地球上の生命誕生と「ケレス」
2017.02.21
NASA(米航空宇宙局)は、2月16日、先頃、宇宙探査機ドーンが、小惑星帯(アステロイド・ベルト)で最大の星「ケレス」を周回して収集したデータから、(太古地球の海に)「生命体」が形成された成分となった可能性のある炭素系物質に近い物質を発見したと発表しました。

ご興味のない方は、何のことやらと思われるかもしれません。

ですが、「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座をご受講の皆さまなら、私たち人間をはじめとした「生命体」が地球に誕生したいきさつが、「数理法則」にもとづいて解明した伝授講座の内容と同じで、そのことが宇宙物理学的に証明されたことをご理解いただけると存じます。

数理法則は、「ホロスコープ」にも秘められていますので、その観点からも生命誕生における「ケレス」の重要性をご説明してまいりましたが、まさにビンゴ!といったところです。

つまり、「数理法則」にもとづいた星をはじめとした占星要素の本意(本当の象意)から、「ケレス」などに生命誕生の一因があることをお伝えしてまいりましたが、今回の発表はそれを裏付けるもので、いわばホロスコープに「数理法則」が秘められていることが証明されたかっこうです。

結局のところ、宇宙この世界は「数理法則」によってつらぬかれ、ホロスコープにも「数理法則」が秘められており、宇宙この世界や人類歴史が営まれていることが、今回のNASAの発表によって“証明”されたという意味になります。

宝瓶宮占星学では、西洋占星術でもちいる十大惑星(メイン・プラネット)にとどまらず、「ケレス」と「ドラゴン・ヘッド」(ドラゴン・テール)を加えた12(13)個の星や占星点をメインとしてホロスコープ・リーディングを行ないますが、その理由もこういったことに関連します。


※注) 西洋占星術はメイン・プラネット以外にも、さまざなな小惑星や計算上の感受点(正しくは「占星点」)をもちいることがありますが、それが無関係だとまでは断言しませんが、影響力の大きな「メイン」の星や占星点は、数理法則から申し上げまして「十大惑星」(メイン・プラネット)+ケレス&ドラゴン・ヘッド(ドラゴン・テール)で充分だという意味です。



※参考記事
http://jp.reuters.com/article/nasa-idJPKBN15W0GO
https://jp.sputniknews.com/science/201702193356433/
2017年2月21日現在

※ちなみに、当サイト上部のタイトル画像、右端の星が「ケレス」です。



「数理法則」と国家の三要素
2017.02.14
突然ですが、「国家の三要素」と「数理法則」の関係についてです。

トランプの政策を理解するためにも必要なので、基礎として書いておきます。

「国家の三要素」は一般的な常識なのでご存じだと思います。

1、主権
2、領土
3、国民

です。
ここで「主権」というのは、当事国の意志で、内政や外交を決することができる独立国としての国家主権という意味です。


お話は飛びますが、宇宙この世界の中で数理法則の「基本三数」によらないものは、何一つありませんので、国家の三要素も当然、基本三数からご説明できます。

ちなみに、次のようになります。

1、「1数=時間(意志)」 … 主権
2、「2数=空間(実体)」 … 領土
3、「3数=人間(関係)」 … 国民

ここまでは「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座をご受講されておられるか、『西洋占星術と宝瓶宮占星学によるホロスコープ・リーディング入門講座』をご購入されて、宝瓶宮占星学の「レクチャールーム」(要ID&パスワード)をご覧いただいていれば、かんたんにご理解いただけると存じます。

次に、これをベースに実際にはどう解釈できるのかが今回のお話です。
少し、占星学(ホロスコープ)の知識が必要になります。

占星学(ホロスコープ)から申し上げますと、これらは次のような「基本三数」と共鳴する「サイン(宮)」また「星」によってご説明することができます。

1、「1数=時間(意志)」 … 主権 牡羊宮/火星 → 「軍事」
2、「2数=空間(実体)」 … 領土 牡牛宮/金星 → 「経済」
3、「3数=人間(関係)」 … 国民 双子宮/水星 → 「人材」(教育、技術)

少し占星学の知識があれば、「国家」をみたときに、火星が「軍事」を象わし、金星が「経済」(お金)を象わし、水星が「人材」(教育、技術)を象わすことは、すぐにご理解ができると存じます。

要は、「国家」を維持していくためには、具体的には「軍事、経済、人材(教育、技術)」が必要です。

ちなみに、「人材」(教育、技術)は、政権の場合、「閣僚人事」と言い換えてもかまいません。
トランプの「アメリカ・ファースト」は、この国家の「基本三数」の分野を強化しようとしている点で理にかなっています。

