夢から醒めて現実を認識
2023.02.19
[チェンジ] ― 店じまいと新装開店の準備 ―


水瓶宮25度を通過した土星の魚宮入宮と海王星“回天”



「あれ? わたし“夢”をみていたの?」

「そう、何だか“幻想”を抱いて生きてきたみたい」

新たな運命の季節がはじまりました。

お花畑めいた“妄想”から、クオリアルな“現実”をふまえた季節の到来です。

「土星」が魚宮に入宮し、魚宮から「海王星」が去っていく方向に進むためです。



≪土星と海王星の交錯≫

昨今のクオリアルな動き」に書いた最後の部分の概説を兼ねて土星と海王星のディレクションをお届けいたします。

「えーっ、ウソー」と言われそうな「エネルギー宇宙」のお話でした。

その最後の項目9、土星の魚宮(影響圏を含む)入宮と「建国記念の日」における転換、ならびに項目10、「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションの始まりの概説です。

前者、項目9は、先月2023年1月25日に「土星」が水瓶宮25度を通過し「魚宮」の影響圏に入ったことによるもので、来月3月7日に魚宮に正式に入宮していきます。

後者、項目10は、その1週間後の3月13日に「海王星」が魚宮25度を通過して、ついに「店じまい」をはじめる歴史的変化に関する概要です。

そして2年後の「春分点」通過に向けた「新装開店」の準備へと移っていきます。



【One Point】 項目10は、単なる海王星のディレクションに留まらず、約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の幕引きにつながるものです。

歴史的なエポック・メイキングの瞬間に立ち会える面白き時代を楽しみください。



≪深層の精神意識との共鳴≫

さて、皆々様は昨今の動きをどうお感じでしょうか。

社会の表層的な出来事も重要ですが、見える世界すなわち「物理宇宙」をインボルブ(伴う、包む)するように時空を超越した「エネルギー宇宙」が実在します。

で、物理宇宙の太陽系の星たちの動きを写しとった「ホロスコープ」です。

ですが、そのリーディングにおいては、物理宇宙の背後にある「エネルギー宇宙」の働き、すなわち“象意”を解釈するものになっています。

当サイトでいう「星のディレクション」も同様です。

目に見える「物理宇宙」のみならず、時空を超越した「エネルギー宇宙」を含めたクオリアル宇宙全体の根幹法則「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”をリーディングするものだととらえれば分かりやすいでしょう。

個々人の「深層の精神意識」(霊性、深層心理)は、宇宙波動エネルギーの受容体ともなっています。

海王星が、来月3月13日に魚宮25度を通過することによって「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションが始まります。

このディレクションは、昨年2022年(厳密には2021年12月直前)から始まった「深層の精神意識の変革」のデレクションとも相まって、従来の概念ですが“霊性意識”を本物へと覚醒をうながしていくことになります。


【One Point】 「にわかには信じられない!」とお感じの方もいらっしゃると存じます。

宇宙波動エネルギーに関しましては「ホロスコープ基本三数講座」(別サイト)でお伝えしています。

宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」WEB版もご参考にご高覧いただける講座です。



≪歴史的なパラダイム・シフト≫

さて、魚宮に入宮する「土星」は、起床ラッパのような現実認識のディレクションをもたらします。

たとえば、お昼休みについウトウトして夢見ごこちでいたら、午後の始業開始のベルが鳴りひびくように、仕事など現実に戻っていくことになります。

さらに、直後の3月13日には「海王星」が魚宮25度を超えて2009年以来の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していきます。

同時に、宝瓶宮時代の実際的な社会に向けた「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションが始まっていくのです。

旧い双魚宮時代の「対立二元論」の考えは、漸次、廃れていき、新しい宝瓶宮時代の「共鳴関係論」の考えや言動が今後は次第に当たり前の社会通念に変わっていきます。

昨今の時代の変化や動きを仔細に見ていけば、どこまでご確信が持てるかは別にして、多くの方が相応に感じておられると存じます。


【One Point】 これまでは“支配/被支配”や宗教的“善/悪”など「対立二元論」の時代でした。

そのリバイバルのディレクションが一段落し、タテからヨコへ、市井の一般人が主人公となっていく「共鳴関係論」が常識となっていく時代への移行です。




≪偽善、欺瞞、勘違い、事実誤認≫

もう少し、具体的に書いておきます。

どのような個人や組織や国家が、かつての「双魚宮時代のリバイバル」による“逆流天運”を失い、今後は衰退していくのか。

左巻きの考えやスタンスの方、“支配/被支配”の権力志向や宗教的“善/悪”など単純な「対立二元論」によって言動されておられる方、また根拠のない主観的なスピリチュアリズムを信奉されている方々などで、なおかつ違法や非道な言動をわれ知らずともされておられる場合です。

総じて、ホロスコープにおいて「海王星」の古い象意の影響を強く受けていたり、自ら発揮されておられる人々や組織、つまりは“まだ見ぬ理想”を掲げ信じ込んでいる方々ほど顕著に現われやすくなります。

“偽善”を善意かのように装い、ご自身でも“勘違い”に気づかずに、“欺瞞”を働いている組織や団体などで、国家においては、独裁支配や強権政治を行なう覇権国家もそうですし、何でも自国が一番と考えるのはいいとしても、排他的になり“事実誤認”や“勘違い”を乱発する国家などです。


