随感4:ホロスコープ究極論
2021.12.25
◆ホロスコープ随感 その4「ホロスコープ究極論」
― 西洋の「神観」による“信仰” ―
「ホロスコープ・リーディングの根幹問題」
少々、堅くるしいのですが、「ホロスコープ究極論」をお届けいたします。
「アストロロジー」また“占星術”には根本命題があります。
「空の星から、なぜ地上のことがわかるのか」といことです。
つきつめると、それは「ホロスコープとは何か?」ということになります。
宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)の新しいアストロロジー「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)からみた「究極的ホロスコープ論」です。
一方、ホロスコープ・リーディングのノウハウは、宝瓶宮時代の新しい「基礎理論」をベースにした「奥義講座」でお届けしています。
≪ホロスコープとは何か?≫
「ホロスコープ」とは何でしょうか。
一緒にお考えください。
技術的なハウツーはさておき、「宇宙」(太陽系)と「地上」をつなぐ星図(アストロ・チャート)です。
当然ですね。
宇宙太陽系の「星」(アストロ)の動きや配置から、地上の「人間」や「人類社会」の動きを読みとる「図」(チャート)、また「学」(ロジー)ですから。
そのリーディングが、どこまで可能かはともかくツールの星図です。
ここには重要な示唆(しさ)があります。
地上(地球)もまた「太陽系惑星」の一つだからです。
同様に「人間」や「人類社会」も、宇宙に発祥した稀有(けう)な存在だということです。
≪宇宙波動エネルギー≫
これがわかれば、「ホロスコープとは何か」の大局がみえてきます。
かつての双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の「対立二元論」で、「宇宙」(太陽系)と「地上」(人間)を対立する別個の存在と分けてとらえると、本質がみえなくなります。
新しい「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の「共鳴関係論」でとらえると、“真実”がみえてくるのです。
「星」と「人間」(人類社会)は、見えない世界において、ワンクッションおきつつ共鳴する“関係性”にあるためです。
つまり、物理的には別個体ですが、すべては宇宙の一員だという点で、“波動エネルギー”の共通項をもます。
そのため、直接か間接かをとわず“共鳴関係”にあります。
現代科学では、「量子力学」の考えが近いといえます。
結局、「奥義講座」実際編J「占星要素の共鳴関係論」で述べているとおり、“宇宙波動エネルギー”が関係しているのです。
≪宇宙をつらぬく基本法則≫
お気づきでしょうか?
厳密には“誤訳”といえる「占星学」をふくめてもいいのですが“占星術”と日本語訳される「アストロロジー」(Astrology:天体学、星の科学)で用いられる「ホロスコープ」に、秘密が隠されています。
結局、「大宇宙と人間」(宇宙この世界)がみえれば、ホロスコープの謎もとけてくるのです。
宝瓶宮時代の新しい宇宙観=「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)をご受講されている皆さまは、すでにお気づきかもしれません。
宇宙この世界は、「基本三数」(ホロスコープでは「数理法則」)によってつらぬかれています。
そのため、宇宙太陽系の星の配置を忠実に写しとった「ホロスコープ」も、「基本三数」3(4)数ならびに「数理法則」12数によって構成されています。
そのような“マスター・キー”の「基礎理論」によって、「ホロスコープ」のすべての“秘密の扉”が開かれます。
「基本三数」と「数理法則」の関係は、“基礎”と“展開”という点で同じです。
この法則によって「宇宙」はもちろん「地球」も、地上の「人間」や「人類社会」も、また「ホロスコープ」もつらぬかれているという点が、根本的に重要なのです。
≪双魚宮時代の神観≫
さて、お話は大詰めに入ります。
双魚宮時代(およそBC191~1989)を築いた西洋文明は、「神が宇宙や人間=創造物を創った」と教えらきました。
代表的にはキリスト教なのですが、『聖書』(旧約聖書)にそう書いているからです。
一方、東洋の仏教や大自然を崇拝する神道の日本においては、「神」(The GOD=創造神)という概念はありません。
「神」(創造神)は、馴染みがうすいのです。
ですが欧米では主流です。
現在は「信教の自由」なので、どちらでもいいでしょう。
ただ、双魚宮時代の「神観」は、“唯一にして絶対なる創造神”(超越神)ゆえ、人間(人類)は近づくことさえできず、崇めることしかできないとされています。
双魚宮時代の歴史パラダイムは「対立二元論」なので、神は“絶対善”であり、人間は“罪人”(つみびと)と別存在とされたのです。
宇宙を創られた「神」は、“雲の上の存在”として分離対立してとらえられてきました。
≪宝瓶宮時代の“神観”≫
上述の西洋社会の「神観」や「宗教観」のため、双魚宮時代に奈辺で発達した「ホロスコープ」の解釈も、結論的に次のようになりました。
「ホロスコープは、唯一にして絶対かつ万能の神を冒涜するもの」ととらえられたのが第1点。
第2点は、逆に、無意識のうちに「信教の自由によって、ホロスコープそのものを神秘的な立場において“信仰”する」という立場です。
しかし、そのような「対立二元論」の双魚宮時代は、もはや終わったのです。
「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする新しい「宝瓶宮時代」がはじまり、実際的なスタートや定着に向けて、漸次、進展しつつあります。
そのため、「ホロスコープ」を無意識ながら“神”や“信仰”の対象とした占星術はいかがでしょう?