もちろん、日本の安倍首相も同様です。


要は、「数理法則とクオリアル・ワールド」から、国家運営の基本までも「基本三数」からみえてきます。




「伝授講座」のごあんない
2016.12.14
「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座のご案内と受講要領です。

「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座は、
宝瓶宮占星学の基礎理論「数理法則」をはじめ、数理法則による宇宙この世界「クオリアル・ワールド」を“伝授”する特別講座です。

占星学的に申し上げますと、古代ギリシャの世界観「4元素説」(火土風水)にかわる宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」の伝授です。

「数理法則」が成り立つ根本を解き明かすと同時に、宇宙この世界の推移「時間的なプロセス」や宇宙この世界の実態「存在の様相」や、それらを結ぶ法則「共鳴関係論」の世界を、感嘆すべき「数理法則」から論理的に解き明かしてお届けするものです。

そこには、“宇宙”がみえます。
そこには、人類の“歴史”の方向がみえます。
人生の“意味”と“目的”がハッキリとわかります。

それゆえ、「数理法則」によって、「ホロスコープ」の本意(本当の象意)が読めるのはもちろん、「数理法則とクオリアル・ワールド」によって、ホロスコープ・リーディングのバックボーンとなるものが体得できますので、吉凶解釈ではない本当の解釈が可能になります。

また、占星学の分野以外でも、たとえば、個人の“思い込み”や“感覚”にかたよりがちな“スピリチュアル”のシーンにおいても、「数理法則」によって宇宙この世界の論理的な裏づけがチェックできるようになりますので、「霊識」がともなうようになり、実際にそった宇宙の「クオリチュアル」へと真のアセンションが可能になります。

きわめつきは、「数理法則」の基本三数「3(4)数」が宇宙この世界をつらぬく根本法則になっていますので、数理法則のご理解がすすむほど、「探求」や「ビジネス」また「生活」全般を含めたすべての分野での応用展開ができるようになり、目からウロコの発見が可能となっていくことです。

そういった無限の可能性をもつ「数理法則とクオリアル・ワールド」を、新時代へ向かう2017年にあたり、ついに公開伝授いたします。

2017年版は、これまで約2年間をかけてリライトしたバージョンアップ版です。

※これまで、随時にお申し込みを受けつけて個別にお届けしてまいりましたが、2017年からは基本、年間受講をベースとします。そのため、年1回もしくは前期と後期の2回の講座が基本になります。

伝授講座の「受講要領」はつぎのとおりです。

受講要領

1、メールにて受講
講座内容は行間設定をしたHTMLメールでお届けいたします。

2、イラストとPDFを添付
適宜、本文中にご説明のイラストと、必要に応じて模式図(PDF:A4判)を添付いたします。

3、受講期間
半年~1年間。
ベースとなるリライト済みの講座の受講期間です。
それ以外の応用編は、順次リライトまた追加して不定期でお送りします。
※2016年以前にお申し込まれた方は継続してお送りいたします。

4、2017年の講座サイクル
毎月2~3講座。
※初回は「基礎編」の5講座をまとめてお送りしています

5、講座概要
基礎編 : 5講座
理論編 : 4講座
解説編 : 6講座+3講座
応用編 : ベース3講座+ホロスコープ原論など
※応用編は、受講期間が過ぎても、適時テーマを追加してお送りします。

6、受講開始
2017年1月。
※状況によっては7月からの後期受講あり。
ただし前期の受講が定員オーバーの場合や、状況によっては年1回になります。

7、お申込みと料金
お申込み : 「お申し込みフォーム」から。
受講料金 : 12万円(税込) 
※お申し込み後、ご確認のメールにてご案内を差し上げます。
※なお、今年2016年内は『入門講座』込みで12万円(税込)も可能です。

※以下、ご不明な点は上記フォームからお問い合せください。

→ 右下のコメント機能からもご質問できます。

「共鳴関係論」の世界
2016.12.01
双魚宮時代の「対立二元論」は、これまでの時代の常識だったので、だれでも理解が容易です。

たとえば、宗教的に「善」か「悪」か、思想や哲学的に「正しい」か「間違い」か。
さらには、学校教育のテストのように「○」か「×」か、また占いや一部の西洋占星術のように「吉」か「凶」か。
これまでの世界では当然とされた価値観です。

ですが双魚宮時代は終わりました。

今すぐとはなりませんが、今後の宝瓶宮時代は、漸次「共鳴関係論」の世界に移行していきます。
というか日本の官邸など、最先端の政治の世界では「共鳴関係論」の発想で動いています。