【One Point】 海王星の古い象意に加えて、違法や非道などを行なう場合が該当します。

“逆流天運”のディレクションは終わりましたので、かつてのようにスルーしてもらえなくなります。

ましてや“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」が魚宮に入宮するのでなおさらです。



≪大陸国家の首席さまの例≫

もう少し続けさせていただきます。



ディレクション・リーディングから申し上げますと、双子宮に象意を持つ人は、今年2023年~来年2024年とこの前後、土星が魚宮をトランシットしていくこともあって、社会的な地位や役割などがアップしていきます。

双子宮生まれ(太陽)だけでなく「星のディレクション」が働く象意ポイントを双子宮に生まれ持つ方々も同じです。

たとえば、お隣の“偉大”な大陸国家の総書記さまは、出生日時が不明ですが、6月生まれなのでそうなります。

土星が魚宮に入宮する3月から異例の3期めに入り、昨年10月の党大会(代表大会)で周囲をイエスマンで固めた「一強体制」が決定しましたので、ワンマン支配が確立したうえでの船出です。

ところが、危うくも“強固”な地位は、ご本人によくても、組織的また国家的には上述の「星のディレクション」によって、ますます“天運”に見放されていき、ほころびを見せていかざるをえないものになっています。

また、ウクライナを侵攻をしたロシアも類似で、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最後のピークを迎えた昨年2022年の遅くない時期に、和解でも何でも決着をつけるべきでした。

ですが、この時期までもつれ込んだ以上、どちらが良い悪いではないのですが、もはや“逆流天運”は失われました。

今後は、今まで以上に攻勢や好転は難しくなりますので、ドンパチを回避していく友愛精神(和、絆、民度)による宝瓶宮時代の方向に向わざるをえません。


【One Point】 いかがでしょうか。

組織や団体また国家を事例にすれば分かりやすいと考え、一例として挙げてみました。

上述の内容は、個々人においても類似です。

ホロスコープ(出生天球図)はもちろん言動の内容が上述に類似される方は、セルフチェックをされておかれることをお奨めいたします。









昨今のクオリアルな動き
2023.02.14
[概要編] ― 宇宙波動エネルギーの実際 ―


現実に先んじて「エネルギー宇宙」は準備を進めていく



お気づきの方も多いと存じます。

激しく変化しつつある昨今の「両世界」の動きです。

ここでいう両世界とは、時空を超越した「エネルギー宇宙」と、地上の現実社会といった「物理宇宙」をさします。

「え、エネルギー宇宙だって!?」、それについてはおいおいご説明させていただくとして、昨今のクオリアル宇宙(両世界)の動きは、何やら“面白い”ことになっています。

信じられないという方もいらっしゃると存じますので、眉にツバをつけて(w)ご高覧ください。

要点のみですが、現在は約2,160年ぶりにパラダイムシフトが進行中であるというご認識に立たれると、何かしら見えてくるものがあるかと存じます。





≪クオリアルな動き:10項目≫

昨年2022年から、今年2023年3月までの主な「クオリアル」な時系列順の動きです。

1、「深層の精神意識の変革」のデレクションのはじまり。

2、新時代の「宇宙波動エネルギー体」が立ち上がる。

3、新しい「エネルギー運営体制」の整備。

4、宗教的「対立二元論」(天国/地獄など)の解放。

5、安倍元首相銃撃事件。

6、古い海王星による“欺瞞組織”の地上からの一掃。

7、イーロン・マスク氏によるツィッター改革。

8、一般人(認知プロファイリング探偵ら)による「Colabo問題」などの追及。

9、土星の魚宮(影響圏を含む)入宮と「建国記念の日」における転換。

10、「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションの始まり。
※2009年以来の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落。


【One Point】 上述の10項目は、時系列順で、すべてつながっているものです。

「エネルギー宇宙」と「現実社会の出来事」は、相応のタイムラグを伴ないながらも、共鳴関係によって関与し合っているためです。






≪概説その1:ディレクション≫

ここからは、10項目それぞれについて概説を申し述べます。

ただし、項目9と項目10につきましては、時期をみて後述させていただきます。

前後の項目の関係性を、随意ご推察されながらご一瞥くださると、いろいろと見えてくるものがあるかと存じます。


1、「深層の精神意識の変革」のデレクションのはじまり…2021年12月

すでにご存じの方も多いように、トランシットの冥王星が山羊宮25度を通過して、水瓶宮の影響圏に入ることによって「深層の精神意識の変革」のデレクションがはじまりました。

2012年から始めた「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)をご受講された方は、信じる信じないはともかくご存じのとおりです。

また、今年2023年3月から始まる「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションにつきましても、同じく伝授講座でお伝えしておいたとおりです。

両ディレクションは、今後20年前後続く今世紀のメイン・ディレクションとなる重要なものです。

われ知らずとも、深層の精神意識(霊性、深層心理)の変革と次元拡張がもたらされていくため、社会的にも個人的にも覚醒をうながす出来事が起こることになります。


【One Point】 既存の現代占星術に“未来予測”といった占い概念はあっても、「基本三数」による数理プロセスに基づいた「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)といった現実の概念はありません。




≪概説その2:エネルギー宇宙≫

2、新時代の「宇宙波動エネルギー体」が立ち上がる…2022年1月

見えざるエネルギー宇宙の出来事ですが、旧来の“神さま”といった概念は、新たに「宇宙波動エネルギー体」が生じ立ち上がりましたので、発動していくに及んで、いずれ退場していかれることになります。

たとえば、新しいCEOや役員が着任したようなもので、実際に働きはじめることによって、既存の組織の方針や方向性、すなわち世界の波動エネルギーの様態が変わっていくことになります。

