2つの宇宙とホロスコープ
2022.02.04
 
2つの宇宙とホロスコープ
― 物質宇宙とインナー宇宙 ―


◆「アンビリーバボーな精神宇宙の共鳴関係」



ホロスコープの「フレームワーク」です。

今年2022年1月25日に「精神面の四大識」をアップしました。

その拡大版と言えなくもないのですが、「物質宇宙」と心の中のインナー宇宙こと「精神宇宙」についてのフレームワークです。

「ホロスコープ」にも、物質宇宙と精神宇宙に関する象意が認められます。



≪現代物理科学の思考≫

私たちは「宇宙」といえば、遠く地球から離れた「夜空」を思い浮かべます。

それは「物質宇宙」です。

近代物理科学からいえば、たしかに間違いなく実在の「宇宙」です。

ですが、すべてを物質でのみとらえると、気づかないうちに科学万能主義に陥ります。

肝心のことが思考から抜けたり、要所でご判断を間違えてしまうことが起こります。

人に「心」と「体」の両面性があるように、信じられないとは存じますが、「宇宙この世界」は物質のみで成り立っているわけではないからです。

物理科学にもとづいた学校教育やマスコミをはじめとした一般社会では、そんなことは当然、教えてくれません。

「宇宙」となると、当たり前のように物理的なご理解が優先されているからです。

宇宙この世界を物質的に分析して客観的な知識としてとらえることは現代人として重要です。

ただ、それを絶対だと信じ込んだり、何かと対立する概念だと無意識のうちにとらえてしまうと、間違った「対立二元論」の思考に思考に陥ります。



≪新しい科学の黎明≫

「物質宇宙」の存在を否定しているわけではありません。

見えない心と同時に、人間は「肉体」を持つようにそれは事実です。

ただ、そこには物質宇宙や肉体を超えるさらなる事実、「精神宇宙」(宇宙波動)や「心」(深層の精神意識)の世界が、共鳴関係をともないつつ潜んでいないか考えてみなければなりません。

これまでの近代物理科学は、「ニュートン力学」による物質の引力(重力)を基本とする世界でした。

たとえば、地球と月の関係もそうですが、太陽と地球をはじめとする私たちの太陽と太陽の周りを公転している惑星との関係性は、引力(重力)と遠心力によって解釈し説明できたのです。

ですが、最先端の現代科学では、「物質」(粒子)の概念を超えた見えない「波」(波動:エネルギー)が併存していることが明らかにされています。

物理的な「ニュートン力学」では説明や解釈できない現象が、実験によって確認されています。

ご存じのかたも多いと思います。

「量子力学」(量子論)がそれです。

たとえば、「光りは粒であり波である」とか。

粒(物質)であり波(波動:エネルギー)って「何やねん!」って思わずツッコミを入れてしまいそうになります。



≪よく分かっていない宇宙≫

結局、物質宇宙オンリーや、物理絶対主義に陥ると科学信仰になりかねません。

最先端の現代物理科学におきましても、「宇宙」のことはまだよく分かっていないからです。

よく理解できていないものを「そこにある事実」かのように無自覚であっても信じ込むことを「信仰」ということができます。

信仰といえば、代表的には「神」(The God=創造主)を信じる「宗教」があります。

ですが、本当のところ神という存在を、「客観的な実在」としてご理解またご認識しているかたがいるのでしょうか。

実際に見たわけではなく、たとえば“まばゆいほどの光”だとか“最高度のエネルギー体”だとかいうかたはいても、多くのかたが確認したわけでもないので、客観性に乏しいのも事実です。

もっとも、いろんな信仰のカタチがあるので、一概に断定はいたしません。

古くはそういうことのようです。

いいのです。

信じることは個々人の自由です。

そのような体験また感性は事実だからです。

つまり、ここで言いたいのは、「物質」はもちろん、「想い」(感性)も、両方とも否定できない実在であって、さらには「共鳴関係」という事実もあるということです。



≪ホロスコープの宇宙観≫

以上を前振りと前提として、ここからは「ホロスコープ」のお話です。

次元上昇した「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の新しいホロスコープ解釈では、「物質宇宙」とインナー宇宙ともいえる「精神宇宙」の両側面がホロスコープにはあります。

新しい基礎理論からそういえるのですが、両者は二元対立する関係ではなく、共鳴しあう関係性をもっています。

ただし、現状におきましては、両方の可能性があります。

個々人や組織国家などの集合体によって、二元対立する側に出やすいのか、それとも共鳴する方向であらわれるのか、はたまたその中間なのかは、案外と複雑に入り混じった昨今になっています。

現代占星術の解釈からは、アンビリーバボーでしょ。

「そんなバカな」という声が聞こえてきそうです。

ご納得してもらえないと存じますが、現代占星術には「基礎理論」がないので仕方ありません。

でも事実です。

「宇宙この世界」には根本法則があるのですが、宇宙太陽系の星の配置を忠実に写しとった「ホロスコープ」にも根本法則が秘められています。

いわゆる「物質宇宙」と「精神宇宙」の両方の象意が、本来のホロスコープには認められます。



≪心の中の共鳴波動≫

これは重要な「フレームワーク」のひとつです。

そうでなければ、ホロスコープという「星図」(天球図)から、個人の性質や運勢、また人類社会や歴史が相応の確実性をもって、リーディングできるということはありえません。