宝瓶宮時代の新しい「共鳴関係論」による自由、対等かつ友愛精神(和、絆、民度)による、次元上昇した「ホロスコープ解釈」の時代がはじまっています。
宝瓶宮時代の“神観”というと、信仰や宗教の時代ではないので語弊(ごへい)が生じますが、「宇宙この世界」はどのように創成されたのか、“宇宙根源”かつ“宇宙集合体”をみれば、すべてのナゾが解けてくるのです。
宇宙太陽系の星を写しとった「ホロスコープ」の根幹もみえてきます。
上述の宇宙この世界の「根本法則」が、「ホロスコープ理論」と重なっているためにそういえます。
随感3:ホロのマスターキー
2021.12.16
◆ホロスコープ随感 その3「ホロスコープのマスター・キー」
― 「基礎理論」で謎が解ける ―
「マスター・キーは、ホロスコープのすべての“扉”を開く」
ホロスコープには「マスターキー」があります。
その鍵を「ホロスコープ」に差し込むだけで、ホロスコープの“構造”から“象意”の謎のすべてが解けるのです。
“星の動きから、なぜ「地上」のことがわかるのか”というホロスコープの根本命題もそうです。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジーの「基礎理論」がそれです。
《 現代占星術の“混迷”の理由 》
ホロスコープの“謎”を解く「マスター・キー」は、これまで“秘密”にされてきました。
なぜなら、これまでの約2,160年(計算値)間は「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)だったからです。
さらには、19世紀の現代占星術は「基礎理論」を捨ててしまったからです。
それまでのアストロロジー(Astrology:天体学、星の科学)古典占星学、また古典占星術を支えていた古代ギリシャの世界観「四大元素説」が近代文明とともに通用しなくなったからです。
アストロロジーこと「占星術」また「占星学」は、当然のことながら「占星学的時代区分」(プラトン月、グレート・マンス)によって、方向性や内容またノウハウが規定されます。
かつての「双魚宮時代」は、魚宮の象意によって“混迷”せざるをえませんでした。
《 根っこの「基礎理論」を捨てた 》
具体的に申し上げますと、次のようなことです。
現代西洋占星術の父といわれるアラン・レオ(本名:ウィリアム・フレデリック・アラン:1867-1917)は、霊媒師マダム・ブラツキー率いる「神智学協会」に所属していました。
その占星術支部で「基礎理論」を捨てて、“当たる/当たらない”のオカルトチックな“占い”に特化させたのです。
しかし、何でもそうですが、「基礎理論」というのは“根っこ”なのです。
肝心の“根っこ”を失えば、ホロスコープの理論的探究は不可能になっていきます。
“マスター・キー”への道が閉ざされてしまうのです。
事実、関係者は口をつぐんでいますが、昨今では“混迷”を深め“立ち枯れ”状態に向かっています。
これらのことをホロスコープによってご説明いたします。
現代占星術が、神秘主義(オカルティズム)化や混迷に向かうのは、「双魚宮」(魚宮)や「海王星」の象意で、末期にその方向に進むのは当然だといえるのです。
《 素晴らしい象意の一面 》
その反面、「魚宮」や「海王星」の素晴らしい象意があります。
それは、理論理屈を超えて真実を“直感”することです。
ごく一部の特殊な人だったり、無意識であっても無私に近い心理や精神状態で、平穏であるときにそうなりやすいようです。
そんなとき、ホロスコープに隠された真実の象意を“直感”するといったことが起こります。
世界的な西洋占星術師(アストロロジャー)の一部がそうです。
そうやって象意の一部が解明され、引き継がれてきたのです。
しかし、一般の人々がそれをやると、「魚宮」や「海王星」の直感によるもう一方の象意、“勘違い”や“幻想”また“事実誤認”に陥ることがあります。
それが一部の西洋占星術師が語るように、「ホロスコープはむずかしい」といわれる理由の一つになっています。
ご理解いただけますでしょうか?