3、新しい「エネルギー運営体制」の整備…2022年3月頃

エネルギー宇宙における新しい「運営体制」が発足しました。

良識を持たれたお一人ひとりと、今後は時空を超越して見えざるネットワーク的な共鳴関係が結ばれていきます。


【One Point】 現代物理科学は、人類を“物質”という狭い「檻」(おり)に閉じ込めてしまいました。

一方で、近代スピリチュアリズムは、逆に現実や物質を無視した観念世界へと逃亡を図っているかのようです。




≪概説その3:逆転の動き≫



4、宗教的「対立二元論」(天国/地獄など)の解放…2022年6月~8月

どの宗教というのではなく、教義や教理一般によって「地獄に落ちる」などと恐怖心をあおる“地獄概念”がエネルギー宇宙の世界では解放されました。

5、安倍元首相銃撃事件…2022年7月

現実世界の出来事ですが、上述のすべてにかかわって起きたものです。

そのため、この事件は著名な過去の事例でいえば、イエスの十字架と“復活”といった“一粒の麦”の譬えのように、その後の世界を大きく変えていったエポック・メイキングな意味を持ちます。

同時に「新しいエネルギー運営体制」が整っていくことになるようです。

分かりやすく申し上げますと、安倍元首相亡き後、“安倍イズム”の遺志を受け継ぐ良識ある人々に時空を超越して広がっていくことになります。

6、古い海王星による“欺瞞組織”の地上からの一掃準備…2022年10月

海王星の古い象意“まだ見ぬ理想”や“欺瞞”によって、日本の社会一般や世界に厄災をもたらす人々や組織また国家は、かつてのような双魚宮時代末期の「天運」に守られることがなくなっていきます。

新しいエネルギー宇宙とクオリアルな波長が合わなくなるために、次第に居場所がなくなっていくことが起こります。




7、イーロン・マスク氏によるツィッター改革…2022年11月

誰もが知る現実の出来事ですので、ネット民であれば多くの方々が体験的にご存じのとおりです。

マスク氏の「民の声は神の声」といった考えは、“神”という比喩はそれとして、エネルギー宇宙をはじめとした時代の流れに沿っています。

また、美しい国日本や開かれたインド太平洋といった自由民主主義を維持し継続し守ろうとした安倍元首相の考えにも一致するものです。


【One Point】 現実の事象や出来事といった表面だけを見ていても分からないことは山ほどあります。

ですが、見えない宇宙波動エネルギーのリーディングを含めて、エネルギー宇宙の動きをクオリアルに見ていくことで、真相に近づくことができます。



【ご参考:自由と「星のディレクション」】

個々人は自由な意志を持ちます。

そのため、「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)を受け入れてご参考にされることも、またスルーされることもご自由です。

「星のディレクション」というのは、宇宙太陽系の星の動きを「基本三数」また「宇宙波動エネルギー」を伴なって解釈する「ホロスコープ」からリーディングできるものです。

フリーな自由精神は、いわゆる“魂”の成長に欠かせないものなので、最終的には自己の責任に委ねられています。

それはそれとして、国民大衆や社会全体の総意として、時代的な「星のディレクション」は、その方向に動いていくことが歴史の常です。




5≪各項目の概説その4:新時代への転換≫

8、一般人(認知プロファイリング探偵ら)による「Colabo問題」などの追及…2022年11月

宝瓶宮時代は、個々人の主体的な意識や責任の時代です。

微力でも個々人の良識や行動が集積されて、社会に安定と平和をもたらす大きなうねりに紆余曲折を経ながらもなっていく時代です。

9、土星の魚宮(影響圏を含む)入宮と「建国記念の日」の転換…2023年1月25日&2月11日

10、「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションの始まり…2023年3月13日
※2009年以来の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落。

上記、9、と10に関しましては、「魚宮」に入宮していく土星のディレクションと、「魚宮」を去っていく海王星という対照的なディレクションにかかわります。

“妄想”から“現実”へ宇宙波動エネルギーの転換がもたらされますので、後日、ページを改めてご説明をさせていただきます。


【One Point】 現代物理科学が範疇外とすることもあって、科学的には否定されかねない分野ですが、宇宙の根幹法則「基本三数」を伴ない、時空を超越した「エネルギー宇宙」の実在は「量子もつれ」をみても明らかです。

地上社会だけでなく、両世界によって宇宙と人類歴史や社会また人生の真相が視野に入ってまいります。









安倍晋三写真展in下関
2023.02.14
[躍動]― 月刊「正論」主催 ―


~産経新聞カメラマンがとらえた勇姿~



昨年11月19日~12月1日の東京に続いて、安倍元首相の地元下関で「安倍晋三写真展」が開かれました。

JR下関駅に隣接する複合商業施設「シーモール」で、建国記念の日を挟む2月9日~12日までの4日間です。

主催は月間「正論」で、サブタイトルは「産経新聞カメラマンがとらえた勇姿」でした。





それ以外にも、昭恵夫人によるプライベートを含む秘蔵写真や萩生田光一政調会長による訪米時のショットも展示されていました。

会場の撮影はOKで、写真のみの撮影はNGとのことです。

安倍氏の「腹心」萩生田氏との2ショットが目を引いたので、周囲を含めて「パチリ」(古ッ!)。





隣の部屋では自衛隊での訓示のときのものと思われる映像が流されていました。

多くの方は照明が明るい写真展示会場に気をとられていて、気づかなかったようです。





JR下関の改札から、そのまま徒歩1~2分ほどでいけるシーモール4階の奥まったレンタル・ホールでの開催でした。

建国記念の日の11日 午前11時過ぎには昭恵夫人も来場し、来場者からの拍手や「アッキー」との声掛けが起き、握手を求められていたようです。



[会場のシーモール外観]










祝詞:とほかみえみため
2023.02.08
[建国記念の日特別編その2] ― 「かんながら」との関係性から推測 ―


「とほかみえみため」の真意はどこにあるのか



天皇陛下が毎日、40回唱えている祝詞「とほかみえみため」。

いくつかの流派があるのか、あれこれ意味が解釈されています。

どれが本当でしょうか?

