」においては、お伝えしてまいりますよということです。

重要なことは、そんな12サイン(宮)に偏重したホロスコープを「無意識」に使い続けていくと、知らないうちにズレた解釈になっていきます。

12ハウス(室)が意識にのぼらなくなったり、アスペクトが部分的になるなど、サイン(宮)や星に偏ったホロスコープ解釈になってまいります。

この意味は、「ホロスコープ作成ソフト」で出力されたホロスコープ自体が、片寄ってプログラミングされ出力設定になっているので、サイン(宮)に偏重した解釈になってしまうということです。

正しい理論がないので気づいておらず、「ホロスコープって、そういうものです」と思い込んでいます。

詳細は、基本の基#01をご参照ください。


【One Point】 重要なポイントです。

4種類の占星要素のすべてを用い、ご理解してリーディングしなければなりません。

「奥義講座」では、宇宙の根幹法則「基本三数」からフルスペックでの象意をお伝えしています。




≪4種類のコンポーネント≫

さて、たびたび出てくる「基本三数」とはなんでしょうか。

つまるところ「色の三原色」のように、宇宙この世界の最小単位の三要素の総称です。

パソコン・プリンターなどで、フルカラー印刷をしようとするとき、色の三原色に黒を加えた「3色+1色」の4つのインクを使わないと正しく再現することができません。




ホロスコープ・リーディングも同様です。
ホロスコープ・リーディングも同様です。

4種類の占星要素を、欠けることなく用いないと正しいリーディングにならないのです。

1、12サイン(宮)

2、12ハウス(室)

3、12アスペクト(位相、座相)

4、12プラネット(星)


【One Point】 4種類です。

これらの占星要素が、「奥義講座」ではすべて「12」になっているのは、宇宙森羅の最小象徴数だからです。

サイン(宮)とハウス(室)だけでなく、アスペクトとプラネットも12数である必要性があります。




≪現代占星術での体験談≫

お話は変わりますが、ホロスコープに興味を持って西洋占星術(現代占星術)を学んだことがあります。

学んでいくほどに困りました。

12サイン(宮)は、詳しくご紹介されているものの、12ハウス(室)を丁寧に解釈したものが見つかりませんでした。

アスペクトも同様で、詳しく書かれているものがなかったのです。

そのうち、吉座相や凶座相といった“吉凶解釈”は誤まっていることに気づきました。

気づいたのはいいのですが、その「解釈グセ」を直すのに“タテの頭をヨコ”にするような苦闘をしたことを覚えています。


【One Point】 とある先輩占術師が、「占星術はもう一度、一から再構築され直さなければならない」と言っていたとおりでした。

それを「基本三数」の発見によって、ホロスコープ理論から再構築し、「奥義講座」でお伝えしています。




≪ホロスコープ・マスター≫



4種類の占星要素をすべて用い、個別に12個全部を象意解釈できることが、基本を言えば必要になっているという結論です。

12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト、12プラネットの4種類です。

すべて、簡潔に基本象意を学べる「奥義講座」です。

それだけではなく、ホロスコープ自体も「基本三数」による象意構造を持っています。

それらをホロスコープに応じて自在に組み合わせられる応用展開した解釈ができなければ、どんなホロスコープに対してもリーディングできるということにはなりません。

「基本三数」とその展開の「数理法則」を知れば、簡単にご理解できるようになれます。


【One Point】 印刷においてもCMYKのうち2色しか使わなければ、フルカラーでの再現はできないのと同じです。

「基本三数」はCMYKで、「数理法則」は12色の色相環に例えられます。




≪歴史的な価値ある快挙≫

そうなると、膨大な象意を丸暗記する必要がありません。

「基本三数」と「数理法則」による基本の象意や本当の象意から、ご自身で応用展開して、唯一の解釈が見出せるようになるからです。

それを誰かに正しくお伝えしようとするとき、別途、表現力が必要になります。

その際に、過去の象意解釈の中から単語や語彙をご参考にチョイスされるのは有意義です。

いずれにしましても、ホロスコープが発祥して以来、約2,000年ぶりの歴史的快挙です。

時短モードでの修得が可能ですし、この価値をご理解される方はぜひともご受講ください。


【One Point】 ちなみに「奥義講座」の基本の象意に照らし合わせると、過去の象意解釈のどれが正しいのか見抜くことができ、その表現をご参考にされるなど活用することができるようになります。