ホロスコープの学びには両方の側面があるのです。
「基礎」の部分と「応用」の部分もそうです。
ところが、現代占星術は「基礎理論」を捨てて、いきなり応用にあたる“占断”に挑むので、難しいと感じるのは当然なのです。
《 双魚宮時代の占星術の特性 》
宝瓶宮時代の影響圏ながら、現代占星術は双魚宮時代の末期に「海王星」を共鳴星(支配星)として誕生したのでそうなります。
次のようなことです。
双魚宮時代や魚宮また海王星には、“まだ見ぬ理想”をいきなり夢みるといった象意があります。
“まだ見ぬ理想”である星読みや占断という「頂上」を目指しても、「基礎理論」を理解していなければむずかしいのです。
現実的には、「頂上」へはいきなり登れません。
「基礎理論」という“根っこ”を捨ててしまった以上、本格的にホロスコープの占断を極めるのはハードルが高すぎるのです。
太陽サイン(宮)だけの「星占い」であれば別ですが…。
“根っこ”がなければ、植物は生長できません。
花を咲かせたり、果を実らせることができないのは当然です。
いずれ枯れてしまいます。現代占星術のホロスコープ学習も同様なのをご理解ください。
《 「基礎理論」(根っこ)を理解する 》
では、どうしたらいいのでしょうか。
カンタンです。
いきなり「頂上」を目指すのをやめることです。
“根っこ”を捨てた現代占星術で、いきなり「ホロスコープを読めるようになる」、「占断ができるようになる」といった“まだ見ぬ理想”(幻想)を、まず捨てましょう。
応用(占断)を極めようとする前に、「基礎」をしっかりとご理解されることです。
宝瓶宮時代のアストロロジーには「基礎理論」(ホロスコープ理論)があります。
「基礎理論」は、誰にでもカンタンに理解でき、「ホロスコープ」のすべての扉を開く“マスター・キー”になっています。
地に足が着いたアストロロジー(天体学、星の科学)がそれです。
宇宙この世界に根差した「基礎理論」があるために実学が可能です。
宇宙太陽系の星を読むことは、宇宙に聞けばよいのです。
そのため、宇宙この世界をつらぬく根本の「数理法則」(基本三数)を「基礎理論」とすればいいのです。
《 「基礎理論」をベースに学ぶ 》
すると“根っこ”が身に付くのです。
植物もそうですが、“根っこ”があると、しぜんと成長(生長)することができます。
ご自分の頭で考えて、実際的な“象意”を推し量ることがでいるようになっていくのです。
「基礎理論」をベースに、より多くの「ホロスコープ」を読んでみるほど、どんどんと「応用」が可能になっていきます。
そうやって“マスター”(占星術師)になれるのです。
ここでいうホロスコープの「マスター・キー」がそのカギです。
現代占星術を“混迷”から希望へと導き出すのが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジーの「基礎理論」ともなっています。
宝瓶宮時代の「ホロスコープ」は、次元上昇した「基礎理論」をもちます。
魚宮や海王星に規定された双魚宮時代のホロスコープ解釈から、いくぶん科学(宇宙哲理)的な解釈に根づいた「基礎理論」(数理法則)という、ホロスコープの“根っこ”があります。
【お知らせ】第2期「奥義講座」
※今年2021年11月にスタートした「奥義講座」は、来年2022年春からの第2期のご予約のお申込みを受け付けています。
すでにご予約が入りつつありますので、ご受講をご予定の方は、お早めに「鑑定&お問い合わせ」からお問い合わせくださるか「講座お申込みフォーム」から直接お申し込みください。
ご受講の詳細は、当サイトの「奥義講座の概要」にてお知らせしています。
随感2:ホロが伝えるもの
2021.12.13
◆ホロスコープ随感 その2「ホロスコープが伝えるもの」
「次元上昇したホロスコープは“希望のメッセージ”」
「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の次元上昇した「ホロスコープ」ついて述べる「ホロスコープ随感」のページです。
宝瓶宮時代が今後、定着していくと、「ホロスコープ」の解釈は、根本から変わっていきます。
「宇宙法則」にもとづいて次元上昇(アセンション)していくのです。
《 ホロスコープの“次元上昇” 》
現代占星術の“吉凶解釈”によって「自分は“凶”なんだ…」とショックを受けたことはありませんか。
“吉凶解釈”を信じてしまえば、そうなります。
“信じる/信じない”は「信教の自由」の昨今なので、どちらでもいいのですが、でもご心配はいらないと存じます。