つまり、上述のように「物理宇宙」のことでさえ、最先端科学でもまだよく分かっていないのです。

まして「精神宇宙」といった心の中のインナー宇宙は、科学においてはアンタッチャブルな分野です。

科学者が扱うと異端視されるほどなので、解明されていないのです。

かといって、心理学や精神科学においても、インナー宇宙こと「精神宇宙」の世界は、物質宇宙と同様によく分かっていないというのが実情です。

宇宙を象わす時代でもある「宝瓶宮時代」はこれからが実際的なスタートであり、その先に定着があるので当然です。

心の中の世界は広大無辺で、融通無碍(ゆうずうむげ)の共鳴波動の世界なので、解明はこれからです。

「融通無碍」というのは、仏教用語で「この世にあるすべてのものはつながっていて、お互いに影響を与えている」といった意味です。

共鳴関係論と類似しています。

宇宙は天王星が象わす空間域なので、詳しい解明は、天王星を共鳴星とする宝瓶宮時代がさらに進んでからになります。









精神面の「四大識」
2022.01.25
 
精神面の「四大識」
― 意識、体識、知識(見識)、霊識 ―


◆「自覚しにくい奥深くにある精神構造」



ほとんどの人がそうだと存じますが、他人のことは推測できても、ご自分の内実になると、あんがいと自覚していないものです。

なぜなら、性質面や性格面といった心の世界は、その人にとって「当たり前」の無自覚の精神面だからです。

ともかく、精神面の構造をご理解されておかれると、セルフチェックが格段としやすくなります。



≪精神意識の「四大識」≫

ご説明が回りくどいと余計にわかりにくくなるのが心の中の世界です。

細かくは皆さまご自身でご検証いただくとして、基本的に次のような「四大識」構造をもちます。


1、意識

2、体識

3、知識(見識)

4、霊識…霊性


これらに加えて、「共識」(共鳴意識)が併行してあるのですが、ここでは省略いたします。

字義のとらえかたが異なるケースが生じますので、以下、簡単にご説明しておきます。

ご参考にされてください。

上述の「四大識」区分は、宇宙この世界をつらぬく根本法則「基本三数」にもとづくものです。

一方、宗教哲学の仏教には、表層から順番に「眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識、末那識(まなしき)、阿頼耶識(あらやしき)」の8つの識があるとされます。

前者は「五感」とも言えますが、最深層の無意識が「阿頼耶識」です。



≪肉体意識の「体識」≫

2,000年近く前の仏教のお話はさておき、「四大識」について簡単にご説明をしておきます。


【意識】

「危篤状態です。意識がありません」また「意識が戻りました」というときの「意識」です。

人は生きている以上、だれでも「意志」をもって生活していますので、「意識」をもっています。

この「意識」の存在のご理解は難しくはないでしょう。


【体識】

仏教に「身識」があるのに驚きました。

同じ意味かどうかはわかりませんが、肉体にも「識」があります。

一例ですが、自律神経などのように、自ら身体を認識しています。

「無性にミカンが食べたい」などといったように、体がビタミンCを欲しているといった状態などのシグナルがそうです。

一例なので、幅広くお考えください。

肉体意識ともいってもいい「体識」があるのです。

無意識に感知することがほとんどですが、相応にシグナルを発しています。



≪「知識」は絶対ではない≫


【知識】

「知識」の存在については、ご説明の必要はないでしょう。

一般に「知性」(理性)といった場合、質(レベル)の問題がふくまれますが、「知識」といった場合、単に「量」(幅)の問題だということもできます。

客観性をもってする科学の分野ても、時々刻々と新しい発見が次々となされています。

古い知識は役に立たなくなったり、誤りに変わるのです。

ほかにも理由がありますが、単純な〇×の「知識」で人生が決まるといったものではないのも事実です。

その時代やその場に応じて必要な「知識」は当然あります。

なので、知識そのものを否定はしているわけではありません。

ただ、知識以外にも重要な要素があるということです。

一例ですが、人の心理や人情の機微に通じていたほうが、有利に働くケースは案外と多いものです。



≪総合力の「見識」≫

次に「知識」の派生バージョンともいえなくもない「見識」についても、触れておきます。


【見識】

人生経験を積むほど、ある意味さまざまな知識が増えることもあって、年齢相応に「見識」が身についてくるのがふつうです。

そして、高い「見識」をもつほど、適切に状況に応じた判断ができるようになってまいります。

「見識」は、前述の「意識」や「体識」や「知識」だけでなく、心性面や人の情、また社会常識、さらには時代の底流の把握など、総合的なものだからです。

目的や相手また状況におうじて、適宜適切な判断に直結しています。

さらには、次に述べる「霊識」にかかわる“霊性面”とも関係しています。

ご意見は多々あると存じます。

「見識」は人は何のために存在し生きるのか、といった霊的認識ともかかわっています。

奥が深いのです。

ただ、ここで霊性面についてご説明を差し上げますと、ふりだしに戻って長くなりますので、今回は省略させていただきます。



≪新しい概念「霊識」≫

さて、宝瓶宮時代に重要になってくるのが、「霊識」です。


【霊識】

時空を超えて感知また関与する“霊性面”とも深くかかわっています。

当然です。

宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイム(枠組み)として営まれ、漸次、発展していく時代だからです。

今回のテーマに関していえば、上述の「意識」「体識」「知識」(見識)を包括し、プラス・アルファの内実をもちます。

宇宙この世界をつらぬく根本法則「基本三数」3(4)数とそれぞれに共鳴する3(4)識が、意識、肉識、知識(見識)で、それを統合かつ超越したものが「霊識」だからです。

「基本三数」は、概略、「1数=時間(意志)」「2数=空間(実体)」「3数=人間(関係)」なのですが、これらが完全に整うことで「4数=自他(霊性)」が新たに生じます。