来年の運勢リーディング
2022.08.03
[2023年ver] ― 時代の変わり目にどう対処 ―



過去は過去、未来は未来、自分は自分だけど…




来年2023年は「星のディレクション」が大きく動きます。

これまでとは時代の潮目が変わってまいります。

ふつうと思っていたことが実は“時代の逆流”だったことに気づいたり、新たに目覚めていくことが起こるのです。

新しい時代の本流へ流れが変わっていく時代変化の年になっていきす。

では、個人的にはどうなるのでしょうか。




≪運勢変化を象わす「星のディレクション」≫

すでに時代の移り変わりを注視されておられるかたもいらっしゃるでしょう。

先の記事「来年2023年を乗り切る」や「2023年のライン・ホロスコープ」でも触れたとおりです。

主だった星たちが“号令一下”、来年2023年3月に過去の「星のディレクション」を変えていくからです。

このような歴史のターニング・ポイントの星の動きにはいつも驚かされます。

「星のディレクション」というのは、簡単にいえば「運勢変化」のことです。

時代変化や社会変化また状況変化といってもかまいません。


【One Point】 星の動きによって、宇宙波動エネルギーによる“運勢変化”をリーディングしたものが「星のディレクション」です。

徐々にながらですが、今までの社会通念が通用しなくなっていきはじめる、最初の1年になっていきます。




≪時期も内容も千差万別≫

「星のディレクション」が示唆する時代変化は、5つのソーシャル・プラネット(冥王星、海王星、天王星、土星、木星)からリーディングできます。

親指ゲームではありませんが、これらの大半が「いっせーのーせ!」で、時代変化を象わすのです。




個々人においても意識変革が必要となっていきます。


新しい時代の変化の方向やそれに準じる方向に意識を変えていく、もしくはその準備をして知識を得ておくなど、ご認識を深めておかれることが必要です。

個々人に対する「星のディレクション」(運勢変化)は、生まれた瞬間のホロスコープ(出生天球図)に応じて、時期も内容も強さも千差万別に異なります。

原則的には、「二大ディレクション・ポイント」の出生時の「太陽」と「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)がメインです。

では、来年2023年は、個々人にとってどんな運勢の1年になるのでしょうか。


【One Point】 「あなたは〇〇生まれね」というときの太陽サイン(宮)だけで運勢は決まりません。

代表的には、たしかに12サイン(宮)でいえば「太陽サイン(宮)」が強く、12ハウス(室)でいえば「ASC=上昇点」です。

ですが実際は、人によって相応に異なってまいります。




≪変化のアウトラインの再掲≫

来年2023年の「星のディレクション」の動きを再掲しておきます。

1、トランシット(運行)の冥王星は、昨年2021年12月末に、すでに山羊宮25度を越えて正式に水瓶宮の影響圏に入っており、来年2023年は一時的ながらついに水瓶宮に入宮します。

「深層の精神意識の変革」のデレクションの本格化です。

2、トランシットの海王星は、魚宮25度を越えて、来年2023年は正式に牡羊宮の影響圏に入ります。

14年前からの「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落し、「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションがスタートしていきます。

