大詰め「大どんでん返し」
2021.01.17
予定される1月20日の次期アメリカ大統領の就任式まで残り3日です。
そこで、昨年11月3日のアメリカ大統領選挙の「ホラリー・ホロスコープ」(設時天球図)と、昨今の星の動き、また3日後の就任式前後の主な星の配置をみてみたいと思います。
次のホロスコープは、昨年11月3日の「アメリカ大統領選挙」投票当日のものです。
マスコミ報道は、今も選挙前も「バイデン当選」なのですが、宝瓶宮占星学では、次のようにリーディングし記事をアップしました。
大統領選挙前の10月23日のアップなのですが、宝瓶宮占星学サイト「米大統領選挙2020を読む」の記事において「バイデン“優勢”報道が続くも、結果はトランプの“大逆転勝利”」と題しておきました。
なぜなら、「ホロスコープ」が示しているとおりに書くしかないと思ったからです。
リーディングのポイントは、代表的には蟹宮2度の「ASC(上昇点)」と下三分(ロウアー・トライン=120度)の「太陽」、そして山羊宮2度の「DES(下降点)」と同じく下三分(120度)の「天王星」です。
ほかにもリーディングできるポイントは多々あるのですが、上述から、一見“バイデン当選”と読めなくはないものの、結果的には「大逆転」による“トランプ就任”とリーディングいたしました。
いろんな解釈があってもいいのです。
ですが、当該「ホロスコープ」において、“当選者”(次期大統領)を象わす「DES(下降点)」に下三分(120度)の「天王星」は、思わぬ“大逆転”や“トランプ”また“新しい時代”を象わします。
トランプ大統領は、「太陽&天王星」の合(0度)を生まれもつことからも、当該ホロスコープではそのようにリーディングすることが可能だからです。
また、当該「ホロスコープ」において、“有権者”を象わす「ASC(上昇点)」は、アメリカの“現体制”を象わす「蟹宮」に位置し、現職の“大統領”(トランプ)を象わす「太陽」と“スムーズな関係”を結ぶ下三分(120度)を形成していることもそうでした。
ただし、この「蠍宮の太陽」は、“バイデン候補”(蠍宮)をも象わすために、一見、“バイデン当選”を示唆しているとリーディングできます。
なぜなら太陽は、「海王星」を下三分(120度)としているために、後述するように“不正”による当選と書いておきました。
それはそうなのですが、当該「大統領選挙」のホロスコープをトータルでみたときに、“有権者”(一般大衆)は、ほかの星からみても「太陽&天王星」の合(0度)を生まれもつ「トランプ大統領」を選び、結果的には“大逆転”によって当選するとリーディングできました。
しかし、投票と選挙後の動きは、皆さまもご存じのとおりです。
なぜなら、“バイデン候補”を象わすことにもなる蠍宮の「太陽」は、“欺瞞”(不正投票)を象わす「海王星」を下三分(120度)としているためです。
それゆえ、上述の記事「米大統領選2020を読む」(10月21日~23日アップ)では、“不正によってバイデンが選出される”こともあると示唆しておきました。
重要なのはここからです。
“理想”や“空想”をはじめ“欺瞞”(不正投票)や“共産主義”を象わすことがある「海王星」は、今年2021年に入って「ケレス」が合(0度)をとりはじめました。
この意味は、単純にいえば“海王星の効力喪失”です。
2011年以降、魚宮をトランシットする「海王星」は、1846年の海王星発見後の“共産主義”はなやかりしころの“双魚宮時代のリバイバル”のディレクションをもたらします。
それが、共産主義一党独裁の中共が台頭してきた理由なのです.
ですが、今年に入ってからの「ケレス」と「海王星」の合(0度)は、それが一時的に“停止”またはこれが“キッカケ”となって終了していく可能性を象わしています。
今般の「アメリカ大統領選挙」に関していえば、「海王星」が象わした“不正投票”での“バイデン当選”の欺瞞が通用しなくなっていくことを意味します。
一方、思わぬ“大逆転”や“トランプ”また“新しい時代”を象わす「天王星」は、今年1月8日以降トランシットの「火星」が合(0度)をとりはじめました。
これは、いよいよ上述の「天王星」の象意に「GO!」がかかることを意味します。
すなわち、その“アクション”(行動)開始です。
その「ピーク」すなわちジャストの合(0度)は、日本時間で1月20日~21日、つまり「大統領就任式」が予定される当日です。
しかも、日本時間の1月21日(アメリカ時間の20日)は、“一般大衆”(有権者)を象わすトランシットの「月」までもが合(0度)をとり、「天王星&火星&月」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)が形成されます。
これは、トランプに投票した“有権者”の願いがかなう一日とリーディングできなくもありません。
さらに申し上げますと、日本時間の20日~21日の午前は、今般の大統領選挙にかかわるリーディングでは、“バイデン候補”を象わす「冥王星」とトランシットの「月」は、お互いに“立場が異なる”ことを象わす矩(スクエア=90度)を形成します。
それは、両者の“乖離”(かいり:当選無効)による新たなはじまりを意味します。
このように、昨今の星のトランシット(運行)をみると、「バイデン候補」は、最終的に“アメリカ国民”(有権者)の「信」を得ることができず、昨年10月の当初のリーディングどおり、「トランプの“大逆転勝利”」につながる可能性が高いことがリーディングできます。