「霊識」も法則的にみた場合は、同様だといえます。

単なる「意識」を超えていますし、ハイクオリティーな「体識」が必要ですし、今後の世界に必要な次元上昇した「知識」(見識)を伴うことも必要です。

それは、いわゆる“霊性面”ともかかわりますので、スピリチュアルを超えた“クオリチュアル”な「霊識」が、今後は重要になってまいります。

アストロロジーから補足しておきます。

個人の「四大識」をパーソナル・プラネットから申し上げますと、「意識」は火星、「体識」は金星、「知識」は水星、「霊識」は月(地球の代身)と共鳴しています。

「基本三数」も同様です。

宇宙この世界は、存在個体としては一見バラバラですが、クオリアルな観点からは「共鳴関係」によって陰に陽に結びついています。









支配星(ruler)と「共鳴星」
2022.01.24
 
支配星(ruler)と「共鳴星」
― ルールをつくる人「ルーラー」 ―


◆「太陽や月また星は人間を「支配」などしない」



一般に占星術で使われる用語「支配星」(ルーラー)の雑記です。

支配星と呼ばれるようになった経緯や意味またその理由は何でしょうか。

宝瓶宮占星学では“支配星”ではなく「共鳴星」をもちいます。

厳密には支配星と共鳴星は違うのですが、ここでは同じととらえてかまいません。



≪「ルーラー」の意味≫

古代ギリシャに発祥したアストロロジー(通称:古典占星学)や、近世になって以降の古典占星術、また19世紀後半にはじまった現代占星術では、「支配星」(ruler:ルーラー)という言葉をもちいます。

占星術にご興味があれば、ご存じのとおりです。

「ルーラー」(ruler)というと、現代人は“定規”や“物差し”のことを思い浮かべるのではないでしょうか。

そういった意味がルーラーにあるのですが、占星術(学)では違います。

現代占星術でルーラーと呼ぶ場合、“支配星”のことをさします。

ruler(ルーラー)には、“支配者”や“統治者”という意味があるためです。

個々人の自由が保障された自由民主主義体制が定着した現代では、支配者や統治者などといっても実感がうすいのではないでしょうか。

ですが、古代ギリシャの人々にとっては、身近な大王など皇帝や君主は、支配者(統治者)であって、“ルールをつくる人”「ルーラー」でした。



≪太陽~土星まで7つの星≫

フィロソフィー(叡智、哲学、愛学)が発達した古代ギリシャ時代は、「双魚宮時代」(そうぎょきゅうじだい)の影響圏に入っていたものの、当時はまだ「白羊宮時代」(はくようきゅう じだい)の末期でした。

白羊宮時代というのは、牡羊宮に共鳴する“闘争的”な、“支配者”や統治者(トップ、頭:かしら)といった「歴史パラダイム」によって発展してきた時代です。

戦いで勝った者が支配者(統治者)などのトップになって君臨しました。

そして、“こうあるべき”といった社会(国家)のルールを決めた時代です。

古代ギリシャ時代には、まだそれが色濃く残っていました。

そこで、“最先端学問”のアストロロジー(通称:古典占星学)が発祥したさい、7つの星を「ルーラー」(支配星)と定めたのです。

たとえば、12サイン(宮)などの象意がどのように定まっていくのかというとき、空の「星」が支配し、決めると考えたようにです。

当時は肉眼で見える「太陽、水星、金星、月、火星、木星、土星」の7つの星が、ルーラー(支配星)でした。

12サイン(宮)や12ハウス(室)の象意のみならず、個人の性質や運勢までも、それらの星が「支配」しているととらえたのでしょう。

そんなバカなことはありません。



≪星は「支配」せず≫

19世紀後半以降の「現代占星術」では、“支配星”は10個に増えました。

1781年に発見された自由をもたらす「天王星」、1846年に発見されスピリチュアリズム(心霊主義、神秘主義)やマルクス主義(共産主義)といったブームを巻き起こした「海王星」、そして1930年に発見され世俗社会と宇宙的霊性の両極端の分野の象意をもつ「冥王星」、この3つが加わったのです。

これらは土星の外側を公転しているために、「トランス・サタニアン」(土星外惑星)と呼ばれます。

「冥王星」の発見後、20世紀に開かれた占星術(学)の会議で、「冥王星」が蠍宮の“支配星”に決まると、現代占星術はこれらを新たな“支配星”として「メイン・プラネット」(十大惑星)と定めました。

ハッキリと書きましょう。

星(太陽系天体)が個人の性質や運勢また人類を「支配」することなどありえません。

このことに気づいた占星師もいるようで、次のようにコメントしています。

「星は強制せず、示唆するのみ」。

そう述べながらも、いまだにルーラー(支配星)と呼んで、もちいているのです。

いかがなものでしょうか?

前近代的な用語を違和感なくもちいる“ワードセンス”は、そのまま内面性をあらわしているのです。



≪「共鳴星」はいかが?≫

書いている意味はおわかりいただけますよね。

たとえば、アマチュアなどが占星術の専門用語を使って、シロウトを煙に巻いたり、無意識ながらも分かっているかのようにふるまうために使ったりすることがあります。

ですが、本当に分かっていれば、不特定多数の人々が閲覧するネットなどで知られていない専門用語を使う意味はないのです。

仲間内での会話ならいいのですが、一般の人々には本当のところがご理解できないからです。

というか、そういった専門用語をまき散らす似非(えせ)アマ占術師を“プロ”かのように勘違いされるかたもいますし、本物の占星術師であれば、意味をちゃんと理解していますので使うことはないのです。

要は、ご自身が本当は分かっていないので、ご説明できないのです。

“支配星”も同様です。

本当の意味を正しくご理解されていないし、その働きを正確には分かっていないのではないでしょうか。

それは個人差もあるとして、「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)のアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)では「共鳴星」と呼んでいます。

宝瓶宮時代の歴史パラダイムは「共鳴関係論」なので、共鳴星という言葉がふさわしいのです。

いまだに“支配星”などといったアナクロニズム(時代錯誤)の用語を平気で使って、占断や解釈をされている占星師がいたら、たぶん、ご理解されていないのでしょう。

星が人の性質や運勢を「支配」するなんてありえないためです。



【ご参考】 「共鳴星」を英語にすると?