3、トランシットの土星は魚宮に入宮します。

われ知らず夢見ていた「幻想」から現実へ、社会認識の転換をうながしはじめます。


【One Point】 満を持したかのように、来年2023年3月に一斉に宇宙波動エネルギーが変わっていきます。

宇宙波動エネルギーが変われば、先覚者の気づきによって意識が変わりはじめ、次第に一般人にも波及していきます。

そして、いずれ社会全体が動いていくのです。




≪来年の運勢変化のタイプ≫

社会はそうだとして、お一人ひとりの運勢はどうなのでしょうか。

来年2023年は、どんな「星のディレクション」(運勢変化)を受けていくのでしょうか。



【冥王星のディレクションを受けるタイプ】

メイン:牡牛宮、蠍宮、水瓶宮に象意を持つタイプ。
ほかに「冥王星」がディレクション・ポイントや運勢サイン(宮)にかかわるタイプ。

サブ:双子宮、獅子宮、天秤宮に象意を持つタイプ。
ほかにこれらのサイン(宮)が共鳴するハウス(室)が活性化しているタイプ。


【海王星のディレクションを受けるタイプ】

メインは、牡羊宮、蟹宮、天秤宮、山羊宮に象意を持つタイプで、サブは、獅子宮、射手宮に象意を持つタイプです。


【天王星のディレクションを受けているタイプ】

牡牛宮、獅子宮、蠍宮、水瓶宮に象意を持つタイプが、ここのところ該当しますが、現代日本人は全員がなんらかのカタチでかかわっています。


【土星のディレクションを受けるタイプ】

主に射手宮、双子宮、乙女宮に象意を持つタイプで、ご参考に挙げれば、蟹宮と蠍宮に象意を持つタイプも含まれます。


【One Point】 木星は省略させていただきました。

上述のサイン(宮)は、最初や最後のほうに象意ポイントを持つ場合も含まれます。

また、出生時の「太陽」や「ASC=上昇点」のあるサイン(宮)のほかに、月や共鳴星のあるサイン(宮)やハウス(室)もそれなりに含まれます。




≪運勢リーディングのメリット≫

ホロスコープにとらわれず、次のようなかたもご注目ください。

すでに運勢変化の予兆が現われているかた、何か起こりそうな気がするかた、また何らかのイベントを予定されていて気になるかた。

ホロスコープ・リーディングは共鳴関係があって奥深いので、良し悪しにかかわらず、パッと見ではご自分がどんなサイン(宮)に象意を持つタイプか把握しにくいこともあります。

いずれにしても「星のディレクション」(運勢変化)による運勢変化の傾向を前もってご理解しておくと、心を取り乱して混乱したり、慌てることなく正しい判断をしやすくなります。


さて、リーディングは受付順にホロスコープの作成と文章化ののち10月頃から、ぼちぼちと順次お送りいたします。

2023年のライン・ホロスコープ」にも書きましたように、個々人によって運勢差が大きいパーソナル・プラネットのディレクションを、ご自分でも読めるように「ライン・ホロスコープの見方」を添付しています。


【One Point】 行間を設定したHTMLメールで、何度でも読み返せます。

添付してお渡しする「2023年のライン・ホロスコープ」は、拡大しても細部までキレイなベクター形式のPDFです。

ご自身でもご確認とご利用ができます。



※→「鑑定&お問い合わせ」: 解説付き15,000円(税込)









2023年のライン・ホロスコープ
2022.08.01
[運勢変化を読む] ― 来年の運勢リーディング ―



多様性に向けた新しい社会への転換期の訪れ




「2023年のラインホロスコープ」のご紹介です。

1年間の星の動きが一目でわかるので重宝します。

「来年の運勢リーディング」をご依頼されたかたに、運勢リーディングはもちろんご自身でも簡単な運勢リーディングができるように毎年お届けしているものです。

来年2023年は、どのような1年になるのでしょうか。




≪2023年のライン・ホロスコープ≫

下図は、「2023年のライン・ホロスコープ」の参考画像です。




星の動きをラインで表わしたオリジナルのライン・ホロスコープです。

「星のディレクション」(運勢変化)をリーディングする際に一目で分かり便利なので、毎年オリジナルで制作し、重要なディレクションの時期などを把握したり、運勢ディレクションのリーディングに用いています。

実物はA4サイズ(210×297mm)で、拡大しても細部まできれいなベクター形式のPDFです。

データサイズは、「太陽」と「ASC(Ascendant アセンダント=上昇点)」の2大ディレクション・ポイントと、その許容度数(オーブ)のディレクション・ゾーンを追記して280KBほどです。


