ご報告「水星のメッセージ」
2022.01.02
◆水瓶宮に入宮する「水星」をリーディングしました
本日1月2日に「水瓶宮」に入宮する「水星」のメッセージをお届けいたします。
トランシット(運行)の「水星」は、深層の「精神意識の変革のディレクション」をもたらす「冥王星」と先月2021年12月30日にジャストの合(コンジャンクション=0度)をとりました。
その合(0度)のまま、本日2022年1月2日に「水瓶宮」に入宮します。
以下は、その「水星」の“リーディング・メッセージ”の内容です。
【水星のリーディング・メッセージ】
この「水星」が重要なのは、次の理由からです。
逆行を含めて、この1月~3月に「水瓶宮」をトランシットする「水星」は、上述の重要なディレクションをもたらしはじめた「冥王星」との合(0度)をはじめ、次に牡牛宮の「天王星」(水瓶宮の共鳴星)に上方矩(アッパー・スクエア=90度)、さらにほぼ同時期に水瓶宮の「土星」と合(0度)と、次々にアスペクトをとっていきます。
このような「水星ディレクション」によって、今後の私たちに必要な“宝瓶宮時代を生きるメッセージ”をもたらしていくのです。
その内容の一端を、皆さまとシェアしてまいりたいと存じます。
すべては長くなるので書ききれません。
なので、詳しくはタイムリーに開催いたしますメールでの単発講座「「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星編-水瓶宮)をご受講またご参照ください。
リーズナブルな5,000円(税込)です。
【水瓶宮での水星ディレクション】
「水星」が「冥王星」と合(0度)のまま「水瓶宮」に入宮したことによって、深層の「精神意識の変革のディレクション」が今後はうながされていきます。
なぜなら、いずれも「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)に共鳴する「水瓶宮」にかかわって現在、トランシットしているからです。
また、「天王星」を共鳴星とする宝瓶宮時代を今後、実際にスタートさせていくため今の「冥王星のディレクション」でもあるからです。
具体的には、宝瓶宮時代に必要な「深層の精神意識」(霊性、深層心理)を、皆さまお一人ひとりが自らの責任によって“次元上昇”させていくことです。
そのため、「水星」はまず“意識化”をうながしていきます。
実際的にスタートする新たな宝瓶宮時代は、これまでの「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)とは、まったく異なるからです。
考え方や生き方が、次第に大きく異なっていくために、そうなってしまうと、もはや過去のままでは生きられません。
今から変わる準備をはじめていくことが必要なのです。
そのための「星講座」の開催でもあります。
【宝瓶宮時代の位置づけ】
さらに「水星」は今回、宝瓶宮時代はどんな時代なのか歴史的な位置づけを“メッセージ”してきたのです。
詳しいご説明は長くなりますので、結論のみいくつか書きます。
占星学的には、それぞれ約2,160年(計算値)続く、先の「双魚宮時代」と、次の「磨羯宮時代」(まかつきゅう じだい)の間が、宝瓶宮時代です。
これらの時代を規定していく「歴史パラダイム」で申し上げますと、「対立二元論」(善悪論:双魚宮時代)と、「現実社会論」(実体論:磨羯宮時代)の狭間、中間それが「共鳴関係論」による宝瓶宮時代です。
ひらたく言い直しますと、「幻想」(観念、理想)と、「現実」(実際)の中間にあたる実現可能な「現実理想」(Reality ideal)の時代を今後の人類は進んでいくことになります。
皆さまも、もちろんです。
2月1日前後にご受講お申込者送信の「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星編-水瓶宮)は、お気軽な「単発講座」でメールでのご受講なので、ご自由にフレキシブルにお申込みいただけます。
【宝瓶宮時代の“三女神”の誕生】
それはともかく、別件のエピソードです。
ちょうどこの原稿を書いている2日にクオリアルでもある「Kouki」さんから情報が届きました。
「ずごい、3人の女神(美神)が新たに誕生した」とのことです。
※訂正220105:正しくは“女神”ではなく性別不明のため「美神」です。
既存の宗像三女神ではありません。
あらましを述べますと、その3人は“衣食住の女神”、戦わずして勝つ“戦いの女神”、そして“情報の女神”だということです。
ピンときました。
これも今回の「水星のメッセージ」なのです。
なぜなら、“衣食住の女神”は、現在「天王星」がトランシットしている「牡牛宮」です。
戦わずして勝つ“戦いの女神”は、「友愛精神」を象わす「水瓶宮」の深層の精神意識です。
最後の“情報の女神”は、まさにメッセージをくださった「水星」だからです。
この詳しい内容は、「Kouki」さんが後日アップするサイトにてご確認ください。
ご参考URL→ 2022.01.11 日本龍体 特別な土地ワーク 「note」です。
随感6 逆行についての考察