共鳴星を無理に英語にすれば、「Resonant Star」(リゾナント スター)といったところでしょうか。

かっこ悪いですよね。

新しい概念なので、共鳴者と訳されることがある「Sympathizer」(シンパサイザー)をもじって、シンパサイラーなんてどうでしょうか…。

やっぱやめましょう。

日本人らしく「共鳴星」がいちばんです。



≪今後の時代を象徴≫

今後の宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして発展していきます。

上述いたしました「白羊宮時代」や「双魚宮時代」また「宝瓶宮時代」そして次の「磨羯宮時代」(まかつきゅう じだい)というのは、それぞれに約2,160年(計算値)続く「占星学的な時代区分」(プラトン月)のことです。

この時代区分が変われば、それに応じてアストロロジーも次元上昇して変わっていきます。

新たな解釈や理論が誕生し、「実学」に向かって変化すなわち次元上昇していくのです。

事実、1989年に人知れず起きた“宝瓶宮時代のビッグバン”以降、共鳴関係論による「ホロスコープ理論」(基礎理論)が誕生しました。

そこにおいては「共鳴星」なのです。

約2,160年(計算値)以上前、白羊宮時代から双魚宮時代に変わっていった古代ギリシャ時代に、アストロロジー(通称:古典占星学)が新たに発祥しました。

そして今日、双魚宮時代から宝瓶宮時代へ変わっていくことで、さらに新しいアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)が宇宙規模の「基礎理論」をともなって発祥しているのです。









「共鳴関係論」解題
2022.01.19
 
「共鳴関係論」解題
―過去の常識ではご理解不能―


◆「歴史パラダイムを知れば時代の方向性が見えてくる」



わかるようでわかりにくいのが「共鳴関係論」です。

今後の宝瓶宮時代の「歴史パラダイム」(枠組み)のことです。

そこで「共鳴関係論」の一端をお届けいたします。



≪占星学的な時代区分≫

まずは基礎の内容からです。

これまでの約2,160年(計算値)間は「占星学的な時代区分」でいえば、「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)でした。

代表的には、宗教による「対立二元論」を「歴史パラダイム」として営まれてきた人類歴史の時代です。

一方、現代は、今後、約2,160年(計算値)続く「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)です。

まだはじまったばかりで、“歴史波動”は宝瓶宮時代に変わったものの、実際的なスタートはこれからです。

なぜかといえば、その理由の一つに挙げられるのが、影響圏を含め2010年頃以降の「双魚宮時代のリバイバル」のデレクションが、今も末期ながらも続いているためです。

そういった事由などがありまして、波動エネルギー的には宝瓶宮時代が訪れたものの実感しにくく、実際に定着に向かうのは今後まもなくのことです。

というか、昨年2021年12月から深層の「精神意識の変革のデレクション」が正式に影響圏入りしたために、すでに定着に向かう流れははじまっています。

今は「双魚宮時代のリバイバル」と宝瓶宮時代を実際的にスタートしていくための「深層の精神意識の変革」の両デレクションが併行している複雑な現状です。


※【ご参考】

ここでいう「デレクション」というのは、星の動きをリーディングした、個々人の「運勢変化」や人類歴史の「状況変化」また「時代変化」の指し示しのことです。

次元上昇していく宝瓶宮時代の新しい「基礎理論」から明らかになった波動変化です。

わかりやすくいえばそういうことなのですが、占いレベルではなく、実際のことだという実状を、個々人の運勢リーディングや社会状況また人類歴史が変化していく現実から検証済みです。

そのような変化の方向性をリーディングしたものです。




≪歴史パラダイム≫

人類歴史は「占星学的な時代区分」による「歴史パラダイム」に規定されて営まれ発展してきました。

これまでの双魚宮時代は“善悪”や“吉凶”などの「対立二元論」を「歴史パラダイム」として営まれ発展してきたきた時代でした。

そのような歴史の大きな枠組みの中で、人類は物事をとらえ、それを当然としてきた約2,160年(計算値)間だったのです。

ですが、「占星学的な時代区分」が双魚宮時代から宝瓶宮時代に変わったために、その「歴史パラダイム」も大きく変わってきています。

今後の宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」によって営まれ、発展していく約2,160年(計算値)間となります。

双魚宮時代の「対立二元論」は、代表的に申し上げますと「宗教」による“善と悪”や“神とサタン”また“天国と地獄”といったものでした。

といっても、若いかたにはピンとこないかもしれません。

なぜなら、双魚宮時代ながら宝瓶宮時代の影響圏に入った1630年頃以降、近代化が進んだことによって「合理的思考」が進み、また宗教的な強制に反発し個人の自由と権利を尊ぶ「自由民主主義」が次第に世の中の風潮として常識に変わってきたからです。