【One Point】 「来年の運勢ディレクション」のリーディングをご依頼されたかたはご存じのとおりです。

個人差が大きいパーソナル・プラネットのディレクション・リーディングの見方を略記した「ライン・ホロスコープの見方」とともにお送りしています。




≪2023年の主な星の動き Part1≫

木星以遠のソーシャル・プラネット、つまり運勢的に影響力の大きな冥王星~木星まで5つの星の来年の動きをかいつまんでご説明いたします。

社会的な歴史変化の「星のディレクション」(運勢変化)をもたらし、個人に対しても運勢的な影響力の大きい星たちです。




まずは、冥王星、海王星、天王星の土星外惑星(トランス・サタニアン)からです。

冥王星…2023年1月1日の山羊宮27度にはじまり、水瓶宮0度まで、その後の逆行を含めてトランシット(運行)します。

海王星…魚宮22度にはじまり、次の牡羊宮の影響圏となる25度を越えて魚宮27度まで、同じくその後の逆行を交えてトランシットします。

天王星…来年1月に牡牛宮13度で順行に戻ると、そのまま牡牛宮23度までトランシットし、その後、逆行に転じます。


【One Point】 上述の土星外惑星(トランス・サタニアン)は、宝瓶宮時代の影響圏に入って発見された星たちです。

そのため、古典占星術では用いられておらず、そのぶん現代占星術でも象意研究の歴史が浅い星たちです。




≪2023年の主な星の動き Part2≫

次は、ポピュラーなソーシャル・プラネットの土星と木星です。

目がよく空気がキレイであれば、土星はギリギリ目視が可能なため、古代ギリシャのアストロロジーの当時から用いられていた星たちです。

アストロロジーが占いに転化した16世紀以降の古典占星術では、吉凶の代表とされるような木星と土星で、個人にとっては社会的な運勢をもたらす星たちです。

ただし、吉凶解釈はもはや誤りなのでご注意が必要です。

土星…来年2023年1月1日の水瓶宮22度にはじまり、魚宮7度までトランシット(運行)して、逆行に転じます。

木星…1月1日の牡羊宮1度にはじまり、5月17日に次の牡牛宮に入宮します。その後、牡牛宮15度までトランシットして逆行に転じます。


【One Point】 木星は、今年のお正月直前、2021年12月29日に魚宮に入宮しました。

その後、5月11日に早々と牡羊宮に入宮しました。

さらに牡羊宮8度まで進んで逆行に転じ、10月28日に魚宮に戻ったのち、12月21日に牡羊宮に再入宮します。




≪新しい時代のスタートの1年≫

上述のソーシャル・プラネットの動きから、来年2023年はどのような1年になることが分かるのでしょうか。

ズバリ申し上げますと「新しい時代の実質的なスタート」の1年になっていきます。

先の記事「来年2023年を乗り切る」でご紹介いたしましたように、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくためです。

ほかにも、今年2022年の魚宮トランシットと来年2023年の牡羊宮を急ぎ足でトランシットしていく木星の動きは、古い時代の終わりと新しい時代への移行を象徴しているといえます。

代わって土星が魚宮に入宮していくこともそうです。

天王星は2019年以来、「日常生活の変化」のディレクションをもたらし続けていますが、来年は終盤(20~29度)に入っていきます。

2009年以来「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションをもたらしてきた海王星は、魚宮25度を越えて正式に牡羊宮の影響圏に入り、「新しい霊性意識の覚醒(目覚め)」のディレクションをもたらしはじめます。

冥王星もついに一時的ながら水瓶宮に入宮していくことから、大きな節目の1年になってまいります。

【One Point】 歴史的なエポックメイキングの1年です。

人知れず起きた1989年の宇宙波動エネルギーの変化「宝瓶宮時代のビッグバン」は、その20年後にはじまった「双魚宮時代のリバイバル」という逆流ディレクションによって、社会に混迷がもたらされはじめました。

それも来年2023年3月を境に一段落していきます。




≪逆流ディレクションの終わり≫

すでに来年に向けて、時代は動きはじめています。

現在は、潮目の境にあたり、流れが止まっているようさえ思えるときです。

一時的に双魚宮時代を復活させた「双魚宮時代のリバイバル」のディレクション(運勢変化)が、かつての「対立二元論」の時代に戻らないようにする役目を終えつつあるのです。

今後は、深層の精神意識(霊性、深層心理)へのご認識を深めていき、宝瓶宮時代に向かう流れへと、劇的に転換していきます。

源平合戦のクライマックス「壇ノ浦の戦い」でいえば、まさに鎌倉方に有利に潮流が変わろうとする瞬間です。

のみならず、土星が3月に魚宮をトランシットしはじめることによって、まだ見ぬ夢や幻想をもたらしてきた“宗教”や“専制国家”また“アイドル”など古い双魚宮時代の象徴が、徐々にながら変わりはじめていきます。

後日、振り返ってみたとき、時代の転換期だったと思い起こすでしょう。


【One Point】 新しい宝瓶宮時代の歴史パラダイム「共鳴関係論」をどこまで実感していけるかは皆さま次第です。

ご認識は、個々に異なってくるのがふつうです。

いずれにしましても、「2023年のライン・ホロスコープ」や星の動きからは、これまで遭遇したことのない社会変化への動きが徐々にはじまっていくことがリーディングできます。









大勲位安倍晋三元首相
2022.07.30
[大勲位従一位] ― 自由世界で評価される大宰相 ―



安倍氏がいなければ世界は大混乱に陥っていた




日本と世界を救った偉大な人物でした。

安倍元首相は「美しい国日本」を守ろうとしたのです。

首相在任時、自由民主主義諸国を平和維持に向けて結束させることに成功しました。

現代の救世主と言っても過言ではありません。


※画像は合成しています。


≪面目躍如「外交の安倍」≫

明治天皇によって1888年に創設制定された最高位の「大勲位菊花章頸飾」(だいくんい きっかしょう けいしょく)を従一位とともに安倍晋三氏が叙せられたのは当然でした。