古来からの大自然を「かみ」としてきた日本的霊性(日本精神)から、どのような真意をもつのか、それぞれに解釈があってもいいのですが探ってみました。

ご興味のある方はご一読ください。



≪「十神、笑み給え」だって?≫

「と・ほ・か・み・え・み・た・め」

現代人には意味不明です。

意味があるとしても古代の言葉なので、現代語とは異なります。

文献で確認できるかぎりでは平安時代からあるそうです。

古代語を現代語として解釈しようとすること自体に齟齬が生じます。

一般に見受けられる解釈は「十神、笑み給え」でしょう。

ありえない解釈です。


【One Point】 どのようにご解釈をされようと、本心から信じ込んで行なえば、相応のことは起こりえます。

何ごとも真剣に信じ込んで行なうことができれば、超常的なリアクションが起きることがあるためです。

ただし真実かどうかはまた別のお話です。







≪出雲の幡屋神社では≫

「とほかみえみため」の解釈にご自分なりの信念をお持ちで変えたくないという方は別のページをご高覧ください。

以下は「十神、笑み給え」って違うでしょという、疑義となった根拠です。

疑義:その1

なぜ、十の神? 日本で八百万の神とされるその代表神なの?

疑義:その2

由緒ある出雲の幡屋神社では「とほか みえ、みため」と区切って奉唱します。

とほかみ(十神)、えみため(笑み給え)ではないのです。


【One Point】 漢字だと「吐菩加身依身多女」と表記します。

これは発音文字として単に漢字をあてたものなので意味はありません。

古来から言霊として奉唱されてきたものなので、「と・ほ・か・み・え・み・た・め」の一音一音に意味がありそうです。




≪「大自然に座す(います)」≫

疑義:その3

「とおかみえみため」と一気に奉唱するのではなく、「とーほーかーみーえーみーたーめー」と一音一音をハッキリと区切って行なうという説もあります。

また、別の説では、との尊、ほの尊、かの尊…というように、一音一音が貴いお方(命、尊)を表わすと解釈されます。

真偽はともかく、古代の言霊ですので、「と」に一つの意味があって、「ほ」に一つの意味があり、「か」に一つの意味があるといったように、それぞれに意味を持つ8つの文字が一つのまとまって大きな意味を表わすようです。

アバウトでいえば“大自然に座(いま)す”といったような意味で、「恵まれた大自然の中に住む私たち」といったような感謝を念頭に、日々忘れずに奉唱を捧げるといった解釈が適切ではないでしょうか。


【One Point】 ご関心のある方は「とほかみえみため」と奉唱されつつ、ご自分の感性にいちばんしっくりとくる解釈を選ばれてみられるのもよいでしょう。




≪そのときどきのままに≫

「かんながら」や古神道の観点からみても、“ご利益信仰”や“要求”(願い事)をもって奉唱することはありえません。

「十神、笑み給え」という解釈には、そんな要求や命令さえ感じとることができます。

それはともかくとして、唱え方は、一気に「とほかみえみため」と奉唱してもいいし、出雲流に「とほか みえ、みため」と区切って奉唱されてもいいし、一音一音「とーほーかーみーえーみーたーめー」と奉唱してもいいと私たち一般人においては考えられます。

情況に応じていろんな唱え方を交えて、感性のままに行なってもよく、抑揚をつけて奉唱されてもいいし、平坦に奉唱されてもよく、そのときどきのご自身の意のままに想いのままに試されてみられればいいと存じます。

なぜなら、多様なる大自然だからです。

「こうあるべき」と決めつけずに、その日そのときの状態や感覚に呼応されて、ご自身がいいなと思われる方法でしぜんに奉唱されるのがよいでしょう。


【One Point】 禅に「只管打坐」(しかんたざ)という言葉があります。

何も考えず、思いもせず、ただ座るという意味です。

禅は「無」を標榜しますが、座禅をしよう、無になろう、という想い自体が、すでに無ではなく矛盾するからでしょう。




≪勝手に解釈してみた≫

最後に「とほかみえみため」の意味について、勝手ながら解釈を述べておきます。

「と」という言霊は、古来は扉や入口を象わし、「ほ」は、炎や火すなわちここでは太陽ことお日さま(お天道様)を象わし、「か」は、彼方(かなた)また相手をかの人というように、ここではかみや祖先など源流を象わします。

「み」は、そのご身体で、余談ですが古代日本で“かみ”という場合“彼の身”、すなわち目前にはいませんが、かつて知りたる友や親のようなともにあった親しみのある存在を象わすことになります。

次に、「え」は、取っ手などの柄ぐらいしか思いつきませんが、「~へ(ゑ)」といった道筋や関係性を象わし、2番めの「み」は、果(か、み=霊:ひ)で自分自身の本来の実体を象わす言霊といった推察ができます。

「た」は、田んぼなど大地(たいち:大自然)を象わし、「め」は、見るとか愛(め)でるといったご確認や受け入れる言霊だと解釈できますので、これらをつなげると「大自然に居て恵みを受けている私たち」といったありがたい祝詞だという意味がみえてきます。