≪「共鳴関係論」とは≫

今後は、「対立二元論」から「共鳴関係論」へと歴史パラダイムが変化します。

この変化は多分、皆さまが想像されている以上に大きいものです。

それが今回の記事の軸となるテーマです。

私たち人類が、これまで当然としてきたのが、「対立二元論」の考え方なので、それがどのようなものなのかは、すぐにご理解できます。

無意識のうちに、そのようなとらえ方をしているのです。

たとえば、人間の本性は性善説か性悪説かといった“善か悪か”、また“正しいか正しくないか”といった思考や、また単純に“〇か×か”などです。

そのすべてを否定するわけではありませんが、そう単純に二元論で割り切れない事象が多いのも社会の現実です。

すべてを、神(仏)かサタン(悪魔)か、善か悪といった二元論によって対立させては、とらえにくい時代になりつつあります。

もはや昔の双魚宮時代の社会状況とは異なるからです。

ですが、過去の双魚宮時代は「対立二元論」が全盛期だったのです。

その思考の残滓(ざんし)が、まだ残っている現在です。その一方で、宝瓶宮時代の新しい「共鳴関係論」に向かう動きも出はじめています。

代表的で分かりやすいのは、「人種差別」の問題などです。



≪多様性と共鳴関係≫

では、どのようにしたら「共鳴関係論」による時代の一端をつかめるのでしょうか。

これまでとは、まったく異なる「革新的な時代」が訪れようとしています。

そのヒントとなるものです。

逆説的にいえば、「対立二元論」にあります。

逆説的に「対立二元論」ではない社会を考えてみればいいのです。

ものごとを二元論に分けて対立的にとらえるのではなく、「多様性」など多元的に分けたり、「共鳴関係」でとらえてみることです。

なぜかといえば、知性や理性には分析が含まれます。

なので分けてとらえ、「個別化」を図ることは必要です。

それがAかBかや○か×かの二元論にとどまるのではなく、世界に2つと同じものがない各自の「個性」や「ホロスコープ」(出生天球図)などのように、多様性をもってとらえてご認識されることが、今後は重要なのです。

さらにいえば、ご自分のスタンスと異なるから「対立」や「敵対」するというのではなく、見えざる世界をふくめて、実際には「関係」しているという視点が重要になってまいります。

最先端の物理科学「量子論」(量子力学)の分野においても「量子もつれ」といった見えない共鳴関係現象が科学実験によって証明されています。

2つの量子の間に、時空をこえて瞬時に相互的な作用が働くという関係性が確かめられています。




≪驚天動地の展開≫

上述には重要なサジェスチョン(示唆)がふくまれています。

「共鳴関係論」は奥が深く、かつての双魚宮時代の概念で安易にとらえると、ご理解が難しいでしょう。

そんな「共鳴関係論」を、歴史パラダイムとして営み、今後、展開発展していくのが宝瓶宮時代なのです。

私たちが常識としてきた過去の双魚宮時代の既成概念からは、たぶん「驚天動地の革新的な展開」になることが予測されます。

そういった事由もありまして、その方向性を漸次、シェアすべく、「宝瓶宮時代を生きる星講座」を急遽、開催する運びになりました。

まずは意識化です。

次に情報を得て知識化を図ります。

そうして認識を深めていくところから、はじめられていけばよいでしょう。

でないと、すぐに体感体得して、宝瓶宮時代を生き抜く自分自身になるには、多くの場合、難しいかもしれません。

もっとも、周囲が変われば、共鳴関係によって早いのも宝瓶宮時代なので、そのような「場」をどれだけ大きくつくれるかも重要になっています。

「量子論」の現場で起きていることは、過去の「ニュートン力学」からは驚くべきものです。

古い科学常識からは説明できないのと同じ状況が、今後の「共鳴関係論」の社会になっていくのです。

宝瓶宮時代と共鳴する「水瓶宮」や「天王星」には、そのような象意がふくまれます。


※【ご参考】
「共鳴関係論」につきましては、次回の「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星-魚宮)を今回ご好評であれば開催し、「宝瓶宮時代を生き抜くアドバイス」として、さらに詳しく取り上げる予定です。









