指原莉乃のASC:上昇点
2018.12.15
「宝瓶宮占星学」サイトで、宝瓶宮時代の新しいアイドルのタイプとして、幾度かとりあげてきた「ヘタレ」「さしこ」「さっしー」こと指原莉乃(蠍宮:HKT48、AKB48・5期生)のASC(Ascendant アセンダント=上昇点)すなわち「出生時間」についてです。

以前、サシハラの言動とHKT48への移籍といった出来事などから、出生時間が不明ながら、生まれた時間に東の地平線上にあったサイン(宮)=上昇宮は「天秤宮」だとご紹介してきました。

そのため、サシハラのホロスコープ(出生天球図)の星の配置からみて「卒業」の時期は、約2年ほど前に次のように宝瓶宮占星学サイトに書きました。


《 サシハラの「転機」と卒業 》
最後に、今後のサシハラの「転機」をご紹介いたします。
「出生時間」次第では、若干のタイムラグが生じますが、今年2017年は“ギリギリ”しのげたとしても、翌2018年、遅くても再来年の2019年には、サシハラは「転機」を迎えます。
多くの場合、現役「卒業」です。


事実、本日2018年12月15日のTDC(東京ドームシティホール)のHKT48単独コンサートにおいて、指原莉乃は来年2019年の卒業を発表しました。

「平成のギリギリまで、年号が変わるまで、一生懸命アイドルとして頑張りたいなと思っているので」と平成が終わる3日前の4月28日に横浜スタジアムでの卒業コンサートを行ない、卒業後の5月28日に地元福岡マリンメッセで「指原莉乃11年ありがとう! 大感謝祭」を行なうとのことです。

それはともかく、なぜ上述のように「卒業」をリーディングできたのでしょうか。

あくまでも、サシハラの「ホロスコープ」(出生天球図)のケースですが、トランシットの土星が「山羊宮」を通過していく時期で、ASC(上昇点)に下方矩(90度)をとっていくときに、“人生の再スタート”のディレクションをサシハラは受けることになるために、そのときに「卒業」して、新たな人生を歩み出すと、リーディングできたためです。

では、天秤宮の何度がASC(上昇点)なのかが重要です。

土星は、昨年2017年12月20日に山羊宮に入宮し、3年後の再来年2020年12月18日に次の水瓶宮に移ります。
そのために、時期を特定するには、出生時間によって決まるASC(上昇点)を探しださなければなりません。

かつて、サシハラが「ヘタレ」と呼ばれたことやHKTへの移籍などから、ホロスコープ(出生天球図)の星の配置をみると、天秤宮の「6度~14度」がASC(上昇点)の可能性が高いと推定できました。

その真ん中の「天秤宮10度」をASC(上昇点)として作成したのが、下のホロスコープ(出生天球図)です。

これだと、天秤宮の月&木星がサシハラを象徴する「上昇星」となるために、さほど矛盾しないのです。

実際、卒業発表をした12月15日のトランシットの土星は、「山羊宮9度」に位置していました。

天秤宮10度がASC(上昇点)だと仮定すれば、ほぼピークの下方矩(90度)の土星となるために、当たらずといえども遠からず、案外と「天秤宮10度」の前後で的を射ているようです。

逆に申し上げますと、サシハラのASC(上昇点)は「天秤宮3度~15度」の範囲ということが確定したといえます。






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