今となっては真相が確認できない以上、分からないものは分からないままに奉唱されてみて、そのときどきでしっくりくる解釈を試されればいいのではないでしょうか。

自分の気持ちを無理に曲げてしまうと、良し悪しは別にして、気づかずに深層の精神意識を自分で歪めてしまうことがないとはいえないからです。


【One Point】 西洋のような人格神といった神観は、古代日本にはありませんでした。

なので、日本的霊性によって感じとるのがよいでしょう。

大自然をかみから在る美しく尊崇できる共鳴関係にあるものとして、しぜんに唱えればいいと想います。



【追記「遠津御祖神」23.02.09】

「とおかみ…」が、「十神」を表わすという解釈はマユツバです。

ですが「遠津御祖神」(とおつ みおや の かみ)を表わすというご説明は、充分に妥当性が認められます。

遠津御祖神は、『古事記』にも『日本書紀』にも記されていません。

ですが、祖々先霊神(みおやよよのおおかみ)に類する“ご先祖さまのさらなる祖の御霊”といった解釈が可能です。

「津」を単に「~の」ととらえるか、港などのように海にかかわるものとしてとらえるかで、大きく異なります。

ちなみに、鹿児島県の姶良市にある楠田神社のご祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめ の みこと)らとともに「祖々先霊神」が祀られています。









かんながらを象徴する鏡
2023.02.07
[建国記念の日特別編その1] ― 日本的霊性と友愛精神 ―


神なき日本の原点となった「かみ」なる大自然



「建国記念の日」特別編を一筆啓上申し上げます。

日本と世界各国の成り立ちの違いをみていくと、欧米は代表的にはキリスト教の創造神(The GOD)を今日の文化のベースにしているといえます。

一方、日本は、今はかすかに残る程度ですが、大自然を“かみ”とする「かんながら」の道がベースです。

同じ音で神と“かみ”ですが、両者には明確な違いがあります。

西洋文明が根づいていった明治以降や戦後GHQの占領政策の影響によって、日本的な感性が弱められいったのかもしれません。

「神」というと現代日本人は、西洋の“人格神”やギリシャ神話やローマ神話のような神々を想起することが多いためです。



≪文明開化における西洋化≫

アタマでのみ考えると本質を見失うことがあります。

文明開化における西洋化はその一例です。

それらを否定するものではありませんが、いまだ発展途上の現代物理科学によって、知識教育を絶対と考えると、われ知らずとも日本の気候風土に伴なった精神文化にそぐわない方向に進みかねません。

昨今の登校拒否などは、その弊害の現われともいえるもので、精神的感性に優れている子どもゆえに、そうなるケースがみられるようです。

ご注意すべきは、知識偏重教育の逆パターンながら、事実を誤認した神秘主義(スピリチュアリズム)に陥ることが起こることです。

なぜなら、“科学万能主義”も“絶対神秘主義”も、ご理解しにくいかもしれませんが精神的な根因は同じものがあるからです。


【One Point】 西洋占星術で言えば、尾びれをつながれた二匹の魚のようなものです。

お互いに逆方向に泳ごうとして進めずに、もがき、限界を迎えているようです。

当サイトでいう「対立二元論」に陥っているためです。





≪かんながらの道≫

古来の日本は「かんながら」を道とします。

漢字をあてると「随神」や「惟神」と書きます。

ですが、これだと現代日本人は勘違いするでしょう。

「かんながら」は、宗教上の神や人格神に対する信仰とは異なり、ごくふつうに大自然を太古から「在って在るかみ」としたものだからです。

大自然を「八百万の神」と呼ぶのも、絶対なる創造神を唯一の神とする西洋的な思考や概念の影響で、大自然とは似て非なる人格神や獣神&物神また神話の神々をイメージしやすいために、ご注意が必要です。

そうではなく、キリスト教や仏教が発祥する以前の縄文時代から「大自然」を大切にして畏敬しつつも共存してきた、ごくふつうの精神意識です。


【One Point】 江戸時代初期の鈴木正三(しょうさん:1579-1655)が語った「農業、即ち仏業なり」に通じる、しぜんのままの日本的霊性また和の精神だといえます。

農業を今日的に「労働」と言いかえても同じです。



【ご参考:日本資本主義の精神】

マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1904-1905)にならってか、山本七平(1921-1991)氏が『日本資本主義の精神』のなかで触れていました。

農作業が忙しくて仏教を学ぶヒマなどないという農民に対して、日々の農作業が仏道であり修行だよといったようなお話です。

日本人には当たり前の価値観ですが、近隣国では汗水たらして働くのは下僕の仕事といった考えが強く、工業技術の発展やサービス業にも弊害がもたらされています。

“労働即仏道”を含めて接客など「おもてなし」は、アストロロジカルに申し上げますと、日本人の民族性「魚宮」によって象徴されています。

魚宮は“無私の精神”や“犠牲の精神”また“善意”などの象意を持ち、肯定的にとらえるためです。




≪日本的霊性と友愛精神≫

大自然とともにある「かんながら」によって形成されていった日本的霊性は、美しく豊かな国土を持つゆえに、はぐくまれた精神性です。

大自然をベースとして、しぜんと体感し体得していったものです。

縄文人が地上に生まれて、物心がつく以前、すなわち「かみ」から在った畏れ多くも美しい大自然です。

ときに大災害を起こす畏怖すべきものですが、ふだんは豊かな食料や四季彩々の恵みを縄文人に日々もたらしてきたかみなる大自然です。

天空の日月星、地上の山川草木また動物は、日本列島では、海外に多い過酷な環境とは異なり、多様性に満ちていて縄文人らとともに「かみよ」(上代:神代)から在りて在るものです。