彼は日本と自由民主主義世界を守ったからです。

老子風に言えば次のようにいえます。

戦争を起こして勝利するのが英雄たる政治家ではない。

戦争が起こらないようにし、国民は何も知らず日常をただ平和に暮らせるようにするのが、真の政治家である。

在任中、世界各国の要人に接触し、「外交の安倍」といわれたその人がまさにそうでした。


【One Point】 先の参院選2022の最中、律令国家日本(統一大和)が発祥した奈良において、7月8日凶弾に倒れたのはご存じのとおりです。

しかし、事件のホラリー・ホロスコープをリーディングしてみると、あまりにも完璧すぎる人智を越えた星の配置がありました。




≪美しい国と希望の同盟≫

「美しい国日本を守る」、それが彼の政治信念だったのです。

現代は日本だけで守ることはできません。

誰もが平等にどの国も対等に存立する宝瓶宮時代は、友愛精神(和、絆、民度)によって国際法のもとにある時代だからです。

そのため彼は、世界に働きかけました。

日本と同じように「国体」を水瓶宮とする自由民主主義体制の雄「アメリカ」は、世界的なプレゼンスと日米同盟とともに、その一等国に挙げられます。


【One Point】 好き嫌いはともかく、リアルな現実政治をみればアメリカを抜きに日本は守れません。

話しても分からない思想を持った国や感情優先の国家はありますが、自由民主主義のアメリカはまだ話せば分かる「希望の同盟」の国家だからです。




≪希望の宝瓶宮時代に向けて≫

安倍首相が再登壇して5年後、トランプが当選すると、まだ就任前にもかかわらず、彼は会いに行きました。

その後の歴史の流れを決めた瞬間でした。

現在の開かれた自由と安全な「インド太平洋構想」、また戦略的同盟関係「クワッド」(日米豪印戦略対話)にも連なる「セキュリティー・ダイアモンド構想」を打ち明けたと思われます。

世界を巻き込んだ、安全と平和維持のミラクル構想が実現に向かいました。

まさに、希望の宝瓶宮時代を迎えスタートしていくために、天(宇宙)が配し、それ以上に応えた人物だといえます。




【One Point】 日米台でも、日米台比でも、日米台印でもなく、情勢と時流を完全に読んだ日米豪印でした。

裏庭に当たる南太平洋・ポリネシア諸国の雄「オーストラリア」を巻き込んだところに、西欧も視野に入れた安倍氏の慧眼(けいがん)がみられます。




≪国家の安全と存続責務≫

与野党を問わず、よっぽどの外交音痴の政治家でないかぎり、安倍元首相の卓越した業績は認めざるをえません。

内政もなにもかも、まずは日本の安全と存続が担保されなければ、はじまらないからです。

天皇に代わり、政権を担う一国の宰相として、ほかに誰も果たすことができない国家の安全と存続というその責務を、未来を視野に入れつつ果たした彼が、凶弾に倒れたわずか3日後の7月11日に最高位の大勲位菊花章頸飾や従一位に叙せられたのは当然でした。

国葬をもって報いるのも、また日本国民としておかしなことではありません。

野党議員は反与党の立場上、政権担当能力や経験が充分にあるわけではありませんので、その突出したリーダーだった安倍氏を批判しないと、レゾンデートル(存在意義、意味)がなくなり、例によってアベガーのかたがたの票を集めて当選できませんので、分かっていてもオモテ向き、やむをえず反安倍、反自民の言動をとらざるをえないのです。


【One Point】 左巻きで平和の真相を伝えない反権力を掲げたマスコミに踊らされたアベガーのかたがたも多いようです。

日本がなくなれば元も子もないことが分かっていれば、周辺国の脅威が迫るなか、平和を維持した偉大な人物だったことは誰でもわかるはずです。




≪精神意識エネルギーは活きている≫

上述のような日本の救世主にも似た彼が、なぜ突如として凶弾に倒れなければならなかったのか。

狭義の社会現実に関する世間的な理由は、世の識者などにお任せしたいと存じます。

宇宙の根本法則「基本三数」を根本理論とする宝瓶宮占星学としては、事件の瞬間のホラリー・ホロスコープによって、ことの真相をリーディングしてみたのです。

そのリーディング・ノウハウや事件の概要は、「水星編-獅子宮」(新時代 Vol.6)でお伝えしたとおりです。

実際の宇宙この世界は、クオリアルに成り立っていますので、狭義の社会現実(物的世界)だけでなく、宇宙波動エネルギー(共鳴波動世界)なども含めた、“広義の現実世界”(真の実際:クオリアル)を視野にリーディングしなければ、ことの真相はみえてきません。