モーツァルトと宝瓶宮時代
2022.01.11
 
モーツァルトと宝瓶宮時代



◆「偉大な大衆」を賛美するK.275番は“大ミサ”曲?」



「世界三大音楽家」といえば、代表的にはバッハ、モーツァルト、ベートーベンが挙げられます。

と、偉そうに書いていますが、私はシロウトです。

シロウトですが、曲を聴けば「これは誰々の作曲かな」というくらいにはイメージできる程度です。

そんなドシロウトが「モーツァルトと宝瓶宮時代」を語る滑稽さをお楽しみください。



≪天才エピソード≫

知る人ぞ知るモーツァルト(1756-1791)は、天才と呼ばれ、作曲した譜面を見ると書き直した形跡がほとんどないそうです。

かつてフォークギターを抱えてシンガーソングライターの真似をして、下手な作詞作曲にいどんだこともある身からは考えられません。

この点、世に名前を知られる作曲家とは、モーツァルトは異なっています。

それが良いとか悪いとか言っているのではなく、単に事実をお伝えしているだけです。

逆にいえば、譜面を何度も書き直していると“努力家”という評価もできます。

有名なエピソードでは、一瞬にして膨大なクラシック曲の全体が浮かんだといいます。

あとはそれを譜面に起こすだけだったモーツァルトゆえに、書き直す必要がなかったのかもしれません。

そのようなエピソードなどから、モーツァルトは“天才”と評されているようです。




≪水瓶宮生まれは天才?≫

占星術の分野でも「水瓶宮生まれ」(太陽)の一人として引き合いに出されることがあるモーツァルトです。

いわく、「水瓶宮生まれは天才肌」だとか…。

かつて「天才と気狂いは紙一重」と言われたことがありました。

今は言いません。

なぜなら、「気狂い」が差別用語にあたるからです。

それはともかく、モーツァルトを描いた映画「アマデウス」をみても、そういった天才と狂気の一端を描いていたように思います。

まあ、そんなものです。

発明王エジソンも「水瓶宮生まれ」(太陽)ですが、そこは神秘主義(スピリチュアル)な側面やお金儲けの側面をもっていたといわれます。

個々人には、いろんな側面があっても当然なのです。

なので、素直に評価し認めるか認めないかの違いです。

評する人次第で変わります。



≪宇宙共鳴波動≫

さて、18世紀後半に生きて35歳で人生を閉じた「モーツァルト」と、今年2022年からわずか32年前(1989年)の20世紀末に正式にはじまった「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)にどんな関係があるというのでしょうか。

モーツァルトが「水瓶宮生まれ」ということ以外に関係があるのかということです。

上述の一瞬にして膨大な曲全体が浮かんだというのは、どうなのでしょうか?

宝瓶宮時代は「共鳴関係論」を歴史パラダイムとして運営発展していきます。

時空を超えた「共鳴関係」が特徴なのです。

お話が飛ぶようですが、いちいち「神と対話」する必要がありません。

高次元になるほど宇宙波動は一瞬で伝わります。

一方、地上の人間は、ゆっくりとかみふくめるように一言ひとこと話さないと、正しく伝わらないことがあります。

モーツァルトが高次元だったのかどうかはともかく、「共鳴関係」の“周波数”をもっていたのは事実のようです。




≪自由、平等、博愛≫

さて、モーツァルトと宝瓶宮時代との関係性はもう一つあります。

それは、モーツァルトが生きた晩年に起きた「フランス革命」(1785-1789)です。

別名“ブルジョア革命”と左巻きの一部で呼ばれる「フランス革命」そのものではなく、個人の自由と平等と博愛を得るために起きた、その方向性です。

ご注意すべきは、古い「対立二元論」の概念をもったフランス革命の有名なスローガン「自由、平等、博愛」は、宝瓶宮時代とは、多少なりとも異なることです。

宝瓶宮時代は、新しい「共鳴関係論」によって“バージョン・アップ”した「自由」「平等」(対等)「友愛精神」(和、絆、民度、人類愛)の時代になっていきます。

いずれご説明することがあると思いますが、市民や大衆が「個人の自由と権利」を求めて権力者を倒して革命を起こすほど、社会風潮が高まっていた時代にモーツァルトは生きていたということです。

それも当然でした。

「フランス革命」が影響を受けた「アメリカ独立戦争」のその最中に宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」が発見(1781年)されたからです。

この意味は、当時の世相や社会状況が「天王星」の象意と共鳴していたことを示します。

そういうものなのです。



≪モーツァルトのスタンス≫

土星回帰(サターンリターン)を迎えてのち、30代直前頃まではともかく、モーツァルトは上述の社会風潮もあってか、それまでの権力者のための「宮廷音楽」などから距離をおくようになりました。

そして、モーツァルトが向かったのは、時代状況と共鳴して市民や一般大衆のための音楽だったのです。

大衆歌劇(オペラ)といえる「ドン・ジョバンニ」「フィガロの結婚」「魔的」などは有名です。

また、世間がいうように“大ミサ曲”かどうかはともかく、「Masses」(大衆)という曲を作曲しています。

さらには当時の宗教儀式も断ったモーツァルトの最期でした。

ケッヘル257番(K.257/272b)「Masses」(1776年作曲)は、一般に「クレド ミサ」(Great masa:大ミサ)としてミサ曲に区分されています。

教会には逆えない時代風潮がまだ一般には残っていたため、“ミサ”(Masa)にかけて「大衆」(Masses)を賛美する曲をモーツァルトは作ったのではないでしょうか。









宝瓶宮時代と友愛精神
2022.01.01
 
宝瓶宮時代と友愛精神
― 理解と認識、そして体感体得 ―


深層の精神意識の変革にかかわる「友愛精神」



何ごとに無意識ながら、根本の「精神意識」が重要です。

一般的に申し上げますと、見えない「マインド」(mind:心、精神)が、見える「ビヘイビア」(behavior:行動、振る舞い、習性)を決めていくためです。

宝瓶宮時代は「友愛精神」のマインド、すなわち「深層の精神意識」がベースの一つになります。



≪自由、平等、博愛(友愛)≫

「自由、平等、博愛」は、ご存じでしょう。

ご存じ18~19世紀のフランス革命のスローガンです。

「博愛」という言葉がキリスト教的なためか、一般的には「友愛」という言葉が使われることがあります。

さらには、左めいた考えの人たちは「同胞愛」などと言い替えて使うことがあるようです。

しかし、博愛の「博」には“ひろい”という意味があることから、ひろく愛するという意味をもっています。

「博愛」と訳されることになった原語「フラテルニテ」の理解は、当時のフランス人でも難しかったようで、あまりよくわかっていなかったようです。

今でも「同胞愛」などと、狭く仲間内の意味で解釈されるように、どこか間違いやすいのが「博愛」また「友愛」だといえます。

もはや「フランス革命」自体が古い出来事なので、自由や平等(対等)は、先進諸国ではほぼ実現されているといっていいでしょう。

一方、博愛(友愛)は難しいのですが、「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)は友愛というより「友愛精神」(和、絆、民度、人類愛)の感得や体得また実践が重要になっていきます。