言い替えますと、宇宙大自然のありのままを受け入れてきたのが「かんながら」で、現代日本にも今後の宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)にも通じる、日本的霊性や友愛精神(和、絆、民度)の原点になっています。


【One Point】 和辻哲郎(1889-1960)の『風土』からも分かるように、民族性は気候風土に左右されてはぐくまれます。

日本列島は他国とは異なって、日常的には大自然を克服する労苦が少なく、受容の精神による穏やかな民族性が形成されていきました。



【ご参考:民族性:魚宮、国体:水瓶宮】

アストロロジカルに申し上げますと、「日本は何座宮」(別サイト)で触れたように、日本人の“民族性”は「魚宮」によって象徴されます。

一方、“国体”は天皇を推戴して臣民平等といった「水瓶宮」によって象徴されています。

12サイン(宮)の象意に詳しい方なら、「日本的霊性」は魚宮の象意に通じ、「友愛精神」は水瓶宮の象意に通じることをご理解できるでしょう。




≪豊かな食材に恵まれた≫

大自然と共存し次代につなげていくために、たとえば山菜を見つけても、すべてを刈り取ることはしませんでした。

来年もまた実りを採収することができるように、一部を残しておく知恵をもって、大自然との共生共存を図ってきたのです。

世界の文明発祥の常識を覆した縄文文明は、青森の三内丸山遺跡にみられるように4、5,000年以上前から栗林を人為的につくり、栗の栽培をしていたことがDNAから確認されています。

一方、西欧は作物に乏しく、狩猟生活を旨としたために、戦うことが大前提の民族性がはぐくまれていった気候風土があります。

彼らが中南米を植民地としたときに、ご当地産のジャガイモを西欧に持ち帰って栽培に成功することで、今日に知られるようになったほどです。


【One Point】 春夏秋冬、山海の多彩な食材に恵まれた日本は、アストロロジカルにみれば、戦後の現体制は“グルメ”としても象わされる「牡牛宮」に変わりました。

それゆえ快適な生活環境や妥協なき食への追及が功を奏し、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が指定されています。




≪明治に正式にご裁可≫

明治以降、皇祖神は「皇大神宮」(伊勢内宮)に祀られる「天照大御神」になりました。

天皇として初めて伊勢をご親拝された明治天皇によって、ご裁可されてからです。

現在、各地の神社やご家庭などの神棚で「天照皇大神」(あまてらす すめ おおかみ)が等しく主祭神として祀られるようになったのはそのためです。

本来の古神社は大自然の山や岩などをご神体としていました。

また、一般的に神社では、拝殿に「鏡」を置いて崇拝の対象にしているのを見かけます。

なぜでしょうか。

鏡は、自分を写すだけでなく周囲の人々も、空の日月星や大地の山川草木など大自然のすべてを写し出せるのです。

一部例外があるかもしれませんが、いわば大自然の象徴です。

それゆえ、拝殿の鏡は「かんながら」の象徴だといえます。


【One Point】 かつて武家社会では「素戔嗚尊」(すさのお の みこと)も多く祀られていました。

ヤマタノオロチを退治し、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)をもたらした“武神”でもあるからです。

その武家社会が明治維新で終わると「天照大御神」がご祭神に変わり現在に至ります。




【ご参考:随神は“かんちがい”】

「かみ」というのは、川の源にあたる上流を川上といい「かみ」です。

また、命令などお沙汰を下すお役人やお役所もお上で「かみ」と呼びます。

ご家庭で「おかみさん」といえば母親を指しますが、子供を生みだす源でもあるためです。

始原に近い存在や新たに生み出す存在を「かみ」と呼ぶのが日本です。

古代縄文においては、大自然はすべての万物を生み出す「かみ」と考えられていたようです。

「かんながら」の由来でしょう。

そのため、「かんながら」を随神や惟神と漢字を使って表記すると、“かんちがい”(神違い)に陥りかねません。










新しい霊性意識の覚醒[1]
2023.02.04
[海王星] ― 魚宮25度のディレクション ― 230206 部分リライト


個々人が主体となる方向に時代の天運は動きます



海王星が今年3月に魚宮25度を通過していきます。

「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションのはじまりです。

これによって旧い社会通念の時代が徐々に終わっていくことになります。

昨年2022年を最後のピークとした「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくことになるためです。

何のことかと申し上げますと、これからの時代は深層の精神意識(霊性意識)の変化を伴ないながら、各自の主体的な意識が強まっていく“クオリアル・ムーブメント”へとわれ知らずながら移行してまいります。



≪13年前ほど前に「霊識元年」≫

これらに至る発端は次のとおりです。

海王星の古い象意“まだ見ぬ理想”が当然だったこれまでの時代は、われ知らずとも見果てぬ夢を人類に描き続けさせてまいりました。

そのような傾向が強い人や組織また国家(一例:ナニカ、左傾、中国など)は、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落していくことで、今後は次第に通用しにくくなってまいります。

さて、お話は変わりますが、13年ほど前に天王星と海王星のシンクロした動きによって2010年~2012年に「霊識元年」が始まりました。

もっとも、前年の2009年から「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがはじまっています。

これは海王星がホロスコープを1周して、発見時の水瓶宮25度を通過していったことによるもので、上述の勘違い傾向が強い彼ら(一例:ナニカ、左傾、中国など)に“天運”をもたらし、結果的に“勘違い”を冗長させて、いいように踊らせていくことになったのは、先の記事「双魚宮時代を終わらせた!」に書いたとおりです。