2022.01.02
◆ホロスコープ随感 その6「逆行についての考察」
「逆行また逆行に関する解釈について」
「水星の逆行」についてトピが立てられることがよくあります。
逆行における数々の象意解釈は、本当でしょうか。
というのも実際には星が逆行することはなく、あくまでもそう見えるだけだからです。
何を言いたいのかというと、逆行時における象意もまた「そう見えるだけ」かもしれません。
≪神経関係を象わす「水星」≫
マニアの間でとりざたされる「逆行」についての考察です。
結論的に、「水星の逆行」についていえば「人によって異なる」といえます。
逆行の影響を受けて惑わされるケースと、逆に受けない人がいます。
それは、「ホロスコープ」(出生天球図)や年齢によっても異なってきます。
すべての星の逆行ではなく、比較的多い「水星の逆行」がよくとりざたされるように、「水星」が象わす“神経的なメンタリティー”が良し悪しに関係なくかかわっているといえます。
「水星」は、脳内シナプスなど神経系統を象わすからです。
「逆行の象意解釈」はともかく、水星の逆行の影響について否定はいたしません。
トピがよく立てられる以上、それは一部とはいえ実際に何らかの影響を感じていたり、そう思っているかたがいるのは事実だからです。
≪個人差が大きい内面性≫
「水星」が象わす“神経系統やメンタリティー”の問題は人それぞれです。
“過敏”といえるほど神経質なかたもいれば、“鈍感”といえるほど無頓着なかたもいらっしゃいます。
さらには、“特定の分野や状況”に異様に敏感で、それ以外の出来事には意識も興味も示さないというケースもあります。
といったように、「水星」が象わすのは個人差が大きい内面性の分野ですので、いちがいに他人からどうこうはいえない側面があるのです。
ここで重要なことは、そういった内容に関して、全員かのように解釈するのも、また全くないかのように否定するのも、事実にそぐわないという広い視野を「友愛精神」によってもつことです。
ちなみに“吉凶”とは関係がありませんのでご理解ください。
吉凶は友愛精神とは真逆で、一つの側面しか見ずに占断している狭い視野の解釈だからです。
視野狭窄(しやきょうさく)は、ご注意が必要です。
≪星は逆行などしない≫
では、根本的に「星の逆行」について考えてみましょう。
太陽系惑星は、ほぼ一定の速さで同じ方向に公転し続けています。
そのため実際には星が逆行することはありません。
ですが、ときに“逆行”(レトログラデーション)しているように地球上から見えるのは事実で、ご存じのように次のような理由からです。
地球も当該惑星も常に一定方向に動いているのですが、太陽からの距離と公転周期(スピード)の違いから、地球が当該惑星を追い越すときに、“逆行”しているようにみえるだけです。
太陽系惑星は、ときに後戻りして逆行しているかのように見えるために途惑う星「惑星」と呼ばれます。
一方、太陽と月は逆行して見えることがありません。
それゆえ太陽は常(恒=つね)に光り輝く「恒星」と呼ばれ、月は地球をまわって守(衛=まも)っているようなので「衛星」と呼ばれます。
惑星ではないわけです。
≪逆行-戸惑った解釈≫
さて、ここからは“独断”です。
星は実際には逆行することはなく、逆行しているように見えるというのは、間違いのない事実です。
であれば、本来の星の象意に逆行パターンはなく、一見、“逆行による象意”かのように戸惑った解釈をしていることになりませんか?
そうであっても、“主観”は人間の性(さが)なので、ご本人にとっては“事実”であり現実だと反論いたしますか?
重要なことは、どこまで客観的な“共通の事実”といった象意なのかということではないでしょうか?
もっとも、結論はどちらでもいいのです。
そういった人もいるという事実があるのです。逆に、そうではない人も案外といるという事実もあります。
そういった“主観の相違”を問題にしても、あまり実りの多い結果や状況に至れるとは思いませんけど、いかがでしょう。
≪で、“逆行の象意”はあるの?≫
お話をぶり返しますが、“逆行の象意”はあるのでしょうか?
惑星の逆行については、人それぞれに解釈があって、結局は定まっていないのです。
たとえば、ある占術師は、逆行はその惑星がやり残したことを果たすためといった解釈をされるかたもいらっしゃいます。
いずれにしても、「水星の逆行」についてトピがよく立てられるという事実は、多くのかたが納得できる定まった解釈が、いまだにないということをあらわしています。
当然です。
「水星の逆行」が影響するかしないかは、その人の「ホロスコープ」(出生天球図)をはじめ年齢などの人生経験などによりますし、影響するにしても、その内容や象意は、個々に変わってくるからです。
私見を述べれば次のように考えます。
当該惑星の進行方向やスピードは変わらないのに、地球が追い越していくのが“逆行”に見えることから、星の象意(方向性)は変わらないけども、ホロスコープの中心である地球すなわち「自分自身」の主観や考えまたそのときの状態や立場のほうが、相対的に強まって“逆行の象意現象”がさまざまに生じるといったことです。