≪「星講座」の狙いとポイント≫

単発講座「宝瓶宮時代を生きる星講座」のポイントの一つが、この「友愛精神」にあります。

まずは、この「友愛精神」(和、絆、民度、人類愛)を、「水星編」の12サイン(宮)によって、意識化し、知識としてご理解され、深く認識していくことが今後は重要となっていくからです。

実践の手はじめは、そういうものです。

次に「金星編」の12サイン(宮)によって、ご自身の美意識や個人の理想として漸次、体感体得を目指すことになります。

さらには、「星講座」の予定はありませんが、火星がトランシットしていく12サイン(宮)によって、対外的に試行し、実践していくことになるでしょう。

それは皆さまのご自由なご判断や状況に基づくものなので、火星編は「星講座」ではなく皆さまご自身の主体的な行動になります。

そのようにして「友愛精神」を培うことができれば、独自の個性(キャラ)や才能が際立っていきます。

時代とともにある「天運」を受けやすくなり、人気が出たり、愛されキャラに変わっていくのです。

要は、火星はともかく「水星→金星→天王星」の象意へと進みます。

宝瓶宮占星学でいう「友愛サイン(宮)」に区分される「双子宮→天秤宮→水瓶宮」の共鳴星を進んで、天王星や水瓶宮と共鳴する「宝瓶宮時代」を生きる「深層の精神意識」(霊性、深層心理)を体感体得していくわけです。



≪「友愛精神」って何?≫

ところで「友愛精神」って何でしょう?

当サイトでは、これまで「友愛精神」(和、絆、民度)としてご紹介してまいりました。

今回はさらに「人類愛」を加えて核心に迫ります。

しかし、博愛や友愛精神また人類愛といったように「愛」がつくと、日本人こと大和民族は、とたんに正しい理解ができにくくなります。

なぜなら、もとから日本にあった言葉(概念)ではないためです。

このことは後日、述べることがあるかもしれませんが、ここで「宝瓶宮時代」と「人類愛」について記された一文をご紹介しておきます。

少々長いので、次の項でご高覧ください。

分かるようで正しいご理解が難しいのが、博愛(友愛)もそうですが、「友愛精神」です。

「宝瓶宮時代を生きる星講座」で述べることになりますが、まずは「水星編」で漸次、意識化や知識化、またご認識を深めて、宝瓶宮時代の「友愛精神」をいっそう分かっていただきたいと存じます。



≪『ホロスコープ入門』より引用≫

以下は、ルル・ラブア著『ホロスコープ入門』からの抜粋です。


―― 現在、世界は「宝瓶宮時代」(アクエリアン・エイジ)に突入しているといわれています。
「アクエリアン・エイジ」とはプラトンの時代から提唱されていた宇宙的周期のことで、この時代には地上のすべての悪が一掃され、世界に平和と人類愛がよみがえってくるといわれています。

また、この時代には過去の英知の学問が復活し、今までの一切の思想や観念や宗教、また国籍や人種の差異に影響されない、水晶(クリスタル)のように透明な精神を持った新人類が現れてくるといわれています。

物質主義から精神主義へと転換しはじめた人類の未来がどのように展開するのかまだ予測もつかない状態ですが、占星学(アストロロジー)こそ“復活した過去の学問”といえますし、宝瓶宮時代に今、生きるあなたに、この本は必ず良き啓示を与えるでしょう。 ――

『ホロスコープ入門』ルル・ラブア著 (PLAY BOOKS 青春出版社)より


いかがでしょう? 1か所だけ誤解を与えかねないのは、「宝瓶宮時代」というのは「プラトン月」(グレート・マンス)のことで、プラトンが活きた古代ギリシャ時代からの言葉に間違いはありません。

ただし、このことを発見したのはプラトンではなく、古代ギリシャの数学者で天文学者の「ヒッパルコス」(BC190年頃 - BC120年頃)になっています。



≪問題は「愛」の概念≫

友愛精神を「和、絆、民度」と注釈するとき、ご理解はさほど難しくはないでしょう。

「和も、絆も、民度」も、日本人の得意分野なので、すぐにご納得できるためです。

ところが、博愛(友愛)もそうですが宝瓶宮時代の「人類愛」といった注釈が加わると、逆にご理解が難しくなるのが日本人です。

もっとも、大和民族にかぎりませんが、近隣諸国をふくめて「愛」のとらえかたに、どうしても“感情”や“情感”また“情動”がかかわってくるからです。

このことが、「友愛精神」(人類愛)のご理解が必要になってくる「深層の精神意識」の変革に向けて、高いハードルとなっているといえます。

「情感サイン(宮)」(蟹、蠍、魚)を“民族性”にもつ日本人をはじめ近隣諸国ではしかたがありません。

それはそうなのですが、宝瓶宮時代を“生き抜く”には、「友愛精神」の正しいご理解がなければ方向性がみえないでしょう。










「星講座」パイロット版
2021.12.30
 
宝瓶宮時代を生きる星講座
― パイロット版:水星編-水瓶宮 ―



◆「次元上昇した宝瓶宮時代の生き方と星の新解釈」



「宝瓶宮時代を生きる星講座」のご案内です。

水星の「水瓶宮」入宮にともなうタイムリーな「星講座」の「パイロット版」をアップいたします。

単発の講座です。

「宝瓶宮時代を生き抜くため」の貴重なアドバイスや次元上昇した象意の解説など、他にない内容がメインになります。



≪当記事は「パイロット版」です≫

「宝瓶宮時代を生きる星講座」は、「水星編-水瓶宮」を2月1日前後にお届けいたします。

トランシット(運行)の「水星」が、各サイン(宮)に入宮するさいの講座で、ホロスコープを一回りした1年後は、次の「金星編」を開催予定です。

「水星」は、2022年1月2日に「水瓶宮」に入宮します。

その後、逆行によって山羊宮に戻ったあと、再入(正式入宮)は、2月15日です。

そこで、「パイロット版」として「星講座」水星-水瓶宮のご紹介を行ないます。

1月2日に「水瓶宮」に入宮し、26日に山羊宮に戻り、2月15日に再び「水瓶宮」に入宮する水星のトランシット(運行)ゆえに、「水星編-水瓶宮」のご受講お申込みは26日午前中までになります。