それはともかく「霊識」などと霊の字が付くと、中にはうさん臭く感じられる方がいらっしゃるかもしれません。

既知の単語を用いないと、イメージしにくい新しい概念もあるためでご了承をお願いいたします。


【One Point】 海王星が発見された19世紀中頃以降、心霊ブームこと「近代スピリチュアリズム」は、フォックス姉妹のポルターガイスト現象事件によって“霊”の実在が証明されたとして、降霊術などの一大ブームを巻き起こしました。

ちなみに、そういった古い霊の概念ではないということです。



【ご参考:「霊識元年」の星の動き】

「霊識元年」は次の星々の動きによります。

順行と逆行を繰り返しながら、まず天王星が「春分点」を通過していきます。

2010~2011年のことです。

同時期に、海王星が影響圏を含めて「魚宮」に入宮していきました。

上述の天王星をインボルブ(巻き込む)するかのような、2009年~2012年にかけての動きでした。

これら「天王星と春分点」また「海王星と魚宮」の時代的な象意解釈による「霊識元年」です。






≪近未来ディレクション≫

「霊識元年」の直後、2012年から「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)が始まりました。

宇宙の根幹法則「基本三数」に基づく“宝瓶宮時代の新しい宇宙観”によるメール講座です。

その冒頭に「今後30年間のメイン・ディレクション」があります。

昨年2022年の直前に始まった「深層の精神意識の変革」のディレクションと、今年2023年3月からの「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションが予め記載されています。

ご受講された方はご存じのとおりです。

かつての「社会改革」をうながす一般的なディレクションから、個々人の内面の「精神意識」がメイン・ステージとなる“個人ディレクション”の時代に入っていくのです。

そうしないと実際的な宝瓶宮時代が始められないためです。

個々人の内面の「友愛精神」(和、絆、民度)といった、深層の精神意識(霊性意識)が今後は重要になってまいります。


【One Point】 「星のディレクション」というのは、既存の占星術にはない「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」をリーディングしたものです。

人生の“天気予報”となるものです。

個々人の運勢変化や、社会変化の方向性などがリーディングできます。




≪新しい現実「クオリアル」≫

中には、それでも「何だ、実学だと思ってたのに“霊識”だとかスピリチュアルなの?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

現実のクオリチュアルです。

従来の「物理科学」ではとらえきれないクオリアルな霊識なので、どこまでご納得いただけるかは人それぞれにならざるをえませんが、本質的で実際的な宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」に基づきます。

現代物理科学の最先端「量子論」でも明らかなように、粒(物質)と波(波動:エネルギー)の両者を考慮しなければならず、加えて「共鳴関係論」を視野に入れたものです。

時空を超越した宇宙波動エネルギーは、太陽系の星々や地上を“ナチュラル・パワー”(大自然の力)として動かしていることにご留意ください。

重要なことは、物質的な宇宙だけではなく、波動エネルギーを含めたクオリアルな宇宙を視野に、ものごとをとらえ、かつ生命存在を考えなければなりません。

どちらか一方に偏ると、単純思考の「対立二元論」に陥り、宇宙と人生の本質を見失ってしまいます。


【One Point】 直覚的にそのことをご理解しておられるかたは案外と多くいらっしゃいます。

唯物的な固定観念や偏向した知識は、クオリアル・シンキング(基本三数思考)を妨げ、見果てぬ夢を抱き続けて、今後は、時代の流れとともにある天運から見放されていくことになります。




≪個々人の主体意識≫

模式的に申し上げますと、これまでは“タテ”の構造を常識としてきた双魚宮時代の社会でした。

今後は“ヨコ”の共鳴関係を常態とする分け隔てしない宝瓶宮時代へと進んでいきます。

既存の考えかたが強い方にとっては、「ありえない」「アンビリーバボー!」といった社会になっていくでしょう。

あえて年代的に分けますと、人知れず「宝瓶宮時代のビッグバン」が起きた1989年の平成元年生まれ以降よりも、古い時代の方ほど、新時代の方向性を学び直すことが必要になるでしょう。

権力による“支配/被支配”の考えかたをはじめ、“神仏と悪魔”、“天国(極楽浄土)と地獄”、“善と悪”といった「対立二元論」またこれまでの「タテ構造」を常識とされてきた時代的概念は通用しにくくなっていくからです。

十把一絡げ的に「こうあらねばならない!」というのではなく、個々人の主体性によるウエイトが大きくなっていく時代です。


【One Point】 自らの強迫観念に縛られずに、「個性」や「友愛精神」(和、絆、民度)を伴なった「自由」へと向かっていく時代です。

ただし、ご注意ください。

これらは「基本三数」に伴なう一体不可分の関係なので、どれか一つだけを言いつのると、双魚宮時代特有の“事実誤認”や“勘違い”に陥り、どこか間違えてしまいます。


≪一般人に働く天運≫

当たり前のことをご説明するのは面倒なので、以下、テキトーに書いておきます。

断片をつなげて適切にご賢察ください。

今なぜ、ネットを賑わす「Colabo問題」のようなことが起きるのかは「双魚宮時代を終わらせた!」などで示唆したとおりです。

さらに3月から「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションがはじまっていくと「深層の精神意識の変革」を含めて「霊識開元」の時代に入っていきます。