そういった“解釈”の一面はあるにしても、それとは反対の「希望のメッセージ」が、ホロスコープにはあるからです。
なぜなら、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」は、“宇宙規模”の広がりを象わすためです。
これに反して「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)の古いホロスコープ解釈は、今後、漸次、通用しなくなっていくかもしれません。
「対立二元論」による“吉凶解釈”は、その代表です。
脅かすわけではありませんが、宝瓶宮時代の「基礎理論」をしっかりとご理解されておかないと、神秘的(オカルトチック)な「占い」の現代占星術は、“混迷”を深めていくことになるのは、当然の理です。
もちろん、その正反対に、ごく一握りですが理論理屈を超えて、宇宙の真実をついた解釈をされる世界的な占星術師が現われないともかぎりません。
いずれにしても、口に出す出さないはともかく、多くの人が「ホロスコープ解釈」に限界や混迷を感じているのです。
それは、「海王星」を共鳴星(支配星)とする現代占星術の“宿命”だといえます。
【注】 プラトン月(グレート・マンス)
上述の「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)や「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)というのは、「占星学的な時代区分」(いわば Astrologcal Age)のことです。
別の表現をいたしましと、約2,160年(計算値)ごとに変わる「プラトン月」(グレート・マンス)です。
太陽の「黄道」と地球の「赤道」が交わる「春分点」が、黄道上を逆順に移動して、黄道またホロスコープを1周する約25,920年(計算値)を「プラトン年」(グレート・イヤー)といいます。
それを「1年」と同じ12区分したものが「占星学的な時代区分」こと、プラトン月です。
《 「ホロスコープ」とは何か 》
ご質問です。
「ホロスコープ」(出生天球図)とは何でしょうか?
技術的には、“出生地からみた誕生の瞬間の星の配置を写しとったもの”で間違いありません。
そういった技術的な問いではなく、根源的な“そもそも論”として、「ホロスコープとは何ぞや?」ということです。
もう少し具体的にいえば、宇宙論や人生論またエネルギー論としての問いです。
そのように根源的な「ホロスコープとは何か」を明確にしなければ、本来、占断やリーディングは不可能ではないでしょうか。
“当たる/当たらない”の表層的な二者択一(対立二元論)的な解釈になってしまうからです。
《 技術的な問題としては 》
お話を技術的な問題に戻しましょう。
一般に星占いで「あなたは〇〇座生まれね」というとき、それは「太陽サイン(宮)」を“〇〇座”と誤って表現したものです。
誕生日が、何月何日かで分かりますので便利です。
ですが、同じ誕生日でも、さまざまな性格や運勢の人がいるように、ホロスコープの“一部分”でしかありません。
ホロスコープは「生年月日」だけでなく、「出生時間」や「出生地」を必要とします。
それらが異なれば、12サイン(宮)や12ハウス(室)でみたときの星の配置が異なってきます。
世界に2つと同じ「ホロスコープ」(出生天球図)がない所以です。
“性質”などを象わす12サイン(宮)のほかに、“実状”などを象わす12ハウス(室)が「ホロスコープ」にはあります。
地球の自転によって星たちはどんどんと移動し、1日24時間でホロスコープをほぼ1周します。
《 パーソナル&ソーシャル・プラネット 》
ほかにも生まれた年が異なれば、動きの早い「パーソナル・プラネット」は位置が大きく異なります。
パーソナル・プラネットというのは、ホロスコープでは「太陽」も「月」もプラネット(星)として扱いますので、「太陽、水星、金星、月、火星」の5つの星のことです。
個人の“性質”や“考え”や“言動”など、パーソナルな側面を主に象わします。
出生時の「太陽」のみではなく、パーソナル・プラネットや木星以遠の「ソーシャル・プラネット」などをホロスコープではもちいます。
一方「ソーシャル・プラネット」は、宝瓶宮占星学では「木星、土星、天王星、海王星、冥王星」の5つの星をさします。
主に時代状況など社会を象わすためです。
個々人においては、運勢面を象わします。
《 星は“希望のメッセージ” 》
さて、そのような星たちは、私たち「個人」や「人類社会」に、どんな“メッセージ”を本質的に投げかけているのでしょうか。
“吉凶”ですか?