その後、2月1日前後にメールにてごお申込みのかたに配信いたします。



≪なぜ「水星編」と「金星編」か≫

「宝瓶宮時代を生きる星講座」は、「水星編」の12サイン(宮)の各講座と、それらをベースにした「金星編」の12サイン(宮)の各講座を予定しています。

単発でのご受講お申し込みとメール配信です。

なぜ「水星」と「金星」なのか、次の2つの理由からです。

一つは、地球の「内惑星」だからです。

内惑星の「金星」「水星」「太陽」は、個人の内面性を象わすためです。

すでに、今年2021年12月に正式に影響圏入りした重要なデレクション「深層の精神意識」にかかわる内面的な象意をもつからです。

もう一つの理由は、深層の「精神意識の変革のデレクション」がもたらす「宝瓶宮時代の実際的なスタート」が、「水瓶宮」にかかわるためです。

「水星」と「金星」は、水瓶宮と同じ「友愛サイン(宮)「双子宮」と「天秤宮」の共鳴星だからです。

「友愛サイン(宮)」は、占星術でいう“風グループ”になります。

「共鳴星」は“支配星”のことで、「双子宮」と「天秤宮」は「水瓶宮」とスムーズな象意の関係性を結ぶサイン(宮)になっています。



≪フレキシブルな単発講座≫

「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星編)は、平均して月1回の割合で12回の開催です。

単発なので、希望のサイン(宮)をチョイスしてご受講できます。

開催時期は、地球から見た「水星」の動きによって異なり、時期や間隔が異なります。

水星の動きが早いときは、次のサイン(宮)への間隔が短く、半月程度の場合がある一方で、逆行があれば、次のサイン(宮)への間隔は長くなり、2か月以上開くときがあります。

講座開催の時期やお申込みの締め切りは、「今週の運勢」ページなどでもお知らせしていく予定です。

いずれにしても、単発の講座なので、お好きなときにフレキシブルに自由にお申し込みいただけます。

ちなみに、来年20212年は3回の逆行があります。

その際は70日間ほど間隔が開きます。

たとえば、1月2日に「水瓶宮」に入宮した水星は、逆行に転じるために、次「魚宮」への入宮は、3月10日になります。

「水星編-魚宮」はこの前後の開催予定です。



≪「水星編」の主な内容≫

「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星編)は、次のような内容で行ないます。

【1、「水瓶宮」に「水星」を持つ場合の解釈】

既存の“占星術”の吉凶解釈ではなく、次元上昇した「ホロスコープ」の解釈をお届けいたします。

【2、「水瓶宮」における「水星のデレクションの解説】

来年2022年「水瓶宮」をトランシットする「水星」がもたらす「星のデレクション」(運勢変化)をお届けいたします。
水星の場合、若い人を除いて、さほど強いデレクションとはなりません。

【3、宝瓶宮時代を生き抜く「知識」や「認識」また「とらえ方」水星編-水瓶宮】

「水星」は、個人的な“関係性”をもたらす星です。
トランシットするサイン(宮)に応じて、宝瓶宮時代を生き抜く「知識」や「認識」また「考え方」などをご紹介してまいります。

【4、「宝瓶宮時代を生きる星講座」独自のアドバイス】

「冥王星」が水瓶宮の影響圏をトランシットしはじめたことによる、今後、個々人が避けては通れない重要なディレクションの深層の「精神意識(霊性、深層心理)の変革」について、毎回、貴重なアドバイスをお届けいたします。

以上は、予定している主な内容です。

皆さまのご意見やご感想を反映しつつ、内容が変わっていく場合があります。

今後、漸次、現実化していく「深層の精神意識」の変革のデレクション(宇宙波動エネルギーの変化)を超えて、よりよく生き残れる方向でお届けする予定です。



≪参加方法とお申し込み≫

「宝瓶宮時代を生きる星講座」(水星編-水瓶宮)は、正式入宮の半月ほど前、2月1日前後にメール配信の予定です。

「水星」は、1月2日にいったん水瓶宮に入宮したあと、14日に水瓶宮10度で逆行に転じて26日に山羊宮に戻ったあと、2月15日に再入宮します。

第2回「水星編-魚宮」は、魚宮入宮の翌3月10日前後です。

いずれも、各サイン(宮)への入宮の7日~5日ほど前が締切り予定です。

講座お申込みフォーム」」から、それまでにお申し込みいただけます。

ご受講は1回7,500円(税込)です。

ご入金をもって正式のお申し込みとさせていただきます。

「宝瓶宮時代」が進んだ将来になるほど、有益で役立つ講座内容になっています。


※メールなので何度でも読み返しが可能です。

後日「バックナンバー」をご希望の場合、個人向けに再作業が必要なために申し訳ありませんが1サイン(宮)1万円(税込)で承らせていただきます。










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