本来のホロスコープはそうになっていますが、実際的なリーディング結果は意外なものでした。

今はまだ、ご理解されないことがありますので当面、非公開にさせていただきますが、あえて一般的にご理解できる範囲で申し上げますと、宇宙波動エネルギーと共鳴する彼の精神意識エネルギーは活きて、「美しい国日本」を人々とともに守り続けています。


【One Point】 世界各国のトップクラスは安倍元首相を高く評価しています。

ですがマスコミをはじめ、今も批判がうずまくごく一部の状況があります。

そんな狭義の社会現実ではなく、広義の現実世界に活きてご活躍の場を広げ、世界に影響を与えているといえます。









誤解されるホロスコープ
2022.07.28
[奥義講座 基本の基 #01] ― 正しいMC=南中点の位置 ―



宇宙の事実に即した実際の現実的なホロスコープ




奥義講座のための基本の基(き)です。

初回は、すべての基本となるホロスコープの作成についてです。

お使いの「ホロスコープ作成ソフト」の設定は、デフォルトで正しいのでしょうか?

もし間違っていれば、そのあとの解釈や占断のすべてが意味のないものになってしまいます。

ここでは、基本に立ち返ってご説明をしてまいりたいと存じます。

「ホロスコープ・マスター奥義講座」の前提です。




≪正解のホロスコープはどれ?≫

次の3つのホロスコープをご高覧ください。

正しいホロスコープはどれでしょうか。




左端の「A」はよく見かけるホロスコープですが、実は間違いです。

デザインは、「ホロスコープ作成ソフト」によってそれぞれありますが、デフォルト(初期値、初期設定)で出力されたものは、だいたいこのタイプです。

実践的なホロスコープをネットで検索すると、このタイプのものがそれぞれ「ホロスコープ作成ソフト」のデザインでアップされています。

ですが、「ホロスコープ作成ソフト」が普及したことで広まった誤ったホロスコープです。

正しいホロスコープは「B」もしくは「C」です。

「B」のホロスコープは、「A」をハウスホイールで出力しなおしたもので、「C」はそれを見やすいようにハンドメイドで作成しなおしたものです。


【One Point】 上掲のホロスコープは、シンプルな機能重視のデザインでプロ・ユースといっても過言ではない英語版のフリーソフト「ASTROLOG」です。

オープン・ソースなので、いろんなかたがチェックしていて、修正やバージョンアップが繰り返されている多機能なソフトです。

※すべて英語で専門用語などが多く機能的にも多彩で初心者には難しいかもしれません。




≪本物と偽物はどこが違う≫

「A」と「B」(または「C」)の違いは、ひとことで言えば、MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)の位置です。

MC=南中点というのは、俗にいう「天頂」のことで、別名:ミッドヘブンと呼ばれることがあります。

なぜ、MC=南中点の位置が重要なのでしょうか。

日本でよく使われているプラシーダス・ハウスシステムにせよ、コッホ・ハウスシステムにせよ、レジオモンタナス・ハウスシステムにせよ、キャンパナス・ハウスシステムにせよ、ハウスシステムは、ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)とMC=南中点を基準にして、12ハウス(室)を決定しているためです。

そのため、MC=南中点が正しくないと、ハウス(室)そのものが間違ってしまいます。

太陽の通り道である「黄道」は、日本では天頂にかかることはありません。

地上からみると、黄道は1日のうちに上下左右に位置を変えながら移動しており、その移動範囲は約46・6度の幅があります。


【One Point】 地球の自転軸は23・3度傾いています。

そのため地上から黄道を見ると、時間によって大なり小なり楕円状に歪んで見えます。

黄道が移動していくそのゾーンの中を、太陽や月や惑星はきれいな半円形を描いて進んでいます。

※→奥義講座「基礎資料」図8ご参照。

※黄道の上下約8度の幅をもった黄道帯(zodiac)のお話ではありません。




≪実際の「天頂」の位置≫

天文学において天頂といえば、頭の真上で地表に対して直角90度の方向になります。

地球上のどこにいて生まれようと、天頂は真上で地表に対して垂直です。

北緯35度の明石市をはじめ日本の場合、赤道に最も近い北緯24度の石垣島といえども、ギリギリながら黄道が天頂を通ることはありません。

そのため、星の動きと配置を写しとったホロスコープは、天頂の真南の黄道上を天頂の代理としてMC=南中点と呼んでいます。

MC=南中点と、その正反対に位置するIC=北中点の軸は、東の地平線上のASC=上昇点と、西の地平線上のDES=下降点の水平軸に対して、直角90度で交わっています。

