“目を疑った”沖縄の事実
2018.04.19
いくぶん、古いお話になり恐縮です。

YOUTUBEで、たまたまある動画をみていて、「“目を疑う”とはこのことか」と思う出来事がありました。
意図的にタグったのではなく、流れでクリックした動画です。

そこには、ある抗議集団が役所の人々に、あからさまに“暴力”をふるっている場面がうつされていました。
目を疑ったのは、その“暴力”もさることながら、周囲が止めることもなく、えんえんと集団側の“暴力”が繰り返され、一方の被害者側はまったくの無抵抗をつらぬいていたことです。

法的には、髪の毛1本引き抜いても「暴力」になります。
まして、荒々しい言葉の暴力を浴びせつづけ、ブン殴りこそはしないものの、胸ぐらをつかむ、押したおす、帽子やマスクをむしりとる、メガネを外そうとする、といった、まさに“傍若無人”なのです。

“暴力”の理由は、第一に「顔写真」を撮るためで、第二にそれをもって会社や肩書きまた住所や電話番号など身元を特定し、仲間内で徹底的に嫌がらせをするためです。

そんな“暴力”行為を地元の人たちがなぜ止めないのかというと、地元の人たちの身元はすでにわれていますので、下手に手出しをすると、家族に“脅迫”などの害がおよぶためです。

それゆえ、この集団に対しては、他県から機動隊が派遣されています。
もっとも、この「沖縄・高江のヘリパッド建設工事」への抗議集団のなかにも、沖縄ではなく金銭をもらって他県から抗議活動に参加している人も多いようです。

あとで知ったのですが、動画元は、「THE FACT」という、どうやら「幸福の科学」のチャンネルで、“マスコミが報じない「事実」を世界に伝えるネット・オピニオン番組”とうたわれていました。

THE FACT側が、まさに白昼堂々と“暴力”が行なわれている現場を撮影しながらも、抗議集団からとがめられないのは、“仲間”になりきっているか、抗議集団のメンバーを“カメラマン”に仕立てていたのか、なにか理由がありそうです。

実は、たまたまこの動画を視聴した直後に、当時、TOKYO MX の番組だった例の「ニュース女子」の放送をみました。

なので、「ニュース女子」がとりあげた沖縄リポートの内容は、「そのとおりだ」と、すんなりと納得できました。

一方、ものの見事に“違法”な抗議活動を暴露された抗議団体の親玉グループや関係者は、「番組が報じた事実関係が間違っている」「沖縄に対する誤解や偏見をあおる」など、確信犯なので、逆に「ニュース女子」を厚顔無恥にも問題視したわけです。

これに朝日や毎日や東京新聞などの“シンパ”、いわゆる反日マスコミがセンセーショナルに、“事実を捻じ曲げた”報道をこれでもかと流し続けて国民をあざむき、“彼ら”は「ニュース女子」をBPO(放送倫理番組向上機構)に申し立てたわけです。

このBPOなる組織自体が、公式(客観的)な立場ではなく、実は反日マスコミの“隠れ蓑”になってしまったので、「審議」入りとした“ニュース女子問題”は、結論ありきでしかありませんでした。

結局、TOKYO MX 側は、3月いっぱいで「番組打ち切り」を発表し、責任逃れをします。

実質の制作側でありスポンサーのDHCにとっては、それで痛くもかゆくもなく、逆に“宣伝”をしてもらったようなもので、1回も欠けることなく、引き続きネットや地上波・BSと放送網を増やして、4月からの放送を続けています。

結局、TOKYO MX は、“気概”のなさをみせただけで、最大のスポンサーを失いました。





“不可解”なセクハラ疑惑
2018.04.19
ネット・ニュースで話題の「福田淳一 財務省事務次官のセクハラ疑惑」。

(結論は変わりませんが、内容の一部にミスがありましたので削除します)


【後記】 2018.04.20
ちなみに、ことのてんまつは次のとおりです。

朝日の“名うて”(札付き)の女性記者が、俗にいう“ハニートラップ”まがいのいつもの取材方法で、福田次官にインタビューを行ないます。

福田次官は、そうとは知らず、脇の甘さを露呈し、“セクハラ”にあたる言葉を、半分冗談、半分本気、つまり下心をのぞかせて語り、マスケにも乗せられてしまいます。

この会話を、“功名心”にはやる朝日の女性記者は、こっそり録音していました。

それを本社に戻ってスクープ記事にしようとします。

ところが、朝日の上司は「それはマズイ」と掲載を拒否、ボツにしてしまいます。

なぜなら、財務官僚を貶める記事を最初に自ら報道すると、陰に陽に役人からペーパー(情報)をもらえなくなるために、今後の報道に差し支えるためです。

それゆえ、自社の女子記者に対するいわゆる“セクハラ被害”をいんぺいしようとします。

女性記者は、それを他社に売るという記者モラル(情報源の秘匿)のない行動をとり、まんまと“スクープ”にしてもらったというお話なのです。

ウワサではかなりの金額で買ってもらったそうなので、まるでひとむかし前の“ゴロツキ記者”そのものです。

他社(新潮)の報道を知った朝日は、遅ればせながら“もう安心”だと、女性記者と福田次官のつくられた“セクハラ会話”を、急遽、昨日19日の朝の番組で読みあげて報道するという責任逃れをするわけです。

おおむね、こんなところが“セクハラ疑惑”のてんまつです。

いまだにセクハラやパワハラを行なう官僚のトップ「財務省」。
まがりなりにも“セクハラ被害”の社員を見捨てる大手マスコミの「テレビ朝日」。
“ハニートラップ”まがいの取材を平気で行なって恥じない朝日の「女性記者」。

いまどき企業では当たり前の“コンプライアンス”を守る倫理的な人物が、関係者のなかにいないことが、一般人からは、“不可解”なセクハラ疑惑にみえる理由です。


【追記】 2018.04.21
テレ朝側は、18日の福田次官の辞任表明を受け、これ幸いと“被害者ヅラ”して、19日午前0時に記者会見を開きました。

ネットや一般の出版社は入れず、厳しい追求を受けない仲間内の「新聞関係だけの馴れ合い会見」で、一部、“反省”の態度をとりつつも、世間に“セクハラ被害”をアピールしたわけです。

結局、真っ先に「財務省」を糾弾すべき側なのに、『新潮』の二番手で自らを守り、福田次官の辞任を受けて、もう何を言っても大丈夫と、仲間内だけで記者会見を開き“弁明”会見をしたかっこうで、“真相”を隠したいちばんの“ブラック企業”だといえます。






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