随感2:ホロが伝えるもの
2021.12.13
 
◆ホロスコープ随感 その2「ホロスコープが伝えるもの」



「次元上昇したホロスコープは“希望のメッセージ”」




「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の次元上昇した「ホロスコープ」ついて述べる「ホロスコープ随感」のページです。

宝瓶宮時代が今後、定着していくと、「ホロスコープ」の解釈は、根本から変わっていきます。

「宇宙法則」にもとづいて次元上昇(アセンション)していくのです。



《 ホロスコープの“次元上昇” 》

現代占星術の“吉凶解釈”によって「自分は“凶”なんだ…」とショックを受けたことはありませんか。

“吉凶解釈”を信じてしまえば、そうなります。

“信じる/信じない”は「信教の自由」の昨今なので、どちらでもいいのですが、でもご心配はいらないと存じます。

そういった“解釈”の一面はあるにしても、それとは反対の「希望のメッセージ」が、ホロスコープにはあるからです。

なぜなら、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」は、“宇宙規模”の広がりを象わすためです。


これに反して「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)の古いホロスコープ解釈は、今後、漸次、通用しなくなっていくかもしれません。

「対立二元論」による“吉凶解釈”は、その代表です。

脅かすわけではありませんが、宝瓶宮時代の「基礎理論」をしっかりとご理解されておかないと、神秘的(オカルトチック)な「占い」の現代占星術は、“混迷”を深めていくことになるのは、当然の理です。

もちろん、その正反対に、ごく一握りですが理論理屈を超えて、宇宙の真実をついた解釈をされる世界的な占星術師が現われないともかぎりません。


いずれにしても、口に出す出さないはともかく、多くの人が「ホロスコープ解釈」に限界や混迷を感じているのです。

それは、「海王星」を共鳴星(支配星)とする現代占星術の“宿命”だといえます。


【注】 プラトン月(グレート・マンス)

上述の「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)や「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)というのは、「占星学的な時代区分」(いわば Astrologcal Age)のことです。

別の表現をいたしましと、約2,160年(計算値)ごとに変わる「プラトン月」(グレート・マンス)です。

太陽の「黄道」と地球の「赤道」が交わる「春分点」が、黄道上を逆順に移動して、黄道またホロスコープを1周する約25,920年(計算値)を「プラトン年」(グレート・イヤー)といいます。

それを「1年」と同じ12区分したものが「占星学的な時代区分」こと、プラトン月です。



《 「ホロスコープ」とは何か 》

ご質問です。

「ホロスコープ」(出生天球図)とは何でしょうか?

技術的には、“出生地からみた誕生の瞬間の星の配置を写しとったもの”で間違いありません。

そういった技術的な問いではなく、根源的な“そもそも論”として、「ホロスコープとは何ぞや?」ということです。

もう少し具体的にいえば、宇宙論や人生論またエネルギー論としての問いです。


そのように根源的な「ホロスコープとは何か」を明確にしなければ、本来、占断やリーディングは不可能ではないでしょうか。

“当たる/当たらない”の表層的な二者択一(対立二元論)的な解釈になってしまうからです。



《 技術的な問題としては 》

お話を技術的な問題に戻しましょう。

一般に星占いで「あなたは〇〇座生まれね」というとき、それは「太陽サイン(宮)」を“〇〇座”と誤って表現したものです。

誕生日が、何月何日かで分かりますので便利です。

ですが、同じ誕生日でも、さまざまな性格や運勢の人がいるように、ホロスコープの“一部分”でしかありません。

ホロスコープは「生年月日」だけでなく、「出生時間」や「出生地」を必要とします。

それらが異なれば、12サイン(宮)や12ハウス(室)でみたときの星の配置が異なってきます。

世界に2つと同じ「ホロスコープ」(出生天球図)がない所以です。


“性質”などを象わす12サイン(宮)のほかに、“実状”などを象わす12ハウス(室)が「ホロスコープ」にはあります。

地球の自転によって星たちはどんどんと移動し、1日24時間でホロスコープをほぼ1周します。



《 パーソナル&ソーシャル・プラネット 》

ほかにも生まれた年が異なれば、動きの早い「パーソナル・プラネット」は位置が大きく異なります。

パーソナル・プラネットというのは、ホロスコープでは「太陽」も「月」もプラネット(星)として扱いますので、「太陽、水星、金星、月、火星」の5つの星のことです。

個人の“性質”や“考え”や“言動”など、パーソナルな側面を主に象わします。

出生時の「太陽」のみではなく、パーソナル・プラネットや木星以遠の「ソーシャル・プラネット」などをホロスコープではもちいます。


一方「ソーシャル・プラネット」は、宝瓶宮占星学では「木星、土星、天王星、海王星、冥王星」の5つの星をさします。

主に時代状況など社会を象わすためです。

個々人においては、運勢面を象わします。



《 星は“希望のメッセージ” 》

さて、そのような星たちは、私たち「個人」や「人類社会」に、どんな“メッセージ”を本質的に投げかけているのでしょうか。

“吉凶”ですか?

違いますよね。

「星」にそんな“強制力”はありません。

こむずかしいお話はさておき、「結論」を述べますと、「星」や「ホロスコープ」がもたらすものは「希望のメッセージ」です。

どのようにご理解や解釈するかによりますが、本質的に宇宙この世界がもたらすのは、「希望のメッセージ」です。


宝瓶宮時代の次元上昇した「ホロスコープ解釈」からはそういえます。

宇宙この世界をつらぬく根本法則の「基本三数」(数理法則)がそうなっているからです。

これらは「奥義講座」でお伝えしています“マスター・キー”(基礎理論)ともなっています。

マスター・キー(基礎理論)を「ホロスコープ」に“差し込む”だけで、すべての秘密の“扉”が開くのです。

詳細は、後日、順次、述べることがあるでしょう。




【特別寄稿】「西洋占星術」を極めたい方へ

西洋占星術で「ホロスコープ」を読めるようになりたい方、また、読めるようになって「占断」を極めたい方の場合、次回アップ予定の「ホロスコープ随感 その3」(ホロスコープ究極論)でお届けする予定ですが、いきなり“星読み”といった”山の頂上”に登るのは、難しいのです。

なぜなら、“登山”にはルートや装備また高山病への慣れが必要なように、“山頂”であるマスター(占星術師)への道は、準備が必要です。

そういった「どのように登ればよいのか」という最初に“登山ガイド”の役割を果たすのが、「奥義講座」の「基礎理論」(基本三数、数理法則)になっています。

「基礎理論」によって、西洋占星術はもちろん、宝瓶宮占星学のマスターへの道が開かれます。

「基礎理論」(マスター・キー)はむずかしくはないので、だれでもすぐにご理解できます。

そのため、その次の実践的な占断やリーディングといった“星読み”が、人によって異なりますが、50倍~10倍は早くマスターできるようになります。

結果、お得です。


多くの初学者やアマチュアが体験されるように、長いことアレやコレやと現代占星術を学び続けて、結局、象意やホロスコープをつかめずに、あきらめてしまうということがなくなります。

それどころか、「基礎理論」によって、西洋占星術の象意の「正誤」や「理解」が驚くほど進んだというご感想をいただいています。



【お知らせ】第2期「奥義講座」

※今年2021年11月にスタートした「奥義講座」は、来年2022年春からの第2期のご予約のお申込みを受け付けています。

すでにご予約が入りつつありますので、ご受講をご予定の方は、お早めに「鑑定&お問い合わせ」からお問い合わせくださるか「講座お申込みフォーム」から直接お申し込みください。

ご受講の詳細は、当サイトの「奥義講座の概要」にてお知らせしています。








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