「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルト設定は、そのようにはなっておらず、事実と異なるために間違っているのです。


【One Point】 現実と異なれば、もはや本来のホロスコープではありません。

空の星の配置を忠実に写しとったホロスコープを解釈しリーディングするのがアストロロジーです。

さらには、占星術のはずなのですが、どうやら間違っていることにさえ気づいていないようです。



≪利便性に伴なう戦慄の弊害≫

パソコンの普及によって「ホロスコープ作成ソフト」は生まれました。



パソコンが普及しはじめたのは、1990年代中頃のWindows95あたりからです。

専門知識を必要とせず、出生データさえ打ち込めば、誰でもホロスコープを手にすることができるようになりました。

便利になったのですが、ホロスコープの基礎を知らない人が増えて、昨今ではデフォルトで出力されたホロスコープが正しいと思っている占星師もいらっしゃるようです。

戦慄が走りました。

もはや現代占星術はそこまで堕落し、現実離れしたオカルトチックなものになりつつあるのかと…。

皆さまはそんなことはないと存じます。


【One Point】 ちゃんとしたホロスコープはどういうものか、プロであれば知っています。

「ホロスコープ作成ソフト」が登場する以前に、専門知識を持たれて手計算でホロスコープを作成しておられたかたなら、とくにそうです。

上述は、近年まれに聞いた“ビックリ”ニュースでした。




≪ハウスシステムを用いる≫

「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルト出力は、なぜ間違っているのでしょうか。

「ハウスシステム」を用いながらサイン(宮)で出力しているからです。

当然ですが、ハ・ウ・ス・シ・ス・テ・ムなので、ホロスコープはハウス(室)をメインとしたものでなければなりません。

ところが、「ホロスコープ作成ソフト」はプログラム上の都合もあってか、12サイン(宮)のほうを30度ずつに表示するように設定されているのです。

そのためネットには、いびつなホロスコープが当然かのようにアップされ、出まわっています。

重要なことは、そんな12サイン(宮)に偏重したホロスコープを無意識にでも使い続けていると、知らないうちにズレた解釈になっていくことです。

12ハウス(室)が意識にのぼらなくなったり、アスペクトが部分的になるなど、サイン(宮)や星に偏ったホロスコープ解釈になってまいります。


【One Point】 すると、ホロスコープを正しくリーディングすることはできません。

もとより、現代占星術にはそのような弊害が認められました。

「ホロスコープ・マスター奥義講座」では、「基本三数」による4大占星要素のご説明とともに、上記の内実をしっかりとお伝えしてまいります。









乙女宮の潔癖性と完璧性
2022.07.25
[水星編-乙女宮]― 星の動きには意味がある ―



「基本三数」による乙女宮の解説とご紹介:新時代Vol.7




今後の水星の動きをご紹介いたします。

7月19日に獅子宮に入宮した水星は、約半月後の8月4日に早々に乙女宮に入宮します。

次の天秤宮には、その22日後の8月26日に入宮です。

その後、逆行によって9月23日に乙女宮に戻ると、10月11日に天秤宮に再入宮します。

蠍宮への入宮は、天秤宮入宮から約2か月を経た10月30日です。




≪地球からみた相対的な動き≫

このような星の動きには意味があります。

そう書くと、物理学者から次のような叱責を受けそうです。

「星(惑星)は同じスピードで常に太陽の周りを公転している。どこにそんな意味があるというのか?」

天体物理的にはそうですね。

ですが、それらの惑星の動きを、地球から相対的にみたときにはアインシュタインの相対性理論ではありませんが、間違いなく意味をもちます。

その意味を解き明かしたのが、「基本三数」によるホロスコープです。

一般的な解釈のホロスコープではなく、宇宙の根幹法則による宇宙波動エネルギーによって解釈された新しいホロスコープからみえてきます。



【One Point】 現代占星術に、人為による神話を解釈の根拠としたものはあっても、現実の宇宙に基づいた理論がないのは知る人ぞ知る事実です。

通用しなくなった古代ギリシャ時代の理論を捨て、ミステリアスな「当たる/当たらない」の秘境占星術(神秘占星術)に転化し変容した「ホロスコープ占い」だからです。




≪意識化を急ぐ今年の水星≫

今年の水星の動きは、次のような意味を持ちます。

宝瓶宮時代への意識化や知識化が急がれています。

なぜなら、今年2022年の水星は「水瓶宮」「双子宮」「天秤宮」で逆行し長くとどまって影響を及ぼすものの、それ以外のサイン(宮)は急ぎ足で通過していくためです。

宇宙波動エネルギーの変化による「宝瓶宮時代のビッグバン」が1989年に人知れず起き、正式に宝瓶宮時代がはじまりました。

その後、胎内期間を経て「オギャーッ」と赤子が生まれるように、いよいよ実質的にスタートしていきます。

それが「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していく来年2023年3月から以降のことになります。