違いますよね。
「星」にそんな“強制力”はありません。
こむずかしいお話はさておき、「結論」を述べますと、「星」や「ホロスコープ」がもたらすものは「希望のメッセージ」です。
どのようにご理解や解釈するかによりますが、本質的に宇宙この世界がもたらすのは、「希望のメッセージ」です。
宝瓶宮時代の次元上昇した「ホロスコープ解釈」からはそういえます。
宇宙この世界をつらぬく根本法則の「基本三数」(数理法則)がそうなっているからです。
これらは「奥義講座」でお伝えしています“マスター・キー”(基礎理論)ともなっています。
マスター・キー(基礎理論)を「ホロスコープ」に“差し込む”だけで、すべての秘密の“扉”が開くのです。
詳細は、後日、順次、述べることがあるでしょう。
【特別寄稿】「西洋占星術」を極めたい方へ
西洋占星術で「ホロスコープ」を読めるようになりたい方、また、読めるようになって「占断」を極めたい方の場合、次回アップ予定の「ホロスコープ随感 その3」(ホロスコープ究極論)でお届けする予定ですが、いきなり“星読み”といった”山の頂上”に登るのは、難しいのです。
なぜなら、“登山”にはルートや装備また高山病への慣れが必要なように、“山頂”であるマスター(占星術師)への道は、準備が必要です。
そういった「どのように登ればよいのか」という最初に“登山ガイド”の役割を果たすのが、「奥義講座」の「基礎理論」(基本三数、数理法則)になっています。
「基礎理論」によって、西洋占星術はもちろん、宝瓶宮占星学のマスターへの道が開かれます。
「基礎理論」(マスター・キー)はむずかしくはないので、だれでもすぐにご理解できます。
そのため、その次の実践的な占断やリーディングといった“星読み”が、人によって異なりますが、50倍~10倍は早くマスターできるようになります。
結果、お得です。
多くの初学者やアマチュアが体験されるように、長いことアレやコレやと現代占星術を学び続けて、結局、象意やホロスコープをつかめずに、あきらめてしまうということがなくなります。
それどころか、「基礎理論」によって、西洋占星術の象意の「正誤」や「理解」が驚くほど進んだというご感想をいただいています。
【お知らせ】第2期「奥義講座」
※今年2021年11月にスタートした「奥義講座」は、来年2022年春からの第2期のご予約のお申込みを受け付けています。
すでにご予約が入りつつありますので、ご受講をご予定の方は、お早めに「鑑定&お問い合わせ」からお問い合わせくださるか「講座お申込みフォーム」から直接お申し込みください。
ご受講の詳細は、当サイトの「奥義講座の概要」にてお知らせしています。
ホロスコープ随感-はじめに
2021.12.04
新たな「ホロスコープ随感」のページです。
◆ホロスコープ随感 その1「はじめに」
宝瓶宮時代は「ホロスコープ」も新たな次元に上昇します。
そんな「ホロスコープ」について気ままに述べていくページです。
宝瓶宮時代が本格的に定着していくと、「ホロスコープ」は新たな次元(段階)へと上昇します。
これまでの「アストロロジー」(Astrology:天体学、星の学問)からみても、それは歴史の必然です。
占星学の“黎明”となった約4,000年前の「白羊宮時代」(はくようきゅう じだい)に、メソポタミア北西部にいた古代カルデア人は、東の地平線上に昇る星を観測していました。
いつ季節(春)がはじまるのか、“時”(季節)の到来を見張っていたのです。
これが“時の見張人”といわれる「ホロス・コポス」の由来です。
その「天体観測」(ホロス・コポス)は、白羊宮時代の次に訪れた「双魚宮時代」(そうぎょきゅうじだい)がはじまろうとする古代ギリシャ時代に、「古典占星学」に変わりました。
古代カルデア人の「ホロス・コポス」は、古代ギリシャの世界観“四大元素説”にもとづいて、四角い「ホロスコープ」に変わったのです。
つまり、占星学的な時代区分が「白羊宮時代」から「双魚宮時代」に変わると、「ホロスコープ」もまた変わるのです。