実在の宇宙は、天空の「物理宇宙」と、内在の深層の精神意識を受容体とする「エネルギー宇宙」を含め、共鳴関係をもって成り立っています。

時空を超越した「宇宙波動エネルギー」が、天空の物理宇宙(星や太陽系)と内面のエネルギー宇宙(深層の精神意識世界)との両世界の根幹にあって、変化発展をダイナミックにもたらしています。

「基本三数」によるホロスコープ・リーディング(「奥義講座」ご参照)が可能な所以です。


【One Point】 「霊識開元」は、ブッダやイエスなどの聖人や権威また支配層ではなく、市井の個々人が主体となる方向に時代の天運が動いていることを意味します。

それゆえ、個々人の深層の精神意識の変革であり、新しい霊性意識の覚醒(目覚め)のディレクションです。









風雲! 愛知県知事選
2023.02.02
[緊急UP] ― 選挙後に時代の命運を左右 ―


2月5日投開票から始まる新しい未来の流れ



緊急アップです。

筆を起こした3日後の2月5日が投開票日の「愛知県知事選」についてです。

早急にホロスコープを作成して、ホラリー・リーディングをしてみました。

結論は、候補者以上に有権者の主体的な意識が問われるものになっていました。

そういったホロスコープもあるのです。



≪河野氏の応援演説≫

反日勢力が主催する「愛知トリエンナーレ」に資金補助をするなど、何かと話題の大村県知事です。

この構図は、昨今ネットを騒がせている問題によく似ているように感じます。

その大村氏も、今回の立候補者の一人です。

話題のワクチン大臣こと河野太郎氏が先日、名古屋入りをして大村候補の応援演説をしました。

そのヤジというかブーイングのスゴイこと。


【One Point】 現場にいたわけではないので詳細は不明ですが、ネットにアップされた動画などからは、かなりの反発が伝わってきます。

もちろん、愛知選挙区のすべてがそうだとは確認できませんが、事象は事実のようです。




≪初めてCBCテレビが放送≫

なんで、どうしてここまで強いヤジが起きたのか?

次のような事情です。

珍しく地上波の中京広域圏を放送エリアとするCBCテレビ(中部日本放送)が、次のような放送を続けていたようです。

新型コロナワクチンを接種した後の死亡や、後遺症に関して、地上波放送局で初めてCBCテレビが長期にわたって報道をしたようです。

兼ねてからネットでは話題なので、ご存じの方も多いかもしれません。

それで実状を知った名古屋市民をはじめ愛知県民が、河野太郎氏に対する憤りをぶつけたヤジのようです。


【One Point】 今月2月21日には、CBCアナウンサー著による『新型コロナワクチンの光と影 誰も報じなかった事実の記録』が、方丈社から全国の書店ならびに電子書店で発売されるというアナウンスがされていました。





3≪投開票日のホロスコープ≫


下図は、投開票日午後8時の時点のホロスコープです。



場所は県庁のある名古屋市で作成しています。


【One Point】 複雑です。

すべての可能性があるホラリー・ホロスコープです。

国政選挙などでは、通常、どちらが優勢かは案外と簡単にリーディングできます。

ですが、地域選挙ゆえでもありますが、加えて有権者の意識しだいになっています。




≪真っ向対立を象わす≫

簡単に解説しておきます。

有権者ら一般大衆を象わす「月」と、この場合、大村県知事を象徴する「太陽」は、真っ向から対立する衝(オポジション=180度)です。

これに「ドラゴンヘッド&ドラゴンテール」が矩(スクエア=90度)をとって、大十字(グランドクロス=90度×4)を形成しています。

また、宝瓶宮時代やその市民を象わす「天王星」を軸に、T矩(Tスクエア=90/90/180度)も形成されています。

有権者サイドの“意志”を象わすASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)乙女宮19度+共鳴星「水星」と、立候補者サイドのDES(Desendant:ディセンダント=下降点)魚宮19度+海王星も、お互いに象意を強めて真っ向対立を象わしています。

同時に、有権者大衆を象わす「月」+IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) と、大村知事を象徴する「太陽」+MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)も、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=120/60/120/60度)を形成しており、どちらにどう転んでもおかしくない星の配置です。


【One Point】 既存の“吉凶解釈”の占星術ではご理解できにくい解釈があると存じます。

細かい部分の解説は省略せざるをえないのでポイントのみですが、平たく申し上げますとバッチバチの激戦です。




≪新しい流れのはじまり≫

とくに、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」(第9ハウス:室)を軸にした「月」と「太陽」との矩(スクエア=90度)があり、「天王星」がASC=上昇点に上三分(アッパー・トライン=120度)をとっている意味は強烈で、この選挙が単に「愛知県知事選」に留まらず、有権者の選択が歴史的な将来を決しかねないことを象わしています。

さすがは戦国の三英傑を生んだ土地柄です。

そんなこんなから、前項の星の配置を交えてまとめますと、今回の愛知県知事選挙は、どちらが当選するしないにしても、新しい流れを生みだしていきます。

それはやがて全国的な大きなうねりとなって、のちのち、また春に予定されている統一地方選にも日本の命運を決していくような「天下戦」ともなっていくことがリーディングできます。

そのぶん、今回の投票における愛知県民の個々人の一票、また報道や動画投稿を交えた解説に日本の命運が託されているといっても過言ではないでしょう。


【One Point】 リライトも見直しもほとんどせずに緊急にぶっつけでアップした文面で申し訳ありません。

拙速ですが、機を逸するよりも良いと考えました。

誤字脱字があるかもしれませんので後日、見直します。









- CafeNote -