【One Point】 今年お正月に「深層の精神意識の変革」のデレクションをもたらす冥王星と合(コンジャクション=0度)をとったまま、水瓶宮に入宮した水星です。

今年の水星は、「水瓶宮」「双子宮」「天秤宮」に約2か月間ずつ留まるため、残りの9つのサイン(宮)は急ぎ足で通過して意識化をうながしていきます。




≪完璧な個人を示唆する乙女宮≫

水瓶宮の対宮/獅子宮を水星が通過していくのは、あくまでも今年の水星の場合ですが、内面的な意識化から、対外的な活動への転換期を意味します。

次の乙女宮トランシットは、その最初のサイン(宮)であると同時に、完璧な個人への準備となる意識化を意味します。

乙女宮が個人的ながら完璧性や潔癖性を特徴として持つのはそれゆえです。

次の新時代 Vol.7「水星編-乙女宮」では、乙女宮の本意(本当の象意)について「基本三数」から解説しながら、宝瓶宮時代を生き抜くメッセージとなるヒントをお届けしてまいります。


【One Point】 乙女宮と次の天秤宮は、意識化をうながす今年の水星にとって、ポイントの一つとなるものです。

両サイン(宮)は、個体と全体を象徴していますし、また内面性と対外面といったワンセットとなるサイン(宮)だからです。

そのような観点から乙女宮トランシットは、見えてくるものがあるでしょう。




≪運命的な位置関係≫

先の「水星編-獅子宮」で、「安倍元首相銃撃事件」のホラリー・ホロスコープを「基本三数」から解説いたしましたように深い意味をもつ「完璧」といえるものになっていました。

事件後のマスコミは、例によって左巻きの「アベガー」が復活し、偏向した報道が一部混在しています。

本質は、ごく一部のSNSや書き込みなどに見られるように、奥深いものがあることがホラリー・ホロスコープからみえてきます。

人知を越えたもので、双魚宮時代の観念にどっぷりと染まったマスコミでは見えてこないものです。

その双魚宮時代のリバイバルをもたらしているディレクションはもはや末期でそろそろ終わろうとしています。

魚宮の対宮である「乙女宮」をトランシットしていく水星のメッセージは、「基本三数」からみて“完璧性”を伴なった個性(キャラ)への示唆をもたらしていきます。


【One Point】 本来位置の乙女宮と、今回の宝瓶宮時代を生きるにかかわる水瓶宮からみた乙女宮は、ともに転(クインカンクス、インコンジャクション=150度)の位置関係になります。

そのため「水星編-乙女宮」はYOD(60・150・150)の頂点(Apex)が示唆されています。




≪宝瓶宮時代を生き抜く≫

さて、お話を宝瓶宮時代を生きる「新時代」の原点に戻します。

「水星」がトランシットしていくサイン(宮)ごとの単発メール講座「新時代 水星編」は、今年2022年限定です。

宝瓶宮時代は、これまでの双魚宮時代の考えや社会通念が、徐々にながらも通用しなくなっていきます。

誤ったご対応やご判断をされて、運勢を消耗しないよう、宝瓶宮時代を生き抜く意識化や知識化、またご認識を漸次、深めておかれてはいかがでしょうか。

ということがありまして、水星がトランシットしていくサイン(宮)に応じてメッセージをお届けするものになっています。

これまでの内容は、次のとおりです。

1、水瓶宮から牡牛宮までは基礎編でした。

2、「水星編-双子宮」は、基礎編のまとめとして「情報(水星)特集」をお送りしました。

3、蟹宮からは実際編で、「水星編-蟹宮」は「宝瓶宮時代を生き抜く家庭観」がテーマでした。

4、「水星編-獅子宮」(先回)は、「安倍元首相銃撃事件」の奥深い深層をお届けいたしました。


【One Point】 今回の「水星編-乙女宮」は、「水星編-天秤宮」とワンセットながら、まずは「宝瓶宮時代の完璧な個人」(仮題)をテーマにお届けいたします。

乙女宮に水星が入宮する8月4日までの配信予定です。









2022.07.25 12:17 | 固定リンク | | コメント (0)

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