でないと国際ルールにのっとった世界秩序を保てないために当然です。

双魚宮時代最後の思想、「共産主義」は、労働者の共産主義社会を“理想”としました。
権力者や資本家(金持ち)は「悪」で、人民や労働者は「善」といった対立二元論にもとづいて、必ず「共産主義社会」は“訪れる”と本人たちいわく「科学的」(弁証論)という名の“幻想”を抱いていました。

死後の世界に「天国」や「浄土」といった理想をいだいた“信仰”と同じで、それが死後ではなく「現実社会」の20世紀に実現できると“信じた”のです。

一方、そういった権威的宗教また共産主義に対して、絶対的な「真理」や「真実」はない、個々人の「自由」だとしたのが「自由民主主義体制」です。

自由民主主義体制では、どの宗教を信じても自由ですし、逆に宗教を信じなくても自由です。
また、共産主義思想を信じても、それは自由です。
暴力や違法な行為によって、人の権利や自由を不当に侵害しなければ、自由と存続が保障される社会体制です。

そういった自由民主主義をベースとして、さらに発展的な社会に移行していくのが、今後約2,160年つづく「宝瓶宮時代」です。
なので、「共鳴関係論」の世界では、双魚宮時代のような宗教的「真理」や社会的「真実」は存在しません。

こう書くと、過去の「対立二元論」の観念から、「おかしい」「間違いだ!」「そんなことはない」といった声が聞こえてきそうです。
ですが、事実は逆なのです。

「真理」や「真実」が定まると、現実的にはそこで発展や世界は終わります。
そうではなく“真理”や“真実”を抱くのは自由ですが、常に、次の、あるいはより発展した“真理”や“真実”を次々に目指して試行錯誤しながら、人類歴史は発展し存続し続けていくというのが、宇宙この世界の事実です。

そこに“真理”や“真実”といった「限界」はありません。

各員各自が相手を否定せずに、共鳴的な対応で次々と、人の数ほど発展していくのが「共鳴関係論」の世界です。

一例ですが、スピ系などで、自分の「感性」や「感覚」を正しい、絶対だと思うのは自由ですが、それでもって相手を“否定”すれば、結局のところ、みえないスピの世界では、自分を「否定」したことになるという「共鳴関係論」の世界があります。

宝瓶宮時代の新しい概念なので、理解や納得に時間がかかるかと存じますが、それが「当たり前」になるクオリアルな時代へと移行しはじめています。

人類歴史と「72年」(72数)
2016.11.25
「数理法則」からみたとき、人類歴史は「72年」を一つの区切りとします。

「数理法則」というのは、宇宙この世界をつらぬく根本法則のことです。
宝瓶宮占星学サイトにも書きましたが、宇宙この世界は「12数」を宇宙森羅の「最小象徴数」とします。

そのため、占星学の「ホロスコープ」は、12サイン(宮)や12ハウス(室)といったように「12数」をもって構成されています。
宇宙の太陽系の星々を用いてリーディングするために当然です。

また、1年というのは、その太陽系において、地球が太陽を1周するサイクルです。
この1年が「12サイン(宮)」と重なるのは、ホロスコープに詳しい方ならご存じのとおりです。

では、「72年」とは何でしょうか?

人類社会は、まず「12年」(12数)を1つのサイクルとします。
ですが「12数」単独では「象徴」にすぎず、真に“クオリアル”な意味をもちません。
それが現実化していくには、人類社会の場合、さらに「6数」を必要とします。

それが「12年」×「6数」で「72年」です。

「6数」というのは、「数理法則」では「最小個体数」を意味します。
「人類社会」は個人とは異なり、「社会」そのものなので、「6数」で完結です。
そのため「72年」(72数)をもって、1つのプロセス(区切り)とします。

何を書いているのかは、「数理法則とクオリアル・ワールド」をご存じの方ならご推察できると存じます。

要は、1989年に「宝瓶宮時代」が正式にはじまって、72年後の「2061年」までが最初の歴史プロセスです。
重要なのは、この72年は、「基本三数」に基づいて「1数」「2数」「3数」の三段階プロセスで進展していきますので、そこに時代の推移が象わされることです。

宝瓶宮時代が正式にはじまってのち、「1数」の「アメリカ“1強”時代」はオバマの1期をもって終わりました。
オバマの2期以降は、「2数」の「多国化“個性”時代」に入っています。

その最初の3年間の移行準備期間がおわり、いよいよ「2017年の運勢と新時代」と題しましたように、トランプ次期大統領の就任と相前後して、実質的な「多国化“個性”時代」の「新時代」へと進んでいきます。

「アメリカ」も「日本」も「インド」もそして「ロシア」も、自立した「個性」を発揮する国家をめざして進んでいくことになります。

そういう宝瓶宮時代にふさわしい「個性化」(パーソナライズ)ができない国家は、最悪の場合、時代に埋没することになります。


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