当然、「双魚宮時代」から「宝瓶宮時代」に変わると、今度は、「ホロスコープ」自体の解釈が大きく変わっていきます。
そうしないと、新しい時代に適用できないためです。
ここで雑談ですが、「ホロスコープ」という言葉は“ホロス・コポス”からの転用でもあります。
ですが、もう一つの意味がありそうです。
“ホロ”が“全体”や“完全”を意味し、“スコープ”が“見る”や“覗く”などの意味があることから、古代カルデア人のように「東の地平線上」(ASC:アセンダント=上昇点)に昇る星のみを観測するのでなく、全天球360度の星の位置を観測して写しとったという意味です。
いずれにしても、占星学的な時代区分が「双魚宮時代」へと進むことによって「ホロスコープ」は大きく変わり、19世紀に丸いホロスコープにマイナーチェンジしただけでなく、さらに「宝瓶宮時代」へと進むことによって、今度は「ホロスコープ」自体の解釈が大きく変わっていくのです。
それは、もはや通用しなくなった古典占星学の基礎理論を捨てて、“当たる/当たらない”の「占い」に特化した占星術からの脱皮にほかなりません。
宝瓶宮時代が正式にはじまって徐々に定着していくと、「ホロスコープ」は“次元上昇”(アセンション)して、さらに「ホロスコープ」そのものの解釈が大きく変わっていくのです。
端的にいえば、“占い”から“実学”への転換です。
本来の「占星学」(=アストロロジー:天体学、星の学問)への“次元上昇”だからです。
そこでは、もはや占いとしての「ホロスコープ」ではなく、人類の営為や実生活に役立つ「実学」としての「ホロスコープ」になります。
宝瓶宮占星学でいう「星のデレクション」(運勢変化、宇宙波動の変化=未来予測)をリーディングできるツールです。
古代カルデア人が、ちょうど「春」の到来を天体観測したようにです。
また、現在、雨雲の動きや気圧の変化から「気象変化」を予測できるようにです。
宝瓶宮時代の新たな「ホロスコープ」の解釈によって、そのように個々人や人類歴史(営為)の変化やその方向性がリーディングできるようになるのです。
なぜ、次元上昇した「ホロスコープ」の新解釈によって、そういえるのでしょうか。
理由はかんたんです。
宇宙この世界は、「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)でも述べていますように、「基本三数」とその展開の「数理法則」によって成り立っています。
本来の「ホロスコープ」もまた「基本三数」3(4)数と「数理法則」12数によって成り立っているためです。
宝瓶宮時代の定着によって“次元上昇”した「ホロスコープ」の新解釈によって、そうなっていくのです。
昨今の占星術は、もはや通用しなくなったとはいえ、古代ギリシャの「占星学理論」を捨てて、“根っこ”を失ってしまいました。
“根っこ”を失えば、もはや枯れるしかないのです。
新たな占星学理論となる「数理法則」は、その“根っこ”です。
もはや、過去の古典占星学の象意の遺産や主観的な個人の感性によって占う“当たる/当たらない”のオカルトチックな「占い」に特化した「ホロスコープ」の解釈とは異なる次元がはじまっています。
それが「宝瓶宮時代」における宇宙波動による新たな「占星学理論」(数理法則)です。
「基本三数」また「数理法則」は、地上世界はもちろん宇宙この世界をつらぬくため、現実的なリーディング「実学」が可能な「ホロスコープ」の解釈になっていきます。
お話は変わりますが、先月、今年2021年11月にスタートした「奥義講座」は、そんな「ホロスコープ」のすべての扉を開きます。
なぜなら、「ホロスコープ」のすべての謎を解く「マスターキー」をお伝えする特別な講座になっているからです。
来年2022年春に開講予定の第2期の予約お申込みがすでに入っています。
ご受講をご予定の方は、右欄の「鑑定&お問い合わせ」からお問い合わせください。
または直接、「講座お申し込みフォーム」からお申し込みくだされば、ご予約が可能です。